JPH05161248A - 電源異常検出回路の自動監視方式 - Google Patents

電源異常検出回路の自動監視方式

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JPH05161248A
JPH05161248A JP3228294A JP22829491A JPH05161248A JP H05161248 A JPH05161248 A JP H05161248A JP 3228294 A JP3228294 A JP 3228294A JP 22829491 A JP22829491 A JP 22829491A JP H05161248 A JPH05161248 A JP H05161248A
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JP
Japan
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power supply
output
comparator
supply abnormality
circuit
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Application number
JP3228294A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yokoyama
孝幸 横山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の電源異常対策機能を損なうことなく電
源異常検出回路の動作確認を常時実施できる自動監視方
式を得ること。 【構成】 制御電源の電圧レベルを監視し、電圧が所定
の範囲にない時、装置の誤動作を防止するための信号を
出力する電源異常検出回路において、1つの監視対象電
源の電圧レベルの異常を検出する比較器を複数設け、こ
の複数の比較器を、夫々電圧の印加を制御できる開閉器
を介して監視対象電源に接続し、前記複数の比較器の2
つ以上が同時に動作した時に動作出力を出す第1の手段
と、前記複数の開閉器が同時に開路することがないよう
開閉器を開閉制御する第2の手段を備え、開路した開閉
器に接続する比較器の動作を確認するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御電源異常時の装置
誤動作を防止するため電源異常検出回路を設け、その出
力によって装置の誤出力をロックする機能を有する保護
・制御装置の電源異常検出回路の自動監視方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高信頼度を要求される保護制御装置で
は、装置異常時に装置出力を安全側に制御することが不
可欠である。装置異常の1つに制御電源の変動,瞬断,
喪失等の異常が想定されるが、半導体素子によって制御
論理回路が構成されている装置では、制御電源の電圧レ
ベルが、半導体素子が正常に動作し得る範囲を逸脱した
場合に、誤った制御出力を出さないよう対策する必要が
ある。このため、従来より制御電源の電圧レベルが所定
の範囲内であることを監視する電源異常検出回路を設
け、電源電圧異常時にはいち早くそれを検出して、制御
論理回路が誤出力を出す前に、装置出力をロック、ある
いはリセットする等の処置を講じている。
【0003】この電源異常検出回路は、万一制御電源に
異常が発生した場合には確実に動作し、上記目的を達す
る必要があるが、通常の装置運用状態では正常な電源電
圧が印加されているため、電源異常検出回路自体の健否
を確認することができない。このため、重要な保護制御
装置では、電源異常検出回路の入力電源「断」を模擬
し、検出出力が出ることを点検する自動監視機能を具備
している。図6は従来の電源異常検出回路の自動監視回
路の構成例を示す図で、監視対象の制御電源電圧は開閉
器2を介して比較器1に導入している。比較器1では、
制御電源電圧と基準電圧を比較し、正常時は出力3を
「1」、制御電源電圧が低下した場合は出力3を「0」
に制御する。開閉器2は常時「閉」で、点検指令4が
「1」の時のみ「開」となって比較器への制御電源電圧
の印加をしゃ断する。比較器が正常であれば、開閉器2
が「開」の時、出力3は「0」となるので、これにより
電源異常検出回路の動作確認が可能となる。ここで、電
源異常検出回路出力が「0」になると、装置出力をロッ
ク、あるいはリセットするが、通常の装置運用時に、点
検によって装置状態が影響をうけることは避けなければ
ならない。このためオア回路5で、比較器出力3と電源
異常検出回路点検中信号6の論理和をとり、これを電源
異常検出回路出力7とするよう構成し、点検によって比
較器が動作している時は、電源異常検出回路点検中信号
6を「1」にして、電源異常検出回路出力が「0」にな
らないよう対策する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方式で
は、点検中に電源異常検出回路出力7が強制的に「1」
で正常となるため、装置の電源異常対策機能を一時的に
喪失する。また電源異常検出回路点検中信号6を制御す
る回路自体が電源異常時に誤出力を出さないよう考慮
し、かつ常時出力がないことを監視しないと、電源異常
検出回路の本来の目的を損なうことになる。更に、電源
異常検出回路点検中信号6は点検指令4に先立ち動作さ
せ、比較器の動作確認終了後は開閉器2及び比較器1の
復帰時間を考慮した時間の後に復帰させる等の時間協調
が必要となり、点検制御が複雑となる。本発明は上記問
題を解決するためになされたもので、複雑な点検制御を
不要とし、電源異常検出回路の動作確認を常時実施で
き、更に装置の電源異常対策機能を損なうことのない、
電源異常検出回路の自動監視方式を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を実施例に
対応する図1の構成図を参照して説明すると、1つの監
視対象電源に対して電源電圧の異常を検出する比較器11
a ,11b を複数設け、この複数の比較器を夫々開閉器12
a ,12b を介して監視対象電源に接続し、複数の比較器
の2つ以上が同時に動作した時、電源異常検出回路が動
作となるよう構成すると共に、複数の開閉器が同時に開
路することがないよう開閉器の開閉制御を行なって、開
路した開閉器に接続する比較器が動作することを確認す
るよう構成した。
【作用】これにより、1つの比較器の動作確認を実施し
ている間も、他の比較器は電源電圧の監視を正常に実施
できるため、電源電圧の異常検出機能を損なうことがな
く、また複雑な点検制御を必要とせずに、常時電源異常
検出回路の不良を検出できる。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による電源異常検出回路の自動監視方式を説明
する一実施例の構成図である。図1において、監視対象
の制御電源の電圧レベル異常を検出する比較器を複数個
設ける。図では簡単のため比較器が11a ,11b の2回路
の場合を示す。比較器11a ,11b は、夫々開閉器12a ,
12b を介して監視対象の制御電源に接続する。比較器11
a ,11b は、夫々制御電源電圧と基準電圧を比較し、正
常時は出力13a ,13b を「1」、異常時は出力13a ,13
b を「0」に制御する。
【0007】オア回路15は2つの比較器の出力13a と出
力13b の論理和を得る回路で、2つの比較器出力が同時
に「0」の時オア回路の出力16は「0」となり、この
時、制御電源異常と判定して装置出力のロック等の必要
な措置を取る。開閉器12a は、開閉指令14が「1」の時
に「開」に制御され、開閉器12b は、反転回路17によっ
て開閉指令14が「0」の時に「開」に制御されるため、
開閉指令14の状態によらず、開閉器12a ,12b が同時に
開路することはない。排他的オア回路18は比較器11a ,
11b の出力を監視するための回路で、比較器出力13a ,
13b が同時に「0」または「1」の場合は制御電源また
は比較器の異常と判断し、タイマー19をリセットして、
監視出力20を「0」に制御する。
【0008】以上の実施例の応動は図2の動作タイミン
グ図を用いて説明する。図2(a) は正常時の応動を示す
タイミング図で、開閉指令14が矩形波の場合、開閉器12
a ,12b は交互に開閉を繰り返すため、比較器11a ,11
b の出力13a ,13b も交互に「1」,「0」を繰り返
す。オア回路15の出力16は、比較器出力13a ,13b のい
ずれか一方が「1」であるため、常時「1」となり正常
である。また排他的オア回路18の出力も比較器出力13a
,13b が同時に同一状態にならないため、常時「1」
となって、監視出力20は正常となる。
【0009】図2(b) は制御電源異常時の応動を示すタ
イミング図で、比較器11a ,11b の出力13a ,13b は共
に「0」の状態が継続するため、オア回路15の出力16も
「0」となり、制御電源異常を検出できる。また排他的
オア回路18の出力も同様に「0」となり、監視不良を検
出できる。
【0010】図2(c) は比較器11a が異常で、出力13a
が常時「1」の場合の応動を示すタイミング図で、正常
な比較器11b の出力13b は交互に「1」,「0」の状態
を繰り返すが、異常な比較器11a の出力13a は常時
「1」である。このため、オア回路15の出力16は、常時
「1」となるが、排他的オア回路18の出力は比較器出力
13a ,13b が同時に「1」となることがあるため、
「1」,「0」を繰り返す。タイマー19の限時Tを開閉
器の開閉周期より長くしておけば、タイマーはタイムア
ップせず、監視出力20は常時「0」となって監視不良を
検出できる。
【0011】図2(d) は比較器11a が異常で、出力13a
が常時「0」の場合の応動を示すタイミング図で、正常
な比較器11b の出力13b は交互に「1」,「0」の状態
を繰り返すが、異常な比較器11a の出力13a は常時
「0」である。従って、オア回路15の出力16及び排他的
オア回路18の出力は共に、「1」,「0」を繰り返し、
監視出力20は常時「0」となって監視不良を検出でき
る。以上の実施例において開閉器や比較器の動作・復帰
時間に遅れや変動がある場合には、図3に示すように、
協調用のオンディレイタイマー21a ,21b を追加し、一
方の開閉器の動作を他方の開閉器の復帰より遅らせ、両
開閉器が同時に閉路している期間で不良検出しないよう
オフディレイタイマー22を追加すれば容易に協調をとる
ことが可能である。
【0012】次に、他の実施例を図4及び図5を参照し
て説明する。前記実施例では開閉器の制御を、矩形波の
反転・非反転信号で制御するよう構成したが、開閉器の
開閉制御は複数を同時に制御しなければよく、図5のフ
ロー図に示した手順で順序回路を構成しても、本発明の
目的を達することができる。図4に回路構成を示すが、
図1と同一の回路については同一符号を付して説明を省
略する。図4では、開閉器の開閉制御を夫々の回路毎に
23a ,23b の個別の信号で制御するよう構成し、比較器
の動作確認回路も24a ,24bのように個別に設ける。こ
の回路構成において、図5に示すように、まずステップ
S31 で比較器11b が動作していないことを24b で確認し
た後、ステップS32 で開閉器12a を開路する。ステップ
S33 では比較器11a の動作を24a により確認するが、動
作していれば正常、不動作ならば異常と判定する。その
後ステップS34 で開閉器12a を復帰し比較器11a の動作
確認を終了する。
【0013】次に同様の手順で比較器11b の動作確認を
行なう。即ち、ステップS41 で比較器11a が動作してい
ないことを24a で確認した後、ステップS42 で開閉器12
b を開路する。ステップS43 で比較器11b の動作を24b
により確認するが、動作していれば正常、不動作ならば
異常と判定する。その後ステップS44で開閉器12b を復
帰し、比較器11b の動作確認を終了する。以上の順序回
路による動作確認を繰り返し実行すれば、装置に影響を
与えることなく電源異常検出回路の常時監視を実施する
ことが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば1
つの監視対象電源に対して電源電圧の異常を検出する比
較器を複数設け、この複数の比較器を夫々開閉器を介し
て監視対象電源に接続し、複数の開閉器が同時に開路す
ることがないよう開閉器の開閉制御を行なって、開路し
た開閉器に接続する比較器が動作することを確認するよ
う構成したため、1つの比較器の動作確認を実施してい
る間も、他の比較器は電源電圧の監視を正常に実施で
き、電源電圧の異常検出機能を損なうことがなく、また
複雑な点検制御を必要とせずに、常時電源異常検出回路
の不良を検出できる自動監視方式を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源異常検出回路の自動監視方式
の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の動作を説明するタイミング図。
【図3】他の実施例を示す図。
【図4】更に他の実施例を示す図。
【図5】図4の動作を説明するフローチャート。
【図6】従来の自動監視方式の構成図。
【符号の説明】
1,11a ,11b 比較器 2,12a ,12b 開閉器 3,13a ,13b 比較器出力 4 点検指令 5,15 オア回路 6 電源異常検出回路点検中信号 7,16 電源異常検出回路出力 14,23a ,23b 開閉指令 17 反転回路 18 排他的オア回路 19,21a ,21b ,22 タイマー 20 監視出力 24a ,24b 確認回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源異常検出回路の自動監視方式
の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の動作を説明するタイミング図。
【図3】本発明の動作を説明するタイミング図。
【図4】他の実施例を示す図。
【図5】更に他の実施例を示す図。
【図6】図5の動作を説明するフローチャート。
【図7】従来の自動監視方式の構成図。
【符号の説明】 1,11a ,11b 比較器 2,12a ,12b 開閉器 3,13a ,13b 比較器出力 4 点検指令 5,15 オア回路 6 電源異常検出回路点検中信号 7,16 電源異常検出回路出力 14,23a ,23b 開閉指令 17 反転回路 18 排他的オア回路 19,21a ,21b ,22 タイマー 20 監視出力 24a ,24b 確認回路
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電源の電圧レベルを監視し、電圧が
    所定の範囲にない時、装置の誤動作を防止するための信
    号を出力する電源異常検出回路において、1つの監視対
    象電源の電圧レベルの異常を検出する比較器を複数設
    け、この複数の比較器を、夫々電圧の印加を制御できる
    開閉器を介して監視対象電源に接続し、前記複数の比較
    器の2つ以上が同時に動作した時に動作出力を出す第1
    の手段と、前記複数の開閉器が同時に開路することがな
    いよう開閉器を開閉制御する第2の手段を備え、開路し
    た開閉器に接続する比較器の動作を確認するよう構成し
    たことを特徴とする電源異常検出回路の自動監視方式。
JP3228294A 1991-08-13 1991-08-13 電源異常検出回路の自動監視方式 Pending JPH05161248A (ja)

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JP3228294A JPH05161248A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 電源異常検出回路の自動監視方式

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JP3228294A Pending JPH05161248A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 電源異常検出回路の自動監視方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017195654A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 ローム株式会社 保護回路自己診断装置及び保護回路診断方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017195654A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 ローム株式会社 保護回路自己診断装置及び保護回路診断方法

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