JPH0481557A - 内燃機関の排気還流制御装置 - Google Patents

内燃機関の排気還流制御装置

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JPH0481557A
JPH0481557A JP2190476A JP19047690A JPH0481557A JP H0481557 A JPH0481557 A JP H0481557A JP 2190476 A JP2190476 A JP 2190476A JP 19047690 A JP19047690 A JP 19047690A JP H0481557 A JPH0481557 A JP H0481557A
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Japan
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exhaust gas
gas recirculation
exhaust
cylinder pressure
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JP2190476A
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Shinpei Nakaniwa
伸平 中庭
Naomi Tomizawa
冨澤 尚己
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
    • F02D35/02Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
    • F02D35/023Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions by determining the cylinder pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/0047Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
    • F02D41/005Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
    • F02D41/0052Feedback control of engine parameters, e.g. for control of air/fuel ratio or intake air amount
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02T10/40Engine management systems

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関の排気還流制御装置に関し、詳しくは
、筒内圧の検出値に基ついて排気還流量を制御するよう
構成された装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から、内燃機関のおける排気浄化方法の1つとして
排気還流(Exhaust Gas Recircul
ation:EGR)制御装置か良く知られている(実
開昭58−146064号公報等参照)。
このものは、排気通路と吸気通路とを連通ずるEGR通
路を設け、このEGR通路に例えはダイヤフラム式のE
GR制御弁を介装する一方、電磁式の負圧制御弁を備え
吸気負圧を導入する負圧導入通路を前記EGR制御弁に
接続しである。
そして、そのときの運転状態に応じてコントロールユニ
ットにより前記負圧制御弁の開駆動信号のデユーティ比
を制侃することにより、EGR制画弁の開度を制御して
運転条件に応じたEGRiか得られるようにしてあり、
吸気通路に排気を還流させることによって、燃焼の最高
温度を低下させて排出されるNOx量を低減を図ってい
る。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、EGR量は、排圧、吸気圧、排気温。
吸気温等の変化に影響されて増減してしまうため、標準
大気条件でサージトルクレベルやNOx量や燃費性能を
略満足させ得るEGR量にマツチングされていても、前
記標準大気条件を外れると所望のEGR量に制御させる
ことかできなくなり、サージトルクの増大、NOx量の
増大、燃費の悪化などを招く慣れがあった。
また、EGR量の制御には、上記のようにダイヤフラム
式の弁や電磁弁などを用いているために、かかる部品の
製造バラツキによっても、制御量に対応する所望のEG
R量か得られなくなって、機関性能か悪化してしまうこ
とかあった。
即ち、従来では、運転条件で必要とされると予測される
EGR量をフィードホワード制御するようにしているた
め、燃焼温度を下げるのに必要なだけの最適EGRiに
制御することかできず、大気条件や部品バラツキによっ
て機関性能を悪化させてしまうことかあったものである
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、EGR
量か最適であるか否かを監視しなからEGR量を制御で
きるようにすることで、大気条件や部品バラツキに影響
されずに最適なEGR量を保つことができる排気還流制
御装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するだめの手段〉 そのため本発明にかかる内燃機関の排気還流制御装置は
第1図に示すように構成される。
第1図において、排気還流量制御弁は、内燃機関の排気
を吸気系に還流させる排気還流通路に介装されて該排気
還流通路の開口面積を制御する。
また、筒内圧検出手段は、機関の筒内圧を検出し、発生
熱量パラメータ演算手段は、かかる筒内圧検出手段で検
出される筒内圧に基ついて発生熱量に相関するパラメー
タを演算する。
そして、排気還流量制御手段は、発生熱量パラメータ演
算手段て演算される発生熱量に相関するパラメータか機
関運転条件に応じた目標値に近づく方向に前記排気還流
量制御弁の開度を制御する。
ここで、前記発生熱量パラメータ演算手段が、発生熱量
に相関するパラメータとして熱発生率を演算するよう構
成することかできる。
また、前記発生熱量パラメータ演算手段が、圧縮行程中
の点火簡に検出された筒内圧、又は、燃焼中に検出され
た筒内圧に基づいて発生熱量に相関するパラメータを演
算するよう構成することかてきる。
一方、発生熱量による異常判定手段は、発生熱量パラメ
ータ演算手段で演算される発生熱量に相関するパラメー
タか機関運転条件に応じた目標値に対して所定以上の偏
差を有しているときに排気還流制御系の異常判定を下す
また、制御量による異常判定手段は、排気還流量制御手
段により制御された排気還流制御弁の制御量か所定範囲
を越えているときに排気還流制御系の異常判定を下す。
〈作用〉 かかる構成によると、筒内圧に基づいて発生熱量に相関
するパラメータか検出され、該発生熱量か目標値に近づ
く方向に排気還流量か制御されるから、燃焼温度に応じ
た排気還流量の制画か行えるようになる。
より具体的には、圧縮行程中の点火前で検出した筒内圧
に基づく制御では、排気還流量による充填効率の変化に
よる発生熱量(熱発生率)の変化を検出でき、また、燃
焼中に検出した筒内圧に基つく制御では、排気還流量に
よる燃焼温度の変化を検出てき、いずれの場合も、排気
還流量をサージトルク、NOx排出量、燃費を両立でき
る燃焼温度相当の最適量に制御できる。
このように、発生熱量が目標値に近づくように排気還流
量を制御しているときに、発生熱量か目標値と大きく異
なる値を示すときには、例えは排気還流量制御弁の故障
や還流通路の詰まりなどによって制御通りの排気還流量
か得られていないことを判別できる。
同様に、発生熱量に基つく排気還流量制御弁の制御量か
所定範囲を越えている場合には、制御に応じた排気還流
量か得られていないことか推定され、排気還流量制御弁
や排気還流通路なとの排気還流制御系の異常を判定でき
る。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第2図において、4サイクル4気筒内燃
機関1には、エアクリーナ2.スロットルチャンバ3.
吸気マニホールド4を介して空気か吸入される。そして
、燃焼排気は、排気マニホールド5.排気ダクト6、三
元触媒7.マフラー8を介して大気中に排出される。
前記スロットルチャンバ3には、図示しないアクセルペ
ダルに連動して開閉するスロットル弁9が設けられてお
り、このスロットル弁9によって機関1の吸入空気量か
制御されるようになっている。
また、各気筒(#1〜#4)の燃焼室に臨ませてそれぞ
れ点火栓か装着されているが、第3図に示すようにかか
る点火栓10と対に、それぞれの気筒毎に筒内圧検出手
段としての筒内圧センサlla〜lidを設けである。
前記筒内圧センサlla〜lldは、第3図に示すよう
に、点火栓10によってシリンダヘッド12との間にス
ペーサ13と共に共線めされるステイ14に支持される
ようになっており、燃焼室内に臨んて筒内圧を絶対圧と
して検出するセンサてあり、詳細には第4図に示すよう
な構造となっている。
第4図において、中空円筒状のハウジング17の中空部
にロッド18が挿置されており、このロッド18の基端
部には、インシュレータシート19及びコンタクトプレ
ート20か装着されており、背面がアッパプレート21
及びセット荷重を調整するためのストップスクリュー2
2で支えられているピエゾ素子23(圧電型半導体)が
、ロッド18か図中上方に移動することてインシュレー
タシート19及びコントクトプレート20を介して圧力
を受けるようになっている。前記コンタクトプレート2
0を介して取り出されるセンサ出力は、グロメット24
を介してケーブル25により外部に取り出される。スプ
リング26は、ハウジング17基端側の首部に装着され
て、前記ステイ16を固定端側として、ハウジング17
を図における下方に付勢することで、筒内圧センサ11
a−1idか挿置される貫通孔か開口されたステイ16
を前記グロメット24との間に挟持するようにしてステ
イ16に対して筒内圧センサlla〜lidを支持させ
るようにしである。
かかる構成において、筒内圧センサlla〜lldのハ
ウジング17先端の燃焼室内に臨む円筒部(センサ部)
が、筒内圧(燃焼圧)を直接受けて変形すると、かかる
変形によってロッド18かノ1ウジング17内で上下動
してピエゾ素子23に筒内圧を伝え、ピエゾ素子23は
筒内圧変化を絶対圧の形で電気信号に変換して出力する
また、機関1の図示しないカム軸には、カム軸の回転を
介してクランク角を検出するクランク角センサ27が設
けられており、気筒間の行程位相差に相当するクランク
角180°毎の基準角度信号REFと、単位クランク角
毎の単位角度信号PO8とをそれぞれ出力する。前記基
準角度信号REFは、本実施例においてB T D C
70’の位置で出力されるようになっており、かつ、#
1気筒の圧縮上死点前で出力される信号が他と区別でき
るようにしてあり、これにより、基準角度信号REFを
各気筒に対応させることかできるようになっている(第
8図参照)。
更に、吸気マニホールド4上流側と排気マニホールド5
下流側とを連通ずる排気還流通路(EGR通路)28か
設けられており、この排気還流通路28には該排気還流
通路28の開口面積を増減制御する電磁式の常閉型排気
還流量制御弁29か介装されている。
前記筒内圧センサlla〜lid及びクランク角センサ
27からの検出信号を入力するコントロールユニット3
0は、これらの検出信号に基ついて前記排気還流量制御
弁29の開度をデユーティ制御する。
ここで、前記コントロールユニット30による排気還流
量制御弁29の開度制御の様子を、第5図〜第7図のフ
ローチャートに従って説明する。
尚、本実施例において、発生熱量パラメータ演算手段、
排気還流量制御手段2発生熱量による異常判定手段、制
御量による異常判定手段としての機能は、前記第5図〜
第7図のフローチャートに示すようにコントロールユニ
ット30かソフトウェア的に備えている。
第5図のフローチャートに示すプログラムは、クランク
角センサ27から基準角度信号REFが出力されてから
単位角度信号PO3をカウントすることによって検出さ
れるB T D C120°の位置で割り込み実行され
るものであり、まず、ステップ1 (図中ではSlとし
である。以下同様)では、今回のBTDC120’の基
礎となった基準角度信号REFかとの気筒の圧縮TDC
前で出力されたものであるかを判別する。
そして、例えば#1気筒に対応する基準角度信号REF
の後の実行タイミングであるときには、第8図に示すよ
うに#3気筒の圧縮行程中であるので(但し、本実施例
では点火順を#1−#3−#4→#2とする。)、#3
気筒に設けられている筒内圧センサllcの検出信号の
A/D変換値を取り込んで、そのデータをPlにセット
する(ステップ2)。
同様にして、直前の基準角度信号REFかとの気筒に対
応するものであるかの判別に基づいて圧縮行程中の気筒
を判別し、その気筒に設けられている筒内圧センサIl
a〜lldの検出値をPlにセットする(ステップ3〜
5)。
一方、第6図のフローチャートに示すプログラムは、基
準角度信号REFの出力タイミングであるBTDC70
°の位置で割り込み実行されるものであり、まず、ステ
ップ11で今回の基準角度信号REFかどの気筒の圧縮
TDC前で出力されたものであるかを判別する。
ここで、例えば、#1気筒の圧縮TDCの70゜前であ
るときには、ステップ12へ進んで#1気筒に設けられ
た筒内圧センサllaの検出値をPにセットする。#l
気筒に対応する基準角度信号REFO前には、第8図に
示すように#2気筒に対応する基準角度信号REFが出
力されるから、第5図のフローチャートにおいて#l気
筒のBTDC120°の筒内圧がPlにセットされてお
り、ここで、#1気筒の圧縮行程の点火前(点火はBT
DC00〜50°の範囲とする)において50°クラン
ク角間隔毎の筒内圧データかサンブリンクされたことに
なる。
#1気筒の現在の筒内圧をPにセットすると、次にステ
ップ13へ進み、(P−PI)に#l気筒の筒内圧セン
サlla用の補正項h1を乗算した値を、圧縮行程中点
火前における筒内圧の単位クランク胸当たりの変化量(
クランク角θについての微分値)としてdP/dθにセ
ットする。
前記補正項h1は、筒内圧センサlla〜lidの検出
特性バラツキを補償するためのものてあり、例えは、圧
縮行程中の点火前の所定クランク角位置において各筒内
圧センサlla〜lidの検出値が同−になるように各
気筒別に補正項h1〜h4を設定させる。
上記では、今回の基準角度信号REFか#l気筒に対応
する場合について述へたが、基準角度信号REFか#3
. #4. #2に対応する場合であっても同様な制御
か行われ、現状か圧縮行程中である気筒の筒内圧の微分
値を演算してdP/dθを更新させる(ステップ14〜
19)。
このように各気筒の圧縮行程毎に筒内圧のクランク角に
ついての微分値dP/dθか演算されると、ステップ2
0ては、この微分値dP/dθと最新の筒内圧Pとに基
つき、発生熱量に相関するパラメータとして熱発生率γ
を演算する。
熱発生率γ(=dQ/dθ、Qは発生熱量)は、以下の
式で演算される。
ここて、Aは仕事の熱当量kcal/kgm、 Kは圧
縮指数(比熱比)、■は容積であり、上記熱発生率γの
演算式において変数かdP/dθ及びPのみであるので
、微分値dP/dθと筒内圧Pとを上記式に代入して熱
発生率γを求めることかできる。
尚、筒内圧微分値dP/dθ及び筒内圧Pを変数として
熱発生率γを設定したマツプを予め記憶させておいて、
かかるマツプから最新のd P/dθとPとに対応する
熱発生率γを検索して求めるようにしても良い。
上記のようにして圧縮行程中の点火前に検出された筒内
圧に基ついて熱発生率γを演算すると、次のステップ2
1では、予め設定されている前記熱発生率γの運転条件
に応じた目標値に対して、今回演算された熱発生率γか
所定以上の偏差を有しているか否かを判別する。
前記目標値は、機関負荷を代表する吸入空気量相当の基
本燃料供給量Tpと機関回転速度Nとに応じて予めマツ
プに記憶されており、第7図のフローチャートに示すバ
ックグラウンド処理されるプロクラムのステップ31で
、前記マツプから現在の機関運転条件に見合った目標値
か検索されるようになっている。
また、前記第7図のフコ−チャートに示すバックグラウ
ンド処理されるプログラムのステップ32ては、前記目
標値と同じく基本燃料供給量Tpと機関回転速度Nとに
応じて予め設定されているマツプからスライスレベルS
Lか検索されるようになっており、前記ステップ21て
は、目標値±SLに今回演算された熱発生率γか含まれ
ているか否かを判別する。
本実施例では、前記演算される熱発生率γか目標値に近
づくようにEGR量か制御されるようになっているので
、前記演算された熱発生率γか目標値に対してスライス
レベルSL以上の偏差を有しているときには、制御の結
果か実際の排気還流量として実現しておらず、排気還流
量制御弁29の故障や排気還流通路28の詰まりなとの
排気還流制御システムの異常状態が発生しているものと
推定できるので、ステップ22へ進んで排気還流制御シ
ステム(EC,Rシステム)に異常か発生していること
を表示等の手段により警告する。
一方、目標値±SLに今回演算された熱発生率γか含ま
れているときには、排気還流量制御弁29の開度制御に
よって熱発生率を目標値に近づける制御か実行できるも
のと判断して、ステップ23へ進む。
ステップ23ては、今回演算された熱発生率γと目標値
との偏差Z(←γ−目標)を演算し、次のステップ24
では、この偏差Zかゼロ以下であるか又はゼロを越えて
いるかを判別する。
前記偏差Zかセロ以下である場合には、実際の熱発生率
γか目標値を下回っていて熱量が少ない状態であるから
、このときにはステップ25へ進み、EGR量を減少さ
せるへく排気還流量制御弁29に送る駆動信号の開駆動
時間割合であるデユーティ比を所定値だけ減少させる。
一方、前記偏差Zかゼロを越えているときには、実際の
熱発生率γか目標を上回っていて熱量か多い状態である
から、このときにはステップ26へ進み、燃焼温度低下
のためにEGR量を増大させるべく排気還流量制御弁2
9に送る駆動信号の開駆動時間割合であるデユーティ比
を所定値だけ増大させる。
このように、熱発生率γか目標に近づくようにEGR量
を制御することて、EGR量を最適値に保つものである
即ち、熱発生率γか目標値よりも少なく燃焼温度かNO
x発生量を抑えるのに充分なたけ低いときには、排気還
流量(EGR量)を減少させて、燃費の向上やサージト
ルクの低下を図るべく、EGR量を減少させるものであ
る。排気還流量か減少すると、新気か増大して充填効率
を増加させることになって、圧縮行程中の点火前の筒内
圧が増大して熱発生率γを増加させるようになるから、
EGR量を除々に減少させていった結果、熱発生率γが
目標値を越えるようになると、今度は逆にEGR量を増
加させることにより、燃焼温度の低下を図ってNOx量
の減少を図ることかできる。
従って、過不足なくEGR量を制御することかでき、N
Oxの低減を図りつつ、サージトルクの低減や燃費向上
を図れるものであり、然も、例えばデユーティ比に対す
る排気還流通路28の開口面積の関係か変化したり、大
気条件か変化しても、必要とされるEGR量を確保する
ことかでき、また、排気還流通路28には制御弁29の
みを介装させれは良いのて、排気還流制御のシステムを
簡略化させることもてきる。
ここで、ステップ25又はステップ26での制御の結果
、EGR量か実際に増減しない場合には、偏差Zかプラ
ス・マイナス間に反転しなくなって、排気還流量制御弁
29に送られる駆動信号のデユーティ比か増大され続け
て100%を越えるようになったり、逆に減少され続け
て0%を下回るようになったりする。従って、前記デユ
ーティ比(制御量)が、上記のように通常設定範囲(0
%〜100%)を越えて変化している場合には、排気還
流量制御弁29の故障や排気還流通路28の詰まりなと
の異常が推定されることになり、第7図のフローチャー
トのステップ33では、前記デユーティ比(制御量)か
通常設定範囲内に設定されているか否かによってEGR
制御系の異常を判別し、通常設定範囲を越えてデユーテ
ィ比か設定されている場合には、排気還流制御系が異常
であると判定し、ステップ34へ進んでかかる異常を表
示などの手段で警告する。
上記実施例では、圧縮行程中の点火前に検出された筒内
圧に基ついて排気還流量を制御させるようにしたが、燃
焼中の筒内圧に基づいてそのときの燃焼における発生熱
量(燃焼温度)を推定し、前述と同様にしてEGR量を
制御することもてきる。
例えば、燃焼中の筒内圧サンプリングタイミングとして
所定気筒の圧縮BTDC5°と圧縮TDCとで燃焼温度
に直接関連する筒内圧を読み込み、前述と同様な式に従
って熱発生率γを求め、この熱発生率γか目標値に近づ
く方向にEGR量を増減制御すれば良く、第5図〜第7
図のフローチャートに示す実施例の場合と筒内圧のサン
プリングタイミングを変えるのみて、燃焼中の筒内圧に
基づ<EGR制陣が行える。
尚、本実施例では、各気筒別に筒内圧センサ11a〜l
ldを設けるようにしたが、特定1気筒にのみ筒内圧セ
ンサを設け、この筒内圧センサを設けた気筒の圧縮行程
の点火前又は燃焼中にサンプリングした筒内圧に基つい
てEGR量を制御させるようにしても良い。
また、本実施例では、4気筒機関について述へたか気筒
数を限定するものでないことは明らかであり、また、筒
内圧センサの形状を第3図及び第4図に示すものに限定
するものでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によると、EGR量か最適で
あるか否かを監視しなからEGR量を制御できるように
なるため、大気条件や部品バラツキに影響されずに最適
なEGR量を保つことかでき、NOxの低減を図りつつ
、サージトルクの低減及び燃費の向上を図ることかでき
るという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステム概略図、第3図は第2図示
の筒内圧センサの取付は状態を示すシリンダヘット部の
断面図、第4図は第2図示の筒内圧センサの詳細構造を
示す縦断面図、第5図〜第7図はそれぞれ同上実施例に
おける筒内圧を用いたEGR制御の内容を示すフローチ
ャート、第8図は同上実施例における制御特性を示すタ
イムチャートである。 1・・・内燃機関  4・・・吸気マニホールド5・・
・排気マニホールド  lla〜lld・・・筒内圧セ
ンサ  27・・・クランク角センサ  28・・・排
気還流通路  29・・・排気還流量制御弁  30・
・・コントロールユニット 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 富二雄 第2図 第3図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関の排気を吸気系に還流させる排気還流通
    路に介装されて該排気還流通路の開口面積を制御する排
    気還流量制御弁と、 機関の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、前記筒内圧
    検出手段で検出される筒内圧に基づいて発生熱量に相関
    するパラメータを演算する発生熱量パラメータ演算手段
    と、 該発生熱量パラメータ演算手段で演算される発生熱量に
    相関するパラメータが機関運転条件に応じた目標値に近
    づく方向に前記排気還流量制御弁の開度を制御する排気
    還流量制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の排気還
    流制御装置。
  2. (2)前記発生熱量パラメータ演算手段で演算される発
    生熱量に相関するパラメータが熱発生率であることを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関の排気還流制御装置。
  3. (3)前記発生熱量パラメータ演算手段が、圧縮行程中
    の点火前に前記筒内圧検出手段で検出された筒内圧に基
    づいて発生熱量に相関するパラメータを演算するよう構
    成されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに
    記載の内燃機関の排気還流制御装置。
  4. (4)前記発生熱量パラメータ演算手段が、燃焼中に前
    記筒内圧検出手段で検出された筒内圧に基づいて発生熱
    量に相関するパラメータを演算するよう構成されたこと
    を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の内燃機
    関の排気還流制御装置。
  5. (5)前記発生熱量パラメータ演算手段で演算される発
    生熱量に相関するパラメータが機関運転条件に応じた目
    標値に対して所定以上の偏差を有しているときに排気還
    流制御系の異常判定を下す発生熱量による異常判定手段
    を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4のい
    ずれかに記載の内燃機関の排気還流制御装置。
  6. (6)前記排気還流量制御手段により制御された排気還
    流制御弁の制御量が所定範囲を越えているときに排気還
    流制御系の異常判定を下す制御量による異常判定手段を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5の
    いずれかに記載の内燃機関の排気還流制御装置。
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