JPH05179792A - 縦目地構造 - Google Patents
縦目地構造Info
- Publication number
- JPH05179792A JPH05179792A JP33002991A JP33002991A JPH05179792A JP H05179792 A JPH05179792 A JP H05179792A JP 33002991 A JP33002991 A JP 33002991A JP 33002991 A JP33002991 A JP 33002991A JP H05179792 A JPH05179792 A JP H05179792A
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- Japan
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- fitting
- piece
- guide piece
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ２部材よりなる縦目地用ジョイナにおいて、
合成樹脂製の嵌合部を有する敷目板と金属製の化粧キャ
ップの熱橋防止により結露防止を図り、かつ、施工性、
生産性、取り付け強度を向上すると共に、ガイド片によ
り乾式壁材端部の防水性、気密性を壁体に具備させるこ
とである。 【構成】 断面略Ｕ字状の嵌合溝５と、この嵌合溝５内
に複数段の嵌合片を形成した合成樹脂製の嵌合部と、嵌
合部とΔｌの間隙を有して上方に突出したガイド片７よ
りなる断面略逆Ｔ字状の敷目板Ｂと、断面略Ｔ字状で、
下端近傍に係合爪が突出して形成された金属製の化粧キ
ャップＣとからなり、敷目板Ｂを躯体に固定し、その
後、敷目板Ｂの両端にガイド片７に当接するような状態
で乾式壁材Ｅ端部を載置して順々に乾式壁材Ｅを固定
し、次に、金属製の化粧キャップＣを敷目板Ｂの合成樹
脂製の嵌合部と一体化した縦目地構造である。
合成樹脂製の嵌合部を有する敷目板と金属製の化粧キャ
ップの熱橋防止により結露防止を図り、かつ、施工性、
生産性、取り付け強度を向上すると共に、ガイド片によ
り乾式壁材端部の防水性、気密性を壁体に具備させるこ
とである。 【構成】 断面略Ｕ字状の嵌合溝５と、この嵌合溝５内
に複数段の嵌合片を形成した合成樹脂製の嵌合部と、嵌
合部とΔｌの間隙を有して上方に突出したガイド片７よ
りなる断面略逆Ｔ字状の敷目板Ｂと、断面略Ｔ字状で、
下端近傍に係合爪が突出して形成された金属製の化粧キ
ャップＣとからなり、敷目板Ｂを躯体に固定し、その
後、敷目板Ｂの両端にガイド片７に当接するような状態
で乾式壁材Ｅ端部を載置して順々に乾式壁材Ｅを固定
し、次に、金属製の化粧キャップＣを敷目板Ｂの合成樹
脂製の嵌合部と一体化した縦目地構造である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物に用いる乾
式壁材（以下、単に壁材という）の長手方向における突
き合わせ、すなわち縦目地部の構造に関するものであ
る。
式壁材（以下、単に壁材という）の長手方向における突
き合わせ、すなわち縦目地部の構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に金属板を表面材とし、合成樹脂発
泡体を芯材とし、シート状物を裏面材としてサンドイッ
チ構造に形成した壁材、あるいは無機系の材料からなる
壁材を用いて横張り状に壁体を形成した際には、壁材の
長手方向の突き合わせによる継目、所謂縦目地が形成さ
れ、この目地をカバーする方法として特開昭６４−８
０６６１号公報、実開昭６４−１４８３３号公報、
実開昭６４−４１５４２号公報、実開平１−１５４７
２６号公報、実開昭６３−１４０４２９号公報、実
開平１−１０２３２５号公報等がある。
泡体を芯材とし、シート状物を裏面材としてサンドイッ
チ構造に形成した壁材、あるいは無機系の材料からなる
壁材を用いて横張り状に壁体を形成した際には、壁材の
長手方向の突き合わせによる継目、所謂縦目地が形成さ
れ、この目地をカバーする方法として特開昭６４−８
０６６１号公報、実開昭６４−１４８３３号公報、
実開昭６４−４１５４２号公報、実開平１−１５４７
２６号公報、実開昭６３−１４０４２９号公報、実
開平１−１０２３２５号公報等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
〜は敷目板が合成樹脂製、化粧キャップが金属製であ
り、敷目板が合成樹脂製であるために化粧キャップの熱
が躯体まで伝播せず、躯体に結露が発生することはない
が、化粧キャップと壁材の隙間より浸入した雨水が、敷
目板の立ち上がり片と壁材の端部間より浸入し、躯体内
部を腐食させる欠点があった。また、は金属と金属
の２部材であり、熱橋により躯体内に結露が発生し、躯
体を腐食させる等の欠点があった。
〜は敷目板が合成樹脂製、化粧キャップが金属製であ
り、敷目板が合成樹脂製であるために化粧キャップの熱
が躯体まで伝播せず、躯体に結露が発生することはない
が、化粧キャップと壁材の隙間より浸入した雨水が、敷
目板の立ち上がり片と壁材の端部間より浸入し、躯体内
部を腐食させる欠点があった。また、は金属と金属
の２部材であり、熱橋により躯体内に結露が発生し、躯
体を腐食させる等の欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、水平面状の釘打設片と合成樹脂製で断
面略Ｕ字状の嵌合部とから断面略逆Ｔ字状に形成した敷
目板と、化粧面部と係合部とから断面略Ｔ字状に形成し
た金属製の化粧キャップの２部材から構成し、金属製の
化粧キャップと敷目板を組み合わせることにより断面を
エ字状に形成した縦目地用ジョイナにおいて、敷目板の
釘打設片上にガイド片を形成することにより、壁材の長
手方向の端部がガイド片により常時密封された状態とな
り、壁材端部からの雨水の浸入、風の浸入を阻止し、か
つ、金属製の化粧キャップにより目地を被覆することに
より耐候性、意匠性を向上した縦目地構造を提供するも
のである。
を除去するため、水平面状の釘打設片と合成樹脂製で断
面略Ｕ字状の嵌合部とから断面略逆Ｔ字状に形成した敷
目板と、化粧面部と係合部とから断面略Ｔ字状に形成し
た金属製の化粧キャップの２部材から構成し、金属製の
化粧キャップと敷目板を組み合わせることにより断面を
エ字状に形成した縦目地用ジョイナにおいて、敷目板の
釘打設片上にガイド片を形成することにより、壁材の長
手方向の端部がガイド片により常時密封された状態とな
り、壁材端部からの雨水の浸入、風の浸入を阻止し、か
つ、金属製の化粧キャップにより目地を被覆することに
より耐候性、意匠性を向上した縦目地構造を提供するも
のである。
【０００５】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る代表的な縦
目地構造について詳細に説明する。図１は上記縦目地部
を示す断面図であり、Ａは縦目地用ジョイナ（以下、単
にジョイナという）、Ｂ、ＣはジョイナＡを構成するた
めの敷目板と金属製の化粧キャップである。
目地構造について詳細に説明する。図１は上記縦目地部
を示す断面図であり、Ａは縦目地用ジョイナ（以下、単
にジョイナという）、Ｂ、ＣはジョイナＡを構成するた
めの敷目板と金属製の化粧キャップである。
【０００６】ジョイナＡは図２、図３に示すように、長
尺状の金属板（カラー鋼板、アルミニウム板、塩ビ鋼
板、ステンレス板、銅板、チタン板、サンドイッチ鋼
板、クラッド鋼板等）、あるいは合成樹脂材を、ロール
成形、プレス成形、押出成形等によって形成した敷目板
Ｂ、金属製の化粧キャップＣの２部材よりなるものであ
る。
尺状の金属板（カラー鋼板、アルミニウム板、塩ビ鋼
板、ステンレス板、銅板、チタン板、サンドイッチ鋼
板、クラッド鋼板等）、あるいは合成樹脂材を、ロール
成形、プレス成形、押出成形等によって形成した敷目板
Ｂ、金属製の化粧キャップＣの２部材よりなるものであ
る。
【０００７】敷目板Ｂは図２に示すように、水平面状の
釘打設片１と、釘打設片１上に形成した防水突起２と、
釘打設片１の略中央を上方に２本突出した垂直片４と垂
直片４間の嵌合溝５と嵌合溝５内に突出した複数段の嵌
合片６とからなる嵌合部３と、釘打設片１上に形成する
と共に、垂直片４とΔｌの間隔を有して突出したガイド
片７と、ガイド片７と垂直片４間の空隙８とからなるも
のである。
釘打設片１と、釘打設片１上に形成した防水突起２と、
釘打設片１の略中央を上方に２本突出した垂直片４と垂
直片４間の嵌合溝５と嵌合溝５内に突出した複数段の嵌
合片６とからなる嵌合部３と、釘打設片１上に形成する
と共に、垂直片４とΔｌの間隔を有して突出したガイド
片７と、ガイド片７と垂直片４間の空隙８とからなるも
のである。
【０００８】敷目板Ｂの素材としては合成樹脂材の押出
品であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニー
ル樹脂、スチロール樹脂、メタクリル樹脂、ポリウレタ
ン、フェノール樹脂、ユリア樹脂（尿素樹脂）、メラミ
ン樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、繊維強化プラスチッ
ク、等の一種、あるいは釘打設片１部分だけ金属製より
なるものである。なお、塩化ビニールの押出品が生産
性、値段、性能の面において良好である。
品であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニー
ル樹脂、スチロール樹脂、メタクリル樹脂、ポリウレタ
ン、フェノール樹脂、ユリア樹脂（尿素樹脂）、メラミ
ン樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、繊維強化プラスチッ
ク、等の一種、あるいは釘打設片１部分だけ金属製より
なるものである。なお、塩化ビニールの押出品が生産
性、値段、性能の面において良好である。
【０００９】釘打設片１は敷目板Ｂを躯体α上に釘等の
固定具βを介して固定する部分である。また嵌合部３は
後記する金属製の化粧キャップＣを収納すると共に、嵌
合溝５から離脱しないようにするためのものである。
固定具βを介して固定する部分である。また嵌合部３は
後記する金属製の化粧キャップＣを収納すると共に、嵌
合溝５から離脱しないようにするためのものである。
【００１０】複数段に形成された嵌合片６は、後記する
金属製の化粧キャップＣの係合爪１４を係止し、嵌合溝
５より離脱しないようにするためのものであると共に、
複数段に形成することにより係合深さ（許容対応壁材
厚）を調整できるようにしたものである。
金属製の化粧キャップＣの係合爪１４を係止し、嵌合溝
５より離脱しないようにするためのものであると共に、
複数段に形成することにより係合深さ（許容対応壁材
厚）を調整できるようにしたものである。
【００１１】ガイド片７は空隙８形成用であると共に、
壁材Ｅを施工する際の当接面および防水面として機能す
るものである。
壁材Ｅを施工する際の当接面および防水面として機能す
るものである。
【００１２】空隙８は嵌合部３とガイド片７間に空間を
形成することにより、ガイド片７により内部への浸入を
阻止された雨水が、嵌合部３の嵌合溝５内に浸入し金属
製の化粧キャップＣの係合部１２が錆びるのを防止する
ものであり、雨水はこの空隙８により下方に速やかに流
下するものである。
形成することにより、ガイド片７により内部への浸入を
阻止された雨水が、嵌合部３の嵌合溝５内に浸入し金属
製の化粧キャップＣの係合部１２が錆びるのを防止する
ものであり、雨水はこの空隙８により下方に速やかに流
下するものである。
【００１３】金属製の化粧キャップＣ（以下、単に化粧
キャップという）は、図３に示すように、例えば長さが
９０９〜７２７２ｍｍ位の長尺状、あるいは壁材Ｅの幅
に対応した長さで、化粧面部９と係合部１２とから断面
をほぼＴ字状に形成したものである。この化粧面部９は
水平な水平面１０と、水平面１０の両側に設けた傾斜化
粧面１１とからなり、水平面１０は図１に示すように壁
体の縦目地部において壁材Ｅの端部を被覆し、意匠性を
向上する部分であり、傾斜化粧面１１は壁材Ｅと線接触
で密着することにより防水性を向上するものである。
キャップという）は、図３に示すように、例えば長さが
９０９〜７２７２ｍｍ位の長尺状、あるいは壁材Ｅの幅
に対応した長さで、化粧面部９と係合部１２とから断面
をほぼＴ字状に形成したものである。この化粧面部９は
水平な水平面１０と、水平面１０の両側に設けた傾斜化
粧面１１とからなり、水平面１０は図１に示すように壁
体の縦目地部において壁材Ｅの端部を被覆し、意匠性を
向上する部分であり、傾斜化粧面１１は壁材Ｅと線接触
で密着することにより防水性を向上するものである。
【００１４】係合部１２は化粧面部９のほぼ中央から下
方に突出した係合片１３と、係合片１３の先端、あるい
は途中に、外方に向かって突出した係合爪１４とからな
り、敷目板Ｂの嵌合溝５に係合片１３を嵌挿すると、係
合爪１４が嵌合片６と組み合わさり、係合力を強化する
ものである。なお、係合爪１４は図のように絞り加工
（ルーバー加工）、あるいは図示しないが係合片１３の
先端を部分的に屈曲して間隔を有して形成したり、化粧
キャップＣの長手方向に連続的に形成することも可能で
ある。
方に突出した係合片１３と、係合片１３の先端、あるい
は途中に、外方に向かって突出した係合爪１４とからな
り、敷目板Ｂの嵌合溝５に係合片１３を嵌挿すると、係
合爪１４が嵌合片６と組み合わさり、係合力を強化する
ものである。なお、係合爪１４は図のように絞り加工
（ルーバー加工）、あるいは図示しないが係合片１３の
先端を部分的に屈曲して間隔を有して形成したり、化粧
キャップＣの長手方向に連続的に形成することも可能で
ある。
【００１５】ここで各部の寸法関係について簡単に説明
する。そこで、図１に示すように壁材Ｅ間の目地幅をＷ
1 、敷目板Ｂにおいてガイド片７間の幅をＷ2 、防水突
起２からガイド片７の先端までの高さをｈ1 、化粧キャ
ップＣにおいて化粧面部９の幅をＷ3 、傾斜化粧面１１
の下端から水平面１０の裏面までの高さをｈ2 、壁材Ｅ
の厚さをｄとすると、Ｗ1 ＝Ｗ2 、Ｗ1 ＜Ｗ3 、ｄ＜ｈ
1 ＜ｄ＋ｈ2 の関係である。
する。そこで、図１に示すように壁材Ｅ間の目地幅をＷ
1 、敷目板Ｂにおいてガイド片７間の幅をＷ2 、防水突
起２からガイド片７の先端までの高さをｈ1 、化粧キャ
ップＣにおいて化粧面部９の幅をＷ3 、傾斜化粧面１１
の下端から水平面１０の裏面までの高さをｈ2 、壁材Ｅ
の厚さをｄとすると、Ｗ1 ＝Ｗ2 、Ｗ1 ＜Ｗ3 、ｄ＜ｈ
1 ＜ｄ＋ｈ2 の関係である。
【００１６】次に、図１を用いて施工方法について簡単
に説明する。まず間柱、主柱、胴縁よりなる躯体α上に
シート状物Ｄを敷設した壁下地上のジョイナＡを用いる
部分に、敷目板Ｂの釘打設片１を固定具βで打設し、固
定する。次に壁材Ｅを順々に敷目板Ｂのガイド片７を押
圧するような状態でガイド片７の左右に当接し、壁下地
上に固定具βを介して固定して土台から桁まで壁材Ｅを
施工する。次に化粧キャップＣの係合部１２を敷目板Ｂ
の嵌合溝５に押し込み、係合爪１４と嵌合片６を係合し
て図示するような縦目地を形成するものである。
に説明する。まず間柱、主柱、胴縁よりなる躯体α上に
シート状物Ｄを敷設した壁下地上のジョイナＡを用いる
部分に、敷目板Ｂの釘打設片１を固定具βで打設し、固
定する。次に壁材Ｅを順々に敷目板Ｂのガイド片７を押
圧するような状態でガイド片７の左右に当接し、壁下地
上に固定具βを介して固定して土台から桁まで壁材Ｅを
施工する。次に化粧キャップＣの係合部１２を敷目板Ｂ
の嵌合溝５に押し込み、係合爪１４と嵌合片６を係合し
て図示するような縦目地を形成するものである。
【００１７】以上説明したのは本発明に係る縦目地構造
の一実施例にすぎず、図４（ａ）〜（ｆ）、図５（ａ）
〜（ｄ）、図６（ａ）〜（ｅ）に示すような敷目板Ｂ、
図７（ａ）〜（ｅ）、図８（ａ）〜（ｅ）に示すような
化粧キャップＣ、図９（ａ）〜（ｃ）に示すようなジョ
イナＡを用いて形成することができる。
の一実施例にすぎず、図４（ａ）〜（ｆ）、図５（ａ）
〜（ｄ）、図６（ａ）〜（ｅ）に示すような敷目板Ｂ、
図７（ａ）〜（ｅ）、図８（ａ）〜（ｅ）に示すような
化粧キャップＣ、図９（ａ）〜（ｃ）に示すようなジョ
イナＡを用いて形成することができる。
【００１８】特に、図４（ａ）〜（ｄ）はガイド片７に
防水片７ａを複数段形成し、防水性を強化した敷目板
Ｂ、図５（ａ）、（ｂ）は釘打設片１に軟質の合成樹脂
製の防水ヒレ１ａを形成した敷目板Ｂ、図６（ｃ）〜
（ｅ）は釘打設片１の部分を金属製部材により形成し、
強度、防火性等を強化した敷目板Ｂである。
防水片７ａを複数段形成し、防水性を強化した敷目板
Ｂ、図５（ａ）、（ｂ）は釘打設片１に軟質の合成樹脂
製の防水ヒレ１ａを形成した敷目板Ｂ、図６（ｃ）〜
（ｅ）は釘打設片１の部分を金属製部材により形成し、
強度、防火性等を強化した敷目板Ｂである。
【００１９】また図８（ｃ）〜（ｅ）はアルミニウム等
の押出品よりなる化粧キャップＣである。
の押出品よりなる化粧キャップＣである。
【００２０】さらに、図９（ａ）は出隅部、（ｂ）は入
隅部、（ｃ）は端部に使用するジョイナＡを示すもので
ある。また、図１に点線で示すようにコーキング材Ｆを
形成することもできる。
隅部、（ｃ）は端部に使用するジョイナＡを示すもので
ある。また、図１に点線で示すようにコーキング材Ｆを
形成することもできる。
【００２１】
【発明の効果】上述したように本発明に係る縦目地構造
によれば、金属製の化粧キャップが合成樹脂製の嵌合
部を有する敷目板を介して嵌合一体化するため、化粧キ
ャップと敷目板間の熱橋がなく、敷目板裏面の躯体内部
に結露が発生することがなく、躯体の腐食を防止でき
る。敷目板の嵌合部は合成樹脂製の押出品であるため
どんな形状でも形成でき、多数段の嵌合片および防水ヒ
レの形成が簡単である。敷目板には多数段の嵌合片を
形成したため、壁材厚さに対応して、その係合深さによ
り調整できる。敷目板の嵌合片と、金属製の化粧キャ
ップの係合爪の係合は確実かつ強固である。嵌合部と
ガイド片間に空隙を形成したため、ガイド片により浸入
を阻止された雨水が空隙を通って速やかに下方に流下す
るため、雨水が敷目板の嵌合溝内に浸入せず、金属製の
化粧キャップの係合部が雨水により錆びることがなく、
係合力を長期に亘って維持できる。等の特徴、効果があ
る。
によれば、金属製の化粧キャップが合成樹脂製の嵌合
部を有する敷目板を介して嵌合一体化するため、化粧キ
ャップと敷目板間の熱橋がなく、敷目板裏面の躯体内部
に結露が発生することがなく、躯体の腐食を防止でき
る。敷目板の嵌合部は合成樹脂製の押出品であるため
どんな形状でも形成でき、多数段の嵌合片および防水ヒ
レの形成が簡単である。敷目板には多数段の嵌合片を
形成したため、壁材厚さに対応して、その係合深さによ
り調整できる。敷目板の嵌合片と、金属製の化粧キャ
ップの係合爪の係合は確実かつ強固である。嵌合部と
ガイド片間に空隙を形成したため、ガイド片により浸入
を阻止された雨水が空隙を通って速やかに下方に流下す
るため、雨水が敷目板の嵌合溝内に浸入せず、金属製の
化粧キャップの係合部が雨水により錆びることがなく、
係合力を長期に亘って維持できる。等の特徴、効果があ
る。
【図１】本発明に係る縦目地構造の一実施例を示す断面
図である。
図である。
【図２】縦目地用ジョイナの構成部材である敷目板の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図３】縦目地用ジョイナの構成部材である金属製化粧
キャップの一例を示す斜視図である。
キャップの一例を示す斜視図である。
【図４】敷目板のその他の実施例を示す断面図である。
【図５】敷目板のその他の実施例を示す断面図である。
【図６】敷目板のその他の実施例を示す断面図である。
【図７】金属製化粧キャップのその他の例を示す斜視図
である。
である。
【図８】金属製化粧キャップのその他の例を示す斜視図
である。
である。
【図９】縦目地用ジョイナのその他の例を示す断面図で
ある。
ある。
Ａ 縦目地用ジョイナ Ｂ 敷目板 Ｃ 金属製の化粧キャップ Ｄ シート状物 Ｅ 乾式壁材 ３ 嵌合部 ７ ガイド片 ８ 空隙 １２ 係合部
Claims (1)
- 【請求項１】 横張り用の乾式壁材を長手方向に突き合
わせて形成する縦目地の構造において、水平面状の釘打
設片と、該釘打設片の中央部を上方に２本突出して垂直
片を形成し、該垂直片によって形成される断面略Ｕ字状
の嵌合溝と、該嵌合溝内側面に突出した複数段の嵌合片
とからなる合成樹脂製の嵌合部と、両釘打設片上に突出
すると共に、垂直片と間隙を有して形成したガイド片と
から形成した断面略逆Ｔ字状の敷目板と、長尺状の化粧
面部と該化粧面部の裏面中央に突設して形成した係合部
とから、断面略Ｔ字状に形成し、該係合部の両側、もし
くは一方に、外方に突出した係合爪を設けた金属製の化
粧キャップとからなり、前記敷目板の釘打設片の裏面を
壁下地に当接して固定し、該壁下地上に横張り用の乾式
壁材をガイド片の左右に配設、固定し、次に前記化粧キ
ャップの係合部を敷目板の嵌合溝に係合すると共に、係
合爪と嵌合片により係止し、乾式壁材の端部を被覆した
ことを特徴とする縦目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33002991A JPH05179792A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 縦目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33002991A JPH05179792A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 縦目地構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05179792A true JPH05179792A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18227984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33002991A Pending JPH05179792A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 縦目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05179792A (ja) |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP33002991A patent/JPH05179792A/ja active Pending
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