JP2012002165A - ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 - Google Patents
ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012002165A JP2012002165A JP2010139301A JP2010139301A JP2012002165A JP 2012002165 A JP2012002165 A JP 2012002165A JP 2010139301 A JP2010139301 A JP 2010139301A JP 2010139301 A JP2010139301 A JP 2010139301A JP 2012002165 A JP2012002165 A JP 2012002165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shroud
- louver
- turbo fan
- turbofan
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
【解決手段】中心部に回転軸を固定するハブ26が設けられている主板27と、主板27に対向配設されている流体流路28を形成するシュラウド29と、シュラウド29と主板27との間に配設されている複数枚のブレード30とを備えたターボファン17において、シュラウド29の複数枚のブレード30間におけるシュラウド面に、中心側から外周側に向うスリット状の貫通部32が設けられ、該貫通部32にシュラウド29の内面側から裏面側にかけてシュラウド面に対して傾斜角度を持ったルーバ33が設けられている。
【選択図】図3
Description
すなわち、本発明にかかるターボファンは、中心部に回転軸を固定するハブが設けられている主板と、該主板に対向配設されている流体流路を形成するシュラウドと、該シュラウドと前記主板との間に配設されている複数枚のブレードとを備えたターボファンにおいて、前記シュラウドの前記複数枚のブレード間におけるシュラウド面に、中心側から外周側に向うスリット状の貫通部が設けられ、該貫通部に前記シュラウドの内面側から裏面側にかけて前記シュラウド面に対して傾斜角度を持ったルーバが設けられていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係るターボファンが適用された天井埋込み型空気調和機の斜視図が示され、図2には、その縦断面図が示されている。ここでは、室外機2に対して1台の室内機3が接続された天井埋込み型空気調和機1の例が示されている。
なお、上記ターボファン17は、樹脂材製であり、主板27とブレード30とを一体で成形し、これに対して別体で成形されたシュラウド29を超音波溶着することによって製造されるものである。
ターボファン17がファンモータ16により駆動され、N方向(図3参照)に回転されると、室内空気は、図2に示す白抜き矢印の如く、吸込グリル23からエアフィルタ22を介して室内機3内に吸込まれ、更にベルマウス13の空気吸込口12からターボファン17の流体流路28へと吸込まれる。この空気流は、ブレード30により昇圧され、ブレード30の高さ方向に沿ってその外周端(後縁)からラジアル方向に吹出された後、熱交換器18で加熱または冷却される。熱交換器18で温度調整された空気は、風路15を経て吹出口20から室内へと吹出され、室内の暖房または冷房に供される。
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、ルーバ33を翼型断面形状としている点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、シュラウド29の貫通部32に設けられているルーバ33の断面形状が、図6に示されるように、翼型形状33Cとされている。
このように、ルーバ33の断面形状を翼型形状33Cとすることによって、ルーバ33自身による回転時の風切り音を低減することができる。このため、ターボファン17の一層の低騒音化を図ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1および第2実施形態に対して、複数枚のブレード30間に設けられているルーバ33と各ブレード30との間の距離γが不揃いとされている点が異なる。その他の点については、第1,第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図7に示されるように、複数枚のブレード30間において、シュラウド29の貫通部32に設けられている各ルーバ33と各ブレード30との間の距離γが、それぞれγ1≠γ2≠・・・γNとされ、各ブレード30間において不揃いとされている。
次に、本発明の第4実施形態について、図8および図9を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1ないし第3実施形態に対して、貫通部32の回転方向下流側におけるシュラウド裏面29Bに、サブブレード34を設けている点が異なる。その他の点については、第1ないし第3実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図8、図9に示されるように、シュラウド29の複数枚のブレード30間において、スリット状貫通部32の回転方向下流側におけるシュラウド裏面29Bに、軸方向に立設されたサブブレード34が設けられた構成とされている。
12 空気吸込口
13 ベルマウス
17 ターボファン
18 熱交換器
26 ハブ
27 主板
28 流体流路
29 シュラウド
29A シュラウドの内面
29B シュラウドの裏面
30 ブレード
32 スリット状の貫通部
33 ルーバ
33A ルーバの回転方向上流側端
33B ルーバの回転方向下流側端
33C 翼型形状
34 サブブレード
θ ルーバの傾斜角度
α ルーバの取付け角
β ブレードの取付け角
γ1,γ2 ルーバとブレード間の距離
Claims (12)
- 中心部に回転軸を固定するハブが設けられている主板と、該主板に対向配設されている流体流路を形成するシュラウドと、該シュラウドと前記主板との間に配設されている複数枚のブレードとを備えたターボファンにおいて、
前記シュラウドの前記複数枚のブレード間におけるシュラウド面に、中心側から外周側に向うスリット状の貫通部が設けられ、該貫通部に前記シュラウドの内面側から裏面側にかけて前記シュラウド面に対して傾斜角度を持ったルーバが設けられていることを特徴とするターボファン。 - 前記ルーバは、前記スリット状の貫通部内に前記シュラウドと一体成形により設けられていることを特徴とする請求項1に記載のターボファン。
- 前記ルーバの傾斜角度は、該ルーバの回転方向上流側端が前記シュラウドの内面側に入り込み、回転方向下流側端が前記シュラウドの裏面側に突出される大きさの角度とされていることを特徴とする請求項1または2に記載のターボファン。
- 前記ルーバの傾斜角度は、外周端側が最も大きく、中心側に向うに従って漸次小さくされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のターボファン。
- 前記ルーバの取付け角は、前記ブレードの取付け角よりも大きくされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のターボファン。
- 前記ルーバは、断面が翼型形状とされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のターボファン。
- 前記ルーバと前記ブレードとの間の距離が、各ブレード間において不揃いとされていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のターボファン。
- 前記スリット状貫通部の回転方向下流側における前記シュラウド裏面に、サブブレードが立設されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のターボファン。
- 前記サブブレードは、前記シュラウドの裏面から一体に立ち上げられていることを特徴とする請求項8に記載のターボファン。
- 請求項1ないし9のいずれかに記載のターボファンが搭載されていることを特徴とする空気調和機。
- 前記ターボファンの前記シュラウド側に、空気吸込口が形成されているベルマウスの一部が前記シュラウドの内面側と所定の隙間を介してオーバーラップされていることを特徴とする請求項10に記載の空気調和機。
- 前記ターボファンの外周側に、該ターボファンを取り囲むように熱交換器が配設されていることを特徴とする請求項10または11に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010139301A JP5574841B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010139301A JP5574841B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012002165A true JP2012002165A (ja) | 2012-01-05 |
JP5574841B2 JP5574841B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=45534419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010139301A Active JP5574841B2 (ja) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5574841B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013096A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 日立アプライアンス株式会社 | 送風機及び空気調和機 |
EP3006840A1 (en) | 2014-10-10 | 2016-04-13 | Fujitsu General Limited | Ceiling-embedded air conditioner |
JP2016113963A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 日本電産株式会社 | ファン装置 |
CN111845995A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-10-30 | 广东省智能制造研究所 | 一种低噪声负压爬壁机器人 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5777846A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of louver |
JPH02119998U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | ||
JP2001065493A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Daikin Ind Ltd | 遠心送風機及び該遠心送風機を備えた空気調和機 |
JP2007040617A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Hitachi Ltd | 空調用室内機 |
JP2007162467A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Fujitsu General Ltd | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 |
-
2010
- 2010-06-18 JP JP2010139301A patent/JP5574841B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5777846A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-15 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of louver |
JPH02119998U (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | ||
JP2001065493A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Daikin Ind Ltd | 遠心送風機及び該遠心送風機を備えた空気調和機 |
JP2007040617A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Hitachi Ltd | 空調用室内機 |
JP2007162467A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Fujitsu General Ltd | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013096A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 日立アプライアンス株式会社 | 送風機及び空気調和機 |
JPWO2016013096A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-04-27 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 送風機及び空気調和機 |
US10533757B2 (en) | 2014-07-25 | 2020-01-14 | Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. | Fan and air conditioner |
EP3006840A1 (en) | 2014-10-10 | 2016-04-13 | Fujitsu General Limited | Ceiling-embedded air conditioner |
CN105509145A (zh) * | 2014-10-10 | 2016-04-20 | 富士通将军股份有限公司 | 顶棚嵌入式空调机 |
US10767874B2 (en) | 2014-10-10 | 2020-09-08 | Fujitsu General Limited | Ceiling-embedded air conditioner |
JP2016113963A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 日本電産株式会社 | ファン装置 |
CN111845995A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-10-30 | 广东省智能制造研究所 | 一种低噪声负压爬壁机器人 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5574841B2 (ja) | 2014-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4502057B2 (ja) | 床置型空気調和機の室内機 | |
WO2014068654A1 (ja) | 空気調和機 | |
JPWO2017060987A1 (ja) | 送風機、および、それを備えた空気調和装置 | |
WO2016071948A1 (ja) | プロペラファン、プロペラファン装置および空気調和装置用室外機 | |
KR20080054153A (ko) | 터보팬 및 이를 구비하는 공기조화기 | |
JP5574841B2 (ja) | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 | |
JP6120203B2 (ja) | 遠心送風機 | |
US6343484B1 (en) | Air blowing apparatus of air conditioner | |
JP4644903B2 (ja) | 遠心式ターボ型空気機械のインペラ、遠心式ターボ型空気機械、及び空気調和装置 | |
JP2010181058A (ja) | 空気調和機 | |
JP2004353510A (ja) | 遠心送風機及び遠心送風機を備えた空気調和装置 | |
JP2014126260A (ja) | 室内機 | |
JP2007040617A (ja) | 空調用室内機 | |
JP2007051790A (ja) | 空調用室内機 | |
JP7086229B2 (ja) | 送風機、室内機および空気調和機 | |
JP6615379B2 (ja) | プロペラファン、室外機及び冷凍サイクル装置 | |
WO2018029878A1 (ja) | 室内機および空気調和機 | |
JP2016161152A (ja) | 空気調和機の室内機およびこれを備えた空気調和機 | |
KR20070099367A (ko) | 카세트형 공기조화기 | |
AU2018402616B2 (en) | Air conditioner | |
EP3882527A1 (en) | Systems and methods to moderate airflow | |
JPWO2019021391A1 (ja) | 空気調和機 | |
WO2023135782A1 (ja) | 遠心送風機、および室内機 | |
JP2010085048A (ja) | 空気調和機 | |
KR101468739B1 (ko) | 공기 조화기 및 공기 조화기의 팬 어셈블리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140701 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5574841 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |