JPH0522131B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522131B2 JPH0522131B2 JP60099786A JP9978685A JPH0522131B2 JP H0522131 B2 JPH0522131 B2 JP H0522131B2 JP 60099786 A JP60099786 A JP 60099786A JP 9978685 A JP9978685 A JP 9978685A JP H0522131 B2 JPH0522131 B2 JP H0522131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- heat exchanger
- support plate
- air
- heat exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は天井埋込型や天井吊型、もしくは壁掛
型の空気調和ユニツト等に適した熱交換ユニツト
に関する。
型の空気調和ユニツト等に適した熱交換ユニツト
に関する。
(ロ) 従来の技術
片吸込みの遠心型フアンと、このフアンの空気
吸込側に配置される熱交換器とを内蔵した3方向
吹き出しタイプの壁掛型空気調和機が実開昭55−
96329号公報で提案されている。
吸込側に配置される熱交換器とを内蔵した3方向
吹き出しタイプの壁掛型空気調和機が実開昭55−
96329号公報で提案されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
提案された上述の従来構造では熱交換器と遠心
型フアンとが前後方向に並んでいる為に空気調和
機の奥行寸法が長くなり薄型化に限界があつた。
型フアンとが前後方向に並んでいる為に空気調和
機の奥行寸法が長くなり薄型化に限界があつた。
この為、遠心型フアンの空気吐出側にこのフア
ンを囲むU字状の熱交換器を配置して薄型化を図
つたもので試みられているが、遠心型フアンから
吐出される吐出空気の風速分布が均一でないので
熱交換効率が劣ると共に速い吐出空気が熱交換器
のフインに衝突して騒音が発生する問題点があつ
た。
ンを囲むU字状の熱交換器を配置して薄型化を図
つたもので試みられているが、遠心型フアンから
吐出される吐出空気の風速分布が均一でないので
熱交換効率が劣ると共に速い吐出空気が熱交換器
のフインに衝突して騒音が発生する問題点があつ
た。
本発明はかかる問題点を解決した熱交換ユニツ
トを提供するものである。
トを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、多数の羽根とこの羽根を支える支持
板とからなる片吸込みの遠心型フアンと、このフ
アンの吐出側通路中に配設された熱交換器とを内
蔵した熱交換ユニツトにおいて、この支持板と略
平行な平板部とこの平板部の周囲より裾広がり状
に前記熱交換器側へ延びた傾斜板部とからなり、
この支持板のフアン端部を囲む風向変更具を備え
るようにしたものである。
板とからなる片吸込みの遠心型フアンと、このフ
アンの吐出側通路中に配設された熱交換器とを内
蔵した熱交換ユニツトにおいて、この支持板と略
平行な平板部とこの平板部の周囲より裾広がり状
に前記熱交換器側へ延びた傾斜板部とからなり、
この支持板のフアン端部を囲む風向変更具を備え
るようにしたものである。
本発明は片吸込みの遠心型フアンから全周方向
へ吐出される吐出空気のうち、このフアンの支持
板側から吐出される吐出空気の速度が最も速いこ
とに着目し、支持板側のフアン端部を環状の風向
変更具で囲むようにしたので、支持板側からの高
速吐出空気が風速の遅い熱交換器の中央側へ変向
されて風速分布が略均一になると共にこの変向時
に高速の吐出空気の速度が下がつて熱交換器との
衝突が和らぐようになる。
へ吐出される吐出空気のうち、このフアンの支持
板側から吐出される吐出空気の速度が最も速いこ
とに着目し、支持板側のフアン端部を環状の風向
変更具で囲むようにしたので、支持板側からの高
速吐出空気が風速の遅い熱交換器の中央側へ変向
されて風速分布が略均一になると共にこの変向時
に高速の吐出空気の速度が下がつて熱交換器との
衝突が和らぐようになる。
(ヘ) 実施例
天井埋込型空気調和ユニツトを例にとつて説明
すると、第1図は本発明ユニツトの縦断面図、第
2図は第1図における−′矢視のユニツトの
横断面図であり、内壁に断熱材1,2を貼着した
板金製のユニツト本体3と、中央に吸込グリル4
を、外周部の4辺に吹出口5,6,7,8を設け
た化粧パネル9とから構成されている。
すると、第1図は本発明ユニツトの縦断面図、第
2図は第1図における−′矢視のユニツトの
横断面図であり、内壁に断熱材1,2を貼着した
板金製のユニツト本体3と、中央に吸込グリル4
を、外周部の4辺に吹出口5,6,7,8を設け
た化粧パネル9とから構成されている。
10は多数の羽根11とこの羽根を環状の側板
12との間で支える支持板13とからなる片吸込
みの遠心型フアンで、第2図に示す破線矢印の方
向に回転されて実線矢印の如く全周方向から空気
を吐出するターボフアンが用いられている。14
は吸込グリル4からの室内空気をこのターボフア
ン10に吸入案内するノズル口、15はノズル板
16に支持脚17で取り付けられたフアン用モー
タ、18は内側立ち上がり部19と外側立ち上が
り部20とを有し角張つた環形状に発泡スチロー
ルで成形されたドレンパンである。
12との間で支える支持板13とからなる片吸込
みの遠心型フアンで、第2図に示す破線矢印の方
向に回転されて実線矢印の如く全周方向から空気
を吐出するターボフアンが用いられている。14
は吸込グリル4からの室内空気をこのターボフア
ン10に吸入案内するノズル口、15はノズル板
16に支持脚17で取り付けられたフアン用モー
タ、18は内側立ち上がり部19と外側立ち上が
り部20とを有し角張つた環形状に発泡スチロー
ルで成形されたドレンパンである。
又、21はターボフアン10から全周方向へ空
気が吐出されるユニツト本体3の通風路22中に
このフアンを囲むように配設された熱交換器で、
角張つた環状の針状フイン23付きの熱交換コイ
ル24で形成されている。そして熱交換器21は
ドレンパン18とシール材25との間に介在され
ることによりターボフアン10から吐出される一
次側空気と吹出口5,6,7,8から吐出される
二次側空気とを熱交換器21で完全に分離させて
いる。26,27,28,29はドレンパン18
の外側4面を内方に窪ませて吹出口5,6,7,
8と連通させた吹出通路である。
気が吐出されるユニツト本体3の通風路22中に
このフアンを囲むように配設された熱交換器で、
角張つた環状の針状フイン23付きの熱交換コイ
ル24で形成されている。そして熱交換器21は
ドレンパン18とシール材25との間に介在され
ることによりターボフアン10から吐出される一
次側空気と吹出口5,6,7,8から吐出される
二次側空気とを熱交換器21で完全に分離させて
いる。26,27,28,29はドレンパン18
の外側4面を内方に窪ませて吹出口5,6,7,
8と連通させた吹出通路である。
30は支持板13側のフアン端部31を囲む環
状の風向変更具で、断熱材2を介して天板32に
螺子止めされる円形状の平板部33と、この平板
部の周囲より裾広がり状に下降傾斜した傾斜板部
34と、この傾斜板部の下縁より水平方向に張り
出した張出板部35とが板金材で一体絞りにより
形成されたものである。
状の風向変更具で、断熱材2を介して天板32に
螺子止めされる円形状の平板部33と、この平板
部の周囲より裾広がり状に下降傾斜した傾斜板部
34と、この傾斜板部の下縁より水平方向に張り
出した張出板部35とが板金材で一体絞りにより
形成されたものである。
36,36はユニツト本体3を天井板37の天
井穴38から天井空間39内に押し込んで天井梁
40へ吊り下げ固定する為の吊りボルトである。
井穴38から天井空間39内に押し込んで天井梁
40へ吊り下げ固定する為の吊りボルトである。
以上の如く構成されており、吸込グリル4から
ノズル口14を経てターボフアン10内に吸入さ
れた室内空気は高い静圧のもとで実線矢印の如く
ターボフアン10から全周方向へ湾曲しながら吐
出されるが、静圧はターボフアン10の奥行方向
にそつて高い為に羽根11から吐出される吐出空
気の速度は支持板13側が最も速く、側板12側
が最も遅い風速分布となつている。かかる風速分
布のもとで冷房運転を行なうと熱交換器21の上
部側パイプ41内を流れる液冷媒は高速吐出空気
と熱交換されて過熱気味のガス状冷媒になると共
に下部側パイプ42内を流れる液冷媒は低速吐出
空気との熱交換で充分に蒸発しきれず、熱交換効
率が劣つてしまう。又、暖房運転の場合も、熱交
換器21の上部側パイプ41内を流れるガス冷媒
は高速吐出空気と熱交換されて過冷却気味に凝縮
されると共に下部側パイプ42内を流れるガス冷
媒は低速吐出空気との熱交換で充分に凝縮しきれ
ず、熱交換効率が劣つてしまう。しかも、この冷
暖房運転時、支持板13側の高速吐出空気が近接
している熱交換器21の上部側フインに勢い良く
衝突して騒音が発生することになる。
ノズル口14を経てターボフアン10内に吸入さ
れた室内空気は高い静圧のもとで実線矢印の如く
ターボフアン10から全周方向へ湾曲しながら吐
出されるが、静圧はターボフアン10の奥行方向
にそつて高い為に羽根11から吐出される吐出空
気の速度は支持板13側が最も速く、側板12側
が最も遅い風速分布となつている。かかる風速分
布のもとで冷房運転を行なうと熱交換器21の上
部側パイプ41内を流れる液冷媒は高速吐出空気
と熱交換されて過熱気味のガス状冷媒になると共
に下部側パイプ42内を流れる液冷媒は低速吐出
空気との熱交換で充分に蒸発しきれず、熱交換効
率が劣つてしまう。又、暖房運転の場合も、熱交
換器21の上部側パイプ41内を流れるガス冷媒
は高速吐出空気と熱交換されて過冷却気味に凝縮
されると共に下部側パイプ42内を流れるガス冷
媒は低速吐出空気との熱交換で充分に凝縮しきれ
ず、熱交換効率が劣つてしまう。しかも、この冷
暖房運転時、支持板13側の高速吐出空気が近接
している熱交換器21の上部側フインに勢い良く
衝突して騒音が発生することになる。
これに対し、環状の風向変更具30で支持板1
3側のフアン端部31を囲むことにより、支持板
13側から吐出される高温吐出空気は第1図に示
す実線矢印の如く傾斜板部34で受けられて斜め
下方へ変向されるので熱交換器21の上部側の風
速が下がると共に下部側の風速が上がつて風速分
布が略均一になり、熱交換効率が向上するように
なる。しかも支持板13側からの高温吐出空気そ
のものが傾斜板部34で変向される際に風速が下
がるので熱交換器21の中央部43との衝突が和
らぎ、騒音が低下するようになる。この騒音の低
下は第3図、第4図の実験結果から立証され、風
向変更具30のない場合は第3図に細線で示すよ
うに250KHz付近で非常に耳ざわりな音が発生し
たのに対し、風向変更具30を用いた場合は太線
で示すようにこの耳ざわりな音が消え、第4図に
実線(風向変更具あり)と破線(風向変更具な
し)で示すように騒音が低下することが確認され
た。
3側のフアン端部31を囲むことにより、支持板
13側から吐出される高温吐出空気は第1図に示
す実線矢印の如く傾斜板部34で受けられて斜め
下方へ変向されるので熱交換器21の上部側の風
速が下がると共に下部側の風速が上がつて風速分
布が略均一になり、熱交換効率が向上するように
なる。しかも支持板13側からの高温吐出空気そ
のものが傾斜板部34で変向される際に風速が下
がるので熱交換器21の中央部43との衝突が和
らぎ、騒音が低下するようになる。この騒音の低
下は第3図、第4図の実験結果から立証され、風
向変更具30のない場合は第3図に細線で示すよ
うに250KHz付近で非常に耳ざわりな音が発生し
たのに対し、風向変更具30を用いた場合は太線
で示すようにこの耳ざわりな音が消え、第4図に
実線(風向変更具あり)と破線(風向変更具な
し)で示すように騒音が低下することが確認され
た。
尚、上記実施例と異なり、U字状の熱交換器を
用いた3方向吹出しタイプのユニツトにも適用で
き、又、遠心型フアンとしてはターボフアンの代
わりにラジアルフアンを用いても良い。
用いた3方向吹出しタイプのユニツトにも適用で
き、又、遠心型フアンとしてはターボフアンの代
わりにラジアルフアンを用いても良い。
(ト) 発明の効果
本発明は片吸込み遠心型フアンにおける支持板
側には、この支持板と略平行な平板部とこの平板
部の周囲より裾広がり状に前記熱交換器側へ延び
た傾斜板部とからなる風向変更具を備えたので、
この風向変更具によつて支持板側から吐出される
高速吐出空気の風向きが変更されて、高い熱交換
効率を確保することができると共に騒音を低下さ
せることができる。
側には、この支持板と略平行な平板部とこの平板
部の周囲より裾広がり状に前記熱交換器側へ延び
た傾斜板部とからなる風向変更具を備えたので、
この風向変更具によつて支持板側から吐出される
高速吐出空気の風向きが変更されて、高い熱交換
効率を確保することができると共に騒音を低下さ
せることができる。
第1図は本発明ユニツトの縦断面図、第2図は
第1図における−′矢視のユニツト横断面図、
第3図は周波数−バンドレベルの特性図、第4図
は風量−騒音の特性図である。 10……遠心型フアン(ターボフアン)、11
……羽根、13……支持板、21……熱交換器、
22……通風路、30……風向変更具、31……
フアン端部。
第1図における−′矢視のユニツト横断面図、
第3図は周波数−バンドレベルの特性図、第4図
は風量−騒音の特性図である。 10……遠心型フアン(ターボフアン)、11
……羽根、13……支持板、21……熱交換器、
22……通風路、30……風向変更具、31……
フアン端部。
Claims (1)
- 1 多数の羽根とこの羽根を支える支持板とから
なる片吸込みの遠心型フアンと、このフアンの吐
出側通風路中に配設される熱交換器とを内蔵した
熱交換ユニツトにおいて、この支持板と略平行な
平板部とこの平板部の周囲より裾広がり状に前記
熱交換器側へ延びた傾斜板部とからなり前記支持
板側のフアン端部を囲む風向変更具を備えたこと
を特徴とする熱交換ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60099786A JPS61280327A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60099786A JPS61280327A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61280327A JPS61280327A (ja) | 1986-12-10 |
JPH0522131B2 true JPH0522131B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=14256612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60099786A Granted JPS61280327A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61280327A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5538075A (en) * | 1988-05-02 | 1996-07-23 | Eubank Manufacturing Enterprises, Inc. | Arcuate tubular evaporator heat exchanger |
US4967830A (en) * | 1988-05-02 | 1990-11-06 | Eubank Manufacturing Enterprises, Inc. | Arcuate tubular evaporator heat exchanger |
JPH09229409A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 送風装置及び送風装置を用いた天井埋込型空気調和機 |
CN1143087C (zh) * | 1997-06-17 | 2004-03-24 | 大金工业株式会社 | 空调机 |
JP3268279B2 (ja) | 1999-01-18 | 2002-03-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP60099786A patent/JPS61280327A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61280327A (ja) | 1986-12-10 |
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