JPH047956B2 - - Google Patents

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JPH047956B2
JPH047956B2 JP60110427A JP11042785A JPH047956B2 JP H047956 B2 JPH047956 B2 JP H047956B2 JP 60110427 A JP60110427 A JP 60110427A JP 11042785 A JP11042785 A JP 11042785A JP H047956 B2 JPH047956 B2 JP H047956B2
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JP
Japan
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sample
reaction
container
reagent
line
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JP60110427A
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Inventor
Katsuaki Takahashi
Hiroshi Mimaki
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は自動分析装置における試料処理方法係
り、特に、血清、尿等のような試料を稀釈して分
析するのに好適な自動分析装置における試料処理
方法関する。
〔発明の背景〕
近年、血清生化学検査の分野において、免疫関
係の分析が活発になつてきている。免疫分析を適
用する測定項目がCRP,IgA,IgGなど10種類と
多くなつているが、これらの項目の測定において
は、試料を20倍あるいは400倍、1000倍と稀釈す
る必要がある。
ところで、従来の稀釈操作は、手法によるかあ
るいは免疫測定専用の分析装置においては、稀釈
ライン方式(反応ラインに分注する前に試料を稀
釈して撹拌しておく方式)を採用していた。しか
し、稀釈を必要としない測定項目(TP,GOTな
ど)と同時に分析しようとする場合、上記測定項
目の分析には稀釈ラインが不必要であり、免疫測
定時のための稀釈ラインの専用洗浄装置が必要と
なり、装置が複雑化するという問題があつた。な
お、これに関連する先行技術として、特公昭58−
11575号公報がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、特別の希釈専用ラインを設け
ずに、試料の希釈操作と希釈された試料の分析用
分取操作を行うことができる自動分析装置におけ
る試料処理方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、反応ライン上で試料を希釈し、希
釈された試料を反応ライン上の第1の反応容器か
ら第2の反応容器へサンプルプローブによつて分
取し得るようにし、希釈試料と試薬との反応を進
行し得るようにした。
すなわち、本願発明は、移送される反応容器列
を含む反応ライン上の少なくとも2つの反応容器
に試料分注装置のサインプルプローブが位置づけ
られるようにそのサンプルプローブの移動経路が
設定されていること、上記反応ライン上の第1の
反応容器が上記サンプルプローブの移動経路に位
置づけられたときに、上記試料容器から上記第1
の反応容器へ上記サンプルプローブによつて所定
量の試料を分注すること、上記試料が分注された
上記第1の反応容器内へ所定量の希釈液を加えて
試料を希釈すること、および上記反応ライン上の
第2の反応容器と上記第1の反応容器が共に上記
サンプルプローブの移動経路に位置づけられたと
きに、上記サンプルプローブによつて上記第1の
反応容器内の希釈された試料を所定量分取し上記
第2の反応容器に移すことを含むことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を第1図〜第4図を用いて
詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した自動分析装置の一実
施例を示す概略図である。第1図において、試料
テーブル1にセツトされた試料容器2にサンプル
吸排プローブ3を挿入し、ピペツト4にて吸引
し、サンプリングアーム5を回転させて、反応容
器7に吐出させる。6はポンプである。
反応容器7を多数円形状に配列した反応ライン
(反応テーブル)8は、図示しない駆動装置によ
つて図示矢印方向に半回転プラス1反応容器分回
転し、試料が吐出された反応容器7が試薬吐出位
置まで移動して停止し、試薬の添加が行われる。
試薬の添加は、試薬テーブル9にセツトされた試
薬ビン10内に試薬吸排プローブ11を挿入し、
試薬ピペツトシリンジ12にて試薬を吸引し、試
薬アーム13を回転移動させて当該反応容器7内
に吐出する。14はバルブ、15はポンプであ
る。
反応ライン8は、各ステツプ毎に半回転プラス
1反応容器分回転し、結局2ステツプにて1回転
プラス2反応容器分回転する。したがつて、測定
セルを兼用している反応容器7は、必ず光源16
の光軸17を横切ることになり、光軸17を横切
る毎に反応容器7内の反応液の吸光度が光度計1
8で測定される。9は撹拌棒、20は洗浄機構、
21はバルブ、22は洗浄液吐出ポンプ、23は
真空ポンプである。
次に、反応ライン8の動きについて詳細に説明
する。第2図a,bは反応ライン8の回転移動状
態の説明図で、ステツプ1からステツプ16までを
示してある。反応ライン8は各ステツプ毎に半回
転プラス1反応容器分回転移動して停止するが、
その各ステツプ毎の停止位置を上方から見ると第
2図a,bのようになる。ステツプ1では反応容
器71に試料S1を分注する。ステツプ2では反応
容器71の試料S1中に試薬R1を添加すると同時に
反応容器710に試料S2(試料S1の多項目分析の場
合は試料S1となる)を分注する。ステツプ3では
反応液となつた反応容器71の試料S1を撹拌棒1
9で撹拌ると同時に、反応容器710の試料S2中に
試薬R1の添加および反応容器73に試料S3の分注
を行う。次に、ステツプ3からステツプ4に至る
間に試料S1を含む反応液の吸光度を光度計18で
測定する。以上の動作を繰り返した後、ステツプ
13で反応容器71の試料S1と試薬R1との混合液、
すなわち、反応液が吸い上げられて洗浄水が注入
される。そして、ステツプ15でさらに洗浄水が吸
い上げられて清浄な反応容器71となり、ステツ
プ17(図示せず)で新たな検体の分析に再利用さ
れる。
第2図のような反応ライン8の動きをすること
により、ステツプ1〜ステツプ16の間に6点の測
光が可能であり、測定データは第3図に示すよう
に間欠的に得られる。
分析項目が高濃度である場合には、吸光度測定
値が検量線の直線領域に入らなくなり、正確な定
量分析値が得られないので、その分析項目を再分
析する必要がある。再分析する場合には、通常の
分析操作で採取する絶対量よりも少ない絶対量の
試料を反応容器に採取し、加える試薬の量は通常
の分析操作で使用するものと同じにするのが好ま
しい。
ところが、再分析のために採取する試料の容量
を微少(例えば1μ程度)にしたのでは試料分
注精度が低下するので、十分な分注精度が得られ
る容器の試料を一旦採取し、それを希釈液で希釈
し、希釈された試料液の一部を分取することによ
り高い分注精度を維持できる。このあと分取され
た希釈試料と試薬との反応を進めてその反応液の
測光により検量線の直線領域での分析項目測定を
行う。
第4図は検体、すなわち、試料の自動希釈操作
を説明するための説明図である。ステツプ1にて
上記と同様反応容器71に試料S1を分注し、ステ
ツプ2にて試薬R1を添加せずに第1図の試薬ビ
ン10内に水を入れておいて水を添加して試料を
稀釈する。そして、ステツプ3にて上記と同様に
撹拌棒19にて十分に撹拌する。さらに、ステツ
プ10においては、試料S10が分注されるべき反応
容器72の隣りに稀釈された試料S1を入れた反応
容器71があるので、反応容器72に試料S10を分
注する代りに、反応容器71から稀釈された試料
S1、すなわち、試料S1′を数マイクロリツトル分
取して反応容器72に注入する。このとき、稀釈
された試料S1は十分に撹拌されているから正確な
稀釈分注を行うことができる。
この場合、試料S1′を新たな検体として必要な
試薬を加えて反応させ分析することになる。すな
わち、ステツプ11で反応容器72の試料S1′に試薬
R1を添加して撹拌後吸光度を測定する。
第2図a,bから明らかなように、反応ライン
の反応容器列移送部とサンプルプローブの移動経
路とは、少くとも2つの反応容器において重なる
ようにサンプルプローブ3がアーム5によつて移
動され、移動経路上に停止した反応容器に対して
サンプルプローブが選択的に上下動作し得る。
上述した実施例によれば、特別な試料稀釈機構
を設ける必要がなく、サンプルプローブの動作制
御と試薬テーブル上の稀釈水の位置の制御を行う
だけで、正確な稀釈分析を実行することができ
る。しかも希釈時の試料は、撹拌機構によつて均
質にすることができる。このような希釈方法は、
高単位血清の自動稀釈分析に効果的に利用でき
る。
光度計は、一般に第5図に示すように検量線に
曲りが存在する。すなわち、濃度と吸光度の比例
性が、吸光度2.5程度を越えると、吸光度が低下
してしまうのが普通である。したがつて、高濃度
血清を分析したときには、第6図に示すように、
誤差を生じてしまうことになる。このような場
合、試料を稀釈して反応させ、発色吸光度を低く
して測定することが必要である。
本発明を適用した自動分析装置では、一度、試
料を稀釈せずに分析して吸光度がある一定値以上
になつたときは、検量線曲りの危険性があるの
で、自動的に試料を稀釈して再測定を行うように
構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明よれば、反応ラインの反応容器列とサン
プルプローブの移動経路とを都合よく配置してサ
ンプルプローブを動作させることにより、反応ラ
イン上で希釈した試料の一部を一方の反応容器か
ら他方の反応容器へ分取することができるので、
特別の希釈専用ラインを設けなくても、試料の希
釈操作と希釈された試料の分取操作を実行し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動分析装置を示
す概略図、第2図aおよび第2図bは第1図の反
応ラインの回転移動状態の説明図、第3図は第2
図の動作によつて得られる測定データ例を示す線
図、第4図は第1図における稀釈操作を説明する
ための図、第5図は検量線の曲りを説明する線
図、第6図は高単位血清の分析誤差を説明するた
めの線図である。 1……試料テーブル、2……試料、3……サン
プリングプローブ、5……サンプリングアーム、
7……反応容器、8……反応ライン、9……試薬
テーブル、10……試薬ビン、11……試薬プロ
ーブ、13……試薬アーム、18……光度計、1
9……撹拌棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 試料容器配列部と、反応容器列が間欠的に移
    送される反応ラインと、上記試料容器配列部の試
    料容器から上記反応ライン上の反応容器へサンプ
    ルプローブによつて試料を分注する試料分注装置
    と、上記反応ライン上の反応容器へ試薬液を分注
    する試薬分注装置とを備えた自動分析装置を用い
    て、上記反応容器内で試料と試薬の反応を進める
    試料処理方法において、上記反応ライン上の少な
    くとも2つの反応容器に上記サンプルプローブが
    位置づけられるように上記サンプルプローブの移
    動経路が設定されていること、上記反応ライン上
    の第1の反応容器が上記サンプルプローブの移動
    経路に位置づけられたときに、上記試料容器から
    上記第1の反応容器へ上記サンプルプローブによ
    つて所定量の試料を分注すること、上記試料が分
    注された上記第1の反応容器内へ所定量の希釈液
    を加えて試料を希釈すること、および上記反応ラ
    イン上の第2の反応容器と上記第1の反応容器が
    共に上記サンプルプローブの移動経路に位置づけ
    られたときに、上記サンプルプローブによつて上
    記第1の反応容器内の希釈された試料を所定量分
    取し上記第2の反応容器に移すことを含むことを
    特徴とする自動分析装置における試料処理方法。
JP11042785A 1985-05-24 1985-05-24 自動分析装置における試料処理方法 Granted JPS61270661A (ja)

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JP2013511049A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 ダイアシス テクノロジーズ エス・ア・エール・エル 自動分析装置の構成及び操作モード

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