JP2533527B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2533527B2
JP2533527B2 JP62090766A JP9076687A JP2533527B2 JP 2533527 B2 JP2533527 B2 JP 2533527B2 JP 62090766 A JP62090766 A JP 62090766A JP 9076687 A JP9076687 A JP 9076687A JP 2533527 B2 JP2533527 B2 JP 2533527B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動分析装置に係り、特に測定時間の異な
る比色項目と電解質項目を測定するのに好適な自動分析
装置に関する。
〔従来の技術〕
臨床生化学検査の発展に伴い、比色項目と電解質項目
を同時に測定出来る事が望まれる様になつた。従来で
は、サンプリングした順序に一検体分一括して出力する
方法を取つていた。すなわち、測定時間の長い比色項目
の出力タイミングに合せて常に一定時間毎に検体の測定
結果を出力していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、測定結果を比色項目の測定依頼の有
無に関係無く比色の測定結果の出力タイミングで出力す
るというものであつた。この為、電解質項目のみ依頼の
時、測定時間が比色より短いにもかかわらず、電解質項
目の出力は比色項目と同じだけ時間がかかつていた。
電解質項目は、例えば昏睡状態に陥つた重症の患者に
対しても測定される事があり非常に緊急性の高い検査項
目であり、早く測定結果を出力する必要がある。この
為、緊急性の高い検査結果を迅速に利用者に提供出来な
いという問題があつた。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決し、利用
者の必要性に応じたタイミングで測定結果を早く出力す
る事が出来る自動分析装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、測定依頼項目が電解質項目のみの演算結
果を格納する優先出力用テーブルと、これ以外の項目の
演算結果を格納する一般出力用テーブルの2つのテーブ
ルを設けたことと、この2つのテーブルに格納された演
算結果の出力タイミングを管理する機能を設けたことに
より、達成される。
〔作用〕
早く出力しなければならない電解質項目の演算結果
を、上記優先出力用テーブルに格納し、出力時に優先テ
ーブルのデータから先に行う様にすることにより電解質
項目は、比色項目の測定時間に関係無く早く出力出来る
ようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図に従つて詳細に説明す
る。第1図に本発明の一実施例の構成を示す。反応テー
ブル1は、その円周上に複数個の測定セルを兼ねた反応
容器2を有し、回転軸3を中心に自由に回転出来る。試
料テーブル4は、その円周上に複数個の試料容器5を有
し、回転軸6を中心に自由に回転出来る。試料吸排管7
は、分注機構59に接続されており、この分注機構59の吸
排動作により試料の吸排ができる。この動作は、比色・
電解質の順に行なわれる。また、試料吸排管7は分注機
構59の回転動作により回転軸8を中心に反応テーブル1
と試料テーブル4と電解質測定装置60の間を自由に回転
でき、試料吸排管7の回転通過経路下に試料吸排管洗浄
機構9が設置してある。
試薬の分注は、試薬吐出器10,流路11,流路12,流路13,
流路切換器14、及び試薬分注器15から成る試薬分注機構
により行なわれる。
撹拌棒20は、撹拌機構21に接続され、撹拌機構21の回
転動作により回転し、上下動作により上下する。分光器
30は、光源ランプ31と相対し、反応テーブル1が回転す
ると反応容器2が光束32を通過し、その時に光吸収測定
が行なわれるように設置してある。
電解質測定装置60の詳細は、第2図に示す通りであ
る。まず、内部標準液用シリンジ64が作動を開始し、希
釈槽68に内部標準液65を吐出する。次に、シツパーシリ
ンジ69が作動して希釈槽68内の内部標準液を電解質恒温
槽70に吸入する。内部標準液は、イオン選択電極61,62,
63内で停止し、内部標準液の起電力が測定される。この
測定結果は、第1図の記憶装置50に記憶される。
以下、第1図に従い比色項目の分析原理を述べる。被
測定試料、例えば血清を収容した試料容器5がサンプリ
ング位置41に来ると、試料吸排管7の先端が上記試料容
器5内に浸され、血清の一定量を吸入し、試料吸排管7
内に保持する。その後、試料吸排管7は反応テーブル1
の吐出位置51まで移動し、吐出位置51に移送されている
反応容器2内に保持していた血清を吐出する。
吐出終了後は、試薬吸排管洗浄機構9上に移動し試料
吸排管7の管内外を水洗いする。上記サンプリング動作
が終了すると反応容器2は、移送過程を経て試薬分注位
置52に到達する。そこで、流路切換器14により流路11と
流路12を接続すると、試薬分注器15により試薬容器16内
試薬を試薬吐出管10から反応容器2内へ吐出する。上記
動作により、被測定試料は試薬と混和して反応を開始す
る。その後、再び移送過程を経て撹拌位置53に到達した
反応容器2は、撹拌棒20により撹拌され、反応が続けら
れる。その後、さらに移送過程を経て反応容器2は洗浄
位置54に到達する。この間すなわち試薬吐出位置52から
洗浄位置54に至るまでの移送過程中、反応容器2が光束
32を通過するごとに光吸収測定が分光器30で行なわれ
る。
洗浄位置54に到達した反応容器2は、反応容器吸排管
42により内部の液体が吸排され洗浄機構58により洗浄位
置55,56,57を経て水洗いされ、その後の移送過程を経て
吐出位置51より再度反応容器2として使用される。
次に、電解質項目の測定原理を第1図,第2図に従い
説明する。試料テーブル4にセツトされた試料22を試料
吸排管7により希釈槽68の中央に移動し、試料22を希釈
槽68内に吐出する。この時、同時に希釈液用シリンジ66
が作動し希釈液67を希釈槽68内に吐出する。希釈液67と
混合された試料22は、シツパーシリンジ69により電解質
恒温槽70に吸入され電解質の起電力が測定される。そし
て、記憶装置50内に記憶される。さらに、記憶装置50内
に記憶されていた前記内部標準液65の起電力との差によ
り電解質の濃度を算出する。測定済の試料と希釈液の混
合液は、シツパーシリンジ69により廃液タンク71に排出
される。これらの動作はすべて制御装置40により制御さ
れる。
以上述べた様に、比色項目と電解質項目では分析方法
が異なる為に分析を開始してから分析結果が確定するま
での時間に差があり、比色項目は約10分,電解質項目は
約1分である。この為に従来では電解質項目が先に確定
しているにもかかわらず比色項目が確定するまで出力さ
れなかつた。
第3図により、従来法と本発明における出力タイミン
グの相違点を説明する。分析がスタートすると、N1・E1
・N2・N3の順番でサンプリングが行なわれる。
電解質項目のみ測定依頼した一般検体N3及び緊急検体
E1は、サンプリング終了後1分後にデータが確定する
が、従来では外部への出力はサンプリング終了後10分後
に行なわれていた。
これに対し本発明において、外部への出力は電解質デ
ータが確定した直後に行なわれる。
本発明を適用した1つの形態では、電解質項目のみ測
定依頼した緊急検体の場合だけ電解質データが確定した
直後に外部へ出力し、一般検体で電解質項目のみを依頼
した場合には、従来法と同じタイミングで出力される。
次に、一般又は緊急検体における測定項目が電解質項
目のみを測定依頼した時のプリンタへの出力過程を第4
図,第6図のフローチヤートに従い説明する。
第4図は、演算結果を出力テーブルに格納する処理を
示す。まず電解質項目のみかの判定101を行い、電解質
項目のみの場合には優先出力用テーブルに演算結果の格
納102を行う。また、分析項目が比色のみまたは比色と
電解質の場合には、一般出力用テーブルに演算結果の格
納103を行う。
第6図は、前記出力テーブルに格納されたデータをプ
リンタに出力する処理を示す。まず、出力のタイミング
にあるかの判定110が行なわれ、出力のタイミングにあ
る場合には優先出力用テーブルの参照111を行う。次
に、優先出力用データが格納されているかの判定112を
行い、格納されている場合にはプリンタへの出力113を
行つた後、優先出力データのクリア114が実行される。
一方、優先出力データが無い場合にはポインタ(出力
テーブルのデータの出力の順番を示す情報)の指すデー
タが出力済みかの判定119を行い、出力済みの場合には
ポインタの更新120を行う。ポインタの指すデータが出
力済みでない場合には一般出力用テーブルの参照115を
行う。次に、データが格納されているかどうかの判定11
6を行い、ここにデータが有る場合にはプリンタへの出
力117を行う。そして、ポインタの更新118を行う。
以上、測定依頼項目が電解質項目のみを依頼した時の
プリンタへの出力を述べたが、この方法は電解質項目を
特に早く出力する必要がある緊急用の装置に適してい
る。
次に、緊急検体(一般分析の途中に割り込んで分析す
る検体)で電解質項目のみを測定依頼した時のプリンタ
への出力方法を述べる。この方法は、ルーチン検査用装
置に適している。
第5図は、演算結果を出力用テーブルに格納する処理
を示したものである。まず、分析検体が緊急検体かどう
かの判定105を行い、一般検体の場合には、一般出力用
テーブルに演算結果の格納108を行う。そして、緊急検
体の場合には分析項目が電解質項目のみかの判定106を
行い、電解質項目のみの場合には優先出力用テーブルに
演算結果の格納107を行う。分析項目が比色のみまた
は、比色と電解質の場合には一般出力用テーブルへの格
納108を行う。また、プリンタへの出力方法は第6図の
説明で述べた測定依頼項目が電解質項目のみを依頼した
場合の出力方法と同じであるが、優先出力されるのは緊
急検体で電解質項目のみ依頼の場合である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、比色項目と電解質項目の分析操作が
可能な分析装置において、演算結果が得られた検体に関
し電解質項目だけが分析依頼されているならば、その演
算結果データが優先出力用テーブルから直ちにプリンタ
に出力されるので、比色項目の濃度演算結果の出力可能
時間に比べて短時間で分析結果を得ることができるよう
になる。従って電解質項目のみの検査依頼が多い緊急検
体の場合には分析開始から分析結果がプリンタ出力され
るまでの時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である自動分析装置の構成図、
第2図は電解質測定装置の構成図、第3図は従来と本発
明の出力タイミング図、第4図及び第5図は演算結果を
出力テーブルに格納する処理を示した図、第6図は演算
結果を出力テーブルからプリンタへ出力する処理を示し
た図である。 2……反応容器、15……試料分注器、21……撹拌機構、
30……分光器、40……制御装置、50……記憶装置、58…
…洗浄機構、69……分注機構、64……内部標準液用シリ
ンジ、66……希釈液用シリンジ、69……シツパーシリン
ジ、80……プリンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体の特性を光学的に検出する分光器と、
    電解質項目を測定するイオン選択電極を有する電解質測
    定装置と、上記分光器の出力信号に基づいて算出された
    比色項目の濃度演算結果および電解質測定装置の出力信
    号に基づいて算出された電解質項目の濃度演算結果を記
    憶する記憶装置とを備えた自動分析装置において、比色
    項目の演算結果データが格納される一般出力用テーブル
    と、電解質項目のみの演算結果データが格納される優先
    出力用テーブルと、演算結果を得た検体が電解質項目だ
    けが依頼されているか否かを判定する依頼状況判定手段
    を設け、上記一般出力用テーブルへのデータ格納状態の
    チッェクに先立って上記優先出力用テーブルへのデータ
    格納状態をチェックし、上記優先出力用テーブルにデー
    タが格納されている場合にそのデータをプリンタに出力
    するように構成したことを特徴とする自動分析装置。
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