JPH0519914B2 - - Google Patents
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- JPH0519914B2 JPH0519914B2 JP17151987A JP17151987A JPH0519914B2 JP H0519914 B2 JPH0519914 B2 JP H0519914B2 JP 17151987 A JP17151987 A JP 17151987A JP 17151987 A JP17151987 A JP 17151987A JP H0519914 B2 JPH0519914 B2 JP H0519914B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/25—Print wires
- B41J2/26—Connection of print wire and actuator
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリンタの印字ヘツドに使用する印
字ハンマに関し、特に圧電素子を駆動源とする印
字ハンマに関する。
字ハンマに関し、特に圧電素子を駆動源とする印
字ハンマに関する。
従来のプリンタの印字ヘツドに用いられる印字
ハンマはその駆動源として、電磁形のアクチユエ
ータが広く用いられている。このような電磁形の
アクチユエータは、コイルに電流を流すことによ
つて磁界を発生し、それによる磁力を利用して可
動部材を駆動する構成となつている。このため、
銅損や鉄損が生じて大きな入力エネルギを必要と
するばかりでなく、発熱や磁気干渉を生ずる等の
問題点を有している。
ハンマはその駆動源として、電磁形のアクチユエ
ータが広く用いられている。このような電磁形の
アクチユエータは、コイルに電流を流すことによ
つて磁界を発生し、それによる磁力を利用して可
動部材を駆動する構成となつている。このため、
銅損や鉄損が生じて大きな入力エネルギを必要と
するばかりでなく、発熱や磁気干渉を生ずる等の
問題点を有している。
このため、電気・機械エネルギ変換効率が高
く、かつ、低電力で駆動でき、しかも発熱量が少
く、磁気干渉もない圧電素子を駆動源とする印字
ハンマが考えられている。たとえば、第5図に示
すような(特開昭58−163668号参照)印字ハンマ
がある。
く、かつ、低電力で駆動でき、しかも発熱量が少
く、磁気干渉もない圧電素子を駆動源とする印字
ハンマが考えられている。たとえば、第5図に示
すような(特開昭58−163668号参照)印字ハンマ
がある。
第5図に示した印字ハンマは、下端が固定部材
50に結合された圧電素子51と、下端部に2個
の結合部52および53を有し、そのうちの1個
の結合部52は固定部材50に結合され、他の1
個の結合部53は圧電素子51の上端に結合され
たアーム54と、上下方向に互に近接した2個の
結合部55および56(そのうちの1個の結合部
55はアーム54の上端に結合し、他の1個の結
合部56は固定部材50の上辺に結合)を有した
アーム57と、アーム57の左端に固着された印
字ワイヤ58とを備えている。第5図aは圧電素
子51に電圧が印加されていない状態(不動作状
態)を示す図、第5図bは圧電素子51に電圧が
印加された状態(動作状態)を示す図である。
50に結合された圧電素子51と、下端部に2個
の結合部52および53を有し、そのうちの1個
の結合部52は固定部材50に結合され、他の1
個の結合部53は圧電素子51の上端に結合され
たアーム54と、上下方向に互に近接した2個の
結合部55および56(そのうちの1個の結合部
55はアーム54の上端に結合し、他の1個の結
合部56は固定部材50の上辺に結合)を有した
アーム57と、アーム57の左端に固着された印
字ワイヤ58とを備えている。第5図aは圧電素
子51に電圧が印加されていない状態(不動作状
態)を示す図、第5図bは圧電素子51に電圧が
印加された状態(動作状態)を示す図である。
第5図aの状態にある圧電素子51に電圧が印
加されると、第5図bに示すように、圧電素子5
1は矢印Aの方向に伸び、これによつてアーム5
4はその下端の右方を押され、結合部52を支点
として矢印θ1の方向に回動する。圧電素子51の
変位量は梃子の原理によつて拡大されて結合部5
5に伝達される。このためアーム57は、結合部
55において引張られて結合部56を支点として
矢印θ2の方向に回動する。これによつて結合部5
5の変位量も梃子の原理によつて拡大されて印字
ワイヤ58に伝達される。このように圧電素子5
1の変位量は、アーム54および57の回動運動
によつて拡大されて印字ワイヤ58に伝達されて
印字動作を行う。
加されると、第5図bに示すように、圧電素子5
1は矢印Aの方向に伸び、これによつてアーム5
4はその下端の右方を押され、結合部52を支点
として矢印θ1の方向に回動する。圧電素子51の
変位量は梃子の原理によつて拡大されて結合部5
5に伝達される。このためアーム57は、結合部
55において引張られて結合部56を支点として
矢印θ2の方向に回動する。これによつて結合部5
5の変位量も梃子の原理によつて拡大されて印字
ワイヤ58に伝達される。このように圧電素子5
1の変位量は、アーム54および57の回動運動
によつて拡大されて印字ワイヤ58に伝達されて
印字動作を行う。
上述したような従来の印字ハンマは、圧電素子
を駆動源として使用しているため、低電力かつ低
発熱であつて磁気干渉もないという利点を有して
いるが、圧電素子の変位量を拡大して印字ワイヤ
に伝達する必要があり、このための変位量拡大機
構が1個のアームと2個の結合部とによる梃子作
用を行う構成体を2段階に直列に接続した2段増
幅形変位量拡大機構となつている。このため従来
の印字ハンマは構造が複雑であつて製造コストが
高く、しかも小形化が難しいという問題点があ
る。
を駆動源として使用しているため、低電力かつ低
発熱であつて磁気干渉もないという利点を有して
いるが、圧電素子の変位量を拡大して印字ワイヤ
に伝達する必要があり、このための変位量拡大機
構が1個のアームと2個の結合部とによる梃子作
用を行う構成体を2段階に直列に接続した2段増
幅形変位量拡大機構となつている。このため従来
の印字ハンマは構造が複雑であつて製造コストが
高く、しかも小形化が難しいという問題点があ
る。
また、このような変位量拡大機構は、梃子の原
理を応用しているため、変位量は拡大するが、力
は縮少するという性質を有している。従つて第5
図に示すアーム54と結合部52および53とか
ら構成される第一段目の変位量拡大機構は、その
出力として大きな力を得ることが困難であり、こ
のため第二段目の変位量拡大機構の結合部55お
よび56の曲げ剛性を結合部52および53の曲
げ剛性よりも小さくする必要がある。この結果、
第二のアーム57と結合部55および56とから
構成される二段目の変位量拡大機構の固有振動数
は低くなり、この結果として印字ハンマの印字動
作の応答周波数が高くならないため、印字速度を
速くすることができないという問題点もある。
理を応用しているため、変位量は拡大するが、力
は縮少するという性質を有している。従つて第5
図に示すアーム54と結合部52および53とか
ら構成される第一段目の変位量拡大機構は、その
出力として大きな力を得ることが困難であり、こ
のため第二段目の変位量拡大機構の結合部55お
よび56の曲げ剛性を結合部52および53の曲
げ剛性よりも小さくする必要がある。この結果、
第二のアーム57と結合部55および56とから
構成される二段目の変位量拡大機構の固有振動数
は低くなり、この結果として印字ハンマの印字動
作の応答周波数が高くならないため、印字速度を
速くすることができないという問題点もある。
本発明の目的は、上述のような圧電素子を駆動
源とする印字ハンマの欠点を改良して、構造が単
純であるため製造コストが安く、しかも高速で動
作することのできる小形の印字ハンマを提供する
ことにある。
源とする印字ハンマの欠点を改良して、構造が単
純であるため製造コストが安く、しかも高速で動
作することのできる小形の印字ハンマを提供する
ことにある。
本発明のと印字ハンマは、一方の端部に印字ワ
イヤを固着し他方の端部に結合部を有するアーム
と、前記結合部に一端を固定し長手方向が前記印
字ワイヤの運動方向に対して直角方向かつ前記ア
ームの長手方向と並行となるように配設された薄
板状の第一のヒンジと、一端を前記第一のヒンジ
の他端に固着し他端を固定部材に固定し前記アー
ムと並行に配設された圧電素子と、それぞれが前
記第一のヒンジの幅方向の両側に前記第一のヒン
ジに対して前記印字ワイヤの運動方向に所定の寸
法の等しい段差を有して配設され前記結合部に一
端を固着し他端を前記固定部材に固着した薄板状
の第二および第三のヒンジとを備えて構成され
る。
イヤを固着し他方の端部に結合部を有するアーム
と、前記結合部に一端を固定し長手方向が前記印
字ワイヤの運動方向に対して直角方向かつ前記ア
ームの長手方向と並行となるように配設された薄
板状の第一のヒンジと、一端を前記第一のヒンジ
の他端に固着し他端を固定部材に固定し前記アー
ムと並行に配設された圧電素子と、それぞれが前
記第一のヒンジの幅方向の両側に前記第一のヒン
ジに対して前記印字ワイヤの運動方向に所定の寸
法の等しい段差を有して配設され前記結合部に一
端を固着し他端を前記固定部材に固着した薄板状
の第二および第三のヒンジとを備えて構成され
る。
本発明の印字ハンマは、印字ワイヤを担持する
アームと圧電素子とを結合するための主要部材で
ある薄板状の第一のヒンジと、これを挟んで横方
向(幅方向)の両側に設けられ、高さ方向におい
て第一のヒンジと所定の高さの段差を有するよう
に配設された薄板状の第二および第三のヒンジを
備えており、第一のヒンジの中心線と第二および
第三のヒンジの中心線との間の距離を、第5図に
示す従来印字ハンマのように各ヒンジを平面的に
配置した場合のヒンジ間の距離に比較して短くし
たものである。
アームと圧電素子とを結合するための主要部材で
ある薄板状の第一のヒンジと、これを挟んで横方
向(幅方向)の両側に設けられ、高さ方向におい
て第一のヒンジと所定の高さの段差を有するよう
に配設された薄板状の第二および第三のヒンジを
備えており、第一のヒンジの中心線と第二および
第三のヒンジの中心線との間の距離を、第5図に
示す従来印字ハンマのように各ヒンジを平面的に
配置した場合のヒンジ間の距離に比較して短くし
たものである。
この結果、1個の変位量拡大機構の変位量拡大
率を大きくできるため、アームを1個しか使用し
ない1段増幅のみで印字動作に必要な印字ワイヤ
の動作量(ストローク)を得ることができる。
率を大きくできるため、アームを1個しか使用し
ない1段増幅のみで印字動作に必要な印字ワイヤ
の動作量(ストローク)を得ることができる。
したがつて、従来の印字ハンマのようなアーム
を2個使用した2段増幅の場合と比較して、アー
ムの等価質量が小さくなる。また、ヒンジ部の曲
げ剛性も大きくなるため、変位量拡大機構の固有
振動数は高くなり、従つて印字ハンマの印字動作
の応答周波数が高くなるので高速動作可能な印字
ハンマを得ることができる。
を2個使用した2段増幅の場合と比較して、アー
ムの等価質量が小さくなる。また、ヒンジ部の曲
げ剛性も大きくなるため、変位量拡大機構の固有
振動数は高くなり、従つて印字ハンマの印字動作
の応答周波数が高くなるので高速動作可能な印字
ハンマを得ることができる。
また、変位量拡大機構も1個のアームと3個の
ヒンジとのみで構成されるため、印字ハンマの構
造が単純になつて安価な印字ハンマを得ることが
できる。
ヒンジとのみで構成されるため、印字ハンマの構
造が単純になつて安価な印字ハンマを得ることが
できる。
さらに、各ヒンジの長手方向は印字ワイヤの運
動方向と直角かつアームと並行に配設し、圧電素
子がアームと並行に配置されているため、小形で
薄形の印字ハンマを得ることができる。
動方向と直角かつアームと並行に配設し、圧電素
子がアームと並行に配置されているため、小形で
薄形の印字ハンマを得ることができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図、
第2図は第1図の実施例におけるヒンジの配置を
示す拡大斜視図、第3図は第1図の実施例の動作
状態を示す斜視図である。
第2図は第1図の実施例におけるヒンジの配置を
示す拡大斜視図、第3図は第1図の実施例の動作
状態を示す斜視図である。
第1図において、アーム1はその結合部1aに
薄板状の第一ヒンジ2と、これを挟んで横方向
(幅方向)の両側に設けられた薄板状の第二およ
び第三ヒンジ3および4を有している。第一ヒン
ジ2は、圧電素子5の伸縮方向(矢印B)の一端
5aの端面に結合されており、第二および第三の
ヒンジ3および4の一端は固定部材6の端面に結
合されている。圧電素子5の伸縮方向の他方の端
部5bも固定部材6に結合されている。アーム1
の他端1bには印字ワイヤ7が結合されている。
また第一、第二および第三ヒンジ2,3および4
はその長手方向が印字ワイヤ7の運動方向と直角
かつアーム1の長手方向と並行に配設してある。
薄板状の第一ヒンジ2と、これを挟んで横方向
(幅方向)の両側に設けられた薄板状の第二およ
び第三ヒンジ3および4を有している。第一ヒン
ジ2は、圧電素子5の伸縮方向(矢印B)の一端
5aの端面に結合されており、第二および第三の
ヒンジ3および4の一端は固定部材6の端面に結
合されている。圧電素子5の伸縮方向の他方の端
部5bも固定部材6に結合されている。アーム1
の他端1bには印字ワイヤ7が結合されている。
また第一、第二および第三ヒンジ2,3および4
はその長手方向が印字ワイヤ7の運動方向と直角
かつアーム1の長手方向と並行に配設してある。
第2図は第1図の実施例の第一、第二および第
三ヒンジ2,3および4の配設状態の詳細を示す
斜視図である。第二および第三ヒンジ3および4
は、第一ヒンジ2を挟んでその左右(幅方向)の
両側に設けられており、高さ(厚さ)方向は、第
一ヒンジ2の位置とはずれていて、所定の寸法の
段差を有している。第二ヒンジ3と第三ヒンジ4
とは同じ高さに配設されている。
三ヒンジ2,3および4の配設状態の詳細を示す
斜視図である。第二および第三ヒンジ3および4
は、第一ヒンジ2を挟んでその左右(幅方向)の
両側に設けられており、高さ(厚さ)方向は、第
一ヒンジ2の位置とはずれていて、所定の寸法の
段差を有している。第二ヒンジ3と第三ヒンジ4
とは同じ高さに配設されている。
このような構成を有する印字ハンマの圧電素子
5に電圧を印加すると、第3図に示すような動作
を行う。すなわち圧電素子5は矢印B1方向に伸
張し、第一ヒンジ2を矢印B1方向に変位させ
る。一方第二および第三ヒンジ3および4の一端
は固定部材6に、他端はアーム1に固定されてお
り、しかも第一ヒンジ2との間に段差を有するた
め、薄板状の第一、第二および第三ヒンジ2,3
および4は矢印C方向に曲げ変形を生じ、アーム
1も矢印Cの方向に回動運動を起こす。この結果
アーム1の先端に結合されている印字ワイヤ7
は、圧電素子5の変位量が拡大されて伝達され、
矢印Dの方向に動いて印字動作を行う。
5に電圧を印加すると、第3図に示すような動作
を行う。すなわち圧電素子5は矢印B1方向に伸
張し、第一ヒンジ2を矢印B1方向に変位させ
る。一方第二および第三ヒンジ3および4の一端
は固定部材6に、他端はアーム1に固定されてお
り、しかも第一ヒンジ2との間に段差を有するた
め、薄板状の第一、第二および第三ヒンジ2,3
および4は矢印C方向に曲げ変形を生じ、アーム
1も矢印Cの方向に回動運動を起こす。この結果
アーム1の先端に結合されている印字ワイヤ7
は、圧電素子5の変位量が拡大されて伝達され、
矢印Dの方向に動いて印字動作を行う。
このように本実施例の印字ハンマにおいては、
第二および第三ヒンジ3および4を第一ヒンジ2
を挟んでその横方向(幅方向)の両側に設け、そ
の高さ(厚さ)方向の位置を第一ヒンジ2との間
に段差を有するように配設することによつて、第
一ヒンジ2の中心線と第二および第三ヒンジ3お
よび4の中心線との間の距離を、第5図に示す従
来の印字ハンマのような各ヒンジを平面的に配置
したものと比較して短くすることができる。この
結果、変位量拡大機構としての変位拡大率を大き
くすることができるため、アームを1個しか使用
しなくても、印字ワイヤにその印字動作に必要な
動作量(ストローク)を与えることができる。
第二および第三ヒンジ3および4を第一ヒンジ2
を挟んでその横方向(幅方向)の両側に設け、そ
の高さ(厚さ)方向の位置を第一ヒンジ2との間
に段差を有するように配設することによつて、第
一ヒンジ2の中心線と第二および第三ヒンジ3お
よび4の中心線との間の距離を、第5図に示す従
来の印字ハンマのような各ヒンジを平面的に配置
したものと比較して短くすることができる。この
結果、変位量拡大機構としての変位拡大率を大き
くすることができるため、アームを1個しか使用
しなくても、印字ワイヤにその印字動作に必要な
動作量(ストローク)を与えることができる。
したがつて、第5図に示す従来のもののように
アームを2個使用したものと比較して、アームの
等価質量が小さくなるため、変位量拡大機構の固
有振動数が高くなり、印字ハンマの印字動作の応
答周波数が高くなつて高速動作が可能な印字ハン
マが得られる。また、上述のように変位量拡大機
構が1個のアームと3個のヒンジで構成されてい
るため、構造が単純となつて安価な印字ハンマが
得られる。さらに、圧電素子5はその長手方向が
アーム1の長手方向の並行に配設されているた
め、小形で薄形の印字ハンマが得られる。
アームを2個使用したものと比較して、アームの
等価質量が小さくなるため、変位量拡大機構の固
有振動数が高くなり、印字ハンマの印字動作の応
答周波数が高くなつて高速動作が可能な印字ハン
マが得られる。また、上述のように変位量拡大機
構が1個のアームと3個のヒンジで構成されてい
るため、構造が単純となつて安価な印字ハンマが
得られる。さらに、圧電素子5はその長手方向が
アーム1の長手方向の並行に配設されているた
め、小形で薄形の印字ハンマが得られる。
第4図は本発明の第2の実施例の印字ハンマを
複数個放射状に配設して構成したシリアルプリン
タ用の印字ヘツドの一例を示す断面図である。
複数個放射状に配設して構成したシリアルプリン
タ用の印字ヘツドの一例を示す断面図である。
第4図において、アーム41はその結合部41
aに第一ヒンジ42と、これを挟んで横方向の両
側に第一ヒンジ42とは段差を有している第二お
よび第三ヒンジ(第4図に示してない)を有して
いる。第一ヒンジ42は圧電素子45の一端に結
合されており、第二および第三のヒンジの一端は
固定部材46に結合されている。圧電素子45の
他端も固定部材46に結合されている。アーム4
1の先端には印字ワイヤ47が結合されている。
第一ヒンジ42並びに第二および第三ヒンジは第
2図と同様に配設されている。第4図は、このよ
うな印字ハンマが、印字ワイヤ先端近傍を中心と
して複数個放射状に配設して構成した印字ヘツド
の断面図を示している。
aに第一ヒンジ42と、これを挟んで横方向の両
側に第一ヒンジ42とは段差を有している第二お
よび第三ヒンジ(第4図に示してない)を有して
いる。第一ヒンジ42は圧電素子45の一端に結
合されており、第二および第三のヒンジの一端は
固定部材46に結合されている。圧電素子45の
他端も固定部材46に結合されている。アーム4
1の先端には印字ワイヤ47が結合されている。
第一ヒンジ42並びに第二および第三ヒンジは第
2図と同様に配設されている。第4図は、このよ
うな印字ハンマが、印字ワイヤ先端近傍を中心と
して複数個放射状に配設して構成した印字ヘツド
の断面図を示している。
このように構成された印字ヘツドの各印字ハン
マは、第1の実施例の印字ハンマと同様の動作を
行い、従つて同様の効果が得られる。
マは、第1の実施例の印字ハンマと同様の動作を
行い、従つて同様の効果が得られる。
以上説明したように、本発明の印字ハンマは小
形かつ薄形で構造が単純であるため安価に製造で
きるという効果があり、また応答周波数が高いた
め、高速の印字動作を行うことができるという効
果がある。
形かつ薄形で構造が単純であるため安価に製造で
きるという効果があり、また応答周波数が高いた
め、高速の印字動作を行うことができるという効
果がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図、
第2図は第1図の実施例におけるヒンジの配置を
示す拡大斜視図、第3図は第1図の実施例の動作
状態を示す斜視図、第4図は本発明の第2の実施
例の印字ハンマを用いて構成した印字ヘツドの一
例を示す断面図、第5図aおよびbは従来の印字
ハンマの一例を示す側面図でそれぞれ不動作状態
を示す図、および動作状態を示す図である。 1,41,54,57……アーム、1a……結
合部、2,42……第一ヒンジ、3……第二ヒン
ジ、4……第三ヒンジ、5,45,51……圧電
素子、6,46,50……固定部材、7,47,
58……印字ワイヤ、52,53,55,56…
…結合部。
第2図は第1図の実施例におけるヒンジの配置を
示す拡大斜視図、第3図は第1図の実施例の動作
状態を示す斜視図、第4図は本発明の第2の実施
例の印字ハンマを用いて構成した印字ヘツドの一
例を示す断面図、第5図aおよびbは従来の印字
ハンマの一例を示す側面図でそれぞれ不動作状態
を示す図、および動作状態を示す図である。 1,41,54,57……アーム、1a……結
合部、2,42……第一ヒンジ、3……第二ヒン
ジ、4……第三ヒンジ、5,45,51……圧電
素子、6,46,50……固定部材、7,47,
58……印字ワイヤ、52,53,55,56…
…結合部。
Claims (1)
- 1 一方の端部に印字ワイヤを固着し他方の端部
に結合部を有するアームと、前記結合部に一端を
固定し長手方向が前記印字ワイヤの運動方向に対
して直角方向かつ前記アームの長手方向と並行と
なるように配設された薄板状の第一のヒンジと、
一端を前記第一のヒンジの他端に固着し他端を固
定部材に固定し前記アームと並行に配設された圧
電素子と、それぞれが前記第一のヒンジの幅方向
の両側に前記第一のヒンジに対して前記印字ワイ
ヤの運動方向に所定の寸法の等しい段差を有して
配設され前記結合部に一端を固着し他端を前記固
定部材に固着した薄板状の第二および第三のヒン
ジとを備えることを特徴とする印字ハンマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17151987A JPS6414047A (en) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | Printing hammer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17151987A JPS6414047A (en) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | Printing hammer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414047A JPS6414047A (en) | 1989-01-18 |
JPH0519914B2 true JPH0519914B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=15924621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17151987A Granted JPS6414047A (en) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | Printing hammer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6414047A (ja) |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP17151987A patent/JPS6414047A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414047A (en) | 1989-01-18 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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