JPH05201207A - モーターサイクル用空気入りタイヤ - Google Patents

モーターサイクル用空気入りタイヤ

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JPH05201207A
JPH05201207A JP4012327A JP1232792A JPH05201207A JP H05201207 A JPH05201207 A JP H05201207A JP 4012327 A JP4012327 A JP 4012327A JP 1232792 A JP1232792 A JP 1232792A JP H05201207 A JPH05201207 A JP H05201207A
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JP
Japan
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groove
tread
center
tire
circumferential direction
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JP4012327A
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Inventor
Katsuhiko Kajimoto
勝彦 梶本
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0302Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/10Tyres specially adapted for particular applications for motorcycles, scooters or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーキットでのコーナリング時のドライグリ
ップを向上させると共に一般公道上でのウエット性能を
も確保する。 【構成】 トレッドセンターCL両側に、トレッドセン
ターCLからショルダー部16側へ向かうと共にタイヤ
蹴出側(矢印D方向とは反対方向側)へ傾斜する傾斜主
ラグ溝14をタイヤ周方向(矢印S方向)へ等間隔に設
け、傾斜方向を互い違いとする。傾斜主ラグ溝14は、
ショルダー部16へ接近するにしたがって溝幅を漸減さ
せ、タイヤ周方向に対する傾斜角度を漸増させる。傾斜
主ラグ溝14の間に、傾斜主ラグ溝14と同方向に傾斜
した副ラグ溝18を設ける。副ラグ溝18もショルダー
部16側へ向かうにしたがって溝幅を漸減させる。高速
コーナリング時には、ネガティブ比の小さいショルダー
部16側が接地し、コーナリングフォースCFの作用方
向が傾斜主ラグ溝14と副ラグ溝18との傾斜方向にほ
ぼ一致されるため、従来に比較してドライグリップ性が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモーターサイクル用空気
入りタイヤに係り、特にトレッドにパターンを有したモ
ーターサイクル用空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】サーキットで行うレースに使用されるモ
ーターサイクルには、ドライ路面では、溝が無い所謂ス
リックタイヤが用いられ、ウエット路面では、溝を設け
トレッドパターンのネガティブ比(トレッドの全面積に
対する溝面積の比率)を大きくしたレイン用タイヤが用
いられる。
【0003】一方、プロダクションレース(量産車を使
用したレース)で使用されるモーターサイクルは一般公
道でも使用されるため、装着される空気入りタイヤに
は、トレッドにパターンが設けられている。このような
プロダクションレースで使用される空気入りタイヤは、
サーキットでのドライグリップが最も重要であり、ネガ
ティブ比が極力小さく設定されている。プロダクション
レースで使用されているモーターサイクル用空気入りタ
イヤの一例を図5にしたがって説明する。
【0004】図5に示すように、空気入りタイヤ100
は、トレッド112のトレッドセンターCLの両側に傾
斜主ラグ溝114がそれぞれタイヤ周方向(図5矢印S
方向)へ等間隔に形成されており、これら傾斜主ラグ溝
114はトレッドセンターCLを挟んでタイヤ幅方向
(図5矢印W方向)一方が、他方に対してタイヤ周方向
に1/2ピッチ(P)ずらされて配設されている。
【0005】各傾斜主ラグ溝114は、長手方向一端部
がトレッドセンターCL上に配設されており、タイヤ蹴
出側(図5矢印D方向とは反対方向側)に向かうにした
がってショルダー部116へ接近するように傾斜されて
いる。これらの傾斜主ラグ溝114は、ショルダー部1
16へ向かうにしたがってその溝幅が漸増されている。
また、トレッド112には、傾斜主ラグ溝114のタイ
ヤ周方向間にそれぞれ副ラグ溝118が設けられてい
る。これら傾斜主ラグ溝114と副ラグ溝118とは、
トレッドセンターCL側からショルダー部116側に向
かうにしたがってタイヤ蹴出側(図5矢印D方向とは反
対方向)になるよう傾斜されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆるパ
ターン付の空気入りタイヤでは、溝を多く設けると排水
性は向上するが、トレッドの剛性が低下してドライグリ
ップが低下する。すなわち、パターン付の空気入りタイ
ヤでは、ドライグリップとウエット性能とは背反する問
題であり、プロダクションレースで使用されるパターン
付の空気入りタイヤの場合、レース使用時のドライグリ
ップを重視すると一般公道上でのウエット性能を確保す
ることが困難になるという不具合がある。
【0007】一般公道上を走行する際のタイヤのキャン
バー角は、常用域で0°〜30°程度であり、トレッド
のタイヤ接地面のうち主に使用する領域は、トレッドセ
ンターからショルダー部側へトレッドセンター・ショル
ダー部間の寸法の50%離れた点に至る範囲内である。
【0008】一方、サーキット走行において特に重要と
なるのはコーナリング中のドライグリップであり、コー
ナーリング中におけるキャンバー角の常用域は、30°
〜50°程度となる。このため、サーキット走行におい
ては、タイヤ接地面のうち主に使用する領域は前記50
%の点からショルダー部(100%)に至る範囲内であ
ることが知られている。
【0009】ところが、空気入りタイヤ100では、一
般公道路面ウエット時の傾斜主ラグ溝114内の水の排
出を考慮して、その溝幅が漸増されているため、トレッ
ド112はトレッドセンターCL側の領域よりもショル
ダー部116側の領域のほうがネガティブ比が大きい。
このため、サーキットのコーナリング走行時には、トレ
ッドセンターCL側の領域よりもドライグッリップが劣
るショルダー部116側の領域が接地するという不具合
がある。
【0010】図5に示す空気入りタイヤ100とは異な
って、溝幅の一定とされた傾斜主ラグ溝を有した空気入
りタイヤも知られているが、一般公道でのウエット性を
重視するために、全体の溝幅は比較的広く設定されてお
り、サーキットのコーナリング時のドライグッリップが
良いとはいえない。
【0011】また、サーキット走行後の空気入りタイヤ
100(駆動輪)のアブレージョンパターンの方向(摩
擦力の作用する方向)を発明者が測定した結果、以下の
表1に示すように、トレッド112の部位によってアブ
レージョンパターンの方向が異なることが発明者によっ
て発見された。なお、表1内のトレッドペリフェリの0
%とはトレッドセンター部であり、100%とはトレッ
ドのショルダー側の端部である。
【0012】
【表1】 本発明は上記事実を考慮し、トレッドパターンの形状を
最適化し、サーキットでのコーナリング時のドライグリ
ップを向上させると共に一般公道上でのウエット性能を
も確保することのできるモーターサイクル用空気入りタ
イヤを提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のモーターサイク
ル用空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って配設さ
れ、トレッドのセンター部からショルダー部に向けて延
びると共にセンター部側端部に対してショルダー部側端
部がタイヤ蹴出側に配置され、溝中心線のタイヤ周方向
に対する角度がセンター部側からショルダー部側へ向か
うにしたがって実質上漸増され、溝幅がセンター部側か
らショルダー部側へ向かうにしたがって実質上漸減され
た傾斜主ラグ溝と、前記傾斜ラグ主溝のタイヤ周方向間
に配設され、センター部側端部に対してショルダー部側
端部がタイヤ蹴出側に配置されると共に溝中心線のタイ
ヤ周方向に対する角度がセンター部側からショルダー部
側へ向かうにしたがって実質上漸増された副ラグ溝と、
を備え、センター部を0%位置、ショルダー部を100
%位置とした際に、前記傾斜ラグ主溝の溝中心線と前記
副ラグ溝の溝中心線とを平均した中心線のタイヤ周方向
に対する平均傾斜角度を、0%位置から70%位置まで
の間で0°〜40°、30%位置から95%位置までの
間で40°〜60°、45%位置から100%位置まで
の間で60°〜90°に設定し、かつ、前記傾斜ラグ主
溝及び前記副ラグ溝は、トレッドのネガティブ比が、0
%位置から30%位置までの間で10〜18%、30%
位置から60%位置までの間で7〜13%、60%位置
から100%位置までの間で2〜9%、となるようにそ
の溝幅を設定したことを特徴としている。
【0014】
【作用】一般公道上で走行するモーターサイクルは、レ
ースで走行する際に比較して速度が遅いためタイヤのキ
ャンバー角は比較的小さく、主に使用するトレッドの領
域はトレッドの中央付近となる。したがって、本発明の
モーターサイクル用空気入りタイヤによれば、一般公道
のウエット路面を走行した場合、接地部と路面との間の
水は主として傾斜主ラグ溝を介してショルダー部外方へ
と排出され、一部が副ラグ溝を介してショルダー部外方
へと排出される。特に、傾斜主ラグ溝はトレッドのセン
ター部側の溝幅が大きくされているため、一般公道のウ
エット路面を走行した場合の排水効率良い。
【0015】一方、モーターサイクルはコーナリングを
する際、走行速度の増加にしたがって傾斜するため、サ
ーキットのドライ路面走行時には、モーターサイクル用
空気入りタイヤは大きいキャンバー角をとり、コーナリ
ング時に主に使用される接地部は、トレッドのショルダ
ー部側の領域となる。また、この際に接地部には、駆動
力によるトラクションがタイヤ周方向の接線に沿った方
向に作用するが、コーナリング時には、トラクションと
サイドフォースとの和からなるコーナリングフォースが
作用する。コーナリング速度の上昇にしたがってサイド
フォースは増加するため、コーナリング速度が上昇する
と、これに伴ってコーナリング角度(コーナリングフォ
ースが作用する方向とトラクションが作用する方向との
なす角度)は大きくなる。本発明のモーターサイクル用
空気入りタイヤによれば、ショルダー部側に近づくにし
たがって、傾斜ラグ主溝の溝中心線と副ラグ溝の溝中心
線とを平均した中心線のタイヤ周方向に対する平均傾斜
角度はきつくなると共に、傾斜ラグ主溝と副ラグ溝との
平均した溝幅が狭くなるため、高速走行をしてもコーナ
リングフォース、すなわち、トレッドと路面との間の摩
擦力が傾斜ラグ主溝及び副ラグ溝の長手方向に沿ってト
レッドに入力するため、コーナリング時のトレッドの変
形は少なく、特にドライ路面コーナリング時のグリップ
が従来のモーターサイクル用空気入りタイヤに比較して
向上する。また、サーキットのウエット路面でのコーナ
リング旋時には、接地部と路面との間の水は傾斜ラグ主
溝の及び副ラグ溝を介してショルダー部外方へと排水さ
れる。
【0016】なお、傾斜主ラグ溝の溝中心線と副ラグ溝
の溝中心線とのトレッドセンターに対する平均傾斜角度
が、0%位置から70%位置までの間で0°〜40°、
30%位置から95%位置までの間で40°〜60°、
また、45%位置から100%位置までの間で60°〜
90°の範囲を外れると、それぞれトレッドの剛性が不
足しグリップ力が低下するため好ましくない。また、ト
レッドのネガティブ比は、トレッドセンター(0%位
置)から30%位置までの範囲内では、10%未満にな
ると一般公道ウエット路面での排水性が劣化するため好
ましくなく、18%を超えるとトレッドの剛性が低下す
るため好ましくなく、また、30%位置から60%位置
までの範囲内では、7%未満になると、一般公道ウエッ
ト路面での排水性が劣化するため好ましくなく、13%
を超えるとトレッドの剛性が低下するため好ましくな
く、また、60%位置から100%位置までの範囲内で
は、2%未満になるとサーキットウエット路面での排水
性が期待できなくなり、9%を超えるとサーキットドラ
イ路面でのトレッドの剛性が低下し、従来のモーターサ
イクル用空気入りタイヤに比較してドライグリップの向
上が望めない。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3にしたがっ
て説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例に係る空気入りタ
イヤ10のトレッド12の一部平面展開図である。
【0019】図1に示すように、空気入りタイヤ10の
トレッド12には、トレッドセンターCLの両側に傾斜
主ラグ溝14がそれぞれタイヤ周方向(図1矢印S方
向)へ等間隔に形成されており、これら傾斜主ラグ溝1
4はトレッドセンターCLを挟んでタイヤ幅方向(図1
矢印W方向)一方が、他方に対してタイヤ周方向に1/
2ピッチ(P)ずらされて配設されている。
【0020】各傾斜主ラグ溝14は、長手方向一端部が
トレッドセンターCL上に配設されており、タイヤ蹴出
側(図1矢印D方向とは反対方向側)に向かうにしたが
ってショルダー部16へ接近するように傾斜されてお
り、また、各傾斜主ラグ溝14は、トレッドセンターC
Lを挟んでタイヤ幅方向(図1矢印W方向)一方が、他
方に対してその傾斜方向が反対にされている。なお、各
傾斜主ラグ溝14の、長手方向他端部はショルダー部1
6の近傍で終端されている。
【0021】これらの傾斜主ラグ溝14は、トレッドセ
ンターCL側のセンター側溝部分14Aとこのセンター
側溝部分14Aに連続されるショルダー部16側のショ
ルダー側溝部分14Bとにより構成されている。
【0022】センター側溝部分14Aは、一端がトレッ
ドセンターCL上に、他端がトレッドセンターCLから
ショルダー部16側へ、トレッドセンターCLとショル
ダー部16との間のトレッドペリフェリ(図2参照)に
おける寸法Lの50%離れた50%位置(以後、トレッ
ドセンターCLの位置を基準の0%とし、ショルダー部
16の位置を100%とする)に位置している。また、
センター側溝部分14Aは、長手方向が直線状とされ、
タイヤ周方向(図1矢印S方向)に対する溝中心線の傾
斜角度θ1は本実施例では30°とされている。また、
センター側溝部分14Aは、トレッドセンターCLから
ショルダー部16へ向かうにしたがってその溝幅W14
Aが略一定の比率で漸減されている。一方、ショルダー
側溝部分14Bは、長手方向が直線状とされ、一端が5
0%位置に、他端が90%位置に位置している。ショル
ダー側溝部分14Bのタイヤ周方向(図1矢印S方向)
に対する溝中心線の傾斜角度θ2は、本実施例では75
°とされている。なお、ショルダー側溝部分14Bの溝
幅W14Bは長手方向にわたりほぼ一定とされており、
センター側溝部分14Aの溝幅W14Aの最も狭い部位
よりも更に狭くされている。
【0023】さらに、トレッド12には、傾斜主ラグ溝
14のタイヤ周方向間にそれぞれ副ラグ溝18が設けら
れている。これら傾斜主ラグ溝14は、トレッドセンタ
ーCL側からショルダー部16側に向かうにしたがって
タイヤ蹴出側(図1矢印D方向とは反対方向)になるよ
う傾斜されている。なお、この副ラグ溝18は長手方向
が直線状とされ、タイヤ周方向(図1矢印S方向)に対
する溝中心線の傾斜角度θ3は、本実施例では55°と
されている。また、副ラグ溝18はトレッドセンターC
L側からショルダー部16側へ向かうにしたがってその
溝幅W18がほぼ一定の比率で漸減されている。
【0024】また、傾斜主ラグ溝14の溝中心線と副ラ
グ溝18の溝中心線とのトレッドセンターCLに対する
平均傾斜角度θ{(タイヤ幅方向に沿った所定範囲内に
位置する傾斜主ラグ溝14の傾斜角度×傾斜主ラグ溝1
4の長さ+副ラグ溝18の傾斜角度×副ラグ溝18の長
さ)÷(傾斜主ラグ溝14の長さ+副ラグ溝18の長
さ)}は、0%位置から70%位置までの間で0°〜4
0°、30%位置から95%位置までの間で40°〜6
0°、45%位置から100%位置までの間で60°〜
90°が好ましい。0%位置から70%位置までの間で
平均傾斜角度θが0°〜40°、30%位置から95%
位置までの間で平均傾斜角度θが40°〜60°、ま
た、45%位置から100%位置までの間で平均傾斜角
度θが60°〜90°の範囲を外れると、それぞれトレ
ッド12の剛性が不足しグリップ力が低下するため好ま
しくない。なお、本実施例では、平均傾斜角度θが0%
位置から70%位置までの間が約30°、30%位置か
ら95%位置までの間が約58°、45%位置から10
0%位置までの間が約63°とされている。
【0025】一方、トレッド12のネガティブ比は、ト
レッドセンターCL(0%位置)から30%位置までが
10%〜18%、30%位置から60%位置までが7%
〜13%60%位置から100%位置までが2%〜9%
が好ましい。トレッドセンターCL(0%位置)から3
0%位置までのネガティブ比を10%から18%に設定
した理由は、10%未満になると、一般公道ウエット路
面での排水性が劣化するためであり、18%を超えると
トレッド12の剛性が低下し、耐摩耗性が劣化するため
である。また、30%位置から60%位置までのネガテ
ィブ比を7%から13%に設定した理由は、7%未満に
なると、一般公道ウエット路面での排水性が劣化するた
めであり、13%を超えるとトレッド12の剛性が低下
し、耐摩耗性が劣化するためである。なお、本実施例の
空気入りタイヤ10のトレッド12におけるネガティブ
比は、トレッドセンターCL(0%位置)から30%位
置までが13%、30%位置から60%位置までが1
2.4%、60%位置から100%位置までが6.1%
である。
【0026】なお、この空気入りタイヤ10は一般的な
ラジアルタイヤ構造であり、ラジアルタイヤ構造につい
ての図示及び説明は省略する。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。直進走
行時には、空気入りタイヤ10は、トレッド12のタイ
ヤ幅方向中央部で路面に接し、その際の接地部20は図
3に示すように、タイヤ周方向(図3矢印S方向)に長
い楕円形状となり、接地部20の接地中心線はトレッド
センターCLにほぼ一致する。また、コーナリング時に
は、二輪車はキャンバー角をとるため、接地部20はト
レッドセンターCL側からショルダー部16側へと移行
するが、一般公道上におけるキャンバー角は比較的小さ
く、主に使用するトレッド12の領域は0%位置〜50
%位置に至る範囲内である。したがって、ウエット路面
を直進走行する際、一般公道上のウエット路面を走行す
る際には、接地部20と路面(図示せず)との間の水が
主として傾斜主ラグ溝14のセンター側溝部分14Aか
らショルダー側溝部分14Bを介してショルダー部16
外方へと排出され、一部が副ラグ溝18を介してショル
ダー部16外方へと排出される。
【0028】一方、コーナリング時には、二輪車は大き
いキャンバー角をとるため、トレッド12の接地部20
は、トレッドセンターCL側からショルダー部16側へ
と移行する。
【0029】二輪車が一般公道上を走行する際のキャン
バー角の常用域は、0°〜30°程度であり、主に使用
される接地部20は、トレッドセンターCL(0%位
置)から50%位置までの領域となる。したがって、一
般公道のウエット路面での旋回走行時には、接地部20
と路面との間の水はセンター側溝部分14Aからショル
ダー側溝部分14Bを介してショルダー部16外方へと
排出される。特に、センター側溝部分14Aはその溝幅
が大きくされているため排水性が良く、一般公道走行時
で効率良く排水が行われる。
【0030】一方、二輪車がサーキットを走行する際に
は、高速走行となり、コーナリング時のキャンバー角の
常用域は、30°〜50°程度となり、主に使用される
接地部20は、トレッド12の50%位置から100%
位置までの範囲内となる。
【0031】接地部20には、車両走行時に駆動力によ
るトラクションTがタイヤ周方向の接線に沿った方向に
作用するが、コーナリング時には、図3に示すようにト
ラクションTとサイドフォースSFとの和からなるコー
ナリングフォースCFが作用する。コーナリング速度の
上昇にしたがってサイドフォースSFは増加するため、
コーナリング速度が上昇すると、これに伴ってコーナリ
ング角度β(コーナリングフォースCFが作用する方向
とトラクションTが作用する方向とのなす角度)は大き
くなる。したがって、サーキットを走行において主に使
用される接地部20内(50%位置から100%位置ま
での範囲内)では、コーナリング角度βは、センター側
溝部分14Aの傾斜角度θ1よりも大とされたショルダ
ー側溝部分14Bの傾斜角度θ2に近づく。すなわち、
ショルダー側溝部分14Bの長手方向に沿って路面との
摩擦力がトレッド12に入力するため、高速走行でのコ
ーナリング時のトレッド12の変形は少なく耐摩耗性が
良い。さらに、トレッド12のネガティブ比がショルダ
ー部16側に近づくにしたがって小さくされているた
め、すなわち、ショルダー部16側に近づくにしたがっ
てグリップ性が大きくなり、サーキットでのコーナリン
グ走行時に特に必要とされる高いグリップ性を得ること
ができる。また、前述したように、コーナリングフォー
スCFが作用した際のトレッド12の接地部20の変形
が少なく、ショルダー部16側の耐摩耗性が良いため、
サーキットのコーナリング走行時におけるグリップ性
能、特にグリップの持続性が向上する。
【0032】なお、サーキットのウエット路面での旋回
走行時には、接地部20と路面との間の水はショルダー
側溝部分14B及び副ラグ溝18を介してショルダー部
16外方へと排水される。
【0033】また、傾斜主ラグ溝14及び副ラグ溝18
は、トレッドセンターの両側にトレッドセンターCLを
挟んでタイヤ幅方向一方が、他方に対してタイヤ周方向
に1/2ピッチ(P)づつずらされているため、タイヤ
周方向におけるネガティブ比はどの位置であっても均一
とされる。したがって、トレッド12のタイヤ周方向に
おいての摩耗は均一化される。
【0034】なお、本実施例では、傾斜主ラグ溝14は
直線状に延びるセンター側溝部分14Aと直線状に延び
るショルダー側溝部分14Bとで構成したが、本発明は
これに限らず、傾斜主ラグ溝14は図4に示すように徐
々に溝幅が漸減し長手が湾曲した形状であってもよい。
また同様に、副ラグ溝18も直線状に延びた形状ではな
く、図4に示すように、ショルダー部16側へ向かうに
したがって徐々に溝幅が漸減し、長手が湾曲した形状で
あってもよい。
【0035】また、本実施例では、傾斜主ラグ溝14と
傾斜主ラグ溝14との間に副ラグ溝18を1個配設する
構成としたが、本発明はこれに限らず、ネガティブ比が
所定の範囲内であれば傾斜主ラグ溝14と傾斜主ラグ溝
14との間に副ラグ溝18を複数個配設してもい。
【0036】以下の表2には、本実施例の空気入りタイ
ヤ10と、従来品の空気入りタイヤ100(図5で図示
される空気入りタイヤ)とをそれぞれ実車に装着し、サ
ーキットドライ路面と一般公道ウエット路面(水深零の
ジャストウエット路面)とを走行させた際の、サーキッ
トドライ路面コーナリング時の実車操縦安定性(グリッ
プ性能)及び一般公道ウエット路面走行時の実車操縦安
定性がフィーリング評価(10点満点評価)にて示され
ている。
【0037】なお、タイヤサイズは本実施例の空気入り
タイヤ10と、従来品の空気入りタイヤ100共に15
0/60R17とし、タイヤ内圧はJIS規格に基づく
正規条件とした。
【0038】
【表2】 上記表2に示す試験結果からも、本発明による空気入り
タイヤ10が従来品の空気入りタイヤ(図5参照)に比
較してサーキットドライ路面でのコーナリング時のドラ
イグリップ及び一般公道ウエット路面での操縦安定性、
所謂ウエット性能ともに向上したことが明らかとなっ
た。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモーター
サイクル用空気入りタイヤは上記構成としてトレッドパ
ターンの形状を最適化したので、従来品の空気入りタイ
ヤに比較してサーキットドライ路面でのコーナリング時
のドライグリップ及び一般公道ウエット路面でのウエッ
ト性が向上されるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気入りタイヤのトレ
ッドの平面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る空気入りタイヤの断面
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る空気入りタイヤの接地
面を示すトレッドの平面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る空気入りタイヤのト
レッドの平面図である。
【図5】従来の空気入りタイヤのトレッドの平面図であ
る。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 12 トレッド 14 傾斜主ラグ溝 14B ショルダー側溝部分 14A センター側溝部分 16 ショルダー部 18 副ラグ溝 CL トレッドセンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ周方向に沿って配設され、トレッ
    ドのセンター部からショルダー部に向けて延びると共に
    センター部側端部に対してショルダー部側端部がタイヤ
    蹴出側に配置され、溝中心線のタイヤ周方向に対する角
    度がセンター部側からショルダー部側へ向かうにしたが
    って実質上漸増され、溝幅がセンター部側からショルダ
    ー部側へ向かうにしたがって実質上漸減された傾斜主ラ
    グ溝と、 前記傾斜ラグ主溝のタイヤ周方向間に配設され、センタ
    ー部側端部に対してショルダー部側端部がタイヤ蹴出側
    に配置されると共に溝中心線のタイヤ周方向に対する角
    度がセンター部側からショルダー部側へ向かうにしたが
    って実質上漸増された副ラグ溝と、を備え、 センター部を0%位置、ショルダー部を100%位置と
    した際に、前記傾斜ラグ主溝の溝中心線と前記副ラグ溝
    の溝中心線とを平均した中心線のタイヤ周方向に対する
    平均傾斜角度を、0%位置から70%位置までの間で0
    °〜40°、30%位置から95%位置までの間で40
    °〜60°、45%位置から100%位置までの間で6
    0°〜90°に設定し、 かつ、前記傾斜ラグ主溝及び前記副ラグ溝は、トレッド
    のネガティブ比が、0%位置から30%位置までの間で
    10〜18%、30%位置から60%位置までの間で7
    〜13%、60%位置から100%位置までの間で2〜
    9%、となるようにその溝幅を設定したことを特徴とす
    るモーターサイクル用空気入りタイヤ。
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