JPH046005Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046005Y2 JPH046005Y2 JP1982178987U JP17898782U JPH046005Y2 JP H046005 Y2 JPH046005 Y2 JP H046005Y2 JP 1982178987 U JP1982178987 U JP 1982178987U JP 17898782 U JP17898782 U JP 17898782U JP H046005 Y2 JPH046005 Y2 JP H046005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical axis
- sample
- light beam
- eyepiece
- beam splitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 7
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 claims description 7
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001179 pupillary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、簡単な構造により細菌学等において
有用な偽体(凹凸が逆になる像)と正体の立体像
を容易に観察し得る単対物双眼立体視顕微鏡に関
する。
有用な偽体(凹凸が逆になる像)と正体の立体像
を容易に観察し得る単対物双眼立体視顕微鏡に関
する。
この種の顕微鏡としては、例えば実公昭47−
18686号公報によるものが知られているが、これ
は光路中に分割ポラライザ、1/2波長板、アナラ
イザ等が挿入されるため光学系が複雑であり高価
になつてしまい、また偏光を利用しているため観
察像が暗くなつてしまう等の欠点があつた。
18686号公報によるものが知られているが、これ
は光路中に分割ポラライザ、1/2波長板、アナラ
イザ等が挿入されるため光学系が複雑であり高価
になつてしまい、また偏光を利用しているため観
察像が暗くなつてしまう等の欠点があつた。
本考案は、以上の点に鑑み、明るい観察像が得
られ而も構造が簡単で安価に製造し得る偽体と正
体の立体像の観察可能な単対物双眼立体視顕微鏡
を提供せんとするものであるが、以下透過型顕微
鏡に適用した場合について図面に示した実施例に
より説明すれば、第1図において、1は光源、2
はコンデンサレンズ、3は試料、4は対物レン
ズ、5はリレーレンズ、6,7は光路中に選択的
に対物レンズ4の射出瞳の投影位置近傍に挿入さ
れ得るように配設された光束分割プリズムで、そ
の構成は後述する。8,8′はリレープリズム、
9,9′は結像レンズ、10,10′は眼幅調整プ
リズム、11,11′は接眼レンズである。第一
の光束分割プリズム6は第2図Aのように構成さ
れており、その反射面6aは第1図にて光軸の左
側の部分6a′が全反射面にまた右側の部分6a″が
全透過面に形成されている。これに対して第二の
光束分割プリズム7の場合には、第2図Bに示さ
れる如くその反射面7aは光軸の左側の部分7
a′が全透過面にまた右側の部分7a″が全反射面に
即ち第一の光束分割プリズム6とは逆に形成され
ている。
られ而も構造が簡単で安価に製造し得る偽体と正
体の立体像の観察可能な単対物双眼立体視顕微鏡
を提供せんとするものであるが、以下透過型顕微
鏡に適用した場合について図面に示した実施例に
より説明すれば、第1図において、1は光源、2
はコンデンサレンズ、3は試料、4は対物レン
ズ、5はリレーレンズ、6,7は光路中に選択的
に対物レンズ4の射出瞳の投影位置近傍に挿入さ
れ得るように配設された光束分割プリズムで、そ
の構成は後述する。8,8′はリレープリズム、
9,9′は結像レンズ、10,10′は眼幅調整プ
リズム、11,11′は接眼レンズである。第一
の光束分割プリズム6は第2図Aのように構成さ
れており、その反射面6aは第1図にて光軸の左
側の部分6a′が全反射面にまた右側の部分6a″が
全透過面に形成されている。これに対して第二の
光束分割プリズム7の場合には、第2図Bに示さ
れる如くその反射面7aは光軸の左側の部分7
a′が全透過面にまた右側の部分7a″が全反射面に
即ち第一の光束分割プリズム6とは逆に形成され
ている。
本案実施例は以上のように構成されているか
ら、第一の光束分割プリズム6を光路中に挿入し
た場合、第1図に示されているように光源1から
出た光はコンデンサレンズ2を介して試料3を照
明し、試料3を照明した光は対物レンズ4及びリ
レーレンズ5を介して第一の光束分割プリズム6
の反射面6aに入射するが、試料3を照明した光
のうち試料3からの右斜上方の光束Rは反射面6
aの全反射面6a′で反射した後右眼の接眼系へ導
かれる、即ちプリズム8′、結像レンズ9′、プリ
ズム10′を通つて結像し、接眼レンズ11′を介
して観察が行なわれる。また試料3を照明した光
のうち試料3からの左斜上方の光束Lは反射面6
aの全透過面6a″を透過した後左眼の接眼系へ導
かれる。即ちプリズム8、結像レンズ9、プリズ
ム10を通つて結像し、接眼レンズ11を介して
観察が行なわれる。かくして、試料3から左斜上
方へ透過した光束Lは観察者の左眼により射出瞳
12のように観察され、試料3から右斜上方へ透
過した光束Rは観察者の右眼により射出瞳12′
のように観察され、従つて正体の立体像が観察さ
れ得る。ここで第一の光束分割プリズム6から第
二の光束分割プリズム7へ切換えると(第3図参
照)、光源1から出た光はコンデンサレンズ2を
介して試料3を照明し、試料3を照明した光は対
物レンズ4及びリレーレンズ5を介して第二の光
束分割プリズム7の反射面7aに入射するが、試
料3を照明した光のうち試料3からの右斜上方の
光束Rは反射面7aの全透過面7a′を透過した後
左眼の接眼系へ導かれ、また試料3からの左斜上
方の光束Lは反射面7aの全反射面7a″で反射し
た後右眼の接眼系へ導かれる。かくして、試料3
から左斜上方へ透過した光束Lは観察者の右眼に
より射出瞳13′のように観察され、試料3から
右斜上方へ透過した光束Rは観察者の左眼により
射出瞳13のように観察され、従つて偽体の立体
像が観察され得る。
ら、第一の光束分割プリズム6を光路中に挿入し
た場合、第1図に示されているように光源1から
出た光はコンデンサレンズ2を介して試料3を照
明し、試料3を照明した光は対物レンズ4及びリ
レーレンズ5を介して第一の光束分割プリズム6
の反射面6aに入射するが、試料3を照明した光
のうち試料3からの右斜上方の光束Rは反射面6
aの全反射面6a′で反射した後右眼の接眼系へ導
かれる、即ちプリズム8′、結像レンズ9′、プリ
ズム10′を通つて結像し、接眼レンズ11′を介
して観察が行なわれる。また試料3を照明した光
のうち試料3からの左斜上方の光束Lは反射面6
aの全透過面6a″を透過した後左眼の接眼系へ導
かれる。即ちプリズム8、結像レンズ9、プリズ
ム10を通つて結像し、接眼レンズ11を介して
観察が行なわれる。かくして、試料3から左斜上
方へ透過した光束Lは観察者の左眼により射出瞳
12のように観察され、試料3から右斜上方へ透
過した光束Rは観察者の右眼により射出瞳12′
のように観察され、従つて正体の立体像が観察さ
れ得る。ここで第一の光束分割プリズム6から第
二の光束分割プリズム7へ切換えると(第3図参
照)、光源1から出た光はコンデンサレンズ2を
介して試料3を照明し、試料3を照明した光は対
物レンズ4及びリレーレンズ5を介して第二の光
束分割プリズム7の反射面7aに入射するが、試
料3を照明した光のうち試料3からの右斜上方の
光束Rは反射面7aの全透過面7a′を透過した後
左眼の接眼系へ導かれ、また試料3からの左斜上
方の光束Lは反射面7aの全反射面7a″で反射し
た後右眼の接眼系へ導かれる。かくして、試料3
から左斜上方へ透過した光束Lは観察者の右眼に
より射出瞳13′のように観察され、試料3から
右斜上方へ透過した光束Rは観察者の左眼により
射出瞳13のように観察され、従つて偽体の立体
像が観察され得る。
第4図及び第5図は本考案の第二の実施例を示
しており、14は60°プリズムと二つのリレープ
リズムから成る第一の光束分割プリズム、15は
二つの45°平行四辺形プリズムの組合わせによる
第二の光束分割プリズムであつて、第一の光束分
割プリズム14を光路中に挿入した場合は第4図
の如く正体の立体像が観察され、第二の光束分割
プリズム15を光路中に挿入した場合には第5図
に示されているように偽体の立体像が観察され
る。
しており、14は60°プリズムと二つのリレープ
リズムから成る第一の光束分割プリズム、15は
二つの45°平行四辺形プリズムの組合わせによる
第二の光束分割プリズムであつて、第一の光束分
割プリズム14を光路中に挿入した場合は第4図
の如く正体の立体像が観察され、第二の光束分割
プリズム15を光路中に挿入した場合には第5図
に示されているように偽体の立体像が観察され
る。
以上述べたように本考案によれば、二組の簡単
な構成の光束分割プリズムを備え、これを選択的
に切換使用することにより偽体と正体の立体像を
観察するようにしたから、構造が簡単で安価に製
造し得ると共に明るい観察像が得られる等、非常
に効果的である。
な構成の光束分割プリズムを備え、これを選択的
に切換使用することにより偽体と正体の立体像を
観察するようにしたから、構造が簡単で安価に製
造し得ると共に明るい観察像が得られる等、非常
に効果的である。
尚、以上の説明では光束を分割するために光束
分割プリズムを使用した場合について述べたが、
これに限らず他の光束分割要素を使用してもよい
ことはいうまでもない。
分割プリズムを使用した場合について述べたが、
これに限らず他の光束分割要素を使用してもよい
ことはいうまでもない。
第1図は本考案による単対物双眼立体視顕微鏡
の一実施例の構成図、第2図A,Bは夫々第1図
の実施例で使用する光束分割プリズムの斜視図、
第3図は第1図の実施例により偽体の立体像を観
察する場合を示す第1図と同様の図、第4図及び
第5図は本考案の第二の実施例を示す構成図であ
る。 1……光源、2……コンデンサレンズ、3……
試料、4……対物レンズ、5……リレーレンズ、
6,7,14,15……光束分割プリズム、8,
8′……リレープリズム、9,9′……結像レン
ズ、10,10……眼幅調整プリズム、11,1
1′……接眼レンズ、12,12′,13,13′
……射出瞳。
の一実施例の構成図、第2図A,Bは夫々第1図
の実施例で使用する光束分割プリズムの斜視図、
第3図は第1図の実施例により偽体の立体像を観
察する場合を示す第1図と同様の図、第4図及び
第5図は本考案の第二の実施例を示す構成図であ
る。 1……光源、2……コンデンサレンズ、3……
試料、4……対物レンズ、5……リレーレンズ、
6,7,14,15……光束分割プリズム、8,
8′……リレープリズム、9,9′……結像レン
ズ、10,10……眼幅調整プリズム、11,1
1′……接眼レンズ、12,12′,13,13′
……射出瞳。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 対物レンズの射出瞳の投影位置近傍に配設した
光束分割要素により光軸に対して対物レンズから
の光束を二分割して対応する左右の接眼系に導く
ようにした単対物双眼立体視顕微鏡において、 前記投影位置近傍の光路に挿脱可能に配置さ
れ、前記光軸に対して該光軸を含む面で光束を左
右二領域に分割し、試料からの右斜上方の光束を
右眼の接眼系に導き、試料からの左斜上方の光束
を左眼の接眼系に導く正体像を得るための第一の
光束分割要素と、 前記投影位置近傍の光路に挿脱可能に配置さ
れ、前記光軸に対して該光軸を含む面で光束を左
右二領域に分割し、試料からの右斜上方の光束を
左眼の接眼系に導き、試料からの左斜上方の光束
を右眼の接眼系に導く偽体像を得るための第二の
光束分割要素とを備えていて、 前記第一の光束分割要素と第二の光束分割要素
が選択的に光路内に挿入されるようにしたことを
特徴とする単対物双眼立体視顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17898782U JPS5984513U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 単対物双眼立体視顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17898782U JPS5984513U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 単対物双眼立体視顕微鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5984513U JPS5984513U (ja) | 1984-06-07 |
JPH046005Y2 true JPH046005Y2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=30388450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17898782U Granted JPS5984513U (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | 単対物双眼立体視顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5984513U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144410A (en) * | 1980-04-12 | 1981-11-10 | Tokyo Optical Co Ltd | Binocular microscope permitting simultaneous observation by plural persons |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP17898782U patent/JPS5984513U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56144410A (en) * | 1980-04-12 | 1981-11-10 | Tokyo Optical Co Ltd | Binocular microscope permitting simultaneous observation by plural persons |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5984513U (ja) | 1984-06-07 |
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