JPH0242852Y2 - - Google Patents

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JPH0242852Y2
JPH0242852Y2 JP1983037203U JP3720383U JPH0242852Y2 JP H0242852 Y2 JPH0242852 Y2 JP H0242852Y2 JP 1983037203 U JP1983037203 U JP 1983037203U JP 3720383 U JP3720383 U JP 3720383U JP H0242852 Y2 JPH0242852 Y2 JP H0242852Y2
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JP
Japan
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decorative frame
knob
tongue piece
knob body
unlocking
Prior art date
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JP1983037203U
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English (en)
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JPS59142354U (ja
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Priority to JP3720383U priority Critical patent/JPS59142354U/ja
Publication of JPS59142354U publication Critical patent/JPS59142354U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアロツク装置の特に施解
錠機構を車内より手動操作するノブ構造の改良に
関する。
従来、この種のノブ構造は、ノブ本体とこれを
移動可能に保持する扉の内板に設けられた飾り枠
体とからなるが、両者の嵌合部分に隙間が存在す
ると、車両走行時にノブ本体が加振されてこれが
飾り枠体に当りガタ音を発生する。この対策とし
て、実公昭49−47139に開示されている如く、第
1図に示すようなガタ音防止を施してなる構造の
ものが一般的に良く知られている。
すなわち、扉の内板を形成するインナパネルA
の上端に嵌着された円筒状の飾り枠体Bに、先細
状をなすスカート部Cを一体的に設け、これを飾
り枠体B内に上下動可能に保持された円筒状をな
すノブ本体Dの側壁面に押圧させて、それ振れを
弾力的に抑え、相互の嵌合部分からガタ音が発生
しないようにしている。
ところが、上述したような従来のノブ構造で
は、ノブ本体のガタ音に対しては効果的である
が、飾り枠体のガタつきは抑えきれず、また、ノ
ブ本体の側壁面には上下方向に沿つて圧痕が付い
てしまい、解錠状態では、この圧痕が飾り枠体よ
り露呈し、外観状の体裁を悪くしていた。
本考案はこのような現状に鑑みてなしたもの
で、ドアロツク装置を施解錠するためのノブ本体
を、扉のトリムに固設された飾り枠体にて移動可
能に保持させてなるノブ構造において、前記ノブ
本体の飾り枠体との摺接面であつて、かつ施解錠
の移動範囲内で飾り枠体から露出しない位置に、
該飾り枠体と弾性接触する第1舌片を一体的に突
出形成すると共に、前記ノブ本体のインナパネル
に対向する面であつて、かつ該第1舌片と直交す
る位置に、該インナパネルと弾性接触する第2舌
片を一体的に突出形成し、ノブ本体及び飾り枠体
のガタ音の防止、並びに外観上の体裁を向上させ
てなる自動車用ドアロツク装置におけるノブ構造
を提供しようとするものである。
以下添付図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。第2図及び第3図において、1は自動車の扉
で、扉1の内板2はインナパネル3とこの車内側
の全面及び上縁を覆うトリム4とで構成され、内
板2の車外側にはガラス5が昇降可能に設けられ
ている。
トリム4の上縁から側面にかけては開口部4a
が穿設されていて、これに飾り枠体6が嵌着され
ている。
飾り枠体6には、開口部4aの上下縁に係合す
る一対の爪部6a,6aと、中間に設けられた仕
切壁6bにより形成される上方の縦孔6c及び側
方の横孔6dとが設けられている。
第4図乃至第6図をも参照して、7は合成樹脂
材料にて一体的に形成されてなるノブ本体で、下
方が開口する矩形筒状の基部7aと、基部7aの
前面中央に穿設された断面略三角形の解錠用突部
7bと、基部7aの上方に形成された角柱状の施
錠用突部7cと、基部7aの内方に穿設された係
合孔7dとからなつている。
また、基部7aの両側壁部には溝7e,7eが
長手方向に沿つて設けられ、その上部には第4図
において左右方向へ膨出する弾性を有す第1舌片
7f,7fが、また、後面中間部には後方で左右
へ拡開して延出する弾性を有す第2舌片7g,7
gが夫々設けられている。
8は連結杆で、上端には雄ねじ部8aが形成さ
れ、この雄ねじ部8aは前記ノブ本体7の係合孔
7dに、相対的に廻しながらねじ込むことにより
強制的に螺合させて連結されている。
連結杆8に取付けられたノブ本体7は、その施
錠用突部7cが飾り枠体6の縦孔6cへ下方より
挿入され、中間の解錠用突部7bが横孔6d内へ
側方より遊嵌され、ノブ本体7は飾り枠体6にて
上下方向に摺動可能に保持されている。
また、ノブ本体7の側壁部に設けられ第1舌片
7fは、飾り枠体6の縦孔6cの下方に連続して
形成される側壁6e,6eに摺接する状態で取付
けられ、第4図においてはその左右方向の振れが
弾力的に抑えられ、また、第2舌片7gは、第1
舌片7fと直交する位置で、かつインナパネル3
の車内側の面に摺接する状態で取付けられ、その
前後方向(扉の厚さ方向)の振れが弾力的に抑え
られていると共に、解錠用突部7bの付根部で横
孔6dの内部側の端面を閉塞するように、これを
押し付けている。従つて、飾り枠体6の下端側爪
部6aもトリム4に押し付けられ飾り枠体6のガ
タつきも抑えられている。
連結杆8の図示しない下端は、図示しないドア
ロツク装置の施解錠機構に連結され、ノブ本体7
の施錠用突部7cを押し下げた場合に施錠され、
また、解錠用突部7bの下面に指を掛けて引き上
げれば解錠することができる。
このノブ本体7の上下動に際し、第1及び第2
舌片7f,7gは飾り枠体6及びインナパネル3
に圧接しながら移動するので、ノブ本体7の前
後、左右方向のガタつきは弾力的に抑えられ、ま
た、飾り枠体6の第4図前後方向のガタつきが弾
力的に抑えられ、たとえ走行時にこれらが加振さ
せられてもガタ音が発生することはない。また、
舌片7f,7gの夫々は飾り枠体6より突出して
見苦しくなることがないよう、ノブ本体7の適宜
な下方位置に形成されている。
以上詳述した如く、本考案によれば、ノブ本体
に飾り枠体及びインナパネルに弾性接触する舌片
を設けたから、ノブ本体及び飾り枠体のガタ音の
発生が防止でき、しかも従来のノブ構造に生じて
いた、摺動の際に形成される圧痕が露呈して見苦
しくなることが防止され、外観上の体裁が向上す
る。更に、飾り枠体には形状上での制約が少なく
なり、デザインの自由度が向上するなどの効果を
奏することができ、頗る実用的なものとなつてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のノブ構造を示す一部断面正面
図、第2図〜第8図は本考案の一実施例を示し、
第2図は自動車用扉の要部の一部切欠斜視図、第
3図は第2図−線断面図、第4図はノブ本体
の正面図、第5図は同側面図、第6図は同背面
図、第7図は第4図−線断面図、第8図は第
5図の−線断面図である。 1……扉、2……内板、6……飾り枠体、7…
…ノブ本体、7f……第1舌片、7g……第2舌
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアロツク装置を施解錠するためのノブ本体
    を、扉のトリムに固設された飾り枠体にて移動可
    能に保持させてなるノブ構造において、前記ノブ
    本体の飾り枠体との摺接面であつて、かつ施解錠
    の移動範囲内で飾り枠体から露出しない位置に、
    該飾り枠体と弾性接触する第1舌片を一体的に突
    出形成すると共に、前記ノブ本体のインナパネル
    に対向する面であつて、かつ該第1舌片と直交す
    る位置に、該インナパネルと弾性接触する第2舌
    片を一体的に突出形成したことを特徴とする自動
    車用ドアロツク装置におけるノブ構造。
JP3720383U 1983-03-15 1983-03-15 自動車用ドアロツク装置におけるノブ構造 Granted JPS59142354U (ja)

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JP3720383U JPS59142354U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 自動車用ドアロツク装置におけるノブ構造

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JP3720383U JPS59142354U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 自動車用ドアロツク装置におけるノブ構造

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JPS59142354U JPS59142354U (ja) 1984-09-22
JPH0242852Y2 true JPH0242852Y2 (ja) 1990-11-15

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ID=30167880

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JP3720383U Granted JPS59142354U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 自動車用ドアロツク装置におけるノブ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04217Y2 (ja) * 1985-12-27 1992-01-07

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57197380A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Nissan Motor Door lock knob apparatus of automobile

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JPS57197380A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Nissan Motor Door lock knob apparatus of automobile

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JPS59142354U (ja) 1984-09-22

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