JPH0521925Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0521925Y2
JPH0521925Y2 JP5323286U JP5323286U JPH0521925Y2 JP H0521925 Y2 JPH0521925 Y2 JP H0521925Y2 JP 5323286 U JP5323286 U JP 5323286U JP 5323286 U JP5323286 U JP 5323286U JP H0521925 Y2 JPH0521925 Y2 JP H0521925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
wire
optical fiber
wire extension
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5323286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62165709U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5323286U priority Critical patent/JPH0521925Y2/ja
Publication of JPS62165709U publication Critical patent/JPS62165709U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0521925Y2 publication Critical patent/JPH0521925Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の背景と目的] 本考案は、光フアイバ複合架空地線(OPGW)
の延線クランプに関するものである。
光フアイバ複合架空線の延線クランプに関して
は、例えば実開昭59−92530号公報、同58−75417
号公報、同53−40494号公報などに開示されてい
るが、また例えば第3図に示すような、圧縮形ク
ランプを用いる延線クランプがある。
同図は圧縮形クランプを用いたOPGWの端末
の一例を示すもので、光フアイバ1はアルミパイ
プ2で外装されており、その外側には電力撚線3
が巻装されている。4および5は、光フアイバ1
およびアルミパイプ2の端末の防水処理部で、4
は熱収縮性を有するキヤツプ、5はその上部に巻
かれた自己融着性のテープである。6は圧着形の
延線クランプの端部で、金属棒7を芯として電力
撚線3の端末部を圧着するものである。
同図における端末処理は、まず電力撚線3を解
体して光フアイバ1およびアルミパイプ2を切断
し、その切断面をキヤツプ4およびテープ5によ
り防水処理を施した後、解体された電力撚線3を
再び撚合せて元に戻し、光フアイバ1に直接衝撃
を与えないよう、金属棒7を用い延線クランプ6
で電力撚線3の端末を圧着して行なわれるが、こ
のとき次のような問題が生ずる。
(1) 電力撚線3を解体する場合、光フアイバ1の
部分を傷つけ易い。
(2) 電力撚線3を再度撚合せるのが非常に困難で
ある。撚層が二層以上になると一層困難で、こ
れは素線の形状が丸型でなく扇形になるとさら
に困難となる。
以上のように、従来の延線クランプを用いる端
末処理においては、作業性が極めて悪いという欠
点があつた。
本考案の目的は、作業効率を向上する光フアイ
バ複合架空線端末の延線クランプを提供するにあ
る。
[考案の概要] 本考案は、電力ケーブルとパイプ内に収納され
た光フアイバケーブルとが複合され、その端末部
に延線用のクランプと、前記光フアイバケーブル
と前記パイプの端末を防水する防水処理部とを有
する光フアイバ複合架空線端末の延線クランプに
おいて、この光フアイバ複合架空線の端末部を収
納する中空状の延線クランプと、複数に分割さ
れ、前記電力ケーブル端末の外周に沿い、前記中
空状延線クランプと前記電力ケーブル端末との間
隙部に挿入されたくさびと、一端が前記中空状延
線クランプ内の前記くさびの頭部に向けて挿入さ
れ且つ前記防水処理部を収納する空間を有する金
具と、この金具と前記中空状延線クランプとを固
定するねじ止め部とを有し、中空状延線クランプ
の着脱を可能とすることを特徴とし、作業効率が
大幅に向上するようにして目的の達成を計つたも
のである。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図は本考案の光フアイバ複合架空線端末の延
線クランプの一実施例の説明図で、第3図と同じ
部分には同じ符号を用いている。
図は、OPGWの端末部を示すもので、8は中
空状の延線クランプで、内部にOPGW13の端
末が収納されている。9はくさびで、電力撚線3
の外周に沿つて延線クランプ8と電力撚線3の間
隙に挿入され、両者を固定する。10は一端が延
線クランプ8のくさび9を挿入する側の端部に収
納固定される金具で、フツクとして用いられるも
のである。11は上記連結用の金具10に設けら
れた空間部で、防水処理部4および5を収納す
る。12は延線クランプ8と金具10を固定する
ボルトである。
この実施例の延線クランプでは、延線クランプ
8にOPGW13の先端を装着する場合、OPGW
13の先端を段剥ぎしてアルミパイプ2をとり出
し、その先端を熱収縮性のキヤツプ4、自己融着
性テープ5等により防水処理を施す。次に、まず
くさび9を延線クランプ8に挿入する。本願考案
のくさび9は、第2図aの側面図および同図bの
上面図に示すように二分割以上の複数に分割され
たものである。延線クランプ8の内面の円錐台部
と円筒部の境には段部が存在するが、くさび9の
分割片相互を密着せしめその内径を最小にして挿
入すると、くさび9は当該段部を無理なく通過す
る。このようにして、くさび9の頭部が上記段部
の円錐台部側の側面に近接する。すなわちくさび
9が円錐台部の大口径側一杯に位置するまで挿入
する。くさび9がこの位置にある時、くさび9と
その後に挿入されるOPGW13との間には若干
の隙間が存在することになる。次に、くさび9の
内側に前述の先端に防水処理を施したOPGW1
3を挿入する。上記隙間が存在するため、
OPGW13の先端部を簡単に第1図に示す位置、
つまり延線クランプ8内面の円筒部側まで挿入す
ることができる。なお、OPGW13を段剥ぎす
るに際しては、挿入後の状態において、くさび9
の内側に必らずOPGW13の電力撚線3が位置
するようにしておく。以上のようにして、
OPGW13の先端を延線クランプ8に挿入した
後、くさび9の頭部にあて金或いは金具10を当
接し、これを延線クランプ8の外方からハンマー
等で叩くと、くさび9が延線クランプ8と電力撚
線3の回りに押し入れられて、OPGW13の端
末が延線クランプ8に固着される。
くさび9が挿入された後、金具10が差し込ま
れる。金具10はボルト12により、延線クラン
プ8に固定される。
すなわち本実施例では、延線クランプ8とくさ
び9の作用により、OPGW13の先端は、延線
クランプ8の内部に固着されるので、延線時にガ
タを生じて不安定になるようなことはない。また
空間部11が設けられているので、防水処理部4
および5が防水処理材で太くなつても他の部分に
影響を与えずに収容することができる。
尚、本実施例では延線クランプ8の内面に上記
の段部が存在するが、特にかかる段部を形成しな
いでも所期の固着の目的を十分に達成できる。要
するに延線クランプ8のくさび挿入側内面が後述
のフツク10と適合する形状になつていれば良
い。
以上のように本実施例においては、従来の端末
処理の場合に比べ、次のような効果が得られる。
(1) 電力撚線の解体と再撚合せが不要になるの
で、端末処理の作業時間を大幅に短縮すること
ができる。また光フアイバ複合架空線を損傷す
る恐れがない。
(2) 第3図に示す場合のように延線クランプを圧
縮する必要がないから、油圧ポンプや圧縮ダイ
スが不要になる。
(3) 防水処理部を金具の空間部に収納することに
より、これを確実に保護することができる。し
たがつて防水処理手段を簡単にすることができ
る。
(4) 圧縮クランプの場合は再使用が不可能である
が、本実施例のクランプではボルト締めの構造
であるから、ボルトを外すことにより繰返し使
用することができる。
[考案の効果] 本考案によれば、作業効率が大幅に向上する光
フアイバ複合架空線端末の延線クランプを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の光フアイバ複合架空線端末の
延線クランプの一実施例の説明図、第2図は第1
図の要部側面図および上面図、第3図は従来の圧
縮形延線クランプの説明図である。 1……光フアイバ、2……パイプ、3……電力
撚線、4,5……防水処理部、8……延線クラン
プ、9……くさび、10……金具、11……空間
部、12……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電力ケーブルとパイプ内に収納された光フアイ
    バケーブルとが複合され、その端末部に延線用ク
    ランプと、前記光フアイバケーブルと前記パイプ
    の端末を防水する防水処理部とを有する光フアイ
    バ複合架空線端末の延線クランプにおいて、該光
    フアイバ複合架空線の端末部を収納する中空状の
    延線クランプと、複数に分割され、前記電力ケー
    ブル端末の外周に沿い、前記中空状延線クランプ
    と前記電力ケーブル端末との間隙部に挿入された
    くさびと、一端が前記中空状延線クランプ内の前
    記くさびの頭部に向けて挿入され且つ前記防水処
    理部を収納する空間を有する金具と、該金具と前
    記中空状延線クランプとを固定するねじ止め部と
    を有し、該中空状延線クランプの着脱を可能とす
    ることを特徴とする光フアイバ複合架空線端末の
    延線クランプ。
JP5323286U 1986-04-09 1986-04-09 Expired - Lifetime JPH0521925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5323286U JPH0521925Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5323286U JPH0521925Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62165709U JPS62165709U (ja) 1987-10-21
JPH0521925Y2 true JPH0521925Y2 (ja) 1993-06-04

Family

ID=30879104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5323286U Expired - Lifetime JPH0521925Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0521925Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62165709U (ja) 1987-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0521925Y2 (ja)
JPS6011524B2 (ja) 架空地線の延線、引留方法
JP2583236B2 (ja) 複合ケ−ブルの布設方法
JPH11187524A (ja) 電線引留クランプ用アルミスリーブと電線保護部材
JP7440391B2 (ja) 延線工事用の電線接続方法
JPS6116748Y2 (ja)
JP2583237B2 (ja) 複合ケ−ブルの布設方法
JPS6020082Y2 (ja) 楔形心金押込装置
JPH0710322Y2 (ja) コネクタ付光ケーブルの分岐部
GB2031605A (en) Crimped connector assembly for fiber optic cables or the like
JPH0467415B2 (ja)
JP2581254Y2 (ja) 架空地線端末処理部
JP3152379B2 (ja) 圧縮型引留クランプおよびプレハブ電線
JPS6146488Y2 (ja)
JPH0343782Y2 (ja)
JPH0550204B2 (ja)
JPS5825682Y2 (ja) 圧縮式延線クランプ
JPS63180914A (ja) 複合ケ−ブルの端末部
JPS5821504Y2 (ja) 複合コネクタ
JPS63287913A (ja) 複合ケ−ブルの端末部
JPS6249601B2 (ja)
JPS63287914A (ja) 複合ケ−ブルの端末部
JPS63181607A (ja) 複合ケ−ブルの布設方法
JPH1155842A (ja) 非円形断面電線用圧縮接続部
JPH02307308A (ja) ケーブル引込方法