JPH05105112A - フロントコーナーパネルの取付構造 - Google Patents
フロントコーナーパネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH05105112A JPH05105112A JP3291899A JP29189991A JPH05105112A JP H05105112 A JPH05105112 A JP H05105112A JP 3291899 A JP3291899 A JP 3291899A JP 29189991 A JP29189991 A JP 29189991A JP H05105112 A JPH05105112 A JP H05105112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front corner
- corner panel
- panel
- stud bolt
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロントコーナーパネルの取付強度を高める
とともに、フロントアウタパネルとの隙間を小さくす
る。 【構成】 本発明は、フロントアウタパネルの両側にフ
ロントコーナーパネルを配置してなる自動車において、
上記フロントアウタパネルのフロントコーナーパネル側
の段部にスタッドボルトを突設するとともに、これに対
応する上記フロントコーナーパネルの折り返し部にダル
マ孔を設け、該ダルマ孔の大径部に上記スタッドボルト
の頭部を通し、上記フロントコーナーパネルをスライド
させてダルマ孔の小径部を上記スタッドボルトの頭部に
係合したことを特徴とする。
とともに、フロントアウタパネルとの隙間を小さくす
る。 【構成】 本発明は、フロントアウタパネルの両側にフ
ロントコーナーパネルを配置してなる自動車において、
上記フロントアウタパネルのフロントコーナーパネル側
の段部にスタッドボルトを突設するとともに、これに対
応する上記フロントコーナーパネルの折り返し部にダル
マ孔を設け、該ダルマ孔の大径部に上記スタッドボルト
の頭部を通し、上記フロントコーナーパネルをスライド
させてダルマ孔の小径部を上記スタッドボルトの頭部に
係合したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、キャブオーバー型自動
車やワンボックスカーで採用しているフロントコーナー
パネルの取付構造に関する。
車やワンボックスカーで採用しているフロントコーナー
パネルの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６の自動車では、フロントコーナーパ
ネルａをフロントアウタパネルｂと別個に構成して、板
金修理が容易に行なえるようにしている。ところで、こ
れらのパネルａ，ｂをボルトで互いに結合すると、車体
表面にボルトの頭部が露出し、体裁が悪くなる。そこ
で、図４に示すようにフロントピラーアウタパネルｃに
係止ブラケットｄを固着するとともに、フロントコーナ
ーパネルａの折り返し部ａ1 にブラケットｅを固着して
おき、該ブラケットｅを係止ブラケットｄに係合させて
フロントコーナーパネルａを車体に組付けていた。
ネルａをフロントアウタパネルｂと別個に構成して、板
金修理が容易に行なえるようにしている。ところで、こ
れらのパネルａ，ｂをボルトで互いに結合すると、車体
表面にボルトの頭部が露出し、体裁が悪くなる。そこ
で、図４に示すようにフロントピラーアウタパネルｃに
係止ブラケットｄを固着するとともに、フロントコーナ
ーパネルａの折り返し部ａ1 にブラケットｅを固着して
おき、該ブラケットｅを係止ブラケットｄに係合させて
フロントコーナーパネルａを車体に組付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は、フロントコーナーパネルａの折り返し部ａ1 を係止
ブラケットｄによって係止しているため、フロントコー
ナーパネルａに前後方向の荷重がかかると、係止ブラケ
ットｄが変形して、フロントコーナーパネルａの位置が
ずれてしまうという問題があった。
は、フロントコーナーパネルａの折り返し部ａ1 を係止
ブラケットｄによって係止しているため、フロントコー
ナーパネルａに前後方向の荷重がかかると、係止ブラケ
ットｄが変形して、フロントコーナーパネルａの位置が
ずれてしまうという問題があった。
【０００４】また、フロントコーナーパネルａを左右に
スライドさせてブラケットｅを係止ブラケットｄに係合
するようになっているので、フロントアウタパネルｂと
の間に充分な隙間ｆを確保しなければならず、外観上好
ましくないという欠点もあった。
スライドさせてブラケットｅを係止ブラケットｄに係合
するようになっているので、フロントアウタパネルｂと
の間に充分な隙間ｆを確保しなければならず、外観上好
ましくないという欠点もあった。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑み、フロン
トコーナーパネルの固定が確実に行なえ、かつフロント
アウタパネルとの間に大きな隙間が生じないフロントコ
ーナーパネルの取付構造を提供することを目的とする。
トコーナーパネルの固定が確実に行なえ、かつフロント
アウタパネルとの間に大きな隙間が生じないフロントコ
ーナーパネルの取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、フロントアウタパネルの両側にフロントコ
ーナーパネルを配置してなる自動車において、上記フロ
ントアウタパネルのフロントコーナーパネル側の段部に
スタッドボルトを突設するとともに、これに対応する上
記フロントコーナーパネルの折り返し部にダルマ孔を設
け、該ダルマ孔の大径部に上記スタッドボルトの頭部を
通し、上記フロントコーナーパネルをスライドさせてダ
ルマ孔の小径部を上記スタッドボルトの頭部に係合した
ことを特徴とする。
の本発明は、フロントアウタパネルの両側にフロントコ
ーナーパネルを配置してなる自動車において、上記フロ
ントアウタパネルのフロントコーナーパネル側の段部に
スタッドボルトを突設するとともに、これに対応する上
記フロントコーナーパネルの折り返し部にダルマ孔を設
け、該ダルマ孔の大径部に上記スタッドボルトの頭部を
通し、上記フロントコーナーパネルをスライドさせてダ
ルマ孔の小径部を上記スタッドボルトの頭部に係合した
ことを特徴とする。
【０００７】
【実施例】図１に本発明の構造を分解して示す。同図に
おいて、１はフロントコーナーパネル、２はフロントア
ウタパネル、３はフロントピラーアウタパネルである。
フロントアウタパネル２のフロントコーナーパネル側の
段部２ａには、スタッドボルト４が溶接々合してある。
一方、フロントコーナーパネル１の上部裏面には、断面
Ｌ字状のリンフォースメント５（図２参照）が溶接々合
してあり、該リンフォースメント５の折り返し部５ａは
フロントコーナーパネル１の折り返し部１ａに当接し、
該折り返し部１ａよりも後方へ突出させてある（図３参
照）。そして、該折り返し部５ａにダルマ孔６を設けて
ある。
おいて、１はフロントコーナーパネル、２はフロントア
ウタパネル、３はフロントピラーアウタパネルである。
フロントアウタパネル２のフロントコーナーパネル側の
段部２ａには、スタッドボルト４が溶接々合してある。
一方、フロントコーナーパネル１の上部裏面には、断面
Ｌ字状のリンフォースメント５（図２参照）が溶接々合
してあり、該リンフォースメント５の折り返し部５ａは
フロントコーナーパネル１の折り返し部１ａに当接し、
該折り返し部１ａよりも後方へ突出させてある（図３参
照）。そして、該折り返し部５ａにダルマ孔６を設けて
ある。
【０００８】フロントコーナーパネル２の組付けにあた
っては、まずダルマ孔６の大径部６ａにスタッドボルト
４の頭部４ａを通し、フロントコーナーパネル２を下方
へスライドさせてダルマ孔６の小径部６ｂをスタッドボ
ルト４の頭部４ａに係合してから、フロントコーナーパ
ネル１の各ブラケット１ｂをスクリューで車体に固定し
ている。
っては、まずダルマ孔６の大径部６ａにスタッドボルト
４の頭部４ａを通し、フロントコーナーパネル２を下方
へスライドさせてダルマ孔６の小径部６ｂをスタッドボ
ルト４の頭部４ａに係合してから、フロントコーナーパ
ネル１の各ブラケット１ｂをスクリューで車体に固定し
ている。
【０００９】なお、本実施例では、フロントコーナーパ
ネル２にリンフォースメント５を固着して強度を高めて
いるが、強度上問題が生じなければ、リンフォースメン
ト５を省き、フロントコーナーパネル２の折り返し部２
ａにダルマ孔６を直接設けるようにしてもよい。
ネル２にリンフォースメント５を固着して強度を高めて
いるが、強度上問題が生じなければ、リンフォースメン
ト５を省き、フロントコーナーパネル２の折り返し部２
ａにダルマ孔６を直接設けるようにしてもよい。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、フロントコーナーパネ
ルの折り返し部の取付強度が向上し、フロントコーナー
パネルの取付位置がずれなくなる。
ルの折り返し部の取付強度が向上し、フロントコーナー
パネルの取付位置がずれなくなる。
【００１１】また、フロントコーナーパネルを左右にス
ライドさせて組付けるのではないから、フロントアウタ
パネルとの間の隙間が小さくなり、体裁を良くすること
もできる。
ライドさせて組付けるのではないから、フロントアウタ
パネルとの間の隙間が小さくなり、体裁を良くすること
もできる。
【図１】本発明の構造を分解して示す斜視図である。
【図２】同構造の要部を示す図で、図６のＢ−Ｂ線によ
る断面図である。
る断面図である。
【図３】図１のフロントコーナーパネルを矢印Ａ方向か
ら見た図である。
ら見た図である。
【図４】図２と対応する従来例を示す図である。
【図５】図４の係止ブラケットの斜視図である。
【図６】キャブオーバー型自動車の斜視図である。
１ フロントコーナーパネル １ａ 折り返し部 １ｂ ブラケット ２ フロントアウタパネル ２ａ 段部 ４ スタッドボルト ４ａ 頭部 ５ リンフォースメント ５ａ 折り返し部 ６ ダルマ孔 ６ａ 大径部 ６ｂ 小径部
Claims (1)
- 【請求項１】 フロントアウタパネルの両側にフロント
コーナーパネルを配置してなる自動車において、上記フ
ロントアウタパネルのフロントコーナーパネル側の段部
にスタッドボルトを突設するとともに、これに対応する
上記フロントコーナーパネルの折り返し部にダルマ孔を
設け、該ダルマ孔の大径部に上記スタッドボルトの頭部
を通し、上記フロントコーナーパネルをスライドさせて
ダルマ孔の小径部を上記スタッドボルトの頭部に係合し
たことを特徴とするフロントコーナーパネルの取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3291899A JPH05105112A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | フロントコーナーパネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3291899A JPH05105112A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | フロントコーナーパネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105112A true JPH05105112A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17774903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3291899A Pending JPH05105112A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | フロントコーナーパネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05105112A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011038578A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 取付部材を被溶接部材へ固定する固定装置 |
| WO2014021536A1 (ko) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | 해양산업 주식회사 | 트럭의 프론트 패널에 코너 패널을 결합하기 위한 결합부재 및 이를 포함하는 트럭의 프론트 패널 어셈블리 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3291899A patent/JPH05105112A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011038578A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 取付部材を被溶接部材へ固定する固定装置 |
| WO2014021536A1 (ko) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | 해양산업 주식회사 | 트럭의 프론트 패널에 코너 패널을 결합하기 위한 결합부재 및 이를 포함하는 트럭의 프론트 패널 어셈블리 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20051213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060119 |