JPH0516788B2 - - Google Patents

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JPH0516788B2
JPH0516788B2 JP60212087A JP21208785A JPH0516788B2 JP H0516788 B2 JPH0516788 B2 JP H0516788B2 JP 60212087 A JP60212087 A JP 60212087A JP 21208785 A JP21208785 A JP 21208785A JP H0516788 B2 JPH0516788 B2 JP H0516788B2
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JP
Japan
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signal
recording medium
rotating
circuit
recording
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JP60212087A
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JPS6273882A (ja
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Kyotaka Kaneko
Izumi Myake
Kazuya Oda
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to EP19860112850 priority patent/EP0220466A1/en
Publication of JPS6273882A publication Critical patent/JPS6273882A/ja
Publication of JPH0516788B2 publication Critical patent/JPH0516788B2/ja
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/2104Intermediate information storage for one or a few pictures
    • H04N1/2112Intermediate information storage for one or a few pictures using still video cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は映像信号の回転記録媒体記録装置、よ
り具体的には、固体撮像素子などの撮像装置で被
写体を撮影しその映像信号を磁気デイスクなどの
回転記録媒体に記録する電子スチルカメラや、ビ
デオメモリから映像信号を読み出して回転記録媒
体に記録する映像信号記録装置などの映像信号の
回転記録媒体記録装置に関する。
背景技術 最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、
記録媒体として安価で比較的記憶容量の大きな磁
気デイスクなどの回転磁気記録媒体を用いた記録
装置とを組み合せ、被写体を純電子的にスチル撮
影して回転磁気記録媒体に記録し、画像の再生は
別段のテレビジヨンシステムやプリンタなどで行
なう電子スチルカメラシステムが開発されてい
る。
このような回転記録媒体は、所定の回転速度で
定常的に回転してはじめて良好な記録が行なわれ
る。従来実用化されている種類の電子スチルカメ
ラシステムには、コアに位相発生器(PG)が設
けられた磁気デイスクを使用し、磁気デイスクの
1回転ごとに1つの位相パルスが得られるように
構成されたものがある。この位相パルスは装置の
様々な制御用途に使用されるが、その1つに、こ
れを用いて磁気デイスクの回転サーボ、すなわち
その回転速度や回転位相を制御するものがある。
カメラとして扱いやすいハンデイな装置を構成
するためには、電源として小型の電池を使用し、
その無駄な電力消費は極力避けるように装置を構
成することが有利である。そこで、従来実用化さ
れている種類の電子スチルカメラには、装置の遊
休状態では電源をオフにし、シヤツタレリーズボ
タンの操作で回転記録媒体の駆動(スピンドル)
モータを起動するように構成されたものがある。
しかしこの駆動モータの回転制御は、前述のよう
に位相パルスの周期がデイスクの1回転に等し
く、比較的長いため、安定した定常回転状態に達
するまで時間がかかる。したがつて、撮影情景に
好適な撮影タイミング、すなわちシヤツタチヤン
スを逃す恐れがある。
そこで、特開昭60−29096に記載の電子カメラ
では、磁気デイスク駆動モータのサーボ制御にこ
のような位相パルスを使用せず、駆動モータに結
合された周波数発生器(FG)から得られ位相パ
ルスより周期の短い周波数信号を利用し、安定し
た定常回転に迅速に到達するように構成されてい
る。更に上記公開公報に記載のシステムは、撮影
に好適なタイミングを逃さないために、デイスク
が定常回転に達しないうちのシヤツタレリーズを
許容して撮像素子に露光し、定常回転に達したの
ち撮像素子から映像信号を出力させるように構成
されている。
このような磁気デイスクの再生装置で磁気ヘツ
ドのトラツキング後速やかに同期のとれた映像を
再生させるために、各トラツクにおける1フイー
ルドの映像信号の記録開始位置、すなわち垂直同
期信号の記録位置は、PG信号の発生位置から所
定の範囲内に含まれるのが有利である。電子スチ
ルカメラに用いられる通常の記録フオーマツト規
格では、これがPG発生位置から7H±2Hだけ進
んだ範囲内に定められている。
上記公開公報のシステムように、シヤツタレリ
ーズ操作にて磁気デイスク駆動用モータを起動し
てFG信号でPLLサーボをかけ、撮像素子から映
像信号を読み出して磁気デイスクに記録するため
の同期信号発生器はPG信号でリセツトし、これ
によつてPG信号に同期して映像信号の読出しと
記録を行なう方式がある。この方式の従来の装置
では、PLLサーボをかけて得られる磁気デイス
クの定常回転の許容範囲が所定の範囲、たとえば
±2Hに定められ、同期信号発生器のリセツトは
位相誤差0となるタイミングまで待つて行なう必
要があつた。しかし、位相誤差が0に収束するま
でにはかなりの時間を要する。
そこで、このような速度制御のロツク範囲を前
述の範囲より小さな範囲、たとえば±1Hに設定
し、モータの回転速度がこのロツク範囲に含まれ
るようになると同時に同期信号発生器をリセツト
する方式があつた。この方式では、7H±2Hなる
記録フオーマツトは維持されるが、ロツク範囲が
せばまるので、ロツク状態に達するまでの時間が
長くなつてしまう。しかもその中央、すなわち
PG信号の位置から7Hの位置で同期信号発生器の
リセツトを行なうことができない欠点があつた。
目 的 本発明はこのような問題に鑑み、回転記録媒体
の回転起動後迅速に、適切な位相で映像信号を記
録することができる映像信号の回転記録媒体記録
装置を提供することを目的とする。
発明の開示 本発明によれば、起動指示に応動して回転記録
媒体を回転させ、定常状態では回転記録媒体を所
定の範囲内の回転速度で回転させる回転制御手段
と、回転する回転記録媒体に映像信号を記録する
記録手段と、回転記録媒体の回転における基準位
置を検出して第1の信号を発生する基準位置検出
手段と、第1の信号に対して選択可能な2つのタ
イミングで前記記録手段を制御し、回転記録媒体
に映像信号を記録させる記録制御手段と、基準信
号に対する第1の信号の遅進を判定して2つのタ
イミングのいずれか一方を選択するタイミング選
択手段とを有し、回転制御手段は、回転記録媒体
の回転速度が前記所定の範囲内にあることを検出
して第2の信号を発生し、タイミング選択手段
は、第1の信号が進んでいるときは2つのタイミ
ングのうち早い方を選択し、遅れているときは遅
い方を選択し、記録制御手段は、第2の信号の発
生後の第1の信号を受けて前記選択されたタイミ
ングで映像信号の記録を行なう映像信号の回転記
録媒体記録装置が提供される。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明による映像信号
の回転記録媒体記録装置の実施例を詳細に説明す
る。
第1図を参照すると、本発明を電子スチルカメ
ラに適用した実施例は、被写体像を結像する撮影
レンズ系10、絞り12および光学シヤツタ14
を含む撮像光学系24を有する。この撮像光学系
24は制御回路20に接続されている。制御回路
20は露光制御に関しては、その光路に配設され
た測光素子16と、シヤツタレリーズボタン22
に応動するスイツチSW2と、同期信号発生器1
8とに応動してシヤツタ14および絞り12を制
御する制御回路である。
シヤツタレリーズボタン22は、本実施例では
2段ストローク動作し、その最初の行程でスイツ
チSW1が閉成して回路系電源76が応動し、本
装置の各部に電源が投入される。これによつて、
後述するサーボ回路50は、回転記録媒体として
の磁気デイスク42の駆動モータ44を起動す
る。さらに、ボタン22の次段の行程で制御回路
20は、シヤツタレリーズ、撮影、記録を行なう
よう動作する。このような構成によつて、電池な
どの電源の電力浪費を回避するように構成されて
いる。
光学系24の焦点面には、たとえばCCDなど
の2次元撮像セルアレイ28を有する固体撮像素
子26が配設されている。固体撮像素子26は、
同期信号発生回路18から制御線30を通して送
られる垂直同期信号や水平同期信号などを含む駆
動信号に応動して、その撮像面28に結像された
被写体像に応じた映像信号を蓄積し、これを出力
32に直列信号として出力するものである。
撮像素子26の出力32は記録信号処理回路3
4に接続されている。これは、同期信号発生回路
18から制御線36を通して送られる垂直同期信
号や水平同期信号などを含む駆動信号と後述の位
相パルスPGとに応動し、更に制御回路20から
制御線35を通して送られる記録指示信号に応動
して、ラスタ走査により固体撮像素子26から出
力された映像信号を周波数変調し、所定のフオー
マツトの変調映像信号として出力37に出力する
回路である。この出力37は、記録増幅器38を
介して磁気記録ヘツド40に接続されている。
磁気記録ヘツド40は、点線92で概念的に示
すヘツド移送機構に担持され、ヘツド移送回路9
0によつて磁気デイスク42の空きトラツク上に
移送されこれに映像信号を記録する磁気変換素子
である。ヘツド移送回路90は、制御回路20に
よつて制御される。磁気デイスク42はコア48
を有し、コア48はスピンドルモータ44によつ
て駆動される回転軸46に着脱可能に装着され、
モータ44、周波数発生器(FG)54およびサ
ーボ回路50によつて所定の方向に定常回転す
る。
磁気デイスク42は、たとえば直径47mm程度の
小径の磁気記録シートにトラツクピツチが100μm
程度で、すなわちトラツク幅が50〜60μm程度、
ガードバンド幅が50〜40μm程度で50本のトラツ
クが記録されるものが使用される。モータ44
は、磁気デイスク42をたとえば毎分3600回転の
所定の回転速度で定速回転させ、これによつてフ
イールドまたはフレーム速度で映像信号の記録が
可能となる。
コア48には、デイスク42の1回転につき所
定の基準回転位相(角度)で1つの位相パルス
PGを発生するための位相発生器52が設けられ
ている。コア48の近傍には、検出コイル56が
配設され、これはコイル56の近傍を位相発生器
52が通過するときに信号線58に位相パルス
PGを出力する検出器である。この信号線58は、
制御回路20、信号処理回路34、ANDゲート
60の一方の入力、および位相検出回路130に
接続されている。
サーボ回路50は、接続線62にモータ44の
駆動電流を供給し、周波数発生器54が信号線6
4に発生する周波数信号FGと、信号線66に基
準発生回路68から受ける基準クロツクCLK1
に応じてモータ44の回転速度と回転位相を制御
する位相同期ループ(PLL)を有するモータ制
御回路である。モータ44の回転速度のサーボ制
御は、周波数信号FGをそれに対応する電圧信号
に変換し、目標回転速度に対する実際の回転速度
の差が大きいときは大きな駆動電圧を発生し、小
さいときは小さな駆動電圧を発生するようにして
行なわれる。本実施例の場合、目標回転速度は
3600rpmであり、周波数信号FGは、モータ44
の1回転当り20パルスを含む。位相サーボ制御
は、周波数信号FGの基準クロツクCLK1に対す
る位相差に応じたモータ駆動電圧を発生して、こ
の差が実質的に0になるように行なわれる。
PLL制御回路としては、たとえば東芝製モデル
TC9142Pなどのモータ制御用集積回路が有利に
適用される。
周波数発生器54は本実施例では、信号FGの
繰返し周波数が映像信号のカラー副搬送波の周波
数の整数分の1で、位相パルスPGのそれより十
分に高い、たとえば20倍程度高い値をとるように
設定されている。
基準発生回路68は、安定した周波数のクロツ
クを発生する水晶発振素子70を有し、これを逓
降して14.3MHzの基準クロツクCLK2と、さらに
これを分周してカラー副搬送波に相当する周波数
(3.58MHz)のCLK1をそれぞれ出力72および
66に発生する回路である。
サーボ回路50はロツク検出回路100を有す
る。ロツク検出回路100は、基準クロツク
CLK1によつて周波数信号FGの周期ないしは周
波数を計数し、モータ44が所定の回転速度を所
定の許容範囲で維持している。すなわち「ロツ
ク」状態にあるか否かを検出する回路である。モ
ータ44の回転速度が所定のロツク範囲に含まれ
ているときは、出力74が高レベルにセツトされ
る。所定のロツク範囲は、たとえば所定の定速回
転速度3600rpmを中心として、たとえば±2H期
間に相当する範囲程度に設定するのが有利であ
る。
ロツク検出回路100の出力74は、フリツプ
フロツプ76のセツト入力Sと、インバータ78
を通して単安定回路(MM)80に接続されてい
る。後者の出力82は、圧電素子などの可聴信号
発生器84に接続され、ロツク検出回路100の
出力74が高レベルから低レベルになると所定の
期間発生器84が付勢され、これから可聴警報が
出力される。なお可聴警報の代りに、またはこれ
に加えて、可視表示が出力される可視表示器を用
いてもよい。
一方このロツク信号75は制御線91を介して
制御回路20にも供給される。
フリツプフロツプ76のQ出力85はADNゲ
ート60の別の入力に接続され、後者の出力86
は、フリツプフロツプ76のリセツト入力Rと、
リセツト回路132の入力に接続されている。リ
セツト回路132の他の入力134には、飛越し
信号Aにて示すように、位置検出器130の出力
が接続されている。リセツト回路132の出力1
36は同期信号発生回路18のリセツト入力に接
続されている。
位置検出回路130には、飛越し信号Bで示す
ように、クロツクCLK1が基準発生器68から
供給される。位置検出器130は、位相パルス
PGがクロツクCLK1に基づく所定の基準位相に
対して進んでいるか遅れているか、すなわち磁気
デイスク42の回転位相の遅進を検出する回路で
ある。それについては後に詳述する。
リセツト回路132は、同期信号発生回路18
を適切なタイミングでリセツトする回路である。
本実施例では、位相パルスPGの生起から5Hまた
は9H期間経過の2種類のタイミングで同期信号
発生器18をリセツトするように構成されてい
る。これらの2種類のタイミングのいずれが選択
されるかは、位置検出回路130によつて制御さ
れる。それについては後に詳述する。
この構成からわかるように、ロツク検出回路1
00の出力74が高レベルになると、すなわちロ
ツク検出信号75が出力されると、フリツプフロ
ツプ76がセツトされ、ANDゲート60の一方
の入力85が付勢される。したがつて、それ以降
にコイル56が最初に検出した位相パルスPGが
ゲート60を通過し、リセツト回路132で規定
される所定のタイミングでリセツトパルス88と
して同期信号発生回路18に入力され、同回路1
8がリセツトされる。
同期信号発生回路18は、クロツク入力72の
基準クロツクCLK2から様々な周期的制御信号
を作成し、それらを出力30および36に出力す
る回路である。たとえば、出力30には撮像素子
26の各撮像セルを駆動して蓄積電荷を出力させ
る15.7KHzの画素クロツクや、同期信号などを含
むセンサ駆動信号が出力される。また出力36に
は、記録信号処理回路34を制御する記録制御信
号や、60Hzの垂直同期信号および水平同期信号な
どの同期信号が出力される。
同期信号発生回路18は、リセツトパルス88
によつて初期状態にリセツトされる。したがつ
て、リセツトの時点を確定させれば、以降、その
確定した位相で所定の周期で様々な制御信号を出
力することができる。これらの制御信号や同期信
号は、本実施例では、位相パルスPGから、リセ
ツト回路132で選択された期間、すなわち5H
または9H期間経過後に垂直同期信号が位置し、
そこから1単位、たとえば1フイールド(1V)
の静止画映像信号がデイスク42の1つのトラツ
クに記録されるように、制御線30および36に
出力される。したがつて、磁気デイスク42の回
転に大幅な変動がないかぎり、以降の垂直同期信
号は、位相パルスPGに実質的に5Hまたは9Hの
遅延をもつて同期して発生することになる。この
同期信号発生回路18は、たとえば松下電器産業
製モデルMN6064などが有利に適用される。
第2図を参照すると、位相検出器130、リセ
ツト回路132およびそれに関連する回路の構成
例が示されている。基準発生器68の出力66は
分周器140に接続されている。分周器140
は、基準発生器68のクロツクCLK1を受け、
これを1/16に分周したクロツクCKを出力142
に、また、さらに分周してフイールド周波数60Hz
に等しい周波数の基準信号REFを出力144に
それぞれ出力するる分周回路である。クロツク
CKは、遅延回路146およびカウンタ148に
供給される。また基準信号出力144はカウンタ
148の計数開始入力STに接続されている。
遅延回路146には信号線58の位相パルス
PGが入力される。遅延回路146は、位相パル
スPGを所定の期間、本実施例では15H遅延させ
て出力148に出力させる回路であり、本実施例
では、入力142に与えられるクロツクCKを計
数する8ビツトの2進カウンタで構成されてい
る。その出力148はカウンタ148の計数停止
入力SPに接続されている。
第3図に示すように、カウンタ148は、入力
STの基準信号REFの立上りに応動してクロツク
CKの計数動作を開始し、入力SPの遅延したPG
パルスの立上りに応動して計数動作を停止する8
ビツト2進カウンタである。したがつて、カウン
タ148が計数を開始してからフルカウントに達
するには15H期間を要する。その8ビツト出力1
50はデイジタル・アナログ変換器(DAC)1
52に接続され、8ビツトデータの値に対応する
アナログ信号APCに変換される。このアナログ
信号APCは、出力154に出力され、サーボ回
路50におけるモータ44の位相制御に使用され
る。
カウンタ148の計数値の最上位桁MSB出力
156は、切換えスイツチ158の制御に使用さ
れる。切換えスイツチ158は、ANDゲート6
0の出力86を2つの遅延回路160および16
2の1の入力164および166のいずれかに択
一的に接続する選択回路である。カウンタ148
の出力156が高レベルのとき、すなわちカウン
タ148の計数値のMSB桁が「1」のとき、
ANDゲート60の出力86が遅延回路162の
入力166に、「0」のとき、遅延回路160の
入力164に接続される。なお、前述のようにカ
ウンタ148が計数を開始してからフルカウント
に達するには15H期間を要するように構成されて
いるので、そのMSB桁が「1」になるには7H期
間を要する。
遅延回路160は5H期間に実質的に等しい遅
延時間を有し、遅延回路162は9H期間に実質
的に等しい遅延時間を有する。これらの遅延時間
は、位相パルスPGの発生から7H期間遅れた時点
を基準とした±2H期間の許容範囲に対応してい
る。つまり、通常の電子スチルカメラに用いられ
る磁気デイスクのフオーマツト規格では、所定の
速度で定常回転している磁気デイスク42の位相
パルスPGの発生から7H期間経過した時点で同期
信号発生回路18をリセツトするが、その許容誤
差範囲は±2Hである。遅延回路160および1
62はこの許容誤差範囲の上限と下限をそれぞれ
規定している。
遅延回路160および162は、それらの入力
164および166にパルスが入力されてから所
定の遅延時間経過後その出力164および166
に立下りパルスを出力する。これらの出力は2入
力ANDゲート168の両入力に接続され、AND
ゲートの出力が同期信号発生回路18の入力13
6に接続されている。したがつて、ANDゲート
60の出力86からいずれかの遅延回路160ま
たは162にパルスが入力されると、遅延回路1
60または162に設定された遅延時間の経過の
のち、遅延回路160または162からANDゲ
ート168を通してリセツトパルス88が同期信
号発生回路18のリセツト入力136に入力さ
れ、同回路18がリセツトされる。
動作を説明する。シヤツタレリーズボタン22
を操作してスイツチSW1が閉成し、モータ44
が駆動され、磁気デイスク42の回転が所定の回
転速度に近づく。第3図に示すように、カウンタ
148は、基準信号REFの立上りで起動され、
15H遅延した位相パルスSPの立上りで計数を停
止する。そこで、第3図の左半分に示すように、
基準信号REFの立上りよりパルスSPの立上りが
7H期間以上遅れていると、カウンタ148の
MSB出力156が「1」になり、スイツチ15
8が図示と反対の接続状態に切り換わる。したが
つてANDゲート60の出力86が遅延回路16
2に入力され得ることになる。しかし、第4図の
左半分に示すように、基準信号REFの立上りよ
りパルスSPの立上りが7H期間以内で遅れている
と、カウンタ148のMSB出力156が「0」
のままであり、スイツチ158が図示の接続状態
を維持する。したがつてANDゲート60の出力
86が遅延回路160に入力され得ることにな
る。
第3図に示すように、遅延したパルスSPの基
準信号REFに対する遅れが7H期間以上あり、ス
イツチ158が遅延回路162の側に接続されて
いるとする。このとき、ロツク検出回路100に
てモータ44の回転速度がロツク範囲に突入した
ことが検出されると、その検出信号75によつて
ゲート60の一方の入力85が付勢される。これ
は、モータ44の回転速度を目標回転速度
3600rpmに向かつて本実施例では2H期間に相当
する位相だけ遅れた側からロツク範囲に引き込ん
だことを意味する。そこで、同図の中央部分に示
すように、次の位相パルスPGが生起すると、
ANDゲート60の入力58も付勢されるので、
その出力86が有意の状態になり、これによつて
遅延回路162は9H期間経過後に負のパルスを
出力166に出力する。これは、ANDゲート1
68を通過してリセツトパルス88として同期信
号発生回路18の入力136に供給され、同回路
18をリセツトする。このように遅延したパルス
SPの基準信号REFに対する遅れが7H期間以上あ
るときは、同期信号発生回路18は、位相パルス
PGから9H期間経過後にリセツトされる。したが
つて同期信号発生回路18は以降、位相パルス
PGに対してこの位相差9Hで垂直同期信号
VSYNCなどの同期信号を信号線30および36
に出力することになる。
同様に第4図に示すように、遅延したパルス
SPの基準信号REFに対する遅れが7H期間以下で
あり、スイツチ158が遅延回路162の側に接
続されているとする。このとき、ロツク検出回路
100にてモータ44の回転速度がロツク範囲に
突入したことが検出されると、その検出信号75
によつてゲート60の一方の入力85が付勢され
る。これは、モータ44の回転速度を目標回転速
度3600rpmに向かつて本実施例では2H期間に相
当する位相だけ進んだ側からロツク範囲に引き込
んだことを意味する。そこで、同図の中央部分に
示すように、次の位相パルスPGが検出されると、
ANDゲート60の入力58も付勢されるので、
その出力86が有意の状態になり、これによつて
遅延回路160は5H期間経過後に負のパルスを
出力166に出力する。これは、ANDゲート1
68を通過して同期信号発生回路18をリセツト
する。このように遅延したパルスSPの基準信号
REFに対する遅れが7H期間以下であるときは、
同期信号発生回路18は、位相パルスPGから5H
期間経過後にリセツトされる。したがつて同期信
号発生回路18は以降、位相パルスPGに対して
この位相差5Hで垂直同期信号VSYNCなどの同
期信号を信号線30および36に出力することに
なる。こうして位相パルスPGから5Hまたは9H
期間の経過後に同期信号発生回路18がリセツト
された後も、サーボ回路50は周波数信号FGに
基づいてモータ44の回転の速度サーボおよび位
相サーボ制御を続ける。したがつてモータ44の
回転位相は、垂直同期信号VSYNCに対して位相
パルスPGが7H期間に相当する位相だけ進んだ位
置に速やかに収束する。
本実施例ではこのように、スピンドルモータ4
4の速度制御については位相パルスPGに対して
7H±2Hなるロツク範囲が設定され、ロツク状態
において基準信号に対する磁気デイスク42の位
相の遅進に応じて位相パルスPGの検出から9H期
間経過後または5H期間経過後に同期信号発生回
路18をリセツトするように構成している。した
がつて、ロツク範囲をせばめることなく、位相パ
ルスPGに対して所定の位相範囲で同期信号発生
回路18をリセツトすることができるので、磁気
デイスク42の回転起動後迅速に、適切な位相で
映像信号を記録することができる。
なお、ここで説明した実施例は本発明を説明す
るためのものであつて、本発明は必ずしもこれに
限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱す
ることなく当業者が可能な変形および修正は本発
明の範囲に含まれる。たとえば上述の実施例は、
電子スチルカメラであつたが、本発明は、たとえ
ばビデオメモリに蓄積されている映像信号データ
をそれから読み出して磁気デイスクまたは光デイ
スクなどの回転記録媒体に記録する記録装置にも
有利に適用される。
効 果 このように本発明によれば、回転記録媒体の回
転速度制御については、その基準位相に対する所
定のロツク範囲が設定され、ロツク状態において
基準信号に対する位相の進み、遅れに応じて、基
準位相に対する同期信号発生までの期間を調整す
るように同期信号発生回路のリセツトを制御して
いる。したがつて、ロツク範囲をせばめることな
く、基準位相に対して所定の範囲内で同期信号発
生器をリセツトすることができるので、回転記録
媒体の回転起動後迅速に、適切な位相で映像信号
を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を電子スチルカメラに適用した
実施例を示すブロツク図、第2図は、第1図に示
す実施例の位相検出器、リセツト回路およびそれ
に関連する回路の構成例を示すブロツク図、第3
図および第4図は、第2図に示す回路の各部に現
われる信号波形を示すタイミング図であり、第3
図は磁気デイスクの回転位相が基準時点に対して
遅れている場合、第4図は進んでいる場合を示
す。 主要部分の符号の説明、18……同期信号発生
回路、26……撮像素子、42……磁気デイス
ク、44……スピンドルモータ、50……サーボ
回路、54……周波数発生器、100……ロツク
検出回路、130……位相検出回路、132……
リセツト回路、158……切換えスイツチ、16
0,162……遅延回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 起動指示に応動して回転記録媒体を回転さ
    せ、定常状態では該回転記録媒体を所定の範囲内
    の回転速度で回転させる回転制御手段と、 前記回転記録媒体に記録すべき映像信号の速度
    を規定する基準信号を発生する基準信号発生手段
    と、 前記基準信号に対応して前記回転する回転記録
    媒体に映像信号を記録する記録手段と、 該回転記録媒体の回転における基準位置を検出
    して第1の信号を発生する基準位置検出手段と、 第1の信号に対して選択可能な2つのタイミン
    グで前記記録手段を制御し、該回転記録媒体に映
    像信号を記録させる記録制御手段と、 前記基準信号に対する第1の信号の遅進を判定
    して前記2つのタイミングのいずれか一方を選択
    するタイミング選択手段とを有し、 前記回転制御手段は、 前記回転記録媒体の回転速度に応じた周波数で
    周波数信号を発生する周波数信号発生手段と、 該周波数信号に応じて前記回転記録媒体の回転
    速度を前記所定の範囲内の回転速度に速度サーボ
    制御し、前記周波数信号の位相を所定の範囲内に
    位相サーボ制御するサーボ制御手段と、 前記回転記録媒体の回転速度が前記所定の範囲
    内にはいつた時点を検出して第2の信号を発生す
    るロツク検出手段とを有し、 前記タイミング選択手段は、第1の信号が進ん
    でいるときは前記2つのタイミングのうち早い方
    を選択し、遅れているときは遅い方を選択し、 前記記録制御手段は、前記起動指示に応動して
    前記回転記録媒体を回転させた後、前記ロツク検
    出手段が第2の信号を発生すると、その発生後の
    第1の信号を受けて前記選択されたタイミングで
    前記映像信号の記録を行なうことを特徴とする映
    像信号の回転記録媒体記録装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記早い方のタイミングは前記所定の範囲の上限
    に対応し、前記遅い方のタイミングは該所定の範
    囲の下限に対応することを特徴とする回転記録媒
    体記録装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    該装置は、 被写体像を撮影して該被写体像に対応した映像
    信号を蓄積する撮像手段を有し、 該撮像手段は、起動指示に応動して前記選択さ
    れたタイミングで該映像信号を前記記録手段に供
    給することを特徴とする回転記録媒体記録装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記回転記録媒体は磁気デイスクを含み、前記記
    録手段は該磁気デイスクに映像信号を記録するこ
    とを特徴とする回転記録媒体記録装置。
JP60212087A 1985-09-27 1985-09-27 映像信号の回転記録媒体記録装置 Granted JPS6273882A (ja)

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JP60212087A JPS6273882A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 映像信号の回転記録媒体記録装置
EP19860112850 EP0220466A1 (en) 1985-09-27 1986-09-17 Apparatus for recording video signals on rotary recording medium with appropriate angular phase in rapid response to start of rotation

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JPH0516788B2 true JPH0516788B2 (ja) 1993-03-05

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EP0220466A1 (en) 1987-05-06
JPS6273882A (ja) 1987-04-04

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