JPH0455181A - スクータ車両の物品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、スクータ車両における物品収納装置に関し、
特にシート下方に備える物品収納容器に関するものであ
る。

［従来の技術］ スクータ車両において、シート下方に物品収納容器を備
えることか行われ、例えば特開昭６１−２８７８８９号
公報には、長尺物の収納のために、シート下方の物品収
納容器の前後に開閉蓋を設けたものか開示されている。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、前記特開昭６１−２８７８８９号公報開示の
ものては、物品収納容器の前方または後方の開閉蓋を開
けた状態のまま、長尺物を収納するので、その収納物の
一部か外部に露出し、雨水等からの保護か図れない。

そこて本発明の目的は、シート下方に物品収納容器を備
えるスクータ車両において、フロア上方のスペースを有
効に利用して物品収納容器の容量を前方に増大し、外部
に露出させることなく、長尺物を収納したり、あるいは
より多くの物品を収納てきる装置を提供することにある
。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を解決すべく本発明は、フロア後方でシート
下方に物品収納容器を備えるスクータ車両において、前
記物品収納容器を、前記シート前方で前記フロア−］二
方に膨出させて形成したことを特徴とする。

［作用］ シート下方からフロア４一方に膨出した前後方向に長い
物品収納容器なので、長尺物を容易に収納てきる。

［実施例コ 以下に添伺図面を基に実施例を説明する。

本発明を適用した一例としてのスクータ車両を示す第１
図乃至第３図において、ｌはハンドル、２はフロントフ
ォーク、３は前輪、４はフロントフェンダ、５はパワー
ユニット、８は後輪、９はリヤフェンダ、１１は車体フ
レーム、２１はレツクシールト、３８はフロア、３１は
リヤカバー３４はシート、３５はトンネル状カバー、４
１は物品収納容器である。

車体フレーム１１は、ヘットパイプ１２とタウンパイプ
１３と左右のリヤパイプ１４．１４等て構成されており
、ヘットバイブ１２に、前輪３を軸承してハンドル１に
連結されるフロントフォーク２か操向自在に支持されて
いる。

パワーユニット５は、エンジン気筒部７を前方に突出し
て、後輪８を軸承するＶベルト式伝動ケース６を備え、
この伝動ケース６の前部でリンク１５．１５によりリヤ
パイプ１４．１４間に設けたクロスパイプ１４ｃに揺動
自在に支持されており、伝動ケース６後部とりャバイプ
１４間には緩衝器１６か架設されている。図中、１７は
気化器、１８はエアクリーナケース、１９はエアクリー
ナケースカバー、２０は伝動ケース６内の冷却用送風タ
クトである。

車体フレーム１の前方部を覆うレックシールト２１は、
前面にヘッドライト２２及び左右のウィンカランプ２３
．２３を組み込むとともに、後面にはインナトランク２
４を備えており、２５はトランクリットである。モして
レツクシールド２１の上方に連続するようにして、ハン
ドルカバー２６が配設され、ハンドルカバー２６にはウ
ィンドスクリーン２７か備えられている。

更にレッタシールト２１の下部から後方に連続する左右
のフロア２８．２８か備えられており、フロア２８下方
にはアンターカバー２９か形成されるとともに、このフ
ロア２８．２８から後方に連続するりャカハー３１が備
えられている。このリヤカバー３１は、後部に左右のウ
ィンカランプ３２．３２等を組み込むとともに、前部外
側面には折り畳み式のピリオンステップ３３か備えられ
ている。

そしてリヤカバー３１上にタンデム型のシート３４か配
設されており、このシート３４は前方のヒンジ金具３４
ａによりリヤカバー３１内方を開閉可能としている。

更にリヤカバー３１前方とレックシールト２１後方を繋
いてフロア２８．２８間に連続するトンネル状カバー３
５か形成されている。図中、３５ａは冷却風導入「１で
ある。

以上のりャカバー３１とトンネル状カバー３５の内方に
物品収納容器４１か配設されている。

即ち物品収納容器４１は、シート下方収納ボックス部４
２及びその後方の補機類収納ボックス部４３を備えると
ともに、シート下方収納ボックス部４２から前方に膨出
するトンネル内収納ボックス部４４を備えており、上方
に開口した一体成型容器である。

そして第２図のようにシート下方収納ホックス部４２の
底板はエンジン気筒部７及び気化器１５等を避けた形状
に形成され、その前方のトンネル内収納ボックス部４４
は底板を一段下げるとともに、前板がタウンパイプ１３
後方に沿わせて形成されている。

また第４図のようにトンネル内収納ボックス部４４は、
その底板部が、左右のりャパイプ１４゜１４の前部間に
架設したクロスパイプ１４ａ上のフラケット１４ｂにボ
ルトナツト結合されている。そして左右にフロア２８．
２８を備えるトンネル状カバー３５は、トンネル内収納
ボックス部４４の側面にビン４５及びクリップ４６て止
着されている。

更に第５図のようにシート下方収納ボックス部４２は、
その側板の下部から外側に突設した支片４７をリヤバイ
ブ１４後部上に載せるとともに、側板上縁の外側折曲縁
４８をリヤカバ−３１上級に載せて支持されている。図
中、３４ｂはシート底板のクロスメンバである。

また第２図のようにシート３４は、その前端部か、シー
ト下方収納ホックス部４２の前上部間に架設したクロス
メンバ４９　Ｊ：、に前記ヒンジ金具３４ａを介して支
持されている。

そして第２図及び第３図のようにタウンパイプ１３の前
方に燃料タンク３７か配設されるとともに、物品収納容
器４１後部の補機類収納ボックス部４３内にバッテリ３
８及びオイルタンク３９が配設されている。図中、３７
ａは燃料注入口である。

このようなスクータ車両によれは、第２図及び第３図に
示すように、シート３４を起こしてリヤカバー３１の北
面を開口させることで、シート下方収納ボックス部４２
内にヘルメットＨを収納てきることに加えて、このシー
ト下方収納ボックス部４２から前方に膨出したトンネル
内収納ボックス部４４内にかけて、テニスラケットＲ等
を含む長尺物も収納てきる。

以」二の実施例においては、タウンパイプ１３の前方に
燃料タンク３７を配設したか、第６図及び第７図に示す
第２実施例ては、物品収納容器４１の前方に大きく離れ
るダウンパイプ１３として、このタウンパイプ１３後方
で物品収納容器４１前方の空間内てあって、且つ左右の
りャパイプ１４１４の前部間の空間内に燃料タンク３７
を配置しており、他の構成は第１実施例のものと同様で
ある。

このようにタウンパイプ１３と物品収納容器４工の間に
燃料タンク３７を配設することも可能である。

また第８図に示す第３実施例においては、トンネル状カ
バ−３５上部を着脱式もしくはヒンジによる開閉蓋３６
としており、他の構成は前記第２実施例のものと同様で
ある。

このようにトンネル状カバ−３５上部に開閉蓋３６を設
けても良く、この場合は、開閉蓋３６を用いることて、
シート３４を起倒させることなく、少なくともトンネル
内収納ボックス部４４内のクローン等の小物の出し入れ
も行える。

尚、細部の形状及び構造等については、適宜に変更可能
であることは勿論である。例えば気筒部か前方に向いた
水平エンジンを用いたか、気筒部が」１方に起きた直立
型エンジンな用いても良い。

また燃料タンクを物品収納容器の前方に配置したが、物
品収納容器の後方に燃料タンクを配置しても良い。

［発明の効果］ 以」二のように本発明によれば、スクータ車両において
、シート下方の物品収納容器を前方のフロア上方に膨出
させて形成したため、前方へ容量を増大して、テニスラ
ケット等の長尺物を、外部に露出させずに容易に収納す
ることかてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したスクータ車両の一例を示す外
観側面図、第２図はその要部を破断した第１実施例に係
る透視側面図、第３図は同平面図、第４図と第５図は第
２図の矢印ＩＶ−ＩＶ線及び矢印Ｖ−Ｖ線に夫々沿った
各断面図、第６図は第２実施例を示す透視側面図、第７
図は同平面図、第８図は第３実施例を示す透視側面図で
ある。 尚、図面中、２８はフロア、３１はリヤカバ３４はシー
ト、３５はトンネル状カバー４１は物品収納容器、４２
はシート下方収納ボックス部、４４はトンネル内収納ホ
ックス部である。 特　許　出　願　人　　本田技研工業株式会社代理人　
　弁理士　　　下　　１）　容一部間　　　　弁理士　
　　　大　　橋　　邦　　産量　　　弁理士　　　小　
　山　　　　有第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロア後方でシート下方に物品収納容器を備えるスクー
   タ車両において、前記物品収納容器を、前記シート前方
   で前記フロア上方に膨出させて形成したことを特徴とす
   るスクータ車両の物品収納装置。