JPH05112948A - 捨型枠およびそれを使用した基礎施工法 - Google Patents
捨型枠およびそれを使用した基礎施工法Info
- Publication number
- JPH05112948A JPH05112948A JP27528491A JP27528491A JPH05112948A JP H05112948 A JPH05112948 A JP H05112948A JP 27528491 A JP27528491 A JP 27528491A JP 27528491 A JP27528491 A JP 27528491A JP H05112948 A JPH05112948 A JP H05112948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- forms
- reinforced
- cutting
- scrap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 軽量、薄肉の捨型枠を提供し、その捨型枠に
よって使用してセパレーター等を使用しないで配筋、コ
ンクリートを打設する。 【構成】 内面に一定間隔に縦リブ１がある。捨型枠Ａ
間にプレハブ鉄筋篭Ｃを配置してコンクリートを打設す
る方法である。
よって使用してセパレーター等を使用しないで配筋、コ
ンクリートを打設する。 【構成】 内面に一定間隔に縦リブ１がある。捨型枠Ａ
間にプレハブ鉄筋篭Ｃを配置してコンクリートを打設す
る方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は布基礎を施工する捨型
枠およびそれを使用した基礎施工法に関するものであ
る。
枠およびそれを使用した基礎施工法に関するものであ
る。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】一般のコンクリート型
枠工事は鉄筋を配筋して、その両側に型枠を配し、セパ
レータ、型枠緊結金物を使用して型枠を組立て、コンク
リートを打設して、コンクリートの硬化後脱型する。
枠工事は鉄筋を配筋して、その両側に型枠を配し、セパ
レータ、型枠緊結金物を使用して型枠を組立て、コンク
リートを打設して、コンクリートの硬化後脱型する。
【０００３】ところで現場での省力化のため捨型枠を使
用し、プレハブ鉄筋篭を使用することが要望されてきて
いる。
用し、プレハブ鉄筋篭を使用することが要望されてきて
いる。
【０００４】この発明は前記要望に対処すべく開発した
ものである。
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の捨型枠は堰板
内面に一定間隔に、かつ一体に縦リブが突設してあり、
その捨型枠の使用に際しては、それを相対向して樹立す
るとともに、捨型枠間にプレハブ鉄筋篭を配置してコン
クリートを打設して基礎を施工する方法である。
内面に一定間隔に、かつ一体に縦リブが突設してあり、
その捨型枠の使用に際しては、それを相対向して樹立す
るとともに、捨型枠間にプレハブ鉄筋篭を配置してコン
クリートを打設して基礎を施工する方法である。
【０００６】
【実施例】この発明の捨型枠Ａはプレキャストコンクリ
ートの薄板等からなり、その内面に、一定間隔、例えば
その捨型枠Ａ内に配筋する鉄筋篭のスタラップピッチに
合せた寸法間隔をもって縦リブ１が一体的に突設してあ
る。
ートの薄板等からなり、その内面に、一定間隔、例えば
その捨型枠Ａ内に配筋する鉄筋篭のスタラップピッチに
合せた寸法間隔をもって縦リブ１が一体的に突設してあ
る。
【０００７】以上の捨型枠Ａの使用に際しては先ず、地
盤に所定深さ、すなわち布基礎の根入れ深さに相当する
深さの根切りＢをなし、その根切り底に敷砂２を布設、
または捨コンクリートを打設し、その上にライナー３を
設置する。このライナー３はＬ形断面の両側受レール４
が連結材５で連結され、この連結材５の上部には鉄筋受
部６があり、立上り辺７と受レール４とで溝形をなし、
長さ方向に所定間隔に配置されている。この受レール４
には捨型枠Ａの下端を嵌めて樹立し、直ちに捨型枠Ａの
外側根切り部分に土砂を埋戻す。
盤に所定深さ、すなわち布基礎の根入れ深さに相当する
深さの根切りＢをなし、その根切り底に敷砂２を布設、
または捨コンクリートを打設し、その上にライナー３を
設置する。このライナー３はＬ形断面の両側受レール４
が連結材５で連結され、この連結材５の上部には鉄筋受
部６があり、立上り辺７と受レール４とで溝形をなし、
長さ方向に所定間隔に配置されている。この受レール４
には捨型枠Ａの下端を嵌めて樹立し、直ちに捨型枠Ａの
外側根切り部分に土砂を埋戻す。
【０００８】次いで先組した梁部鉄筋すなわち主筋とス
タラップ筋を組立てた地中梁鉄筋篭Ｃを捨型枠Ａ間に落
し込み、その位置は根切り底のライナー３の鉄筋受部６
によって固定される。なお、地中梁鉄筋篭Ｃの落し込み
に際しては捨型枠Ａの上部の止め金具８は一時的に外し
ておく。
タラップ筋を組立てた地中梁鉄筋篭Ｃを捨型枠Ａ間に落
し込み、その位置は根切り底のライナー３の鉄筋受部６
によって固定される。なお、地中梁鉄筋篭Ｃの落し込み
に際しては捨型枠Ａの上部の止め金具８は一時的に外し
ておく。
【０００９】次いで、捨型枠Ａ間にコンクリート９を打
設して基礎を完成する。
設して基礎を完成する。
【００１０】なお柱脚部においては杭基礎の上にフーチ
ングコンクリート１０を打設し、前記ライナー３の端部
はこのフーチングコンクリート１０にホールインアンカ
ー１１によって固定され、またこのフーチングコンクリ
ート１０上には先組した柱脚部鉄筋Ｄを設置する。なお
捨型枠Ａの縦リブ１と地中梁鉄筋篭Ｃのスタラップ筋と
は位置を齟齬させてコンクリートかぶり厚を確保してい
る。
ングコンクリート１０を打設し、前記ライナー３の端部
はこのフーチングコンクリート１０にホールインアンカ
ー１１によって固定され、またこのフーチングコンクリ
ート１０上には先組した柱脚部鉄筋Ｄを設置する。なお
捨型枠Ａの縦リブ１と地中梁鉄筋篭Ｃのスタラップ筋と
は位置を齟齬させてコンクリートかぶり厚を確保してい
る。
【００１１】他の方法としてはライナー１の設置までは
同様であるが、次いで先組した柱脚部鉄筋Ｄをフーチン
グコンクリート１０上に穿設したアンカーボルト１２を
覆うように設置し、かつライナー３を定規として先組し
た地中梁鉄筋篭Ｃを設置し、地中梁鉄筋篭Ｃと柱脚部鉄
筋Ｄとはグラウトカップラー１３を用いて接続され、次
いでその周囲に捨型枠Ａを樹立し、上部を止め金具８で
連結し、その捨型枠Ａの外側を埋戻し、次いで捨型枠Ａ
間にコンクリートを打設する。
同様であるが、次いで先組した柱脚部鉄筋Ｄをフーチン
グコンクリート１０上に穿設したアンカーボルト１２を
覆うように設置し、かつライナー３を定規として先組し
た地中梁鉄筋篭Ｃを設置し、地中梁鉄筋篭Ｃと柱脚部鉄
筋Ｄとはグラウトカップラー１３を用いて接続され、次
いでその周囲に捨型枠Ａを樹立し、上部を止め金具８で
連結し、その捨型枠Ａの外側を埋戻し、次いで捨型枠Ａ
間にコンクリートを打設する。
【００１２】
【発明の効果】この発明は以上の構成からなり、この捨
型枠は内面に縦リブが所定間隔に設けてあり、薄肉パネ
ルであり、かつセパレーター等の緊結金具を使用しない
でも土圧および打設したコンクリート圧にも耐えるよう
にすることができ、延いては捨型枠の軽量化ができる。
さらにこの縦リブはアンカーとなって捨型枠内に打設し
たコンクリートとの付着性、一体性を向上できる。
型枠は内面に縦リブが所定間隔に設けてあり、薄肉パネ
ルであり、かつセパレーター等の緊結金具を使用しない
でも土圧および打設したコンクリート圧にも耐えるよう
にすることができ、延いては捨型枠の軽量化ができる。
さらにこの縦リブはアンカーとなって捨型枠内に打設し
たコンクリートとの付着性、一体性を向上できる。
【００１３】また捨型枠とプレハブ鉄筋篭との組合せに
よって施工能率を著しく向上できる。
よって施工能率を著しく向上できる。
【図１】捨型枠を示したもので、(a) は内正面図、(b)
は使用状態の横断面図である。
は使用状態の横断面図である。
【図２】使用状態の拡大縦断面図である。
【図３】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図４】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図５】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図６】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図７】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図８】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図９】この発明の実施例の施工過程の斜視図である。
【図１０】この発明の他の実施例の施工過程の斜視図で
ある。
ある。
【図１１】この発明の他の実施例の施工過程の斜視図で
ある。
ある。
Ａ…捨型枠、Ｂ…根切底、Ｃ…地中梁鉄筋篭、Ｄ…柱脚
部鉄筋 １…縦リブ、２…敷砂、３…ライナー、４…受レール、
５…連結材、６…鉄筋受部、７…立止り辺、８…止め金
具、９…コンクリート、１０フーチングコンクリート、
１１…ホールインアンカー、１２…アンカーボルト、１
３…グラウトカップラー
部鉄筋 １…縦リブ、２…敷砂、３…ライナー、４…受レール、
５…連結材、６…鉄筋受部、７…立止り辺、８…止め金
具、９…コンクリート、１０フーチングコンクリート、
１１…ホールインアンカー、１２…アンカーボルト、１
３…グラウトカップラー
Claims (2)
- 【請求項１】 薄板堰板内面に一定間隔に、かつ一体に
縦リブが突設してあることを特徴とする捨型枠。 - 【請求項２】 堰板内面に一定間隔に、かつ一体に縦リ
ブが突設してある捨型枠を相対向して樹立するととも
に、捨型枠間にプレハブ鉄筋篭を配置してコンクリート
を打設することを特徴とする基礎施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27528491A JPH05112948A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 捨型枠およびそれを使用した基礎施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27528491A JPH05112948A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 捨型枠およびそれを使用した基礎施工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05112948A true JPH05112948A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17553283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27528491A Withdrawn JPH05112948A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 捨型枠およびそれを使用した基礎施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05112948A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100469423C (zh) | 2006-12-28 | 2009-03-18 | 李再亮 | 电泳漆板式超滤回收方法及板式超滤膜组件 |
| JP2020197015A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社安藤・間 | 基礎の構築方法 |
| EP4234833A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-30 | Cheng Chi Steel Co., Ltd | Multi-piece pre-assembled raft foundation and construction method thereof |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP27528491A patent/JPH05112948A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100469423C (zh) | 2006-12-28 | 2009-03-18 | 李再亮 | 电泳漆板式超滤回收方法及板式超滤膜组件 |
| JP2020197015A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社安藤・間 | 基礎の構築方法 |
| EP4234833A1 (en) * | 2022-02-24 | 2023-08-30 | Cheng Chi Steel Co., Ltd | Multi-piece pre-assembled raft foundation and construction method thereof |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100951097B1 (ko) | 지하구조물의 슬래브 및 합벽 구조물과 시공 방법, 그리고 받침브라켓 | |
| CN212801564U (zh) | 一种基坑钢板桩支护结构 | |
| JP2021134522A (ja) | 地下構造体施工方法 | |
| KR100562686B1 (ko) | 강널말뚝과 현장타설 콘크리트를 이용한 지하 구조체 및그의 시공방법 | |
| JPH05112948A (ja) | 捨型枠およびそれを使用した基礎施工法 | |
| JP2641182B2 (ja) | 斜面の安定化工法及び斜面における拡張工法 | |
| EP0151626B1 (en) | Procedure for making foundations for a structure, and intermediate piece for use in the procedure | |
| JPH08177059A (ja) | 基礎用ブロック及びこの基礎ブロックを用いた布基礎一体化工法 | |
| JPH0657768A (ja) | 擁壁構造とその施工方法 | |
| JPH05112949A (ja) | 基礎の施工方法 | |
| JPH10299003A (ja) | プレキャストコンクリート部材を用いた基礎工法 | |
| CN113565139B (zh) | 便于地梁与地板的模板脱模的施工方法 | |
| JPH084033A (ja) | 建物地下外周耐圧壁の構築方法 | |
| CN221167928U (zh) | 一种地下室外墙后浇带免拆外模板构造 | |
| CN221218874U (zh) | 高大承台的一体式模板结构 | |
| JP2001164559A (ja) | Ｌ型プレキャスト部材を用いた連続地中壁ガイドウオールの施工方法 | |
| JPS6350491B2 (ja) | ||
| JPS6123092Y2 (ja) | ||
| JPH0754351Y2 (ja) | 仮設工法で用いられる捨型枠 | |
| JP3108112B2 (ja) | 基礎構造 | |
| JPH0467533B2 (ja) | ||
| KR0165582B1 (ko) | 자립형 pc벽체 설치공법 | |
| JP2643760B2 (ja) | 基礎梁の構築方法 | |
| JP2877881B2 (ja) | 鉄筋コンクリート製地下室の構築方法 | |
| JP2520364B2 (ja) | 地下躯体の構築工法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |