JPH05223872A - パッケージテスト装置 - Google Patents

パッケージテスト装置

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JPH05223872A
JPH05223872A JP4022879A JP2287992A JPH05223872A JP H05223872 A JPH05223872 A JP H05223872A JP 4022879 A JP4022879 A JP 4022879A JP 2287992 A JP2287992 A JP 2287992A JP H05223872 A JPH05223872 A JP H05223872A
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test board
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和広 中村
Kenichi Oi
建一 大井
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Masayuki Tabuchi
雅之 田渕
Satoru Fukunaga
哲 福永
Junichiro Hisatomi
潤一郎 久富
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パッケージテープを切断することなく、該パ
ッケージテープ上のパッケージを能率よく多量に、安全
にパッケージテストすることができるパッケージテスト
装置を提供する。 【構成】 テープ供給装置1から繰り出されるパッケー
ジテープPTを入口ステーション2でテストボード9上
のパッケージソケットに装着し、これを順次、入口プッ
シャー3でテストエリアTAのローラコンベア10に上
に押し出して並べ、各パッケージテープPT装着テスト
ボード9にコンタクト装置Eを接続してICパッケージ
のパッケージテストを実施したのち、入口プッシャー3
による次のテストボード9の押出しにより出口ステーシ
ョン4へ送り出し、出口ステーション4では、テストボ
ード9の慣性力を抑制する制動装置6と該テストボード
9を支持しつつ後退可能の反力プッシャー5でテストボ
ード9を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品、電子部品等
のパッケージであって、連続するテープ上に順次形成さ
れているもの、すなわち、TCP(テープ キャリア
パッケージ)と称されているものに通電、信号付与等し
て該パッケージのバーンイン処理、良否の判定、良否判
定結果に基づくスクリーニング等を行うためのパッケー
ジテスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気部品、電子部品等のパッケージ、例
えばICパッケージ等は、個々に単体で形成されること
もあるが、今日では、TCP(テープ キャリア パッ
ケージ)としても提供されている。このTCPは、TA
B(タブ)パッケージとも呼ばれ、通常、長尺の合成樹
脂フィルム上に形成されている。このようにパッケージ
が多数つながったパッケージテープは、一般に、数十メ
ートルあり、今後さらに長尺化する傾向にある。
【0003】該パッケージテープは、通常、その耳部に
テープ送りや位置決めに用いる耳孔(パーフォレーショ
ン)を所定間隔で備え、リール等に巻かれている。各パ
ッケージに通電、信号付与等してパッケージテストを実
施するにあたっては、各パッケージがパッケージソケッ
トに装着される。かかるパッケージソケットは図16に
1例を示すように、一般に、ソケット本体S1、これに
ヒンジ等にて開閉可能に連結されたソケット蓋体S2、
ソケット蓋体S2を閉位置にロックするラッチS3を備
えている。この例ではラッチS3はソケット本体S1に
ヒンジ連結されている。
【0004】ソケット本体S1にはパッケージテープT
上のパッケージPに通電、信号付与等するための電極S
11を設けてあるとともに、パッケージテープTの耳孔
tを嵌めてパッケージPを位置決めするためのピンS1
2を設けてある。パッケージテープT上のパッケージP
はその電極P1がソケット電極S11に接するように、
耳孔tがソケットピンS12に嵌められ、ソケット本体
S1に配置され、次いで、ソケット蓋体S2が閉じら
れ、ラッチS3にてロックされることで、ソケットSに
セットされ、パッケージテストを受ける。なお、ソケッ
ト蓋体S2の孔S20にはパッケージPのチップP2が
嵌まり、孔S21にはピンS12が嵌まる。
【0005】かかるパッケージソケットSは、通常、配
線を施したテストボード上にパッケージテープTの長手
方向に1又は複数列に設けられ、各列には1又は複数個
のパッケージソケットSが含まれる。従って、パッケー
ジテープTは、各パッケージソケットS列におけるパッ
ケージソケット個数に見合う個数のパッケージを含むよ
うに、数個単位の短冊状に切断され、パッケージソケッ
ト列に装着される。このように短冊状のパッケージテー
プTを装着したテストボードはテストエリアに数段に設
置され、テストボード及び各パッケージソケットを介し
て各パッケージPに所定の通電、信号付与等がなされ
る。
【0006】前記テスト方法のほか、パッケージテープ
Tを切断することなく、パッケージテープ上の各パッケ
ージについて一つずつ順次パッケージテストを実施する
ことも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッケ
ージテープを短冊状に切断してパッケージテストを実施
する場合、パッケージテストの次の工程におけるパッケ
ージテープ連続送り等のために、該切断されたパッケー
ジテープをパッケージテスト後再び一連のパッケージテ
ープに継ぎ合わさなければならないことが多く、そのた
めの手間が掛かることは勿論、継ぎ合わされた一連のパ
ッケージテープにおいては、耳孔や各パッケージにおけ
る電極等の位置その他において当初の精度が得られなく
なり、次工程での円滑な送り、位置決め等が困難にな
る。また、継ぎ合わせのためにパッケージテープを貼り
あわせるエリアをテープ上に確保しなければならないの
で、切断したテープ両端のパッケージを使用不能にせざ
るをえず、それだけパッケージの歩留まりが悪化する。
【0008】また、パッケージテープを切断することな
く、パッケージテープ上のパッケージを順次一つずつパ
ッケージテストする方法では、限られた時間で大量処理
することができない。このような問題を解決する一方法
として、特開平2−275376号公報が教えるよう
に、円筒支持体上にパッケージソケットを螺旋状に配置
し、このパッケージソケット列にパッケージテープを切
断することなく連続的に装着することが考えられるが、
これでは、パッケージテープのねじれが発生し、延いて
はパッケージテープやパッケージが損傷したり、テスト
の信頼性が低下する等の問題がある。
【0009】そこで本発明は、パッケージテープを切断
することなく、該パッケージテープ上のパッケージを能
率よく多量に、安全にパッケージテストすることができ
るパッケージテスト装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に従
い、次の装置を提供する。すなわち、電気部品、電子部
品等のパッケージを順次形成したパッケージテープ上の
該パッケージに通電、信号付与等してパッケージテスト
するために該パッケージを装着するパッケージソケット
を1又は複数列に設けたテストボードを配置するための
入口ステーションと、前記パッケージソケットに前記パ
ッケージを装着されたテストボードをテストボード送り
方向の幅ずつ前記入口ステーションから押し出す入口押
出し装置と、前記入口ステーションから前記入口押出し
装置にて順次押し出されるテストボードを受けとってテ
ストエリアに搬送するためのコンベアと、前記コンベア
に臨み、該コンベア上に並べられる前記テストボードに
電気的に接続可能のコンタクト装置と、前記入口押出し
装置によるテストボードの順次押し出しに伴って前記コ
ンベアから順次押し出されるテストボードを受けとる出
口ステーションと、前記出口ステーションへ押し出され
てくるテストボードを前記入口押出し装置の押出し力よ
りは弱い力で支持しつつ該テストボードが押し出される
ことを許す反力付与装置とを備えたことを特徴とするパ
ッケージテスト装置である。
【0011】かかるパッケージテスト装置には、前記出
口ステーションから、パッケージテスト済パッケージ取
外し後のテストボードを受けとって再び前記入口ステー
ションへ搬送するボードリターン装置を備えてもよい。
前記ボードリターン装置としては、1例として次のもの
を挙げることができる。
【0012】すなわち、前記出口ステーションに臨む位
置で空のボードを受けとって下降させ、送り出すエレベ
ータ装置、前記エレベータ装置から送り出されるボード
を受けとって前記入口ステーション下方へ搬送するリタ
ーンコンベア、前記リターンコンベアに臨む位置で該リ
ターンコンベアからボードを受けとって前記入口ステー
ションに臨む位置まで上昇させ、該入口ステーションへ
供給するエレベータ装置を含む装置である。
【0013】また、前記パッケージテープを1又は複数
列で前記入口ステーション上のテストボードのパッケー
ジソケットに供給するためのテープ供給装置と、前記出
口ステーション上のテストボードのパッケージソケット
からパッケージテスト済パッケージテープを引き取る装
置とを備えてもよい。前記ボードリターン装置と、この
ようなテープ供給装置及びテープ引取り装置を備えると
きは、TCPの連続テスト装置が形成される。
【0014】かかる前記パッケージテープ供給装置及び
パッケージテープ引取り装置のそれぞれには、例えば、
次のようなリール支持装置を含めることが考えられる。
すなわち、一端部にテープ繰出しリールを、他端部に前
記テープ繰出しリールと対をなすテープ巻取りリールを
それぞれ回転可能に装着できる1本の、又は並列配置さ
れた複数本のリール支持アームと、前記各リール支持ア
ームをその両端部間の部分で回動可能に支持して該リー
ル支持アームをリール交換位置又はリール運転位置に選
択的に回動配置できるアーム支持手段を備えたリール支
持装置である。
【0015】この場合、テープ供給装置側では、例え
ば、テープ繰出しリールは、パッケージテープとこれを
保護するスペーサテープを重ねて巻いたリールとし、テ
ープ巻取りリールは、パッケージテープの繰出しに伴っ
て繰り出されるスペーサテープを巻き取るテープとする
ことが考えられ、また、テープ引取り装置側では、例え
ば、テープ巻取りリールは、パッケージテストの終わっ
たパッケージテープの巻取りリールとし、テープ繰出し
リールは、該パッケージテープとともに巻取りリールに
巻き取るべきスペーサテープを繰り出すリールとするこ
とが考えられる。
【0016】また、前記リール支持アームには、必要に
応じ、テープ繰出しリールの慣性力回転を制御するため
のブレーキ装置や繰出し回転のための駆動装置を設ける
こと、前記テープ巻取りリールの巻取り回転駆動のため
の駆動装置や制動のためのブレーキ装置を設けることが
考えられる。前記入口押出し装置としては、ピストン・
シリンダ装置、ピストンクランク機構等の各種リンク機
構を利用したもの等が考えられる。
【0017】この入口押出し装置に対向する前記反力付
与装置としては、前記テストエリアから押し出されて
くるテストボードに後戻り力のための位置エネルギーを
与える、前記出口ステーションに設けた上り勾配のフリ
ーローラコンベア、フリーベルトコンベア、ガイド装置
等、出口ステーションに設けたローラコンベアであっ
て、その搬送速度が入口押出し装置によるテストボード
押出し速度と同等又はそれ以下で、ボードがそれ以上の
速度で押し出されてくると、摩擦力で制動できるもの、
ピストン・シリンダ装置、ピストンクランク機構等を
利用した反力付与手段で、押し出されてくるテストボー
ドを支持しつつ、入口押出し装置によるテストボード押
出しに伴って後退可能なもの、これらの適当な組み合
わせ等が考えられる。
【0018】前記パッケージソケットが、ソケット本
体、該ソケット本体に開閉可能の蓋体、及び該蓋体を閉
位置にロックするラッチを含むものであるとき、前記テ
ープ引取り装置としては、1例として、パッケージソケ
ットにパッケージテスト済パッケージテープを挾持した
状態でテストエリアから押し出されてくるテストボード
上のパッケージソケットの軌道に定位置で臨み、該パッ
ケージソケットの送りに伴ってラッチに当接して該ラッ
チをアンロック位置へ変位させるラッチ駆動部材と、前
記ラッチがアンロック位置に変位されてソケット蓋体が
開いた、又は開くことが可能になったパッケージソケッ
トからパッケージテープを引き取るテープ引取り部を含
むものが考えられる。また、前記ラッチ駆動部材及びテ
ープ引取り部の間に配置され、テープ引取り張力に応じ
て移動可能のテープ案内部材と、前記テープ案内部材が
予め定めた移動限度位置にあると、これを検出して前記
引取り部を停止させるための検出手段とを含めてもよ
い。
【0019】さらに、前記ラッチ駆動部材によるラッチ
解除位置又はそれに隣るソケット進行方向下流側位置に
前記ソケット蓋体の開放を確認するための検出手段を設
け、この検出手段がソケット蓋体の開放を検出しないと
きは、テープ引取り部その他の可動部の全部又は一部を
停止させるようにしてもよい。前記ラッチ駆動部材とし
ては、例えば、定位置配置されて前記パッケージソケッ
トの進行軌道に臨む、より正確に言えば、パッケージソ
ケットのラッチ進行軌道に臨む固定の部材や回転可能の
ローラ部材であって、パッケージソケットの送りに伴っ
て該ラッチがそれらの部材に当接することで、該ラッチ
がアンロック方向に押しやられるものが考えられる。
【0020】前記テープ引取り部としては、テープ巻取
りリールを含むものが代表例として考えられる。前記テ
ープ案内部材としては、揺動可能の揺動アームに固定的
に支持されたダンサ部材や回転可能に支持されたダンサ
ローラ等が考えられる。また、テープ案内部材が予め定
めた移動限度位置にあることを検出する手段やソケット
蓋体開放確認のための検出手段には、リミットスイッチ
等の機械的スイッチ、磁気力を利用したスイッチ、光学
的検出スイッチ等の各種検出手段を利用できる。
【0021】前記テープ案内部材の検出に基づく前記テ
ープ引取り部の停止は、例えば、検出手段からの検出信
号をパッケージテスト装置の制御部に入力し、この制御
部が該検出信号入力がある間、テープ引取り部停止の指
示を出すことで実施できる。なお、前記テープ引取り装
置を一層有効に作動させるために、前記パッケージソケ
ットのラッチは、前記ラッチ駆動部材により円滑にアン
ロック位置へ変位させられるように、その形状を工夫す
ることが望ましい。例えば、望ましいラッチ形状とし
て、少なくとも最初にラッチ駆動部材に接する部分をパ
ッケージソケット送り方向において下流側から上流側へ
向かって次第に***する形状(例えば凸曲面、斜面)に
形成しておくことが考えられる。
【0022】また、ソケット蓋体は、ラッチ解除により
自動的に開くように、常時、開方向にバネ力が付与され
ていることが望ましい。なお、必要に応じ、テストエリ
アを恒温槽或いは恒温恒湿槽で囲って、所望のパッケー
ジテスト温度、パッケージテスト温湿度を確保するよう
にしてもよい。
【0023】
【作用】本発明パッケージテスト装置によると、当初、
入口ステーションから出口ステーションにわたって、パ
ッケージテープ未装着のテストボードが連続的に並べら
れ、各隣合うテストボードは互いに接触する状態におか
れる。パッケージ製造工程中のパッケージテスト前工程
や前述のごときパッケージテープ供給装置等から入口ス
テーションへパッケージテープが繰り出されると、該入
口ステーション上に待機するテストボード上のパッケー
ジソケットにパッケージテープ上のパッケージがオペレ
ータにより又は適当な装着手段にて装着される。
【0024】パッケージテープ乃至パッケージが装着さ
れたテストボードは、入口押出し装置によりテストボー
ド送り方向におけるテストボード幅だけテストエリアの
コンベア上へ押し出される。このとき、出口ステーショ
ン側では反力付与装置がテストエリアのコンベアから押
し出されてくるテストボードに支持反力を与える。かく
して、テストエリアのコンベア上に並べられる各隣合う
テストボードは相互に接触状態を維持する。
【0025】テストエリアのコンベアからテストボード
が押し出されてくると、それまで出口ステーション上に
あった空のテストボードは、オペレータにより又は適当
な手段で取り除かれて必要に応じ入口ステーションへ戻
され、又は前述のボードリターン装置により入口ステー
ションへ搬送され、或いは入口ステーションに別途、空
のテストボードが配置され、次のパッケージテープ装着
を待つ。
【0026】このようにして、次々と入口ステーション
からパッケージテープを装着されたテストボードがテス
トエリアに押し出され、該テストエリアに所定数のパッ
ケージテープ装着テストボードが、隣合うもの同士が接
触する状態で並ぶ。ここでテープ繰出し及び入口押出し
装置によるテストボード押出しが一旦停止され、テスト
エリアにおいて、パッケージテープ装着テストボードに
コンタクト装置が接続され、各テストボード上のICパ
ッケージ等に所定の通電乃至信号付与が行われ、パッケ
ージテストが実施される。
【0027】このようにして、テストエリアにおける複
数のテストボードに関し、一度にパッケージテストを実
施したあと、コンタクト装置の接続が解かれ、再び入口
ステーションからパッケージテープ装着テストボードが
次々とテストエリアコンベア上に押し出され、所定数の
パッケージテープ装着テストボードが並べられ、再びパ
ッケージテストが繰り返される。
【0028】このように、次にパッケージテストすべき
パッケージを装着したテストボードが次々とテストエリ
アへ押し出されてくるに伴って、テストエリアからパッ
ケージテスト済パッケージテープを保持したテストボー
ドが出口ステーションへ押し出されてくるが、このよう
に出口ステーションへ押し出されてきたテストボード上
のテープは、次の工程や前述のテープ引取り装置等によ
りパッケージソケットから引き取られる。
【0029】ボードリターン装置があるときは、空にな
ったテストボードは、この装置で入口ステーションへ搬
送される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例であるTCP(テープ
キャリア パッケージ)連続テスト装置の概略側面図で
ある。このテスト装置はパッケージテープを供給するテ
ープ供給装置1、これに続く入口ステーション2、入口
ステーション2に臨む入口プッシャー3、入口ステーシ
ョン2に続くテストエリアTAに設けたローラコンベア
10、ローラコンベア10上に並べられるテストボード
9に電気的に接続可能の複数のコンタクト装置E、ロー
ラコンベア10に続く出口ステーション4、出口ステー
ション4に臨む反力プッシャー5、出口ステーション4
に設けた反力付与制動装置6、出口ステーション4に臨
むテープ引取り装置7及び出口ステーション4から入口
ステーション2へテストボード9を戻すボードリターン
装置8を備えている。
【0031】次にこれら各部について順次説明する。 (1)テープ供給装置1 このテープ供給装置1は、パッケージテープ用リール支
持装置11及びテープ案内部12を備えている。リール
支持装置11は図2に示すように、テープ案内部12の
頂部に立設した一対の柱111に水平に架設したアーム
シャフト112と、このアームシャフト112に所定の
間隔をあけて平行に、且つ、回動可能に支持された4本
のリール支持アーム113を備えている。各リール支持
アーム113の一端部113aにはテープ繰出しリール
11aを装着することができ、他端部113bにはテー
プ巻取りリール11bを装着することができる。装着さ
れたテープ繰出しリール11aは、このテープ繰出しリ
ール11aに巻き取られているテープを引き出すことに
より回転することができる。また、アーム一端部113
aには、テープ繰出しリール11aがテープの引き出し
に伴って慣性力により必要以上に回転してしまうことを
防止するための摩擦抵抗利用のブレーキ装置11cを設
けてある。さらに、アーム他端部113bには、ここに
装着されるテープ巻取りリール11bを巻取り方向に回
転駆動するためのモータ11dを設けてある。
【0032】なお、ブレーキ装置11c、モータ11d
は、いずれもブレーキ付きモータとしてもよい。各リー
ル支持アーム113はアームシャフト112を中心にし
て、他のリール支持アーム113とは独立した状態で、
図2の(A)図に2点鎖線で示すリール着脱乃至交換位
置へ回動させることができ、この位置から再び正規の運
転位置へ復帰回動させることもできる。図(B)では省
略しているが、図(A)に破線で示すように、各リール
支持アーム113の片面には突起11eが設けてある一
方、この突起11eの軌道に臨むように、アームシャフ
ト112にストッパ11f、11gが設けてある。突起
11eは正規運転位置ではストッパ11fに当接し、リ
ール着脱乃至交換位置ではストッパ11gに当接する。
なお、ストッパ手段はこれに限定されるものではない。
【0033】各リール支持アーム113の回動は手動で
行われる。従って、各リール支持アーム113のアーム
シャフト112による支持位置は、前記リール支持アー
ム1113の回動を労少なく簡単、容易にバランス良く
行えるように、アーム重量、リール重量、テープ重量等
を考慮して選択、決定されている。このリール支持装置
11によると、リール支持アーム113の一端部113
aに装着されるテープ繰出しリール11aは、連続する
長尺テープ上にICパッケージ等のパッケージを順次形
成したパッケージテープPTとこのパッケージテープP
Tを保護するためにこのパッケージテープPTに重ねら
れたスペーサテープSTの両者を一緒に巻き取ったもの
である。また、リール支持アーム113の他端部113
bに装着されるテープ巻取りリール11bは、図2の
(A)図に示すように、繰出しリール11aからパッケ
ージテープPTが繰り出されるに伴って一緒に繰り出さ
れるスペーサテープSTを巻き取るものである。
【0034】テープ案内部12の詳細は図3及び図4に
示してある。図3はテープ案内部12をボードリターン
装置8の一部とともに示す側面図であり、図4の(A)
図はテープ案内部12をボードリターン装置8の一部と
共に示す平面図である。図4の(B)図はテープ案内部
12におけるテープ案内板124を図4の(A)図にお
いて右側から眺めた状態の図である。
【0035】このテープ案内部12は装置の端部フレー
ムF1の上部に回転自在に架設した4個のテープ案内ロ
ーラ121、各テープ案内ローラ121の下方に配置し
た回転自在のダンサローラ122、各ダンサローラ12
2の上方且つやや前方に配置した回転自在のテープ案内
ローラ123及びテープ案内ローラ123に臨む位置か
ら前記入口ステーション2へ向かって下り傾斜する櫛状
のテープ案内板124を備えている。
【0036】各ダンサローラ122はローラ支持体12
2bに設けた縦方向溝122cにローラ軸122aが昇
降自在に嵌合することにより回転自在且つ昇降自在とな
っている。一つのテープ案内ローラ121、その下方の
ダンサローラ122及びその上方のテープ案内ローラ1
23からなる各組のテープ繰出しローラ群はリール支持
装置11における各組のテープ繰出しリール11a、テ
ープ巻取りリール11bに対応する下方位置に配置して
ある。
【0037】テープ案内板124は、図4の(A)及び
(B)図に示すように、櫛状に形成してあり、各櫛部分
124aはテープ案内ローラ123に臨んでいる。各櫛
部分124aは図4の(B)図から分かるように、その
中央部分124bが凹ませてある。これはパッケージテ
ープPT上のICチップ等をここに嵌まり込ませて案内
するためである。
【0038】このテープ案内部12によると、リール支
持装置11における各アーム113に支持されたテープ
繰出しリール11aから引き出されたパッケージテープ
PTは該テープ繰出しリール11aに対応するテープ案
内ローラ121に案内されてダンサローラ122を回
り、そこから上昇してテープ案内ローラ123及びテー
プ案内板124に案内されて入口ステーション2へ至
る。引き出されるパッケージテープPTに必要以上の張
力が加わると、ダンサローラ122がその張力によって
自由に引き上げられ、それによってテープの破損が防止
される。 (2)入口ステーション2及び入口プッシャー3 入口ステーション2には図5及び図6に示すように、フ
リーローラコンベア21を設けてある。図5は入口ステ
ーション2のローラコンベア21と入口プッシャー3を
示す平面図であり、図6は該ローラコンベア21と入口
プッシャー3をパッケージテープ送り方向乃至ボード送
り方向αにおける下流側から見て示す図である。
【0039】ローラコンベア21は装置フレームの一部
F2(図6参照)に支持される一対の平行な棒状のコン
ベアフレーム211a、211bを備えており、図1に
おいて手前側にあたるコンベアフレーム211aにはボ
ード案内ローラ212が回転自在に取り付けてある。一
方、図1において奥側にあたるコンベアフレーム211
bにはボード案内ローラ213が回転自在に取り付けて
ある。これらボード案内ローラ212、213はそれぞ
れ所定の間隔をおいて取り付けられている。ボード案内
ローラ212は周面が平坦なローラであるが、ボード案
内ローラ213は中央部が中高に、断面V字形に形成さ
れたローラである。
【0040】後ほど詳しく説明する図14に示すテスト
ボード9の手前側の端部下面に設けた下面平坦な部材9
11がボード案内ローラ212に支持されるとともに、
テストボード9の奥側の端部下面に設けた部材912の
V字形の溝912aがボード案内ローラ213に嵌まる
ことで、テストボード9はこのコンベア21上に、送り
方向αを横切る方向において位置決めされた状態で載置
され移動することができる。
【0041】なお、この送り方向αのテストボード9の
位置決めは、この実施例の他、例えば、ボード案内ロー
ラ213もボード案内ローラ212のような平坦ローラ
とし、テストボード9の奥側の端面に側方から定位置配
置のフリーローラを当接させるとともに、手前側の端面
にスプリング力を付与されたフリーローラを当接させる
等の方法によってもよい。後ほど説明するテストエリア
コンベア10等におけるテストボード9の位置決めにつ
いても同様である。
【0042】入口プッシャー3は図5及び図6に示すよ
うに、前記ローラコンベア21のフレーム211a、2
11bの間に配置された一対のエアシリンダ31、これ
らエアシリンダ31を立設したシリンダ支持板32、シ
リンダ支持板32下面に固定した一対のスライダ33、
これらスライダ33がテストボード9の送り方向αに往
復摺動できる装置フレームF2上のレール34、リール
支持板32の端部に固定した雌ねじ部35、該雌ねじ部
35に螺合し、テストボード9の送り方向αに延びるね
じ棒36、該ねじ棒36を正転逆転するサーボモータ3
7を備えている。サーボモータ37はパルス信号により
回転させ、その回転量を制御できる。
【0043】この入口プッシャー3によると、当初、シ
リンダ支持板32が図5に二点鎖線で示す後退位置に配
置されることで、一対のエアシリンダ31も後退位置に
配置され、且つ、そのピストンロッド31aが下降した
状態とされて待機姿勢をとる。この状態で、エアシリン
ダ31の上方に配置され、ローラコンベア21に支持さ
れたテストボード9上にパッケージテープPT装着が完
了すると、エアシリンダ31のピストンロッド31aが
上昇せしめられて、サーボモータ37が正転開始され、
それによってねじ棒36が回ることで雌ねじ部35、シ
リンダ支持板32及びエアシリンダ31が共に前進を始
める。この前進によりピストンロッド31aがテストボ
ード9に係合し、該テストボード9をテストエリアTA
のローラコンベア10上へ押し出していく。この一回の
テストボード9の押出し距離Wは、テストボード9の送
り方向αにおけるテストボード9の全幅寸法Wに相当す
る距離である。
【0044】エアシリンダ31がテストボード9をテス
トボード9の押出し距離Wだけ押し出すと、ピストンロ
ッド31aが下降せしめられるとともにサーボモータ3
7が逆転開始され、それによってエアシリンダ31が当
初位置へ後退し、次のテストボード9の押出しに備えら
れる。但し、テストエリアTAにおいてパッケージテス
トを開始するときは、エアシリンダ31はテストボード
9を押し出し完了したその位置に、パッケージテスト終
了まで止められる。これは、後ほど説明する反力プッシ
ャー5との間で、パッケージテスト中、テストエリアT
Aにおけるテストボード9をコンタクト装置Eに対応す
る所定位置に相互に密接させて、配置しておくためであ
る。
【0045】テストボード9とエアシリンダ31のピス
トンロッド31aとの係合関係については、次のテスト
ボード9の説明においてさらに詳細に説明する。 (3)テストボード9 テストボード9は図14に示すとおりのものである。図
14の(A)図はテストボード9の平面図であり、
(B)図はテストボード9の側面図である。また、図1
5はテストボード9を構成している基体パレット91の
平面図である。
【0046】このテストボード9は基体パレット91の
上面にプリント配線を施したプリント配線基板92を固
定し、該プリント配線基板92上にパッケージソケット
93を電気的に接続して固定したものである。パッケー
ジソケット93はテープ供給装置1から繰り出される4
列のパッケージテープPTに対応させてテストボード9
の送り方向αに4列設けてある。各列には5個のパッケ
ージソケット93を並べてある。
【0047】各パッケージソケット93は、図16に示
すソケットSと同様に、パッケージテープPT上のパッ
ケージTCPの電極に接触する電極、パッケージテープ
PTの耳孔に嵌入する位置決めピン等を設けたソケット
本体931、該ソケット本体931にヒンジ連結された
開閉可能のソケット蓋体932及び本体931にヒンジ
連結され、ソケット本体931に被さる閉位置にソケッ
ト蓋体932をロックするラッチ933を備えている。
ソケット蓋体932にはバネ934によって常時開方向
に力を付与され、従ってラッチ933を外すとソケット
蓋体932にはバネ934の力で自動的に開位置をと
る。図14の(B)図は一つのソケットのソケット蓋体
932がこのようにして開いた状態を示している。一
方、ラッチ933はバネ935の力で常時ロック位置へ
向け力を付与され、このバネ935に抗してラッチ93
3をアンロック位置へ回すことでソケット蓋体932を
開くことができる。
【0048】ラッチ933は図14の(A)図に示すよ
うに平面から見てソケット蓋体932側の端面933a
が円弧状に形成されている。この理由は後ほどのテープ
引取り装置7の説明で明らかにする。なお、図14の
(A)図はパッケージテープPTを装着した状態を示し
ているが、ソケット本体931に挾持された部分は点線
で示すべきであるところ、分かりやすくするため、実線
で示してある。
【0049】また、プリント配線を施したプリント配線
基板92の奥側の端部には、コネクタ接続部94が設け
てあり、このコネクタ接続部94にテストエリアTAに
おけるコンタクト装置Eの平板状のカードコネクタe2
が差し込まれることで、コンタクト装置Eと電気的に接
続される。さらに、プリント配線基板92と基体パレッ
ト91にわたり、コンタクト装置Eのカードコネクタe
2がコネクタ接続部94に差し込まれるように下降して
くるとき一緒に下降する、図示しない位置決めピンが嵌
まるピン孔95を設けてある。
【0050】基体パレット91は、図15に示すよう
に、テストボード9の送り方向αにおける上流側の側面
913に一対の当たり部材913aが設けてあるととも
に前記テストボード9の送り方向αにおける下流側の側
面914にも前記当たり部材913aと対称位置に当た
り部材914aを設けてある。これら当たり部材913
a、914aの各外側の面は基体パレット91の側面9
13、914よりもさらに外側にある。これら当たり部
材913a、914aは、ステンレススチールのような
硬質材から形成されており、入口プッシャー3によりテ
ストボード9を次々と押し出していくとき、隣合うテス
トボード9同士において基体パレット91本体やその上
のプリント配線基板92同士が直接接触して変形するこ
とを防止するもので、図15に示すように隣合うテスト
ボード9においてはこれら当たり部材913a、914
a同士が相互に接触する。
【0051】また、基体パレット91には、これを軽量
化するため、四角形状の孔915が四つ対称的に形成し
てあり、テストボード9の送り方向αにおける下流側の
孔915の下流側内面にはステンレススチールからなる
当たり部材915aが設けてあるとともに、上流側の孔
915の上流側内面にも同様な当たり部材915bが設
けてある。
【0052】前記入口プッシャー3のエアシリンダ31
のピストンロッド31aはテストボード9の押出しにあ
たって上昇するとき、この下流側の孔915に嵌入し、
当たり部材915aに当接してテストボード9を押し出
す。上流側の孔915に設けた当たり部材915bは、
後述する反力プッシャー5のエアシリンダ51のピスト
ンロッド51aが該上流側の孔915に嵌入して、該当
たり部材915bに当接するために設けたものである。
【0053】基体パレット91には、さらに、図14の
(B)図に示すように、その下面の手前側の端部に沿っ
て下面平坦な部材911が設けてあるとともに、奥側の
端部に沿って部材912が設けてある、部材912の下
面にはテストボード9の送り方向αに断面V字形の溝9
12aが設けてある。テストボード9が、入口ステーシ
ョン2のローラコンベア21、テストエリアTAのロー
ラコンベア10及び後述する出口ステーション4のロー
ラコンベア41を移動するとき、手前側の部材911が
これらコンベア21、10、41における周面平坦なボ
ード案内ローラ212に載置され、奥側の部材912の
溝912aが、これらコンベア21、10、41の奥側
にある中高案内ローラ213に係合する。このV字溝9
12aの案内ローラ213への係合により、これらコン
ベア21、10、41により移動するテストボード9の
ボード送り方向αを横切る方向における位置が定められ
る。
【0054】ここで、テストボード9の寸法の決定の仕
方について述べておく。例えば、TCPが集積回路デバ
イスの場合、一般に、一つのパッケージについてのテー
プPT長手方向寸法はパッケージテープPTの耳孔のピ
ッチ(代表的には4.75mm)の倍数で定められてい
る。大きい寸法のパッケージは一つのパッケージに対す
る耳孔の数が多く、小さい寸法のパッケージは一つのパ
ッケージに対する耳孔の数が少ない。一方、テストエリ
アTAにおける各コンタクト装置Eは定位置に配置され
ている。従って、テストボード9の送り方向αにおける
テストボード9の長さ乃至幅を、このことを考慮せずに
定めると、品種変更により一つのパッケージに対する耳
孔の数が変更されたとき、コンタクト装置Eの位置がテ
ストボード9に対応できず、コンタクト装置Eを変更し
なければならない。
【0055】そこで、例えば、前記耳孔ピッチを代表的
な4.75mmとして、テストボード9の送り方向基準
寸法を285mmに定めると、現在市場に出回ってい
る、一つのパッケージに対し、3〜12個の耳孔がある
デバイスの約60%に、コンタクト装置Eの変更を要す
ることなく適用可能となる。本例では基準寸法としてこ
の285mmを採用している。ただし、テストボード9
の全幅寸法Wを285mmとすると、パッケージテープ
PTの寸法のバラツキにより、特にパッケージテープP
Tが短めのときに、隣合うテストボード9間でパッケー
ジテープ装着が不可能な場合がでてくるので、テストボ
ード9の全幅寸法Wは285mmより少し短めにしてい
る。具体的には、パッケージテープPTの寸法バラツキ
の最小寸法に合わせ、当たり部材913aから当たり部
材914aまでのテストボード9の全幅寸法Wを28
4.8mmとし、基体パレット91、プリント配線基板
92及び各パッケージソケット93列の長さを284m
mにしている。これによって、耳孔を潰すことなく、パ
ッケージテープPTを各隣合うテストボード9に装着で
きる。 (4)テストエリアTA、ローラコンベア10、コンタ
クト装置E テストエリアTAにはローラコンベア10が配置してあ
る。このローラコンベア10は前記入口ステーション2
におけるローラコンベア21をそのまま延長した形態の
もので、その構造はローラコンベア21と実質上同一で
ある。
【0056】このローラコンベア10の上方にはローラ
コンベア10の長手方向に沿ってコンタクト装置Eが複
数個配列してある。各コンタクト装置Eはカードコネク
タe2をを昇降させるエアシリンダe1を備えている。
各コンタクト装置Eは、入口ステーション2から入口プ
ッシャー3によってテストボード9の全幅寸法Wずつ押
し出されてきて、ローラコンベア10上に互いに接触し
て密に並べられる複数のテストボード9のそれぞれに一
つずつ対応するように配列されており、従って、パッケ
ージテスト開始にあたっては全てのコンタクト装置Eに
おいてそのエアシリンダe1の駆動によりカードコネク
タe2を下降させ、対応するテストボード9におけるコ
ネクタ接続部94にこれを接続することができ、パッケ
ージテスト終了後はカードコネクタe2を一斉に上昇さ
せることができる。かくして一度に大量のパッケージテ
ストが可能となっている。なお、図1には二つのコンタ
クト装置Eしか示されていないが、必要に応じ、より多
数の装置Eを設置することができる。
【0057】また、テストエリアTAはテストボード9
の入口101及び出口102を備えた恒温槽100に囲
まれており、このテストエリアTAを所定のパッケージ
テスト温度に維持することができる。 (5)出口ステーション4、反力プッシャー5及び制動
装置6 出口ステーション4は図8に示すように、ローラコンベ
ア41を備えている。このローラコンベア41の基本構
成はテストエリアTAにおけるローラコンベア10と実
質上同一であり、ローラコンベア10から連続してい
る。すなわち、ローラコンベア41は、装置フレームに
支持された一対の平行な棒状のコンベアフレーム411
a、411bを備え、手前側のコンベアフレーム411
aには所定間隔でボード案内ローラ212が設けてあ
り、奥側のコンベアフレーム411bには所定間隔でボ
ード案内ローラ213が設けてある。ボード案内ローラ
212は入口ステーション2におけるローラコンベア2
1のボード案内ローラ212と同一のものであり、奥側
のボード案内ローラ213はローラコンベア21におけ
るボード案内ローラ213と同一のものである。これら
ボード案内ローラ212、213は何れもコンベアフレ
ーム411a、411bに回転可能に取り付けてある。
但し、これらボード案内ローラ212、213のうちテ
ストボード9の送り方向αにおいて最上流側のボード案
内ローラ212、213及び最下流側のボード案内ロー
ラ212、213を除く中間部のボード案内ローラ21
2、213は制動装置6の一部を構成している。
【0058】制動装置6は、コンベアフレーム411
a、411bに回転自在に設けたシャフト61の両端部
に中央部のボード案内ローラ212、213を支持し、
このシャフト61を伝動装置62を介してモータ63で
回転駆動できるようにするとともに、シャフト61の動
力を伝動装置64を介して他のボード案内ローラへ伝
え、それによって中間部の4つのボード案内ローラ21
2、213を何れもテストボード9の送り方向αに回転
駆動できるようにしたものである。
【0059】モータ63によって駆動されるボード案内
ローラ212、213の周速、換言すればテストボード
9の送り速度は、入口プッシャー3によるテストボード
9の押出し速度と同一か又はそれより低速度である。従
って、この制動装置6上に押し出されてきたテストボー
ド9はこの制動装置6を形成しているボード案内ローラ
212、213に接触することにより、たとえ慣性力に
よりそれらボード案内ローラ212、213の周速より
速く動こうとしても、該ボード案内ローラ212、21
3との摩擦力が働いてテストボード9の慣性力による無
制限な移動が防止される。それによって制動装置6以前
の各テストボード9は相互に密に接触した状態を維持さ
れる。
【0060】反力プッシャー5は図7に示すとおりであ
り、前記ローラコンベア41の一対のコンベアフレーム
411a、411b間に配置されている。この反力プッ
シャー5は、一対のエアシリンダ51、これらエアシリ
ンダ51を立設したシリンダ支持板52、シリンダ支持
板52の下面に固定した一対のスライダ53、このスラ
イダ53が係合する一対の案内ロッド54及びシリンダ
支持板52を駆動するエアシリンダ55を備えている。
一対の案内ロッド54はテストボード9の送り方向αに
沿って平行に延びており、装置フレームF3上に固定的
に支持されている。エアシリンダ55も装置フレームF
3に支持されており、そのピストンロッド55aがシリ
ンダ支持板52に連結されている。
【0061】この反力プッシャー5によると、テストボ
ード9がテストエリアTAに押し出されてくるに先立っ
て、一対のエアシリンダ51におけるピストンロッド5
1aを下降させた状態でエアシリンダ55のピストンロ
ッド55aがテストボード9の送り方向αとは反対方向
に突出せしめられ、それによって一対のエアシリンダ5
1もその方向に移動する。その状態で、入口プッシャー
3によるテストボード9の押出しに伴ってテストエリア
TAからパッケージテストが終了したテストボード9が
押し出されてくるのを待つ。
【0062】テストエリアTAから押し出されてきたテ
ストボード9は、最初、図8に示すローラコンベア41
に受けとられ、制動装置6のボード案内ローラ212、
213に接し、それとの摩擦力によって自由に前進する
ことが防止され、テストエリアTAから続くテストボー
ド9群における各隣合うテストボード9同士の接触状態
を維持する。このようにしてテストエリアTAからパッ
ケージテストの終わったテストボード9がある程度押し
出されてくると、反力プッシャー5における一対のエア
シリンダ51のピストンロッド51aが上方へ突出せし
められ、テストボード9の基体パレット91に設けたテ
ストボード9の送り方向α上流側の孔915に嵌入す
る。さらにテストボード9が押し出されてくると、該孔
915の上流側内面に設けた当たり部材915b(図1
5参照)がピストンロッド51aに当接する。しかし、
入口プッシャー3によるテストボード9の押出し力は反
力プッシャー5におけるエアシリンダ55による支持反
力より強くしてあり、従って、ピストンロッド51aが
当たり部材915bに当接した状態で該ピストンロッド
51aがテストボード9の送り方向αへ後退し、入口プ
ッシャー3によるテストボード9の押出しの終了ととも
に停止する。
【0063】この状態ではテストエリアTA内のテスト
ボード9はテストエリアTAの入口側において入口プッ
シャー3に押され、テストエリアTAの出口側において
反力プッシャー5に支えられ、各隣合うテストボード9
同士が正確に相互接触し、それによってテストエリアT
Aにおける各テストボード9のコンタクト装置Eに対す
る位置が正確に決定される。
【0064】このようにしてパッケージテストが終了す
ると、反力プッシャー5における一対のエアシリンダ5
1のピストンロッド51aは下降せしめられ、該エアシ
リンダ51は再びエアシリンダ55の作用で次のテスト
ボード9を支持するための待機位置へ戻される。エアシ
リンダ51のピストンロッド51aがテストボード9に
係合するために上方へ突出するタイミングは、例えば、
図8に示すように、出口ステーション4においてボード
リターン装置8のエレベータ装置81(図1参照)に受
けとられる直前のテストボード9(9a)がボード検出
センサSWに検出されるタイミングとすればよい。ボー
ド検出センサSWによるテストボード9(9a)の検出
により、装置全体を制御する図示しない制御部がピスト
ンロッド51a突出を指示する。 (6)テープ引取り装置7 テープ引取り装置7は出口ステーション4に上方から臨
むラッチ駆動ローラ71、該ラッチ駆動ローラ71の下
流側に配置したテープ案内ローラ(ダンサローラ)72
及びその上方に設けたリール支持装置73を含んでい
る。
【0065】ラッチ駆動ローラ71及びテープ案内ロー
ラ72は、図9に示すように、一つのテストボード9に
パッケージソケット93が4列に設けられていることに
対応して、それぞれ4個ずつ設けられている。なお、図
9では一番右側のラッチ駆動ローラ71と対をなすテー
プ案内ローラ72のみを示して他を省略しているが、他
のラッチ駆動ローラ71にも同様にテープ案内ローラ7
2が組み合わされている。
【0066】図10は図9における右端から二番目のラ
ッチ駆動ローラ71とこれに組み合わされるテープ案内
ローラ72を示しており、(A)図はその側面図であ
り、(B)図はその平面図である。ラッチ駆動ローラ7
1は出口ステーション4の上方に架設した装置フレーム
F4に回転自在に支持されており、それぞれテストエリ
アTAから押し出されてくるテストボード9上のパッケ
ージソケット93におけるラッチ933の軌道に臨んで
いる。各ラッチ駆動ローラ71の周縁部71aはラッチ
933に円滑に当接開始してこれをアンロック位置へ回
動させ得るように円弧面に形成してある。一方、ラッチ
933もこのラッチ駆動ローラ71に円滑に接触開始し
てその進行に伴いアンロック位置へ押し出されるように
円弧面933a(図14参照)を形成してある。
【0067】従って、テストエリアTAから押し出され
てきたテストボード9が図8に示す出口ステーション4
におけるローラコンベア41によってこのラッチ駆動ロ
ーラ71に送られてくると、該テストボード9の進行に
ともない各ラッチ駆動ローラ71がそれに対応する各パ
ッケージソケット93列の各パッケージソケット93に
おける各ラッチ933に当接し、ボードの進行にともな
い該ラッチ933をロック位置からアンロック位置へ押
し出す。かくして各ソケット蓋体932がばね力により
自動的に立ち上がって開き、各パッケージソケット93
からパッケージテープPTを引き出し得る状態となる。
このように、テストボード9上の各パッケージソケット
93列が各ラッチ駆動ローラ71を通過することによ
り、各パッケージソケット93列における各ソケット蓋
体932が次々と開かれる。 各ラッチ駆動ローラ71
のすぐ下流側には一組の各ソケット蓋体932の開放を
検出する光スイッチ711、712が架設してあり、ソ
ケット蓋体932が開放されて立ち上がることで、この
ソケット蓋体932の開放を検出する光スイッチ71
1、712における光路が遮断され、ソケット蓋体93
2の開放が確認される。もしここでソケット蓋体932
が開いたことが検出されないときは、装置全体を制御す
る図示しない制御部からの指示に基づきTCP連続テス
ト装置における可動部分の全ての動作が停止する。
【0068】テープ案内ローラ72は前記架設した装置
フレームF4に揺動自在に取り付けた揺動アーム721
の下端部に回転自在に支承されている。このテープ案内
ローラ72は、ソケット蓋体932が開かれたパッケー
ジソケット93から後述するリール支持装置73のテー
プ巻取りリール73bに巻き取られていくパッケージテ
ープPTを案内する。前記テープ巻取りリール73bの
回転速度が速くて巻取り速度が速すぎる場合や、パッケ
ージソケット93からパッケージテープPTがうまく引
き剥がされない等の理由により、パッケージテープPT
の引取り張力が増加すると、それにともなって図10の
(A)図に2点鎖線で示すように揺動上昇し、各テープ
案内ローラ72に対し設けた、該テープ案内ローラを検
出する一組の光スイッチ722、723における光路を
遮断する。この光路遮断により図示しない制御部がテー
プ巻取りリール73bの停止を指示する。こうしてテー
プ巻取りリール73bが一旦停止され、それによってパ
ッケージテープPTがたるみ、その張力が低下すると、
それにともなってテープ案内ローラ72は揺動下降す
る。その揺動下降によりテープ案内ローラ72を検出す
る光スイッチ722、723における光路が通ると、再
び巻取りリール73bが運転される。このようにしてパ
ッケージソケット93から引き剥がされ、巻取りリール
73bへ巻き取られていくパッケージテープPTの破損
が防止される。
【0069】なお、揺動アーム721はその下降位置に
おいて装置フレームF4上のストッパ720に当接し、
それより下方へは下がらない。リール支持装置73は図
11に示すとおりである。図11の(A)図はその側面
図であり、(B)図はテストエリアTA側から見た図で
ある。このリール支持装置73は、装置フレームF5に
立設した一対の柱731と、これに水平に架設したアー
ムシャフト732と、このアームシャフト732に所定
の間隔を開けて平行に、且つ、回動可能に支持された4
本のリール支持アーム733を備えている。各リール支
持アーム733の一端部733aにはテープ繰出しリー
ル73aを装着することができ、他端部733bにはテ
ープ巻取りリール73bを装着することができる。装着
されたテープ繰出しリール73aは、このテープ繰出し
リール73aに巻き取られているスペーサテープSTを
引き出すことにより回転することができる。また、各リ
ール支持アーム733の一端部733aには、テープ繰
出しリール73aがスペーサテープSTの引き出しにと
もなって慣性力により必要以上に回転してしまうことを
防止するための摩擦抵抗利用のブレーキ装置73cを設
けてある。さらに、各リール支持アーム733の他端部
733bには、ここに装着されるテープ巻取りリール7
3bを巻取り方向に回転駆動するためのモータ73dを
設けてある。 なお、ブレーキ装置73c、モータ73
dは、いずれもブレーキ付きモータとしてもよい。
【0070】各リール支持アーム733はアームシャフ
ト732を中心にして、他のリール支持アーム733と
は独立した状態で、図11の(A)図に2点鎖線で示す
リール着脱乃至交換位置へ回動させることができ、この
位置から再び正規の運転位置へ復帰回動させることもで
きる。図(B)では省略しているが、図(A)に破線で
示すように、各リール支持アーム733の片面には突起
73eが設けてある一方、この突起の軌道に臨むよう
に、アームシャフト732にストッパ73f、73gが
設けてある。突起73eは正規運転位置ではストッパ7
3fに当接し、リール着脱乃至交換位置ではストッパ7
3gに当接する。なお、ストッパ手段はこれに限定され
るものではない。
【0071】各リール支持アーム733の回動は手動で
行われる。従って、各リール支持アーム733のアーム
シャフト732による支持位置は、前記アーム回動を労
少なく簡単、容易にバランス良く行えるように、アーム
重量、リール重量、テープ重量等を考慮して選択、決定
されている。このリール支持装置73によると、各リー
ル支持アーム733の一端部733aに装着されるテー
プ繰出しリール73aは、連続する長尺のスペーサテー
プSTを予め巻き取ったものである。また、テープ巻取
りリール73bは、図11の(A)図に示すように、テ
ストボード9上のパッケージソケット93からパッケー
ジテスト済のパッケージテープPTを巻き取り、この巻
取りにともなってテープ繰出しリール73aからのスペ
ーサテープSTが該パッケージテープPTに重ねられた
状態で一緒にテープ巻取りリール73bに巻き取られ
る。 (7)ボードリターン装置8 ボードリターン装置8は、図1に示すように、出口ステ
ーション4に臨むエレベータ装置81、入口ステーショ
ン2に臨むエレベータ装置83及び両エレベータ装置8
1、83を連絡するリターンコンベア82を備えてい
る。
【0072】エレベータ装置81は、図12にその側面
図を、図13にその平面図を示すように、装置の端部装
置フレームF5の片面に設けた上下方向に延びる一対の
ガイド部材811に沿って昇降できるエレベータ812
と、このエレベータ812に係合する駆動部材814
と、該駆動部材814を昇降駆動するエアシリンダ装置
815を備えている。エレベータ812はモータ813
aによって正転逆転駆動可能のベルトコンベア813を
備えている。
【0073】このエレベータ装置81によると、エアシ
リンダ815によって駆動部材814をその上限位置に
配置することにより、エレベータ812を出口ステーシ
ョン4のローラコンベア41の出口端に臨ませることが
できる。この状態で出口ステーション4のローラコンベ
ア41上の、空になってソケット蓋体932が開いたま
まの状態のテストボード9をエレベータ812上のベル
トコンベア813の正転駆動によりエレベータ812上
に受けとり、しかるのちエアシリンダ815にて駆動部
材814を下降させることでエレベータ812をリター
ンコンベア82に臨む下限位置まで下降させることがで
きる。そしてこの位置でエレベータ812上のベルトコ
ンベア813を逆転駆動することにより、該ベルトコン
ベア上のテストボード9をリターンコンベア82へ渡す
ことができる。テストボード9をリターンコンベア82
へ渡したあとは、再びエレベータ812が出口ステーシ
ョン4に臨む位置へ持ち上げられる。
【0074】リターンコンベア82は各ローラが図示し
ない伝動装置を介してモータにて搬送駆動されるように
構成されており、この点を除けば、その構造はテストエ
リアTAにおけるローラコンベア10と実質上同一構造
である。すなわち、テストボード9の送り方向αに平行
な一対のコンベアフレームを備え、奥側のコンベアフレ
ームには中高のボード案内ローラ213が、手前側のコ
ンベアフレームには周面平坦なボード案内ローラ212
を設けてある。
【0075】このリターンコンベア82は、エレベータ
装置81から受けとったテストボード9を入口ステーシ
ョン2に臨むエレベータ装置83へ運ぶ。エレベータ装
置83は、図3及び図4にテープ案内部12とともに示
すように、装置フレームF1の片面に設けた一対の上下
方向に延びるガイド部材831に沿って昇降可能のエレ
ベータ832と、このエレベータ832に係合する駆動
部材834と、該駆動部材834を昇降駆動するエアシ
リンダ835とを備えている。エレベータ832にはモ
ータ833aによって正転逆転駆動可能のベルトコンベ
ア833を設けてある。
【0076】このエレベータ装置83によると、エアシ
リンダ835により駆動部材834がその下限位置まで
下降し、それによってエレベータ832もリターンコン
ベア82の出口に臨む位置に配置される。この位置でリ
ターンコンベア82から送り出されてくるテストボード
9をベルトコンベア833の逆転駆動によりエレベータ
832上に受けとり、しかるのち、エアシリンダ835
の駆動により駆動部材834が上昇せしめられ、それに
よってエレベータ832が入口ステーション2のローラ
コンベア21に臨む上限位置に配置される。この状態で
ベルトコンベア833が正転駆動されることで、該ベル
トコンベア833上のテストボード9がその上のソケッ
ト蓋体932を開いたままの状態で入口ステーション2
上へ搬入され、そこでパッケージテープPTの装着を待
つ。
【0077】以上説明したTCP連続テスト装置によ
り、例えば連続する長尺テープ上にICパッケージを順
次形成したパッケージテープPT上の該ICパッケージ
についてパッケージテストを行う場合を説明すると、か
かるパッケージテープPTとこれに重ねたスペーサテー
プSTとを一緒に巻き取ったテープ繰出しリール11a
がテープ供給装置1におけるリール支持装置11の各リ
ール支持アーム113に装着されるとともに、同各リー
ル支持アーム113にテープ巻取りリール11bが装着
される。
【0078】一方、テープ引取り装置7におけるリール
支持装置73の各リール支持アーム733に、スペーサ
テープSTを予め巻いたテープ繰出しリール73aが装
着されるとともに同各リール支持アーム733にテープ
巻取りリール73bが装着される。テープ供給装置1に
おける各テープ繰出しリール11aから引き出したパッ
ケージテープPTは、テープ案内部12におけるテープ
案内ローラ121、ダンサローラ122及びテープ案内
ローラ123に順次案内されてテープ案内板124まで
予め引き出され、パッケージソケット93への装着を待
つ状態とされる。
【0079】テープ繰出しリール11aから同時に引き
出されるスペーサテープSTはテープ巻取りリール11
bに連結され、このテープ巻取りリール11bの巻取り
駆動により該テープ巻取りリール11b上に順次巻き取
られる。テープ引取り装置7では、リール支持装置73
における各テープ繰出しリール73aからスペーサテー
プSTを引き出し、これを各テープ巻取りリール73b
に連結しておき、該テープ巻取りリール73bにパッケ
ージテープPTを巻き取るとき、このスペーサテープS
Tも一緒に巻き取れるようにしておく。
【0080】さらに、入口ステーション2、テストエリ
アTAにおけるローラコンベア10及び出口ステーショ
ン4にはその全体にわたってテストボード9を、各隣合
うテストボード9同士が相互に密に接触する状態で並べ
ておく。また、恒温槽100を運転し、テストエリアT
Aを所定のパッケージテスト温度に維持しておく。この
ようにしてパッケージテストの準備が完了すると、入口
ステーション2においてテープ案内板124から引き出
した4列のパッケージテープPTを入口ステーション2
におけるテストボード9の各パッケージソケット93列
に装着し、しかるのち各パッケージソケット93のソケ
ット蓋体932を閉じ、これをラッチ933でロックす
る。このように一つのテストボード9にパッケージテー
プPTを装着し終わると、図5及び図6に詳細を示す入
口プッシャー3において一対のエアシリンダ31のピス
トンロッド31aを上昇させ、該ピストンロッド31a
をパッケージテープPT装着済のテストボード9の基体
パレット91の孔915に嵌合させる。その状態でサー
ボモータ37を正転運転し、ピストンロッド31aをテ
ストボード9の送り方向αへ駆動することで該ピストン
ロッド31aをテストボード9に係合させ、該テストボ
ード9をその送り方向αの幅Wの距離だけテストエリア
TAのローラコンベア10上に押し出す。
【0081】このテストボード9の押出しにあたり、出
口ステーション4ではテストエリアTAから押し出され
てくるテストボード9が、該出口ステーション4におけ
る制動装置6(図8)に接し、慣性力を制動されつつ、
各隣合うテストボード9同士が相互に接触した状態を維
持したまま押し出されてくる。このようにテストエリア
TAからテストボード9が、制動装置6により制動され
つつある程度押し出されてきた段階で、図8に示すボー
ド検出センサSWがテストボード9の到来を検出し、そ
のタイミングで、出口ステーション4に臨む反力プッシ
ャー5における一対のエアシリンダ51のピストンロッ
ド51aが上昇し、押し出されてきたテストボード9の
基体パレット91の孔915に嵌合し、係合する。な
お、反力プッシャー5においては、この動作に先立って
予めエアシリンダ55のピストンロッド55aをテスト
ボード9の送り方向αと反対方向に突出させておく。
【0082】かくして入口ステーション2からテストボ
ード9がテストエリアTAに押し出されるにともなって
出口ステーション4ではそこへ押し出されてくるテスト
ボード9に反力プッシャー5のピストンロッド51aが
係合し、それによって該テストボード9を支えつつ後退
する。このようにして各隣合うテストボード9は互いに
接触した状態を確実に維持する。
【0083】入口ステーション2からテストボード9が
その送り方向αの幅WだけテストエリアTAへ押し出さ
れると、入口プッシャー3においてはピストンロッド3
1aが下降し、次いでサーボモータ37が逆転され、当
初位置まで後退する。一方、反力プッシャー5において
もピストンロッド51aが下降し、ピストンロッド55
aが再び次の指示に備えて突出する。そして、入口ステ
ーション2ではパッケージテープPTを装着された次の
テストボード9が入口プッシャー3によりテストエリア
TAへ押し出される操作が開始され、以上の操作が繰り
返されることでテストエリアTAにコンタクト装置Eの
数に見合った所定数のパッケージテープPT装着テスト
ボード9が互いに接触する状態で並べられ、各テストボ
ード9は対応するコンタクト装置Eに臨む。
【0084】この状態で各コンタクト装置Eにおいてエ
アシリンダe1がカードコネクタe2を下降させ、該カ
ードコネクタe2が各テストボード9上のコネクタ接続
部94に差し込まれ、所定のパッケージテストが実施さ
れる。ところで、前述のようにテストエリアTAへ次々
とテストボード9が押し出されるので、出口ステーショ
ン4においてはその一番端のテストボード9が次々と外
へ移動するが、このように移動するテストボード9はエ
レベータ装置81のエレベータ812に受けとられて降
ろされ、そこからリターンコンベア82に渡され、該リ
ターンコンベア82の運転により入口ステーション2に
臨むエレベータ装置83のエレベータ832に渡され
る。エレベータ832はこの空のテストボード9を受け
とって上昇し、出口ステーション2へパッケージテープ
PT装着のために送り出す。このようにしてテストボー
ド9は出口ステーション4からボードリターン装置8に
より再び入口ステーション2へ戻されるように循環す
る。
【0085】なお、テストエリアTAに所定数のパッケ
ージテープPT装着テストボード9が並べられ、パッケ
ージテストを開始するときには、入口プッシャー3で
は、ピストンロッド31aがテストボード9に係合した
ままの状態におかれる一方、反力プッシャー5ではピス
トンロッド51aがテストボード9に係合したままの状
態とされ、かくしてテストエリアTA内のテストボード
9は両側から入口プッシャー3と反力プッシャー5に挟
まれた状態で正確に相互接触した状態に維持され、各コ
ンタクト装置Eによるカードコネクタe2の接続が確実
に行われる。
【0086】パッケージテストが終了すると、入口プッ
シャー3においてピストンロッド31aが下降し、且
つ、当初位置へ戻され、また、反力プッシャー5におい
てもピストンロッド51aが下降し、ピストンロッド5
5aがテストボード9を支持するために突出する。この
ようにして再び次のパッケージテストを行うためにパッ
ケージテープPT装着テストボード9が順次テストエリ
アTAへ押し出される。
【0087】このテストボード9の押出しにともなっ
て、出口ステーション4へはパッケージテスト終了済の
テストボード9が次々と押し出されてくるが、出口ステ
ーション4ではテストボード9のパッケージソケット9
3列に対応して配置されたラッチ駆動ローラ71が待ち
受け、該ラッチ駆動ローラ71がテストボード9上のパ
ッケージソケット93のラッチ933に当接し、該テス
トボード9が押し出され進行するにしたがい、該ラッチ
933はラッチ駆動ローラ71に押されてアンロック位
置へ回動する。
【0088】かくして各パッケージソケット93のソケ
ット蓋体932が自動的にばね力で開き、そこからパッ
ケージテープPTを引き出し得る状態となる。パッケー
ジテストを完了して一番最初に出てくるテストボード9
上のパッケージテープPTはソケット蓋体932が開か
れたあと、リール支持装置73におけるテープ巻取りリ
ール73bに連結される。このとき巻き取られるパッケ
ージテープPTはテープ案内ローラ72に案内される。
【0089】かくして次々とパッケージテスト済のテス
トボード9が押し出されてくるにしたがい、該テストボ
ード9上の各パッケージソケット93のラッチ933が
アンロック位置へ変位されることでソケット蓋体932
が開けられ、該パッケージソケット93からパッケージ
テスト済パッケージテープPTが、テープ案内ローラ7
2に案内されつつテープ巻取りリール73bに順次巻き
取られていく。このときリール支持装置73上のテープ
繰出しリール73aからはスペーサテープSTが同時に
繰り出され、これがパッケージテスト済パッケージテー
プPTとともにテープ巻取りリール73bに巻き取られ
ていく。
【0090】ソケット蓋体932が開放されたパッケー
ジソケット93からテープ巻取りリール73bに至るパ
ッケージテープPT引取り張力が何らかの理由で増加す
ると、テープ案内ローラ72が上方へ揺動し、一組のテ
ープ案内ローラ72を検出する光スイッチ722、72
3(図9参照)における光路が遮断され、テープ巻取り
リール73bは図示しない制御部からの指示に基づき停
止される。この停止によってパッケージテープPTがた
るみ、それにともないテープ案内ローラ72が揺動下降
して再び光路が通ると、テープ巻取りリール73bが再
び巻取り駆動開始される。このようにしてテープ巻取り
リール73bへのパッケージテープPTの巻取りは、パ
ッケージテープPTに損傷が発生しないように安全に行
われる。
【0091】また、ラッチ駆動ローラ71によるソケッ
ト蓋体932の開放が円滑に行われず、一組のソケット
蓋体932の開放を検出する光スイッチ711、712
(図9参照)がソケット蓋体932の開放を検出しない
ときには、各可動部の動作が図示しない制御部からの指
示に基づき停止され、パッケージテープPTの安全が保
たれる。
【0092】テープ供給装置1のリール支持装置11に
おいてテープ繰出しリール11aが空になり、テープ巻
取りリール11bが満杯になると、図2の(A)図に示
すように、リール支持アーム113をリール交換位置へ
回動することでリール交換を行うことができる。また、
テープ引取り装置7におけるリール支持装置73におい
てテープ巻取りリール73bが満杯になり、テープ繰出
しリール73aが空になると、図11の(A)図に示す
ようにリール支持アーム733をリール交換位置へ回動
させ、リールの交換を行うことができる。
【0093】以上説明した実施例のTCP連続テスト装
置によると、パッケージテープPTを何ら切断すること
なく長尺のまま連続的に繰出し、該パッケージテープP
T上の各ICパッケージにつき、能率良く、大量に、し
かも安全にパッケージテストを実施することができる。
なお、前記実施例装置はTCP連続テスト装置である
が、該TCP連続テスト装置中のテープ供給装置1の一
部(特にリール支持装置11)又は全部を省略するとと
もにテープ引取り装置7の一部(特にリール支持装置7
3)又は全部を省略して、例えばTCP製造ライン中の
パッケージテスト工程部分に組み込み使用することがで
きる。この場合、パッケージテスト工程に入る前の部分
に、前工程での処理速度とパッケージテスト工程で要す
る長いパッケージテスト時間を考慮して、一時的にパッ
ケージテープを貯める、ダンサローラ等利用のバッファ
装置を設けてもよい。
【0094】また、前記TCP連続テスト装置中のテー
プ供給装置1の一部(特にリール支持装置11)又は全
部、及びテープ引取り装置7の一部(特にリール支持装
置73)又は全部を除いた部分は、単体のICパッケー
ジ等装着用のパッケージソケットを有するテストボード
を用いることにより、個々に単体で作られるICパッケ
ージ等のパッケージテストにも利用できる利点がある。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明パッケージテ
スト装置によると、パッケージテープを切断することな
く、該パッケージテープ上のパッケージを能率よく大量
に、安全にパッケージテストすることができる。ボード
リターン装置を備えるときは、パッケージテストを終え
て空いたテストボードを出口ステーションから入口ステ
ーションへ循環させ、効率良く利用できる。
【0096】また、パッケージテープ供給装置及びパッ
ケージテープ引取り装置が備わっているときはTCP連
続テスト装置として利用できる。さらに、単体パッケー
ジ装着用のパッケージソケットを有するテストボードを
用いることにより、個々に単体で作られるICパッケー
ジ等のパッケージテストにも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の全体の概略側面図であ
る。
【図2】テープ供給装置におけるリール支持装置を示す
もので、図(A)はその側面図、図(B)は図(A)に
おいて左側から見た図である。
【図3】テープ供給装置におけるテープ案内部及びボー
ドリターン装置の一部の側面図である。
【図4】図(A)はテープ供給装置におけるテープ案内
部及びボードリターン装置の一部の平面図であり、図
(B)はテープ案内部におけるテープ案内板を図(A)
の右側から見た図である。
【図5】入口ステーション及びそこに設けられた入口プ
ッシャーの平面図である。
【図6】図5に示す部分をテストボードの送り方向下流
側から見た図である。
【図7】出口ステーションにおける反力プッシャーを示
すもので、図(A)はその平面図、図(B)は図(A)
のI−I線断面図である。
【図8】出口ステーション及びそこに設けられた制動装
置の平面図である。
【図9】ラッチ駆動ローラ及び該ラッチ駆動ローラと対
をなすテープ案内ローラ(一部省略)をテストボードの
送り方向の上流側から見た図である。
【図10】図9において右から二番目のラッチ駆動ロー
ラ及びこれと対をなすテープ案内ローラを示すもので、
図(A)はその側面図、図(B)はその平面図である。
【図11】テープ引取り装置におけるリール支持装置を
示すもので、図(A)はその側面図、図(B)は図
(A)において左側から見た図である。
【図12】ボードリターン装置を形成する出口ステーシ
ョン側のエレベータ装置の側面図である。
【図13】図12に示すエレベータ装置の平面図であ
る。
【図14】テストボードを示すもので、図(A)はその
平面図、図(B)はその側面図である。
【図15】テストボードにおける基体パレットの平面図
である。
【図16】パッケージテープ及び該パッケージテープ上
のICパッケージに通電、信号付与等を行うための一般
的なパッケージソケットの斜視図である。
【符号の説明】
1 テープ供給装置 11 リール支持装置 111 一対の柱 112 アームシャフト 113 リール支持アーム 11a テープ繰出しリール 11b テープ巻取りリール 12 テープ案内部 PT パッケージテープ ST スペーサテープ 2 入口ステーション 3 入口プッシャー 4 出口ステーション 5 反力プッシャー 6 制動装置 7 テープ引取り装置 71 ラッチ駆動ローラ 711、712 ソケット蓋体932の開放を検出する
光スイッチ 72 テープ案内ローラ(ダンサローラ) 721 揺動アーム 722、723 テープ案内ローラ(ダンサローラ)7
2を検出する光スイッチ 73 リール支持装置 731 一対の柱 732 アームシャフト 733 リール支持アーム 73a テープ繰出しリール 73b テープ巻取りリール 8 ボードリターン装置 81 エレベータ装置 82 リターンコンベア 83 エレベータ装置 TA テストエリア 10 テストエリアTAのローラコンベア E コンタクト装置 100 恒温槽 9 テストボード 91 基体パレット 92 プリント配線基板 93 パッケージソケット 931 ソケット本体 932 ソケット蓋体 933 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀樹 大阪市北区天神橋3丁目5番6号 タバイ エスペック株式会社内 (72)発明者 田渕 雅之 大阪市北区天神橋3丁目5番6号 タバイ エスペック株式会社内 (72)発明者 福永 哲 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)発明者 久富 潤一郎 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品、電子部品等のパッケージを順
    次形成したパッケージテープ上の該パッケージに通電、
    信号付与等してパッケージテストするために該パッケー
    ジを装着するパッケージソケットを1又は複数列に設け
    たテストボードを配置するための入口ステーションと、 前記パッケージソケットに前記パッケージを装着された
    テストボードをテストボード送り方向の幅ずつ前記入口
    ステーションから押し出す入口押出し装置と、 前記入口ステーションから前記入口押出し装置にて順次
    押し出されるテストボードを受けとってテストエリアに
    搬送するためのコンベアと、 前記コンベアに臨み、該コンベア上に並べられる前記テ
    ストボードに電気的に接続可能のコンタクト装置と、 前記入口押出し装置によるテストボードの順次押し出し
    に伴って前記コンベアから順次押し出されるテストボー
    ドを受けとる出口ステーションと、 前記出口ステーションへ押し出されてくるテストボード
    を前記入口押出し装置の押出し力よりは弱い力で支持し
    つつ該テストボードが押し出されることを許す反力付与
    装置とを備えたことを特徴とするパッケージテスト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記出口ステーションから、パッケージ
    テスト済パッケージ取外し後のテストボードを受けとっ
    て再び前記入口ステーションへ搬送するボードリターン
    装置を備えた請求項1記載のパッケージテスト装置。
  3. 【請求項3】 前記パッケージテープを1又は複数列で
    前記入口ステーション上のテストボードのパッケージソ
    ケットに供給するためのテープ供給装置と、前記出口ス
    テーション上のテストボードのパッケージソケットから
    パッケージテスト済パッケージテープを引き取る装置と
    を備えた請求項1又は2記載のパッケージテスト装置。
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