JPH0520595Y2 - - Google Patents

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JPH0520595Y2
JPH0520595Y2 JP7919386U JP7919386U JPH0520595Y2 JP H0520595 Y2 JPH0520595 Y2 JP H0520595Y2 JP 7919386 U JP7919386 U JP 7919386U JP 7919386 U JP7919386 U JP 7919386U JP H0520595 Y2 JPH0520595 Y2 JP H0520595Y2
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動変速システムにおける車両飛
び出し防止装置に関する。
(従来の技術) 車両の自動変速システムは、車速、エンジン回
転数、アクセル開度等の車両情報に基づいて、変
速機のギヤ位置の切換操作、エンジンと変速機間
のクラツチの断接操作を共に自動化したものであ
る。
第3図において、自動変速システムの一例を説
明する。同図において、符号1はデイーゼルエン
ジン(以下単に「エンジン」と称す)を、同3は
エンジンの出力軸2の回転力を歯車式変速機4に
選択的に伝達する機械式摩擦クラツチ(以下単に
「クラツチ」と称す)をそれぞれ示している。エ
ンジン1は、電磁アクチユエータ8により作動さ
せられるラツク7を備えた燃料噴射ポンプ6を有
していて、電磁アクチユエータ8は電子ガバナコ
ントローラ41により制御される。燃料噴射ポン
プ6の入力軸5には、エンジン回転数信号を発す
るエンジン回転センサ9が設けられている。
クラツチ3は、フライホイール10と、クラツ
チ出力軸側のクラツチプレート11と、両回転体
を接離させるクラツチアクチユエータを具備して
いる。クラツチアクチユエータは、エアシリンダ
12からなつていて、そのピストンロツドは、ク
ラツチレリーズレバー3aの一端に枢着されてい
る。クラツチレリーズレバー3aの他端は、クラ
ツチプレート11に枢着されている。エアシリン
ダ12には、クラツチの断接状態を検出するクラ
ツチストロークセンサ13が設けられている。
歯車式変速機4の入力軸14には、該軸の回転
数(以下「クラツチ回転数」と称す)信号を出力
するクラツチ回転数センサ15が付設されてい
る。エアシリンダ12には、エア通路16が接続
されている。このエア通路16は、逆止弁17を
介して高圧エア源である一対のエアタンク18,
19に連通されている。エア通路16には、作動
エアの供給をデユーテイ制御する電磁弁20と、
エアシリンダ12を大気開放するための電磁弁2
1とが配設されている。一対のエアタンクのう
ち、一方のエアタンク19は、非常用のタンクで
あつて、エアタンク18にエアがない場合に電磁
弁22を開いてエアの供給を行うようになつてお
り、これらエアタンクには、内部エア圧が規定値
以下になるとオン信号を出力するエアセンサ2
3,24がそれぞれ取付けられている。
それぞれの変速段を達成する歯車式変速機4の
ギヤ位置を切り換えるには、例えばギヤ位置イン
ジケータ25に示すようなシフトパターンに対応
した変速位置にチエンジレバー26を運転者が操
作することにより、変速段選択スイツチ27を切
り換えて得られる変速信号に基づきギヤ位置切換
手段としてのギヤシフトユニツト28を操作し、
シフトパターンに対応した目標変速段にギヤ位置
を切り換えると共にそのギヤ位置をギヤ位置イン
ジケータ25に表示するようになつている。ギヤ
位置インジケータ25において、Rはリバース
(後進段)を示し、1,2,3,4,5はマニユ
アル変速におけるそれぞれの指定変速段を示し、
DP(パワフル自動変速モード)、DE(エコノミー
自動変速モード)は2速〜7速の任意の自動変速
段を示しておりDP,DEレンジを選択すると、車
両の走行条件に基づいて最適変速段決定処理によ
り2速〜7速が自動的に決定される。
ギヤシフトユニツト28は、コントロールユニ
ツト30からの作動信号によつて作動する複数個
の電磁弁(図においては一つのみ示す)31と、
これら電磁弁31をエアタンク18,19からの
高圧の作動エアが供給されて歯車式変速機4の図
示しないセレクトフオークとシフトフオークを作
動させる一対の図示しないパワーシリンダとを有
し、電磁弁31に印加される作動信号によりそれ
ぞれパワーシリンダを作動させ、セレクト、シフ
トの順で歯車式変速機4の噛み合い態様を変える
ように作動する。ギヤシフトユニツト28には、
各ギヤ位置を検出するギヤ位置センサ32が付設
され、これらギヤ位置センサ32からのギヤ位置
信号がコントロールユニツト30に出力される。
また、歯車式変速機4の出力軸33には、車速信
号を発する車速センサ34が付設され、更にアク
セルペダル35にはその踏み込み量に応じた抵抗
変化を電圧値として生じさせ、これをA/D変換
器36でデジタル信号化して出力するアクセル負
荷センサ37が取付けられている。ブレーキペダ
ル29には、これが踏み込まれたときにハイレベ
ルのブレーキ信号を出力するブレーキセンサ38
が取付けられ、エンジン1には、フライホイール
10の外周にリングギヤに適時噛み合つてエンジ
ンをスタートさせるためのスタータ39が取付け
られ、そのスタータ可能リレー40はコントロー
ルユニツト30に接続されている。電子ガバナコ
ントローラ41は、各種センサからの入力信号を
受けてエンジン1の駆動制御を行う。電磁ガバナ
コントローラ41は、噴射ポンプ6の電磁アクチ
ユエータ8に作動信号を与え、燃料の増減操作に
よりエンジン1の出力軸2の回転数(以下{エン
ジン回転数」と称す)の増減を制御する。
コントロールユニツト30は、自動変速システ
ム専用のマイクロコンピユータであり、マイクロ
プロセツサ42、メモリ43、入力信号処理回路
としてのインターフエイス44で構成されてい
る。インターフエイス44のインプツトポート4
5には、変速段選択スイツチ27と、ブレーキセ
ンサ38と、アクセル負荷センサ37と、エンジ
ン回転センサ9と、クラツチ回転数センサ15
と、ギヤ位置センサ32と、車速センサ34と、
クラツチストロークセンサ13と、エアセンサ2
3,24と、後述する坂道発進補助スイツチ46
と1速発進スイツチ47とからそれぞれ各出力信
号が入力される。坂道発進補助スイツチ46は、
上がり坂での車両の発進時に車両の後退を防止す
るシステムを作動させるためのものであり、ホイ
ールブレーキ48のエアマスタ49に体するエア
の供給を電磁弁50を介して制御しながら車両を
発進させるが、この電磁弁50の制御はコントロ
ールユニツト30にてなされる。また、1速発進
スイツチ47は、DPレンジ又はDEレンジにおい
て1速発進を達成させるためのものであり、これ
をオン操作することにより自動変速動作での1速
発進がなされる。一方、アウトプツトポート51
は、電子ガバナコントローラ41と、スタータ可
能リレー40と、各電磁弁20,21,22,3
1,50とにそれぞれ接続されていて、これらに
出力信号を送出する。なお、図中の符号52はホ
イールブレーキ48に作動不良がある場合にこれ
を検出して出力するブレーキ異常センサを、同5
3はエアタンク18,19のエア圧が設定値に達
しない場合に図示しない駆動回路から出力を受け
て点灯するエアウオーニングランプを、同54は
クラツチ3の摩耗量が規定値を越えた場合に出力
を受けて点灯するクラツチウオーニングランプを
それぞれ示している。
メモリ43は、第4図にフローチヤートとして
示すプログラムや自動変速の実行に必要なデータ
を書き込んだ読み出し専用のROMと書込み読出
し兼用のRAMとで構成されている。ROMには
上記プログラムの外にアクセル負荷信号の値に対
応した電磁弁21のデユーテイ率をマツプとして
記憶させてあり、適宜このマツプを参照して該当
する値を読み出す。変速段選択スイツチ27は、
変速信号としてのセレクト信号及びシフト信号を
出力するが、この両信号の一対の組合せに対応し
た変速段位置を予めデータマツプとして記憶させ
ておき、セレクト信号とシフト信号を受けたとき
にマツプを参照して該当する出力信号をギヤシフ
トユニツト28の各電磁弁31に出力し、変速信
号に対応した目標変速段にギヤ位置を合わせる。
この場合、ギヤ位置センサ32からのギヤ位置信
号は、変速動作完了により出力され、セレクト信
号及びシフト信号に対応した各ギヤ位置信号がす
べて出力された否かを判断し、噛み合いが正常か
異常かの信号を発するのに用いる。また、ROM
には、DPレンジ或いはDEレンジにおいて、目標
変速段が存在するとき、車速及びアクセル負荷及
びエンジン回転の各信号に基づき、最適変速段を
決定するためのシフトマツプも記憶されている。
ここで、第4図に基づいて変速制御順を説明す
る。
第4図に示すように、プログラムがスタートす
ると、コントロールユニツト30では、メモリな
どのクリア並びにクラツチ3が正規の圧力及び正
規の状態で接続された場合、この位置からクラツ
チ3が或る程度「断」となつて駆動輪が回転状態
から停止状態に移行する半クラツチの状態の位置
のダミーデータ読込みの初期設定が行われたの
ち、始動処理に入り、始動処理完了後に車速信
号、ギヤ位置信号、クラツチ回転数信号を入力さ
れる。車速信号の値が4Km/hを超える場合は変
速処理に移行し、4Km/h以下の場合にはギヤ位
置がN(ニユートラル)か否かを判断する。ギヤ
位置がNの場合には、発進処理を行い、ギヤ位置
がN以外の場合にはクラツチ回転数NCLが規定
値以下であるか否かを判断する。クラツチ回転数
NCLが規定値以下の場合には、発進処理を行い、
クラツチ回転数NCLが規定値を超える場合には
車速が4Km/hを超えているとみなして変速処理
を行う。
第5図において、始動処理を説明する。エンジ
ン回転数信号からエンジンが停止域内にあるか否
かを判断し、停止の場合にはクラツチ接信号を出
力すると共にクラツチフエーシングの摩耗状態等
に応じて半クラツチ開始点(LE点)の補正を行
なつたのちチエンジルーチンへ進む。一方、エン
ジンが停止していない場合には、スタータ可能リ
レー40をオフにし、メインのエアタンク18と
非常用エアタンク19のエア圧が規定圧に達して
いるか否かをチエツクする。エアが規定圧に達し
ている場合には、エアウオーニングランプ53を
消灯して始動処理を完了する。エアが規定圧に達
していない場合には、エアウオーニングランプ5
3を点灯し、チエンジレバー26がニユートラル
(N)以外の位置からニユートラルにされたか否
かを判断する。チエンジレバー26が、ニユート
ラル位置以外からニユートラルにされた場合に
は、チエンジルーチンに進み、ニユートラル位置
になつていない場合には、エンジン停止か否かの
判断に戻る。
チエンジルーチンでは、エア圧をチエツクし、
クラツチを断位置にホールドすると共にギヤ位置
をニユートラルにする。チエンジルーチンが終了
したら、ギヤ位置がニユートラルか否かを判断
し、ニユートラル位置になければスタータ可能リ
レーをオフにしてエンジン停止か否かの判断に戻
り、ギヤ位置がニユートラルにあればスタータ可
能リレー39をオンしてフライホイール10を回
転しエンジンを始動させる。
始動処理が終了すると車速信号クラツチ回転数
信号を読み取り、これらが規定値を下回つている
と、第4図に示すように、発進処理に入る。
第6図において、先ずクラツチ3を遮断し、チ
エンジルーチンを実行する。チエンジレバー26
を操作して目標変速段を選択する。このとき、自
動変速モードであるDPレンジまたはDEレンジが
選択されると、発進時のギヤ位置は2速位置にシ
フトされる。チエンジルーチンが完了すると、ギ
ヤ位置がニユートラルか否かを判断し、ニユート
ラル位置であれば、クラツチ3をクラツチ断の位
置にホールドする発進待機状態にしておいて、エ
ンジン回転数、クラツチ回転数、アクセル開度等
の各種信号が発進に適している判断されると、ク
ラツチ3を接にして発進する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、自動変速を選択していると、
車両が発進する場合のギヤ位置は2速である。換
言すると、エンジンが回転している状態で車両が
停止しているとき、ギヤは2速に入つていること
になる。かかる発進待機の状態において、駐車の
ためにエンジンキーをオフにすると、システムの
誤動作でクラツチが接になつたりイナーシヤで回
転しているエンジンによつて車両が飛び出してし
まうので、エンジン停止時には変速操作をマニユ
アル操作に切り換えてニユートラルにしなければ
ならず、自動変速システムの操作性を悪いものに
してしまうという問題点がある。
また、寒冷地においてはパーキングブレーキの
凍結を回避するために、ギヤを1速に入れて駐車
するいわゆるギヤ入れ駐車が行なわれている。し
かし、自動変速を選択している場合、ギヤは1速
に入らないため、マニユアル操作をしなければな
らず上記と同様の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決した自動変速シス
テムの車両飛び出し防止装置の提供を目的とし、
上述したような自動変速システムにおいて、エン
ジンをオンオフするためのエンジンキーと、フー
トブレーキが踏まれていることを検知したときフ
ートブレーキオン信号を出力するブレーキセンサ
と、上記エンジンキーがオフされたとき上記ブレ
ーキセンサがフートブレーキオン信号を出力して
いると、上記クラツチを断にして上記変速機のギ
ヤ位置を1速に切換えてエンジンを停止したのち
上記クラツチを接にするギヤ入れ駐車制御信号を
出力するコントロールユニツトを具備したことを
特徴とする車両飛び出し防止装置にある。
(作用) エンジンを停止するためにエンジンキーをオフ
にするとき、フートブレーキが踏まれていると、
コントロールユニツトは、先ずクラツチを断にし
てギヤを1速位置に切換えてからエンジンを停止
し、しかるのち、クラツチを接にするギヤ入れ駐
車制御信号を出力する。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第3図において、コントロールユニツト30に
は、エンジン1をオンオフするためのエンジンキ
ー55が接続されている。ここでいうところのエ
ンジンキーとは、その操作のみでエンジンの始
動・停止を行なえるものを指しているものとす
る。コントロールユニツト30には、フートブレ
ーキ29が踏み込まれたとき、フートブレーキオ
ン信号を出力するブレーキセンサ38が接続され
ている。そして、コントロールユニツト30は、
車両が停止していて、エンジンキー55がオフさ
れるとき、ブレーキセンサ38がフートブレーキ
オン信号を出力していると、クラツチ3を断にし
て変速機4のギヤ位置を1速に切換えてエンジン
1を停止したのちクラツチ3を接にするギヤ入れ
駐車制御信号を出力するよう構成されている。ま
た、コントロールユニツト30は、エンジンキー
をオンにするとき、フートブレーキオン信号が出
力されているときにのみエンジン1を始動し得る
ような制御信号を出力するよう構成されている。
以下、ギヤ入れ駐車をする場合の作用を説明す
る。第1図及び第3図において、コントロールユ
ニツト30には、エンジン回転センサ9によるエ
ンジン回転数信号、クラツチ回転センサ15によ
るクラツチ回転数信号、車速センサ34による車
速信号、アクセル負荷センサ37によるアクセル
開度信号等の車両情報の全てが車両停止状態(エ
ンジンはオン)を検知している旨の信号を入力さ
れている。このとき、機械式変速機4は、そのギ
ヤ位置が発進待機位置であるところの2速位置に
ある。駐車のために、エンジンキー55がオフに
されたとき、フートブレーキ29が踏み込まれて
いてブレーキセンサ38がフートブレーキオン信
号を出力していると、コントロールユニツト30
は、電磁弁20,21を作動させてエアシリンダ
12をクラツチ断の向きに移動させるクラツチ断
信号を出力して、クラツチ3を断にしてこれを保
持する。次に、電磁弁31を介してギヤシフトユ
ニツト28を作動させてギヤ位置をニユートラル
にしたのち、ギヤ位置を1速位置に変更する。ギ
ヤ位置センサ32が、ギヤ位置が1速位置になつ
たことを検知してその信号を出力すると、エンジ
ン1が停止される。エンジン1の停止をエンジン
回転センサ9が検知すると、電磁弁20を閉じる
と共に電磁弁21を作動させてエアシリンダ12
を大気開放してクラツチ3を接にする。すなわ
ち、車両はギヤを1速に入れた状態でエンジンを
停止して駐車することになる。
エンジンキー55がオフされるとき、フートブ
レーキ29が踏み込まれておらず、フートブレー
キセンサ38がフートブレーキオン信号を出力し
ていないと、クラツチが作動されて変速機4のギ
ヤ位置をニユートラルにしたのちにエンジンを停
止する。すなわち、キーオフ時にフートブレーキ
29が踏まれていないと、ギヤ入れ駐車されな
い。なお、この場合には図示されないパーキング
ブレーキが作動させられる。
次に、ギヤ入れ駐車している場合のエンジン始
動について説明する。第2図及び第3図におい
て、車両はギヤを1速位置に位置させて停止して
いる。エンジンキー55をオンにしたのち、フー
トブレーキ29が踏み込まれているか否かを判断
する。フートブレーキ29が踏み込まれていない
と、フートブレーキオン信号が出力されていない
ので、コントロールユニツト30は、スタータ可
能リレー40をオフする信号を出力してリターン
する。フートブレーキ29が踏み込まれていてフ
ートブレーキオン信号が出力されていると、コン
トロールユニツト30は、電磁弁20,21を作
動させてエアシリンダ12をクラツチ断の向きに
移動させてクラツチ3を断にする信号を出力す
る。次いで、コントロールユニツト30は、電磁
弁31を介してギヤシフトユニツト28を作動さ
せて、今まで1速に入つていたギヤをニユートラ
ル位置に変更する。ギヤ位置スイツチ32による
ギヤ位置信号でギヤ位置を判断して、ニユートラ
ル(N)であると、スタータ可能リレー40をオ
ンする信号を出力してエンジン1を始動する。す
なわち、ギヤ入れ駐車ののちにエンジンを始動す
る場合、フートブレーキ29が踏み込まれていな
いとその始動ができないようになつている。
以上の説明においては、エンジン1を停止させ
るエンジンキーとして、スターテイングスイツチ
キーを挙げたが、エンジンを停止させる場合のエ
ンジンオフ手段としては、周知のエンジンストツ
パ手段が採用されてよいこと勿論である。
なお、下り坂においてギヤ入れ駐車をしたとき
には、ブレーキを離せば車両が動き出すので、わ
ざわざブレーキを踏み続けるのは使い勝手が悪
い。従つて、コントロールユニツト30が出力す
るエンジン始動時の制御信号をマニユアルでカツ
トできるスイツチを設けると使い勝手がよくな
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、エンジンキー
でエンジンをオフするとき、フートブレーキが踏
まれていると、ギヤを1速に入れてエンジンを停
止させてからクラツチを接にするから、車両の飛
び出しが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動変速システムにおける車
両飛び出し防止装置の作用のうちエンジン停止時
の作用を説明するフローチヤート、第2図は同上
の作用のうちエンジン始動時の作用を説明するフ
ローチヤート、第3図は本考案の自動変速システ
ムにおける飛び出し防止装置の一実施例を示す概
略構成図、第4図は自動変速システムのメインル
ーチンを示すフローチヤート、第5図は従来のエ
ンジン始動ルーチンを示すフローチヤート、第6
図は発進ルーチンを示すフローチヤートである。 1……エンジン、3……クラツチ、4……変速
機、12……クラツチアクチユエータとしてのエ
アシリンダ、28……ギヤシフトユニツト、29
……ブレーキペダル、30……コントロールユニ
ツト、38……ブレーキセンサ、55……エンジ
ンキー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車速、エンジン回転数、アクセル開度等の車両
    情報に基づいて最適な変速段を選択して、クラツ
    チアクチユエータを作動させてクラツチを断接
    し、変速機のギヤシフトユニツトを作動させてギ
    ヤ位置を最適な変速段に自動切換えする自動変速
    システムにおいて、エンジンをオンオフするため
    のエンジンキーと、フートブレーキが踏まれてい
    ることを検知したときフートブレーキオン信号を
    出力するブレーキセンサと、上記エンジンキーが
    オフされたとき上記ブレーキセンサがフートブレ
    ーキオン信号を出力していると、上記クラツチを
    断にして上記変速機のギヤ位置を1速に切換えて
    エンジンを停止したのち上記クラツチを接にする
    ギヤ入れ駐車制御信号を出力するコントロールユ
    ニツトを具備したことを特徴とする車両飛び出し
    防止装置。
JP7919386U 1986-05-26 1986-05-26 Expired - Lifetime JPH0520595Y2 (ja)

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