JPH05169534A - 床材の熱転写方法 - Google Patents
床材の熱転写方法Info
- Publication number
- JPH05169534A JPH05169534A JP34313491A JP34313491A JPH05169534A JP H05169534 A JPH05169534 A JP H05169534A JP 34313491 A JP34313491 A JP 34313491A JP 34313491 A JP34313491 A JP 34313491A JP H05169534 A JPH05169534 A JP H05169534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- floor material
- heated
- flooring material
- rear surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写による床材の変形の発生をを防止す
る。 【構成】 押出機から連続的に押出される熱可塑性樹脂
製床材１の表面に加熱された熱転写ロール２により熱転
写フィルム３を押し当て、床材１の表面に連続的に模様
等を熱転写し、続いて床材の裏面を加熱する。
る。 【構成】 押出機から連続的に押出される熱可塑性樹脂
製床材１の表面に加熱された熱転写ロール２により熱転
写フィルム３を押し当て、床材１の表面に連続的に模様
等を熱転写し、続いて床材の裏面を加熱する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築資材等に用いられ
る熱可塑性樹脂製床材の表面に模様等を熱転写する方
法、特に残留歪みを除去した床材の熱転写方法に関す
る。
る熱可塑性樹脂製床材の表面に模様等を熱転写する方
法、特に残留歪みを除去した床材の熱転写方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】熱可塑性樹脂製床材は押出成形により連
続的に成形されており、熱転写フィルムを用いて装飾模
様等を熱転写することにより、床材の表面を加飾するこ
とが行われている。例えば、図３に示すように、押出機
１２の押出金型７から押出された熱可塑性樹脂製床材１
はサイジング装置８を経て引取機９に引取られ、印刷機
１０で表面に模様等が熱転写された後、切断機１１で切
断されている。印刷機１０では、図４に示すように、押
出機からサイジング装置、引取機を経てＸ方向に押出さ
れた板状の熱可塑性樹脂製床材１の表面に、加熱された
熱転写ロール２により熱転写フィルム３が押し当てら
れ、床材１の表面に連続的に模様等が熱転写されてい
る。熱転写された床材１はＹ矢印方向に送られ、切断機
で切断される。なお熱転写フィルム３は図示しないフィ
ルム送りロールによりｘ矢印の方向に送られ、熱転写後
不要となった離型紙４はｙ方向に送られ、図示しない巻
取軸に巻取られている。
続的に成形されており、熱転写フィルムを用いて装飾模
様等を熱転写することにより、床材の表面を加飾するこ
とが行われている。例えば、図３に示すように、押出機
１２の押出金型７から押出された熱可塑性樹脂製床材１
はサイジング装置８を経て引取機９に引取られ、印刷機
１０で表面に模様等が熱転写された後、切断機１１で切
断されている。印刷機１０では、図４に示すように、押
出機からサイジング装置、引取機を経てＸ方向に押出さ
れた板状の熱可塑性樹脂製床材１の表面に、加熱された
熱転写ロール２により熱転写フィルム３が押し当てら
れ、床材１の表面に連続的に模様等が熱転写されてい
る。熱転写された床材１はＹ矢印方向に送られ、切断機
で切断される。なお熱転写フィルム３は図示しないフィ
ルム送りロールによりｘ矢印の方向に送られ、熱転写後
不要となった離型紙４はｙ方向に送られ、図示しない巻
取軸に巻取られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで床材１は、加
熱された熱転写ロール２により床材の表面に熱転写フィ
ルム３が押し当てられ、床材１の表面に連続的に模様等
が熱転写されているので、床材１の表面のみが加熱され
ている。従ってこの熱転写された床材１は表面の残留歪
みが部分的に除去され、この床材１表面の残留歪みの部
分的除去により床材１が冷却され、製品とされたときに
変形が生じていた。このため機械的方法で矯正する等の
必要があった。
熱された熱転写ロール２により床材の表面に熱転写フィ
ルム３が押し当てられ、床材１の表面に連続的に模様等
が熱転写されているので、床材１の表面のみが加熱され
ている。従ってこの熱転写された床材１は表面の残留歪
みが部分的に除去され、この床材１表面の残留歪みの部
分的除去により床材１が冷却され、製品とされたときに
変形が生じていた。このため機械的方法で矯正する等の
必要があった。
【０００４】本発明は、上記の点に鑑み、熱転写による
床材の変形の発生をを防止する床材の熱転写方法を提供
することを目的とする。
床材の変形の発生をを防止する床材の熱転写方法を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の床材の熱転写方
法は、押出機から連続的に押出される熱可塑性樹脂製床
材の表面に、加熱された熱転写ロールにより熱転写フィ
ルムを押し当て、床材の表面に連続的に模様等を熱転写
し、続いて床材の裏面を加熱することを特徴とするもの
である。
法は、押出機から連続的に押出される熱可塑性樹脂製床
材の表面に、加熱された熱転写ロールにより熱転写フィ
ルムを押し当て、床材の表面に連続的に模様等を熱転写
し、続いて床材の裏面を加熱することを特徴とするもの
である。
【０００６】熱可塑性樹脂製床材としては硬質塩化ビニ
ル樹脂製等の床材を用いることができる。熱転写後に床
材を加熱する方法としては、熱風ブロアー、加熱ロール
等が好適に用いられる。
ル樹脂製等の床材を用いることができる。熱転写後に床
材を加熱する方法としては、熱風ブロアー、加熱ロール
等が好適に用いられる。
【０００７】
【作用】熱転写後に床材の裏面が加熱されるので、熱転
写時に加熱される床材表面と反対側の床材裏面の中に残
留する残留歪みも除去される。これにより熱転写時の加
熱に起因する床材の変形の発生が防止される。
写時に加熱される床材表面と反対側の床材裏面の中に残
留する残留歪みも除去される。これにより熱転写時の加
熱に起因する床材の変形の発生が防止される。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照しながら説明する。図１は
本発明の床材の熱転写方法の一実施例の側面図である。
本発明の床材の熱転写方法の一実施例の側面図である。
【０００９】５は床材１の加熱処理に用いられる熱風ブ
ロアーである。その他の設備は従来と同じ設備が用いら
れている。本発明の床材の熱転写方法は次のように行わ
れる。
ロアーである。その他の設備は従来と同じ設備が用いら
れている。本発明の床材の熱転写方法は次のように行わ
れる。
【００１０】押出機の押出金型よりサイジング装置、引
取機を経てＸ矢印方向に押出された板状の熱可塑性樹脂
製床材１は、加熱された熱転写ロール２により熱転写フ
ィルム３が床材１に押し当てられ、床材１の表面に連続
的に模様等が熱転写される。続いて熱風ブロアー５の熱
風により床材１の裏面が加熱され、次いでＹ矢印の方向
に床材１が送られ切断される。なお熱転写フィルム３は
図示しないフィルム送りロールによりｘ矢印の方向に送
られ、熱転写後不要となった離型紙４はｙ方向に送ら
れ、図示しない巻取軸に巻取られている。熱風ブロアー
５の熱風吹付けの位置は熱転写が終わり離型紙４が剥離
された位置より後方にある方が本体を変形させないので
よい。
取機を経てＸ矢印方向に押出された板状の熱可塑性樹脂
製床材１は、加熱された熱転写ロール２により熱転写フ
ィルム３が床材１に押し当てられ、床材１の表面に連続
的に模様等が熱転写される。続いて熱風ブロアー５の熱
風により床材１の裏面が加熱され、次いでＹ矢印の方向
に床材１が送られ切断される。なお熱転写フィルム３は
図示しないフィルム送りロールによりｘ矢印の方向に送
られ、熱転写後不要となった離型紙４はｙ方向に送ら
れ、図示しない巻取軸に巻取られている。熱風ブロアー
５の熱風吹付けの位置は熱転写が終わり離型紙４が剥離
された位置より後方にある方が本体を変形させないので
よい。
【００１１】図２は本発明の床材の熱転写方法の他の実
施例の側面図である。６は床材１の加熱処理に用いられ
る加熱ロールである。この場合には転写後加熱ロールに
より床材１の裏面が加熱される。
施例の側面図である。６は床材１の加熱処理に用いられ
る加熱ロールである。この場合には転写後加熱ロールに
より床材１の裏面が加熱される。
【００１２】
【発明の効果】熱転写後に床材の裏面が加熱されるの
で、熱転写時に加熱される床材表面と反対側の床材の裏
面の中に残留する残留歪みも除去される。これにより熱
転写時の加熱に起因する床材の変形の発生を防止するこ
とができ、床材の冷却中に機械的方法で矯正する等の必
要がなくなる。
で、熱転写時に加熱される床材表面と反対側の床材の裏
面の中に残留する残留歪みも除去される。これにより熱
転写時の加熱に起因する床材の変形の発生を防止するこ
とができ、床材の冷却中に機械的方法で矯正する等の必
要がなくなる。
【図１】本発明の床材の熱転写方法の一実施例の側面図
である。
である。
【図２】本発明の床材の熱転写方法の他の実施例の側面
図である。
図である。
【図３】従来の床材の熱転写方法の工程図である。
【図４】従来の床材の熱転写方法の側面図である。
１ 床材 ２ 熱転写ロール ３ 熱転写フィルム ４ 離型紙 ５ 熱風ブロアー ６ 加熱ロール
Claims (1)
- 【請求項１】 押出機から連続的に押出される熱可塑
性樹脂製床材の表面に、加熱された熱転写ロールにより
熱転写フィルムを押し当て、床材の表面に連続的に模様
等を熱転写し、続いて床材の裏面を加熱することを特徴
とする床材の熱転写方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34313491A JPH05169534A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 床材の熱転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34313491A JPH05169534A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 床材の熱転写方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05169534A true JPH05169534A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18359179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34313491A Pending JPH05169534A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 床材の熱転写方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05169534A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6675545B2 (en) | 1999-12-14 | 2004-01-13 | Mannington Mills, Inc. | Connecting system for surface coverings |
| US6761008B2 (en) | 1999-12-14 | 2004-07-13 | Mannington Mills, Inc. | Connecting system for surface coverings |
| US7211310B2 (en) | 1999-12-14 | 2007-05-01 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US7763345B2 (en) | 1999-12-14 | 2010-07-27 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US9222267B2 (en) | 2006-01-12 | 2015-12-29 | Valinge Innovation Ab | Set of floorboards having a resilient groove |
| US9249581B2 (en) | 2009-09-04 | 2016-02-02 | Valinge Innovation Ab | Resilient floor |
| US10059084B2 (en) | 2014-07-16 | 2018-08-28 | Valinge Innovation Ab | Method to produce a thermoplastic wear resistant foil |
| US10975580B2 (en) | 2001-07-27 | 2021-04-13 | Valinge Innovation Ab | Floor panel with sealing means |
| US11725395B2 (en) | 2009-09-04 | 2023-08-15 | Välinge Innovation AB | Resilient floor |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34313491A patent/JPH05169534A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10486399B2 (en) | 1999-12-14 | 2019-11-26 | Valinge Innovation Ab | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US6761008B2 (en) | 1999-12-14 | 2004-07-13 | Mannington Mills, Inc. | Connecting system for surface coverings |
| US6986934B2 (en) | 1999-12-14 | 2006-01-17 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US7169460B1 (en) | 1999-12-14 | 2007-01-30 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US7211310B2 (en) | 1999-12-14 | 2007-05-01 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US7419717B2 (en) | 1999-12-14 | 2008-09-02 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US7763345B2 (en) | 1999-12-14 | 2010-07-27 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US8021741B2 (en) | 1999-12-14 | 2011-09-20 | Mannington Mills, Inc. | Thermoplastic planks and methods for making the same |
| US6675545B2 (en) | 1999-12-14 | 2004-01-13 | Mannington Mills, Inc. | Connecting system for surface coverings |
| US10975580B2 (en) | 2001-07-27 | 2021-04-13 | Valinge Innovation Ab | Floor panel with sealing means |
| US9222267B2 (en) | 2006-01-12 | 2015-12-29 | Valinge Innovation Ab | Set of floorboards having a resilient groove |
| US10450760B2 (en) | 2006-01-12 | 2019-10-22 | Valinge Innovation Ab | Floorboards comprising a decorative edge part in a resilient surface layer |
| US9765530B2 (en) | 2006-01-12 | 2017-09-19 | Valinge Innovation Ab | Floorboards comprising a decorative edge part in a resilient surface layer |
| US11066836B2 (en) | 2006-01-12 | 2021-07-20 | Valinge Innovation Ab | Floorboards comprising a decorative edge part in a resilient surface layer |
| US11702847B2 (en) | 2006-01-12 | 2023-07-18 | Valinge Innovation Ab | Floorboards comprising a decorative edge part in a resilient surface layer |
| US9249581B2 (en) | 2009-09-04 | 2016-02-02 | Valinge Innovation Ab | Resilient floor |
| US11725395B2 (en) | 2009-09-04 | 2023-08-15 | Välinge Innovation AB | Resilient floor |
| US10059084B2 (en) | 2014-07-16 | 2018-08-28 | Valinge Innovation Ab | Method to produce a thermoplastic wear resistant foil |
| US10493731B2 (en) | 2014-07-16 | 2019-12-03 | Valinge Innovation Ab | Method to produce a thermoplastic wear resistant foil |
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