JPH045296Y2 - - Google Patents

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JPH045296Y2
JPH045296Y2 JP1986156080U JP15608086U JPH045296Y2 JP H045296 Y2 JPH045296 Y2 JP H045296Y2 JP 1986156080 U JP1986156080 U JP 1986156080U JP 15608086 U JP15608086 U JP 15608086U JP H045296 Y2 JPH045296 Y2 JP H045296Y2
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JP
Japan
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injection molding
molding machine
nozzle
spring
screw shaft
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JP1986156080U
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JPS6363413U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形機におけるノズルタツチ機構
に関する。
(従来技術) 従来、電動機を用いた射出成形機のノズルタツ
チ機構としては特開昭60−124227号公報、特開昭
60−259419号公報記載の如きものが知られてい
る。前者はサーボモータによつてノズルを金型に
押付け保持するものであり、また、後者はブレー
キ付サーボモータの回転を歯車を介してネジ軸に
伝達し、該軸をスプリングを介して射出成形機本
体に接続して、スプリングの圧縮力を利用してノ
ズルを金型に押し付けるようにしたものである。
(従来技術の問題点) 従来の射出成形機のノズルタツチ機構のうち前
者は金型に対するノズルの押付け力をモータの回
転力によつて得ているため、常時モータに通電し
ておかなければならず、電力の消費量が多く不経
済であつた。また、後者においてはノズルの押付
け力をバネの弾性力によつて得ているため、前者
の如く常時モータに通電する必要はないものの、
モータをブレーキ付モータとしなければならず高
価であると共に、ブレーキシユーの交換等の保守
も必要になるという欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なしたもので、電動式射出成形機のノズルタツチ
機構を簡易な機構とすると共に、省エネルギー化
を図りメンテナンスも容易にすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、電動機の回転をウオームとウオーム
ホイールからなる減速機構を介してネジ軸に伝達
し、該ネジ軸の回転をナツトを介して摺動可能に
支持した射出成形機本体に伝達して、射出成形の
ノズルを金型に対して進退させるようにした射出
成形機のノズルタツチ機構であり、ネジ軸に螺合
したナツトを射出成形機本体に装着したスプリン
グボツクスに装入されたスプリングによつて可動
的に支持したことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に沿い説明する。
第1図において、1は射出成形機本体であり、該
射出成形機本体1は成形機フレーム2に固着して
いる支持ヨーク3,3′に支持されたガイドバー
4にスライドシユー5,5′を介して摺動可能に
支持されている。
前記射出成形機本体1は射出ユニツト6と、該
ユニツト6に連設した射出シリンダ7及び、該シ
リンダ7の先端に設けたノズル8により構成され
ている。また該ノズル8の前方には図示しない型
開閉機構に装着された金型9が配設されている。
10はスプリングボツクスで前記スライドシユー
5′と一体に構成されており、該スプリングボツ
クス10の内部にはスプリング11が装入されて
いる。このスプリング11は一方をスプリングボ
ツクス内壁10aに支持され他方をスプリングボ
ツクス10に摺動可能に支持したナツトの一端面
に当接されている。13はスベリキーでナツト1
2をスライドシユー5′に対して軸方向には摺動
可能であるが回転出来ないように止着している。
14はネジ軸で前記ナツト12に螺合すると共に
スプリングボツクス10を貫通しており、一方は
前記支持ヨーク3を貫通して後述するギヤボツク
ス15内に延長されている。またスプリングボツ
クス10のナツト12側の外側面10bにはリミ
ツトスイツチ16が装着されている。該リミツト
スイツチ16は射出成形機本体1が金型方向に移
動しノズル8が金型9に押圧されスプリング11
が所定量圧縮されたことを検出する。
前記ネジ軸14は支持ヨーク3′に装着された
ギヤボツクス15に軸受17に軸支されており、
該軸受17にはネジ軸14と同心に入力軸18が
固着されている。該軸18にはギヤボツクス15
内でウオームホイール19が軸着されており、該
ウオームホイール19はギヤボツクス15に装着
した電動機20の出力軸と同心に固着されたウオ
ーム21と噛合しウオーム減速機構を構成してい
る。このウオーム減速機の減速比はウオームホイ
ール側から回転トルクを与えられてもウオーム2
1が回転しない所謂セルフロツク機能を有する減
速比を選定している。
(作用) 電動機20を駆動し出力軸を回転すると、該出
力軸と同心に固着したウオーム21が回転し、該
ウオーム21と噛合しているウオームホイール1
9が回転され、入力軸18及びネジ軸14が回転
する。このネジ軸14の回転により、該ネジ軸1
4と螺合しているナツト12も回転しようとする
が、該ナツト12はスベリキー13により回転を
阻止されて該ナツト12はネジ軸14に沿つて移
動される。この移動がスプリング11及びスプリ
ングボツクス10を介してスライドシユー5′に
伝達される。従つて、スライドシユー5′に固着
された射出成形機本体1がガイドバー4に沿つて
移動し、射出ノズル8が金型9(スプループツシ
ユ)に当接する。ノズル8が金型9に当接すると
電動機20を更に動してもそれ以上ノズル3及び
射出成形機本体1は移動出来ないからスプリング
11がナツト12によりスプリングボツクス10
の内壁に押圧され、第2図に示すようにナツト1
2はスプリングボツクス11内に侵入する。これ
をリミツトスイツチ16の作動より検出して、電
動機20を停止させると共に射出ユニツト6を作
動し、ノズル8から射出シリンダ7内の溶融され
た成形材料を金型9に射出する、電動機20を停
止するとネジ軸14はナツト12を介してスプリ
ング11の反力を受けるからスプリング11の圧
縮力を緩和させようとする力即ち、ノズル8を金
型9から離隔させようとする回転力がネジ軸14
にかかるがネジ軸14と一体の入力軸18に軸着
したウオームホイール19がウオーム21にセル
フロツク噛合しているためネジ軸14はロツクさ
れる。従つてノズル8と金型9とはスプリング1
1に加えた圧縮力に相当する圧縮力で当接した状
態が保持される。
なお、実施例ではナツト12の移動をスプリン
グ11を介して射出成形機本体1及びノズル8に
伝達しているが、スプリング11は必ずしも必要
でなくノズル8が金型9に当接したことをリミツ
トスイツチ16や、電動機20に流れる電流によ
り検出し、電動機20を停止させてもよい。
(考案の効果) 以上の通り、本考案によれば電動機を停止した
時のネジ軸の回転をウオームホイールとウオーム
とのセルフロツク噛合により阻止し、ノズルと金
型とを当接させた状態に維持することができる。
また、ネジ軸と射出成形機本体との間にスプリン
グを介在させることによりノズルと金型とをスプ
リングの圧縮力により一定圧接力で保持できる。
従つて従来の如く電動機をブレーキ付電動機と
したり、一定の圧接力を得るために常時電動機に
通電する必要がなく、装置の保守が容易となると
共に、省エネルギー化も図れる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例における一部切断
正面図、第2図は射出時のスプリングボツクスの
断面図、第3図は減速機構部における歯車の位置
関係図である。 1……射出成形機本体、6……射出ユニツト、
7……シリンダ、8……ノズル、9……金型、1
0……スプリングボツクス、11……スプリン
グ、12……ナツト、14……ネジ軸、16……
リミツトスイツチ、18……入力軸、19……ウ
オームホイール、20……電動機、21……ウオ
ーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 射出成形機のノズルタツチ機構において、電
    動機の回転をウオームとウオームホイールから
    なる減速機構を介してネジ軸に伝達し、該ネジ
    軸の回転をナツトを介して摺動可能に支持した
    射出成形機本体に伝達して、射出成形機のノズ
    ルを金型に対して進退させるようにした射出成
    形機のノズルタツチ機構。 2 ネジ軸に螺合したナツトを射出成形機本体に
    装着したスプリングボツクスに装入されたスプ
    リングによつて可動的に支持したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の射出
    成形機のノズルタツチ機構。
JP1986156080U 1986-10-14 1986-10-14 Expired JPH045296Y2 (ja)

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JP1986156080U JPH045296Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JPS6363413U JPS6363413U (ja) 1988-04-26
JPH045296Y2 true JPH045296Y2 (ja) 1992-02-14

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ID=31077363

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WO2010098213A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 有限会社Atsu Creation 衣装

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Publication number Publication date
JPS6363413U (ja) 1988-04-26

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