JPH0510149A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの制御装置Info
- Publication number
- JPH0510149A JPH0510149A JP16024591A JP16024591A JPH0510149A JP H0510149 A JPH0510149 A JP H0510149A JP 16024591 A JP16024591 A JP 16024591A JP 16024591 A JP16024591 A JP 16024591A JP H0510149 A JPH0510149 A JP H0510149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feedback
- supercharger
- supercharging pressure
- engine
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピードデンシティ方式を用いて燃料噴射量
を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御する場
合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れに起因
する過給機の過回転による破損等の不具合発生を未然に
防止できるようにする。 【構成】 過給圧力Ｐb のフィードバック制御における
フィードバックデューティ値ＤFBが規定フィードバック
デューティ値ＤFB MAX以上になった状態が規定時間Ｃ
MAX 以上続いたとき、コントロールユニット４６により
フィードバックデューティ値ＤFBが最低値ＤFB MINに固
定される。
を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御する場
合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れに起因
する過給機の過回転による破損等の不具合発生を未然に
防止できるようにする。 【構成】 過給圧力Ｐb のフィードバック制御における
フィードバックデューティ値ＤFBが規定フィードバック
デューティ値ＤFB MAX以上になった状態が規定時間Ｃ
MAX 以上続いたとき、コントロールユニット４６により
フィードバックデューティ値ＤFBが最低値ＤFB MINに固
定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機付エンジンにお
いて、吸気通路内の過給圧力に応じて燃料噴射量を制御
するとともに、前記過給圧力を運転状態に応じた目標値
でフィードバック制御する制御装置に関するものであ
る。
いて、吸気通路内の過給圧力に応じて燃料噴射量を制御
するとともに、前記過給圧力を運転状態に応じた目標値
でフィードバック制御する制御装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】燃料噴射量を制御するためには吸入空気
量を検出することが必要となるが、その吸入空気量検出
方法の１つとして、スピードデンシティ方式が知られて
いる。このスピードデンシティ方式は、吸気管圧力と吸
入空気量との間には図６に示すような関係があることを
利用して、吸気管圧力とエンジン回転速度とから吸入空
気量を算出する検出方式である。特開昭６０−１５６９
４６号公報には、このようなスピードデンシティ方式を
用いて燃料噴射量を制御する燃料制御装置が開示されて
いる。
量を検出することが必要となるが、その吸入空気量検出
方法の１つとして、スピードデンシティ方式が知られて
いる。このスピードデンシティ方式は、吸気管圧力と吸
入空気量との間には図６に示すような関係があることを
利用して、吸気管圧力とエンジン回転速度とから吸入空
気量を算出する検出方式である。特開昭６０−１５６９
４６号公報には、このようなスピードデンシティ方式を
用いて燃料噴射量を制御する燃料制御装置が開示されて
いる。
【０００３】一方、実開平１−１６０１２７号公報に
は、吸気管圧力を過給機により上昇させる過給機付エン
ジンにおいて、過給機下流側の吸気管圧力すなわち過給
圧力を運転状態に応じた目標値でフィードバック制御す
る制御装置が開示されている。
は、吸気管圧力を過給機により上昇させる過給機付エン
ジンにおいて、過給機下流側の吸気管圧力すなわち過給
圧力を運転状態に応じた目標値でフィードバック制御す
る制御装置が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような過給機付エ
ンジンにおいて、スピードデンシティ方式により吸入空
気量検出を行うようにした場合には、過給機下流側の吸
気系にエア漏れが発生すると次のような問題が生じる。
すなわち、吸入空気量を直接検出するマスフロー方式で
は、吸気系にエア漏れが発生すると空燃比が大幅にリッ
チ側へ移行するため、失火等が発生して異常と判断さ
れ、これにより過給機の破損が未然に防止されるが、ス
ピードデンシティ方式では、吸入空気量を直接検出せず
に吸気管圧力から吸入空気量を算出するため、過給機下
流側の吸気系にエア漏れが発生しても、これに対応して
そのまま過給が継続されてしまい、このため失火等によ
る異常検出がなされない。そして、上記フィードバック
制御において過給圧力を目標値に合わせようとするた
め、過給圧力の目標値が高い高負荷領域では、過給機入
口の排気圧力が上昇し、過給機が過回転により破損する
等の不具合が発生するおそれがある。
ンジンにおいて、スピードデンシティ方式により吸入空
気量検出を行うようにした場合には、過給機下流側の吸
気系にエア漏れが発生すると次のような問題が生じる。
すなわち、吸入空気量を直接検出するマスフロー方式で
は、吸気系にエア漏れが発生すると空燃比が大幅にリッ
チ側へ移行するため、失火等が発生して異常と判断さ
れ、これにより過給機の破損が未然に防止されるが、ス
ピードデンシティ方式では、吸入空気量を直接検出せず
に吸気管圧力から吸入空気量を算出するため、過給機下
流側の吸気系にエア漏れが発生しても、これに対応して
そのまま過給が継続されてしまい、このため失火等によ
る異常検出がなされない。そして、上記フィードバック
制御において過給圧力を目標値に合わせようとするた
め、過給圧力の目標値が高い高負荷領域では、過給機入
口の排気圧力が上昇し、過給機が過回転により破損する
等の不具合が発生するおそれがある。
【０００５】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、スピードデンシティ方式を用いて燃料
噴射量を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御
する場合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れ
に起因する過給機の過回転による破損等の不具合発生を
未然に防止することができる過給機付エンジンの制御装
置を提供することを目的とするものである。
たものであって、スピードデンシティ方式を用いて燃料
噴射量を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御
する場合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れ
に起因する過給機の過回転による破損等の不具合発生を
未然に防止することができる過給機付エンジンの制御装
置を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る過給機付エ
ンジンの制御装置は、過給圧力のフィードバック制御に
おける操作量の異常に基づいてフィードバック制御に制
限を加えるようにすることにより、上記目的達成を図る
ようにしたものである。
ンジンの制御装置は、過給圧力のフィードバック制御に
おける操作量の異常に基づいてフィードバック制御に制
限を加えるようにすることにより、上記目的達成を図る
ようにしたものである。
【０００７】すなわち、過給機付エンジンにおいて、吸
気通路内の過給圧力に応じて燃料噴射量を制御するとと
もに、前記過給圧力を運転状態に応じた目標値でフィー
ドバック制御する制御装置であって、◆前記フィードバ
ック制御における操作量が所定の限界値以上になった状
態が所定時間以上続いたとき、前記フィードバック制御
に制限を加える制限手段を備えてなることを特徴とする
ものである。
気通路内の過給圧力に応じて燃料噴射量を制御するとと
もに、前記過給圧力を運転状態に応じた目標値でフィー
ドバック制御する制御装置であって、◆前記フィードバ
ック制御における操作量が所定の限界値以上になった状
態が所定時間以上続いたとき、前記フィードバック制御
に制限を加える制限手段を備えてなることを特徴とする
ものである。
【０００８】上記「制限手段により加えられる制限」
は、特定の制限方法に限定されるものではなく、例え
ば、操作量を所定値に固定すること、ゲインを下げるこ
と、所定時間フィードバック制御を中止すること等の制
限方法が採用可能である。
は、特定の制限方法に限定されるものではなく、例え
ば、操作量を所定値に固定すること、ゲインを下げるこ
と、所定時間フィードバック制御を中止すること等の制
限方法が採用可能である。
【０００９】
【発明の作用および効果】上記構成に示すように、過給
圧力のフィードバック制御における操作量が所定の限界
値以上になった状態が所定時間以上続いたとき、制限手
段によりフィードバック制御に制限が加えられるように
なっているので、スピードデンシティ方式を用いて燃料
噴射量を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御
する場合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れ
に起因する過給機の過回転による破損等の不具合発生を
未然に防止することができる。
圧力のフィードバック制御における操作量が所定の限界
値以上になった状態が所定時間以上続いたとき、制限手
段によりフィードバック制御に制限が加えられるように
なっているので、スピードデンシティ方式を用いて燃料
噴射量を制御し、かつ、過給圧力をフィードバック制御
する場合であっても、過給機下流側の吸気系のエア漏れ
に起因する過給機の過回転による破損等の不具合発生を
未然に防止することができる。
【００１０】上記フィードバック制御に制限が加えられ
たとき、フェイル情報を出力するようにすれば、上記不
具合発生の未然防止を一層効果的に図ることができる。
たとき、フェイル情報を出力するようにすれば、上記不
具合発生の未然防止を一層効果的に図ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【００１２】図１は、本発明に係る過給機付エンジンの
制御装置の一実施例を示す構成概要図である。
制御装置の一実施例を示す構成概要図である。
【００１３】この制御装置１２が設けられるエンジン１
４は、２ロータのロータリエンジンであって、各気筒１
６に吸気を供給する吸気通路１８には、ターボ過給機２
０のブロア２２が介装されている。また、上記吸気通路
１８のターボ過給機２０の下流側には、インタークーラ
２４、スロットルバルブ２６が介装され、サージタンク
２８から２つに分かれた各インテークマニホールド３０
には、それぞれインジェクタ３２が配設されている。
４は、２ロータのロータリエンジンであって、各気筒１
６に吸気を供給する吸気通路１８には、ターボ過給機２
０のブロア２２が介装されている。また、上記吸気通路
１８のターボ過給機２０の下流側には、インタークーラ
２４、スロットルバルブ２６が介装され、サージタンク
２８から２つに分かれた各インテークマニホールド３０
には、それぞれインジェクタ３２が配設されている。
【００１４】各気筒１６からの排気通路３４には、上記
ターボ過給機２０のタービン３６が介装されている。そ
して、このタービン３６近傍には、ウエストゲートバル
ブ３８が設けられ、このウエストゲートバルブ３８を介
してタービン３６下流に排気を流すバイパス通路４０が
設けられている。
ターボ過給機２０のタービン３６が介装されている。そ
して、このタービン３６近傍には、ウエストゲートバル
ブ３８が設けられ、このウエストゲートバルブ３８を介
してタービン３６下流に排気を流すバイパス通路４０が
設けられている。
【００１５】上記ウエストゲートバルブ３８は、アクチ
ュエータ４２によりその開度調整がなされるが、このア
クチュエータ４２は、デューティソレノイドバルブ４４
により吸気通路１８のブロア２２下流側の吸気管圧力す
なわち過給圧力が導かれて作動するようになっている。
この過給圧力は、デューティソレノイドバルブ４４のデ
ューティ値に応じて、その一部が吸気通路１８のブロア
２２上流側ヘリリースされるようになっている。そし
て、このデューティソレノイドバルブ４４をコントロー
ルユニット４６によってデューティ制御することによ
り、ターボ過給機２０のタービン３６の入口に作用する
排気圧力を制御し、これにより過給圧力を制御するよう
になっている。
ュエータ４２によりその開度調整がなされるが、このア
クチュエータ４２は、デューティソレノイドバルブ４４
により吸気通路１８のブロア２２下流側の吸気管圧力す
なわち過給圧力が導かれて作動するようになっている。
この過給圧力は、デューティソレノイドバルブ４４のデ
ューティ値に応じて、その一部が吸気通路１８のブロア
２２上流側ヘリリースされるようになっている。そし
て、このデューティソレノイドバルブ４４をコントロー
ルユニット４６によってデューティ制御することによ
り、ターボ過給機２０のタービン３６の入口に作用する
排気圧力を制御し、これにより過給圧力を制御するよう
になっている。
【００１６】コントロールユニット４６には、スロット
ルセンサ４８からスロットル開度ＴＶＯの検出値、クラ
ンク角度センサからエンジン回転速度ＮE の検出値、サ
ージタンク２８に取り付けられた過給圧力センサ５２か
ら過給圧力Ｐb の検出値が入力されるようになってい
る。このコントロールユニット４６からデューティソレ
ノイドバルブ４４に出力されるデューティ信号は、図２
に示すように、スロットル開度ＴＶＯおよびエンジン回
転数ＮE が所定値以上となる過給ゾーンにおいて、これ
らに応じた過給圧力が得られるよう、これら検出値に基
づいて５％〜９５％の間のデューティ値に設定されるよ
うになっている。このデューティ値Ｄは、基本デューテ
ィ値ＤB にフィードバックデューティ値ＤFBを加えた値
に設定される。上記デューティ値Ｄが上昇するとデュー
ティソレノイドバルブ４４によりリリースされるエアが
増大し、アクチュエータ４２への作用が弱まり、ウエス
トゲートバルブ３８の開度が小さくなり、その結果過給
圧力Ｐb が上昇する。
ルセンサ４８からスロットル開度ＴＶＯの検出値、クラ
ンク角度センサからエンジン回転速度ＮE の検出値、サ
ージタンク２８に取り付けられた過給圧力センサ５２か
ら過給圧力Ｐb の検出値が入力されるようになってい
る。このコントロールユニット４６からデューティソレ
ノイドバルブ４４に出力されるデューティ信号は、図２
に示すように、スロットル開度ＴＶＯおよびエンジン回
転数ＮE が所定値以上となる過給ゾーンにおいて、これ
らに応じた過給圧力が得られるよう、これら検出値に基
づいて５％〜９５％の間のデューティ値に設定されるよ
うになっている。このデューティ値Ｄは、基本デューテ
ィ値ＤB にフィードバックデューティ値ＤFBを加えた値
に設定される。上記デューティ値Ｄが上昇するとデュー
ティソレノイドバルブ４４によりリリースされるエアが
増大し、アクチュエータ４２への作用が弱まり、ウエス
トゲートバルブ３８の開度が小さくなり、その結果過給
圧力Ｐb が上昇する。
【００１７】コントロールユニット４６は、図３に示す
ようなマップを備えている。このマップは、限界最大過
給圧力Ｐｂmax をスロットル開度ＴＶＯおよびエンジン
回転数ＮE との関係で与えるマップである。
ようなマップを備えている。このマップは、限界最大過
給圧力Ｐｂmax をスロットル開度ＴＶＯおよびエンジン
回転数ＮE との関係で与えるマップである。
【００１８】コントロールユニット４６による過給圧力
Ｐb のフィードバック制御は、正常状態においては、図
４（ａ）に示すように、目標過給圧力ＰT に対して実過
給圧力Ｐb が収束し、このときフィードバックデューテ
ィ値ＤFBは、同図（ｂ）に実線で示すように、一旦上限
値まで上昇した後、この値より低いある値まで下降する
こととなるが、ターボ過給機２０のタービン２２下流側
の吸気系にエア漏れが発生すると、過給圧力Ｐb の検出
値が上昇しなくなるため、フィードバックデューティ値
ＤFBを上限値まで上昇させても実過給圧力Ｐb が目標過
給圧力ＰT に収束せず、図４（ｂ）に破線で示すよう
に、フィードバックデューティ値ＤFBは上限値にはりつ
いたままになってしまい、これによりターボ過給機２０
が過回転となり破損するおそれが生じる。
Ｐb のフィードバック制御は、正常状態においては、図
４（ａ）に示すように、目標過給圧力ＰT に対して実過
給圧力Ｐb が収束し、このときフィードバックデューテ
ィ値ＤFBは、同図（ｂ）に実線で示すように、一旦上限
値まで上昇した後、この値より低いある値まで下降する
こととなるが、ターボ過給機２０のタービン２２下流側
の吸気系にエア漏れが発生すると、過給圧力Ｐb の検出
値が上昇しなくなるため、フィードバックデューティ値
ＤFBを上限値まで上昇させても実過給圧力Ｐb が目標過
給圧力ＰT に収束せず、図４（ｂ）に破線で示すよう
に、フィードバックデューティ値ＤFBは上限値にはりつ
いたままになってしまい、これによりターボ過給機２０
が過回転となり破損するおそれが生じる。
【００１９】このため、本実施例においては、コントロ
ールユニット４６は、上記過給圧力のフィードバック制
御における操作量、すなわちフィードバックデューティ
値ＤFBが、所定の限界値（図４（ｂ）に１点鎖線で示す
規定フィードバックデューティ値ＤFB MAX）以上になっ
た状態が所定時間（図４（ｂ）に示す規定時間ＣMAX ）
以上続いたときには、異常が発生したとして、フィード
バックデューティ値ＤFBを所定値に固定するようになっ
ている。
ールユニット４６は、上記過給圧力のフィードバック制
御における操作量、すなわちフィードバックデューティ
値ＤFBが、所定の限界値（図４（ｂ）に１点鎖線で示す
規定フィードバックデューティ値ＤFB MAX）以上になっ
た状態が所定時間（図４（ｂ）に示す規定時間ＣMAX ）
以上続いたときには、異常が発生したとして、フィード
バックデューティ値ＤFBを所定値に固定するようになっ
ている。
【００２０】次に、コントロールユニット４６による上
記制御を図５のフローチャートに従って説明する。
記制御を図５のフローチャートに従って説明する。
【００２１】まず、ステップＳ１でフラグＦ2 の判定を
行う。このフラグＦ2 は、異常発生を示すフラグであ
り、これがセットされているときは、ステップＳ１６で
フィードバックデューティ値ＤFBは最低値ＤFB MIN（所
定値）に固定され、ステップＳ９に移行する。
行う。このフラグＦ2 は、異常発生を示すフラグであ
り、これがセットされているときは、ステップＳ１６で
フィードバックデューティ値ＤFBは最低値ＤFB MIN（所
定値）に固定され、ステップＳ９に移行する。
【００２２】一方、フラグＦ2 がセットされていないと
きには、ステップＳ２，Ｓ３で実過給圧力Ｐb と目標過
給圧力ＰT との大小を判定し、目標過給圧力ＰT より大
きければ、ステップＳ１０でフィードバックデューティ
値ＤFBを下げ、小さければ、ステップＳ１１でフィード
バックデューティ値ＤFBを上げる。
きには、ステップＳ２，Ｓ３で実過給圧力Ｐb と目標過
給圧力ＰT との大小を判定し、目標過給圧力ＰT より大
きければ、ステップＳ１０でフィードバックデューティ
値ＤFBを下げ、小さければ、ステップＳ１１でフィード
バックデューティ値ＤFBを上げる。
【００２３】次に、ステップＳ４でフラグＦ1 の判定を
行う。このフラグＦ1 は、フィードバックデューティ値
ＤFBが規定フィードバックデューティ値ＤFB MAX以上で
あることを示すフラグであり、セットされている場合は
ステップＳ５で、セットされていない場合はステップＳ
８で、そのセット条件判定がなされる。初めてセット条
件を満たす場合はステップＳ１４でフラグＦ1 をセット
し、ステップＳ１５で時間Ｃの計測が開始され、ステッ
プＳ９に移行し、満たさない場合は、そのままＳ９に移
行する。一方、再度セット条件を満たす場合は、ステッ
プＳ６で時間Ｃの加算がなされ、ステップＳ７で時間Ｃ
が規定時間ＣMAX 以上になった場合には、異常が発生し
たとしてフラグＦ2 がセットされ、ステップＳ９に移行
し、ならない場合は、そのままステップＳ９に移行す
る。ステップＳ５においてセット条件で満たさない場合
は、ステップＳ１２でフラグＦ1 がリセットされ、ステ
ップＳ１３で時間Ｃがリセットされ、ステップＳ９に移
行する。
行う。このフラグＦ1 は、フィードバックデューティ値
ＤFBが規定フィードバックデューティ値ＤFB MAX以上で
あることを示すフラグであり、セットされている場合は
ステップＳ５で、セットされていない場合はステップＳ
８で、そのセット条件判定がなされる。初めてセット条
件を満たす場合はステップＳ１４でフラグＦ1 をセット
し、ステップＳ１５で時間Ｃの計測が開始され、ステッ
プＳ９に移行し、満たさない場合は、そのままＳ９に移
行する。一方、再度セット条件を満たす場合は、ステッ
プＳ６で時間Ｃの加算がなされ、ステップＳ７で時間Ｃ
が規定時間ＣMAX 以上になった場合には、異常が発生し
たとしてフラグＦ2 がセットされ、ステップＳ９に移行
し、ならない場合は、そのままステップＳ９に移行す
る。ステップＳ５においてセット条件で満たさない場合
は、ステップＳ１２でフラグＦ1 がリセットされ、ステ
ップＳ１３で時間Ｃがリセットされ、ステップＳ９に移
行する。
【００２４】ステップＳ９では、基本デューティ値ＤB
とフィードバックデューティ値ＤFBとを加算してデュー
ティ値Ｄを算出する。
とフィードバックデューティ値ＤFBとを加算してデュー
ティ値Ｄを算出する。
【００２５】以下、上記制御を繰り返すが、異常発生の
際、ステップＳ１６でフィードバックデューティ値ＤFB
を最低値ＤFB MINに固定するとともに、インジケータラ
ンプを点灯させる等のフェイル情報を出力させるように
してもよい。
際、ステップＳ１６でフィードバックデューティ値ＤFB
を最低値ＤFB MINに固定するとともに、インジケータラ
ンプを点灯させる等のフェイル情報を出力させるように
してもよい。
【００２６】以上詳述したように、本実施例によれば、
過給圧力Ｐb のフィードバック制御におけるフィードバ
ックデューティ値ＤFBが規定フィードバックデューティ
値ＤFB MAX以上になった状態が規定時間ＣMAX 以上続い
たとき、コントロールユニット４６によりフィードバッ
クデューティ値ＤFBがが最低値ＤFB MINに固定されるよ
うになっているので、スピードデンシティ方式を用いて
燃料噴射量を制御し、かつ、過給圧力Ｐb をフィードバ
ック制御する場合であっても、過給機２０下流側の吸気
系のエア漏れに起因する過給機２０の過回転による破損
等の不具合発生を未然に防止することができ、また、出
力低下をユーザに感知させることにより、車両が異常で
あることを認識させてデーラに持ち込ませるようにする
ことができ、これにより、吸気等の漏れに起因する火災
等の発生を未然に防止することができる。
過給圧力Ｐb のフィードバック制御におけるフィードバ
ックデューティ値ＤFBが規定フィードバックデューティ
値ＤFB MAX以上になった状態が規定時間ＣMAX 以上続い
たとき、コントロールユニット４６によりフィードバッ
クデューティ値ＤFBがが最低値ＤFB MINに固定されるよ
うになっているので、スピードデンシティ方式を用いて
燃料噴射量を制御し、かつ、過給圧力Ｐb をフィードバ
ック制御する場合であっても、過給機２０下流側の吸気
系のエア漏れに起因する過給機２０の過回転による破損
等の不具合発生を未然に防止することができ、また、出
力低下をユーザに感知させることにより、車両が異常で
あることを認識させてデーラに持ち込ませるようにする
ことができ、これにより、吸気等の漏れに起因する火災
等の発生を未然に防止することができる。
【図１】本発明に係る過給機付エンジンの制御装置の一
実施例を示す構成概要図
実施例を示す構成概要図
【図２】上記実施例の作用を示すグラフ
【図３】上記実施例の作用を示すグラフ
【図４】上記実施例の作用を示すグラフ
【図５】上記実施例の作用を示すフローチャート
【図６】吸気管圧力と吸入空気量との一般的な関係を示
すグラフ
すグラフ
１２ 制御装置
１４ エンジン
１８ 吸気通路
２０ 過給機
３２ インジェクタ
３８ ウエストゲートバルブ
４２ アクチュエータ
４４ デューティソレノイドバルブ
４６ コントロールユニット（制限手段）（フェイル
情報出力手段） ４８ スロットルセンサ ５０ エンジン回転速度センサ ５２ 吸気管圧力センサ
情報出力手段） ４８ スロットルセンサ ５０ エンジン回転速度センサ ５２ 吸気管圧力センサ
Claims (3)
- 【請求項１】 過給機付エンジンにおいて、吸気通路内
の過給圧力に応じて燃料噴射量を制御するとともに、前
記過給圧力を運転状態に応じた目標値でフィードバック
制御する制御装置であって、 前記フィードバック制御における操作量が所定の限界値
以上になった状態が所定時間以上続いたとき、前記フィ
ードバック制御に制限を加える制限手段を備えてなるこ
とを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項２】 前記制限手段により加えられる制限が、
前記操作量の所定値への固定であることを特徴とする、
請求項１記載の過給機付エンジンの制御装置。 - 【請求項３】 前記フィードバック制御に制限を加えた
とき、フェイル情報を出力するフェイル情報出力手段を
備えていることを特徴とする、請求項１または２記載の
過給機付エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16024591A JPH0510149A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16024591A JPH0510149A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510149A true JPH0510149A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15710840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16024591A Pending JPH0510149A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510149A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008190362A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Bosch Corp | ターボチャージャ駆動制御方法及びその装置 |
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| WO2018012256A1 (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | ヤンマー株式会社 | エンジン |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP16024591A patent/JPH0510149A/ja active Pending
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