JPH05213462A - 枚葉状記録媒体をさばく方法および装置 - Google Patents

枚葉状記録媒体をさばく方法および装置

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JPH05213462A
JPH05213462A JP4252889A JP25288992A JPH05213462A JP H05213462 A JPH05213462 A JP H05213462A JP 4252889 A JP4252889 A JP 4252889A JP 25288992 A JP25288992 A JP 25288992A JP H05213462 A JPH05213462 A JP H05213462A
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paper separating
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Bee D T Buero & Daatentehiniiku GmbH
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Bee D T Buero & Daatentehiniik
Bee D T Buero & Daatentehiniiku GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の調節を必要とせずに、少ない製造コス
トで種々の剛性の記録媒体を確実にさばくことを可能に
する枚葉状の記録媒体をさばく方法および装置を提供す
る。 【構成】 種々の剛性の枚葉状の記録媒体14をパイル
からさばくために、紙さばきローラ20がパイルのそれ
ぞれ最初の枚葉を摩擦力で捕捉し、これを傾斜板18に
送り、この傾斜板18でパイルから取り出す。紙さばき
ローラ20がパイル面に対して平行な面上を自由に動け
るように支持されているため、紙さばきローラ20はパ
イル上の記録媒体14の剛性に応じて、枚葉の前縁が紙
さばきのための傾斜板18に当たってたわむまで傾斜板
18から回転して離れる。それによって紙さばきローラ
20はそれぞれの記録媒体14の剛性にとって理想的な
傾斜板18との間隔に調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部に記
載された枚葉状記録媒体をパイルからさばく方法、すな
わちパイルのそれぞれ最初の枚葉が、駆動される紙さば
きローラにより摩擦係合によって捕捉され、傾斜板に送
られ、この傾斜板においてパイルから持ち上げられる、
枚葉状記録媒体をパイルからさばく方法と、請求項3の
前提部に記載されたその装置、すなわちパイルの最初の
枚葉を摩擦係合によって捕捉する駆動可能な紙さばきロ
ーラと、紙さばきローラによって捕捉された最初の枚葉
の前縁が当てられる傾斜板とを有する枚葉状の記録媒体
をパイルからさばく装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機、複写機など、多くの事務機械に
おいて、枚葉状記録媒体が積み重ねられて準備され、1
枚ずつパイルから抜き取られ、記録を転移するため事務
機械に送られる。剛性の小さい記録媒体、たとえば枚葉
紙において、一般に角分離器が用いられる。角分離器は
パイルの1番上の2つの前角の上に載り、これらの角を
保持している。紙さばきローラは摩擦係合によってパイ
ルの1番上の枚葉を補足し、これを角分離器に送る。そ
うすると枚葉が上方に湾曲して、その下にあるパイルの
枚葉から離れ、角分離器から越え出る。この種類の紙さ
ばきは、剛性の小さい記録媒体にしか用いられない。
【0003】カードや封筒など、剛性の大きい記録媒体
の場合、DE−PS648721およびDE−PS66
3208により、パイルを縦置きにすることが知られて
いる。その場合、パイルが立っている支持面はパイルの
1番上の枚葉の区域に傾斜板を有している。パイルは押
圧板によりばね作用を有する紙さばきローラに押し付け
られる。その際、パイルの1番上の枚葉は傾斜板の区域
に到達する。この傾斜板において前縁が扇状に開き、そ
の結果として1番上の枚葉を1枚ずつ傾斜板の縁を通っ
て送ることができる。この種類の紙さばきは、十分な剛
性の紙さばきにのみ適している。剛性の小さい枚葉は強
く曲がりすぎるので、立置きにして扇状に開くことはで
きない。
【0004】DE3535802C2により、枚葉紙お
よび硬い封筒をさばくために角分離器と組み合わせる装
置が知られている。この装置は製造コストがかかり、記
録媒体を交換する際に角分離器の調節が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装置
の調節を必要とせずに、少ない製造コストで種々の剛性
の記録媒体を確実にさばくことを可能にする枚葉状の記
録媒体をさばく方法および装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
記載の特徴を有する方法、すなわちパイル上の記録媒体
の剛性に応じて、最初の枚葉の前縁が傾斜板に当たって
たわむことに対する抵抗が、紙さばきローラによってこ
の最初の枚葉に及ぼされる送り力より小さくなるまで、
駆動されている紙さばきローラが傾斜板から離れること
を特徴とする方法、および請求項3記載の特徴を有する
装置、すなわち紙さばきローラが記録媒体のパイル面に
対して平行な面上を自由に動けるように支持されている
ことを特徴とする装置によって達成される。本発明の有
利な構成が従属請求項に記載されている。
【0007】
【作用】本発明によれば、枚葉状記録媒体のパイルの前
縁が傾斜板に接している。紙さばきローラはパイルに接
し、摩擦係合によって枚葉状記録媒体を捕捉して傾斜板
に送る。このとき、その都度送られる枚葉の前縁は傾斜
板を登り、それによってパイルから取り出される。その
都度送られる枚葉の前縁が傾斜板で持ち上げられパイル
から取り出すことができるように、この枚葉は傾斜板に
接している前縁と、そこにおいて紙さばきローラが枚葉
上に載っている線との間でたわめられなければならな
い。枚葉のこのようなたわみが可能であるためには、傾
斜板と紙さばきローラとの間に十分な間隔がなければな
らない。この間隔は、記録媒体の剛性が大きいほど、つ
まり枚葉のたわみに対する抵抗が大きいほど、大きくな
ければならない。
【0008】本発明において、傾斜板と紙さばきローラ
との間のこの間隔は自動的に記録媒体のその都度の剛性
に応じた最適な値に調節される。このために、紙さばき
ローラは、記録媒体のパイル上で傾斜板から自由に離れ
ることができるように軸受けされている。紙さばきロー
ラは最初に直接傾斜板に接してパイルの1番上の枚葉を
捕捉する。枚葉を摩擦係合によって傾斜板に送るために
紙さばきローラが駆動されると、枚葉が小さい剛性しか
ない場合には、枚葉の前縁が傾斜板を登ってさばかれ
る。記録媒体の枚葉の剛性が大きい場合には、傾斜板に
おける前縁のたわみ、したがって上方への送りに対する
抵抗も大きい。その結果、枚葉は紙さばきローラによっ
て送られず、紙さばきローラは枚葉と摩擦係合しかつ枚
葉上を自由に動けるように軸受けされているので、傾斜
板から転動して離れる。この場合、紙さばきローラが駆
動されて離れるのに十分な抵抗を枚葉がその剛性によっ
て発揮している間、紙さばきローラは傾斜板から離れ
る。この抵抗は、紙さばきローラが傾斜板から離れるに
連れて減少する。なぜならば、この場合、枚葉のたわみ
に利用できる前縁と紙さばきローラとの間の枚葉長さが
増加するからである。枚葉が傾斜板と紙さばきローラと
の間でたわむほどに紙さばきローラが傾斜板から離れる
と、枚葉の前縁は傾斜板で上方に送られ、枚葉はパイル
から1枚ずつ抜き取られる。枚葉がパイルから抜き取ら
れて事務機械に捕捉されて引き入れられると、紙さばき
ローラが自由に動けるように軸受けされているので、枚
葉は枚葉上に載っている紙さばきローラを傾斜板におけ
る出発位置に運ぶ。それによって、装置は再び次の紙さ
ばき作業のための出発位置に入る。
【0009】紙さばきローラはこのように駆動されて、
記録媒体の剛性に応じて必要な傾斜板との間隔が自動的
に調整される。こうして、記録媒体は傾斜板においてパ
イルから取り出され、さばかれる。それゆえ、装置は何
等かの変更を加えることなく、種々の剛性の記録媒体、
たとえば種々の厚さの枚葉紙、カード、封筒などを確実
にさばくことができる。
【0010】この場合、傾斜板という概念は、1番上の
枚葉が鋭角で突き当たるすべての傾斜した面を意味す
る。したがって、この面に向かって送られると、一方で
は、偏向する力成分が枚葉の前縁に作用し、他方では、
前縁の摩擦がこの面において偏向に抵抗する。それゆ
え、傾斜板は傾斜した平らな面、湾曲した面、あるいは
円筒形ローラの外面部分などで構成することができる。
【0011】本発明による紙さばきに必要である、紙さ
ばきローラをパイル上で自由に動けるように支持するこ
とは、種々の方法で実現することができる。紙さばきロ
ーラを旋回レバーで軸受けすることができるため、紙さ
ばきローラはこの旋回レバーの旋回によってパイル上を
動くことができる。紙さばきローラがパイル上を動ける
ように、紙さばきローラの旋回運動はパイル表面に対し
て十分平行に行われなければならない。すなわち、旋回
レバーはパイル表面に対してできる限り直角に配置され
ていなければならず、紙さばきローラの旋回半径はパイ
ル上の運動行程より十分大きくなければならない。した
がって、この仕様は、特に剛性の差が過度に大きくない
記録媒体、たとえば厚さの異なる枚葉紙をさばく場合に
適している。
【0012】枚葉紙、カードおよび封筒など、剛性が非
常に異なる記録媒体をさばく場合は、紙さばきローラの
パイル表面に対して平行なリンク軌道上を案内されてい
ることが好ましい。それによって、記録媒体のすべての
剛性にとって十分大きい紙さばきローラの運動区間が、
パイル表面に対して平行に実現される。
【0013】紙さばきローラが運動するときに枚葉およ
び傾斜板に接している前縁に対して斜めになるのを避け
るために、紙さばきローラは傾斜板に対して平行な位置
に強制案内される。このような平行な強制案内は、紙さ
ばきローラを旋回レバーに軸受けする際に、紙さばきロ
ーラの両端部を支持している旋回レバーが回転しないよ
うに、たとえば横断方向軸によって互いに連結されてい
ることによって達成される。紙さばきローラがその両端
部でリンク軌道に案内されている場合、紙さばきローラ
が貫通軸上に回転できるように支持されており、この軸
の両端部にピニオンが回転しないように設けられてお
り、このピニオンがリンク軌道の歯とそれぞれかみ合う
ことによって、平行な強制案内が実現される。
【0014】傾斜板において紙さばきを簡単にするため
に、紙さばきローラが記録媒体のパイルの高さとは独立
に常に等しい押圧力でパイルに作用することが好まし
い。この可能性は、押圧力がばね力によって生み出され
る場合は制限される。なぜならば、ばね力はばねの偏
向、したがってパイル高さによって変化するからであ
る。それゆえ、紙さばきローラが上から記録媒体のパイ
ルに作用する場合は、紙さばきローラを変化しない自重
のもとでパイルに作用させることが好ましい。このため
に、紙さばきローラは概ね垂直に動く軸受装置内に支持
される。そうすることによって、紙さばきローラはパイ
ルの高さの減少に自由に追従でき、常にその自重と軸受
装置の重量のみによってパイル上に載っている。この場
合、紙さばきローラと軸受装置の重さを、加工的に非常
に小さくすることができる。このことは紙さばきに好都
合に影響する。なぜならば、重量が小さいことは紙さば
きローラに対する押圧力が小さいことを意味するからで
ある。それによってまた、紙さばきに対向するパイルの
第1の枚葉と第2の枚葉との間の摩擦も小さく保たれ
る。
【0015】紙さばきローラが下から記録媒体のパイル
に作用する場合、紙さばきローラが作用するパイル最下
の枚葉は常に同じ位置を取るので、紙さばきローラはパ
イルの高さに追従する必要はない。紙さばきローラのパ
イルに対する押圧力は、パイルの高さとは独立に正確に
調整できる。しかしながら、この場合、パイルに押圧板
を載せることが好適である。この押圧板はパイルの最後
の枚葉においても、紙さばきローラの受けに必要な最小
重量を保証する。
【0016】紙さばきローラが振動レバーによって垂直
方向に移動できる軸受装置に支持されていると、軸受装
置の垂直運動によって紙さばきローラの運動軌道の弓状
湾曲もパイル面を基準にして補償されることができるた
め、紙さばきローラはこの場合もパイルにおいてパイル
面に対して正確に平行に動くことができる。
【0017】原則としてその都度同じ記録媒体の1つの
パイル、たとえば枚葉紙のパイルまたは封筒のパイルの
みが装置に挿入される。しかし、この装置は、種々の剛
性の枚葉を含むパイル、たとえば枚葉紙またはカードお
よび封筒を交互にさばくこともできる。紙さばきローラ
は各紙さばき作業の後に再び傾斜板における出発位置に
到達するため、パイルの各枚葉において新しく適当な間
隔に調整される。この場合、各さばきローラの出発位置
へのリセットは、リセットばねによって支持されること
ができる。この装置においてパイルが水平面に対して傾
斜した位置を占め、紙さばきローラの運動軌道も同様に
傾いていると、出発位置へのリセットは紙さばきローラ
の自重によっても行われることができる。これらの場合
において、紙さばきローラの駆動手段にフリーホイール
が設けられているのが好ましい。このフリーホイールに
よって、パイル上の紙さばきローラはリセット力の作用
により駆動連結とは独立に自由にリセットされることが
できる。
【0018】紙さばきローラの駆動は、紙さばきローラ
に着いている歯車とかみ合っている歯車装置を介して行
われるのが好ましい。さらに、紙さばきローラが動いて
も確実なかみ合いが保証されているように、紙さばきロ
ーラの歯車とかみ合う歯車装置の最後の歯車が旋回可能
な軸受レバー上に支持されていることが好適である。こ
の軸受レバーは紙さばきローラの軸を回転できるように
収容している。紙さばきローラが振動レバーに軸受けさ
れている場合、この軸受レバーは振動レバーであること
ができる。
【0019】たいていの応用例において、紙さばきロー
ラの駆動を固定して配置された駆動軸によって伝達する
ことが望ましい。この場合、歯車装置をヒンジ状に連結
された少なくとも2つのレバーで支持することが好まし
い。この場合、歯車装置のそれぞれ1つの歯車がレバー
を連結しているヒンジ点に配置されている。この場合、
これらのレバーの最後のレバーは軸受レバーである。軸
受レバーの自由端は紙さばきローラの軸を収容してい
る。この構成により、固定した駆動軸と2次元方向に移
動できる紙さばきローラとの間の歯車装置が可能にな
る。
【0020】記録媒体を印刷機に供給するためにこの装
置を応用する場合、この装置を印刷機に取り付けるか、
組み入れることができる。この場合、固定した駆動軸が
印刷機の記録ローラと駆動連結していることが好まし
い。それゆえ、紙さばきローラの駆動および制御は印刷
機の記録ローラによって引き起こすことができる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面にもとづいて
詳細に説明する。
【0022】図1は本発明による装置の第1の構成の垂
直な部分縦断面図、図2はこの装置の部分断面図、図3
はこの装置の部分平面図、図4はこの装置の垂直な部分
縦断面図である。
【0023】図1から図3に示す実施例において、この
装置は上方が開いた槽の形をしたプラスチック製箱形ケ
ーシングを有している。この槽の概ね水平な床12の上
には記録媒体14のパイルが横置きに収容されている。
ケーシング横断方向に傾斜板18が挿入されている。こ
の傾斜板18は、床12および記録媒体14のパイルか
らケーシングの横断方向壁に向かって上昇している。傾
斜板18の高さは、少なくとも記録媒体14のパイルの
計画されている最大高さより少なくともやや大きくされ
ている。
【0024】記録媒体14のパイルは、その前側の横断
方向縁が傾斜板18に接している。パイルには紙さばき
ローラ20が載っている。紙さばきローラ20は、パイ
ル面および傾斜板18と平行に、記録媒体14の全長に
わたって横断方向に延びている。紙さばきローラ20は
管22からなる。管22は貫通軸26上に支持されてお
り、管22の外周は摩擦ローラ24を支持している。こ
のローラ24は記録媒体14と摩擦係合によってかみ合
う。
【0025】管22から飛び出している紙さばきローラ
20の軸26の両端部は、それぞれ軸受装置52のリン
ク軌道50に案内されている。軸受装置52はケーシン
グの側壁30に接している垂直板を有している。リンク
軌道50は水平方向に、したがって記録媒体14のパイ
ル面に対して平行に延びている。リンク軌道50の下方
で、これに対して平行に、軸受装置52のフランジに取
り付けられ、それぞれ1つのラック54が延びている。
このラックは、軸26の端部に回転しないように着いて
いる小歯車28とそれぞれかみ合っている。
【0026】紙さばきローラ20は軸26を介し、記録
媒体14のパイルの表面に対して平行な水平面上を移動
できるようにリンク軌道50に案内されている。この場
合、小歯車28がラック54とかみ合うことによって強
制案内される。それによって、紙さばきローラ20が常
に傾斜板18に対して平行な位置を維持することが保証
される。
【0027】軸受装置52は、側壁30にそれぞれ接し
ている板において自由に回転できるように支持されてい
る横断方向軸56を有している。横断方向軸56の両端
部は、側壁30内に形成されているリンク軌道58とか
み合っている。横断方向軸56の端部に、それぞれ回転
しないように1つのピニオン60が着いている。このピ
ニオン60はリンク軌道58に設けられたラック62と
かみ合っている。リンク軌道58は側壁30において傾
斜板18の傾きに対して平行に延びている。紙さばきロ
ーラ20を付けた軸受装置52は、リンク軌道58にお
いて垂直方向に上下移動できる。この場合、ラック62
とかみ合っている小歯車60は強制案内を引き起こすこ
とができる。この強制案内によって、紙さばきローラ2
0が常に記録媒体14のパイル表面に対して平行な位置
を維持することが保証される。
【0028】リセットばね64は、1つの端部が紙さば
きローラ20の軸26によって確定され、他方の端部が
ケーシングに固定されたピボットで確定され、紙さばき
ローラ20をリンク軌道50の傾斜板18に最も近い端
部に引き寄せる。
【0029】図1に示されている出発位置に、紙さばき
ローラ20はその自重と軸受装置52の自重によって、
記録媒体14のパイル上に載っている。なぜならば、軸
受装置52はリンク軌道58に自由に動けるように案内
されているからである。リセットばね64は、紙さばき
ローラ20を傾斜板18に最も近い位置に保持してい
る。この位置において、紙さばきローラ20はパイルの
1番上の枚葉の前縁とかみ合う。この枚葉はその前縁が
傾斜板18に接している。
【0030】それから紙さばきローラ20は、図示され
ていない駆動手段を介して時計と反対方向(図1に示
す)に回転させられる。次に、ローラ24を介してパイ
ルの1番上の枚葉と摩擦係合によってかみ合っている紙
さばきローラ20は、1番上の枚葉を傾斜板18の方向
に押しやろうとする。この枚葉がわずかな剛性しかもた
ない場合、前縁は紙さばきローラ20の送り力によって
傾斜板18で上方にたわむため、1番上の枚葉はその前
縁がパイルから離れ、紙さばきローラ20によって傾斜
板18に沿って押し上げられて、事務機械の図示されて
いない装置、たとえば印刷機の記録ローラによってつか
まれ受け取られる。
【0031】記録媒体14がより大きい剛性をもってい
る場合、パイルの1番上の枚葉の前縁は傾斜板18で曲
がらず、したがって、紙さばきローラ20はパイルの1
番上の枚葉を送ることができない。それゆえ、紙さばき
ローラ20の時計と反対方向の回転に基づき、紙さばき
ローラ20は摩擦ローラ24により傾斜板18によって
保持されているパイルの1番上の枚葉上で左方向に転動
する。それによって、紙さばきローラ20と傾斜板18
との間隔、したがって傾斜板18と紙さばきローラ20
の接触線との間で1番上の枚葉が曲がることができる自
由長は拡大する。記録媒体14の剛性に応じ、紙さばき
ローラ20はこの左方向(図1)の運動において遅かれ
早かれ、枚葉の前縁が傾斜板18で上方に曲がるのに十
分な傾斜板18との間隔に達する。前縁が傾斜板18で
上方に曲がるとすぐに、枚葉はもはや傾斜板18によっ
て保持されず、紙さばきローラ20は枚葉をパイルから
抜き取り、傾斜板18に沿って押し上げて、上述のよう
にさばくことができる。この枚葉は紙さばきローラ20
に対してもはや大きい抵抗は発揮しないため、紙さばき
ローラ20は傾斜板18から離れない。紙さばきローラ
20によってパイルから抜き取られ、傾斜板18に沿っ
て押し上げられる枚葉は、図示されていない事務機械に
よってつかまれ、さらに運搬される。この場合、枚葉に
載っている紙さばきローラ20は、枚葉と一緒に運ば
れ、再び傾斜板18と接する出発位置に戻る。紙さばき
ローラ20のリセットは、リセットばね64によって支
援される。この場合、紙さばきローラ20の駆動手段に
設けられているフリーホイールによって、紙さばきロー
ラ20の駆動が停止すると、紙さばきローラ20はリセ
ットばね64の作用によって転動して戻ることができ
る。
【0032】枚葉を連続的に抜き取るに連れて記録媒体
14のパイルの高さが減少すると、紙さばきローラ20
は自重の作用によって軸受装置52と一緒にリンク軌道
58を下方に移動する。紙さばきローラ20は常に自重
によって規定される等しい圧力によって記録媒体14の
パイル上に載っている。リンク軌道58は傾斜板18に
対して平行に延びているため、紙さばきローラ20と傾
斜板18との間隔も記録媒体14のパイルの高さから独
立で一定である。したがって、パイル全体のすべての枚
葉は、最初の枚葉から最後の枚葉まで正確に等しい条件
のもとでさばかれる。
【0033】記録媒体14の新しいパイルを挿入するた
めに、軸受装置52は紙さばきローラ20と一緒に持ち
上げられる。それにより、パイルを挿入して傾斜板18
に押し当てることができる。次に、紙さばきローラ20
はリセットばね64によってリンク軌道58を通り再び
傾斜板18に向いた最終位置に運ばれる。その結果、紙
さばきローラ20は、新たに挿入された記録媒体14の
パイルに載せられると、再び図1の出発位置に入る。
【0034】装置の図示されていない駆動は、歯車装置
を介して行われる。ケーシングに固定された軸を有する
第1の歯車が、記録媒体を供給される事務機械によって
駆動されることが好都合である。特にこの第1の歯車
は、印刷機の記録ローラの軸上に着いている歯車とかみ
合うことができるため、装置の駆動は印刷機の記録ロー
ラ制御によって行われる。第1のレバーは第1の歯車の
軸の回りを旋回できるように軸受けされている。第1の
レバーの自由な端部には軸受レバーがヒンジ止めされて
おり、他方の端部には紙さばきローラ20の軸を収容し
ている。第1の歯車は、2つのレバーに軸受けされた中
間歯車とかみ合っている。この中間歯車は軸受レバー上
に支持されている歯車を介して、紙さばきローラ20に
着いている歯車48を動かしている。歯車装置をヒンジ
状に互いに連結したレバー上に配置することによって、
歯車装置は紙さばきローラ20の運動に追従する。第1
のレバーは概ね垂直に設けられ、軸受レバーは概ね水平
に設けられている。それによって、一方では、紙さばき
ローラ20の大きい運動余地が可能となり、他方では、
特に最後の歯車が水平面上で紙さばきローラ20の歯車
48とかみ合っているため、この最後の歯車のかみ合い
圧力が、自重によって規定される紙さばきローラ20の
押圧力を強めも弱めもしない。
【0035】図4に、本発明の別の実施例が示されてい
る。
【0036】この実施例では、記録媒体14のパイルが
ケーシングに固定された床部12上に載せられている。
床部は約45°の角度で水平面に対して傾いている。傾
斜板18は、床部12の下部前縁の前に、床部12の前
縁と傾斜板18の下縁との間にかみ合い隙間66が開い
ている。傾斜板18は床部12との直行面に対して下方
に離れるように傾いている。
【0037】かみ合い隙間66に紙さばきローラ20が
設けられており、記録媒体14のパイルの1番下側の枚
葉に下から接している。紙さばきローラ20は軸26に
より、両側に設けられている軸受レバー68の自由な端
部に旋回できるように軸受けされている。軸受レバー6
8はケーシングに固定された駆動軸70の回りを旋回で
きるように支持されている。この場合、横断方向軸は2
つの軸受レバー68を回転しないように互いに連結して
いるので、軸受レバー68は常に正確に互いに平行に旋
回できる。
【0038】軸受レバー68は、床部12、したがって
記録媒体14のパイルに対して概ね直角に設けられてい
る。その際、軸受レバー68の長さ、したがって紙さば
きローラ20の旋回運動の半径は、かみ合い隙間66に
おける紙さばきローラ20の旋回行程より大きい。紙さ
ばきローラ20の運動行程は、それによってほぼ平坦で
あり、パイルに対して平行である。紙さばきローラ20
の残っているわずかな運動行程の弓状湾曲は意味がな
い。なぜならば、記録媒体14のパイルはかみ合い隙間
の区域66では床部12によって支持されておらず、そ
れゆえ紙さばきローラ20上に載っており、それによっ
て平坦な運動軌道とのわずかな偏差が補償されているか
らである。
【0039】記録媒体14のパイルは、その前縁が自重
によって紙さばきローラ20上に載っている。パイルの
高さが減少しても紙さばきローラ20に対するそれぞれ
1番下の枚葉の押圧力がが一定であることを保証するた
めに、記録媒体14のパイルの上に押圧板72が載って
いる。押圧板72が自由に載せられているか、またはそ
の後部区域で旋回できるようにケーシングの側壁30に
支持されている。押圧板72は紙さばきローラ20に対
するパイルの押圧力を規定しているため、この押圧力は
パイルの高さにはほとんど依存せず、パイルの最後の枚
葉まで維持される。
【0040】紙さばきローラ20の駆動は歯車74によ
って行われる。歯車74は駆動軸70と共軸に軸受けさ
れており、紙さばきローラ20上に着いている歯車48
とかみ合っている。歯車74の駆動は、記録媒体14が
送られる事務機械(図示せず)によって行われる。
【0041】図4に示された出発位置において、紙さば
きローラ20は傾斜板18に接しているので、紙さばき
ローラ20は、記録媒体14のパイルの1番下の枚葉
の、傾斜板18に接している前縁と直接接触している。
紙さばきローラ20が駆動されると(図4における時計
と反対方向)、紙さばきローラ20はパイルの1番下の
枚葉を傾斜板18に送る。記録媒体がわずかな剛性しか
有していなければ、1番下の枚葉の前縁は紙さばきロー
ラ20の送り力によって傾斜板18で曲がるので、パイ
ルから取り出されて傾斜板18で下方に送られる。これ
によって枚葉は、パイルから1枚ずつ抜き取られ、事務
機械に送られる。
【0042】記録媒体14がより大きい剛性を有してい
るならば、1番下の枚葉の前縁は傾斜板18で曲がり、
傾斜板18が枚葉を保持する。それゆえ、紙さばきロー
ラの駆動と、パイルの1番下の枚葉との摩擦係合によっ
て、紙さばきローラ20は1番下の枚葉の上で傾斜板1
8から転動して離れる。それによって、紙さばきローラ
と傾斜板18との間隔も、傾斜板18と紙さばきローラ
20との間の枚葉の自由長が十分になるまで増大する。
それによって枚葉はその剛性にかかわらず傾斜板18で
たわみ、上述の仕方でさばかれることができる。
【0043】さばかれた記録媒体14は事務機械につか
まれ、さらに運ばれると、紙さばきローラ20はその自
重によって再び図4に示された出発位置に戻る。この出
発位置において、紙さばきローラ20は傾斜板18に接
している。その際、紙さばきローラ20のフリーホイー
ルが、駆動の連結を外す。紙さばきローラ20が再び駆
動されるとすぐに、紙さばきローラ20は自動的に再び
記録媒体14のその都度の剛性に対応する位置に入る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、種々の剛性の枚葉状の
記録媒体をパイルからさばくために、紙さばきローラが
パイルのそれぞれ最初の枚葉を摩擦力で捕捉し、これを
傾斜板に送り、この傾斜板でパイルから取り出す。紙さ
ばきローラがパイル面に対して平行な面上を自由に動け
るように支持されているため、紙さばきローラはパイル
上の記録媒体の剛性に応じて、枚葉の前縁が紙さばきの
ための傾斜板に当たってたわむまで傾斜板から回転して
離れる。それによって紙さばきローラはそれぞれの記録
媒体の剛性にとって理想的な傾斜板との間隔に調整され
る。したがって本発明によれば装置の調節を必要とせず
に、少ない製造コストで種々の剛性の記録媒体を確実に
さばくことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による装置の第1の構成の垂直な
部分縦断面図である。
【図2】図2はこの装置の部分断面図である。
【図3】図3はこの装置の部分平面図である。
【図4】図4はこの装置の垂直な部分縦断面図である。
【符号の説明】
12 床 14 記録媒体 18 傾斜板 20 紙さばきローラ 22 管 24 摩擦ローラ 26 貫通軸 28 小歯車 30 ケーシングの側壁 50 リンク軌道 52 軸受装置 54 ラック 56 横断方向軸 58 軌道 60 ピニオン 62 ラック 64 リセットばね

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイルのそれぞれ最初の枚葉が、駆動さ
    れる紙さばきローラにより摩擦係合によって捕捉され、
    傾斜板に送られ、この傾斜板においてパイルから持ち上
    げられる、枚葉状記録媒体をパイルからさばく方法にお
    いて、 パイル上の記録媒体の剛性に応じて、最初の枚葉の前縁
    が傾斜板に当たってたわむことに対する抵抗が、紙さば
    きローラによってこの最初の枚葉に及ぼされる送り力よ
    り小さくなるまで、駆動されている紙さばきローラが傾
    斜板から離れることを特徴とする枚葉状記録媒体をさば
    く方法。
  2. 【請求項2】 前記紙さばきローラが駆動されていると
    き、パイルの最初の枚葉が傾斜板によって支持されてい
    る間は、紙さばきローラがこの枚葉との摩擦係合によっ
    て自動的に傾斜板から転動して離れることを特徴とする
    請求項1記載の枚葉状記録媒体をさばく方法。
  3. 【請求項3】 パイルの最初の枚葉を摩擦係合によって
    捕捉する駆動可能な紙さばきローラと、紙さばきローラ
    によって捕捉された最初の枚葉の前縁が当てられる傾斜
    板とを有する枚葉状の記録媒体をパイルからさばく装置
    において、 紙さばきローラ(20)が記録媒体(14)のパイル面
    に対して平行な面上を自由に動けるように支持されてい
    ることを特徴とする枚葉状記録媒体をさばく装置。
  4. 【請求項4】 紙さばきローラ(20)が傾斜板(1
    8)に対して平行な位置で強制的に案内されて移動でき
    ることを特徴とする請求項3記載の枚葉状記録媒体をさ
    ばく装置。
  5. 【請求項5】 紙さばきローラ(20)がその両端部で
    旋回レバー(68)に軸受けされていること、旋回レバ
    ー(68)が記録媒体(14)のパイル面に対して概ね
    直角に設けられていること、および紙さばきローラ(2
    0)の旋回半径がその運動行程より著しく大きいことを
    特徴とする請求項3記載の枚葉状記録媒体をさばく装
    置。
  6. 【請求項6】 紙さばきローラ(20)の両端部を支持
    している旋回レバー(68)が回転しないように互いに
    連結していることを特徴とする請求項4または5に記載
    の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  7. 【請求項7】 紙さばきローラ(20)の両端部が記録
    媒体(14)のパイル面に対して平行なリンク軌道(5
    0)上を案内されていることを特徴とする請求項3記載
    の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  8. 【請求項8】 紙さばきローラ(20)が貫通軸(2
    6)上で回転可能に支持されており、この軸がリンク軌
    道(50)上で案内されていること、および軸(26)
    の両端部にピニオン(28)が設けられており、このピ
    ニオンがリンク軌道(50)の歯(54)とそれぞれか
    み合うことを特徴とする請求項4または7に記載の枚葉
    状記録媒体をさばく装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体(14)のパイルが固定した床
    部(12)上に横にして載せられていること、傾斜板
    (18)が床部(12)から少なくともパイルの最大高
    さの上まで延びていること、および紙さばきローラ(2
    0)が上からパイル上に載っており、パイルに対してあ
    る角度で、好ましくは垂直方向に移動できるように支持
    されている軸受装置(52)内で支持されていることに
    より、紙さばきローラ(20)がパイルの高さの減少に
    追従できることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか
    1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  10. 【請求項10】 紙さばきローラ(20)が概ね自重と
    軸受装置(52)の重量のみによって記録媒体(14)
    のパイル上に載っていることを特徴とする請求項9記載
    の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  11. 【請求項11】 軸受装置(52)が両側で、概ね垂直
    のリンク軌道(58)に案内されていることを特徴とす
    る請求項9または10に記載の枚葉状記録媒体をさばく
    装置。
  12. 【請求項12】 軸受装置(52)が両側で、横断方向
    軸(56)上に回転しないように設けられているピニオ
    ン(60)がリンク軌道(58)の歯(62)とかみ合
    っていることを特徴とする請求項11記載の枚葉状記録
    媒体をさばく装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体(14)のパイルが床部(1
    2)に支持されて傾斜板(18)に接していること、傾
    斜板(18)と床部(12)の前縁との間にかみ合い隙
    間(66)が開いていること、および紙さばきローラ
    (20)が開いているかみ合い隙間(66)を通して下
    からパイルとかみ合うことを特徴とする請求項3乃至8
    のいずれか1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  14. 【請求項14】 床部(12)が固定して形成されてい
    ること、および記録媒体(14)のパイル上に押圧板
    (22)が載っていることを特徴とする請求項13記載
    の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  15. 【請求項15】 紙さばきローラ(20)にばね力(リ
    セットばね64)が作用し、このばね力が紙さばきロー
    ラ(20)を傾斜板(18)に最も近い位置に戻すこと
    を特徴とする請求項3乃至14のいずれか1項に記載の
    枚葉状記録媒体をさばく装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体(14)のパイルが水平に対
    してある角度で設けられていること、および紙さばきロ
    ーラ(20)がその自重によって傾斜板(18)に最も
    近い位置に戻ることを特徴とする請求項3乃至14のい
    ずれか1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  17. 【請求項17】 紙さばきローラ(20)が1つのフリ
    ーホイールを介して駆動されており、このフリーホイー
    ルが、記録媒体(14)のパイル上で紙さばきローラ
    (20)が傾斜板(18)に最も近い位置に自由に回転
    して戻ることができるようにしたことを特徴とする請求
    項15または16に記載の枚葉状記録媒体をさばく装
    置。
  18. 【請求項18】 紙さばきローラ(20)が歯車装置を
    介して駆動され、この歯車装置の最初の歯車がケーシン
    グに固定されて装置に軸受けされており、この歯車装置
    の最後の歯車は紙さばきローラ(20)に着いている歯
    車(48)とかみ合い、紙さばきローラ(20)の軸
    (26)を回転できるように収容している旋回可能な軸
    受レバーに支持されていることを特徴とする請求項3乃
    至17のいずれか1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく
    装置。
  19. 【請求項19】 軸受レバー(68)が旋回レバーの1
    つであることを特徴とする請求項5、6または18のい
    ずれか1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく装置。
  20. 【請求項20】 歯車装置が互いにヒンジ状に連結され
    た少なくとも2つのレバー上で軸受けされ、これらのレ
    バーの各ヒンジ点に歯車装置のそれぞれ1つの歯車が設
    けられており、最後のレバーが軸受レバーであることを
    特徴とする請求項18記載の枚葉状記録媒体をさばく装
    置。
  21. 【請求項21】 枚葉状記録媒体(14)を印刷機に送
    るために、歯車装置の最初の歯車が印刷機の記録ローラ
    と駆動連結していることを特徴とする請求項18乃至2
    0のいずれか1項に記載の枚葉状記録媒体をさばく装
    置。
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