JPH0521063B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0521063B2
JPH0521063B2 JP59179706A JP17970684A JPH0521063B2 JP H0521063 B2 JPH0521063 B2 JP H0521063B2 JP 59179706 A JP59179706 A JP 59179706A JP 17970684 A JP17970684 A JP 17970684A JP H0521063 B2 JPH0521063 B2 JP H0521063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
cylindrical
manufacturing
adhesive
circumferential side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59179706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6154928A (ja
Inventor
Toshio Utagawa
Nobuyuki Yano
Akira Aoki
Takuro Kodera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17970684A priority Critical patent/JPS6154928A/ja
Publication of JPS6154928A publication Critical patent/JPS6154928A/ja
Publication of JPH0521063B2 publication Critical patent/JPH0521063B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱回収装置として用いられる円筒形熱
交換器の製造法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、熱回収装置などに使われている熱交換器
の種類の一つに、エレメントとして回転ロータを
使つたものがある。このロータのエレメントの構
造には種々のものがある。たとえば換気時の熱ロ
スを低減させる回転式全熱交換器などの場合に
は、主として、第9図に示すように平面シート1
と波形シート2とを重合したコルゲート状のもの
を渦巻状に巻いて円筒形熱交換器とした構造のも
のや、金属ワイヤーあるいは吸湿性天然繊維を網
状構造に成形したものを熱交換媒体とした構造の
ものなどがあるが、いずれもコストが高く、エレ
メント内の風路も単純なものしかできない。
発明の目的 本発明は前記従来の問題に留意し、簡単、かつ
自動化に適した円筒形熱交換器の製造法を確立
し、コストの低廉化をはかることを目的とするも
のである。
発明の構成 前記目的を達成するため本発明は円筒形熱交換
器を製造する方法において、(a)平面シート上に接
着剤を所定パターンに塗布した後乾燥する工程、
(b)塗布パターンの異なるシートを重ね合わせる工
程、(c)重ね合わせた各シートを熱圧着する工程、
(d)熱圧着した各シートをその端部を軸として展開
して円筒形マトリツクスに成形する工程を含む製
造法である。これにより、自動化が一層容易にな
り、熱交換器のコストダウンがはかれる。また、
接着剤の塗布パターンを変えることにより、円筒
状に展開した場合外周側と内周側の風路の開孔面
積を等しくすることができ、熱交換効率を向上さ
せることができる。
実施例の説明 以下本発明の実施例を図にもとづいて説明す
る。第1図は、ハニカム式円筒形熱交換器の製作
するための製造方法の一例の概略を示した説明図
である。図中3は接着剤をクラフト紙4のシート
に塗るコータで、接着剤としてはこの場合、ポリ
エステル系のものを使用している。本実施例での
接着剤の塗布パターンは第2図のAおよびBパタ
ーンであり、工程dにおいて円筒形の外周側から
内周側につれて非接着部の間隔が広くなるよう
に、しかもAパターン5と、Bパターン6とは千
鳥位置に塗布し、接着後に広げたときに、ハニカ
ム状となるように接着剤を塗布する。図中5と6
は接着剤の塗布された箇所(パターン)である。
前記コータ3の回転により、第2図AおよびBの
両パターンが交互にクラフト紙4に印刷されてい
く。この印刷されたクラフト紙4を乾燥炉7の中
を連続通過さす。乾燥後、切断機8にて第2図に
示すA,B両パターンを切り離し、積層機9にて
順次交互に積層する。次に第3図イのように、必
要な枚数を積層物11の上下を亜鉛鉄板またはア
ルミ板12および13ではさみ、プレス10にて
上下方向から圧力をかけ、それを150℃雰囲気の
加熱炉中に約15分間放置後自然冷却し単一ブロツ
ク26を形成する。これを第3図ロさらにハのよ
うに一端を軸として展開し、アルミ板12,13
を固着させれば、第4図に示すような円筒形熱交
換器ができ上がる。図中14は円筒外周部にまい
たゴムシート、15は円筒形熱交換器の回転軸が
入る穴である。
この実施例ではエレメントの材質として、クラ
フト紙を用いているが、プラスチツクシートでも
アルミ箔のような金属箔でもよい。
第5図のAおよびBは接着剤塗布パターンの別
の実施例である。この場合は接着剤の塗布パター
ンは、工程dにおいて円筒形の外周側から内周側
につれて、接着部の間隔および非接着部の間隔が
広くなるように接着剤をクラフト紙4に塗布す
る。
さらに異なる実施例について第6図および第7
図とともに説明する。第6図A,Bに示すように
一部にカツト部18をもち、かつ、接着剤を接着
した平面シート16,17を8枚宛組にして端部
の軸15を中心に交互に積層して熱圧着し、かつ
展開すると、第7図に示すような円筒形熱交換器
が形成される。平面シート16,17上の接着剤
パターンの間隔は軸15に近い方が広くなつてい
るが、これは展開時の内周側と外周側との風路の
開孔面積を等しくするためである。カツト部18
は第7図における空洞部19,20となる。円筒
形熱交換器の端部は遮蔽部21と開孔部22とが
交互に形成されている。これによつて第8図に示
すような通風回路が形成できる。また、前記平面
シート16,17は、紙の段階で、あるいは、展
開し円筒形熱交換器に構成後、前記円筒形熱交換
器に吸湿剤を含有、あるいは、塗布するようにし
ている なお、以上の実施例では、単一ブロツク26に
より円筒形熱交換器が構成されているが、第8図
に示すように、複数の単一ブロツク26、たとえ
ば23,24,25で軸15を中心に一つの円筒
形熱交換器を構成する場合でもよい。
発明の効果 上記のように、シート積層法による製法は自動
化が容易であるので、エレメントのコストを下げ
ることが可能であるのみならず、主として接着剤
の印刷パターンを変えることにより、種々の風路
の円筒形熱交換器を作ることができる。
また、積層シートを軸15を中心に展開した場
合の外周側から内周側につれて、塗布パターンの
非接着部の間隔が広くなることにより、外周側と
内周側との風路の開孔面積が等しくなり、気流分
布が均一になるので熱交換効率が向上する。
また、接着部の面積を多くすることにより剥離
強度も増す。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図までは本発明の実施例に関す
るものであり、第1図は円筒形熱交換器の製造工
程の説明図、第2図はクラフト紙上の接着剤の塗
布パターン図、第3図は積層圧着されたクラフト
紙のシートの一端を展開して、円筒形熱交換器に
する過程を示す図、第4図は第3図ハに示す円筒
形熱交換器の斜視図、第5図は異なる実施例の接
着剤塗布パターン図、第6図はさらに異なる実施
例の接着剤塗布パターン図、第7図は第6図に示
す接着剤塗布パターンで形成した円筒形熱交換器
の外観概念図、第8図は本発明の異なる実施例の
円筒形熱交換器の外観図、第9図は従来の円筒形
熱交換器の一例の外観概略図である。 3……コータ、4……平面シート、5,6,1
6,17……接着剤塗布パターン、7……乾燥
炉、8……切断機、9……積層機、10……熱プ
レス、11……接着剤を塗布した平面シートの積
層物、12,13……亜鉛鉄板またはアルミ板、
14……ゴムシート、15……回転軸が入る穴、
18,19,20……カツト部、21……遮蔽
部、22……開孔部、23,24,25……展開
体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平面シートに接着剤を所定パターンに塗布し
    た後乾燥する工程aと、塗布パターンの異なるシ
    ートを重ね合わせる工程bと、重ね合わせた各シ
    ートを熱圧着し、単一ブロツクを形成する工程c
    と、前記熱圧着して形成した少なくとも1つの単
    一ブロツクの一端を軸として展開し円筒形マトリ
    ツクスに形成する工程dからなる円筒形熱交換器
    の製造方法において、前記工程aにおける接着剤
    の塗布パターンを、工程dにおける円筒形の外周
    側から内周側につれて非接触部の間隔が広くなる
    ようにした円筒形熱交換器の製造方法。 2 工程aにおける接着剤の塗布パターンを工程
    dにおける円筒形の外周側から内周側につれて接
    着部の間隔および非接触部の間隔が広くなるよう
    にした特許請求の範囲第1項記載の円筒形熱交換
    器の製造方法。 3 工程b前に平面シートの部分カツト工程を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    円筒形熱交換器の製造方法。 4 工程a、工程b、工程cで形成された単一ブ
    ロツクを複数個接合して工程dで展開して円筒形
    マトリツクスに形成することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の円筒形熱交換器の製造方
    法。
JP17970684A 1984-08-28 1984-08-28 円筒形熱交換器の製造法 Granted JPS6154928A (ja)

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JP17970684A JPS6154928A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 円筒形熱交換器の製造法

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JP17970684A JPS6154928A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 円筒形熱交換器の製造法

Publications (2)

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JPS6154928A JPS6154928A (ja) 1986-03-19
JPH0521063B2 true JPH0521063B2 (ja) 1993-03-23

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JP17970684A Granted JPS6154928A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 円筒形熱交換器の製造法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56152485U (ja) * 1980-04-15 1981-11-14

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JPS6154928A (ja) 1986-03-19

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