JPH0460606U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本考案の一実施例を示す
もので、第１図はドリルの側面図、第２図は第１
図に方向からの矢視図、第３図は第１図の−
線における断面図、第４図は第１図の−線
における断面図、第５図は上記実施例の変形を示
す断面図、第６図は他の変形例を示す断面図、第
７図は本考案と比較例との切削試験の結果を示す
図、そして第８図は従来例を示す断面図である。 １０……ドリル、１１……工具本体、１２……
切屑排出溝、１３……切屑排出溝の壁面、１４…
…切刃チツプ、１４ａ……すくい面、１５……切
刃、１７……ヒール側壁面、１８……凸部、１９
……ヒール、２０……頂上部、２１……凹曲面、
ＰＯ……工具回転中心。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工具本体の外周部に該工具本体の先端から
   後端側へ向かつて延びる切屑排出溝が形成され、
   この切屑排出溝の壁面の先端と工具先端面との稜
   線部に切刃が設けられてなるドリルにおいて、 上記切屑排出溝のヒール側壁面の先端部に、工
   具回転中心からヒール側へ工具径Ｄに対して０．
   ３Ｄ〜０．４５Ｄ離間した位置に頂上部を有する
   凸部を形成し、この凸部の内周側端部から上記頂
   上部に至る面を上記ヒール側壁面よりも大きな曲
   率で湾曲する凹曲面に形成し、さらに上記切屑排
   出溝の溝幅を先端から後端まで一定に設定したこ
   とを特徴とするドリル。 (2) 請求項１記載のドリルにおいて、上記凸部
   の後端位置を、上記切刃の先端から工具軸方向後
   端側へ０．５Ｄ〜２Ｄ離間した位置に設定すると
   ともに、工具本体の芯厚を０．２５Ｄ〜０．３５
   Ｄに、溝幅比を０．６〜１．２：１の範囲に設定
   したことを特徴とするドリル。 (3) 上記凸部の少なくとも後端側の上記ヒール
   側壁面からの突出量を工具軸方向後端側へ向かう
   に従つて漸次減少させることにより、上記凸部の
   後端を上記ヒール側壁面と滑らかに連続させたこ
   とを特徴とする請求項１または請求項２記載のド
   リル。 (4) 上記切屑排出溝の壁面の先端を、当該切屑
   排出溝にろう付け接合される切刃チツプのすくい
   面によつて構成し、この切刃チツプのすくい面と
   逃げ面との稜線部に上記切刃を形成したことを特
   徴とする請求項１ないし請求項３のいずれかに記
   載のドリル。