JPH05145466A - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
- Publication number
- JPH05145466A JPH05145466A JP3307395A JP30739591A JPH05145466A JP H05145466 A JPH05145466 A JP H05145466A JP 3307395 A JP3307395 A JP 3307395A JP 30739591 A JP30739591 A JP 30739591A JP H05145466 A JPH05145466 A JP H05145466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- base station
- howling
- call
- prevention circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基地局に有する１つのハウリング防止回路で
基地局および全ての移動局における拡声通話時のハウリ
ングを防止する。 【構成】 電話回線に接続される基地局と、この基地局
と無線で接続される少なくとも１つの移動局とを有する
コードレス電話機において、基地局および全ての移動局
における拡声通話時のハウリングを防止するハウリング
防止回路２５を基地局に設け、このハウリング防止回路
２５に基地局の通話信号および移動局の通話信号を接続
する接続制御回路２６を設ける。
基地局および全ての移動局における拡声通話時のハウリ
ングを防止する。 【構成】 電話回線に接続される基地局と、この基地局
と無線で接続される少なくとも１つの移動局とを有する
コードレス電話機において、基地局および全ての移動局
における拡声通話時のハウリングを防止するハウリング
防止回路２５を基地局に設け、このハウリング防止回路
２５に基地局の通話信号および移動局の通話信号を接続
する接続制御回路２６を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続され、
通話を主体に使用するコードレス電話機に関する。
通話を主体に使用するコードレス電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、電話機を用いて拡声通話を行
なう場合、スピーカで拡声される受話音声は音響的にマ
イクに回り込み、送話音声のように電話回線に送出され
ようとする。このとき、電話回線と電話機とのインビー
ダンス不整合により側音として反射し、再びスピーカで
拡声されるため、ハウリングループが形成されてハウリ
ングが発生してしまうことがある。これを防止するため
に、拡声電話機にはボイススイッチ回路やエコーキャン
セラ回路のようなハウリング防止回路を使用する必要が
あった。
なう場合、スピーカで拡声される受話音声は音響的にマ
イクに回り込み、送話音声のように電話回線に送出され
ようとする。このとき、電話回線と電話機とのインビー
ダンス不整合により側音として反射し、再びスピーカで
拡声されるため、ハウリングループが形成されてハウリ
ングが発生してしまうことがある。これを防止するため
に、拡声電話機にはボイススイッチ回路やエコーキャン
セラ回路のようなハウリング防止回路を使用する必要が
あった。
【０００３】図３は、従来のコードレス電話機の拡声機
能付基地局の構成を示し、図４は、従来のコードレス電
話機の拡声機能付移動局の構成を示している。
能付基地局の構成を示し、図４は、従来のコードレス電
話機の拡声機能付移動局の構成を示している。
【０００４】図３において、１は電話回線接続端子であ
り、通話回路２に接続される。通話回路２は無線回路
４、受話器５、ハウリング防止回路６とも接続され、こ
れらと電話回線の間の通話接続を行なう。無線回路４に
はアンテナ９が接続され、移動局との間の通話接続を行
なう。ハウリング防止回路６には、拡声通話用スピーカ
７と拡声通話用マイク８が接続される。主制御回路３
は、通話回路２、無線回路４、ハウリング防止回路６を
制御する。
り、通話回路２に接続される。通話回路２は無線回路
４、受話器５、ハウリング防止回路６とも接続され、こ
れらと電話回線の間の通話接続を行なう。無線回路４に
はアンテナ９が接続され、移動局との間の通話接続を行
なう。ハウリング防止回路６には、拡声通話用スピーカ
７と拡声通話用マイク８が接続される。主制御回路３
は、通話回路２、無線回路４、ハウリング防止回路６を
制御する。
【０００５】図４において、無線回路１１には、アンテ
ナ１０と通話回路１２が接続され、基地局との間の通話
接続を行なう。通話回路１２にはハウリング防止回路１
３、受話器スピーカ１７、受話器マイク１８が接続され
る。ハウリング防止回路１３には、拡声通話用スピーカ
１５と拡声通話用マイク１６が接続される。主制御回路
１４は、通話回路１２、ハウリング防止回路１３、無線
回路１１を制御する。
ナ１０と通話回路１２が接続され、基地局との間の通話
接続を行なう。通話回路１２にはハウリング防止回路１
３、受話器スピーカ１７、受話器マイク１８が接続され
る。ハウリング防止回路１３には、拡声通話用スピーカ
１５と拡声通話用マイク１６が接続される。主制御回路
１４は、通話回路１２、ハウリング防止回路１３、無線
回路１１を制御する。
【０００６】次に、上記従来例の動作について説明す
る。図３において、基地局が拡声通話を行なう場合に
は、主制御回路３は通話回路２に対しハウリング防止回
路６と電話回線の通話接続を行なうように指示する。ハ
ウリング防止回路６はハウリングが発生しないように、
拡声通話用スピーカ７に出力する受話音声と拡声通話用
マイク８から入力された送話音声を制御する。
る。図３において、基地局が拡声通話を行なう場合に
は、主制御回路３は通話回路２に対しハウリング防止回
路６と電話回線の通話接続を行なうように指示する。ハ
ウリング防止回路６はハウリングが発生しないように、
拡声通話用スピーカ７に出力する受話音声と拡声通話用
マイク８から入力された送話音声を制御する。
【０００７】また移動局が拡声通話を行なう場合には、
主制御回路３は通話回路２に対し無線回路４を介して移
動局と電話回線の通話接続を行なうように指示する。こ
のとき移動局では、図４に示す主制御回路１４が通話回
路１２に対しハウリング防止回路１３と無線回路１１の
通話接続を行なうように指示する。ハウリング防止回路
１３はハウリングが発生しないように、拡声通話用スピ
ーカ１５に出力する受話音声と拡声通話用マイク１６か
ら入力された送話音声を制御する。
主制御回路３は通話回路２に対し無線回路４を介して移
動局と電話回線の通話接続を行なうように指示する。こ
のとき移動局では、図４に示す主制御回路１４が通話回
路１２に対しハウリング防止回路１３と無線回路１１の
通話接続を行なうように指示する。ハウリング防止回路
１３はハウリングが発生しないように、拡声通話用スピ
ーカ１５に出力する受話音声と拡声通話用マイク１６か
ら入力された送話音声を制御する。
【０００８】このように上記従来のコードレス電話機で
は、拡声通話を行なう基地局又は移動局に有するハウリ
ング防止回路が動作することにより、ハウリングの発生
しない拡声通話を実現することができた。
は、拡声通話を行なう基地局又は移動局に有するハウリ
ング防止回路が動作することにより、ハウリングの発生
しない拡声通話を実現することができた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話機では、拡声通話を行なう基地局と
移動局全てにハウリング防止回路を設ける必要があるた
め、基地局と移動局全ての回路規模が大きくなってしま
うという問題があった。
来のコードレス電話機では、拡声通話を行なう基地局と
移動局全てにハウリング防止回路を設ける必要があるた
め、基地局と移動局全ての回路規模が大きくなってしま
うという問題があった。
【００１０】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、基地局に有する１つのハウリング防止回路
で、基地局及び全ての移動局における拡声通話時のハウ
リングを防止するようにした優れたコードレス電話機を
提供することを目的とする。
ものであり、基地局に有する１つのハウリング防止回路
で、基地局及び全ての移動局における拡声通話時のハウ
リングを防止するようにした優れたコードレス電話機を
提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のコードレス電話機は、基地局にハウリング防
止回路と、このハウリング防止回路に基地局の通話信号
と移動局の通話信号を接続する接続制御回路を設け、基
地局及び移動局のいずれの拡声通話時においても基地局
のハウリング防止回路を使用することができるようにし
たものである。
に本発明のコードレス電話機は、基地局にハウリング防
止回路と、このハウリング防止回路に基地局の通話信号
と移動局の通話信号を接続する接続制御回路を設け、基
地局及び移動局のいずれの拡声通話時においても基地局
のハウリング防止回路を使用することができるようにし
たものである。
【００１２】
【作用】したがって、本発明によれば、基地局の拡声通
話時には基地局の通話信号をハウリング防止回路に接続
し、また移動局の拡声通話時には移動局の通話信号をハ
ウリング防止回路に接続することができ、基地局に有す
る１つのハウリング防止回路で、基地局及び全ての移動
局の拡声通話時のハウリングを防止することができる。
話時には基地局の通話信号をハウリング防止回路に接続
し、また移動局の拡声通話時には移動局の通話信号をハ
ウリング防止回路に接続することができ、基地局に有す
る１つのハウリング防止回路で、基地局及び全ての移動
局の拡声通話時のハウリングを防止することができる。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の実施例における基地局の構
成を示し、図２は、本発明の実施例における移動局の構
成を示すものである。
成を示し、図２は、本発明の実施例における移動局の構
成を示すものである。
【００１４】図１において、２１は電話回線接続端子で
あり、通話回路２２に接続される。通話回路２２は無線
回路２３、受話器２４およびハウリング防止回路２５と
接続され、これらと電話回線２２の間の通話接続を行な
う。無線回路２３にはアンテナ２９が接続され、移動局
との間の通話接続を行なう。ハウリング防止回路２５に
は、接続制御回路２６が接続され、接続制御回路２６に
は、無線回路２３と拡声通話用スピーカ２７、拡声通話
用マイク２８が接続される。主制御回路３０は、通話回
路２１、無線回路２３、ハウリング防止回路２５および
接続制御回路２６を制御する。
あり、通話回路２２に接続される。通話回路２２は無線
回路２３、受話器２４およびハウリング防止回路２５と
接続され、これらと電話回線２２の間の通話接続を行な
う。無線回路２３にはアンテナ２９が接続され、移動局
との間の通話接続を行なう。ハウリング防止回路２５に
は、接続制御回路２６が接続され、接続制御回路２６に
は、無線回路２３と拡声通話用スピーカ２７、拡声通話
用マイク２８が接続される。主制御回路３０は、通話回
路２１、無線回路２３、ハウリング防止回路２５および
接続制御回路２６を制御する。
【００１５】図２において、無線回路３２には、アンテ
ナ３１と通話回路３３が接続され、基地局との間の通話
接続を行なう。通話回路３３には、拡声通話用スピーカ
３４、拡声通話用マイク３５、受話器スピーカ３６およ
び受話器マイク３７が接続される。主制御回路３８は、
通話回路３３および無線回路３２を制御する。
ナ３１と通話回路３３が接続され、基地局との間の通話
接続を行なう。通話回路３３には、拡声通話用スピーカ
３４、拡声通話用マイク３５、受話器スピーカ３６およ
び受話器マイク３７が接続される。主制御回路３８は、
通話回路３３および無線回路３２を制御する。
【００１６】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図１において、基地局が拡声通話を行なう場合に
は、主制御回路３０は、通話回路２２に対しハウリング
防止回路２５と電話回線との通話接続を行なうように指
示し、接続制御回路２６に対し拡声通話用スピーカ２７
と拡声通話用マイク２８をハウリング防止回路２５に接
続するように指示する。ハウリング防止回路２５はハウ
リングが発生しないように、拡声通話用スピーカ２７に
出力する受話音声と拡声通話用マイク２８から入力され
た送話音声を制御する。
る。図１において、基地局が拡声通話を行なう場合に
は、主制御回路３０は、通話回路２２に対しハウリング
防止回路２５と電話回線との通話接続を行なうように指
示し、接続制御回路２６に対し拡声通話用スピーカ２７
と拡声通話用マイク２８をハウリング防止回路２５に接
続するように指示する。ハウリング防止回路２５はハウ
リングが発生しないように、拡声通話用スピーカ２７に
出力する受話音声と拡声通話用マイク２８から入力され
た送話音声を制御する。
【００１７】また移動局が拡声通話を行なう場合には、
主制御回路３０は、通話回路２２に対しハウリング防止
回路２５と電話回線との通話接続を行なうように指示
し、接続制御回路２６に対し無線回路２３をハウリング
防止回路２５に接続するように指示し、無線回路２３に
対し移動局との間で通話接続を行なうように指示する。
ハウリング防止回路２５はハウリングが発生しないよう
に、無線回路２３より出力する受話音声と無線回路２３
から入力された送話音声を制御する。このとき移動局で
は、図２に示す主制御回路３８が通話回路３３に対し拡
声通話用スピーカ３４および拡声通話用マイク３５と無
線回路３２との通話接続を行なうように指示する。
主制御回路３０は、通話回路２２に対しハウリング防止
回路２５と電話回線との通話接続を行なうように指示
し、接続制御回路２６に対し無線回路２３をハウリング
防止回路２５に接続するように指示し、無線回路２３に
対し移動局との間で通話接続を行なうように指示する。
ハウリング防止回路２５はハウリングが発生しないよう
に、無線回路２３より出力する受話音声と無線回路２３
から入力された送話音声を制御する。このとき移動局で
は、図２に示す主制御回路３８が通話回路３３に対し拡
声通話用スピーカ３４および拡声通話用マイク３５と無
線回路３２との通話接続を行なうように指示する。
【００１８】このように、実施例によれば、基地局が拡
声通話を行なう場合には、接続制御回路２６は基地局の
拡声通話用スピーカ２７と拡声通話用マイク２８をハウ
リング防止回路２５に接続し、移動局が拡声通話を行な
う場合には、接続制御回路２６は無線回路２３をハウリ
ング防止回路２５に接続し、ハウリング防止回路２５は
いずれの場合においてもハウリングが発生しないように
受話音声と送話音声を制御するので、基地局及び全ての
移動局の拡声通話時のハウリングを防止することができ
るとともに、移動局の回路規模を小さくできる。
声通話を行なう場合には、接続制御回路２６は基地局の
拡声通話用スピーカ２７と拡声通話用マイク２８をハウ
リング防止回路２５に接続し、移動局が拡声通話を行な
う場合には、接続制御回路２６は無線回路２３をハウリ
ング防止回路２５に接続し、ハウリング防止回路２５は
いずれの場合においてもハウリングが発生しないように
受話音声と送話音声を制御するので、基地局及び全ての
移動局の拡声通話時のハウリングを防止することができ
るとともに、移動局の回路規模を小さくできる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記実施例により明らかなよう
に、基地局に設けた１つのハウリング防止回路で、基地
局及び全ての移動局の拡声通話時のハウリングを防止す
ることができる。
に、基地局に設けた１つのハウリング防止回路で、基地
局及び全ての移動局の拡声通話時のハウリングを防止す
ることができる。
【図１】本発明の実施例におけるコードレス電話機の基
地局のブロック図
地局のブロック図
【図２】本発明の実施例におけるコードレス電話機の移
動局のブロック図
動局のブロック図
【図３】従来のコードレス電話機の基地局のブロック図
【図４】従来のコードレス電話機の移動局のブロック図
２３ 無線回路 ２５ ハウリング防止回路 ２６ 接続制御回路 ３０ 主制御回路 ３２ 無線回路 ３８ 主制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 電話回線に接続される基地局と、基地局
と無線で接続される少なくとも１つの移動局から構成さ
れるコードレス電話機であって、 前記基地局にハウリング防止回路と、このハウリング防
止回路に前記基地局の通話信号と前記移動局の通話信号
を接続する接続制御回路を設けたことを特徴とするコー
ドレス電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307395A JPH05145466A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307395A JPH05145466A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | コードレス電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05145466A true JPH05145466A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17968537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307395A Pending JPH05145466A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05145466A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0575684A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-26 | Sanyo Electric Co Ltd | コードレス電話装置 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3307395A patent/JPH05145466A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0575684A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-26 | Sanyo Electric Co Ltd | コードレス電話装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |