JP2583236B2 - 複合ケ−ブルの布設方法 - Google Patents

複合ケ−ブルの布設方法

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JP2583236B2 JP12243087A JP12243087A JP2583236B2 JP 2583236 B2 JP2583236 B2 JP 2583236B2 JP 12243087 A JP12243087 A JP 12243087A JP 12243087 A JP12243087 A JP 12243087A JP 2583236 B2 JP2583236 B2 JP 2583236B2
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connector
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明博 大竹
滋 舘上
正彦 村松
勝義 杉本
昌範 海住
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Furukawa Electric Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
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Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば架空送電線,架空地線等として用い
られる複合ケーブルの布設方法に関するものである。
[従来技術] 電線に光ファイバ心線を内蔵させた複合ケーブルは、
電線の端部から導出させた光ファイバ心線の先端に光コ
ネクタを取付け、電線の端部に延線クランプ具を取付
け、この延線クランプ具の筒部内に光コネクタを内蔵さ
せて端末部を構成し、該延線クランプ具の先端にプーリ
ングワイヤーを接続して鉄塔間に延線して架設する。こ
のような複合ケーブルの布設方法では、延線時の張力で
電線が延びてしまい、光ファイバ心線の長さが不足し、
光ファイバ心線に張力がかかる状態になるので、従来は
電線の端部の外に導出させた光ファイバ心線には所定長
さの余長部を設け、電線の延びに対処するようにしてい
た。延線終了後には、電線は鉄塔に引留め手段で引留め
た状態でジャンパー線で相互に接続し、光ファイバ心線
は光コネクタで相互に接続する。このように光ファイバ
心線の接続を予め取付けた光コネクタで行うと、空中で
容易に光ファイバ心線の接続が行えて好適である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような構造の複合ケーブルの布設
方法では、光コネクタでの光ファイバ心線の接続後にこ
の接続部分を接続箱内に収納して張力等の外力や雨水か
ら保護しなければならず、現場作業がふえ、作業性が悪
い問題点があった。また、このような布設方法では延線
作業時に電線の端部から光ファイバ心線が内部に引き込
まれるので、電線端のエッジ部で光ファイバ心線が損傷
され易い問題点があった。
本発明の目的は、光コネクタの保護のための現場作業
を簡略化でき、且つ延線時に光ファイバ心線に損傷を与
えない複合ケーブルの布設方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の手段を、実施例
に対応する第1図(A)〜(D)乃至第4図を参照して
説明すると、本発明は電線2に光ファイバ心線3が内蔵
されてなる複合ケーブル1の布設方法において、前記電
線2の端部から導出された前記光ファイバ心線3の端部
には光コネクタ4を取付け、前記光コネクタ4及びこれ
に隣接する光ファイバ心線3の露出部分にはこれらを収
容するコネクタハウジング5を装着し、前記コネクタハ
ウジング5内の前記光ファイバ心線3は前記コネクタハ
ウジング5に充填された充填固定剤6で該コネクタハウ
ジング5に固定し、前記電線2の先端と前記コネクタハ
ウジング5の後端とは電線クランプ具10で取外し可能に
連結して端末部12を構成し、かかる端末部12付きの前記
複合ケーブル1を延線し、延線後に前記電線クランプ具
10を外して前記電線2と前記コネクタハウジング5との
連結状態を解き、前記電線2の端部を所要長さ切除して
前記電線2内の前記光ファイバ心線3の張力を解放し、
しかる後前記電線2の先端と前記コネクタハウジング5
とを電線クランプ具10で連結することを特徴とする。
[作用] このように電線2の端部にコネクタハウジング5を介
して光ファイバ心線3を充填固定剤6で固定しておく
と、延線時に電線2が延びても光ファイバ心線3は電線
2内に引き込まれなくなる。従って、電線2の端部の外
に光ファイバ心線3の余長部を設けなくてもよくなり、
端末部12を長尺化しなくてもよい。また、延線中に光フ
ァイバ心線3が電線2内に引き込まれないので、延線中
に光アイバ心線3が電線端部で損傷されるのを防止でき
る。延線後は、電線クランプ具10を外してコネクタハウ
ジング5と電線2とを分離した後、電線2の端部を所定
長剥離することにより、光ファイバ心線3がフリーにな
って該光ファイバ心線3に作用していた張力によって該
張力が零になるまで光ファイバ心線3が電線2内に引き
込まれることになり、光ファイバ心線3を張力から容易
に解放できる。更に、光コネクタ4はコネクタハウジン
グ5に収納されているので、外力から保護され、張力も
コネクタハウジング5側で負担されるようになる。従っ
て、このようなコネクタハウジング5を有すると、接続
箱が不要になり、現場での接続作業が容易になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第2図乃至第4図に示すように、本実施例では、複
合ケーブル1は金属素線を撚り合せてなる電線2の中心
に保護管(図示せず)等を介して繊維強化プラスチック
被覆の光ファイバ心線3が内蔵された構造になってい
る。電線2の端部からは、光ファイバ心線3が導出さ
れ、該光ファイバ心線3の先端には光コネクタ4が取付
けられている。光コネクタ4及びこれに隣接する光ファ
イバ心線3の露出部分はコネクタハウジング5内に収容
されている。コネクタハウジング5内の基部には、接着
剤等の充填固定剤6が充填されて、光ファイバ心線3が
該充填固定剤6でコネクタハウジング5に固定されてい
る。光コネクタ4はコネクタハウジング5の先端部に位
置決め収納されている。光コネクタ4の端面及びコネク
タハウジング5の端面には、相手光コネクタ及びコネク
タハウジングとの心合せ用ピン7,8が突設されている。
また、コネクタハウジング5の先端外周には、相手コネ
クタとの連結用ナット9が回転自在に且つ抜け止めされ
て設けられている。電線2の先端とコネクタハウジング
5の後端は電線クランプ具10で取外し可能に連結されて
いる。
しかる後、電線2の先端にはコネクタハウジング5を
筒部11A内に収容する延線クランプ具11が圧着等により
取付けられている。延線クランプ具11の先端にはプーリ
ングアイ部11Bが設けられている。
次に、このような構造の端末部12を設けた本発明に係
る複合ケーブル1の布設方法の一例について説明する。
延線クランプ具11の先端のプーリングアイ部11Bに、図
示しないがプーリングワイヤーを連結し、該プーリング
ワイヤーを利用して複合ケーブル1を鉄塔間に延線す
る。
このとき、延線張力で電線2が延びるが、光ファイバ
3は前述したようにコネクタハウジング5,充填固定剤6,
電線クランプ具10を介して電線2の先端に固定されてい
るので、該光ファイバ心線3は電線2内に引き込まれな
い。しかしながら、電線2が延びた分だけ電線2内の光
ファイバ心線3には張力がかかった状態になり、好まし
くない。
そこで、延線後に端末部12より少し手前の電線2の部
分を図示しない引留手段でクランプして鉄塔に引留めて
おいて、第1図(A)に示すように延線クランプ具11を
外し、第1図(B)に示すように電線クランプ具10を外
して、第1図(B)(C)に示すように電線2を延線時
に延びた分だけ剥離させる。このようにすると、光ファ
イバ心線3はフリーになるので、作用していた張力が零
になるまで電線2内に引き込まれる。剥離させた不要の
電線2の部分は切除し、第1図(D)に示す状態にす
る。かかる状態で、他の電線クランプ具10で第2図に示
すようにコネクタハウジング5を連結し、次の区間の複
合ケーブルと電線2はジャンパー線で接続し、光ファイ
バ心線3は光コネクタ4及びコネクタハウジング5で相
互に接続する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る複合ケーブルの布設
方法では、電線の先端に光ファイバ心線を電線クランプ
具,コネクタハウジング,充填固定剤を介して固定した
ので、延線時に電線が延びても光ファイバ心線が電線内
に引き込まれるのを防止することができる。従って、電
線の端部の外に光ファイバ心線の余長部を設けなくてよ
くなり、端末部の長尺化を防止でき、延線の作業性の悪
化を防止できる。また、本発明によれば、延線中に光フ
ァイバ心線が電線内に引き込まれないので、延線中に光
ファイバ心線が電線端部で損傷されるのを防止すること
ができる。かつまた、本発明では電線の先端とコネクタ
ハウジングは電線クランプ具で連結しているので、延線
後に電線を容易にコネクタハウジングから切り離すこと
ができ、このため該電線の先端を所要長さ切除すること
により光ファイバ心線を延線時に発生した張力で電線内
に引き込ませて張力から解放する作業を容易に行うこと
ができる。更に、本発明では光コネクタはコネクタハウ
ジングに収納しているので、外力から保護でき、張力も
コネクタハウジング側で負担させることができ、光コネ
クタ及びその近くの光ファイバ心線を安全に保護するこ
とができる。従って、このようなコネクタハウジングを
有すると、接続箱が不要になり、現場での接続作業が容
易になる。かつまた、光ファイバ心線はコネクタで接続
できるので、融着機等が不要であり、且つ熟練を要しな
い利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(D)は本発明に係る布設方法の一例に
おける延線後の処理工程を示す説明図、第2図は本発明
で用いる複合ケーブルの端末部の一実施例の一部破断正
面図、第3図は第2図の右側面図、第4図は本実施例で
用いる複合ケーブルの端末部に延線クランプ具を取付け
た状態の縦断面図である。 1……複合ケーブル、2……電線、3……光ファイバ心
線、4……光コネクタ、5……コネクタハウジング、6
……充填固定剤、10……電線クランプ具、12……端末
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舘上 滋 市原市八幡海岸通6 古河電気工業株式 会社千葉電線製造所内 (72)発明者 村松 正彦 名古屋市緑区大高町字北関山20番地の1 中部電力株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 勝義 名古屋市緑区大高町字北関山20番地の1 中部電力株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 海住 昌範 名古屋市緑区大高町字北関山20番地の1 中部電力株式会社総合技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−201006(JP,A) 特開 昭63−181607(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線に光ファイバ心線が内蔵されてなる複
    合ケーブルの布設方法において、前記電線の端部から導
    出された前記光ファイバ心線の端部に光コネクタを取付
    け、前記光コネクタ及びこれに隣接する光ファイバ心線
    の露出部分にはこれらを収容するコネクタハウジングを
    装着し、前記コネクタハウジング内の前記光ファイバ心
    線は前記コネクタハウジングに充填した充填固定剤で該
    コネクタハウジングに固定し、前記電線の先端と前記コ
    ネクタハウジングの後端とは電線クランプ具で取外し可
    能に連結して端末部を構成し、かかる端末部付きの前記
    複合ケーブルを延線し、延線後に前記電線クランプ具を
    外して前記電線と前記コネクタハウジングとの連結状態
    を解き、前記電線の端部を所要長さ切除して前記電線内
    の前記光ファイバ心線の張力を解放し、しかる後前記電
    線の先端と前記コネクタハウジングとを電線クランプ具
    で連結することを特徴とする複合ケーブルの布設方法。
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