JPH05162594A - 自動車のバンパ構造 - Google Patents
自動車のバンパ構造Info
- Publication number
- JPH05162594A JPH05162594A JP35350291A JP35350291A JPH05162594A JP H05162594 A JPH05162594 A JP H05162594A JP 35350291 A JP35350291 A JP 35350291A JP 35350291 A JP35350291 A JP 35350291A JP H05162594 A JPH05162594 A JP H05162594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- automobile
- reinforcing member
- present
- bumper structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体重量および製造コストを増大させること
無く、バンパ補強部材の強度を高めることができる自動
車のバンパ構造を提供することを目的とする。 【構成】 フロントパネル12とリヤパネル13とから
成るバンパ補強部材14をバンパステー15によって支
える自動車10のバンパ構造において、リヤパネル13
に穴16を開け、該穴を通してバンパステー15の前端
部15aをフロントパネル12に溶着した構成としてい
る。
無く、バンパ補強部材の強度を高めることができる自動
車のバンパ構造を提供することを目的とする。 【構成】 フロントパネル12とリヤパネル13とから
成るバンパ補強部材14をバンパステー15によって支
える自動車10のバンパ構造において、リヤパネル13
に穴16を開け、該穴を通してバンパステー15の前端
部15aをフロントパネル12に溶着した構成としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のバンパ構造に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図10に示すように、バンパ
1のバンパ補強部材2をバンパステー3によって支える
自動車のバンパ構造がある。
1のバンパ補強部材2をバンパステー3によって支える
自動車のバンパ構造がある。
【0003】このようなバンパ構造では、前方から衝撃
を受けた場合、図10に二点鎖線で示すように、バンパ
補強部材2のバンパステー取付部2aが座屈変形する虞
があった。
を受けた場合、図10に二点鎖線で示すように、バンパ
補強部材2のバンパステー取付部2aが座屈変形する虞
があった。
【0004】そこで、従来より、図11に示すようなバ
ンパ構造が提案されている。
ンパ構造が提案されている。
【0005】図11に示すバンパ構造では、バンパ補強
部材2の内部に略断面U字形状の変形防止部材4を配設
し、これによって、バンパ補強部材2の強度を高めてい
る。
部材2の内部に略断面U字形状の変形防止部材4を配設
し、これによって、バンパ補強部材2の強度を高めてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車のバンパ構造では、変形防止部材4の分だ
け、部品点数が増えるため、車体重量が増すとともに、
製造コストが増大する不具合があった。
来の自動車のバンパ構造では、変形防止部材4の分だ
け、部品点数が増えるため、車体重量が増すとともに、
製造コストが増大する不具合があった。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、車体重量および製造コストを増大させること無く、
バンパ補強部材の強度を高めることができる自動車のバ
ンパ構造を提供することを目的とする。
で、車体重量および製造コストを増大させること無く、
バンパ補強部材の強度を高めることができる自動車のバ
ンパ構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、フロントパネルとリヤパネルとから成
るバンパ補強部材をバンパステーによって支える自動車
のバンパ構造において、上記リヤパネルに穴を開け、該
穴を通して上記バンパステーの前端部を上記フロントパ
ネルに溶着した構成としている。
達成するために、フロントパネルとリヤパネルとから成
るバンパ補強部材をバンパステーによって支える自動車
のバンパ構造において、上記リヤパネルに穴を開け、該
穴を通して上記バンパステーの前端部を上記フロントパ
ネルに溶着した構成としている。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る自動車のバンパ構造の実
施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0010】図1〜図7は、本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例の自動車10のフロントバンパ11
の構造では、フロントパネル12とリヤパネル13とか
ら成るバンパ補強部材14をバンパステー15によって
支えるようにしている。
のである。本実施例の自動車10のフロントバンパ11
の構造では、フロントパネル12とリヤパネル13とか
ら成るバンパ補強部材14をバンパステー15によって
支えるようにしている。
【0011】そして、本実施例では、特に、リヤパネル
13に穴16を開け、該穴を通してバンパステー15の
前端部15aをフロントパネル12に溶着している。
13に穴16を開け、該穴を通してバンパステー15の
前端部15aをフロントパネル12に溶着している。
【0012】バンパステー15の前端部15aは、特
に、フランジ状にその上方および左右方向に開くように
折り曲げて形成されている。
に、フランジ状にその上方および左右方向に開くように
折り曲げて形成されている。
【0013】また、バンパ補強部材14のリヤパネル1
3に穴16の周囲にもフランジ部13aが立設されてお
り、該フランジ部がバンパステー15の中央部に溶着さ
れている。
3に穴16の周囲にもフランジ部13aが立設されてお
り、該フランジ部がバンパステー15の中央部に溶着さ
れている。
【0014】なお、バンパ補強部材14のリヤパネル1
3のフランジ部13aは、必ずしも、設けていなくとも
良く、該バンパ補強部材14の強度等を考慮して、適宜
設ければ良い。
3のフランジ部13aは、必ずしも、設けていなくとも
良く、該バンパ補強部材14の強度等を考慮して、適宜
設ければ良い。
【0015】このような実施例の構造では、バンパ11
がその前方から衝撃を受けた場合、その衝撃力は、バン
パ補強部材14のみならず、直接バンパステー15にも
受け止められて、分散される。
がその前方から衝撃を受けた場合、その衝撃力は、バン
パ補強部材14のみならず、直接バンパステー15にも
受け止められて、分散される。
【0016】したがって、上記実施例では、特別に別部
品の変形防止部材を必要としなくなり、部品点数も増え
ず、このため、車体重量および製造コストを増大させる
こと無く、バンパ補強部材14の強度を高めることがで
きる。
品の変形防止部材を必要としなくなり、部品点数も増え
ず、このため、車体重量および製造コストを増大させる
こと無く、バンパ補強部材14の強度を高めることがで
きる。
【0017】図8および図9は、下方に開口する断面略
コ字形状のバンパステー15にその下方開口を閉じる補
強部材17を溶着して、その断面をボックス形状とし、
これによって、該バンパステー15の前方部分の強度を
高めた例を示している。
コ字形状のバンパステー15にその下方開口を閉じる補
強部材17を溶着して、その断面をボックス形状とし、
これによって、該バンパステー15の前方部分の強度を
高めた例を示している。
【0018】なお、図1〜図4において、18は衝撃吸
収材、19はバンパ表皮部材である。
収材、19はバンパ表皮部材である。
【0019】上記実施例では、本発明をフロントバンパ
に適用したが、本発明はこれに限らず、自動車のリヤバ
ンパに適用してももちろん良い。
に適用したが、本発明はこれに限らず、自動車のリヤバ
ンパに適用してももちろん良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車のバンパ構造によれば、フロントパネルとリヤパネル
とから成るバンパ補強部材をバンパステーによって支え
る自動車のバンパ構造において、上記リヤパネルに穴を
開け、該穴を通して上記バンパステーの前端部を上記フ
ロントパネルに溶着した構成としているので、前方から
受ける衝撃力をバンパ補強部材のみならず、直接バンパ
ステーを介して車体にも分散させることができる。
車のバンパ構造によれば、フロントパネルとリヤパネル
とから成るバンパ補強部材をバンパステーによって支え
る自動車のバンパ構造において、上記リヤパネルに穴を
開け、該穴を通して上記バンパステーの前端部を上記フ
ロントパネルに溶着した構成としているので、前方から
受ける衝撃力をバンパ補強部材のみならず、直接バンパ
ステーを介して車体にも分散させることができる。
【0021】したがって、本発明では、特別に別部品の
変形防止部材を必要としないので、部品点数も増さず、
このため、車体重量および製造コストを増大させること
無く、上記バンパ補強部材の強度を高めることができ
る。
変形防止部材を必要としないので、部品点数も増さず、
このため、車体重量および製造コストを増大させること
無く、上記バンパ補強部材の強度を高めることができ
る。
【図1】本発明に係る自動車を示す図である。
【図2】本発明に係る自動車のバンパ構造の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る自動車のバンパ構造の一実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る自動車のバンパ構造の一実施例の
要部を示す概念斜視図である。
要部を示す概念斜視図である。
【図6】本発明に係る自動車のバンパ構造の一実施例の
バンパステーを示す斜視図である。
バンパステーを示す斜視図である。
【図7】図6におけるB−B線断面図である。
【図8】本発明に係る自動車のバンパ構造の一実施例の
バンパステーの他の例を示す斜視図である。
バンパステーの他の例を示す斜視図である。
【図9】図8におけるC−C線断面図である。
【図10】従来のバンパ構造を示す斜視図である。
【図11】従来のバンパ構造を示す斜視図である。
10 自動車 11 バンパ 12 フロントパネル 13 リヤパネル 14 バンパ補強部材 15 バンパステー 15a 前端部 16 穴
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントパネルとリヤパネルとから成る
バンパ補強部材をバンパステーによって支える自動車の
バンパ構造において、上記リヤパネルに穴を開け、該穴
を通して上記バンパステーの前端部を上記フロントパネ
ルに溶着したことを特徴とする自動車のバンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35350291A JPH05162594A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 自動車のバンパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35350291A JPH05162594A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 自動車のバンパ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162594A true JPH05162594A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18431280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35350291A Pending JPH05162594A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 自動車のバンパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162594A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1207085A1 (de) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Benteler Automobiltechnik GmbH & Co. KG | Stossfänger |
JP2002331888A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-19 | Om Kogyo Kk | バンパ取付構造 |
FR2867731A1 (fr) * | 2004-03-19 | 2005-09-23 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Systeme de pare-chocs compose d'une traverse ayant un profil en forme de chapeau et de deux absorbeurs de chocs |
DE102022123604A1 (de) | 2022-09-15 | 2024-03-21 | GEDIA Gebrüder Dingerkus GmbH | Kraftfahrzeug mit Stoßfängeranordnung |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP35350291A patent/JPH05162594A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1207085A1 (de) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Benteler Automobiltechnik GmbH & Co. KG | Stossfänger |
JP2002331888A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-19 | Om Kogyo Kk | バンパ取付構造 |
FR2867731A1 (fr) * | 2004-03-19 | 2005-09-23 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Systeme de pare-chocs compose d'une traverse ayant un profil en forme de chapeau et de deux absorbeurs de chocs |
WO2005092669A1 (de) * | 2004-03-19 | 2005-10-06 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Anbindung einer crashbox an den querträger |
DE102022123604A1 (de) | 2022-09-15 | 2024-03-21 | GEDIA Gebrüder Dingerkus GmbH | Kraftfahrzeug mit Stoßfängeranordnung |
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