JPH05231189A - スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法 - Google Patents

スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法

Info

Publication number
JPH05231189A
JPH05231189A JP7342592A JP7342592A JPH05231189A JP H05231189 A JPH05231189 A JP H05231189A JP 7342592 A JP7342592 A JP 7342592A JP 7342592 A JP7342592 A JP 7342592A JP H05231189 A JPH05231189 A JP H05231189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
valve
return spring
throttle valve
step motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7342592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanehiro Fukaya
金広 深谷
Sunao Kitamura
直 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP7342592A priority Critical patent/JPH05231189A/ja
Publication of JPH05231189A publication Critical patent/JPH05231189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットル開度制御装置におけるスロットル
バルブのリターンスプリングの破損をチェックする。 【構成】 スロットルバルブ4をリターン方向へ付勢す
るリターンスプリング9と、バルブ4のシャフト6に歯
車伝達機構を介して連結されたステップモータ10と、
モータ10の駆動を制御する制御回路5と、バルブ4の
スロットル開度を検出するスロットルセンサ7とを備
え、バルブ4のスロットル開度をモータ10にて制御す
る装置において、モータ10を正転させた後反転させる
ことによりバルブ4の実際の反転角度を求め、その実際
の反転角度を反転すべき角度と比較することにより、前
記歯車伝達機構のバックラッシュに対応するヒステリシ
スの有無を判断して、リターンスプリング9の折損をチ
ェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のエンジンのス
ロットルバルブの開閉制御を電子制御によって行うよう
にしたスロットル開度制御装置において、スロットルバ
ルブを常にはリターン方向へ付勢するリターンスプリン
グの破損をチェックする、スロットルバルブのリターン
スプリング折損チェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等のエンジンのスロットル開度制御
装置には、例えば「内燃機関(VOL.28/NUMBER 352)」
(株式会社山海堂、1989年2月発行)における第54頁
〜第56頁の「技術解説…トラクションコントロール用
スロットルボデー」の欄にて開示されたものがある。こ
の文献のトラクションコントロール用スロットルボデー
は、スロットルボアの下流側に、ドライバーのアクセル
ペダル操作で作動するメインバルブを設け、その上流側
に、ステップモータによって駆動されるトラクションコ
ントロール(以下、TRCとも略す)用のサブバルブが
設けてある。サブバルブはギヤを介してステップモータ
と連結しつつ、リターンスプリングの作用により、通常
時、全開状態を維持する。TRC作動時は、ステップモ
ータの駆動力によりサブバルブが閉じ、エンジン出力を
所定量に低下するよう制御する。また、サブバルブの作
動は、スロットルセンサによってチェックするととも
に、万一、ステップモータが故障しても、モータへの通
電を切ることにより、サブバルブは全開に復帰し、アク
セル操作に従ったメインバルブの作動により、通常走行
が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置による
と、前記ステップモータの故障時あるいはTRC非作動
時には、サブバルブをリターンスプリングによって全開
位置に維持させることにより、アクセル操作に従ったメ
インバルブ作動による通常の車両走行に、支障はない。
また、前記リターンスプリングが折損した場合でも、ス
テップモータ及びTRC作動が正常でありさえすれば、
ほとんど支障無くTRC作動が働く。したがって、リタ
ーンスプリングが折損した状態で走行しているうちに、
ステップモータ及びTRC作動に異常が発生すると、前
記リターンスプリングによるフェイルセーフ機構が働か
ない可能性がある。
【0004】そこで本発明は、前記した問題点に鑑み提
案されたものであり、その目的はスロットル開度制御装
置におけるスロットルバルブのリターンスプリングの破
損をチェックする、スロットルバルブのリターンスプリ
ング折損チェック方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の請求項1記載の、スロットルバルブのリターンスプ
リング折損チェック方法は、エンジンの吸気通路を開閉
するスロットルバルブと、このスロットルバルブを常に
はリターン方向へ付勢するリターンスプリングと、前記
スロットルバルブのスロットルシャフトに歯車伝達機構
を介して連結されたステップモータと、前記ステップモ
ータの駆動を制御する制御回路と、前記スロットルバル
ブのスロットル開度を検出するスロットルセンサとを備
え、スロットルバルブのスロットル開度をステップモー
タにて制御するスロットル開度制御装置において、前記
ステップモータを正転させた後反転させることによりス
ロットルバルブの実際の反転角度を求め、その実際の反
転角度を反転すべき角度と比較することにより、前記歯
車伝達機構のバックラッシュに対応するヒステリシスの
有無を判断して、前記リターンスプリングの折損をチェ
ックする。また本発明の請求項2記載の、スロットルバ
ルブのリターンスプリング折損チェック方法は、エンジ
ンの吸気通路を開閉するスロットルバルブと、このスロ
ットルバルブを常にはリターン方向へ付勢するリターン
スプリングと、前記スロットルバルブのスロットルシャ
フトに歯車伝達機構を介して連結されたステップモータ
と、前記ステップモータの駆動を制御する制御回路と、
前記スロットルバルブのスロットル開度を検出するスロ
ットルセンサとを備え、スロットルバルブのスロットル
開度をステップモータにて制御するスロットル開度制御
装置において、前記ステップモータを正転させた後その
モータへの通電をカットさせ、スロットルバルブがリタ
ーン位置に復帰したか否かを判断して、前記リターンス
プリングの折損をチェックする。
【0006】
【作用】本発明の請求項1記載のチェック方法において
は、ステップモータの正転後の反転によるスロットルバ
ルブの実際の反転角度と反転すべき角度と比較して、歯
車伝達機構のバックラッシュに対応するヒステリシスの
無いことが確認される場合は、リターンスプリングは正
常であると判断される。しかし、前記スロットルバルブ
の実際の反転角度と反転すべき角度と比較して前記バッ
クラッシュに対応するヒステリシスの有ることが確認さ
れた場合には、リターンスプリングが折損したものと判
断される。また、本発明の請求項2記載のチェック方法
においては、ステップモータの正転後の通電カット時に
おいて、スロットルバルブがリターン位置へ復帰したこ
とが確認できる場合は、リターンスプリングは正常であ
ると判断される。しかし、ステップモータの正転後の通
電カット時において、スロットルバルブがリターン位置
へ復帰したことが確認できなかった場合には、リターン
スプリングが折損したものと判断される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。 〔実施例1〕本例では、スロットル開度制御装置として
トラクションコントロール(以下、TRCとも略す)用
スロットルボデーをとり挙げることにする。このスロッ
トルボデーは、前記従来例のトラクションコントロール
(以下、TRCとも略す)用スロットルボデーとほぼ同
一構成をなしているもので、その断面図が図1に示され
ている。図1において、内燃機関の吸気系に配置される
ボデー本体1には、吸気通路2を開閉することでエンジ
ンの吸気量を調整するメインバルブ3を主体とするメイ
ンバルブ系と、その上流に位置するTRC用のサブバル
ブ4を主体とするサブバルブ系とが配置されている。
【0008】メインバルブ系において、メインバルブ3
を固定したスロットルシャフト30の両端部はボデー本
体1に回動可能に支持されている。スロットルシャフト
30の一端部(図示右端部)にはスロットルレバー31
が取り付けられている。スロットルレバー31には、車
両の運転席のフロア上のアクセルペダルに連係したアク
セルワイヤ(図示省略)の先端部が接続されている。ま
たこのレバー31とボデー本体1との間には、メインバ
ルブ3を閉方向に付勢し常には全閉位置に保持するリタ
ーンスプリング32が配置されている。また、ボデー本
体1の側面(図示左側面)には、メインスロットルセン
サ33が設けられている。このスロットルセンサ33
は、スロットルシャフト30の回動量からメインバルブ
3の開度を検出し、その検出信号を電子制御ユニット
(ECUともいう)からなる制御回路5に入力する。
【0009】サブバルブ系において、サブバルブ4を固
定したスロットルシャフト6の両端部はボデー本体1に
回動可能に支持されている。ボデー本体1の側面(図示
右側面)にサブスロットルセンサ7が設けられている。
このスロットルセンサ7は、スロットルシャフト6の回
動量からサブバルブ4の開度を検出し、その検出信号を
前記制御回路5に入力する。なお、スロットルシャフト
6の端部(図示右端部)にはサブスロットルセンサ7の
検出子と係合するスロットルセンサ用レバー8が取り付
けられている。スロットルセンサ用レバー8とボデー本
体1との間にはサブバルブ4を開方向に付勢し常には全
開位置に保持するリターンスプリング9が配置されてい
る。
【0010】ボデー本体1の側面(図示左側面)にステ
ップモータ10が設けられている。ステップモータ10
の出力軸に出力ギヤ11が設けられ、スロットルシャフ
ト6にはその出力ギヤ11とかみ合う扇形ギヤ12が設
けられており、ステップモータ10とスロットルシャフ
ト6とが減速歯車伝達機構を介して連繋されている。こ
の歯車伝達機構には、バックラッシュ、とくにサブスロ
ットルセンサ7によって充分に検出することのできる量
のバックラッシュが設定されている。ステップモータ1
0は、前記制御回路5から発信される制御信号によりサ
ブバルブ4を開閉制御する。また制御回路5には、前記
スロットルセンサ7,33の信号や、その他のセンサ1
4の信号が入力される。このセンサ14は、例えば自動
車のスリップ検出センサであり、自動車の前輪と後輪
(駆動輪)との速度差からスリップを検出する。そして
制御回路5は、これらの検出信号に基づいてステップモ
ータ10に制御信号を出力する。
【0011】次に、前記TRC用スロットルボデーの制
御回路5により実行されるサブバルブ4のリターンスプ
リング破損チェックの処理について、図2のフローチャ
ートに基づいて詳述する。ステップ201で、自動車の
イグニッションスイッチ(IGと略す)がオンか否かが
判断される。IGがオンである場合にはステップ202
に進み、IGがオフのときはそのまま終了する。ステッ
プ202では、メインバルブ3のメインスロットルセン
サ33のアイドルスイッチがオンか否かが判断される。
そのアイドルスイッチがオンである場合にはステップ2
03に進み、そのスイッチがオフのときはそのまま終了
する。
【0012】ステップ203において、ステップモータ
10により、サブバルブ4を全開位置から閉じ方向へ、
所定ステップ数動かし(正転させ)、その時のサブスロ
ットルセンサ7のリニア出力値(開度出力値)θ1 を記
憶する。次に、ステップ204において、ステップモー
タ10によりサブバルブ4を開方向へ、歯車伝達機構の
バックラッシュ角度θB 分だけ動かし(反転させ)、そ
の時のサブスロットルセンサ7のリニア出力値θ2 を記
憶する。次に、ステップ205において、前記リニア出
力値θ1 からリニア出力値θ2を引き、その値の絶対値
がサブスロットルセンサ7の精度規格値Δθより大きい
か否かが判断される。なおサブスロットルセンサ7の精
度規格値Δθは、バックラッシュ角度θB より小さく、
同センサ7で最小計測可能な値である。
【0013】ステップ205の条件が満たされた場合
は、サブバルブ4がステップモータ10による反転すべ
き角度分、実際反転しているので、歯車伝達機構のバッ
クラッシュに対応するヒステリシスの無いことが確認さ
れる。この場合、リターンスプリング9は正常であり、
リターンスプリング折損なしとして判断できることによ
り、ステップ206を経由してステップ208へ進む。
ステップ208では、ステップモータ10により、サブ
バルブ4を全開方向へ動かし、その時のサブスロットル
センサ7のリニア出力値θ3 を記憶する。次に、ステッ
プ209において、前記リニア出力値θ3 から全開時の
サブスロットルセンサ7の規格値または記憶値θ0 を引
き、その値の絶対値が前記精度規格値Δθより小さいか
否かが判断される。ステップ209の条件が満たされた
場合は、サブバルブ4が全開位置に戻ったとして本フロ
ーチャートを終了する。またステップ209の条件が満
たされない場合は、サブバルブ4が全開位置にないとし
て再びステップ208に戻る。
【0014】しかし前記ステップ205の条件が満たさ
れない場合は、ステップモータ10の反転分から歯車伝
達機構のバックラッシュ角度分打ち消され、そのバック
ラッシュに対応するヒステリシスの有ることが確認され
る。この場合には、リターンスプリングが折損したもの
と判断できることにより、ステップ207においてダイ
アグコードを記憶した後、ステップ208へ進み、以降
ステップ208,209の処理を行う。なおダイアグコ
ードを記憶した場合、次回から本フローチャートは実行
しないものとする。
【0015】本例によれば、サブバルブ4のスロットル
シャフト6とステップモータ10とを連結する歯車伝達
機構のバックラッシュによるスロットル開度のヒステリ
シスを検知することで、リターンスプリング9の折損を
チェックすることができ、よってリターンスプリング9
が折損したときに、例えばステップモータ10でサブバ
ルブ4をリターン位置に戻すとか、ステップモータ10
による制御を全く行わないとかの対処をしたり、ドライ
バーに警告を促したりすることができる。
【0016】〔実施例2〕実施例2を説明する。なお本
例は、実施例1のフローチャートの変更例を示すもので
あるから、その変更部分について詳述し、TRC用スロ
ットルボデーについての重複する説明は省略する。本例
のフローチャートを示した図3において、ステップ30
1で、自動車のIGがオンである場合にはステップ30
2に進み、IGがオフのときはそのまま終了する。ステ
ップ302では、メインバルブ3のメインスロットルセ
ンサ33のアイドルスイッチがオンか否かが判断され
る。そのアイドルスイッチがオンである場合にステップ
303に進み、そのスイッチがオフのときはそのまま終
了する。
【0017】ステップ303において、ステップモータ
10により、サブバルブ4を全開位置から閉じ方向へ、
所定ステップ数動かす(正転させる)。次にステップ3
04において、ステップモータ10への通電をカットす
る。次にステップ305において、その時のサブスロッ
トルセンサ7のリニア出力値θ1 を記憶する。続いてス
テップ306において、前記リニア出力値θ2 から全閉
時のサブスロットルセンサ7の規格値または記憶値θ0
を引き、その値の絶対値がサブスロットルセンサ7の精
度規格値Δθより小さいか否かが判断される。
【0018】ステップ306の条件が満たされた場合
は、サブバルブ4がリターンスプリング9によって全開
位置(リターン位置)へ復帰したことが確認される。こ
の場合、リターンスプリング9は正常であり、リターン
スプリング折損なしとして判断できることにより、ステ
ップ307を経由して本フローチャートを終了する。
【0019】しかしステップ306の条件が満たされな
い場合は、サブバルブ4がリターンスプリング9によっ
て全開位置に復帰したことが確認できない。この場合に
は、リターンスプリングが折損したものと判断できるこ
とにより、ステップ308においてダイアグコードを記
憶した後、ステップ309へ進む。なおダイアグコード
を記憶した場合、次回から本フローチャートは実行しな
いものとする。そしてステップ309において、ステッ
プモータ10により、サブバルブ4を全開方向へ動か
し、その時(フェイルセーフモード時)のサブスロット
ルセンサ7のリニア出力値θ2 を記憶する。次に、ステ
ップ310において、前記リニア出力値θ2 から全開時
のサブスロットルセンサ7の規格値または記憶値θ0
引き、その値の絶対値が前記精度規格値Δθより小さい
か否かが判断される。ステップ310の条件が満たされ
た場合は、サブバルブ4が全開位置に戻ったとして本フ
ローチャートを終了する。またステップ310の条件が
満たされない場合は、サブバルブ4が全開位置にないと
して再びステップ309に戻る。
【0020】本例によれば、リターンスプリング9によ
るサブバルブ4のリターン位置への復帰をモニタするこ
とによって、リターンスプリング9の折損をチェックす
ることができ、実施例1と同様リターンスプリング9の
折損時の対処をすることが可能となる。なお本例の場
合、歯車伝達機構のバックラッシュによるヒステリシス
を検知するものでないので、そのバックラッシュの大き
さはリターンスプリング9の折損のチェックに影響しな
い。
【0021】なお、前記実施例1,2ではTRC用スロ
ットルボデーに実施したが、例えば特開昭62−129
529号公報のように、実施例のサブバルブと同様にし
てスロットルバルブのスロットル開度をステップモータ
にて制御する装置にも本発明を適用することも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明による特有の効果は下記に示す通
りである。請求項1記載のスロットルバルブのリターン
スプリング折損チェック方法によれば、スロットルバル
ブのスロットルシャフトとステップモータとを連結する
歯車伝達機構のバックラッシュによるスロットル開度の
ヒステリシスを検知することで、リターンスプリングの
折損をチェックすることができる。請求項2記載のスロ
ットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法に
よれば、リターンスプリングによるスロットルバルブの
リターン位置への復帰をモニタすることによって、リタ
ーンスプリングの折損をチェックすることができる。よ
って本発明によると、スロットル開度制御装置のリター
ンスプリングが折損したときに、例えば、ステップモー
タでスロットルバルブをリターン位置に戻すとか、ステ
ップモータによる制御を全く行わないとかの対処をした
り、ドライバーに警告を促したりすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクションコントロール用スロットルボデー
の断面図である。
【図2】実施例1のECUによるリターンスプリング破
損チェックの処理を示すフローチャートである。
【図3】実施例2のECUによるリターンスプリング破
損チェックの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 サブバルブ(スロットルバルブ) 5 制御回路(ECU) 6 スロットルシャフト 7 スロットルセンサ 9 リターンスプリング 10 ステップモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気通路を開閉するスロット
    ルバルブと、このスロットルバルブを常にはリターン方
    向へ付勢するリターンスプリングと、前記スロットルバ
    ルブのスロットルシャフトに歯車伝達機構を介して連結
    されたステップモータと、前記ステップモータの駆動を
    制御する制御回路と、前記スロットルバルブのスロット
    ル開度を検出するスロットルセンサとを備え、スロット
    ルバルブのスロットル開度をステップモータにて制御す
    るスロットル開度制御装置において、前記ステップモー
    タを正転させた後反転させることによりスロットルバル
    ブの実際の反転角度を求め、その実際の反転角度を反転
    すべき角度と比較することにより、前記歯車伝達機構の
    バックラッシュに対応するヒステリシスの有無を判断し
    て、前記リターンスプリングの折損をチェックすること
    を特徴とするスロットルバルブのリターンスプリング折
    損チェック方法。
  2. 【請求項2】 エンジンの吸気通路を開閉するスロット
    ルバルブと、このスロットルバルブを常にはリターン方
    向へ付勢するリターンスプリングと、前記スロットルバ
    ルブのスロットルシャフトに歯車伝達機構を介して連結
    されたステップモータと、前記ステップモータの駆動を
    制御する制御回路と、前記スロットルバルブのスロット
    ル開度を検出するスロットルセンサとを備え、スロット
    ルバルブのスロットル開度をステップモータにて制御す
    るスロットル開度制御装置において、前記ステップモー
    タを正転させた後そのモータへの通電をカットさせ、ス
    ロットルバルブがリターン位置に復帰したか否かを判断
    して、前記リターンスプリングの折損をチェックするこ
    とを特徴とするスロットルバルブのリターンスプリング
    折損チェック方法。
JP7342592A 1992-02-24 1992-02-24 スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法 Pending JPH05231189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342592A JPH05231189A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342592A JPH05231189A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05231189A true JPH05231189A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13517871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7342592A Pending JPH05231189A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05231189A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030091185A (ko) * 2002-05-24 2003-12-03 현대자동차주식회사 차량의 쓰로틀 레버 스프링의 탄성력 진단방법
JP2008063964A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Denso Corp 排気還流装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030091185A (ko) * 2002-05-24 2003-12-03 현대자동차주식회사 차량의 쓰로틀 레버 스프링의 탄성력 진단방법
JP2008063964A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Denso Corp 排気還流装置
DE102007000482B4 (de) * 2006-09-05 2015-02-19 Denso Corporation Abgasrückführungssystem mit Fehlfunktionsüberwachung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3117442B2 (ja) 車両制御装置
JPS63239326A (ja) 車載エンジン制御装置
US5060744A (en) Device for controlling motor-operated throttle valve for automobiles
JP2844671B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御方法
KR20010107928A (ko) 자동화 클러치를 장착한 자동차의 스타트/스톱 제어를위한 방법
US6874470B2 (en) Powered default position for motorized throttle
JPH05231189A (ja) スロットルバルブのリターンスプリング折損チェック方法
JP4094296B2 (ja) 電子制御スロットル装置
JP2962030B2 (ja) 電子式スロットル制御装置付きエンジンのフェイルセーフ装置
JP2970369B2 (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JP2006138222A (ja) 電子制御スロットル装置
JPH10291469A (ja) 車両制御装置
JPH0579354A (ja) 内燃機関の絞り弁開度制御装置
JP2830133B2 (ja) スロットル駆動制御装置
JP2606870B2 (ja) 定速走行装置の故障検出装置
JPH03290041A (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JPH05312090A (ja) 自動車用制御装置
JP3222736B2 (ja) アクセル制御装置の回転数設定方法
JPH0729232Y2 (ja) 車両用スロツトル弁制御装置
JPH0460143A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH01116253A (ja) スロットル操作装置
JP2501718B2 (ja) 定速走行制御装置
JPH0774615B2 (ja) スロツトルバルブの駆動装置
KR100229157B1 (ko) 자동차의 iacv 자기고장 진단방법
JP3190383B2 (ja) エンジン始動停止時のアフターバーン防止機構