JPH11134783A - ターンテーブルの回転制御方法 - Google Patents
ターンテーブルの回転制御方法Info
- Publication number
- JPH11134783A JPH11134783A JP9298657A JP29865797A JPH11134783A JP H11134783 A JPH11134783 A JP H11134783A JP 9298657 A JP9298657 A JP 9298657A JP 29865797 A JP29865797 A JP 29865797A JP H11134783 A JPH11134783 A JP H11134783A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- balancer
- rotation
- speed
- rotation speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/32—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
- F16F15/36—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved
- F16F15/363—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved using rolling bodies, e.g. balls free to move in a circumferential direction
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
- G11B19/2027—Turntables or rotors incorporating balancing means; Means for detecting imbalance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ディスク装置の再生スイッチをオンすると、
まず、ステップＳ１においてターンテーブルが低速で回
転され、バランサが低速回転時の最適位置に固定され
る。バランサが固定されると、ステップＳ２においてト
ラッキングオフセット等の自動調整が行われる。自動調
整が完了すると、ステップＳ３においてターンテーブル
が減速される。そして、ステップＳ４においてターンテ
ーブルの回転数がバランサの固定が解除される回転数に
なったと判断されると、ステップＳ４においてターンテ
ーブルが高速で回転され、バランサが高速回転時の最適
位置に固定される。 【効果】 低速回転から高速回転に移行した場合でも、
高速回転時のターンテーブルの振動を十分に抑制でき
る。
まず、ステップＳ１においてターンテーブルが低速で回
転され、バランサが低速回転時の最適位置に固定され
る。バランサが固定されると、ステップＳ２においてト
ラッキングオフセット等の自動調整が行われる。自動調
整が完了すると、ステップＳ３においてターンテーブル
が減速される。そして、ステップＳ４においてターンテ
ーブルの回転数がバランサの固定が解除される回転数に
なったと判断されると、ステップＳ４においてターンテ
ーブルが高速で回転され、バランサが高速回転時の最適
位置に固定される。 【効果】 低速回転から高速回転に移行した場合でも、
高速回転時のターンテーブルの振動を十分に抑制でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はターンテーブルの回転
制御方法に関し、特にたとえば振動抑制機能を有するタ
ーンテーブルの回転制御方法に関する。
制御方法に関し、特にたとえば振動抑制機能を有するタ
ーンテーブルの回転制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】本願出願人は、実願平９−６２４０号に
おいて振動抑制機能を有するターンテーブルの一例を開
示している。このターンテーブルでは、本体の回転中心
と同軸に形成された環状の空部内にバランサが収容さ
れ、ディスクの再生時には、ターンテーブルの偏重心に
応じてバランサが所定位置に自動固定されることによっ
てターンテーブルの回転バランスが保持され、振動が抑
制される。
おいて振動抑制機能を有するターンテーブルの一例を開
示している。このターンテーブルでは、本体の回転中心
と同軸に形成された環状の空部内にバランサが収容さ
れ、ディスクの再生時には、ターンテーブルの偏重心に
応じてバランサが所定位置に自動固定されることによっ
てターンテーブルの回転バランスが保持され、振動が抑
制される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のターンテーブル
において、バランサの最適位置はターンテーブルの回転
数によって異なり、一方、一旦固定されたバランサはタ
ーンテーブルの回転数を変化させても容易には移動しな
い。そのため、たとえばターンテーブルを４倍速回転の
後に３２倍速回転する場合には、４倍速回転での最適位
置にバランサが固定された状態のまま３２倍速回転する
こととなり、３２倍速回転時の振動を十分に抑制できな
かった。
において、バランサの最適位置はターンテーブルの回転
数によって異なり、一方、一旦固定されたバランサはタ
ーンテーブルの回転数を変化させても容易には移動しな
い。そのため、たとえばターンテーブルを４倍速回転の
後に３２倍速回転する場合には、４倍速回転での最適位
置にバランサが固定された状態のまま３２倍速回転する
こととなり、３２倍速回転時の振動を十分に抑制できな
かった。
【０００４】それゆえに、この発明の主たる目的は、タ
ーンテーブルの回転数を変化させても各回転数における
振動を十分に抑制できる、ターンテーブルの回転制御方
法を提供することである。
ーンテーブルの回転数を変化させても各回転数における
振動を十分に抑制できる、ターンテーブルの回転制御方
法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、光ディス
クが載置される本体と、本体の回転中心と同軸に形成さ
れる環状の空部と、空部内に移動可能に収容されるバラ
ンサとを含むターンテーブルの回転制御方法であって、
ターンテーブルを第１の回転数で回転してバランサを空
部の第１の位置に固定するステップ、ターンテーブルを
第１の回転数よりも遅い第２の回転数で回転してバラン
サの固定を解除するステップ、およびターンテーブルを
第１の回転数よりも速い第３の回転数で回転してバラン
サを空部の第２の位置に固定するステップを含む、ター
ンテーブルの回転制御方法である。
クが載置される本体と、本体の回転中心と同軸に形成さ
れる環状の空部と、空部内に移動可能に収容されるバラ
ンサとを含むターンテーブルの回転制御方法であって、
ターンテーブルを第１の回転数で回転してバランサを空
部の第１の位置に固定するステップ、ターンテーブルを
第１の回転数よりも遅い第２の回転数で回転してバラン
サの固定を解除するステップ、およびターンテーブルを
第１の回転数よりも速い第３の回転数で回転してバラン
サを空部の第２の位置に固定するステップを含む、ター
ンテーブルの回転制御方法である。
【０００６】第２の発明は、光ディスクが載置される本
体と、本体の回転中心と同軸に形成される環状の空部
と、空部内に移動可能に収容されるバランサとを含むタ
ーンテーブルの回転制御方法であって、ターンテーブル
を第１の回転数で回転してバランサを空部の所定位置に
固定するステップ、およびターンテーブルをバランサの
固定が解除される第２の回転数よりも早くかつ第１の回
転数よりも遅い第３の回転数で回転するステップを含
む、ターンテーブルの回転制御方法である。
体と、本体の回転中心と同軸に形成される環状の空部
と、空部内に移動可能に収容されるバランサとを含むタ
ーンテーブルの回転制御方法であって、ターンテーブル
を第１の回転数で回転してバランサを空部の所定位置に
固定するステップ、およびターンテーブルをバランサの
固定が解除される第２の回転数よりも早くかつ第１の回
転数よりも遅い第３の回転数で回転するステップを含
む、ターンテーブルの回転制御方法である。
【０００７】
【作用】第１の発明では、ターンテーブルを第１の回転
数で回転してバランサを第１の回転数での最適位置に固
定する。そして、ターンテーブルを第１の回転数よりも
遅い第２の回転数で回転してバランサの固定を解除した
後、ターンテーブルを第１の回転数よりも速い第３の回
転数で回転して第３の回転数での最適位置にバランサを
固定する。したがって、第１の回転数および第３の回転
数のそれぞれにおいてターンテーブルの回転バランスを
保持できる。
数で回転してバランサを第１の回転数での最適位置に固
定する。そして、ターンテーブルを第１の回転数よりも
遅い第２の回転数で回転してバランサの固定を解除した
後、ターンテーブルを第１の回転数よりも速い第３の回
転数で回転して第３の回転数での最適位置にバランサを
固定する。したがって、第１の回転数および第３の回転
数のそれぞれにおいてターンテーブルの回転バランスを
保持できる。
【０００８】第２の発明では、ターンテーブルを第１の
回転数で回転してバランサを固定した後、ターンテーブ
ルを第１の回転数よりも遅い第３の回転数で回転する。
第１の回転数における最適位置にバランサを固定した状
態では、第１の回転数より遅い第３の回転数でもターン
テーブルの振動は生じない。
回転数で回転してバランサを固定した後、ターンテーブ
ルを第１の回転数よりも遅い第３の回転数で回転する。
第１の回転数における最適位置にバランサを固定した状
態では、第１の回転数より遅い第３の回転数でもターン
テーブルの振動は生じない。
【０００９】
【発明の効果】第１および第２の発明によれば、ターン
テーブルの回転数を変化させても各回転数における振動
を十分に抑制できる。この発明の上述の目的，その他の
目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
テーブルの回転数を変化させても各回転数における振動
を十分に抑制できる。この発明の上述の目的，その他の
目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実
施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【００１０】
【実施例】図１に示すこの実施例のターンテーブルの回
転制御方法は、たとえば図２に示すようなディスク装置
１０に適用される。ディスク装置１０は、光ディスク１
２が載置されるターンテーブル１４を含む。ターンテー
ブル１４は、図３および図４からよくわかるように、光
ディスク１２が載置される本体１６を含み、本体１６の
中央部には回転軸１８が形成される。また、回転軸１８
の周囲には、回転軸１８と同軸に環状の空部２０が形成
され、空部２０には、球状のバランサ２２が移動可能に
収容される。ただし、バランサ２２の形状は円柱状等で
あってもよく、その数は２個以上であってもよい。そし
て、空部２０の上部には、回転軸１８を挿通する孔２４
を有する蓋体２６が装着される。なお、ターンテーブル
１４としては、本願出願人が実願平９−６２４０号にお
いて開示したものをそのまま用いることができる。
転制御方法は、たとえば図２に示すようなディスク装置
１０に適用される。ディスク装置１０は、光ディスク１
２が載置されるターンテーブル１４を含む。ターンテー
ブル１４は、図３および図４からよくわかるように、光
ディスク１２が載置される本体１６を含み、本体１６の
中央部には回転軸１８が形成される。また、回転軸１８
の周囲には、回転軸１８と同軸に環状の空部２０が形成
され、空部２０には、球状のバランサ２２が移動可能に
収容される。ただし、バランサ２２の形状は円柱状等で
あってもよく、その数は２個以上であってもよい。そし
て、空部２０の上部には、回転軸１８を挿通する孔２４
を有する蓋体２６が装着される。なお、ターンテーブル
１４としては、本願出願人が実願平９−６２４０号にお
いて開示したものをそのまま用いることができる。
【００１１】図２に戻って、ターンテーブル１４の回転
軸１８にはモータ２８が接続され、モータ２８にはサー
ボ回路３０が接続される。また、サーボ回路３０にはマ
イコン３２およびピックアップ３４が接続され、マイコ
ン３２にはインタフェースケーブル３６を介してホスト
コンピュータ３８が接続される。さらに、ピックアップ
３４とマイコン３２とがＤＳＰ(Digital Signal Proces
sor)４０を介して接続される。
軸１８にはモータ２８が接続され、モータ２８にはサー
ボ回路３０が接続される。また、サーボ回路３０にはマ
イコン３２およびピックアップ３４が接続され、マイコ
ン３２にはインタフェースケーブル３６を介してホスト
コンピュータ３８が接続される。さらに、ピックアップ
３４とマイコン３２とがＤＳＰ(Digital Signal Proces
sor)４０を介して接続される。
【００１２】したがって、ホストコンピュータ３８から
の再生，停止，ＦＦ（Fast Forward），ＦＲ（Fast Rev
erse）およびシークなどのモードを指定するコントロー
ルデータがマイコン３２に与えられ、これらのデータに
基づいてマイコン３２がサーボ回路３０を制御して、ピ
ックアップ３４のフォーカスサーボおよびトラッキング
サーボならびにターンテーブル１４の回転数等が制御さ
れる。また、ピックアップ３４によって読み取られた再
生データがＤＳＰ(Digital Signal Processor)４０に与
えられ、ＥＦＭ復調，同期分離および誤り訂正等の処理
がなされた後、マイコン３２およびインタフェースケー
ブル３６を介してホストコンピュータ３８に与えられ
る。
の再生，停止，ＦＦ（Fast Forward），ＦＲ（Fast Rev
erse）およびシークなどのモードを指定するコントロー
ルデータがマイコン３２に与えられ、これらのデータに
基づいてマイコン３２がサーボ回路３０を制御して、ピ
ックアップ３４のフォーカスサーボおよびトラッキング
サーボならびにターンテーブル１４の回転数等が制御さ
れる。また、ピックアップ３４によって読み取られた再
生データがＤＳＰ(Digital Signal Processor)４０に与
えられ、ＥＦＭ復調，同期分離および誤り訂正等の処理
がなされた後、マイコン３２およびインタフェースケー
ブル３６を介してホストコンピュータ３８に与えられ
る。
【００１３】以下には、図１のフロー図に従って、マイ
コン３２によるターンテーブル１４の回転数制御動作に
ついて説明する。ターンテーブル１４が停止した状態
（バランサ２２がフリーな状態）で再生スイッチをオン
すると、まず、ステップＳ１においてターンテーブル１
４が低速で回転される。すると、ターンテーブル１４の
回転軸１８がディスク１２およびターンテーブル１４の
偏重心方向に振られ、バランサ２２が偏重心方向とは反
対の方向に移動して固定される。すなわち、低速時の最
適位置にバランサ２２が固定され、回転バランスが保持
される。バランサ２２が固定されるのに十分な時間が経
過すると、ステップＳ２においてトラッキングオフセッ
トやトラッキングゲイン等の自動調整が行われる。自動
調整が完了すると、ステップＳ３においてターンテーブ
ル１４が減速され、ステップＳ４においてターンテーブ
ル１４の回転数がバランサ２２の固定状態が解除される
所定の回転数（固定解除回転数）になったか否かが判断
される。ステップＳ４において“ＹＥＳ”と判断される
と、ステップＳ５においてターンテーブル１４が一気に
加速されて高速で回転され、高速回転時の最適位置にバ
ランサ２２が固定される。一方、ステップＳ４において
“ＮＯ”と判断されると、ステップＳ３に戻ってターン
テーブル１４がさらに減速される。
コン３２によるターンテーブル１４の回転数制御動作に
ついて説明する。ターンテーブル１４が停止した状態
（バランサ２２がフリーな状態）で再生スイッチをオン
すると、まず、ステップＳ１においてターンテーブル１
４が低速で回転される。すると、ターンテーブル１４の
回転軸１８がディスク１２およびターンテーブル１４の
偏重心方向に振られ、バランサ２２が偏重心方向とは反
対の方向に移動して固定される。すなわち、低速時の最
適位置にバランサ２２が固定され、回転バランスが保持
される。バランサ２２が固定されるのに十分な時間が経
過すると、ステップＳ２においてトラッキングオフセッ
トやトラッキングゲイン等の自動調整が行われる。自動
調整が完了すると、ステップＳ３においてターンテーブ
ル１４が減速され、ステップＳ４においてターンテーブ
ル１４の回転数がバランサ２２の固定状態が解除される
所定の回転数（固定解除回転数）になったか否かが判断
される。ステップＳ４において“ＹＥＳ”と判断される
と、ステップＳ５においてターンテーブル１４が一気に
加速されて高速で回転され、高速回転時の最適位置にバ
ランサ２２が固定される。一方、ステップＳ４において
“ＮＯ”と判断されると、ステップＳ３に戻ってターン
テーブル１４がさらに減速される。
【００１４】この実施例によれば、低速回転時および高
速回転時のそれぞれにおいてバランサ２２を最適位置に
固定できるので、低速回転から高速回転に移行した場合
でもターンテーブル１４の回転バランスを保持でき、高
速回転時の振動を十分に抑制できる。他の実施例のター
ンテーブルの回転数制御方法では、図５のフロー図に示
すように、マイコン３２によってターンテーブル１４の
回転数が制御される。すなわち、ターンテーブル１４が
停止した状態（バランサ２２がフリーな状態）で再生ス
イッチをオンすると、まず、ステップＳ１においてター
ンテーブル１４が一気に加速されて高速（たとえば３２
倍速）で回転される。すると、バランサ２２がターンテ
ーブル１４およびディスク１２の偏重心に応じた所定位
置に固定され、ターンテーブル１４およびディスク１２
の回転バランスが保持される。バランサ２２が所定位置
に固定されるのに十分な時間が経過すると、ステップＳ
２においてターンテーブル１４が減速（たとえば４倍
速）され、ステップＳ３においてターンテーブル１４の
回転数が自動調整可能な回転数（自動調整可能回転数）
になったか否かが判断される。ステップＳ３において
“ＹＥＳ”と判断されると、ステップＳ４においてトラ
ッキングオフセットやトラッキングゲイン等の自動調整
が行われ、ステップＳ５においてターンテーブル１４が
所定の回転数で回転される。自動調整時（ステップＳ
４）には、バランサ２２が高速回転時の最適位置（ステ
ップＳ１）に固定されているが、ターンテーブル１４の
回転速度が遅いので振動は生じない。一方、ステップＳ
３において“ＮＯ”と判断されると、ステップＳ２に戻
ってターンテーブル１４がさらに減速される。
速回転時のそれぞれにおいてバランサ２２を最適位置に
固定できるので、低速回転から高速回転に移行した場合
でもターンテーブル１４の回転バランスを保持でき、高
速回転時の振動を十分に抑制できる。他の実施例のター
ンテーブルの回転数制御方法では、図５のフロー図に示
すように、マイコン３２によってターンテーブル１４の
回転数が制御される。すなわち、ターンテーブル１４が
停止した状態（バランサ２２がフリーな状態）で再生ス
イッチをオンすると、まず、ステップＳ１においてター
ンテーブル１４が一気に加速されて高速（たとえば３２
倍速）で回転される。すると、バランサ２２がターンテ
ーブル１４およびディスク１２の偏重心に応じた所定位
置に固定され、ターンテーブル１４およびディスク１２
の回転バランスが保持される。バランサ２２が所定位置
に固定されるのに十分な時間が経過すると、ステップＳ
２においてターンテーブル１４が減速（たとえば４倍
速）され、ステップＳ３においてターンテーブル１４の
回転数が自動調整可能な回転数（自動調整可能回転数）
になったか否かが判断される。ステップＳ３において
“ＹＥＳ”と判断されると、ステップＳ４においてトラ
ッキングオフセットやトラッキングゲイン等の自動調整
が行われ、ステップＳ５においてターンテーブル１４が
所定の回転数で回転される。自動調整時（ステップＳ
４）には、バランサ２２が高速回転時の最適位置（ステ
ップＳ１）に固定されているが、ターンテーブル１４の
回転速度が遅いので振動は生じない。一方、ステップＳ
３において“ＮＯ”と判断されると、ステップＳ２に戻
ってターンテーブル１４がさらに減速される。
【００１５】この実施例によれば、バランサ２２を予め
高速回転時の最適位置に固定するようにしているので、
その後にターンテーブル１４の回転数を変化させても、
各回転数においてターンテーブル１４の振動を十分に抑
制できる。
高速回転時の最適位置に固定するようにしているので、
その後にターンテーブル１４の回転数を変化させても、
各回転数においてターンテーブル１４の振動を十分に抑
制できる。
【図１】この発明の一実施例を示すフロー図である。
【図２】図１実施例が適用されるディスク装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】ターンテーブルを示す断面図である。
【図４】ターンテーブルを示す斜視図である。
【図５】他の実施例を示すフロー図である。
１０ …ディスク装置 １２ …ディスク １４ …ターンテーブル ２８ …モータ ３０ …サーボ回路 ３２ …マイコン ３４ …ピックアップ ３８ …ホストコンピュータ ４０ …ＤＳＰ
Claims (2)
- 【請求項１】光ディスクが載置される本体と、前記本体
の回転中心と同軸に形成される環状の空部と、前記空部
内に移動可能に収容されるバランサとを含むターンテー
ブルの回転制御方法であって、 前記ターンテーブルを第１の回転数で回転して前記バラ
ンサを前記空部の第１の位置に固定するステップ、 前記ターンテーブルを前記第１の回転数よりも遅い第２
の回転数で回転して前記バランサの固定を解除するステ
ップ、および前記ターンテーブルを前記第１の回転数よ
りも速い第３の回転数で回転して前記バランサを前記空
部の第２の位置に固定するステップを含む、ターンテー
ブルの回転制御方法。 - 【請求項２】光ディスクが載置される本体と、前記本体
の回転中心と同軸に形成される環状の空部と、前記空部
内に移動可能に収容されるバランサとを含むターンテー
ブルの回転制御方法であって、 前記ターンテーブルを第１の回転数で回転して前記バラ
ンサを前記空部の所定位置に固定するステップ、および
前記ターンテーブルを前記バランサの固定が解除される
第２の回転数よりも早くかつ前記第１の回転数よりも遅
い第３の回転数で回転するステップを含む、ターンテー
ブルの回転制御方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9298657A JPH11134783A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | ターンテーブルの回転制御方法 |
| US09/174,778 US6252841B1 (en) | 1997-10-30 | 1998-10-19 | Optical disc apparatus and method for controlling turntable rotation |
| TW087117621A TW378317B (en) | 1997-10-30 | 1998-10-23 | Optical disc apparatus and method for controlling turntable rotation |
| CNB981214630A CN1134000C (zh) | 1997-10-30 | 1998-10-30 | 光盘装置及控制转盘旋转的方法 |
| US09/699,911 US6392983B1 (en) | 1997-10-30 | 2000-10-30 | Optical disc apparatus and method for controlling turntable rotation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9298657A JPH11134783A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | ターンテーブルの回転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134783A true JPH11134783A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17862583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9298657A Withdrawn JPH11134783A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | ターンテーブルの回転制御方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6252841B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11134783A (ja) |
| CN (1) | CN1134000C (ja) |
| TW (1) | TW378317B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6580186B1 (en) * | 1999-08-06 | 2003-06-17 | Ricoh Company, Ltd. | Balance correcting method for a high-speed rotatable body, a dynamic pressure bearing, and an optical scanning apparatus utilizing the dynamic pressure bearing |
| US6430144B1 (en) * | 2000-05-16 | 2002-08-06 | Lite-On It Corporation | Control method of auto-balancing system of optical disk drive |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1471706A (en) * | 1974-10-30 | 1977-04-27 | Chrysler Uk | Balancing rotors |
| US4075909A (en) * | 1976-01-29 | 1978-02-28 | Deakin James E | Automatic shaft balancer |
| JPS5720915A (en) * | 1980-07-15 | 1982-02-03 | Nec Corp | Rotor for rotary magnetic head |
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