JPS6359272A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPS6359272A
JPS6359272A JP61201813A JP20181386A JPS6359272A JP S6359272 A JPS6359272 A JP S6359272A JP 61201813 A JP61201813 A JP 61201813A JP 20181386 A JP20181386 A JP 20181386A JP S6359272 A JPS6359272 A JP S6359272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
value
pixel
white
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61201813A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ochi
宏 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP61201813A priority Critical patent/JPS6359272A/ja
Publication of JPS6359272A publication Critical patent/JPS6359272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、簡易な構成でコントラストの低い画像も良好
に読み取れるような画像処理装置を提供するものである
(従来の技術) ファクシミリ等で読取られる原稿には、濃度コントラス
トの高いもの、低いもの、色地原稿等。
各種存在する。
従来の装置では、原稿の背景部の白レベルを検出して、
色地原稿であっても背景部が黒くならないようにしてい
る。
コントラストの低い原稿も良好に再現できるようにする
手段としては、2値化の閾値を白寄りに設定している。
然し乍ら、このためコントラストの高い原稿に対しても
2値化の閾値を必要以上に白寄りに設定することになり
、分解能が悪くなる原因となっている。
分解能を良くする方法としては1着目画素の近傍の画素
の画信号レベルの平均値によって2値化することが有効
である。然し乍ら、この方法では近傍がすべて同一画信
号レベルである場合に対応できない他、画信号中に含ま
れるノイズの影響によって異常ドツトが生じる欠点があ
る。
(発明の目的) 本発明の目的は、これらの欠点を解決して、画信号内容
に応じて閾値を自動的に設定し、高品質な2値化画像が
得られる画像処理装置を提供することにある。
(発明の構成) (発明の特徴と従来技術との差異) 本発明は、小領域毎に独立した閾値を決定するものであ
って画信号レベルの変化が大きい部分では、その近傍画
素の信号レベルの中間的な値を閾値とし、信号レベルの
変化が小さい部分では、近傍画素の画信号レベルの値に
かかわらず、これとは独立に設定される閾値を用いるこ
とを最も主要な特徴とする。
(実施例) 〔実施例1〕 画像をmXm画素よりなるブロックに分割して。
各ブロック毎に画信号レベルの最大値S□、、最小値S
mlイ、ならびに平均値S。を求める。
差分値D =Smaf  Sml+の値を予め定められ
ている値Tと比較してDOTならば当該ブロックの各画
素の画信号レベルはSoを閾値として2値化する。
すなわち、ある画素の画信号レベル 5z(1≦i≦m、1≦j≦l11)がSoより黒レベ
ルに近ければ黒、白レベルに近ければ白とする。
一方、D≦Tならば予め定められている値S?と比較し
て2値化する。すなわち1画信号レベルがS、より黒レ
ベルに近ければ黒、白レベルに近ければ白とする。
第1図及び第2図は本発明装置の機能説明のための画信
号例及び処理画像を示す。
第1図はm=4の場合について1ブロツク内の画信号例
を示す。小さな正方形は、画信号レベル(黒レベル:0
.白レベル:31)を表す。    ゛この場合、平均
値は、S、=12.最大値、最小値はS□x”23. 
S−+−= 8− D = 5となる。
T=10に設定されているならば、D>Tであるから、
閾値としてはSoすなわち12を用いることとなり、各
画素信号は第2図のように2値化される。
なお、画信号レベルが閾値と等しい場合は白とした。
第3図及び第4図は本発明装置の機能説明のための他の
画信号例及び処理画像を示す。
第3図は他の画信号例であって、50=30゜S□r=
31. S−1−=28.D = 3となるT=10の
場合、D<Tであるので閾値はS9を使うこととなる。
S、の値は通常白レベル(31)と黒レベル(0)の中
間に近い値が選ばれているので、S、 = 18とすれ
ば、全画信号はS、より大であるので第4図に示すよう
に全画素とも白となる。
このような例は原稿上で文字図形等が記載されていない
背景部で生じる。
第5図及び第6図は本発明装置の機能説明のためのさら
に他の画信号例及び処理画像を示す。
第5図は、黒領域の中央部等で発生する画信号例であり
、D<Tであるため2値化信号は第6図のようになる。
本装置によらず全画素を一定閾値18により2値化した
場合、第3図、第5図の場合は、第4図。
第6図と同様になるが、第1図の画信号例の場合は第7
図のように2値化される。
第7図は従来装置による処理画例である。
これを第2図と比較すると画素1,2.3及び画素4が
異なっている。この差が、本方式において分解能の良い
2値化処理画像が得られる理由である。
上記説明では、D>Tのブロックでは閾値S。を画信号
レベルの平均として求めたが、S□、とSm1nの間で
種々に設定できる。
〔実施例2〕 第8図、第9図は画素単位に処理する場合の画信号例と
処理画例を示す。
第8図において、9画素の中央の画素を2値化する場合
について説明する。当該画素の画信号レベルをX、周辺
の8画素の画信号レベルをそれぞれat b* Cr 
d+ e+ L g+ hとする。
a−Xg b−x、 c−x、 d−x、 e−x、 
f−x、 g−X+ h−xの値を求め、これらの絶対
値のうちの最も大きい値をDlとする。
また、X及びa、t’t Ct d+ e* L gt
 hの9固化号レベルの平均値を81とする。D、の値
を予め定められている値T1と比較してDl>T工なら
ば画信号Xを閾値S1により2値化する。
すなわちX≧S、ならば白、XくS□ならば黒とする。
一方、D工≦T1ならば、予め定められている値S?に
より2値化する。
例えば、第9図の画信号例について説明する。
画素Pを2値化する場合を考えると、この場合、D□=
12,51=16.7.T1=8とすれば、D工>rx
であるので画素Pは閾値S8によって2値化することと
なり、20) S 1= 16.7であるので画素Pは
白となる。
一方、画素Qの場合はり、=7.S□= 25.8とな
る。D1≦T1であるのでS、により2値化することと
なる。S?=18ならば画素Qは白となる。
第8図では、着目画素の周辺8画素を参照してSl、D
lを求めたが、上下左右の4画素のみとするとか、ある
いは第10図に示すように200画素含めてSl、D□
の値を求めるなど種々の方法が可能である。
第10図は画素単位に処理する場合の他の構成例を示す
実施例1ではブロック単位に、実施例2では画素単位に
処理する場合について説明したが、共通する点は次の事
である。
(1)着目画素近傍の画信号レベルの変化が大きいとき
は画信号レベルの変化に情報が含まれているものとみな
し、近傍画素の画信号レベルより求められた閾値により
着目画素を2値化する。
(2)着目画素近傍の画信号レベルの変化が小さいとき
は画信号レベルの変化はノイズ等によるものであるとみ
なし、近傍画素の画信号レベルとは独立に設定される閾
値によって2値化する。
以上の説明では白レベル、黒レベル、閾値S?、閾値選
択のためのパラメータT(あるいはT、)を一定値にと
る場合を説明した。然し乍ら、これらは必ずしも一定値
とする必要はなく、これらすべてを、あるいはその一部
を画信号の内容に応じて変えることもできる。
以下、これについて説明する。
原画像のコントラストが小さいと、濃淡の変化に情報が
含まれている場合であってもD(あるいはり、)が小さ
くなるため、D<T(あるいはn t < T 1)と
なり、分解能が悪くなりやすい。
この対策としては例えばコントラストが小さい場合はT
(あるいはT□)の値も小さくなるようにパラメータが
自動設定されるようになっていればよい。そのためには
、特願昭60−156065号でも述べているように、
原画像中より白レベル、黒レベルを検出してこれをもと
に閾値S9、パラメータT(あるいはT1)等を算出す
ればよい。
〔実施例3〕 第11図は本発明の実施例の構成を示す図であってm 
X mのブロックを単位として処理する場合を示し、5
はラインメモリ、6はコンパレータ、7は白黒レベル検
出回路、8はブロック平均(So)算出回路、9はブロ
ック内差分値CD)算出回路、10はコンパレータ、1
1.12はメモリである。
これらを動作するには、ライン順次に入力される画信号
をラインメモリ5に記憶しながら、白黒レベル検出回路
7により、画像の白レベルSw及び黒レベルS、を求め
る。この場合、第nライン目までの画信号によって求め
たSl及びS8の値を用いて、第n+1ライン目の画信
号を処理すブロック内差分値検出回路9は各ブロック毎
の画信号レベルの最大値S□、と最小値s+wtaの差
りを求める。
コンパレータ10は、ブロック内差分値検出回路9の出
力りを白黒レベル検出回路7の出力Tと比較し、D)T
ならば出力をHighレベル、D≦TならLowレベル
とする。
コンパレータの出力は、各ブロック毎に独立の値が出力
されるので、これらを−時メモリ11に記憶する。
この間、ブロック平均算出回路8は、各ブロック毎の画
信号レベルの平均値S。を求め、これらを−時、メモリ
12に記憶する。
第mライン目の画信号が入力され終ったとき。
各画素の画信号レベル、最初のブロック列の各ブロック
の平均値S0の値、ならびにDとTの比較結果がそれぞ
れメモリ5.12.11に記憶されいる。
第m+1ライン目のに画素目信号をラインメモリ5に記
憶する場合、その直前に、すでに記憶されている第1ラ
イン目のに画素目の画信号を読み出しコンパレータ6に
入力する。
コンパレータ6は、ラインメモリ5より出力される画信
号レベルaをセレクタ13の出力すと比較し、a≧bな
らば出力を)lighレベル(白に相当)。
a < bならば出力をLowレベル(黒に相当)とす
る。
この場合、メモリ11の出力は当該画信号が属するブロ
ックの閾値選択信号を表しており、セレクタ13はメモ
リ11の出力がHighレベルならSoを、Lowレベ
ルならS?を選択してコンパレータ6に入力する。この
結果、コンパレータ6からは、ブロック内差分値りの値
に応じて閾値がS、、S、のいずれかに自動選択された
値によって2値化された画信号が出力される。しかも白
黒レベルS、、S。
が自動検出されるのでコントラストの低い画像の場合に
も最適2値化された画信号が得られる。
このように、1ライン目の画信号を逐次処理しながら、
ラインメモリ5には第m+1ライン目の画信号を記憶し
て行く、以下、2,3・・・ライン目の画信号を処理し
ながら第m+2.m+3・・・ライン目の画信号を逐次
ラインメモリ5に記憶し、同時にm+1ライン目以後の
画信号について、So。
S、、T、Dの値を求め前述の処理をくり返す。
〔実施例4〕 第12図は文字、写真の混在画像の識別処理を行いなが
ら同時に本発明の処理を行う場合の実施例であって、1
5はラインメモリ、16.17はそれぞれブロック毎の
最大値、最小値検出回路、18はブロック毎の差分値り
の演算回路、19はブロック毎の中央値の演算回路、2
0は白黒レベル検出回路、21は演算回路、22はコン
パレータ、24は2値化処理のためのコンパレータであ
る。
これを動作するには実施例3と同様にライン順次に入力
され画信号をラインメモリ15に記憶しながら、白黒レ
ベル検出回路20により白レベルSW及び黒レベルS、
を求める。
の値を求める。
最大値検出回路16は順次入力される画信号を比較して
ブロック毎の最大値S□、を検出する。
同様に最小値検出回路17はブロック毎の最小値Smi
。を検出する。
ブロックサイズをmXmとすれば、mライン目の第m 
k (k=1.2・・・)番目の画信号が入力された時
点で、第に番目のブロックの最大値S□2、最小値Sm
l+xが求まる。このSva*Xs S+mloから直
ちに、演算回路18によりD =S+++a!  S+
alaを求め、演算回路21より出力される信号Sユと
ともにコンパレータ22に入力する。コンパレータ22
はDの値が大きいと文字領域の高分解能を必要とする領
域として、Dの値が小さいと写真等の濃淡表現を必要と
する領域として判定するためのものである。そのためD
≧Siならばコンパレータ22の出力S2は直ちに、メ
モリ23に各ブロック毎に記憶される。
し、これを2値化の閾値として使用するため、各ブロッ
ク毎にメモリ27に記憶させる。
コンパレータ24は、第11図のコンパレータ6と同様
に、第m+i2ライン目の画信号が入力される時に、ラ
インメモリ15より出力される第Qライン目の画信号a
をコンパレータ24に入力し、セレクタ26の出力すと
比較して2値化出力する。
この場合、セレクタ26はメモリ23より出力される信
号S、によって、ROM25より出力される閾値信号S
4とメモリ27より出力される閾値信号S0の一方を選
択してコンパレータ24へ信号すとして入力する。すな
わち、S3がHighレベルなら高い分解能が得られる
ようにブロック内の各画素に同一の閾値S0を与えるよ
うに選択する。
一方、S、がLot+レベルなら、濃淡表現が可能とな
るようにROM25に記憶されているディザ閾値S4を
与えるように選択する。ディザ閾値S4は画素位置によ
って閾値の値が周期的に変わるように値が設定されてい
るため、画信号レベルaの値に応じて黒画素の密度が変
わり濃淡表現が可能となる。このようにして、端子Aに
ライン順次に入力される画信号は、最適に2値化された
上で端子Bより4ライン遅延して出力される。
で与えたが、必ずしもこの値である必要はなく、S□、
と5slnの間で適当に述べればよい。
例えば、濃く表現したい場合は少し太き目に、淡くした
い場合は少し小さ目に選べばよい、演算は必ずしも必要
なく、出力画像の要求条件に応じてこの近傍で値を変え
てもよい。
第13図は本発明の白黒レベル検出回路の構成を示す一
実施例のブロック図であり、前走査線の画信号によって
新しい走査線のパラメータを決定するものであって、2
8.29はコンパレータ、30.31は、カウンタ、3
2はコントラストを求める演算回路、33.34はそれ
ぞれ白レベル、黒レベルを出力するラッチ回路、35は
ゲート回路である。
ここで、ラッチ回路の一画面の最初は適当な初期値に設
定されている。
なお、以下の説明では、白レベルを大きい値、黒レベル
を小さい値で表すこととする。
画信号はコンパレータ28及び29に入力される。
コンパレータ28はカウンタ30と共に一走査線上の画
信号の中から白と期待させる濃度レベルを検出するもの
である。
即ち、コンパレータ28には各画素信号入力と同期して
画信号とカウンタ30の出力が入力され、これらの大小
が比較される。
もし画信号の方が大きければ、コンパレータ28よりの
出力がHighとなるので、カウンタ30にカウントパ
ルスが入力されることとなり、カウンタ3゜のカンウド
値がアップする。
画信号の方が小さい場合は、コンパレータ28の出力は
Lowであるのでカウンタ値は変化しない。
各画信号毎にこの動作を行うと、カウンタ30のカウン
ト値は画信号レベルより小さい間はカウントアツプが継
続する。
従って、各走査線毎にカウントのリセットを行えば、各
走査線毎に白と期待されるレベルをカウンタ30の出力
信号又として出力できる。
同様に、コンパレータ29とカウンタ31は各走査線毎
に黒と期待されるレベルを検出し、カウンタ31の出力
Yとして出力する。
例えば、画信号レベル0の考えられる最も黒いレベル(
31)を、考えられる最も白いレベルと定義すると、各
走査線の最初にカウンタ31をレベル(31)にプリセ
ットし、以後、各画信号に同期してコンパレータ29の
出力がLowになる毎にカウンタ31のカウント値を1
だけ減じる。
コンパレータ29では画信号とカウンタ31の出力が比
較され、画信号の方が大きいと出力が)Iigh、小さ
いとLOνになるように設定されている。
この結果、カウンタ31の出力が画信号より大きい間は
カウント数が減じられるため、各ラインの最後には黒と
期待されるレベルをカウンタ31より信号Yとして出力
する。
一走査線の画信号入力が終了すると、カウンタ30.3
1の出力X、Yはそれぞれ、当該走査線の。
白と期待されるレベル及び黒と期待されるレベルを表し
ている。信号Xは新しい白レベルの候補、信号Yは新し
い黒レベルの候補となる。
これらの信号a、bを新しいパラメータとして決定する
に当っては、次のことを考慮しなければならない。
それは、文書原稿等において、行間等では黒い部分が全
く存在しない場合があることである。
この場合、前記カウンタ31の出力YはXに等しいかあ
るいは近い値になるが、これは原稿の白い部分のうち最
もレベルの低い(黒に近い)レベル値であって黒レベル
ではない。
そのため、演算回路32により、信号XとYの差を求め
る。この差の値は白黒のコントラストを表しており、こ
のコントラストが所定値以上のときは演算回路32の出
力は)lighとなる。
このときゲート回路35の出力はHighとなり、信号
X、Yの値がそれぞれ新しい白レベル、黒レベル、とし
てそれぞれラッチ回路33.34にラッチされる。
もし、信号XとYの差が所定値以下のとき、原稿面には
有意のコントラストはなく、全部白(あるいは全部具)
と推定されるので演算回路32の出力2はLowとなり
ゲート回路35の出力にはラッチ信号は出力されない、
この結果、信号X、Yは新しい値としては再生されず、
ラッチ回路33.34には以前の値がそのまま出力され
ることになる。
このようして、順次、現走査線の画信号内容によって次
走査線を処理するためのパラメータを決定することがで
きる。
勿論、1ラインのメモリを保有すれば、現走査線の画信
号より白、黒レベルを決定する間、画信号を一時メモリ
しておき、現走査線画信号より決定した白、黒レベルを
使って現走査線を処理することもできる。
また、第13図の説明で、ゲート回路35の出力がHi
ghの場合のみ白レベルを新しい値Xで置き換えるよう
にラッチ回路33を動作させる場合を示しているが、白
レベルについては、この条件は必ずしも必要でなく、常
に新しい値aに置き換えるようにしても良い。
前記説明では、各走査線毎の白レベル、黒レベルを求め
るためにカウンタを使用したが、ここで注意すべきこと
は、カウンタ30及び31の出力が必ずしも厳密に最も
白いレベル、最も黒いレベルを表してはいないことであ
る。
すなわち、特に黒い画素あるいは特に白い画素が1画素
のみ存在してもカウンタ値は1だけしか変化しないので
、ゴミや雑音による異常信号により影響を受けにくい。
以上の実施例では、ブロック単位に閾値を説明する場合
を示したが、第8図、第9図で説明したような、画素単
位に閾値を選択する場合についても同様の回路は容易に
実現できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明装置は、背景部あるいは写
真領域等と区別して文字等のように高分解能を要求され
る領域のみを抽出して、小領域毎に画信号に応じた閾値
を設定するので高品質の2値化画像が得られる。
また、原稿中より黒レベル、白レベルを自動的に識別し
てこれをもとにパラメータを決定することにより、コン
トラストの低い画像も良好に2値化できる。
従って、本装置をファクシミリ等の画像入力装置に適用
すれば分解能の良い2値化画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明装置の機能説明のための画信号
例及び処理画像。 第3図、第4図は本発明装置の機能説明のための他の画
信号例及び処理画像。 第5図、第6図は本発明装置の機能説明のためのさらに
他の画信号例及び処理画像、 第7図は従来装置による処理画例、 第8図、第9図は画素単位に処理する場合の画信号例と
処理画例、 第10図は画素単位に処理する場合の他の構成例、第1
1図は本発明装置の実施例。 第12図は白黒レベルを自動検出する機能ならびに文字
、写真等の領域識別機能を有し、1淡表現をも可能とす
る場合の実施例、 第13図は白黒レベルを自動検出する機能を有する実施
例である。 P、Q・・・着目画素、 5 ・・・ラインメモリ、6,10・・・コンパレータ
、7 ・・・白黒レベル検出回路、 8 ・・・ブロック平均算出回路、 9 ・・・ブロック内差分値検出回路、11.12,2
3,27・・・メモリ。 13.26・・・セレクタ、15・・・ラインメモリ、
16・・・最大値検出回路。 17・・・最小値検出回路、 18・・・差分値演算回路、 19・・・中央値の演算回路、 20・・・白黒レベル検出回路、 21.32・・・演算回路、25・・・ROM、22.
24,28.29・・・ コンパレータ、30.31・
・・カウンタ、33.34・・・ラッチ回路、35・・
・ゲート回路。 第1図 第2図 第3図 ¥、5図 第6図 y?;7図 第8図 第9図 第11図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像中の複数の画素よりなる各ブロック毎に画信
    号レベルの最大値及び最小値を求める手段と、 前記画信号レベルの最大値及び最小値より、当該ブロッ
    クの画信号を2値化するための第1の閾値を算出する手
    段と、 前記第1の閾値と、前記画信号レベルの最大値及び最小
    値とは独立に与えられる第2の閾値のいずれかを各ブロ
    ック毎に選択する手段と、 少なくとも1つ以上のブロックについて前記選択された
    第1の閾値あるいは第2の閾値のいずれかを用いて当該
    ブロックの画信号を2値化する手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)各画素毎に近傍画素との画信号レベルの変化の大
    きさを求める手段と、 各画素毎に当該画素及び近傍画素の画信号レベルより当
    該画素の画信号を2値化するための第1の閾値を算出す
    る手段と、 前記第1の閾値と、当該画素及び近傍画素の画信号レベ
    ルとは独立に与えられる第2の閾値のいずれかを、各画
    素毎に選択する手段と、 少なくとも1画素以上について前記選択された第1の閾
    値あるいは第2の閾値いずれかを用いて当該画素の画信
    号を2値化する手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. (3)原画像より、黒レベルと白レベルを自動検出し、
    前記自動検出した黒レベルと白レベルの差分値S_1及
    び各ブロック毎の画信号レベルの最大値と最小値の差分
    値Dを求め前記差分値S_1と差分値Dを比較し、この
    結果に基づいて、第1の閾値、あるいは第2の閾値いず
    れかを選択することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の画像処理装置。
  4. (4)原画像より黒レベルと白レベルを自動検出し、前
    記自動検出した黒レベルと白レベルの差分値S_1を求
    め、前記差分値S_1と、近傍画素との画信号レベルの
    変化の大きさCを比較し、この結果に基づいて、第1の
    閾値あるいは第2の閾値のいずれかを選択することを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の画像処理装置
  5. (5)所定数の走査線毎に、黒レベル、白レベルを求め
    、逐次更新する手段を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第(3)項記載の画像処理装置。
  6. (6)所定の走査線毎に黒レベル、白レベルを求め、逐
    次更新する手段を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第(4)項記載の画像処理装置。
JP61201813A 1986-08-29 1986-08-29 画像処理装置 Pending JPS6359272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61201813A JPS6359272A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61201813A JPS6359272A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6359272A true JPS6359272A (ja) 1988-03-15

Family

ID=16447334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61201813A Pending JPS6359272A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6359272A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140887A (ja) * 1988-11-22 1990-05-30 Ricoh Co Ltd 画像領域分離方法
WO1993017518A1 (en) * 1992-02-25 1993-09-02 Pfu Limited Image scanner
US5625718A (en) * 1992-02-25 1997-04-29 Pfu Limited White level setting system for an image scanner
US5915049A (en) * 1992-02-25 1999-06-22 Pfu Limited Binarization system for an image scanner
JP2010086324A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujitsu Ltd 二値化処理装置、情報処理装置、二値化処理方法および二値化処理プログラム
JP2010231644A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Optoelectronics Co Ltd 光学的情報読取装置及び光学的情報読取方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60236582A (ja) * 1984-05-10 1985-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 画信号量子化方式
JPS6143078A (ja) * 1984-08-07 1986-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 原稿画像処理方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60236582A (ja) * 1984-05-10 1985-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 画信号量子化方式
JPS6143078A (ja) * 1984-08-07 1986-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 原稿画像処理方式

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02140887A (ja) * 1988-11-22 1990-05-30 Ricoh Co Ltd 画像領域分離方法
WO1993017518A1 (en) * 1992-02-25 1993-09-02 Pfu Limited Image scanner
US5625718A (en) * 1992-02-25 1997-04-29 Pfu Limited White level setting system for an image scanner
US5915049A (en) * 1992-02-25 1999-06-22 Pfu Limited Binarization system for an image scanner
JP2010086324A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujitsu Ltd 二値化処理装置、情報処理装置、二値化処理方法および二値化処理プログラム
JP2010231644A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Optoelectronics Co Ltd 光学的情報読取装置及び光学的情報読取方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3276985B2 (ja) イメージピクセル処理方法
US5572603A (en) Image processing method and device using such method
JP3636332B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH03208467A (ja) 画像処理装置の画像領域識別方式
JPH1084475A (ja) 画像領域判別方法および画像処理装置
US5278919A (en) Image area determining apparatus
JP3772262B2 (ja) 画像の型を識別する方法
JPS6359272A (ja) 画像処理装置
JP3073837B2 (ja) 画像領域分離装置及び画像領域分離方法
JPH0775395B2 (ja) 画像処理装置
JPS60136478A (ja) 画調識別方法
KR940010474B1 (ko) 화질 개선 방법
JPS6180964A (ja) 画信号処理方法
JPS63288566A (ja) 画像処理装置
JP3996564B2 (ja) 下地検出方法、画像処理方法、プログラム、記録媒体、画像処理装置、および画像形成装置
JP2777380B2 (ja) 網点領域検出方法
JPH0357083A (ja) 2値画像の像域判定方法
JPH01173973A (ja) 階調補正装置
JPS6180960A (ja) 画信号処理方法
JPH0736607B2 (ja) 画信号処理方法
JP2005094796A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH08223421A (ja) 画像処理装置
JPH02112077A (ja) 網点領域検出方法
JPS6395779A (ja) 画像装置
JPH10243225A (ja) 網点領域検出方法