JPH05223179A - 多連装バルブ装置 - Google Patents

多連装バルブ装置

Info

Publication number
JPH05223179A
JPH05223179A JP5946492A JP5946492A JPH05223179A JP H05223179 A JPH05223179 A JP H05223179A JP 5946492 A JP5946492 A JP 5946492A JP 5946492 A JP5946492 A JP 5946492A JP H05223179 A JPH05223179 A JP H05223179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump passage
manifold block
passage
communication groove
valve device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5946492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3082988B2 (ja
Inventor
Tadashi Miyamoto
正 宮本
Hikari Murata
光 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kayaba Eng & Service Kk
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Eng & Service Kk
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Eng & Service Kk, Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Eng & Service Kk
Priority to JP04059464A priority Critical patent/JP3082988B2/ja
Publication of JPH05223179A publication Critical patent/JPH05223179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3082988B2 publication Critical patent/JP3082988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ポンプ通路の流路面積を
実質的に拡大して圧力損失を小さくするとともに、加工
を容易にし、バリなどが発生しない多連装バルブ装置を
提供することである。 【構成】 連通溝23を、ポンプ通路22の底部に沿っ
て、かつその全長にわたって形成したもので、連通溝2
3は、ポンプ通路22と一体となって、実質的に一つの
流路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のバルブカート
リッジを、一つのマニホールドブロックに装着した多連
装バルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図6に示した従来の多連装バルブ
装置は、マニホールドブロック1に、ポンプ通路2とタ
ンク通路3とを切削加工するとともに、これら両通路
2、3に直交する複数の挿入孔4を形成している。上記
挿入孔4には、図6に示すように、バルブカートリッジ
5を挿入するが、このカートリッジ5の外側はシール部
材6〜8で区画し、真ん中のエリヤを流入ポート部9と
し、その両側のエリヤをアクチュエータポート部10、
11としている。このアクチュエータポート部10、1
1は、上記ポンプ通路2の両側に形成したアクチュエー
タポートA、Bに連通させている。
【0003】また、上記流入ポート部9はポンプ通路2
に連通させるが、そのための連通ポート12は、図6に
示すように、マニホールドブロック1の外側から機械加
工で形成するようにしている。つまり、図示していない
切削工具をマニホールドブロック1の外側からポンプ通
路2を貫通するようにして流入ポート部9に到達させ
て、連通ポート12を形成したもので、マニホールドブ
ロック1側の開口部分はプラグ13でふさいでいる。そ
して、この連通ポート12は、図5に示すように、複数
のバルブカートリッジ5に対応したバルブの数だけ形成
しなければならないこと、当然である。
【0004】なお、上記カートリッジ5には、図示して
いないスプールを組み込んでいるが、このスプールはカ
ートリッジ5の外側に設けたソレイノド14、15で切
換えられる。また、このスプールが切換わることによっ
て、例えば、一方のアクチュエータポートAが、アクチ
ュエータポート部10、流入ポート部9及び連通ポート
12を介してポンプ通路2に連通する。このとき他方の
アクチュエータポートBは、上記スプールの軸中心に沿
って形成した通路を経由してタンク通路3に連通する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、アクチュエータポートA、Bの間に、ポン
プ通路2を形成しているので、このポンプ通路2を大き
くしようとすると、アクチュエータポートA、Bと干渉
してしまう。そのためにこのポンプ通路2を十分に大き
くできず、それだけ圧力損失も大きくなるという問題が
あった。また、上記のようにポンプ通路2を切削加工し
ていたので、例えば、その加工中に切削工具が傾いたり
すると、やはり、ポンプ通路2がアクチュエータポート
A、Bと干渉してしまうという問題があった。さらに、
連通ポート12を各バルブに対応した分だけ形成しなけ
ればならないので、その加工工数も多くなるし、連通ポ
ート12とポンプ通路2とが交わる部分にバリが発生
し、そのバリがスプールなどにかみ込んで悪影響を及ぼ
すという問題もあった。この発明の目的は、ポンプ通路
の流路面積を実質的に拡大して圧力損失を小さくすると
ともに、加工を容易にし、バリなどが発生しない多連装
バルブ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、マニホー
ルドブロックにポンプ通路を形成する一方、このポンプ
通路に直交する方向から複数のバルブカートリッジを、
マニホールドブロックに挿入し、これら各バルブカート
リッジの流入ポート部を上記ポンプ通路に連通させ、各
バルブカートリッジに対して上記ポンプ通路を共通化し
た多連装バルブ装置において、上記ポンプ通路に、その
全長にわたって連通溝を形成し、この連通溝を介して、
ポンプ通路と各バルブカートリッジの流入ポート部とを
連通させた点に特徴を有する。第2の発明は、ポンプ通
路及び連通溝を、型成形によってマニホールドブロック
と一体加工した点に特徴を有する。第3の発明は、マニ
ホールドブロックをアルミ製にするとともに、ポンプ通
路及び連通溝を、引き抜き加工で形成した点に特徴を有
する。
【0007】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、ポン
プ通路に圧力流体が供給されれれば、それと同時に連通
溝にもその圧力流体が流れる。そして、この連通溝を経
由して、圧力流体が各バルブカートリッジの流入部に供
給される。
【0008】
【発明の効果】第1の発明によれば、ポンプ通路の全長
にわたって連通溝を形成したので、この連通溝の分だけ
ポンプ通路の流路面積が実質的に拡大される。したがっ
て、ポンプ通路そのものの流路面積を拡大せずに圧力損
失を小さくでき、しかも、ポンプ通路とアクチュエータ
ポートとが干渉したりする問題もなくなる。第2の発明
によれば、ポンプ通路と連通溝とを、型成形でマニホー
ルドブロックと一体成形したので、ポンプ通路や連通溝
の部分にバリなどが発生しない。したがって、このバリ
による悪影響をすべて解消できる。第3の発明によれ
ば、マニホールドブロックをアルミ製にしたので、その
加工性を向上させることができる。
【0009】
【実施例】図1〜図4に示した実施例は、そのマニホー
ルドブロック21をアルミ製にするとともに、それを引
き抜き加工によって、図3に示すように、ポンプ通路2
2、連通溝23及びタンク通路24を一体成形してい
る。上記ポンプ通路22は、バルブカートリッジ5を挿
入する挿入孔4と直交する方向に形成していること、従
来と同様である。また、上記連通溝23は、図4に示す
ように、上記ポンプ通路22の底部に沿って、その全長
にわたって形成したもので、ポンプ通路22と一体とな
って、実質的に一つの流路を構成する。上記以外の構成
は、従来と同様で、上記挿入孔4にバルブカートリッジ
5を挿入するとともに、各バルブカートリッジ5の外側
に区画された流入ポート部9を上記連通溝23に連通さ
せている。
【0010】ただし、この実施例では、図2に示すよう
に、マニホールドブロック21の外側に、凹部25、2
6を形成するとともに、タンク通路24に対応する部分
の周囲を、他の部分より細くした小径部27としてい
る。マニホールドブロック21に凹部25、26と小径
部27を形成したのは、次のような理由による。例え
ば、マニホールドブロック21の外面に、他の部材など
が接触して打痕ができると、その打痕の周囲が盛り上が
ったりする。しかし、この盛り上がりは、当該マニホー
ルドブロック21を、水平面などに正確に置いたり、他
の部材とぴったりつき合わせたりするときの障害とな
る。
【0011】そこで、この実施例では、マニホールドブ
ロック21の外側の接触面積を小さくするために、凹部
25、26及び小径部27を形成し、それら凹部及び小
径部に打痕ができても、上記のような障害が発生しない
ようにしたものである。ただし、上記凹部26は、その
両側に形成される突部28、29の中心を、アクチュエ
ータポートA、Bの中心よりも外側に位置させている。
これによって当該ブロック21を図示していないテーブ
ルに乗せながら、アクチュエータポートA、Bを切削加
工するとき、このブロック21を安定させることができ
る。
【0012】次に、この実施例の作用を説明する。ポン
プ通路22に圧力流体が供給されれば、当然のこととし
て連通溝23にも圧力流体が流れる。つまり、ポンプ通
路22と連通溝23とは、一体となって実質的に一つの
流路を構成することになる。したがって、連通溝22の
流路面積分だけ、ポンプ通路22の流路面積が拡大され
たことになり、それだけ圧力損失も小さくなる。また、
圧力損失を小さくするために、ポンプ通路22そのもの
を拡大するわけではないので、このポンプ通路22とア
クチュエータポートA、Bとが干渉し合うようなことも
ない。
【0013】なお、この実施例では、マニホールドブロ
ック21をアルミ製にして、引き抜き加工するようにし
たが、その材質や加工法は、どのようなものであっても
よい。例えば、ポンプ通路22を切削加工するととも
に、このポンプ通路22と一部が重複するようにして連
通溝23を切削加工することも可能である。ただし、ア
ルミ材を用いて引き抜き加工した方が、切削加工したと
きのバリなどが発生しないので、バルブの作動に悪影響
を及ぼさないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の平面図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じくマニホールドブロックの端面図である。
【図4】図3のIV−IV線からカットした状態の斜視図で
ある。
【図5】従来の多連装バルブ装置の平面図である。
【図6】同じく従来の断面図である。
【符号】
5 バルブカートリッジ 9 流入ポート部 21 マニホールドブロック 22 ポンプ通路 23 連通溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 光 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿 易センタービル カヤバ工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニホールドブロックにポンプ通路を形
    成する一方、このポンプ通路に直交する方向から複数の
    バルブカートリッジを、マニホールドブロックに挿入
    し、これら各バルブカートリッジの流入ポート部を上記
    ポンプ通路に連通させ、各バルブカートリッジに対して
    上記ポンプ通路を共通化した多連装バルブ装置におい
    て、上記ポンプ通路に、その全長にわたって連通溝を形
    成し、この連通溝を介して、ポンプ通路と各バルブカー
    トリッジの流入ポート部とを連通させた多連装バルブ装
    置。
  2. 【請求項2】 ポンプ通路及び連通溝を、型成形によっ
    てマニホールドブロックと一体加工した請求項1記載の
    多連装バルブ装置。
  3. 【請求項3】 マニホールドブロックをアルミ製にする
    とともに、ポンプ通路及び連通溝を、引き抜き加工で形
    成した請求項2記載の多連装バルブ装置。
JP04059464A 1992-02-13 1992-02-13 多連装バルブ装置 Expired - Fee Related JP3082988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04059464A JP3082988B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 多連装バルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04059464A JP3082988B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 多連装バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05223179A true JPH05223179A (ja) 1993-08-31
JP3082988B2 JP3082988B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=13114068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04059464A Expired - Fee Related JP3082988B2 (ja) 1992-02-13 1992-02-13 多連装バルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3082988B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192407A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Behr Thermot-Tronik Gmbh バルブハウジングを製造する方法およびバルブハウジング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192407A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Behr Thermot-Tronik Gmbh バルブハウジングを製造する方法およびバルブハウジング

Also Published As

Publication number Publication date
JP3082988B2 (ja) 2000-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1593855B1 (en) Hydraulic control valve having holding valve with improved response characteristics
CA1076001A (en) Fluid pressure control apparatus
US4926906A (en) Spool valve
JP2000065220A (ja) 調節弁
JPH05223179A (ja) 多連装バルブ装置
US5048395A (en) Control device for cylinder
JP3082989B2 (ja) 多連装バルブ装置
WO1995025227A1 (fr) Distributeur de commande directionnelle
JP2550901Y2 (ja) スプール弁
JPH0752402Y2 (ja) 流体制御弁
JPH07269724A (ja) スプール
JPH02134401A (ja) 油圧制御装置
JPH0849781A (ja) 制御弁
EP0704631A1 (en) Mono-block control valve with side bypass passage
JPS642807B2 (ja)
JPH11287333A (ja) スプール弁及びその弁ケーシング製造方法
JPH0570847U (ja) クーラント供給装置
US3366134A (en) Convertible directional control valve
JPS5858539B2 (ja) 摺動し合う2つの弁部分を備えた弁装置
JP3059614B2 (ja) スライド弁
JPS59141767U (ja) 均質機の均質筒及び均質室
JPH05149457A (ja) シヤトル弁装置
JPH035172Y2 (ja)
JPH0634633Y2 (ja) アンロードバルブを備えたギヤポンプ
JPS5947168U (ja) 油圧弁

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees