JPH05131963A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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Publication number
JPH05131963A
JPH05131963A JP3298910A JP29891091A JPH05131963A JP H05131963 A JPH05131963 A JP H05131963A JP 3298910 A JP3298910 A JP 3298910A JP 29891091 A JP29891091 A JP 29891091A JP H05131963 A JPH05131963 A JP H05131963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type vehicle
fuel tank
scooter type
air cleaner
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP3298910A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Yamauchi
幸作 山内
Tomoo Nagumo
智夫 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH05131963A publication Critical patent/JPH05131963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンダーボーンの幅を広げることなく燃料タン
クの配置ができ、あわせてエアクリーナー、オイルタン
クの配置を可能とするスクータ型車両を提供することを
目的とする。 【構成】フレームに固定的に設けられるエンジン6の回
転を揺動可能なチエン伝導機構8を通じて後輪7に伝
え、シート10の下部に物品収納室12を有するスクー
タ型車両において、レッグシールド23の内側で車体の
前後方向中心に対し一側に燃料タンク16を配置し、他
側にエアクリーナー17および必要なオイルタンク18
を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスクータ型車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両でエンジンが固定して設
けられ、後輪へ動力を伝達するチェーン伝導機構が揺動
するように構成されたアンダーボーン車両においては、
通常シートの下にセミジェット型ヘルメットを収納可能
な物品収納室が設けられ、燃料タンクはフレーム内に設
けるものやレッグシールド内に配置したもの(例えば実
公昭37−27681号公報および特開昭64−414
85号公報参照。)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらフレーム
に一体に燃料タンクを設けるようにしたものでは、タン
ク容量を効率よくかせぐことができるが、溶接部の気密
性を確実にすることが必須であり、フレームは大型部品
であるだけにその溶接部の気密性を保つことは非常に困
難であるばかりでなくフレームは強度部材であるから強
度劣化による気密性の不良化や衝突時等の変形、破損な
どによって燃料漏れを起こすことがある。
【0004】燃料タンクを別体として設けるようにした
ものでは、上記フレームに設ける場合の問題点はない
が、タンク容積をかせごうとするとタンク幅を広げなけ
ればならないので、レッグシールドのアンダーボーン部
の幅が広くなり、レッグシールド内に脚を納めて雨水や
泥をよけるようにするためにはシールドの幅を広げざる
を得なくなるという問題点がある。
【0005】この発明は、アンダーボーンの幅を広げる
ことなく燃料タンクの配置ができ、あわせてエアクリー
ナー、オイルタンクの配置を可能とするスクータ型車両
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明では、フレームに固定的に設けられるエンジン
の回転を揺動可能なチエンケース内のチエン伝導機構を
通じて後輪に伝え、シートの下部に物品収納室を有する
スクータ型車両において、レッグシールドの内側で車体
の前後方向中心に対し一側に燃料タンクを配置し、他側
にエアクリーナーと必要によりオイルタンクを配置した
ものである。
【0007】
【作用】このスクータ型車両はレッグシールドの内側で
車体の前後方向中心に対し一側に燃料タンクを設けるよ
うにしているので、デードスペースを有効に利用しなが
ら容積の大きい燃料タンクを設けることができる。また
燃料タンクをヘルメット収納室の側部にまで設けること
ができるため一層容量の増大をはかることができる。ま
た反対側にはエアクリーナーを設け、必要によりオイル
タンクを設けることができるためデッドスペースをすべ
て有効に利用される。
【0008】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
【0009】スクータ型車両は、図1〜図3および図
7、図8に示すように本体フレーム1のダウンチューブ
1aの前端に前輪2のステアリングシャフト3を支持す
るヘッドパイプ4が溶着され、ダウンチューブ1aの後
部にはモノコックタイプのメインフレーム5が接続され
てこのメインフレーム5にエンジン6が固定されてい
る。このエンジン6の駆動力は後輪7にチエン伝導する
伝導機構8を通じてなされ、この伝導機構8はチエンケ
ース8a内に収容され、上下揺動可能に支持され、クッ
ションユニット9により緩衝されている。
【0010】エンジン6の上方でシート10の下部に
は、セミジェット型のヘルメット11を立てて納められ
る物品収納室12がメインフレーム5に一体あるいは一
体的に設けられ、シート10の後部にはリヤキャリヤ兼
用のリヤ側物品収納室13が設けられている。このシー
ト10はその前端下部が車体にヒンジ14により枢支さ
れ、図1に鎖線で示すように開閉可能とされてヘルメッ
ト11の出し入れができる。
【0011】前記ダウンチューブ1a、物品収納室1
2、エンジン6部分は、図11に示すようなフレームカ
バー15で覆われている。このカバー15とダウンチュ
ーブ1aおよび物品収納室12の側面との間には間隔が
あり、一側の間隔内には燃料タンク6が配置され、他側
の間隔内にはエアクリーナー17およびオイルタンク1
8が配置されている。
【0012】燃料タンク16は図6に正面よりみた配置
形態を、図9に縦断面を示すようにその上面はダウンチ
ューブ1aの湾曲に適合するよう鞍形状に形成され、そ
の前端の立上り部16aはヘッドパイプ4の近傍に延び
図12のようにダウンチューブ1aを貫通あるいは迂回
してその上面に開口されており、この開口部はキャップ
19で開閉されるようになっている。図9において20
はエア抜き管、21は燃料取出口である。
【0013】燃料タンク16はヘッドパイプ4付近から
ダウンチューブ1aの側方に沿って後下方に延び、その
後端部は物品収納室12の側方まで延びて終端し、タン
ク容量を充分なものとしている。物品収納室12の側方
まで延設した燃料タンク16の終端部上部を上方に膨出
させ、タンク後端部上部をダウンチューブ1aの最下部
より上方まで拡張することにより、タンク容量をより増
大させることができる。
【0014】その際、図9に示すように、燃料タンク1
6の後端部上部にブリーザ出口20aを設け、このブリ
ーザ出口20aをブリーザパイプ20で給油口16a側
の高い位置(ブリーザ出口20aより高所)に開口させ
ることにより、燃料タンク16の後部膨出部をタンク容
量として有効的に活用できる。
【0015】エアクリーナー17はエンジン6の上部前
方であってダウンチューブ1aにそって置かれ、その後
方位置で物品収納室12の側部にそってオイルタンク1
8が置かれており、これら燃料タンク16、エアクリー
ナー17、オイルタンク18とエンジン6との間にはエ
ンジン6の熱を遮断するための熱遮蔽板22が図1、図
2および図6に示すように配置されている。
【0016】前記フレームカバー15はレッグシールド
23に続いて車体の両側を覆い、後輪7の上部に延びて
いてその上に前記収納室13が位置され、その下面には
後輪7の泥よけ24が位置される。
【0017】このように、このスクータ型車両は、レッ
グシールド23の内側に燃料タンク16やオイルタンク
18、エアクリーナー17を配置し、しかも、燃料タン
ク16は車体の左右方向中心に対し片側に、その反対側
にエアクリーナー17を配置したので、アンダボーンタ
イプのスクータ型車両の幅を大きくしたり、大型化する
ことなく、燃料タンク16やエアクリーナー17を配置
できる。また、燃料タンク16はヘッドパイプ部から物
品収納室12側方まで延びるのでタンク容量を大きくす
ることができ、さらに、横断面が矩形に近い形に成形で
きるので、ブロー成形し易く、コストダウンが図れる。
このスクータ型車両は、キャブレタ28が車体フレーム
1の長手方向中心より側方に偏位しがちな2サイクルエ
ンジンに特に適したものとなる。
【0018】したがって、このスクータ型車両はレッグ
シールド23の内側でフレームカバー15内に燃料タン
ク16、エアクリーナー17、オイルタンク18が配置
されるので外部からは見えず、また燃料タンク16はダ
ウンチューブ1の側部から物品収納室12の側部にかけ
て配置されるのでタンク容量が大きくでき、2サイクル
エンジンのようにキャブレターが車体中心からずれた位
置となるタイプのエンジンの場合に適したレイアウトを
行なうことができる。
【0019】エアクリーナー17とオイルタンク18と
は車体の左右方向中心に対し一側に偏位させて前後方向
に配置した例を示したが、エアクリーナー17とオイル
タンク18の前後関係を逆にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アンダ
ーボーン部の容積および幅を大きくすることなく燃料タ
ンクおよびエアクリーナーの配置ができ、かつ物品収納
室の側部まで燃料タンクを設けることができるのでその
容量を大きくすることができる。また燃料タンクの断面
はほぼ矩形状にできるのでブロー成形も容易であり、コ
ストダウンをはかることが可能となる。さらにオイルタ
ンクとエアクリーナーとを片側に配置できるのでデッド
スペースを無駄なく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すスクータ型車両の一
部を断面とした側面図。
【図2】図1のスクータ型車両を反対面から見た側面
図。
【図3】図1のスクータ型車両の平面図。
【図4】スクータ型車両の正面図。
【図5】スクータ型車両の後面図。
【図6】燃料タンク、エアクリーナーの配置状態を示す
正面図。
【図7】車体フレームの側面図。
【図8】フレームカバーの分解斜視図。
【図9】燃料タンクの断面図。
【図10】図1のA−A線に沿う断面図。
【図11】図1のB−B線に沿う断面図。
【図12】図1のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 1a ダウンチューブ 4 ヘッドパイプ 5 メインフレーム 6 エンジン 8 伝導機構 10 シート 12 物品収納室 13 リヤ側物品収納室 15 フレームカバー 16 燃料タンク 17 エアクリーナー 18 オイルタンク 23 レッグシールド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに固定的に設けられるエンジン
    の回転を揺動可能なチエンケース内のチエン伝導機構を
    通じて後輪に伝え、シートの下部に物品収納室を有する
    スクータ型車両において、レッグシールドの内側で車体
    の前後方向中心に対し一側に燃料タンクを配置し、他側
    にエアクリーナーを配置したことを特徴とするスクータ
    型車両。
  2. 【請求項2】 前記スクータ型車両において、レッグシ
    ールドの内側で車体の前後方向中心に対し一側に燃料タ
    ンクを、他側にエアクリーナーおよびオイルタンクを配
    置したことを特徴とする請求項1記載のスクータ型車
    両。
JP3298910A 1991-11-14 1991-11-14 スクータ型車両 Pending JPH05131963A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3298910A JPH05131963A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 スクータ型車両

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JP3298910A JPH05131963A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 スクータ型車両

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JPH05131963A true JPH05131963A (ja) 1993-05-28

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ID=17865757

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JP (1) JPH05131963A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6591934B2 (en) * 2000-09-06 2003-07-15 Suzuki Kabushiki Kaisha Motorcycle
ES2259487A1 (es) * 2002-05-10 2006-10-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha "vehiculo tipo scooter".
JP2008007108A (ja) * 2007-07-30 2008-01-17 Suzuki Motor Corp スクータ型車両

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JP4655075B2 (ja) * 2007-07-30 2011-03-23 スズキ株式会社 スクータ型車両

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