JPH05207375A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPH05207375A
JPH05207375A JP4036922A JP3692292A JPH05207375A JP H05207375 A JPH05207375 A JP H05207375A JP 4036922 A JP4036922 A JP 4036922A JP 3692292 A JP3692292 A JP 3692292A JP H05207375 A JPH05207375 A JP H05207375A
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transistor
gate
switching element
drain
photodiode
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    • H03FAMPLIFIERS
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    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
    • H03F3/08Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light
    • H03F3/082Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with FET's
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/08Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
    • H03F1/22Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements by use of cascode coupling, i.e. earthed cathode or emitter stage followed by earthed grid or base stage respectively
    • H03F1/223Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements by use of cascode coupling, i.e. earthed cathode or emitter stage followed by earthed grid or base stage respectively with MOSFET's

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォトダイオードの接合容量に起因する感度
の低下を抑えると共に、積分期間中に入射光量が変化し
ても正しい信号出力電圧が得られるようにした固体撮像
素子を提供する。 【構成】 一端を接地したフォトダイオード1と、ゲー
トにフォトダイオード1の他端を接続しソースを接地し
ドレインに負荷5を接続したn型MOSトランジスタ2
と、該n型MOSトランジスタ2のドレインとゲートの
間に接続された帰還容量素子3及びリセット用のスイッ
チング素子4とで形成した基本セルで固体撮像素子を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フォトダイオードの
接合容量に起因する感度低下を抑えると共に、積分期間
中に入射光量が変化しても正しい信号出力電圧が得られ
るようにした固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像素子としては、MOS
型,CCD型の他に、増幅型の固体撮像素子として、A
MI,SIT,CMD,BASIS,FGA,BCMD
等が知られている。これらの増幅型の固体撮像素子は、
画素が小さな場合は問題ないが、比較的大きな画素を必
要とする用途、例えば、カメラ等の自動焦点制御(A
F)に利用されるセンサ等では、次のような問題が生ず
る。
【0003】この問題点をAMI(Amplified MOS Imag
er)を用いて説明する。図17は、通常のAMIの1画素
の構成を示す回路構成図で、101 はフォトダイオード、
Q1は増幅用トランジスタ、Q2,Q3はバイアス用ト
ランジスタ、Q4はリセット用トランジスタ、102 はバ
イアス回路、103 はシフトレジスタからの出力パルスで
駆動されるスイッチング用トランジスタである。このよ
うに構成されたAMIにおいて、光電変換による信号出
力電圧ΔVOUT は、次式(1)で与えられる。 ΔVOUT =IP ・t/Cd ・・・・・(1)
【0004】ここで、IP は光電流、tは積分時間、C
d はフォトダイオード101 の接合容量である。この
(1)式からわかるように、積分時間一定のもとで信号
出力電圧ΔVOUT をあげるには、IP を大きくするかC
d を小さくしなければならない。しかし、IP を大きく
するには画素面積を大きくしなければならず、画素面積
が大きくなるとCd も大きくなる。またCd を小さくす
るためには画素面積を小さくしなければならず、画素面
積を小さくするとIP は小さくなる。このため従来のA
MIの構成のままでは感度の向上を計ることができな
い。
【0005】この問題点を解決するため、図18に示すよ
うな構成が、「A New MOS Imager Using Photodiode as
Current Source 」(IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE-CI
RCUITS, VOL. 26, NO. 8, Aug., 1991)において報告さ
れている。この構成は、転送ゲート用トランジスタQ
5,Q6を追加し、フォトダイオード101 と増幅用トラ
ンジスタQ1との間に蓄積容量Ct を接続したものであ
る。このように構成された固体撮像素子においては、積
分期間中トランジスタQ5をData信号により飽和領域で
動作するようにONさせて、フォトダイオード101 に印
加される電圧が、トランジスタQ5のゲート電圧からゲ
ート・ソース間電圧VGS下がった電圧に固定されるよう
にすることによって、フォトダイオード101 で発生する
光電荷がトランジスタQ5を介して増幅用トランジスタ
Q1のゲートに接続されている蓄積容量Ct に蓄積され
る。したがってフォトダイオード101 の接合容量Cd
影響が遮断され、光電変換による信号出力電圧ΔVOUT
は次式(2)で決まる。 ΔVOUT =IP ・t/Ct ・・・・・(2)
【0006】この(2)式からわかるように、蓄積容量
t を小さくすることにより、信号出力電圧ΔVOUT
大きくすることができる。すなわちフォトダイオードの
接合容量Cd に依存せず、感度を決めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の固体撮像素子においては、次のような問題点を有す
る。すなわち、積分期間中、入射光量が一定ならば、ト
ランジスタQ5に流れる電流(光電流IP )は一定であ
るため、問題はない。しかし、積分期間中、入射光量が
変化した場合、トランジスタQ5の電流が変化するた
め、それによりトランジスタQ5のVGSが変化し、フォ
トダイオードの接合容量Cd と蓄積容量Ct の間で電荷
の移動が生じ、正しい光電変換出力が得られなくなると
いう問題点が発生する。
【0008】この発明は、従来提案の固体撮像素子にお
ける上記問題点を解消するためなされたもので、フォト
ダイオードの接合容量に起因する感度の低下を抑えると
共に、積分期間中に入射光量が変化しても正しい信号出
力電圧が得られるようにした固体撮像素子を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、アノード又はカソードの一端が
接地されたフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダ
イオードの他端が接続され、ソースは接地され、ドレイ
ンには負荷が接続された第1のトランジスタと、該第1
のトランジスタのドレインとゲートの間に接続された帰
還容量素子及びリセット用の第1のスイッチング素子と
からなり、フォトダイオードに入射された光量を第1の
トランジスタのドレイン電圧の変化として出力する光電
変換検出セルで固体撮像素子を構成するものである。
【0010】このように構成した固体撮像素子において
は、光電変換による信号出力電圧は、ソース接地の第1
のトランジスタのゲインを上げることによりフォトダイ
オードの接合容量の影響を抑えることができ、これによ
り第1のトランジスタのゲートとドレインの間に接続さ
れた帰還容量素子の容量値を下げることによって出力電
圧を大きく、すなわち感度を向上させることができる。
また第1のトランジスタのバイアス電流を光電流よりも
十分大きく設定しておくことにより、光電流の変化によ
るバイアス電流の変化は無視できるため、光量が変化し
ても正しい光電変換出力を得ることができる。
【0011】
【実施例】次に実施例について説明する。図1は、本発
明に係る固体撮像素子の基本的な実施例を示す回路構成
図である。図において、1はフォトダイオードであり、
2はn型MOSトランジスタで、ソースを接地し、ドレ
インに負荷5を接続することにより、ソース接地型の増
幅回路を構成している。そしてこのソース接地型増幅回
路の入力端子、すなわちn型MOSトランジスタ2のゲ
ートにフォトダイオード1を接続し、ソース接地型増幅
回路の出力端子、すなわちn型MOSトランジスタ2の
ドレインから入力端子(n型MOSトランジスタ2のゲ
ート)に容量3を接続して帰還をかけると共に、n型M
OSトランジスタ2のゲートの初期電位を設定するため
のリセット用スイッチング素子4を容量素子3と並列に
接続する。この構成のものを基本セル(画素)とし、こ
の基本セルを1次元又は2次元的に配列したときに、読
み出し画素を選択するための、シフトレジスタパルスで
駆動されるスイッチング素子6を設け、該スイッチング
素子6をONしたときに、信号出力線7にn型MOSト
ランジスタ2のドレイン電圧が現れるように構成する。
【0012】次にこのように構成された固体撮像素子の
動作について説明する。まず積分開始前にリセットパル
スφR でスイッチング素子4をONとしてリセット動作
を行い、スイッチング素子4をOFFとした時点から積
分が開始される。その後、一定積分時間が経過した時点
で、スイッチング素子6をON状態にして、信号出力線
7から次式(3)で与えられる信号出力VOUT を得る。 VOUT =VGS+IP ・t/{(1+1/G)Ct +1/G・Cd } ・・・・・(3)
【0013】ここで、VGSはリセット時のn型MOSト
ランジスタ2のゲート・ソース間電圧で、これはリセッ
ト時のドレイン電圧でもある。Gはソース接地型増幅回
路のゲイン、Ct は容量素子3の容量値、Cd はフォト
ダイオード1の接合容量値、IP ,tはそれぞれ前出と
同様に、光電流と積分時間である。
【0014】上記(3)式からわかるように、光電変換
による出力信号の増加分は、ソース接地型増幅回路のゲ
インGを上げることにより、フォトダイオード1の接合
容量Cd による影響を抑えることができる。これによ
り、帰還容量素子3の容量値Ct を下げることによっ
て、出力電圧VOUT を大きく、すなわち感度を高くする
ことができる。
【0015】次に、積分期間中に光量が変化した場合の
動作について説明する。積分期間中に光量が変化する
と、容量素子3を充電する電流が変化するため、n型M
OSトランジスタ2のバイアス電流の変化によりVGS
変化する。しかしながら、予めn型MOSトランジスタ
2のバイアス電流を光電流よりも十分大きく設定してお
くことにより、光電流の変化によるバイアス電流の変化
は無視できるため、光量が変化しても、正しい光電変換
出力を得ることができる。
【0016】次に図2に基づいて具体的な実施例につい
て説明する。図2は、固体撮像素子を構成する基本セル
を示す回路構成図で、この実施例は、リセット用スイッ
チング素子をn型MOSトランジスタ8で構成し、同じ
く画素選択用スイッチング素子をn型MOSトランジス
タ9で構成し、ソース接地型増幅回路の負荷をp型MO
Sトランジスタ10による能動負荷として構成したもので
あり、動作は図1に示したものと全く同様である。
【0017】図2に示した基本セルを1次元にn個配列
し、ラインセンサとして用いた実施例を図3に示す。図
において、11-1,11-2,・・・ 11-nは図2で示した基本セ
ルからなる単位画素で、12はリセット及び読み出しを順
次行うためのシフトレジスタであり、13は画素選択用n
型MOSトランジスタ9を共通接続した信号出力線で、
バッファ14を介して出力端子14aより信号出力VOUT
得るようになっている。各単位画素11-1,11-2,・・・ 11
-nの負荷用p型MOSトランジスタ10の各ゲート及び各
ソースはそれぞれ共通に接続され、それぞれバイアスV
BIAS及び電源電圧VDDが印加されている。そして各画素
の積分時間はリセット用n型MOSトランジスタ8がO
FFしてからシフトレジスタ12により画素選択用n型M
OSトランジスタ9がONするまでの間なので、各画素
間の積分時間を一定にするため、一つの画素の読み出し
用の画素選択用n型MOSトランジスタ9のゲートと、
その前段の画素のリセット用n型MOSトランジスタ8
のゲートとを共通に接続し、読み出し及びリセットを、
共に1画素ずつ順次に行うように構成している。
【0018】図4に、シフトレジスタ12の出力パルスφ
1 ,φ2 ,・・・ φn+1 のタイミングチャートと、信号出
力電圧VOUT 及び各画素の積分時間を示す。この図から
わかるように、各画素の積分時間は一定であるが、時刻
については、読み出し時刻の差だけずれることがわか
る。また図4の信号出力電圧VOUT には、オフセット電
圧が加わっているので、図3には示していないが、通常
は遮光画素を数画素設け、その遮光画素の出力電圧を基
準レベルとして、その基準レベルからの差分を信号出力
電圧として扱うのが一般的である。
【0019】図5は、他の実施例の基本セルを示す回路
構成図で、この実施例の基本セルは、図2に示した実施
例の基本セルにおけるpMOS能動負荷の代わりに、デ
プレッション型のn型MOSトランジスタ10′を用いて
構成したもので、図2に示した基本セルと同様な作用効
果をもつものであり、図2に示した基本セルと同様に用
いてラインセンサを構成することができる。
【0020】なお基本セルの構成としては、この他に図
1における負荷5として通常の抵抗負荷や、n型MOS
トランジスタ2と同タイプのn型MOSトランジスタを
用いて構成することもできる。しかしn型MOSトラン
ジスタ2のバイアス電流とゲインを適切に決め、なお且
つチップレイアウトにおいて面積を小さくするには、図
2及び図5に示したような能動負荷が適している。
【0021】次に、図2又は図5に示した実施例の基本
セルにおける、積分期間中にフォトダイオードに印加さ
れるバイアスについて説明する。図2又は図5に示す基
本セルにおいて、リセット時の電圧はn型MOSトラン
ジスタ2のソース・ゲート間電圧VGSで与えられる。こ
のVGSはn型MOSトランジスタ2のスレッショルド電
圧VTHとバイアス電流に依存するが、バイアス電流は光
電流より十分大きくして、なお且つ消費電流を抑えるた
めに大きくは変えることができない。またVTHについて
はプロセスによって決まっており、通常のCMOSある
いはnMOSプロセスにおいて、このVTHは1V前後に
設定されている。したがって通常のn型MOSトランジ
スタを用いると、フォトダイオードが積分期間中に印加
されている逆バイアスは、1V前後になる。
【0022】ところで、フォトダイオードに印加される
バイアス電圧が大きい場合、フォトダイオードで発生す
る暗電荷、すなわち光があたらない状態でも発生する電
荷が大きくなり、雑音の原因となる。これを抑えるには
n型MOSトランジスタ2のVTHを低く抑えればよく、
これはn型MOSトランジスタ2のチャネル領域に不純
物をドープすることで実現できる。このような構成のn
型MOSトランジスタを用いて、VTHを0.1V前後に設
定することにより、暗電流は大きく抑えることが可能で
ある。
【0023】以上の実施例の基本セルは、p型基板又は
pウェルにn型拡散を施して製造されるフォトダイオー
ドを用い、ソース接地トランジスタとしてn型MOSト
ランジスタを用いたものを前提にして説明してきたが、
n型基板又はnウェル上にp型拡散を施して製造される
フォトダイオードを用いた場合についても、図6に示す
ように、ソース接地トランジスタとしてp型MOSトラ
ンジスタ2′を用いて構成することで、同様な作用効果
を奏する基本セルを実現することができる。また増幅用
トランジスタについても、フォトダイオードで発生する
光電流に比較してゲートに流れる電流が十分小さなトラ
ンジスタならば、どのようなトランジスタを用いても同
様な構成で実現可能である。
【0024】図3に示した構成のラインセンサでは、各
画素の積分時間は一定であるが、積分時刻にはずれがあ
り、そのため同一時刻のデータを必要とする用途には用
いることができない。そこで次に、基本セルを1次元に
配列して構成したラインセンサにおいて積分時刻を一致
させるようにした実施例について説明する。図7は、1
画素を構成する基本セルの回路構成を示す図である。基
本セルにおいて、フォトダイオード1,n型MOSトラ
ンジスタ2,容量素子3,リセット用n型MOSトラン
ジスタ8,画素選択スイッチング用n型MOSトランジ
スタ9,負荷用p型MOSトランジスタ10を備えている
点は、図2に示した基本セルと同じ構成であり、この実
施例の基本セルはこれに更に、スイッチング素子として
動作するn型MOSトランジスタ15と電圧をホールドす
る容量素子16とバッファ17とで構成されたサンプルホー
ルド回路20を、n型MOSトランジスタ2の出力端子
(ドレイン)と画素選択スイッチング用n型MOSトラ
ンジスタ9の間に追加した構成をとる。
【0025】そして、この基本セルにおけるバッファ17
をp型MOSトランジスタによるソースフォロアで構成
した基本セルをn個配列しラインセンサを構成した実施
例の回路構成図を図8に示し、その動作を説明するため
のタイミングチャートを図9に示す。図8においては、
図3に示したものと同一又は同等の部材には同一符号を
付して示しており、21-1,21-2,・・・ 21-nは図7で示し
た基本セルからなる単位画素である。この実施例におい
て図3に示した実施例と異なる点は、リセット用トラン
ジスタ8のゲートを全画素共通に接続してリセットパル
スφR を印加するようにし、またサンプルホールド用n
型MOSトランジスタ15のゲートも共通に接続してサン
プルホールドパルスφSHを印加するようにし、全画素21
-1,21-2,・・・ 21-nを同時にON,OFFさせ、積分時
間,時刻ともに一致させるようにした点である。
【0026】次に、図9に示したタイミングチャートに
基づいて動作を説明する。リセットパルスφR が“H”
のとき、全画素同時にリセットが行われる。またこのと
き、φSHを“H”としておくと、各サンプルホールド用
容量素子16も初期電圧にリセットされる。φR が“H”
から“L”に変わった時点から積分が開始される。積分
期間中φSHを“H”とし、積分を終了する時、φSH
“H”から“L”として、サンプルホールド用n型MO
Sトランジスタ15をOFFする。これにより各サンプル
ホールド用容量素子16には、その時点の電位が保持され
る。その後シフトレジスタ12を駆動させ、選択用n型M
OSトランジスタ9を順次ONさせながら、バッファ14
を介して出力端子14aより各画素の信号出力を得る。以
上の構成及び動作により、全ての画素の積分時間及び時
刻を、ともに一致させることができる。
【0027】図7に示すような基本セルにおいては、帰
還用の容量素子3は、n型MOSトランジスタ2のドレ
インとゲートとの間に接続しているが、図10に示すよう
にサンプルホールド回路20のバッファ17の出力端とn型
MOSトランジスタ2のゲートとの間に接続しても、図
7に示した基本セルと全く同様に用いることができる。
【0028】次に、上記図10に示した構成の基本セルを
発展させ、各画素間に生ずるオフセット電圧のばらつき
を抑圧するようにした実施例について説明する。図7及
び図10に示した基本セルにおいて、初期出力電圧VOUT
は次式(4)で与えられる。 VOUT =VGS+VO ・・・・(4)
【0029】ここで、VGSはn型MOSトランジスタ2
のドレイン電流によって定まるゲート・ソース間電圧、
O はバッファ17のオフセット電圧である。(4)式か
ら分かるように、各画素におけるVGS及びVO が全て等
しければ問題ないが、これがばらつくと、そのばらつき
が出力電圧のばらつきとなり、固定パターン雑音とな
る。
【0030】この固定パターン雑音を抑圧できるように
した実施例の基本セルの回路構成を図11に示す。図11に
おいて、図10に示した基本セルの構成と異なる点は、帰
還用容量素子3をパルスφT で駆動されるスイッチング
素子22を介してバッファ17の出力端と接続した点と、帰
還用容量素子3と上記スイッチング素子22との接続点に
基準電位Vref を与えるため、一端を基準電圧源24に接
続したリセットパルスφR で駆動されるスイッチング素
子23の他端を、その接続点に接続している点である。
【0031】次に、このように構成した基本セルの動作
を、図12に示したタイミングチャートを参照しながら説
明する。リセット時(期間T0 )には、φR とφSH
“H”であり、リセット用トランジスタ8,サンプルホ
ールド用トランジスタ15,基準電位用スイッチング素子
23はONしており、このとき帰還用容量素子3の一端に
は基準電位Vref が与えられる。したがってフォトダイ
オード1の接合容量Cd 及び容量素子3の容量Ct には
次式(5),(6)で示される電荷Qd ,Qt が蓄積さ
れる。 Qd =Cd ・VGS ・・・・(5) Qt =Ct ・(VGS−Vref )・・・・(6)
【0032】次に積分動作(期間T1 )に入り、φR
“L”、φT が“H”となり、リセット用トランジスタ
8及び基準電位用スイッチング素子23はOFFし、帰還
用スイッチング素子22はONする。このとき、図11に示
すノード30の電圧がΔV変化する。このとき積分開始直
後のバッファ17の出力電圧をVOUT(0)とし、Cd ,Ct
の電荷をQd ′,Qt ′とすると、次式(7),
(8),(9)で表される。 VOUT(0)=VGS+ΔV+VO ・・・・(7) Qd ′=Cd ・(VGS−1/G・ΔV)・・・・(8) Qt ′=Ct {(VGS−1/G・ΔV)−VOUT(0)} =−Ct ・{(VO +(1+1/G)・ΔV)}・・・・(9) ここでGは、ソース接地型増幅回路のゲインである。
【0033】ところで、リセット時と積分開始直後で
は、Cd ,Ct に蓄積されている電荷量は保存されるの
で、次式(10)が成立する。 Qd +Qt =Qd ′+Qt ′・・・・(10)
【0034】この関係より、ΔVの1次近似を求めると
(1/(1+Δ)≒1−Δを用いる)、次式(11)が得
られる。 ΔV={1−1/G・(1+Cd /Ct )}・(Vref −VGS−VO ) ・・・・(11)
【0035】したがって(7)式と(11)式より、V
OUT(0)は次式(12)となる。 VOUT(0)=Vref −1/G・(1+Cd /Ct )・(Vref −VGS−VO ) ・・・・(12)
【0036】上記(4)式と(12)式とを比較すると、
GS,VO のばらつきは、1/G・(1+Cd /Ct
倍に軽減されることがわかる。したがって、図11に示す
構成の基本セルを用い、ソース接地型増幅回路のゲイン
を上げることにより、オフセットのばらつきが抑圧され
ることがわかる。
【0037】次に積分動作を行ったのちの出力電圧V
OUT は、光電流をIP 、積分時間をtとすると、次式
(13)で表される。 VOUT =VOUT(0)+IP ・t/{(1+1/G)Ct +1/G・Cd } ・・・・(13)
【0038】この状態で、φSHが“H”から“L”に切
り換わることにより、この出力電圧VOUT をサンプルホ
ールド用容量素子16に保持する。その後、シフトレジス
タを動作させ、選択用トランジスタ9をONとして出力
電圧を取り出す(期間T2 )。以上のように、図11に示
した構成の基本セルを用いることにより、固定パターン
雑音が抑圧された信号を取り出すことができる。
【0039】以上述べた各実施例では、1次元に画素を
配列したラインセンサを中心に説明してきたが、次に各
画素を2次元に配列したエリアセンサに本発明を適用し
た実施例について説明する。エリアセンサの場合、図5
に示す基本セルを2次元状に配列して構成することも、
画素数が少ないときには可能である。しかしながら画素
数が多くなると、図5に示す基本セルを用いる場合に
は、定常的にバイアス電流を流しているため、消費電流
が非常に大きくなるという問題を含んでいる。
【0040】そこで、消費電流を低減できるようにした
2次元エリアセンサの実施例を図13に示す。図におい
て、31は画素を構成する基本セルで、フォトダイオード
1と、ソース接地n型MOSトランジスタ2と、容量素
子3と、リセット用トランジスタ8と、選択読み出し用
トランジスタ9とで構成されている。選択用トランジス
タ9及びリセット用トランジスタ8の各ゲートはそれぞ
れ共通に接続されており、垂直走査回路32からの主選択
信号φV1,φV2,・・・ φVm及び副選択信号φV1′,
φV2′,・・・ φVm′がそれぞれ印加され、1水平走査期
間(1H)おきに、垂直走査回路32により順次各行が選
択されるようになっている。また選択用トランジスタ9
のドレイン端子は各列毎に垂直信号線VO1,VO2,・・・
Onに共通に接続され、各垂直信号線は負荷用トランジ
スタ34-1,34-2,・・・ 34-n、及び水平走査回路33からの
水平走査パルスφH1,φH2,・・・ φHnで駆動される水平
選択トランジスタ35-1,35-2,・・・ 35-nに接続されてい
る。そして水平選択トランジスタ35-1,35-2,・・・ 35-n
は、水平走査回路33により順次選択され、各画素出力は
バッファ36を介し、出力端子よりVOUT として取り出さ
れるようになっている。
【0041】次に、このように構成されたエリアセンサ
の動作を、図14に示すタイミングチャートに基づいて説
明する。主選択信号φV1,φV2,・・・ φVmは1Hおきに
“H”レベルが出力され、選択された行の読み出し用ト
ランジスタ9は、その選択された1H期間導通状態とな
る。その期間に水平走査回路33からの水平走査パルスφ
H1,φH2,・・・ φHnを出力させ、水平選択トランジスタ
35-1,35-2,・・・ 35-nを介して、選択された行の画素出
力信号を順次読み出した後に、選択された行の副選択信
号φV1′,φV2′,・・・ φVm′が“H”となり、リセッ
ト動作が行われる。この水平走査による読み出しと副選
択信号によるリセット動作が終了した後に、垂直走査回
路32からの主選択信号により次の行を選択し、同様に1
行分の画素信号の読み出しを行う。これを全行について
行うことにより、エリアセンサのフレームデータ(m×
n画素)の情報が得られる。
【0042】この構成のエリアセンサにおいては、バイ
アス電流の流れている基本セルは常に1行分であるた
め、全画素を常にバイアスする構成のものに比べ、大幅
に消費電流を低減できる。なお図13に示した実施例にお
いては、水平及び垂直の選択を行うのにシフトレジスタ
を用いたものを示したが、垂直選択に関してはデコーダ
で行うように構成することにより、受光面を上下にシフ
ト可能なラインセンサ群として用いることも可能であ
る。
【0043】次に、このようなエリアセンサにおいて、
固定パターン雑音を抑圧できるようにした実施例につい
て説明する。固定パターン雑音の抑圧は、リセット直後
のリセット電圧を、読み出し電圧から差し引くことによ
り実現できる。図15は、これを実現するための実施例の
回路構成を示す図である。この実施例は図13に示した実
施例における水平選択回路部分を一部変更したものであ
り、図15においては、その変更部分のみを示すが、他の
構成は図13に示した実施例と全く同一でよい。この実施
例において変更した点は、水平選択トランジスタ35-1,
35-2,・・・ 35-nと垂直信号線VO1,VO2,・・・ VOnの間
に、直列に容量素子37-1,37-2,・・・ 37-nを挿入し、該
容量素子の出力側にクランプパルスφCLで駆動され一端
に基準電圧Vref の印加されたクランプ用トランジスタ
38-1,38-2,・・・ 38-nを追加し、更に信号出力線39にリ
セットパルスφRVで駆動されるリセット用トランジスタ
40を設けた点である。
【0044】次に、このように構成したラインセンサの
動作を、図16(A),(B)に示したタイミングチャー
トに基づいて説明する。上記水平選択回路部分の変更に
より各画素のリセットを行う副選択信号φV1′,
φV2′,・・・ φVm′のタイミングも変更されている。次
に1つの行が選択されている1Hの期間についての動作
を説明する。まずT1 の期間は、垂直信号線VO1
O2,・・・ VOnには信号電圧が現れ、またクランプパル
スφCLは“H”でクランプ用トランジスタ38-1,38-2,
・・・ 38-nはONしているので、容量素子37-1,37-2,・・
・ 37-nの電位はVref に固定されている。このとき各容
量素子には、次式(14)で示される電荷Qが蓄積され
る。 Q=(VO +VS −Vref )・CCL ・・・・(14) ここで、VS は光積分による信号増加分、VO はオフセ
ット電圧、CCLは容量素子37-1,37-2,・・・ 37-nの容量
値である。
【0045】次のT2 の期間では、φCLは“L”とな
り、容量素子37-1,37-2,・・・ 37-nはフローティング状
態となる。また選択された行の副選択信号φV1′が
“H”となり、その行はリセットされるため、垂直信号
線VO1,VO2,・・・ VOnにはリセット時のオフセット電
圧VO が現れる。この状態で期間T3 では、図16の
(B)に示すように、リセットトランジスタ40によって
信号出力線39をリセットしながら、信号選択トランジス
タ35-1,35-2,・・・ 35-nを順次ONさせ、読み出しを行
う。信号出力線39に存在する寄生容量をCPAとすると、
信号出力VOUT は次式(15)で与えられる。 VOUT =CCL/(CCL+CPA)・(Vref −VS )・・・・(15)
【0046】式(14)と(15)とを比較すると、式(1
4)において発生していたオフセット電圧VO が式(1
5)では除去されていることがわかる。このように読み
出し信号電圧とリセット直後の信号電圧の差をとること
により、オフセットばらつきによる固定パターン雑音を
抑圧することができる。
【0047】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、フォトダイオードの接合容量の影響を
殆ど無視して感度を設定できるので、帰還容量の容量値
を小さくすることによって感度の向上を計ることができ
る。またソース接地トランジスタのバイアス電流を光電
流よりも十分大きく設定することにより、入射光量が変
化しても正確な光電変換出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像素子を構成する基本セル
の基本的な実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明に係る固体撮像素子を構成する基本セル
の具体的な実施例を示す回路構成図である。
【図3】図2に示した基本セルを用いたラインセンサの
実施例を示す回路構成図である。
【図4】図3に示した実施例の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図5】基本セルの他の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図6】基本セルの更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図7】基本セルの更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図8】図7に示した基本セルを用いたラインセンサの
実施例を示す回路構成図である。
【図9】図8に示したラインセンサの動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図10】基本セルの更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図11】基本セルの更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。
【図12】図11に示した基本セルの動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図13】2次元エリアセンサの実施例を示す回路構成図
である。
【図14】図13のエリアセンサの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図15】2次元エリアセンサの他の実施例の要部を示す
回路構成図である。
【図16】図15に示したエリアセンサの動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図17】従来のAMIの構成を示す回路構成図である。
【図18】改善されたAMIの構成を示す回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 フォトダイオード 2 n型MOSトランジスタ 3 帰還容量素子 4 リセット用スイッチング素子 5 負荷 6 選択用スイッチング素子 7 信号出力線 8 リセット用n型MOSトランジスタ 9 選択用n型MOSトランジスタ 10 負荷用p型MOSトランジスタ 11-1,・・・ 11-n 画素 12 シフトレジスタ 13 信号出力線 14 バッファ 15 n型MOSトランジスタ 16 容量素子 17 バッファ 20 サンプルホールド回路 21-1,・・・ 21-n 画素 22 スイッチング素子 23 スイッチング素子 24 基準電圧源 31 基本セル 32 垂直走査回路 33 水平走査回路 34-1,・・・ 34-n 負荷用p型MOSトランジスタ 35-1,・・・ 35-n 水平選択n型MOSトランジスタ 36 バッファ 37-1,・・・ 37-n 容量素子 38-1,・・・ 38-n クランプ用n型MOSトランジスタ 39 信号出力線 40 リセット用トランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 31/10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには負
    荷が接続された第1のトランジスタと、該第1のトラン
    ジスタのドレインとゲートの間に接続された帰還容量素
    子及びリセット用の第1のスイッチング素子とで構成さ
    れ、フォトダイオードに入射された光量を第1のトラン
    ジスタのドレイン電圧の変化として出力する光電変換検
    出セルを備えていることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランジスタはMOSトラン
    ジスタであり、前記負荷には前記第1のトランジスタと
    同じ極性でデプレション型のMOSトランジスタが用い
    られていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素
    子。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタはMOSトラン
    ジスタであり、前記負荷には前記第1のトランジスタと
    反対の極性のMOSトランジスタが能動負荷として用い
    られていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素
    子。
  4. 【請求項4】 前記第1のトランジスタは、チャネル領
    域に不純物をドープしスレッショルド電圧を低くしたM
    OSトランジスタで構成し、フォトダイオードに印加さ
    れる逆バイアス電圧を小さくして、暗電流の発生を抑え
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには負
    荷が接続された第1のトランジスタと、該第1のトラン
    ジスタのドレインとゲートの間に接続された帰還容量素
    子及びリセット用の第1のスイッチング素子と、前記第
    1のトランジスタのドレイン電圧をサンプルホールドす
    るための第2のスイッチング素子と容量素子とバッファ
    からなるサンプルホールド回路とで構成された光電変換
    検出セルを備えていることを特徴とする固体撮像素子。
  6. 【請求項6】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには負
    荷が接続された第1のトランジスタと、該第1のトラン
    ジスタのドレインとゲートの間に接続されたリセット用
    の第1のスイッチング素子と、前記第1のトランジスタ
    のドレイン電圧をサンプルホールドするための第2のス
    イッチング素子と容量素子とバッファからなるサンプル
    ホールド回路と、前記第1のトランジスタのゲートと前
    記サンプルホールド回路のバッファの出力端子との間に
    接続された帰還容量素子とで構成された光電変換検出セ
    ルを備えていることを特徴とする固体撮像素子。
  7. 【請求項7】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには負
    荷が接続された第1のトランジスタと、該第1のトラン
    ジスタのドレインとゲートの間に接続されたリセット用
    の第1のスイッチング素子と、前記第1のトランジスタ
    のドレイン電圧をサンプルホールドするための第2のス
    イッチング素子と容量素子とバッファからなるサンプル
    ホールド回路と、前記第1のトランジスタのゲートに一
    端を接続した帰還容量素子と、該帰還容量素子の他端と
    前記サンプルホールド回路のバッファの出力端子との間
    に接続した第3のスイッチング素子と、前記帰還容量素
    子と第3のスイッチング素子の接続点と基準電圧源とを
    接続する第4のスイッチング素子とで構成された光電変
    換検出セルを備えていることを特徴とする固体撮像素
    子。
  8. 【請求項8】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには信
    号出力線に接続された第5のスイッチング素子が接続さ
    れている第1のトランジスタと、該第1のトランジスタ
    のドレインとゲートの間に接続されたリセット用の第1
    のスイッチング素子及び帰還容量素子とで基本セルを構
    成し、該基本セルを複数個配列し各基本セルの第5のス
    イッチング素子が接続されている信号出力線には負荷を
    接続し、リセット及び読み出し時に前記基本セルの第5
    のスイッチング素子を導通状態とし、リセット及び読み
    出しを行うように構成したことを特徴とする固体撮像素
    子。
  9. 【請求項9】 アノード又はカソードの一端が接地され
    たフォトダイオードと、ゲートに前記フォトダイオード
    の他端が接続され、ソースは接地され、ドレインには信
    号出力線に接続された第5のスイッチング素子が接続さ
    れている第1のトランジスタと、該第1のトランジスタ
    のドレインとゲートの間に接続されたリセット用の第1
    のスイッチング素子及び帰還容量素子とで基本セルを構
    成し、該基本セルを複数個配列し各基本セルの第5のス
    イッチング素子が接続されている信号出力線には負荷を
    接続し、リセット及び読み出し時に前記基本セルの第5
    のスイッチング素子を導通状態とし、読み出しを行った
    直後にリセットを行い、その読み出し電圧とリセット電
    圧の差を出力電圧として取り出すように構成したことを
    特徴とする固体撮像素子。
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