JPH05152159A - 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ - Google Patents

金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ

Info

Publication number
JPH05152159A
JPH05152159A JP3316936A JP31693691A JPH05152159A JP H05152159 A JPH05152159 A JP H05152159A JP 3316936 A JP3316936 A JP 3316936A JP 31693691 A JP31693691 A JP 31693691A JP H05152159 A JPH05152159 A JP H05152159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester film
film
resin
coating
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3316936A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kinoshita
信一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diafoil Co Ltd filed Critical Diafoil Co Ltd
Priority to JP3316936A priority Critical patent/JPH05152159A/ja
Priority to US07/978,959 priority patent/US5738926A/en
Priority to DE69228294T priority patent/DE69228294T2/de
Priority to EP92119994A priority patent/EP0545227B1/en
Priority to CA 2083730 priority patent/CA2083730A1/en
Priority to MX9206782A priority patent/MX9206782A/es
Priority to KR1019920022735A priority patent/KR100239141B1/ko
Publication of JPH05152159A publication Critical patent/JPH05152159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/14Organic dielectrics
    • H01G4/145Organic dielectrics vapour deposited
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/14Organic dielectrics
    • H01G4/18Organic dielectrics of synthetic material, e.g. derivatives of cellulose

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐湿熱特性に優れるフィルムコンデンサを提
供する。 【構成】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
(a)カルボキシル基、ヒドロキシル基またはこれらの
塩を有する樹脂群から選ばれる少なくとも一種の樹脂、
および(b)イソシアネ−ト系化合物、エポキシ系化合
物、アミン系化合物から選ばれる少なくとも一種の架橋
剤を含有する塗布液を塗布、乾燥して得られる、表面粗
さ(Ra)が0.005〜0.5μmの塗布層を有する
フィルムの該塗布層面に金属を蒸着した後、積層または
巻回してなる金属蒸着ポリエステルフィルムコンデン
サ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属蒸着ポリエステル
フィルムコンデンサに関する。詳しくは、本発明は、基
材フィルムと蒸着金属との間の接着性の改良されたフィ
ルムを用いた、耐湿熱特性に優れる金属蒸着ポリエステ
ルフィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ポリ
エチレンテレフタレートに代表されるポリエステルフィ
ルムは、優れた機械的性質、耐熱性、電気的性質を有す
ることから、コンデンサの基材フィルムとして多用され
ている。しかしながら、近年の各種電子機器等の発達に
伴い、ポリエステルフィルムの高特性化が図られてい
る。その高特性化の要求項目の一つとして、長期耐湿熱
安定性の要求がある。すなわち、金属蒸着ポリエステル
フィルムは、基材フィルムと蒸着金属との接着性、特
に、高温高湿環境下での接着性、いわゆる耐湿熱接着性
が悪いという欠点を有しており、コンデンサを高温高湿
化に置くと、基材フィルムと蒸着金属との界面で透湿
し、コンデンサの静電容量が経時的に低下する等の問題
があり、長期安定性の点で、コンデンサの耐湿熱特性改
良が求められている。
【0003】特開昭60−115214号公報には、塩
化ビニリデン塗布層を有するフィルムコンデンサが、ま
た、特開昭60−115214号公報には、メラミンお
よび/または尿素樹脂を必須成分として配合した塗布層
を有するフィルムコンデンサが、それぞれ、耐湿熱性に
優れるコンデンサとして開示されている。しかしなが
ら、上記の公報に記載された樹脂組成物を用いても、湿
熱環境下では必ずしも十分にコンデンサの性能が保持さ
れない。また、最近の各種電子機器の発達は顕著であ
り、これに伴って、コンデンサに求められる長期信頼
性、特にコンデンサ性能の長期耐湿熱安定性への要求
は、さらに増大している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意検討した結果、ある特定の塗布層を有するポ
リエステルフィルムが、金属蒸着薄膜との優れた耐湿熱
接着性を有し、この金属蒸着ポリエステルフィルムを用
いたコンデンサ素子が、優れた耐湿熱性を有しているこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明の要旨は、ポリエステル
フィルムの少なくとも片面に、(a)カルボキシル基、
ヒドロキシル基またはこれらの塩を有する樹脂群から選
ばれる少なくとも一種の樹脂、および(b)イソシアネ
−ト系化合物、エポキシ系化合物、アミン系化合物から
選ばれる少なくとも一種の架橋剤を含有する塗布液を塗
布、乾燥して得られる、表面粗さ(Ra)が0.005
〜0.5μmの塗布層を有するフィルムの該塗布層面に
金属を蒸着した後、積層または巻回してなる金属蒸着ポ
リエステルフィルムコンデンサに存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おけるポリエステルフィルムのポリエステルとは、その
構成単位の80モル%以上がエチレンテレフタレ−トで
あるポリエチレンテレフタレ−ト、その構成単位の80
モル%以上がエチレンナフタレ−トであるポリエチレン
ナフタレ−ト、あるいは、その構成単位の80モル%が
1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレ−トであ
るポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレ
−トである。
【0007】上記の優位構成成分以外の共重合成分とし
ては、例えば、ジエチレングリコ−ル、プロピレングリ
コ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、ポリエチレングリコ
−ル、ポリテトラメチレングリコ−ルなどのジオ−ル成
分、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
5−ソジウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸およびそのエステル形成性誘導体な
どのジカルボン酸成分、オキシ安息香酸およびそのエス
テル形成性誘導体などのオキシモノカルボン酸などを用
いることができる。
【0008】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ム表面の突起を形成する添加粒子、析出粒子、その他の
触媒残渣を、後述するコンデンサの特性を悪化させない
範囲内で含有していてもよい。また、上記の突起形成剤
以外の添加剤として、必要に応じて、帯電防止剤、安定
剤、潤滑剤、架橋剤、ブロッキング防止剤、酸化防止
剤、着色剤、光線遮断剤、紫外線吸収剤などを、コンデ
ンサ特性を悪化させない範囲内で含有していてもよい。
【0009】本発明における塗布層は、(a)カルボキ
シル基、ヒドロキシル基またはこれらの塩を有する樹脂
群から選ばれる少なくとも一種の樹脂、および(b)イ
ソシアネ−ト系化合物、エポキシ系化合物、アミン系化
合物から選ばれる少なくとも一種の架橋剤を含有する塗
布液を塗布後、乾燥して得られる。本発明におけるカル
ボキシル基、ヒドロキシル基またはこれらの塩を有する
樹脂とは、後述の架橋剤により架橋され、かつ金属蒸着
層との接着性を有する樹脂であり、その重合単位中のカ
ルボキシル基およびヒドロキシル基のすべてが塩となっ
ている樹脂や、末端や側鎖のカルボキシル基およびヒド
ロキシル基が部分的に塩基となっている樹脂であっても
よい。
【0010】上記の基を有する樹脂のうち、ポリエステ
ル系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系樹脂、エ
−テル系樹脂、ブタジエン系樹脂、アクリル系樹脂、ウ
レタン系樹脂、セルロ−ス系樹脂などから選択するのが
好ましく、特に好ましい樹脂は、ポリエステル系樹脂ま
たはウレタン系樹脂である。本発明における樹脂のカル
ボキシル基およびヒドロキシル基の対イオンは、一価イ
オンが好ましい。特に、水素イオンまたはアンモニウム
イオンを含むアミン系オニウムイオンが好ましい。
【0011】本発明におけるカルボキシル基、ヒドロキ
シル基またはこれらの塩を有する樹脂は、溶剤を媒体と
して使用するものでもよいが、安全衛生上、水を媒体と
することのできる樹脂であることが望ましい。水を媒体
とする場合は、界面活性剤などによって強制分散化する
こともできるが、好ましくはポリエ−テル類のような親
水性のノニオン成分や、四級アンモニウム塩のようなカ
チオン性基を有する自己分散型樹脂が用いられ、さらに
好ましくは、アニオン性基を有する水溶性または水分散
性の樹脂が用いられる。
【0012】アニオン性基を有する水溶性または水分散
性の塗布剤とは、アニオン性基を有する化合物を共重合
やグラフトなどにより樹脂に結合させたものであり、ス
ルホン酸、カルボン酸、リン酸およびそれらのリチウム
塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等か
ら、適宜選択される。アニオン性基を有する水溶性また
は水分散性の樹脂のアニオン性基の量は、0.05〜8
重量%の範囲が好ましい。アニオン性基量が0.05重
量%未満では、ポリエステル系樹脂の水溶性あるいは水
分散性が劣ることがあり、アニオン性基量が8重量%を
越えると、塗布層の耐水性が劣ったり、吸湿してフィル
ムが相互に固着したり、耐湿熱接着性を低下させたりす
る。
【0013】本発明における塗布層は、上述のカルボキ
シル基等を有する樹脂に、さらに、イソシアネ−ト系化
合物、エポキシ系化合物、アミン系化合物から選ばれる
少なくとも一種の架橋剤を含有する塗布液を塗布後、乾
燥して得られる。イソシアネ−ト系化合物は、上述のカ
ルボキシル基等を有する樹脂と架橋して、金属蒸着膜と
の接着性を高めるものであり、分子内に2個以上のイソ
シアネ−ト基を有する化合物であることが好ましい。具
体的には、低分子化合物、高分子化合物のいずれでもよ
く、例えば、2,4−トルエンジイソシアネ−ト、2,
6−トルエンジイソシアネ−ト、キシリレンジイソシア
ネ−ト、水素化キシリレンジイソシアネ−ト、ジフェニ
ルメタン−4,4’−ジイソシアネ−ト、水素化ジフェ
ニルメタン−4,4’−ジイソシアネ−ト、パラフェニ
レンジイソシアネ−ト、1−クロロ−2,4−フェニル
ジイソシアネ−ト、1−クロロ−1,4−フェニルジイ
ソシアネ−ト、1,5−ナフタレンジイソシアネ−ト、
4,4’−ビフェニレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチ
レンジイソシアネ−ト、1,4−テトラメチレンジイソ
シアネ−ト、イソホロンジイソシアネ−ト、イソホロン
ジイソシアネ−トの三量体、トリフェニルメタントリイ
ソシアネ−ト、メチレンビス(4−フェニルメタン)ト
リイソシアネ−ト、上述のイソシアネ−ト化合物のトリ
メチロ−ルプロパン、トリエチレングリコール付加体、
およびこれらのケトオキシムブロック物およびフェノ−
ルブロック物などが例示されるが、これらに限定される
わけではない。
【0014】エポキシ系化合物は、上述のカルボキシル
基等を有する樹脂と架橋して、金属蒸着膜との接着性を
高めるものであり、分子内に2個以上のエポキシ基を有
する化合物であることが好ましい。例えば、ビスフェノ
−ルAのジグリシジルエ−テルおよびそのオリゴマ−、
水素化ビスフェノ−ルAのジグリシジルエ−テルおよび
そのオリゴマ−、オルトフタル酸ジグリシジルエステ
ル、イソフタル酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸
ジグリシジルエステル、p−オキシ安息香酸ジグリシジ
ルエステルエ−テル、テトラヒドロフタル酸ジグリシジ
ルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステ
ル、コハク酸ジグリシジルエステル、セバシン酸ジグリ
シジルエステル、アジピン酸ジグリシジルエステル、エ
チレングリコ−ルジグリシジルエ−テル、プロピレング
リコ−ルジグリシジルエ−テル、1,4−ブタンジオ−
ルジグリシジルエ−テル、1,6−ヘキサンジオ−ルジ
グリシジルエ−テル、および、ポリアルキレングリコ−
ルジグリシジルエ−テル類、トリメリット酸トリグリシ
ジルエステル、トリグリシジルイソシアヌレ−ト、1,
4−ジグリシジルオキシベンゼン、ジグリシジルエチレ
ン尿素、ジグリシジルプロピレン尿素、グリセリンジグ
リシジルエ−テル、グリセリントリグリシジルエ−テ
ル、グリセリンポリグリシジルエ−テル、トリメチロ−
ルエタンポリグリシジルエ−テル、トリメチロ−ルプロ
パントリグリシジルエ−テル、トリメチロ−ルプロパン
ポリグリシジルエ−テル、ペンタエリスリト−ルポリグ
リシジルエ−テル、グリセロ−ルアルキレンオキシド付
加物のポリグリシジルエ−テル、ジグリシジルアニリ
ン、ジグリシジルアミン等を挙げることができるが、こ
れらに限定されるわけではない。
【0015】アミン系化合物は、上述のカルボキシル基
等を有する樹脂と架橋して、金属蒸着膜との接着性を高
めるものである。例えば、メラミン、尿素、ベンゾグア
ナミン等のアミノ化合物および、上記アミノ化合物にホ
ルムアルデヒドや炭素数が1〜6のアルコ−ルを付加縮
合させたアミノ樹脂、ヘキサメチレンジアミン、トリエ
タノ−ルアミン等を挙げることができるが、これらに限
定定されるわけではない。
【0016】イソシアネ−ト系化合物、エポキシ系化合
物、アミン系化合物から選択される架橋剤の配合比は、
前記のカルボキシル基等を有する樹脂に対して、1〜4
0重量%の範囲が好ましく、2〜30重量%の範囲が特
に好ましい。架橋剤の割合が少なすぎる場合には、接着
性、特に耐水接着性の改善効果が期待できず、また、架
橋剤の割合が多すぎる場合には、未反応で残存する架橋
剤によると推定される接着性、特に耐水接着性の低下が
ある。
【0017】本発明で用いられる塗布液には、塗布層の
固着性(ブロッキング性)、耐水性、耐溶剤性、機械的
強度の改良のために本発明における架橋剤以外の架橋剤
としてアジリジン化合物、シランカップリング剤、チタ
ンカップリング剤、ジルコ−アルミネ−ト系カップリン
グ剤、過酸化物、熱および光り反応性のビニル化合物や
感光性樹脂などを含有してもよい。
【0018】また、固着性や滑り性改良のため、塗布液
中に無機系微粒子としてシリカ、シリカゾル、アルミ
ナ、アルミナゾル、ジルコニウムゾル、カオリン、タル
ク、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、酸化チタン、
硫酸バリウム、カ−ボンブラック、硫化モリブデン、酸
化アンチモンゾルなどを、有機系微粒子としてポリスチ
レン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリル酸エステル、エポキシ樹脂、シリコ−ン樹脂、
フッ素樹脂などを、後述する表面粗さの範囲内となるよ
うに含有していてもよい。
【0019】さらに、必要に応じて消泡剤、塗布性改良
剤、増粘剤、帯電防止剤、有機系潤滑剤、有機系高分子
粒子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料
などを塗布液中に含有していてもよい。また、本発明の
塗布液には、本発明における樹脂以外のポリマ−とし
て、別種のポリエステル系樹脂やポリウレタン系樹脂、
アクリル系樹脂、ビニル系樹脂などを塗布液あるいは塗
布層の特性改良のために含有していてもよい。
【0020】上述した塗布液をポリエステルフィルムに
塗布する方法としては原崎勇次著、槙書店、1979年
発行、「コ−ティング方式」に示されるリバ−スロ−ル
コ−タ−、グラビアコ−タ−、ロッドコ−タ−、エアド
クターコ−タ−あるいはこれら以外の塗布装置を用い
て、二軸延伸ポリエステルフィルム製造工程外で塗布液
を塗布する方法、さらに好ましくは、フィルム製造工程
内で塗布する方法が挙げられる。フィルム製造工程内で
塗布する方法としては、ポリエステル未延伸フィルムに
塗布液を塗布し、逐次あるいは、同時に二軸延伸する方
法、一軸延伸されたポリエステルフィルムに塗布し、さ
らに先の一軸延伸方向と直角の方向に延伸する方法、あ
るいは二軸延伸ポリエステルフィルムに塗布し、さらに
横および/または縦方向に延伸する方法などがある。
【0021】上述の延伸工程は、好ましくは60〜13
0℃で行われ、延伸倍率は、面積倍率で少なくとも4倍
以上、好ましくは6〜20倍である。延伸されたフィル
ムは150〜250℃で熱処理される。さらに、熱処理
の最高温度ゾ−ンおよび/または熱処理出口のク−リン
グゾ−ンにて縦方向および横方向に0.2〜20%弛緩
することが好ましい。特に、60〜130℃でロ−ル延
伸法により2〜6倍延伸された一軸延伸ポリエステルフ
ィルムに塗布液を塗布し、適当な乾燥を施し、あるいは
乾燥を施さずポリエステル一軸延伸フィルムを直ちに先
の延伸方向とは直角方向に80〜130℃で2〜6倍に
延伸し、150〜250℃で1〜600秒間熱処理を行
う方法が好ましい。
【0022】本方法によるならば、延伸と同時に塗布層
の乾燥が可能になると共に塗布層の厚さを延伸倍率に応
じて薄くすることができ、ポリエステルフィルム基材と
して好適なフィルムを比較的安価に製造できる。本発明
における塗布液は、ポリエステルフィルムの片面だけに
塗布してもよいし、両面に塗布してもよい。片面にのみ
塗布した場合、その反対面には本発明における塗布液以
外の塗布層を必要に応じて形成し、本発明のポリエステ
ルフィルムに他の特性を付与することもできる。
【0023】なお、塗布剤のフィルムへの塗布性、接着
性を改良するため、塗布前にフィルムに化学処理や放電
処理を施してもよい。また、本発明の二軸延伸ポリエス
テルフィルムの塗布層の接着性、塗布性などを改良する
ために、塗布層形成後に塗布層に放電処理を施してもよ
い。塗布層の厚さは、0.01〜3μmの範囲が好まし
く、さらに好ましくは0.02〜1μmの範囲である。
塗布層の厚さは、コンデンサ小型化の要請からも薄くす
るのが好ましい。しかしながら、塗布層の厚さが0.0
1μm未満の場合には、均一な塗布層が得がたいため
に、製品に塗布むらが生じやすく不適当である。
【0024】上記のようにして形成された塗布層の水滴
接触角は60°以上であることが好ましい。水滴接触角
が60°未満であると、金属蒸着膜との耐水接着性が悪
化し、本発明のコンデンサに耐湿熱特性を付与すること
が困難となる。したがって、塗布剤の親水基量、乳化剤
量、親水性化合物量には注意を要する。また、上記のよ
うに形成された塗布層表面の中心線平均粗さ(Ra)は
0.005〜0.5μmの範囲であり、好ましくは0.
02〜0.3μmの範囲、さらに好ましくは0.05〜
0.1μmの範囲である。Raが0.005μm未満で
はフィルムの滑り性が不十分で作業性が悪化する。一
方、Raが0.5μmを越えると表面が粗れすぎ、耐電
圧特性が悪化するようになる。また、コンデンサの大容
量小型化の要請からも好ましくない。
【0025】本発明において、蒸着する金属としては、
アルミニウム、パラジウム、亜鉛、ニッケル、金、銀、
銅、インジウム、錫、クロム、チタン等が挙げられる
が、最も好ましい金属はアルミニウムである。なお、上
記の金属には金属の酸化物も含まれる。金属蒸着膜の厚
さは10〜5000Åの範囲が好ましい。蒸着の方法
は、一般的には真空蒸着法によるが、エレクトロプレ−
ティング法、スパッタリング法等の方法によってもよ
い。
【0026】なお、金属蒸着層はポリエステルフィルム
の両面に設けてもよい。また、金属蒸着後に蒸着金属層
の表面処理や他の樹脂による被覆処理を行ってもよい。
このようにして得られた金属蒸着ポリエステルフィルム
を2枚重ね合わせて巻回、または多数枚積層してコンデ
ンサ素子を作り、常法にしたがって、例えば、熱プレ
ス、テ−ピング、メタリコン、電圧処理、両端面封止、
リ−ド線取り付けなどを行ってコンデンサとすることが
できるが、これらに限定されるわけではない。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り以下の
実施例によって限定されるものではない。なお、実施例
中の評価方法は下記のとおりである。実施例および比較
例中、「部」とあるのは「重量部」を示す。 (1)中心線平均粗さ(Ra) (株)小坂研究所社製表面粗さ測定機(SE−3F)を
用いて次のようにして求めた。すなわち、フィルム断面
曲線からその中心線方向に基準長さL(2.55mm) の部分
を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をx軸、縦倍率
の方向をy軸として粗さ曲線y=f(x) で表した時、次
の式で与えられた値を[μm]で表す。中心線平均粗さ
は、試料フィルム表面10本の断面曲線を求め、これら
の断面曲線から求めた抜き取り部分の中心線平均粗さの
平均値で表した。なお、触針の先端半径は2μm、荷重
は30mmgとし,カットオフ値は0.8mmとした。
【0028】
【数1】Ra=1/L∫L 0|f(x)|dx (2)水滴接触角 温度23℃、湿度50%RH雰囲気下での試料フィルム
と蒸留水との接触角を接触角計(協和界面化(株)社
製、CA−DT−A型)を用いて測定した。接触角は、
左右2点、試料数3点で計6点測定し、平均値を求め接
触角とした。
【0029】なお、水滴の直径は2mmとし、滴下後1
分後の数値を読み取った。 (3)接着性評価 金属蒸着フィルムの蒸着層表面に、東洋モ−トン(株)
社製AD−502 100部、CAT−10 10部か
らなるポリウレタン系二液硬化型接着剤を乾燥重量が5
g/m2 となるように塗布し、基材ポリエステルフィル
ムと同一厚さのポリエステルフィルムを通常のドライラ
ミネ−ト法により積層した後、40℃で48時間エ−ジ
ング処理を行った。得られた積層体を幅15mmの短冊
状にし、50〜55℃の温水中に浸漬した(温水処
理)。
【0030】上記温水処理試料の端部を一部剥離し、剥
離試験機により100mm/分の速度でT型剥離を行っ
た。接着性の評価基準は下記のとおりである。 ○: 100g<剥離荷重 △: 10g<剥離荷重≦100g ×: 剥離荷重≦ 10g (4)耐電圧特性 JIS C−2319に準じて測定を行った。
【0031】すなわち、10kV直流耐電圧試験機を用
い、23℃、50%RHの雰囲気下にて、100V/秒
の昇圧速度で上昇させ、フィルムが破壊し短絡した時の
電圧を読み取った。 (5)静電容量の変化 コンデンサを60℃、95%RHの雰囲気下に1000
時間放置し、初期静電容量を基準値とする。静電容量変
化率として求めた。すなわち、1000時間後の静電容
量から初期静電容量を差し引いた値を、初期静電容量で
除して百分率で表記した。
【0032】実施例1 ジメチルテレフタレート100部、エチレングリコール
70部および酢酸カルシウム一水塩0.11部を加熱昇
温するとともにメタノールを留去してエステル交換反応
を行い、反応開始から4時間を要して230℃まで昇温
し、実質的にエステル交換反応を終了させた。次いで、
この反応混合物にトリエチルホスファイト0.065部
とトリエチルホスフェ−ト0.30部とを添加し、さら
に、三酸化アンチモン0.04部を加えて重縮合反応を
行い、4時間後に極限粘度0.66のポリエステル
(A)を得た。
【0033】平均粒径1.6μmの炭酸カルシウムを添
加する以外は、ポリエステル(A)の製造と同様にし
て、平均粒径1.6μmの炭酸カルシウム1.0重量%
を含むポリエステル(B)を得た。次に、ポリエステル
(A)90部とポリエステル(B)10部とをブレンド
した後、290℃で溶融押出し無定形シートとした後、
縦方向に90℃で4.2倍延伸した後、官能基としてカ
ルボン酸アンモニウム塩を有する水分散型ポリウレタン
(大日本インキ化学工業社製、商品名ハイドランAP4
0)90部(固形分重量、以下同様)、トリエチレング
リコ−ルジグリシジルエ−テル10部からなり、水を媒
体とする塗布液をフィルムの両面に塗布し、次いで、横
方向に110℃で3.9倍延伸し、230℃で熱処理を
行い、塗布層の厚さ0.04μm 、基材ポリエステルフ
ィルムの厚さ5μm の二軸延伸ポリエステルフィルムを
得た。
【0034】塗布層の水滴接触角は63°、中心線平均
粗さ(Ra)は0.020μm であった。得られたフィ
ルムの塗布面上に、抵抗加熱型金属蒸着装置を用い、真
空室の圧力を10-4Torr以下としてアルミニウムを
450 の厚みに蒸着した。その際、ポリエステルフィ
ルムの長手方向にマ−ジン部を有するストライプ状に蒸
着した(蒸着部の幅8mm、マ−ジン部の幅1mmの繰
り返し)。得られた蒸着ポリエステルフィルムは、左ま
たは右に幅1mmのマ−ジン部を有する4.5mm幅の
テ−プ状にスリットした。得られた蒸着フィルムは、接
着性評価において優れた接着性を有していた。
【0035】得られた、左マ−ジンおよび右マ−ジンの
蒸着ポリエステルフィルム各1枚づつを併せて巻回し、
巻回体を得た。この時、幅方向に蒸着部分が、0.5m
mづつはみだすように2枚のフィルムをずらして巻回し
た。この巻回体を温度150℃、圧力50kg/cm
2 、で5分間プレスした。これに両端面にメタリコンを
溶射後リ−ド線を付して、静電容量0.1μFのフィル
ムコンデンサとした。
【0036】得られた金属蒸着フィルムコンデンサは、
表1に示すとおり、耐電圧特性に優れ、静電容量の変化
の少ない、耐湿熱特性に優れる金属蒸着ポリエステルフ
ィルムコンデンサであった。なお、後述の実施例および
比較例の結果についても表1にまとめて示す。 比較例1 実施例1において塗布液を塗布しない以外は実施例1と
同様にして金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサを
得た。
【0037】得られたコンデンサは、実施例1と比較し
て、耐湿熱特性に劣っていた。 実施例2 実施例1の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリウレタン(大日本
インキ化学工業社製、商品名ハイドランAP40)50
部、トリエチレングリコ−ルジグリシジルエ−テル50
部からなり、水を媒体とする塗布液を塗布する以外は、
実施例1と同様にして、金属蒸着ポリエステルフィルム
コンデンサを得た。
【0038】比較例2 実施例1の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリウレタン(大日本
インキ化学工業社製、商品名ハイドランAP40)10
0部からなり、水を媒体とする塗布液を塗布する以外
は、実施例1と同様にして、金属蒸着ポリエステルフィ
ルムコンデンサを得た。
【0039】実施例3 実施例1の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリウレタン(大日本
インキ化学工業社製、商品名ハイドランAP40)90
部、アルキロ−ルメラミン(大日本インキ化学工業社
製、商品名ベッカミンJ101)10部からなり、水を
媒体とする塗布液を塗布する以外は、実施例1と同様に
して、金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサを得
た。
【0040】実施例4 実施例1の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリエステル(日本合
成社製、商品名ポリエスタ−WR961)80部、カル
バモイル・スルホネ−トでブロックしたイソシアネ−ト
(第一工業製薬社製、商品名エラストロンTP16)2
0部からなり、水を媒体とする塗布液を塗布する以外
は、実施例1と同様にして、金属蒸着ポリエステルフィ
ルムコンデンサを得た。
【0041】比較例3 実施例1の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリエステル(日本合
成社製、商品名ポリエスタ−WR961)100部から
なり、水を媒体とする塗布液を塗布する以外は、実施例
1と同様にして、金属蒸着ポリエステルフィルムコンデ
ンサを得た。
【0042】実施例5 ポリエステル(A)90部とポリエステル(B)10部
とをブレンドした後、290℃で溶融押出し無定形シー
トとした後、縦方向に90℃で4.2倍延伸した後次い
で、横方向に110℃で3.9倍延伸し、230℃で熱
処理を行い、厚さ5μm の二軸延伸ポリエステルフィル
ムを得た。この基材ポリエステルフィルムにカルボキシ
ル基を有する共重合ポリエステル(日本合成社製、商品
名TP−236)を90部、ポリイソシアネ−ト(日本
ポリウレタン社製、商品名コロネ−トL)を10部配合
したメチルエチルケトンとトルエンとの混合溶剤溶液を
乾燥塗布厚さ0.1μmとなるように塗布した。
【0043】得られたポリエステルフィルムを実施例1
と同様にして金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
を得た。 比較例4 平均粒径0.1μm のシリカを0.1部含有するポリエ
チレンテレフタレ−トを290℃で溶融押出し無定形シ
ートとした後、縦方向に90℃で4.2倍延伸した後、
官能基としてカルボン酸アンモニウム塩を有する水分散
型ポリウレタン(大日本インキ化学工業社製、商品名ハ
イドランAP40)90部、トリエチレングリコ−ルジ
グリシジルエ−テル10部からなり、水を媒体とする塗
布液をフィルムの両面に塗布し、次いで、実施例1と同
様にしてポリエステルフィルムを得た。
【0044】このフィルムの中心線平均粗さは0.00
2μmであり、滑り性が悪いため巻き作業性が悪く、実
用に供し得なかった。 実施例5 比較例4の塗布剤の代わりに、官能基としてカルボン酸
アンモニウム塩を有する水分散型ポリウレタン(大日本
インキ化学工業社製、商品名ハイドランAP40)85
部、トリエチレングリコ−ルジグリシジルエ−テル10
部、平均粒径0.06μmのシリカゾル5部からなり、
水を媒体とする塗布液を塗布する以外は、比較例4と同
様にしてポリエステルフィルムを得た。
【0045】得られたポリエステルフィルムを実施例1
と同様にして金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
を得た。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明の金属蒸着フィルムコンデンサ
は、優れた耐湿熱特性を有しており、コンデンサの長期
信頼性向上に寄与することができ、その工業的価値は高
い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に、(a)カルボキシル基、ヒドロキシル基またはこれ
    らの塩を有する樹脂群から選ばれる少なくとも一種の樹
    脂、および(b)イソシアネ−ト系化合物、エポキシ系
    化合物、アミン系化合物から選ばれる少なくとも一種の
    架橋剤を含有する塗布液を塗布、乾燥して得られる、表
    面粗さ(Ra)が0.005〜0.5μmの塗布層を有
    するフィルムの該塗布層面に金属を蒸着した後、積層ま
    たは巻回してなる金属蒸着ポリエステルフィルムコンデ
    ンサ。
JP3316936A 1991-11-29 1991-11-29 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ Pending JPH05152159A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316936A JPH05152159A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ
US07/978,959 US5738926A (en) 1991-11-29 1992-11-23 Metallized polyester film capacitor
DE69228294T DE69228294T2 (de) 1991-11-29 1992-11-24 Kondensator mit einem metallisierten Polyester-Film
EP92119994A EP0545227B1 (en) 1991-11-29 1992-11-24 Metallized polyester film capacitor
CA 2083730 CA2083730A1 (en) 1991-11-29 1992-11-25 Metallized polyester film capacitor
MX9206782A MX9206782A (es) 1991-11-29 1992-11-25 Capacitor de pelicula de poliester metalizada.
KR1019920022735A KR100239141B1 (ko) 1991-11-29 1992-11-26 금속화 폴리에스테르 필름 커패시터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316936A JPH05152159A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05152159A true JPH05152159A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18082589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3316936A Pending JPH05152159A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05152159A (ja)
KR (1) KR100239141B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5763096A (en) * 1995-03-08 1998-06-09 Toray Industries, Inc. Film having a good adhesive property and process for producing the same
EP2168999A2 (en) 2001-05-11 2010-03-31 Toray Industries, Inc. Biaxially oriented polypropylene film

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010028819A (ko) * 1999-09-27 2001-04-06 구광시 접착성이 우수한 고투명 폴리에스터 필름

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115214A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 ユニチカ株式会社 耐湿熱性の優れたフィルムコンデンサ−およびその製法
JPS60120511A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 ユニチカ株式会社 耐湿熱性の優れたフィルムコンデンサ−およびその製造方法
JPS6410187A (en) * 1987-07-03 1989-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gps receiver control system
JPS6472518A (en) * 1987-09-11 1989-03-17 Toray Industries Metallized polyester film for capacitor
JPH0272518A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Fujitsu Ltd 電気接点とその製造方法
JPH02205006A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Toray Ind Inc 金属化フィルムコンデンサ
JPH04188712A (ja) * 1990-11-21 1992-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ用メタライズドフィルムおよびこれを備えたコンデンサ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115214A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 ユニチカ株式会社 耐湿熱性の優れたフィルムコンデンサ−およびその製法
JPS60120511A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 ユニチカ株式会社 耐湿熱性の優れたフィルムコンデンサ−およびその製造方法
JPS6410187A (en) * 1987-07-03 1989-01-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gps receiver control system
JPS6472518A (en) * 1987-09-11 1989-03-17 Toray Industries Metallized polyester film for capacitor
JPH0272518A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Fujitsu Ltd 電気接点とその製造方法
JPH02205006A (ja) * 1989-02-02 1990-08-14 Toray Ind Inc 金属化フィルムコンデンサ
JPH04188712A (ja) * 1990-11-21 1992-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ用メタライズドフィルムおよびこれを備えたコンデンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5763096A (en) * 1995-03-08 1998-06-09 Toray Industries, Inc. Film having a good adhesive property and process for producing the same
EP2168999A2 (en) 2001-05-11 2010-03-31 Toray Industries, Inc. Biaxially oriented polypropylene film

Also Published As

Publication number Publication date
KR930011023A (ko) 1993-06-23
KR100239141B1 (ko) 2000-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06181142A (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
US5494727A (en) Metallized polyester film capacitor
JP3279660B2 (ja) ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムコンデンサ
EP0484956B1 (en) Polyester film capacitor element
JP7447658B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
US5738926A (en) Metallized polyester film capacitor
JPH05152159A (ja) 金属蒸着ポリエステルフイルムコンデンサ
JP3114364B2 (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JPH10128936A (ja) 蒸着ポリエステルフイルム
KR100458212B1 (ko) 폴리에스테르필름및그를사용한커패시터
JPH0793242B2 (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JP3817129B2 (ja) 帯電防止性ガスバリアフィルム
JPH0781179B2 (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルム
JP3044795B2 (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JP2003142332A (ja) コンデンサー用熱接着性ポリエステルフィルムおよびコンデンサー
JPH08250373A (ja) コンデンサ用ポリエステルフィルム
JP2964568B2 (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルム
JPH05275276A (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JP5818260B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
KR0133225B1 (ko) 기능성 폴리에스테르 필름 및 이로부터 제조된 금속 증착 폴리에스테르 필름
JPH09106926A (ja) 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JPH1034851A (ja) コンデンサ用ポリエステルフィルム
JPH07272974A (ja) コンデンサー用二軸延伸ポリエステルフィルム
JP5376769B2 (ja) 帯電防止性フィルム
JPH09141809A (ja) コンデンサ用ポリエステルフィルム