JPH05180057A - エンジンの流入空気量検出装置 - Google Patents

エンジンの流入空気量検出装置

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JPH05180057A
JPH05180057A JP3343689A JP34368991A JPH05180057A JP H05180057 A JPH05180057 A JP H05180057A JP 3343689 A JP3343689 A JP 3343689A JP 34368991 A JP34368991 A JP 34368991A JP H05180057 A JPH05180057 A JP H05180057A
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intake pipe
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pressure
cylinder
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誠二 浅野
Toshio Ishii
俊夫 石井
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境が変化して温度が変わる過渡時でも、気
筒内に流入する質量空気流量を正確に把握することであ
る。 【構成】 気筒内に流入する空気温度Tを推定する吸気
温度推定ブロック300と、絞り弁を通過する空気の質
量流量Qaを測定する熱線式空気流量計2と、吸気温度
Tおよびエンジン回転数Nに基づいて、吸気管内の圧力
勾配を補正する係数Kqを求める充填効率補正ブロック
304と、絞り弁を通過する空気の質量流量Qaと直前
に推定された気筒内に流入する空気質量流量Qcとの
差、係数Kq、および直前に推定された代表吸気管圧力
Pe(i-1)に基づき、代表吸気管圧力Peを推定する代表
圧力推定ブロック300と、代表吸気管圧力Peとエン
ジン回転数Nとから、単位エンジン回転数当りの気筒内
に流入する空気質量流量Qcを推定する空気質量流量推
定ブロック302と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの気筒内に流
入する空気流量を求めるエンジンの流入空気量検出装
置、およびこれを備えたエンジンの燃料噴射量制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃焼状態を管理するために
は、気筒内に流入する質量空気流量を正確に把握してお
く必要がある。通常、気筒内に流入する質量空気流量を
把握するために、吸入管に熱線式空気流量計を設け、こ
れで質量空気流量を把握している。
【0003】しかし、図9に示すように、環境が変化し
て温度が変わっている時やアクセルが踏み込まれた時等
の過渡時においては、吸気管のマニホールドチャージの
ために、実際に気筒内に流入する質量空気流量(同図
中、実線で示す)と熱線式空気流量計の出力値(同図
中、破線で示す)とは、一致しなくなり、気筒内に流入
する質量空気量を正確に把握することができなくなる。
【0004】そこで、従来技術においては、例えば、特
開平1−290949号公報に記載されているもののよ
うに、絞り弁の開度とエンジン回転数とから求められる
空気流量、および熱線式空気流量計から得られる空気流
量に基づいて、実際に気筒に流入しているであろう空気
流量を推定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、アクセルが踏み込まれたときの過渡
状態に対しては、ある程度対応できるものの、例えば、
環境が変化して温度が変わった時には、正確な空気流量
を把握することはできないという問題点がある。本発明
は、このような従来の問題点について着目してなされた
もので、環境が変化して温度が変わったときでも、気筒
内に流入する質量空気流量を正確に把握することができ
るエンジンの流入空気量検出装置、および燃料噴射量制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のエンジンの流入空気量検出装置は、気筒内に流入する
空気の温度を直接的または間接的に取得する吸気温度取
得手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検
出手段と、吸気管内の絞り弁を通過する空気の質量流量
を直接的または間接的に取得する絞り弁空気流量取得手
段と、少なくとも、取得された前記絞り弁を通過する空
気の前記質量流量と直前に推定された前記気筒内に流入
する空気質量流量との差、取得された前記吸気温度、お
よび直前に推定された代表吸気管圧力に基づき、前記吸
気管内の現在の圧力を代表する代表吸気管圧力を推定す
る吸気管圧力推定手段と、推定された前記代表吸気管圧
力と検出された前記エンジン回転数とから、単位時間ま
たは単位エンジン回転数当りの、前記気筒内に流入する
空気質量流量を推定する気筒空気流量推定手段と、を備
えていることを特徴するものである。
【0007】また、前記目的を達成するための他のエン
ジンの流入空気量検出装置は、気筒内に流入する空気の
温度を直接的または間接的に取得する吸気温度取得手段
と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段
と、吸気管内の絞り弁を通過する空気の質量流量を直接
的または間接的に取得する絞り弁空気流量取得手段と、
少なくとも、取得された前記吸気温度に基づいて、前記
吸気管内の圧力勾配を補正する係数を求める補正係数算
出手段と、取得された前記絞り弁を通過する空気の前記
質量流量と直前に推定された前記気筒内に流入する空気
質量流量との差、前記係数、および直前に推定された代
表吸気管圧力に基づき、前記吸気管内の現在の圧力を代
表する代表吸気管圧力を推定する吸気管圧力推定手段
と、推定された前記代表吸気管圧力と検出された前記エ
ンジン回転数とから、単位時間または単位エンジン回転
数当りの、前記気筒内に流入する空気質量流量を推定す
る気筒空気流量推定手段と、を備えていることを特徴す
るものである。
【0008】
【作用】エンジン状態が過渡時においては、吸気管内の
圧力は一定ではなく、圧力勾配が生まれる。このため、
吸気管の一部の流量を測定して、これを直ちに気筒内に
流入する空気流量とすると、過渡時においては、測定に
よって得られた空気流量と実際に気筒内に流入する空気
流量とに差異が生じてしまう。
【0009】そこで、本発明では、吸気管内の圧力勾配
に着目して、吸気管内の代表圧力を求めて、これとエン
ジン回転数とから、気筒内に流入する空気流量を求めて
いる。 ところで、過渡時の吸気管内の圧力勾配は、エ
ンジン回転数の他に、吸気温度等によっても影響を受け
る。したがって、吸気管内の代表圧力を求める際に、エ
ンジン回転数と吸気温度を考慮して、代表圧力を求める
ことにより、アクセルが踏み込まれた時のみならず、環
境が変化して温度が変わっている時の過渡時において
も、正確に気筒内に流入する空気質量流量を求めること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る各種実施例について、図
1から図8を用いて説明する。まず、本発明に係る燃料
噴射量制御装置の第1の実施例について、図1から図6
を用いて説明する。
【0011】図2に示すように、本実施例のエンジン1
には、吸気管11内の絞り弁12を通過する空気の質量
流量を測定する熱線式空気流量計2と、吸気管11内の
圧力を測定する圧力センサ3と、排気管16と吸気管1
1とを結ぶEGR(Exhast Gas Reciculation)還流通路
4aと、EGR還流通路4aの途中に絞り弁として設け
られたEGRバルブ4bと、燃料タンク17内の揮発分
燃料を吸気管11にパージするキャニスターパージ装置
5と、気筒15に燃料を供給する燃料噴射弁6と、気筒
15内の燃料を点火する点火装置7と、排気ガスの酸素
濃度を検知する酸素濃度センサ8、クランク角度センサ
18と、デジタル演算処理を行うマイクロコンピュータ
で上記のセンサ類から信号を受け取って燃料噴射量等を
計算してEGRバルブ4、キャニスターパージ装置5、
燃料噴射弁6、点火装置7等を制御するコントロールユ
ニット9とが、設けられている。
【0012】コントロールユニット9は、図3に示すよ
うに、各種センサやアクチュエータの駆動制御を行うド
ライバ回路20と、各種センサの出力電圧をデジタル信
号に変換したり、デジタル信号に基づきパルスを発生さ
せる入出力回路21と、入出力回路21の信号をデジタ
ル演算処理を行いエンジン1の燃料噴射量等を計算する
CPU22と、計算された変数等を一時的に保持する揮
発性メモリ(RAM)23、CPU22が演算を行うた
めのプログラムや定数等が格納されている不揮発性メモ
リ(ROM)24、RAM23の内容を保持する電源回
路25とを有して構成されている。ROM24には、図
5および図6に示すフローを実行するためのプログラム
や、図4に示すマップ等が格納されている。
【0013】次に、図5および図6に示すフロー、およ
び図1に示すコントロールユニット9の機能ブロック図
を用いて、本実施例の動作について説明する。まず、吸
気温度推定ブロック301で現在の吸気温度Tを推定す
る(ステップ701)。
【0014】現在の吸気温度Tの推定について説明す
る。吸気管11内において、吸気管圧力がPmのときの
状態方程式は、(数1)のように表せる。
【0015】 Pm・V=Qa/M・R・T・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(数1) ここで、Vは絞り弁12から吸気弁14までの間の吸気
管11の体積、Qaは絞り弁12を通過する空気の質量
流量、Mは空気平均分子量、Rはアボガドロ数である。
また、吸気管11内において、任意の吸気温度Tkのと
きの吸気管圧力をPeとすると、このときの状態方程式
は、(数2)のように表せる。
【0016】 Pe・V=Qa/M・R・Tk・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(数2) ここで、Tkは任意の吸気温度である。以上の(数
1)、(数2)をまとめると、現在の吸気温度Tは、
(数3)のように表せる。
【0017】 T=Tk・Pe/Pm・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(数3) したがって、吸気温度推定ブロック301では、後述す
る平均圧力推定ブロック300によって得られる任意の
吸気温度Tkのときの吸気管圧力Peと、圧力センサ3
から得られる吸気管圧力Pmと、この(数3)を用い
て、現在の吸気温度Tを推定している。
【0018】現在の吸気温度Tの推定手順は、図6に示
すように、まず、EGR還流中か否か(ステップ80
1)、キャニスタパージ中か否か(ステップ802)を
判断し、、EGR還流中か、またはキャニスタパージ中
であれば、このフローを直ちに終了し、現在の吸気温度
Tを推定しない。EGR還流中ではなく、かつキャニス
タパージ中でなければ、ステップ803で圧力センサ3
の電圧値を読み込み、ステップ804で任意の吸気温度
Tkのときの吸気管圧力Peを取得して、ステップ80
5で(数3)を用いて現在の吸気温度Tを推定する。こ
のように、EGR還流中か否か(ステップ801)、お
よびキャニスタパージ中か否か(ステップ802)を考
慮するのは、EGR還流中またはキャニスタパージ中で
あるときは、正確な吸気管圧力を得ることができないか
らである。
【0019】次に、充填効率補正ブロック304でエン
ジン1の充填効率補正係数Kqを求める(ステップ70
2)。充填効率補正係数Kqは、気筒15に供給された
空気の質量を補正するための係数であるが、ここでは、
吸気管11内の圧力勾配を補正するための係数として用
いられている。すなわち、充填効率補正係数Kqは、直
接的には吸気管11内の圧力勾配を補正するための係数
であるが、間接的には気筒15に供給された空気の質量
を補正するための係数である。
【0020】充填効率補正係数Kqは、(数3)に示す
ように、吸気温度Tとエンジンの回転数Nと吸気管圧力
Pmと吸入する空気質量流量Qaとをパラメータとする
関数で表すことができる。 Kq=f(T,N,Pm,Qa)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(数3) したがって、これをパラメータとするKqマップと、吸
気温度推定ブロック301で求めた現在の吸気温度T
と、クランク角度センサ18から得られるエンジン回転
数Nと、測定された吸気管圧力Pmと、測定された空気
質量流量Qaとで、充填効率補正係数Kqを求める。な
お、ここでは、T,N,Pm,Qaをパラメータとし
て、充填効率補正係数Kqを求めているが、例えば、
T,Nのみ、またはTのみをパラメータとして、充填効
率補正係数Kqを求めるようにしてもよい。但し、この
ような場合には、最終的に求めようとしている気筒15
内に供給される質量空気流量Qcには、いくらかの誤差
が生じることは言うまでもない。また、Kqマップは、
一般的に非線型であるので、数式として、取得しておく
ことが難しため、ここでは、予め試験によってマップを
作成し、これをKqマップとして用いている。
【0021】次に、代表圧力推定ブロック300で、
(数4)を用いて、吸気管11内の圧力勾配を考慮し
て、現在の吸気管11内の代表吸気圧力Pe(i)を算出
する(ステップ703)。 Pe(i)=Pe(i-1)+Kq(Qa−Qc)・・・・・・・・・・・・・(数4) ここで、Pe(i-1)は現在の代表吸気圧力Pe(i)を算出
する直前に算出した代表吸気圧力、Qcは吸気弁14を
通過する、つまり気筒15内に流入する空気の質量流量
である。なお、このQcも、この計算を実施する直前に
取得したものを用いている。
【0022】過渡時において、前述したように、実際に
気筒内に流入する空気質量流量と熱線式空気流量計の出
力値とが一致しなくなるのは、吸気管11内に圧力勾配
が生じるためであるから、過渡時に気筒内に流入する空
気質量流量を正確に把握するためには、これを考慮する
必要がある。したがって、(数4)を用いて、吸気管1
1内の圧力勾配を考慮して現在の代表吸気圧力Peを求
めている。
【0023】次に、空気質量流量推定ブロック302
で、Pe−Nマップと、求めたPeとエンジン回転数N
とで、単位回転数当りに、気筒15内に流入する空気質
量流量Qcを求める(ステップ704)。なお、本実施
例では、単位回転数当りの燃料量を求めるために、エン
ジン回転数Nを用いて、単位回転数当りの空気流量Qc
を求めているが、単位時間当りの燃料を求めるような場
合には、所定時間を用いて、単位時間当りの空気流量を
求めるようにしてもよい。
【0024】ここで、図4を用いて、充填効率補正係数
Kqの性質について、説明する。空気質量流量推定ブロ
ック302で求められる空気質量流量Qcは、例えば、
Kqが“大”のときには、同図中の破線のような挙動を
示し、Kqが“小”のときは、同図中の一点破線のよう
な挙動を示す。なお、同図中の実線は熱線式空気流量計
2からの出力値を示している。すなわち、Kqは、熱線
式空気流量計2からの出力値をなます性質があるので、
これを的確に定めることにより、過渡時において、気筒
15内に流入する空気質量流量が、図11に示すような
挙動を示しても(同図中、実線)、正確な空気質量流量
Qcを求めることができる。
【0025】次に、燃料噴射量算出ブロック303で、
エンジン回転数Nと求めた空気質量流量Qcと(数5)
とを用いて、燃料噴射弁6からの燃料噴射量Tpを算出
する(ステップ705)。 Tp=Ki・Qc/N+Ts・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(数5) ここで、Kiはインジェクタ定数、Tsは無効噴射幅で
ある。
【0026】このようにして求められた燃料噴射量Tp
は、コントロールユニット5の入出回路21から噴射量
制御信号として、ドライバ回路20を介して、燃料噴射
弁6に出力され、気筒15内に流入する空気質量流量に
応じた燃料が、気筒15内に供給される。
【0027】気筒15内において、発生した排気ガス
は、排気管16から外部に排気される。この際、排気管
16に設けられている酸素濃度センサ8により、排気ガ
ス中の酸素濃度が検出され、この情報に基づき、コント
ロールユニット9において、燃料噴射量等が調整される
ことになる。
【0028】以上のように、本実施例では、環境が変化
して温度が変わっている時やアクセルが踏み込まれた時
等の過渡時においても、気筒15内に流入する空気質量
流量を正確に把握することができ、適切な空燃比で燃料
を燃焼させることができる。ところで、定常時には、吸
気管11内の圧力勾配がなくなり、Qa=Qcとなるの
で、(数4)において、Kq(Qa−Qc)=0となっ
て、熱線式空気流量計2の出力値Qaがそのまま気筒1
5内に流入する空気質量流量として用いられることにな
る。
【0029】なお、本実施例において、絞り弁12を通
過する空気質量流量Qaを熱線式空気流量計2を用いて
測定したが、熱フィルム式空気流量計を用いても、ま
た、他の空気質量流量計を用いてもよい。さらに、空気
体積流量計を用いて、空気質量流量を取得し、温度およ
び圧力から質量流量を求めるようにしてもよい。
【0030】次に、本発明に係る燃料噴射制御装置の第
2の実施例について、図7を用いて説明する。本実施例
は、絞り弁12を通過する空気質量流量Qaを熱線式空
気流量計2から取得するのではなく、スロットル開度α
とエンジン回転数Nとから空気質量流量Qaを求めるも
のである。すなわち、図示されていないがスロットル開
度センサを設けると共に、コントロールユニット9内に
絞り弁12を通過する空気質量流量Qaの推定ブロック
305を設けたものである。なお、本実施例において、
その他のハード的構成およびソフト的構成は、第1の実
施例と同様である。
【0031】この推定ブロック305には、スロットル
開度αとエンジン回転数Nとをパラメータとして空気質
量流量Qaを設定するためのα−Nマップが設けられて
おり、ここに、スロットル開度センサからの出力および
クランク角度センサ18から出力が入力して、空気質量
流量Qaが求められる。求められた空気質量流量Qa
は、充填効率補正ブロック304および代表圧力推定ブ
ロック300に出力され、第1の実施例と同様に、気筒
15内に流入する空気質量流量Qcが求められる。
【0032】このように、気筒15内に流入する空気質
量流量Qcは、熱線式空気流量計2を用いなくとも、間
接的に取得した空気質量流量Qaから、正確に把握する
ことができる。
【0033】次に、本発明に係る燃料噴射制御装置の第
3の実施例について、図8を用いて説明する。本実施例
は、第1の実施例のように、吸気温度推定ブロック30
1を設けて、吸気温度Tを推定するのではなく、吸気温
度センサ(図示されていない)を吸気管11に設けて直
接的に吸気温度Tを取得するものである。なお、本実施
例は、吸気温度センサが設けられている点と、吸気温度
推定ブロック301が設けられていない点とを除き、ハ
ード的構成およびソフト的構成は、第1の実施例と同様
である。
【0034】このように、吸気温度センサを設けて、直
接的に吸気温度Tを取得することにより、演算ブロック
301を無くすことができるので、気筒内に供給される
空気質量流量Qcを求めるまでの演算回数が少なくな
り、短い周期で空気質量流量Qcを求めることができ
る。したがって、吸気管11内がより急激に変化したよ
うな場合であっても対応することができるようになる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、過渡時において、吸気
温度を考慮しているので、環境が変化して温度が変わっ
た時でも、気筒内に流入する空気の質量流量を正確に求
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のコントロールユニ
ットの機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例のエンジン回りの構
成を示す説明図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例のコントロールユニ
ットの回路ブロック図である。
【図4】本発明に係る第1の実施例の充填効率補正係数
と空気流量との関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係る第1の実施例の燃料噴射量の算出
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る第1の実施例の吸気温度の推定手
順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る第2の実施例のコントロールユニ
ットの機能ブロック図である。
【図8】本発明に係る第3の実施例のコントロールユニ
ットの機能ブロック図である。
【図9】過渡時における熱線式空気流量計の出力と実際
に気筒内に流入する空気流量とを示すグラフである。
【符号の説明】
1…エンジン、2…熱線式空気流量計、3…圧力セン
サ、6…燃料噴射弁、7…点火装置、8…酸素濃度セン
サ、9…コントロールユニット、11…吸気管、12…
絞り弁、14…吸気弁、15…気筒、16…排気管、1
8…クランク角度センサ、20…ドライバ回路、21…
入出力回路、22…CPU、23…RAM、24…RO
M、300…代表圧力推定ブロック、301…吸気温度
推定ブロック、302…空気質量流量推定ブロック、3
03…燃料噴射量算出ブロック、304…充填効率補正
ブロック。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒内に流入する空気の温度を直接的また
    は間接的に取得する吸気温度取得手段と、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 吸気管内の絞り弁を通過する空気の質量流量を直接的ま
    たは間接的に取得する絞り弁空気流量取得手段と、 少なくとも、取得された前記絞り弁を通過する空気の前
    記質量流量と直前に推定された前記気筒内に流入する空
    気質量流量との差、取得された前記空気の温度、および
    直前に推定された代表吸気管圧力に基づき、前記吸気管
    内の現在の圧力を代表する代表吸気管圧力を推定する吸
    気管圧力推定手段と、 推定された前記代表吸気管圧力と検出された前記エンジ
    ン回転数とから、単位時間または単位エンジン回転数当
    りの、前記気筒内に流入する空気質量流量を推定する気
    筒空気流量推定手段と、 を備えていることを特徴するエンジンの流入空気量検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記吸気管圧力推定手段は、 さらに、検出された前記エンジン回転数に基づき、前記
    代表吸気管圧力を推定することを特徴とする請求項1記
    載のエンジンの流入空気量検出装置。
  3. 【請求項3】気筒内に流入する空気の温度を直接的また
    は間接的に取得する吸気温度取得手段と、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 吸気管内の絞り弁を通過する空気の質量流量を直接的ま
    たは間接的に取得する絞り弁空気流量取得手段と、 少なくとも、取得された前記空気の温度に基づいて、前
    記吸気管内の圧力勾配を補正する係数を求める補正係数
    算出手段と、 取得された前記絞り弁を通過する空気の前記質量流量と
    直前に推定された前記気筒内に流入する空気質量流量と
    の差、前記係数、および直前に推定された代表吸気管圧
    力に基づき、前記吸気管内の現在の圧力を代表する代表
    吸気管圧力を推定する吸気管圧力推定手段と、 推定された前記代表吸気管圧力と検出された前記エンジ
    ン回転数とから、単位時間または単位エンジン回転数当
    りの、前記気筒内に流入する空気質量流量を推定する気
    筒空気流量推定手段と、 を備えていることを特徴するエンジンの流入空気量検出
    装置。
  4. 【請求項4】前記絞り弁空気流量取得手段は、 熱式空気流量計であることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載のエンジンの流入空気量検出装置。
  5. 【請求項5】前記絞り弁空気流量取得手段は、 前記絞り弁の弁開度を測定する弁開度測定手段と、 測定された前記弁開度と測定された前記エンジン回転数
    とから、前記吸気管内の絞り弁を通過する空気の前記質
    量流量を推定する絞り弁空気流量推定手段と、 を有していることを特徴とする請求項1、2または3記
    載のエンジンの流入空気量検出装置。
  6. 【請求項6】前記吸気温度取得手段は、 前記吸気管内の特定位置における圧力を測定する圧力測
    定手段と、 測定された前記圧力、直前に推定された代表吸気管圧
    力、直前に推定された吸気温度とから、現在の吸気温度
    を推定する吸気温度推定手段と、 を有していることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5記載のエンジンの流入空気量検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    エンジンの流入空気量検出装置と、 前記エンジンの流入空気量検出装置により推定された、
    前記気筒内に流入する空気質量流量に基づいて、燃料噴
    射装置が噴射する燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出
    手段と、 前記燃料噴射装置が算出された前記燃料噴射量の燃料を
    噴出するよう、該燃料噴射装置を制御する燃料噴射装置
    制御手段と、 を備えていることを特徴とするエンジンの燃料噴射量制
    御装置。
  8. 【請求項8】気筒内に流入する空気の温度と吸気管内の
    圧力勾配を補正する係数との相関関係を予め求めてお
    き、 気筒内に流入する前記空気の温度と、該空気の吸気管入
    口側の質量流量と、エンジン回転数とを直接的または間
    接的に取得し、 取得した前記空気の温度と前記相関関係とから、前記係
    数を求め、 取得した前記空気の吸気管入口側の前記質量流量と直前
    に推定された前記気筒内に流入する空気質量流量との
    差、前記係数、および直前に推定された代表吸気管圧力
    に基づき、前記吸気管内の現在の圧力を代表する代表吸
    気管圧力を推定し、 推定された前記代表吸気管圧力と取得した前記エンジン
    回転数とから、単位時間または単位エンジン回転数当り
    の、前記気筒内に流入する空気質量流量を推定すること
    を特徴するエンジンの流入空気量検出方法。
  9. 【請求項9】前記相関関係は、気筒内に流入する前記空
    気の温度とエンジン回転数と吸気管内の圧力勾配を補正
    する係数との相関関係で、 前記係数は、取得した前記空気の温度と前記エンジン回
    転数と前記相関関係とから求めることを特徴とする請求
    項8記載のエンジンの流入空気量検出方法。
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