JPH0478969A - 画像の2値化方法 - Google Patents

画像の2値化方法

Info

Publication number
JPH0478969A
JPH0478969A JP2194181A JP19418190A JPH0478969A JP H0478969 A JPH0478969 A JP H0478969A JP 2194181 A JP2194181 A JP 2194181A JP 19418190 A JP19418190 A JP 19418190A JP H0478969 A JPH0478969 A JP H0478969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
density level
density
pattern
background
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2194181A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ueno
裕司 上野
Hisami Nishi
壽巳 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2194181A priority Critical patent/JPH0478969A/ja
Priority to EP19910306668 priority patent/EP0468730A3/en
Publication of JPH0478969A publication Critical patent/JPH0478969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/403Discrimination between the two tones in the picture signal of a two-tone original
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/16Image preprocessing
    • G06V30/162Quantising the image signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は背景部とパターン部とを有する画像を2値化す
る方法に係り、特に、画像処理を行ってパターン計測す
る場合に用いるのに好適な画像の2値化方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の2値化方法においては、テレビカメラなどの画像
入力装置を通して得られる二次元の画像を2値化する際
、画像の全体に対して単一のしきい値を設定し、そのし
きい値を用いて画像の濃度レベルを大小判別することに
より、2値化を行なうようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、テレビカメラなどの画像入力装置を用い
る場合、撮像対象に対する照明が一様でないために、撮
像対象である画像の明るさにムラが生じることがある。
また、印刷物などが撮像対象であるときには、撮像対象
に対する照明が一様であっても、印刷濃度にムラがある
ことがある。
このような撮像対象から得られた画像の全体に対して単
一のしきい値を用いて2値化を行なうと、背景部の一部
分がパターン部に含まれたり、これとは逆に、パターン
部の一部分が背景部に含まれるという問題が生じる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、照明
によるムラや印刷濃度などのムラに影響されることなく
、画像中の認識すべきパターン部を背景部から正確に分
離して2値化することができる画像の2値化方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明による画像の2値化
方法は、背景部とパターン部とを有する画像を2値化す
る方法において、上記背景部の実際の濃度に応じて上記
背景部の濃度レベルを上記画像の微小領域毎に設定し、
上記パターン部の実際の濃度に応じて上記パターン部の
濃度レベルを上記画像の微小領域毎に設定し、上記背景
部の設定された濃度レベルと上記パターン部の設定され
た濃度レベルとの中間の濃度レベルを有するしきい値を
上記画像の微小領域毎に設定し、上記画像を上記しきい
値に基づいて2値化するように構成したものである。
〔作用〕
2値化の基準になるしきい値が、背景部の実際の濃度に
応じて設定された背景部の濃度レベルと、パターン部の
実際の濃度に応じて設定されたパターン部の濃度レベル
との中間の濃度レベルを微小領域毎に有するから、2値
化すべき画像に照明によるムラや印刷濃度などのムラが
あっても、これらのムラに影響されずに画像を正確に2
値化することができる。
〔実施例] 以下、本発明による画像の2値化方法の一実施例を図面
を用いて詳細に説明する。
まず、背景画像を作成するのに用いる画像濃度の最小値
の抽出(以下、「最小値抽出」と呼ぶ。
)について、第2図、第3図を用いて説明する。
なお、ここでは、テレビカメラから供給された画像信号
を多値にデジタル化したものを原画像と呼び、この原画
像のそれぞれのデジタル値を画素と呼ぶ。
第2図は最小値抽出の演算処理を示す図である。
この演算処理では、原画像23から微小面積である3×
3画素の対象領域21が取出される。この対象領域21
は、第2図の左側に示すように、マトリックス画素配列
a −iから成る。そして、その画素値の最小値e、が
第2図の右側に示す新しいマトリックスの中央の画素値
に置き換えられる。
e+  =M I N (a、  b、  c−−−−
−i )この演算処理は、上述のような画素値の置き換
えが未だ行われていない最初のマトリックス画素配列(
第2図の左側参照)を用いて原画像23内の全画素にわ
たって、マトリックスの位置を1画素ずつずらしながら
行われる。
上記演算処理をさらに具体的に述べると、ます、原画像
23中の左上隅にあるマトリックス画素配列a −iに
ついて、上記画素値の置き換えが行われ、次に右側に1
画素ずらして、画素す、c、e、f、h、iと、画素c
、f、iの右側にある他の3つの画素とについて上記画
素値の置き換えが行われ、さらに右側に1画素ずつずら
しながら右端まで上記画素値の置き換えが行われること
によって、最上段の画素値の置き換えが終了する。次に
、下側に一画素ずらして次段の画素値の置き換えを同様
に行い、同様にして最下段まで順次行うことによって、
1回目の演算処理が終了する。
次に、必要に応じて、2回目の演算処理を1回目の演算
処理と同様にして行うが、この2回目の演算処理は、1
回目の演算処理により上記画素値の置き換えが行われた
新しいマトリックス画素配列a−d、e、、f−i(第
2図の右側参照)について行われる。
上記演算処理は、必要に応じて、さらに1〜2回行うこ
とができ、通常は、合計で2〜4回程度行うことになる
。なお、この最小値抽出において、対象領域21を5×
5画素、7×7画素などに設定してもよい。
第3図は背景画像を作成する際の最小値抽出による画像
の変換を示す図である。第3図において、21は第2図
に示すような対象領域の1つである。
原画像23中に文字やマークなどのパターン24が記載
されている。この原画像23に対して最小値抽出におけ
る1回目の演算処理が行われると、第3図の右側に示す
画像25が得られる。この第3図から分かるように、画
像25においては、パターン24がパターン26に変換
される。即ち、最小値抽出における演算処理が行われる
たびに、濃度レベルが高いパターン部は縮小されて背景
部が広くなり、最後には背景部のみとなる。
次に、局所最大値画像を作成するのに用いる画像の濃度
の最大値の抽出(以下、「最大値抽出」と呼ぶ。)につ
いて、第4図、第5図を用いて説明する。
第4図は局所最大値画像を作成する際の最大値抽出の演
算処理を示す図である。この演算処理では、最小値抽出
の場合と同様に、原画像23から微小面積である3×3
画素の対象領域21が取出される。そして、第4図の左
側に示すマトリックス画素配列a = iの画素値の最
大値e2が第4図の右側に示す新しいマトリックスの中
央の画素値に置き換えられる。
e 2=MA X (a 、  b 、  c−−−−
−−−−−−−−−i )この演算処理は、最小値抽出
の場合と同様に、上述のような画素値の置き換えが未だ
行われていない最初のマトリックス画素配列(第4図の
左側参照)を用いて、原画像23内の全画素にわたって
、マトリックスの位置を1画素ずつずらしながら行われ
る。
上記演算処理は、通常は2〜4回程度行われるが、2回
目には、最小値抽出の場合と同様に、1回目の演算処理
により上記画素値の置き換えが行われた新しいマトリン
クス画素配列axd、e、、、f−i(第4図の右側参
照)について行われる。
なお、この最大値抽出において、対象領域21は、最小
値抽出の場合と同様に、5×5画素、7×7画素などに
設定してもよい。
第5図は局所最大値画像を作成する際の最大値抽出によ
る画像の変換を示す図である。第5図において、21は
第4図に示すような対象領域の1つである。原画像23
はパターン24を有している。この原画像23に対して
最大値抽出における1回目の演算処理が行われると、第
5図の右側に示す画像28が得られる。この第5図から
分かるように、画像28においては、パターン24がパ
ターン29に変換される。即ち、最大値抽出における演
算処理が行われるたびに、濃度レベルが高いパターン部
は拡大されて背景部が狭くなる。
次に、第1図は本発明による画像の2値化方法の一実施
例における各種の画像の作成の流れを示すフローワであ
る。この第1図中の矢印は特定の画像を作成するために
必要な画像を示している。
なお、ここでは、背景部に対しでパターン部の方が濃度
レベルが高い場合について説明するが、その逆の場合で
も、画像の濃度を反転させる二とにより、本実施例を容
易に適用することかできる。
第1図において、原画像10はテレヒカメラなどから入
力された画像信号をデジタル化した多値゛画像信号であ
る。また、背景画像11は原画像10から前述のような
最小値抽出によって得られる多値画像である。局所最大
値画像12は原画像IOから前述のような最大値抽出に
よって得られ局所的な最大値を濃度として有する多値画
像である。
しきい値画像13は原画像10を2値化するためのしき
い値濃度を有する多値画像である。
さらに、局所2値画像14は原画像10としきい値画像
13とを比較して得られる局所的な2値画像である。ま
た、文字領域画像15はパターン部(文字、マークなど
の部分)と背景部とに粗分離された2値画像である。そ
して、2値画像16は最終的に得られる2値化された画
像である。
次に、各種の画像の作成方法について説明する。
最初に、背景画像11の作成方法について説明する。背
景画像11を得るには、原画像10内のパターン(文字
、マークなど)の線幅と同し程度の大きさの対象領域を
設定して前述のような最小値抽出を行う。この場合の一
例を第6図に示す。
第6図において、原画像30は、文字“L゛″32を有
し、原画像30内には、対象領域31が設定されている
。このとき、最小値抽出の対象領域31を文字32の線
幅より少し太き(設定すると、任意の対象領域31内に
必ず背景部が含まれることになる。
したがって、最小値抽出における演算処理が1回でも行
われると、第6図の右側の画像33に示すように、原画
像30では文字(パターン)32であった部分が背景部
の濃度レベルになる。このようにして、第1図に示すよ
うに、原画像10から背景画像11を得ることができる
次に、局所最大値画像12の作成方法について説明する
。局所最大値画像12を得るには、原画像10内のパタ
ーンの線幅と同し程度の大きさか、それより少し小さい
程度の大きさの対象領域を設定して前述のような最大値
抽出を行う。このようにして最大値抽出が行われると、
原画像10のパターンであった部分(パターン部)が若
干拡大される。この“結果として、第1図に示すように
、原画像10から局所最大値画像12を得ることができ
る。
次に、しきい値画像13の作成方法について説明する。
原画像10を2値化する適切な濃度レベルは、各画素に
ついて背景画像11と局所最大値画像12との間に存在
する。そこで、2(tf化のためのしきい値となる濃度
レベル(2値化レベル)を、全画素(即ち、画像全体)
について、背景画像11の濃度レベルと局所最大値画像
12の濃度レベルとの中間値(例えば、はぼ真中の濃度
レベル)に設定する。この個々の中間値を各画素の濃度
レベルとすることによって、しきい値画像13を得るこ
とができる。なお、上記中間値は、背景画像11の濃度
レベルに、上記2つの濃度レベルの差を所定の割合(上
述のようにほぼ真中の場合にはほぼ2の割合)で加算し
、たちのであってもよく、また、背景画像11(又は局
所最大値画像12)の濃度レベルに一定の濃度レベルを
加算(又は減算)したものであってもよい。ここで、こ
のしきい値画像13は位置によって濃度レベルが異なる
から、位置に応した2値化レベルを決定することを可能
にしている。
次に、局所2値画像14の作成方法について説明する。
局所2値画像14を得るには、原画像10の各画素とそ
れに対応するしきい値画像13の各画素とを比較して、
原画像10側の濃度レベルが高い場合にその画素を1に
設定し、しきい値画像13側の濃度レベルが高い場合に
その画素をOに設定する。この個々の値を各画素の濃度
レベルとすることによって、局所2値画像14を得るこ
とができる。この画像14はほぼパターン部と背景部と
に分離された画像になっている。
しかし、局所2値画像14においては、原画像10の背
景部にノイスなどがある場合に、背景部の一部分の画素
がパターン部とみなされてしまう。
そこで、パターン部と背景部とを粗分離しておき、この
粗分離された画像を用いて局所2値画像14を補正する
ことが望まれる。このために、文字領域画像15が用い
られる。
次に、文字領域画像15の作成方法について説明する。
文字やマークなどのパターンが含まれる部分は濃度のコ
ントラストが高い。そこで、このコントラストが高いこ
とを利用してパターン部と背景部との粗分離を行う。こ
のために、背景画像11と局所最大値画像12とが用い
られる。即ち、両画像11.12間の濃度レベルの差を
演算し、この差が所定値より高い場合にその画素を1に
設定し、所定値より低い場合にその画素をOに設定する
。そして、この個々の値を各画素の濃度レベルとするこ
とによって、文字領域画像15を得ることができる。
例えば、原画像10の各画素が8ピントで多値化されて
256段階の濃度レベルを有しているとすると、背景画
像11と局所最大値画像12との濃度レベルの差が所定
値以上(例えば40以上)の画素をパターン部と判定し
てもよい。なお、この所定値(しきい値)は原画像10
の背景部のノイズによる濃度レベルの差より少し高く設
定するのが望ましい。また、この所定値は原画像10の
画質によって異なるので、厳密にはその都度決める必要
がある。
次に、2値画像16の作成方法について説明する。最終
的な2値画像16を得るには、局所2値画像14の各画
素とそれに対応する文字領域画像15の各画素との論理
積を演算する。この個々の演算値を各画素の濃度レベル
とすることによって、2値画像16を得ることができる
。この2値画像16は、位置によって異なったしきい値
で2値化されており、ノイズなどが除去された適切な2
値画像となっている。
上記の実施例では、背景画像11を作成するために最小
値抽出を行う場合について説明したが、パターン部のな
い背景部だけの撮像対象をテレヒカメラなどにより予め
画像信号となし、この画像信号から得られた原画像を背
景画像11として用いることもできる。このことにより
、演算処理の高速化を図ることができる。
次に、画像の具体的な一次元濃度を示しながら、第1図
に示す局所2値画像14を得る方法について説明する。
第7図は濃度が次第に変化している画像の濃度レベルを
示す図である。第7図において、(a)は原画像を二次
元的に示しており、この原画像は、2つの楕円形状のパ
ターン52.53を存している。
そして、以下においては、その内のライン51上の濃度
分布を例にとって、局所2値画像を得る方法について説
明する。なお、第7図の(a)では、照明が一様でない
ために、この第7図の右側に行(はど背景部の濃度レベ
ルが高くなっているものとする。
第7図の(b)はライン51上の濃度レベルに対して前
述のような最小値抽出及び最大値抽出を行った後の濃度
レベルを示している。54はライン51上の原画像の濃
度レベルを示しており、言い換えれば、−次元の原画像
である。また、55は一次元の原画像54に対して前述
のような最小値抽出を行った後の濃度レベルを示してお
り、−次元の背景画像である。さらに、56は一次元の
原画像54に対して前述のような最大値抽出を行った後
の濃度レベルを示しており、−次元の局所最大値画像で
ある。
第7図の(b)から分かるように、最小値抽出を行うと
、原画像の濃度レベル54から背景部の濃度レベル55
が得られ、最大値抽出を行うと、原画像の濃度レベル5
5からパターン部と背景部との境界部分の近傍における
最大値が得られる。−次元の原画像の濃度レベル54に
対して、従来技術におけるように、単一のしきい値を例
えばライン59のように設定しても、適切に2値化でき
ないことは明白である。また、適切な2値化レヘルは一
次元の背景画像55と一次元の局所最大値画像56との
中間値であることが分かる。
第7図の(C)において、57は一次元の背景画像55
の濃度レベルと一次元の局所最大値画像56の濃度レベ
ルとのちょうど真中に設定された濃度レベルを示してお
り、−次元のしきい値画像である。この−次元のしきい
値画像57をしきい値として一次元の原画像54を2値
化すると、第7図の(d)に示すように、2値化後の濃
度レベル58が得られる。この58が一次元の局所2値
画像である。ここで、−次元の局所2値画像58は第7
図の(a)から予想される2値画像とよく一致している
ことが分かる。
次に、原画像の背景部にノイズがある場合について、−
次元の各種の画像を説明する。
第8図は一次元の場合における第1図の各種の画像を説
明するための図である。なお、第8図において、継軸方
向は濃度レベルである。第8図の(a)は原画像を示し
ており、この原画像は、パターン71とノイズ72とを
有している。第8図の(b)は(a)に示す原画像に対
して最小値抽出の演算処理を1回だけ行なった場合の濃
度レベルを示している。この第8図の(b)から分かる
ように、最小値抽出を行うと、パターン71とノイズ7
2とはその幅がそれぞれ狭くなり、かつ濃度レベルが低
下する。
第8図の(C)は、この最小値抽出の演算処理をさらに
2〜3回繰り返すことによって得られた背景画像を示し
ている。この第8図の(C)から分かるように、原画像
におけるノイズ72は除去され、パターン71の部分は
僅かに濃度レベルが上がっているだけである。
第8図の(d)は最大値抽出を行うことによって得られ
た局所最大値画像を示している。この第8図の(d)か
ら分かるように、最大値抽出を行うと、パターン71と
ノイズ72とはその幅がそれぞれ広がる。
第8図の(e)は背景画像と局所最大値画像とから得ら
れるしきい値画像を示している。そして、(e)に示す
しきい値画像によって(a)に示す原画像を2値化する
ことで、第8図のけ)に示す局所2値画像が得られる。
この第8図の(f)から分かるように、局所2値画像に
おいては、画像のパターン71の部分だけでなく、ノイ
ズ720部分もパターン部とみなされて、濃度レベルが
高くなっている。
第8図の((至)は背景画像と局所最大値画像とから得
られる文字領域画像を示している。この文字領域画像で
は、背景画像と局所最大値画像との間の濃度レベルの差
が所定値より高い場合に、濃度レベルが高くなっている
。この結果、第8図の(g)から分かるように、ノイズ
72の部分が除去される。
また、文字領域画像でのパターン部は局所2値画像での
パターン部よりも幅が広くなっている。
第8図のCh)は局所2値画像と文字領域画像との論理
積によって得られる最終的な2値画像を示している。第
8図のO′1)から分かるように、最終的な2値画像は
ノイズ72を除去され、かつ適切な2値化レベルで2値
化された画像となっている。
(発明の効果〕 本発明による画像の2値化方法によれば、2値化すべき
画像の照明によるムラや印刷濃度などのムラに影響され
ることなく、画像中の認識すべきパターン部を背景部か
ら正確に分離して2値化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による画像の2値化方法の一実施例を示す
ものであって、第1図は各種の画像の作成の流れを示す
フロー図、第2図は背景画像を作成する際の最小値抽出
の演算処理を示す図、第3図は背景画像を作成する際の
最小値抽出による画像の変換を示す図、第4図は局所最
大値画像を作成する際の最大値抽出の演算処理を示す図
、第5図は局所最大値画像を作成する際の最大値抽出に
よる画像の変換を示す図、第6図は背景画像の作成方法
を説明するための図、第7図は濃度が次第に変化してい
る画像の濃度レベルを示す図、第8図はノイズの除去を
説明するために第1図における各種の画像の濃度レベル
を示す図である。 なお、図面に用いた符号において、 1(1−−−−−一一−−−−−・−原画像背景画像 局所最大値画像 しきい値画像 局所2値画像 文字領域画像 2値画像

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、背景部とパターン部とを有する画像を2値化する方
    法において、 上記背景部の実際の濃度に応じて上記背景部の濃度レベ
    ルを上記画像の微小領域毎に設定し、上記パターン部の
    実際の濃度に応じて上記パターン部の濃度レベルを上記
    画像の微小領域毎に設定し、 上記背景部の設定された濃度レベルと上記パターン部の
    設定された濃度レベルとの中間の濃度レベルを有するし
    きい値を上記画像の微小領域毎に設定し、 上記画像を上記しきい値に基づいて2値化することを特
    徴とする画像の2値化方法。 2、請求項1に記載の方法において、 上記しきい値が上記背景部の設定された濃度レベルと上
    記パターン部の設定された濃度レベルとのほぼ真中の濃
    度レベルを有することを特徴とする画像の2値化方法。 3、請求項1又は2に記載の方法において、上記画像の
    各微小領域毎に、それぞれの微小領域をほぼ中心としか
    つ複数の微小領域からなる対象領域をそれぞれ設定し、 各対象領域中において最小の濃度レベルを有する微小領
    域の濃度レベルをそのほぼ中心の微小領域の濃度レベル
    に置き換え、 これによって、上記背景部の濃度レベルを上記画像の微
    小領域毎に設定するようにしたことを特徴とする画像の
    2値化方法。 4、請求項1又は2に記載の方法において、パターン部
    のない背景部だけの別の画像の濃度を予め入力し、 この別の画像の濃度に応じて2値化すべき画像の背景部
    の濃度レベルをこの2値化すべき画像の微小領域毎に設
    定することを特徴とする画像の2値化方法。 5、請求項1〜4の何れかに記載の方法において、 上記画像の各微小領域毎に、それぞれの微小領域をほぼ
    中心としかつ複数の微小領域からなる対象領域をそれぞ
    れ設定し、 各対象領域において最大の濃度レベルを有する微小領域
    の濃度レベルをそのほぼ中心の微小領域の濃度レベルに
    置き換え、 これによって、上記パターンの濃度レベルを上記画像の
    微小領域毎に設定するようにしたことを特徴とする画像
    の2値化方法。 6、請求項3、4又は5に記載の方法において、2値化
    すべき画像の濃度を反転させ、この反転させた画像につ
    いて背景部及びパターン部の濃度レベルを画像の微小領
    域毎に設定するようにしたことを特徴とする画像の2値
    化方法。 7、請求項1〜6の何れかに記載の方法において、 上記背景部の設定された濃度レベルと上記パターン部の
    設定された濃度レベルとの濃度差に応じて粗分離された
    パターン領域画像を作成し、上記しきい値に基づいて2
    値化した画像を上記パターン領域画像によって補正する
    ことを特徴とする画像の2値化方法。
JP2194181A 1990-07-23 1990-07-23 画像の2値化方法 Pending JPH0478969A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194181A JPH0478969A (ja) 1990-07-23 1990-07-23 画像の2値化方法
EP19910306668 EP0468730A3 (en) 1990-07-23 1991-07-22 A method of performing binary quantization of an image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194181A JPH0478969A (ja) 1990-07-23 1990-07-23 画像の2値化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0478969A true JPH0478969A (ja) 1992-03-12

Family

ID=16320286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2194181A Pending JPH0478969A (ja) 1990-07-23 1990-07-23 画像の2値化方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0468730A3 (ja)
JP (1) JPH0478969A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897189A (en) * 1996-05-17 1999-04-27 Sharp Kabushiki Kaisha Method of manufacturing liquid crystal display element
US8345951B2 (en) 2006-05-16 2013-01-01 Tokyo Electron Limited Image binarizing method, image processing device, and computer program
JP2014119363A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Lg Display Co Ltd フラットパネルディスプレイの自動ムラ検出装置および自動ムラ検出方法
US10438333B2 (en) 2016-09-27 2019-10-08 Fujitsu Limited Apparatus, method, and non-transitory computer-readable storage medium

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964594B2 (ja) * 1990-09-18 1999-10-18 日本板硝子株式会社 マーク検査方法
JPH05227438A (ja) * 1991-09-10 1993-09-03 Eastman Kodak Co グレーレベル量子化方法及び装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954376A (ja) * 1982-09-21 1984-03-29 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画像処理方法
US4916744A (en) * 1985-12-10 1990-04-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image signal processing method
US4903316A (en) * 1986-05-16 1990-02-20 Fuji Electric Co., Ltd. Binarizing apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897189A (en) * 1996-05-17 1999-04-27 Sharp Kabushiki Kaisha Method of manufacturing liquid crystal display element
US8345951B2 (en) 2006-05-16 2013-01-01 Tokyo Electron Limited Image binarizing method, image processing device, and computer program
JP2014119363A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Lg Display Co Ltd フラットパネルディスプレイの自動ムラ検出装置および自動ムラ検出方法
US10438333B2 (en) 2016-09-27 2019-10-08 Fujitsu Limited Apparatus, method, and non-transitory computer-readable storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
EP0468730A3 (en) 1992-06-03
EP0468730A2 (en) 1992-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08228282A (ja) 文書画像の処理方法及びバイナリ画像画素処理装置
JPH01126777A (ja) 画像処理方法及びその装置
JP3554033B2 (ja) Ocr方法およびocrシステム
JPH0478969A (ja) 画像の2値化方法
US6381035B1 (en) Edge compaction in antialiased images
JPS6359272A (ja) 画像処理装置
JPH041867A (ja) 画質の評価方法
JP3879092B2 (ja) 印刷物に埋め込まれた識別情報の抽出方法及び識別情報が埋め込まれた印刷物
JP2608404B2 (ja) 画像処理装置
JPS60136476A (ja) 画像処理装置
JPH03192476A (ja) 画像の2値化方法
JPH06150059A (ja) 像域分離装置
KR100537829B1 (ko) 스캔 영상의 상역 분리 방법
JP2647458B2 (ja) 網点領域分離装置
JP2771045B2 (ja) 文書画像の領域分割方法
JPS6180964A (ja) 画信号処理方法
JPS6393080A (ja) 画像の2値化方法
JPS62211781A (ja) 濃淡画像の2値化処理方式
JPH03177162A (ja) 2値化方式
JPH02277186A (ja) 2値化装置
JPH0561677B2 (ja)
JPS58161470A (ja) 映像信号2値化方式
JPH05205046A (ja) 画像二値化方法及び装置
JPS62279483A (ja) 印字文字情報の汚れ除去回路
JPH01220080A (ja) 画像領域分離装置