JP2524249Y2 - 竪形研磨機に於ける板ガラスの搬出装置 - Google Patents

竪形研磨機に於ける板ガラスの搬出装置

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JP2524249Y2
JP2524249Y2 JP1993052114U JP5211493U JP2524249Y2 JP 2524249 Y2 JP2524249 Y2 JP 2524249Y2 JP 1993052114 U JP1993052114 U JP 1993052114U JP 5211493 U JP5211493 U JP 5211493U JP 2524249 Y2 JP2524249 Y2 JP 2524249Y2
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sheet glass
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明 白井
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株式会社白井▲鉄▼工所
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板ガラスの四辺縁を
研磨する竪形研磨機に於ける板ガラスの搬出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、竪形研磨機で板ガラスの四辺の縁
を研磨する場合、入れ込みパレットに搭載してある板ガ
ラスを入手により竪形研磨機の左端に入れ込む。
【0003】竪形研磨機の左端に入れ込んだ板ガラス
は、コンベヤにより右端方向に走行すると共に、走行途
中に回転砥石により下位の辺縁を研磨する。
【0004】研磨後の板ガラスが竪形研磨機の右端に到
着すると、人手により取り上げて90度旋回し、そして
竪形研磨機の左端に供給する。
【0005】以上の繰り返しにより板ガラスの四辺の縁
を研磨し、竪形研磨機の右端に到着した研磨ずみの板ガ
ラスを人手により取り上げて取り上げパレットに搭載す
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記のような研磨手順
によると、竪形研磨機の右端に到達した板ガラスを入手
により竪形研磨機の左端迄運ぶので、入れ込み側と取り
上げ側とに二人の作業者が必要になる。このため、人件
費が著しくアップする問題があった。
【0007】そこで、この考案の課題は、取り上げ側に
作業者を必要としない板ガラスの搬出装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、往行側搬送路により立てかけた姿勢
の板ガラスを搬送すると共に、上記往行側搬送路の片側
の滑走案内装置により板ガラスの裏面を受け止め、また
上記往行側搬送路の途中の回転砥石により板ガラスの下
位辺縁を研磨する竪形研磨機において、上記往行側搬送
路の板ガラスの表面に対向する側に立てかけた姿勢の板
ガラスの表面側を滑走案内装置により受け止めて搬送す
る復行側搬送路を並設し、また、上記往行側搬送路の至
端手前に前記往行側搬送路上の板ガラスを上記復行側搬
送路上に供給するような受け渡し装置を設けた構成を採
用する。
【0009】
【作用】往行側搬送路の基端部に人手により立てかけた
姿勢の板ガラスを供給する。
【0010】往行側搬送路上の立てかけた姿勢の板ガラ
スは、滑走案内装置により裏面を受け止めて搬送され、
搬送途中の板ガラスの下辺縁を回転砥石により研磨す
る。
【0011】研磨後の板ガラスは、往行側搬送路の至端
に向う。
【0012】往行側搬送路の至端手前に板ガラスが到達
すると、待機している受け渡し装置により板ガラスを受
け取り、そして復行側搬送路の基端部に板ガラスを受け
渡す。
【0013】復行側搬送路の基端部上に受け渡した立て
かけた姿勢の板ガラスは、滑走案内装置により表面を受
け止めて搬送され、復行側搬送路の至端に到達した板ガ
ラスを人手により取り下ろすと共に、90度旋回(次の
研磨縁が下位になるように)し、そして、往行側搬送路
の基端上に供給する。
【0014】
【実施例】以下、この考案に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0015】図1及び図2に示すAは周知の竪形研磨機
である。
【0016】上記竪形研磨機Aによる立てかけた姿勢に
供給した板ガラスaの下位辺縁の研磨は、往行側搬送路
1を形成する上流ローラコンベヤ2(それぞれのローラ
を駆動する)上に板ガラスaを供給すると、次の往行側
を対向させた二条の中流ベルトコンベヤ3により板ガラ
ス3aの表裏両面の下部を挾み込んで荷受けすると共
に、搬送し、その後に下流ローラコンベヤ4(それぞれ
のローラを駆動する)に荷受けして搬送し、上記中流ベ
ルトコンベヤ3により挾み込んで搬送する間において、
板ガラスaの下位辺の縁を直列状に並ぶ回転砥石5によ
り研磨する。
【0017】また、立てかけた姿勢で搬送する板ガラス
aは、往行側搬送路1の片側、すなわち、板ガラスaの
裏面を滑走案内装置6により受け止めるようになってい
る。
【0018】上記の滑走案内装置6は、衝立て状のフレ
ーム7と、このフレーム7に多段状で、かつフレーム7
の全長に所定の間隔を存して軸承した回転子8とで構成
されている。
【0019】さらに、往行側搬送路1の片側、すなわ
ち、板ガラスa表面側には、往行側搬送路1の全長にわ
たって平行する復行側搬送路9が設けられており、前記
復行側搬送路9は、図示の場合、それぞれのローラを駆
動する形式のローラコンベヤ10を用いたが、ベルトコ
ンベヤを用いることもある。
【0020】また、復行側搬送路9の片側全長には、板
ガラスaの表面を受け止める往行側搬送路1の滑走案内
装置6と同様の滑走案内装置6が設けてある。
【0021】さらに、往行側搬送路1の至端手前には、
往行側搬送路1上の板ガラスaを復行側搬送路9の基端
部上に供給する受け渡し装置11が設けてある。
【0022】上記の受け渡し装置11は、図示の場合、
往行側搬送路1と復行側搬送路9との間の下方にピン1
2を介し下端を回動自在に支持した左右二本の揺動体1
3と、この両揺動体13の上端にピン14を介し両端を
回動自在に連結した連結部材15と、支持部材16に据
え付けると共に、片方の揺動体13に先端を回動自在に
連結した第1シリンダ17と、復行側搬送路9側のピン
14を介し下端を回動自在に支持した柱材18と、この
柱材18の板ガラスaの裏面に対向する前面の上下間に
設けた複数段の吸盤19と、連結部材15上から起立す
るスタンド20に据え付けると共に、柱材18に先端を
回動自在に連結した第2シリンダ21と、後退待機位置
に戻る柱材18が納まるようにフレーム7に設けた欠除
部22とで構成し、往行側搬送路1の至端部に下位辺縁
の研磨ずみ板ガラスaが到達すると、第1シリンダ17
が収縮作用して、図3反時計方向に揺動体13を回動す
る。すると、図3左方向に柱材18が前進する。
【0023】このとき、柱材18の前進直後に板ガラス
aの裏面に当接する各吸盤19内を接続ホース(図示省
略)などを介して吸引するので、板ガラスaを吸着す
る。
【0024】しかして、吸盤19を介し柱材18に保持
した板ガラスaは、柱材18の前進にともない往行側搬
送路1から受け取り、復行側搬送路9上に向け移送する
と、共に、第2シリンダ21の伸長作用により復行側搬
送路9のフレーム7の方向に柱材18を倒して、回転子
8に板ガラスaの表面をもたせかける。
【0025】その後に各吸盤19内の吸引を解除して、
復行側搬送路9上に板ガラスaを受け渡す。
【0026】板ガラスaの受け渡し後の柱材18は、第
2シリンダ21の収縮作用により引きおこし、また、第
1シリンダ17の伸長作用により待機位置迄後退させる
ようにしたが、昇降並びに左右方向にスライドするクラ
ンプ装置(図示省略)などにより受け渡すようにしても
よい。
【0027】なお、吸盤19による板ガラスaの吸引
は、例えば板ガラスaの搬送速度を検出すると共に板ガ
ラスaの搬送方向前後縁間の二等分線と吸盤19のセン
タとが合致し、かつ吸着するように第1シリンダ17を
収縮作用させるとよい。
【0028】上記復行側搬送路9上に受け渡した板ガラ
スaは、搬送され、復行側搬送路9の至端側に到達した
板ガラスaは、人手により取り下ろすと共に、90度旋
回して往行側搬送路1の基端部に供給する。
【0029】なお、図4に示すように、柱材18の下部
に回動支軸31を有するアーム32を突出させて、この
アーム32の先端に受けローラ33を設けると共に、据
え付けた第3シリンダ34の先端をアーム32に回動自
在に連結しておくと、第3シリンダ34の伸長作用によ
り上昇停止している受けローラ33によって受け渡す迄
の板ガラスaの下端を受架し、板ガラスaの受け渡し後
第3シリンダ34を収縮作用させてアーム32と共に受
けローラ33を降下すると、柱材18の後退時板ガラス
aの下縁と受けローラ33との引っかかりを回避するこ
とができる。
【0030】
【効果】この考案に係る竪形研磨機に於ける板ガラスの
搬出装置は、以上のように構成してあるので、下位辺縁
を研磨して往行側搬送路の至端に到達した板ガラスを受
け渡し装置により復行側搬送路に受け渡し、復行側搬送
路の至端に到達した板ガラスを人手により往行側搬送路
に供給するのみでよい。
【0031】このため作業者の人員を減少すると共に、
能率よく研磨することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例の側面図
【図2】同上の平面図
【図3】同正面図
【図4】同上の要部を示す拡大正面図
【符号の説明】
A 竪形研磨機 a 板ガラス 1 往行側搬送路 2 上流ローラコンベヤ 3 中流ベルトコンベヤ 4 下流ローラコンベヤ 5 回転砥石 6 滑走案内装置 7 フレーム 8 回転子 9 復行側搬送路 10 ローラコンベヤ 11 受け渡し装置 12 ピン 13 揺動体 14 ピン 15 連結部材 16 支持部材 17 第1シリンダ 18 柱材 19 吸盤 20 スタンド 21 第2シリンダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往行側搬送路により立てかけた姿勢の板
    ガラスを搬送すると共に、上記往行側搬送路の片側の滑
    走案内装置により板ガラスの裏面を受け止め、また上記
    往行側搬送路の途中の回転砥石により板ガラスの下位辺
    縁を研磨する竪形研磨機において、上記往行側搬送路の
    板ガラスの表面に対向する側に立てかけた姿勢の板ガラ
    スの表面側を滑走案内装置により受け止めて搬送する復
    行側搬送路を並設し、また、上記往行側搬送路の至端手
    前に前記往行側搬送路上の板ガラスを上記復行側搬送路
    上に供給するような受け渡し装置を設けたことを特徴と
    する竪形研磨機に於ける板ガラスの搬出装置。
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