JP2507340B2 - 縦目地構造 - Google Patents

縦目地構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物に用いる乾式壁材(以下、単に
壁材という)の長手方向における突き合わせ、すなわち
縦目地部の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に金属板を表面材とし、合成樹脂発泡体を芯材と
し、シート状物を裏面材としてサンドイッチ構造に形成
した壁材、あるいは無機系の材料からなる壁材を用いて
横張り状に壁体を形成した際には、壁材の長手方向の突
き合わせによる継目、所謂縦目地が形成され、縦目地は
単に突き合わせ、縦目にコーキング材を植設する方法が
ある。しかしながら、コーキング材は耐候的変化、紫外
線劣化により、長期的に防水性、意匠性を保持すること
ができない欠点があった。さらに、芯材に合成樹脂発泡
体を用いた壁材は長手方向の端部が表面材である金属板
の変形が現れ易く、コーキング材の植設が容易でなかっ
た。また、無機系の材料からなる壁材は脆いため、壁材
の端部が欠けやすく、縦目地の美観性に欠ける不利があ
った。このため、縦目地に断面H字状のジョイナを使用
する方法がある。しかし、この方法においてはジョイナ
の両方に形成されているコ字状部分に壁材を差し込む必
要があり、この際に壁材の変形、破損およびジョイナ自
身の変形を招き、美観性、あるいは防水性に欠ける欠点
があった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような欠点を除去するため、水平部と嵌
合部から断面 状に形成した敷目板と、化粧面部と係合部とから断面T
字状に形成した化粧キャップの2部材から構成し、化粧
キャップと敷目板を組み合わせることにより断面をH字
状に形成する縦目地用ジョイナを用い、敷目板を固定し
た後、壁材を施工し、壁材を施工した後に敷目板の嵌合
部に化粧キャップの係合部を嵌合することにより施工を
容易にすると共に、敷目板の嵌合部には内方に突出した
嵌合爪を形成し、また、化粧キャップの係合部には外方
に突出した係合片を形成し、敷目板の嵌合爪と化粧キャ
ップの係合片の係合により離脱を防止し、かつ、化粧キ
ャップの化粧面部裏面と壁材端部の接触面に弾性、クッ
ション性、および防水性を有するゴム、エチレンプロピ
レンターポリマーからなる成形された弾性パッキング材
を植設し、防水性、気密性、施工性、意匠性を向上した
縦目地を形成する縦目地構造に関するものである。
〔発明の構成〕
以下に図面を用いて本発明に係る代表的な縦目地構造
について詳細に説明する。第1図は上記縦目地部を示す
断面図であり、Aは縦目地用ジョイナ(以下、単にジョ
イナという)、B、CはジョイナAを構成する敷目板と
化粧キャップ、Dは壁材である。さらに説明するとジョ
イナAは長尺状の金属板(カラー鋼板、アルミニウム
板、塩ビ鋼板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラ
ッド鋼板等)、合成樹脂板をロール成形、プレス成形、
押出成形、射出成形等によって第2図(a)、(b)に
示すように敷目板Bは水平部と嵌合部とから断面を
ほぼ 状に、また化粧キャップCは化粧面部と係合部とか
ら断面をほぼT字状に形成したものである。さらに説明
を加えると、敷目板Bは(a)図に示すように例えば約
2424〜3636mm位の長尺状で水平部と嵌合部とから構
成したものである。この水平部は嵌合部を中心とし
て両側方に突出した釘打設片2と、釘打設片2の端縁に
設けたはぜ状に屈曲した舌片3とから構成したものであ
る。この釘打設片2は敷目板Bを壁下地に釘等の固定具
を介して固定する部分である。また、嵌合部は水平部
のほぼ中央を上方に屈曲して形成した2本のガイド片
5と、両ガイド片5を内方に屈曲して断面略U字状に形
成した嵌合溝6と嵌合溝6内側面に突設した嵌合爪7と
から構成したものである。この嵌合部は後述する化粧
キャップCの係合部を嵌合する部分であり、嵌合爪7
は化粧キャップCの係合片11と組み合わさることにより
化粧キャップCが敷目板Bから離脱するのを防止するた
めのものである。なお、嵌合爪7は図示するように断面
をほぼ三角形状、あるいは図示しないが円弧状、台形状
等の任意に形成することができると共に、その形成範囲
は図示するように連続して形成したり、または図示しな
いが間隔をおいて形成したり、左右非対称に形成するこ
とも可能である。また、ガイド片5は化粧キャップCの
係合部を嵌合部に係合する際のガイド、および弾力
の付与と、壁材Dを施工する際の当接面および防水面と
して機能するものである。化粧キャップCは壁材Dの化
粧面および、断面形状によって定まるものであり、第3
図に示すような壁材Dを使用して壁体を形成する場合に
は第2図(b)に示すような化粧キャップCとなる。さ
らに詳説すると、化粧キャップCは壁材Dの化粧面D1
D3と同形状に形成した狭い幅の化粧面8a〜8cによりなる
化粧面部と、化粧面部裏面中央に長手方向に沿って
突設した係合部から形成したものであり、化粧面部
は第1図に示すように壁体の縦目地部において壁材Dの
端部を被覆し、意匠性、防水性を向上する部分である。
また、化粧面部の下端には壁材Dの段差片D4に対応し
た高さで屈曲した目地カバー片8dを形成して、壁材Dの
横目地部を被覆するものである。係合部は化粧面部
の裏面中央の突設可能な位置を、90°で長尺状、あるい
は図示しないが適宜間隔で屈曲した立上り部10と、立上
り部10の途中に外方に、前記敷目板Bの嵌合溝6に挿入
可能な形状で突設した係合片11とからなり、係合片11は
敷目板Bの嵌合爪7に係合され、化粧キャップCを壁材
D上に固定するためのもので、形状、幅、設置個数は任
意であり、連続状に形成することも可能である。防水片
12は、化粧面部の上端縁を上方に延長して形成し、お
もに横目地部の防水性の強化を図るものである。また立
上り部10の下端縁には、防水片12の長さに対応し切り欠
き部9aを設けるものである。13は弾性、クッション性、
および防水性を有するゴム、エチレンプロピレンターポ
リマーからなる成形された弾性パッキング材(以下、単
にパッキング材という)であり、壁材Dと面接触する下
縁8eに、化粧キャップCの長手方向に沿って植設するも
のであり、その素材としては、ゴム系、EPDM系の発泡体
からなる成形体であり、その裏面に合成樹脂系粘着剤、
またはブチルゴム系粘着剤を塗布したものからなるもの
である。なお、敷目板Bと化粧キャップCは同質の素
材、あるいは異質の素材で形成することが可能である。
ここで各部の寸法関係について簡単に説明する。いま
第1図、第2図(a)、(b)、および第3図に示すよ
うに縦目地γの幅をW1、敷目板Bのガイド片5間の幅を
W2、釘打設片2から嵌合爪7までの高さをh1、化粧キャ
ップCの化粧面部の幅をW3、化粧面部裏面から係合
片11までの高さをh2、目地カバー片8dの高さをh3、防水
片12の長さをl1、壁材Dの段差片D4の高さをh4、段差片
D4下端から係止溝条D5の最奥までの長さをl2、厚さを
d、壁材Dの端部から化粧面部端縁および圧縮された
パッキング材13端縁までの幅をそれぞれW4、W5とする
と、W1≒W2、W1+10〜50mm≒W3、W4≧W5、h1+h2≒d、
h3≒h4、l1≦l2の関係にある。この関係は化粧キャップ
Cを敷目板Bに押し込むと同時に係合片11が嵌合爪7に
組み合わさり、化粧面部の裏面の下縁8eに植設したパ
ッキング材13が確実に、壁材Dの化粧面D1〜D3および段
差片D4に面接触すると共に圧縮され、かつ、防水片12が
上段の壁材Dの係止溝条D5に挿入されて、意匠性、防水
性、係合力を強化した縦目地構造となるためのものであ
る。
〔施工例〕
次に第1図、第4図、第5図(第4図イ−イ線断面
図)、を用いて施工例について説明する。まず、間柱、
主柱、胴縁、防水シート等からなる壁下地Eのジョイナ
Aを用いる部分に敷目板Bの釘打設片2を釘Fを介し
て、固定する。次に壁材Dを順々に敷目板Bのガイド片
5の左右に当接し、壁下地E上に釘Fを介して固定して
土台から桁まで壁材Dを施工する。次に最下段の壁材D
より順次化粧キャップCの係合部を敷目板Bの嵌合部
に嵌合すると同時に、防水片12を上段の壁材Dの係止
溝条D5に挿入して、土台から桁まで、図示するような縦
目地を形成するものである。このようにしてジョイナA
によって縦目地を形成すると、釘打設片2の上部に化粧
面部が存在しないうちに釘等の固定具によって固定で
きるため、化粧面部と釘打設片2の幅関係を自由に設
定できる。また、化粧キャップCは壁体を形成した後
に、敷目板Bの嵌合部に係合するため、釘打設に伴う
打痕、損傷を受けることがない。さらに、化粧キャップ
Cは壁材Dの化粧面と対応した形状としたため、横張り
により形成される横目地のラインを分断することがな
く、意匠性に富んだ壁体を形成することが可能となる。
しかも、嵌合爪7と係合片11が確実に係止しあうため離
脱することがなく、パッキング材13が確実に化粧キャッ
プCと壁材D端部の隙間を閉鎖して防水性を大幅に向上
するものである。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係る縦目地構造の一実施例
にすぎず、敷目板Bを第6図(a)〜(r)、第7図
(a)〜(l)に示すように形成したり、化粧キャップ
Cを第8図(a)〜(q)〜第11図(a)〜(q)に示
すように形成することもできる。すなわち第6図(a)
〜(r)は敷目板Bの断面形状の変形例を示す正面図で
あり、(a)〜(c)図は嵌合爪7の形状を図示するよ
うに、三角形状、半円状、台形状等に形成した敷目板
B、(d)図は嵌合爪7を複数本設けた敷目板B、
(e)図は嵌合爪7を嵌合溝6の内側面中央部分に設け
た敷目板B、(f)図はガイド片5に突条5a、あるいは
溝条を形成して防水機能の強化を図った敷目板B、
(g)図は釘打設片2に突条2aを1本、あるいは複数本
設けて防水機能の強化を図った敷目板B、(h)図は舌
片3を上方に屈曲して形成した敷目板B、(i)、
(j)、(k)図は嵌合溝6の形状を図示するように形
成した敷目板B、(l)図はガイド片5を内方に傾斜し
て形成し、係合力を強化した敷目板B、(m)図はガイ
ド片5と釘打設片2との中間に防水溝条5bを形成した敷
目板B、(n)〜(p)図は図示するように板材の両端
が嵌合部側にくるようにして成形を容易にすると共
に、嵌合爪7を上部、中央部、下部に形成した敷目板
B、(q)図は釘打設片2にコーキング材14を植設して
防水機能を二重にした敷目板B、(r)図は敷目板Bを
2つに分割して形成し、施工時に1つの敷目板Bとして
機能するようにした敷目板Bである。また、第7図
(a)〜(l)は嵌合爪7を間隔をあけて形成した場合
であり、(a)、(b)はガイド片5を間隔を有して除
去して形成した嵌合爪7、(c)、(d)図は半球状あ
るいは長円状に打ち出して形成した嵌合爪7、(e)〜
(g)図は絞り加工によって形成した嵌合爪7、(h)
図は一辺を除いてほぼ三角形状に打ち抜くと共に、ガイ
ド片5とほぼ垂直になるように屈曲して形成した嵌合爪
7、(i)図は上辺、あるいは図示しないが下辺を除い
て四角形状に切り抜き、途中を屈曲して形成した嵌合爪
7、(j)、(k)図は下辺、あるいは上辺を除いて四
角形状に切り抜き、下方、あるいは上方に断面を楕円
状、三角形状等に屈曲して形成した嵌合爪7、(l)図
はガイド片5の上方を間隔を開けて切り込み、切り込ん
だ部分をはぜ状に屈曲して形成した嵌合爪7である。第
8図(a)〜(q)は化粧キャップCの化粧面部、お
よび係合部の変形例を示す断面図であり、(a)図は
立上り部10の片方にのみ係合片11を設けた化粧キャップ
C、(b)〜(d)図は係合片11を図示するように三角
形状、半円状、四角形状に形成した化粧キャップC、
(e)図は係合片11に安定面11aを設け、化粧キャップ
C装着後のガタを除去するように形成した化粧キャップ
C、(f)図は係合片11を切り出すことなく打ち出した
のみの化粧キャップC、(g)図は立上り部10の先端を
折り返すことにより係合片11を形成した化粧キャップ
C、(h)図は両立上り部10をいっしょに切り出して突
出させ係合片11を設けた化粧キャップC、(i)図は立
上り部10を傾斜して形成した化粧キャップC、(j)図
は縦目地γの幅に対応した幅で、下縁8eを屈曲した化粧
キャップC、(k)、(l)図は図示するように下縁8e
に突条、波条を形成した化粧キャップC、(m)図は化
粧面部の両側端を鈍角に屈曲し、側面化粧面8fを形成
した化粧キャップC、(n)図は化粧面部に溝条8g、
あるいは突条(図示せず)を、1本あるいは複数本設け
た化粧キャップC、(o)図は下縁8eの長さを異なるよ
うに形成した化粧キャップC、(p)図は係合片11を内
方に形成した化粧キャップC、(q)図は、片方のみの
下縁8eにより係合部を形成した化粧キャップCであ
り、それぞれ防水機能、係合力の強化、美観性、施工性
の向上を図った化粧キャップCである。第9図(a)〜
(q)は係合片11の変形例であり、(a)、(b)図は
絞り加工によって形成した係合片11、(c)、(d)図
は錐条に形成した係合片11、(e)、(f)図は打抜き
屈曲加工によって形成した係合片11、(g)図は立上り
部10の途中の一辺を除いて三角形状に打ち抜くと共に、
立上り部10とほぼ直角になるように屈曲して形成した係
合片11、(h)、(i)図は下辺を除いて四角形状に切
り抜き、下方に断面を三角形状、あるいは円弧状に屈曲
して形成した係合片11、(j)図は(h)、(i)図と
は逆に上辺を除いて四角形状に切り抜き、上方に断面を
ほぼ三角形状、あるいは図示しないが円弧状に屈曲して
形成した係合片11、(k)図は係合片11を立上り部10に
沿って長く切り出すことにより形成した係合片11、
(l)図は半球状あるいは長円状に形成した係合片11、
(m)図は立上り部10をく字状に屈曲することにより、
長尺状に形成した係合片11、(n)〜(q)図は、立上
り部10の先端に係合片11を設ける場合があり、(n)〜
(p)図は四角形状、台形状、半円状に形成した係合片
11、(q)図は、長尺状に形成した係合片11である。第
10図(a)〜(e)図は防水片12のその他の実施例であ
り、(a)図は舌片12aを設けた防水片12、(b)図は
防水片12の途中に凸条12bあるいは図示しないが凹条を
形成した防水片12、(c)図は波条に形成した防水片1
2、(d)図はコーキング材14を植設した防水片12、
(e)図は防水片12を目地カバー片8dと同じ高さに上方
に屈曲して形成した防水片12であり、それぞれ防水機能
の強化、安全性の向上を図った防水片12である。第11図
(a)〜(q)は化粧面部のその他の実施例であり、
(a)〜(h)図は1段に形成した化粧面部の変形
例、(i)〜(p)図は2段、あるいは図示しないが、
それ以上の段差を形成した化粧面部の変形例を示す化
粧キャップC、(q)図は段差を形成しないで長尺状に
形成した化粧キャップCである。なお、パッキング材13
は、化粧キャップCを取り付ける前記壁材D端部に植設
し、化粧キャップCに植設しなくすることも可能であ
り、勿論第6図〜第11図を各々組み合わせて、敷目板
B、化粧キャップCを形成して、縦目地構造を形成する
ことも可能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る縦目地構造によれば、ジ
ョイナの一部材である化粧キャップの化粧面部だ壁材の
端部を被覆するため、美観性に富んだ壁体を形成するこ
とができると共に横目地を分断することがない。しか
も、ジョイナを壁下地に固定する部分である敷目板と壁
材の端部を被覆する化粧キャップの2部材から構成した
ため、敷目板の釘打設が容易であり、施工性が向上す
る。また、敷目板、壁材を固定した後に化粧キャップを
取り付けるため、化粧キャップに無理な力がかからず、
壁材の表面に傷をつけることがなく、また、化粧キャッ
プの変形を防止することができる。しかも、化粧キャッ
プは敷目板に嵌合するだけで装着できるため、打痕、変
形が生じない特徴がある。その上、化粧キャップの係合
片と敷目板の嵌合爪、およびパッキング材のクッション
性によって係合力が強化され離脱することがなく、壁材
の化粧面に多少の凹凸があっても、防水性を低下させる
ことがない。防水片によって横目地部の防水性が確実と
なる。さらに、壁材をジョイナに挿入する必要がないた
め、壁材の寸法取りが簡単で、施工が容易となる。等の
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る縦目地構造の一実施例を示す断面
図、第2図(a)、(b)は本発明に係る縦目地を構成
するジョイナの構成部材である。敷目板と化粧キャップ
を示す斜視図、第3図は本発明に使用する壁材の一実施
例を示す斜視図、第4図は本発明に係る縦目地構造の一
実施例を示す一部切り欠き斜視図、第5図は第4図イ−
イ線における断面図、第6図(a)〜(r)、第7図
(a)〜(l)は上記敷目板のその他の実施例を示す正
面図、および敷目板の半分のみを示す斜視図、第8図
(a)〜(q)、第9図(a)〜(q)、第10図(a)
〜(e)、第11図(a)〜(q)は化粧キャップのその
他の実施例を示す断面図、一部抽出説明図、および説明
図である。 A……縦目地用ジョイナ、B……敷目板、C……化粧キ
ャップ、D……乾式壁材、……嵌合部、7……嵌合
爪、……係合部、11……係合片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横張り用の乾式壁材を長手方向に突き合わ
    せて形成する縦目地の構造において、水平面状の水平部
    と、該水平部の中央部を上方に2本突出してガイド片を
    形成し、該ガイド片によって形成される断面略U字状の
    嵌合溝と、該嵌合溝内側面に突出した嵌合爪から嵌合部
    を形成した断面略 状の敷目板と、前記壁材の化粧面木口形状に対応して形
    成した狭い幅の化粧面部と、該化粧面部下端には内方に
    屈曲した目地カバー片、上端には上方に突出した防水片
    を設け、前記化粧面部裏面中央には下方に突出すると共
    に、上記壁材の断面形状に対応した形状で形成した立上
    り部と、該立上り部に設け、かつ、外側方に前記嵌合溝
    に挿入可能に突設した連続状あるいは複数個からなる係
    合片とから係合部を形成して縦断面をT字状に形成した
    化粧キャップの2部材からなる縦目地用ジョイナを使用
    し、前記敷目板の水平部を壁下地に固定し、該壁下地上
    に横張り用の乾式壁材端部をガイド片の左右に配設固定
    し、前記化粧キャップの係合部を敷目板の嵌合部に嵌合
    すると共に、係合片と嵌合爪により係止し、かつ、乾式
    壁材端部と化粧キャップの化粧面部裏面間に弾性、クッ
    ション性、および防水性を有するゴム、エチレンプロピ
    レンターポリマーからなる成形された弾性パッキング材
    を連続状で形成したことを特徴とする縦目地構造。
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