JPH049000Y2 - - Google Patents

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JPH049000Y2
JPH049000Y2 JP13515387U JP13515387U JPH049000Y2 JP H049000 Y2 JPH049000 Y2 JP H049000Y2 JP 13515387 U JP13515387 U JP 13515387U JP 13515387 U JP13515387 U JP 13515387U JP H049000 Y2 JPH049000 Y2 JP H049000Y2
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liner
wear
recess
fitting
resistant
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JP13515387U
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は耐摩耗ライナーに関する。
[従来の技術] 従来より、鉱石や石炭などの粉砕機などには耐
摩耗ライナーをケーシングなどの内部に使用して
いた。耐摩耗ライナーの材料としては高クロム鋳
鉄などが耐摩耗性にすぐれているが、反面、加工
性や溶接性がきわめて悪く、取付板への取付方法
としては、ボルトなどによる機械的結合手段がも
ちいられていた。さらに、耐摩耗ライナーの使用
面が鉱石や石炭などとの衝突や摺動などにより、
漸次摩耗が進展して四角ボルトのボルト頭程度ま
でに達すると、四角ボルトは、最早や、耐摩耗ラ
イナーと取付板との確実な取付けができなくな
り、使用に供することができなくなるため、前記
の機械的結合手段と異なる摩擦圧接法をもちい
て、四角ボルトの使用を省略して、耐摩耗ライナ
ーの耐久性を向上させている。
第4図、第5図は従来の耐摩耗ライナーの構成
をしめしている。
第4図および第5図において30は耐摩耗ライ
ナーであり、高クロム鋳鉄などをもちいて、鋳造
により製作されている。36は耐摩耗ライナー3
0の裏面、すなわち取付面34側に設けられた凹
部であり、皿状に形成されている。耐摩耗ライナ
ー30の凹部36には取付具38が摩擦圧接され
ており、46は摩擦圧接により発生された取付具
38の接合部におけるバリをしめす。凹部36の
平面部には接合条件により決定される寸法をもつ
バリ46に対して充分な余裕をもつて圧接されて
いる。かくして耐摩耗ライナー30の取付具38
は取付板40の孔42に確実に挿着される。32
は耐摩耗ライナー30の使用面をしめし、鉱石や
石炭などが使用面32に衝突や摺動などして漸
次、摩耗が進展するのに対応して使用に供せられ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の耐摩耗ライナー30
では、鋳造により製作されるために、鋳型を必要
とし、とくに、取付面34側に凹部36を形成さ
せるにさいし、造型のための労力を多く必要とす
るのみならず、凹部36において摩擦圧接された
取付具38は接合条件が適切でない場合には、バ
リに寸法も異なり、接手強度の低下をもたらし、
外部から荷重を受けたさいに充分な強度を保持で
きず破損しやすいという問題などがあつた。
本考案はこのような従来の問題を解決するもの
であり、鋳型によつて同一断面形状からなる平板
状のライナーを鋳造するために連続鋳造法を採用
することによつて、造型のための労力を著しく低
減させることができ、さらに取付具は凹部断面に
バリが充満されて、摩擦圧接されることによつ
て、充分な強度を保持しうる優れた耐摩耗ライナ
ーを提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、裏面に一
定の凹部からなる断面形状を形成した平板状のラ
イナーと、前記凹部に摩擦圧接した取付具を備え
たものである。
[作用] 本考案は上記のような構成により次のような作
用を有する。すなわち、平面状のライナーは裏面
に一定の凹部からなる同一断面形状をなしてお
り、鋳造にさいし、連続鋳造法を採用しうるので
造型のための労力を著しく低減させることができ
る。
さらに、裏面の凹部断面に取付具が摩擦圧接さ
れて取付具のバリが凹部断面に充満されるように
接合条件を適切に選択できるで、充分な接手強度
が得られ、外部から荷重を受けたさいに充分な強
度を保持できて破損などを回避することができ
る。
[実施例] 第1〜3図は本考案の一実施例の構成をしめす
ものである。
第1図および第2図において、10はライナー
であり、平板状からなり、高クロム鋳鉄などをも
ちいている。12はライナー10の使用面、14
はライナー10の裏面をしめし、16は裏面14
に設けられた凹部であつて、裏面16に沿つて連
続的な溝状に形成されている。第2図にしめすご
とき断面形状からなるライナーは連続鋳造法をも
ちい鋳型の形状にしたがつて連続的に鋳造された
後、所要の長さに加工され、平板状のライナーが
製作される。18は取付具であり、炭素鋼にて製
作されている。ライナー10の裏面14の凹部1
6の一部には取付具18が摩擦圧接されており、
19は摩擦圧接により発生した取付具18の接合
部におけるバリをしめす。バリ19の外径および
厚さはライナー10と取付具18との接合条件に
より支配され、凹部16には接合条件により決定
される寸法をもつバリ19が充満されている。
かくして、第3図にしめすごとく、ライナー1
0の取付具18は取付板20の孔22に確実に挿
着される。上記の接合条件が適切でない場合に
は、ライナー10の亀裂や過大もしくは過少なバ
リ19の発生がみられ、また接手強度の低下をも
たらすので、適切な接合条件にて接合させてい
る。ことに、凹部16にはバリ19が確実に充満
されることにより、高い接手強度が得られるよう
になり、取付具18が外部から荷重を受けたさい
に、充分な強度を保持できて切損などの破損を招
くことを解消することができる。次いで、ライナ
ー10の使用面12の摩耗が進展しても、取付具
18はライナー10から脱離することなく接合さ
れている。
このように、上記実施例によれば、ライナー1
0は鋳型による連続鋳造法を採用して製作できる
ので造型のための労力を著しく低減させることが
でき、さらに、取付具18はライナー10の凹部
断面にバリが確実に充満されて摩擦圧接されるこ
とによつて、充分な強度を保持できて切損などの
破損を招くことが解消でき、耐摩耗ライナーの耐
久性を著しく向上させることができる。
本考案の態様は上記実施例のみに限定されるも
のではないことは勿論であり、凹部断面形状や接
合部の構造など多くの態様が採用可能である。
[考案の効果] 本考案は上記実施例より明らかなように、耐摩
耗ライナーの取付具は取付孔の孔に確実に挿着さ
れて、耐摩耗ライナーの使用面の摩耗が進展して
も、耐摩耗ライナーと取付板との取付を確実とす
ることができ、ライナーの製作のための労力、コ
ストを著しく低減させることができ、さらに、取
付具が外部から荷重を受けたさいに破損を招くこ
とが解消できて、耐摩耗ライナーの耐久性を著し
く向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る耐摩耗ライナ
ーの正面図、第2図は同側部断面図、第3図は同
取付状態をしめす側部断面図、第4図は従来の耐
摩耗ライナーの正面図、第5図は同取付状態をし
めす側部断面図である。 10……ライナー、14……裏面、16……凹
部、18……取付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面に一定の凹部からなる断面形状を形成した
    平板状のライナーと、前記凹部に摩擦圧接した取
    付具を備えたことを特徴とする耐摩耗ライナー。
JP13515387U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH049000Y2 (ja)

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JP13515387U JPH049000Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JP13515387U JPH049000Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JPS6439831U JPS6439831U (ja) 1989-03-09
JPH049000Y2 true JPH049000Y2 (ja) 1992-03-06

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JP4021799B2 (ja) * 2003-05-06 2007-12-12 株式会社野村鍍金 鋳型とその製造方法

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JPS6439831U (ja) 1989-03-09

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