JPH06106586A - 電動射出成形機の射出装置 - Google Patents
電動射出成形機の射出装置Info
- Publication number
- JPH06106586A JPH06106586A JP4260474A JP26047492A JPH06106586A JP H06106586 A JPH06106586 A JP H06106586A JP 4260474 A JP4260474 A JP 4260474A JP 26047492 A JP26047492 A JP 26047492A JP H06106586 A JPH06106586 A JP H06106586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- way clutch
- movable plate
- electric motor
- injection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C2045/1784—Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
- B29C2045/1792—Machine parts driven by an electric motor, e.g. electric servomotor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/5052—Drive means therefor screws axially driven by a rotatable nut cooperating with a fixed screw shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/5076—Drive means therefor using a single drive motor for rotary and for axial movements of the screw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造を簡素化して小型化することができ、作業
性が良好でコストの低い電動射出成形機の射出装置を提
供する。 【構成】第１、第２固定プレート５５，５６間に送りね
じが架設され、該送りねじにナット６６が螺合（らご
う）させられる。また、前記第１、第２固定プレート５
５，５６間に可動プレート５８が移動自在に配設され、
該可動プレート５８に電動モータ６１が固定される。前
記電動モータ６１の回転を、スクリュー２０に対して一
方向にのみ伝達するために第１ワンウェイクラッチ６０
が、前記ナット６６に対して一方向にのみ伝達するため
に第２ワンウェイクラッチ６８が設けられる。第１ワン
ウェイクラッチ６０がロックしたときに第２ワンウェイ
クラッチ６８がフリーになり、第１ワンウェイクラッチ
６０がフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ６
８がロックする。
性が良好でコストの低い電動射出成形機の射出装置を提
供する。 【構成】第１、第２固定プレート５５，５６間に送りね
じが架設され、該送りねじにナット６６が螺合（らご
う）させられる。また、前記第１、第２固定プレート５
５，５６間に可動プレート５８が移動自在に配設され、
該可動プレート５８に電動モータ６１が固定される。前
記電動モータ６１の回転を、スクリュー２０に対して一
方向にのみ伝達するために第１ワンウェイクラッチ６０
が、前記ナット６６に対して一方向にのみ伝達するため
に第２ワンウェイクラッチ６８が設けられる。第１ワン
ウェイクラッチ６０がロックしたときに第２ワンウェイ
クラッチ６８がフリーになり、第１ワンウェイクラッチ
６０がフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ６
８がロックする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動射出成形機の射出
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、加熱シリンダ内で加熱され溶融し
た成形材料、例えば樹脂を高圧で射出し、金型のキャビ
ティ内に充填（じゅうてん）し、その中で冷却し、固化
させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すようにした
電動射出成形機は、次のような構造になっている。
た成形材料、例えば樹脂を高圧で射出し、金型のキャビ
ティ内に充填（じゅうてん）し、その中で冷却し、固化
させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すようにした
電動射出成形機は、次のような構造になっている。
【０００３】すなわち、型締装置と射出装置を有してお
り、該型締装置は、固定プラテンと可動プラテンを備え
ていて、型締用シリンダが可動プラテンを往復動させる
ことによって、固定金型と可動金型が接離するようにな
っている。一方、射出装置は、ホッパから供給された樹
脂を加熱し溶融させる加熱シリンダ、及び溶融した樹脂
を射出する射出ノズルから成り、前記加熱シリンダ内に
スクリューが進退自在に配設される。そして、該スクリ
ューを前進させることによって樹脂を射出し、後退させ
ることによって計量を行うことができるようになってい
る。
り、該型締装置は、固定プラテンと可動プラテンを備え
ていて、型締用シリンダが可動プラテンを往復動させる
ことによって、固定金型と可動金型が接離するようにな
っている。一方、射出装置は、ホッパから供給された樹
脂を加熱し溶融させる加熱シリンダ、及び溶融した樹脂
を射出する射出ノズルから成り、前記加熱シリンダ内に
スクリューが進退自在に配設される。そして、該スクリ
ューを前進させることによって樹脂を射出し、後退させ
ることによって計量を行うことができるようになってい
る。
【０００４】図２は従来の電動射出成形機における射出
装置の概略図である。図において、２は射出装置、４は
射出装置フレームであり、該射出装置フレーム４の先端
に射出ノズル２１ａを配設した加熱シリンダ２１が固定
されている。該加熱シリンダ２１にはホッパ２１ｂが設
けられるとともに、内部にはスクリュー２０が進退自在
にかつ回転自在に配設され、スクリュー２０の後端が支
持部材５に対して回転自在に支持されている。
装置の概略図である。図において、２は射出装置、４は
射出装置フレームであり、該射出装置フレーム４の先端
に射出ノズル２１ａを配設した加熱シリンダ２１が固定
されている。該加熱シリンダ２１にはホッパ２１ｂが設
けられるとともに、内部にはスクリュー２０が進退自在
にかつ回転自在に配設され、スクリュー２０の後端が支
持部材５に対して回転自在に支持されている。
【０００５】該支持部材５には第１サーボモータ６が取
り付けられ、該第１サーボモータ６の回転がタイミング
ベルト７ａを介して前記スクリュー２０に伝達されるよ
うになっている。また、前記射出装置フレーム４には、
スクリュー２０と並行にねじ軸８が回転自在に支持され
るとともに、第２サーボモータ９が取り付けられる。そ
して、前記ねじ軸８の後端はタイミングベルト７ｂを介
して第２サーボモータ９に接続されていて、該第２サー
ボモータ９によってねじ軸８を回転させることができ
る。そして、前記ねじ軸８の前端は支持部材５に固定さ
れたナット５ａと螺合（らごう）しており、第２サーボ
モータ９を駆動させると、それに伴いねじ軸８が回転
し、ナット５ａが軸方向に移動するようになっている。
り付けられ、該第１サーボモータ６の回転がタイミング
ベルト７ａを介して前記スクリュー２０に伝達されるよ
うになっている。また、前記射出装置フレーム４には、
スクリュー２０と並行にねじ軸８が回転自在に支持され
るとともに、第２サーボモータ９が取り付けられる。そ
して、前記ねじ軸８の後端はタイミングベルト７ｂを介
して第２サーボモータ９に接続されていて、該第２サー
ボモータ９によってねじ軸８を回転させることができ
る。そして、前記ねじ軸８の前端は支持部材５に固定さ
れたナット５ａと螺合（らごう）しており、第２サーボ
モータ９を駆動させると、それに伴いねじ軸８が回転
し、ナット５ａが軸方向に移動するようになっている。
【０００６】次に、前記構成の射出装置２の動作につい
て説明する。まず、計量工程においては、第１サーボモ
ータ６を駆動し、タイミングベルト７ａを介してスクリ
ュー２０を回転させ、該スクリュー２０を所定の位置ま
で後退させる。この時、ホッパ２１ｂから供給された樹
脂が、加熱シリンダ２１内のスクリュー２０の前方に移
動し、溶融させられる。
て説明する。まず、計量工程においては、第１サーボモ
ータ６を駆動し、タイミングベルト７ａを介してスクリ
ュー２０を回転させ、該スクリュー２０を所定の位置ま
で後退させる。この時、ホッパ２１ｂから供給された樹
脂が、加熱シリンダ２１内のスクリュー２０の前方に移
動し、溶融させられる。
【０００７】次に、射出工程においては、加熱シリンダ
２１の先端の射出ノズル２１ａを図示しない金型に押し
当て、第２サーボモータ９を駆動させ、タイミングベル
ト７ｂを介してねじ軸８を回転させる。この時、支持部
材５は前記ねじ軸８の回転に伴って移動し、前記スクリ
ュー２０を前進させるので、スクリュー２０の前方に溜
（た）められた樹脂を射出ノズル２１ａから射出する。
２１の先端の射出ノズル２１ａを図示しない金型に押し
当て、第２サーボモータ９を駆動させ、タイミングベル
ト７ｂを介してねじ軸８を回転させる。この時、支持部
材５は前記ねじ軸８の回転に伴って移動し、前記スクリ
ュー２０を前進させるので、スクリュー２０の前方に溜
（た）められた樹脂を射出ノズル２１ａから射出する。
【０００８】ところが、前記構成の射出装置２において
は、計量工程におけるスクリュー２０の後退用として第
１サーボモータ６が、射出時におけるスクリュー２０の
前進用として第２サーボモータ９が必要となり、コスト
が高くなってしまう。そこで、一つのサーボモータを配
設し、計量工程におけるスクリュー２０の後退用とし
て、また、射出工程におけるスクリュー２０の前進用と
して使用した電動射出成形機が提供されている。
は、計量工程におけるスクリュー２０の後退用として第
１サーボモータ６が、射出時におけるスクリュー２０の
前進用として第２サーボモータ９が必要となり、コスト
が高くなってしまう。そこで、一つのサーボモータを配
設し、計量工程におけるスクリュー２０の後退用とし
て、また、射出工程におけるスクリュー２０の前進用と
して使用した電動射出成形機が提供されている。
【０００９】図３は従来の電動射出成形機における他の
射出装置の概略図である。図において、１は型締装置、
２は射出装置である。前記型締装置１は、射出成形機フ
レーム３上の一対の固定プラテン１０，１１間に架設さ
れたタイバー１２と、該タイバー１２に対して移動自在
に配設された可動プラテン１３を有する。前記一方の固
定プラテン１１と可動プラテン１３との対向面には、そ
れぞれ金型１４が取り付けられており、また、可動プラ
テン１３の反対面には回転力を推力に変換するねじ軸１
５が突設してある。該ねじ軸１５は、他方の固定プラテ
ン１０に対して回転自在に装着された回転盤１６と螺合
する。そして、該回転盤１６に歯車１７が取り付けてあ
って、その歯車１７と共に前記回転盤１６が回転する
と、回転に伴ってねじ軸１５が可動プラテン１３と共に
移動するようになっている。
射出装置の概略図である。図において、１は型締装置、
２は射出装置である。前記型締装置１は、射出成形機フ
レーム３上の一対の固定プラテン１０，１１間に架設さ
れたタイバー１２と、該タイバー１２に対して移動自在
に配設された可動プラテン１３を有する。前記一方の固
定プラテン１１と可動プラテン１３との対向面には、そ
れぞれ金型１４が取り付けられており、また、可動プラ
テン１３の反対面には回転力を推力に変換するねじ軸１
５が突設してある。該ねじ軸１５は、他方の固定プラテ
ン１０に対して回転自在に装着された回転盤１６と螺合
する。そして、該回転盤１６に歯車１７が取り付けてあ
って、その歯車１７と共に前記回転盤１６が回転する
と、回転に伴ってねじ軸１５が可動プラテン１３と共に
移動するようになっている。
【００１０】一方、射出装置２は、スクリュー２０が進
退自在にかつ回転自在に配設された加熱シリンダ２１
と、該加熱シリンダ２１を保持するとともに、射出成形
機フレーム３上に移動自在に支持されたハウジング２２
を有する。該ハウジング２２の内部には、スクリュー移
動部材２５が前後方向に摺動（しゅうどう）自在に取り
付けられており、該スクリュー移動部材２５によってス
クリュー２０の後端に配設されたスクリュー回転用歯車
２６が回転自在に支持される。
退自在にかつ回転自在に配設された加熱シリンダ２１
と、該加熱シリンダ２１を保持するとともに、射出成形
機フレーム３上に移動自在に支持されたハウジング２２
を有する。該ハウジング２２の内部には、スクリュー移
動部材２５が前後方向に摺動（しゅうどう）自在に取り
付けられており、該スクリュー移動部材２５によってス
クリュー２０の後端に配設されたスクリュー回転用歯車
２６が回転自在に支持される。
【００１１】また、前記スクリュー移動部材２５の後端
にはねじ軸３０が螺合されていて、ハウジング２２に対
して回転自在に支持されるとともに、該ねじ軸３０はハ
ウジング２２の外に突出してブレーキ装置３１と連結さ
れる。該ブレーキ装置３１は、内部に図示しないヒステ
リシスブレーキを備える。また、３４は射出装置２の伝
動軸であり、該伝動軸３４の後端はハウジング２２の外
に突出し、駆動ベルト３８を介してサーボモータ３７に
連結されていて、該サーボモータ３７によって伝動軸３
４が回転させられる。前記伝動軸３４の前端は、ハウジ
ング２２の内部においてノズルタッチ部材４３と連結さ
れている。該ノズルタッチ部材４３は、前記ハウジング
２２に回転自在に支持されていて、先端に固定プラテン
１１と螺合するねじ軸４３ｂを有している。
にはねじ軸３０が螺合されていて、ハウジング２２に対
して回転自在に支持されるとともに、該ねじ軸３０はハ
ウジング２２の外に突出してブレーキ装置３１と連結さ
れる。該ブレーキ装置３１は、内部に図示しないヒステ
リシスブレーキを備える。また、３４は射出装置２の伝
動軸であり、該伝動軸３４の後端はハウジング２２の外
に突出し、駆動ベルト３８を介してサーボモータ３７に
連結されていて、該サーボモータ３７によって伝動軸３
４が回転させられる。前記伝動軸３４の前端は、ハウジ
ング２２の内部においてノズルタッチ部材４３と連結さ
れている。該ノズルタッチ部材４３は、前記ハウジング
２２に回転自在に支持されていて、先端に固定プラテン
１１と螺合するねじ軸４３ｂを有している。
【００１２】そして、前記伝動軸３４とノズルタッチ部
材４３間には、電磁式のクラッチ機構４４が設けられ、
両者を係脱して選択的に接続する。また、４８は電磁式
のクラッチ機構４７を介して伝動軸３４に取り付けられ
た伝動歯車であり、前記スクリュー回転用歯車２６と噛
合（しごう）している。次に、前記構成の射出装置２の
動作について説明する。
材４３間には、電磁式のクラッチ機構４４が設けられ、
両者を係脱して選択的に接続する。また、４８は電磁式
のクラッチ機構４７を介して伝動軸３４に取り付けられ
た伝動歯車であり、前記スクリュー回転用歯車２６と噛
合（しごう）している。次に、前記構成の射出装置２の
動作について説明する。
【００１３】まず、サーボモータ３７が回転させられ、
型締装置１の回転盤１６が回転させられると、ねじ軸１
５が送り出され、可動プラテン１３が移動して型閉じが
行われ、さらに、型締めが行われる。そして、型締圧力
が所定の圧力に達すると、射出装置２において、クラッ
チ機構４４が係合し、伝動軸３４とノズルタッチ部材４
３とが接続されて同方向に回転する。
型締装置１の回転盤１６が回転させられると、ねじ軸１
５が送り出され、可動プラテン１３が移動して型閉じが
行われ、さらに、型締めが行われる。そして、型締圧力
が所定の圧力に達すると、射出装置２において、クラッ
チ機構４４が係合し、伝動軸３４とノズルタッチ部材４
３とが接続されて同方向に回転する。
【００１４】前記ノズルタッチ部材４３の回転によって
ねじ軸４３ｂは固定プラテン１１内に進入し、ハウジン
グ２２を固定プラテン１１側に引き寄せる。そして、ノ
ズルタッチが確認されると、電磁ブレーキ５１によって
ノズルタッチ部材４３をハウジング２２側に固定し、ク
ラッチ機構４４を解放して伝動軸３４との接続を断つ。
ねじ軸４３ｂは固定プラテン１１内に進入し、ハウジン
グ２２を固定プラテン１１側に引き寄せる。そして、ノ
ズルタッチが確認されると、電磁ブレーキ５１によって
ノズルタッチ部材４３をハウジング２２側に固定し、ク
ラッチ機構４４を解放して伝動軸３４との接続を断つ。
【００１５】次に、電磁式のクラッチ機構４６が係合す
ると、サーボモータ３７の回転が伝動歯車３６などを介
して射出用歯車２９に伝達され、ねじ軸３０を回転させ
る。該ねじ軸３０の回転によってスクリュー移動部材２
５が前進させられ、該スクリュー移動部材２５の前進に
伴ってスクリュー２０が前進し、射出を行う。前記射出
工程が完了すると、サーボモータ３７が停止させられ、
同時にクラッチ機構４６が解放して射出用歯車２９への
回転の伝達を停止し、スクリュー移動部材２５を停止さ
せる。また、伝動軸３４においては、クラッチ機構４７
を係合して伝動軸３４と伝動歯車４８とを接続する。
ると、サーボモータ３７の回転が伝動歯車３６などを介
して射出用歯車２９に伝達され、ねじ軸３０を回転させ
る。該ねじ軸３０の回転によってスクリュー移動部材２
５が前進させられ、該スクリュー移動部材２５の前進に
伴ってスクリュー２０が前進し、射出を行う。前記射出
工程が完了すると、サーボモータ３７が停止させられ、
同時にクラッチ機構４６が解放して射出用歯車２９への
回転の伝達を停止し、スクリュー移動部材２５を停止さ
せる。また、伝動軸３４においては、クラッチ機構４７
を係合して伝動軸３４と伝動歯車４８とを接続する。
【００１６】このようにして、サーボモータ３７を駆動
させると、伝動歯車４８によってスクリュー回転用歯車
２６が回転させられ、それに伴ってスクリュー２０が回
転して計量が開始される。この時、ブレーキ装置３１を
作動させ、スクリュー背圧を発生させる。ホッパから供
給された樹脂はスクリュー２０の回転に伴いスクリュー
２０の前方に移動し、その際の圧力によってスクリュー
２０はスクリュー移動部材２５と共に後退する。
させると、伝動歯車４８によってスクリュー回転用歯車
２６が回転させられ、それに伴ってスクリュー２０が回
転して計量が開始される。この時、ブレーキ装置３１を
作動させ、スクリュー背圧を発生させる。ホッパから供
給された樹脂はスクリュー２０の回転に伴いスクリュー
２０の前方に移動し、その際の圧力によってスクリュー
２０はスクリュー移動部材２５と共に後退する。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動射出成形機の射出装置２においては、電磁式の
クラッチ機構４６を係合させることによってスクリュー
２０を前進させ、クラッチ機構４７を係合させることに
よってスクリュー２０を後退させるようになっているた
め、構造が複雑になり大型化してしまうだけでなく、ク
ラッチ機構４６，４７の切換えに伴う制御が困難になっ
てしまう。
来の電動射出成形機の射出装置２においては、電磁式の
クラッチ機構４６を係合させることによってスクリュー
２０を前進させ、クラッチ機構４７を係合させることに
よってスクリュー２０を後退させるようになっているた
め、構造が複雑になり大型化してしまうだけでなく、ク
ラッチ機構４６，４７の切換えに伴う制御が困難になっ
てしまう。
【００１８】本発明は、前記従来の電動射出成形機の射
出装置の問題点を解決して、構造を簡素化して小型化す
ることができ、作業性が良好でコストの低い電動射出成
形機の射出装置を提供することを目的とする。
出装置の問題点を解決して、構造を簡素化して小型化す
ることができ、作業性が良好でコストの低い電動射出成
形機の射出装置を提供することを目的とする。
【００１９】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
動射出成形機の射出装置においては、射出装置フレーム
に対して第１、第２固定プレートが固定され、該第１、
第２固定プレート間に少なくとも１本の送りねじが架設
される。そして、該送りねじにナットが螺合させられ
る。
動射出成形機の射出装置においては、射出装置フレーム
に対して第１、第２固定プレートが固定され、該第１、
第２固定プレート間に少なくとも１本の送りねじが架設
される。そして、該送りねじにナットが螺合させられ
る。
【００２０】また、前記第１、第２固定プレート間に可
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。
【００２１】前記第１、第２ワンウェイクラッチは、第
１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２ワンウェ
イクラッチがフリーになり、第１ワンウェイクラッチが
フリーになったときに第２ワンウェイクラッチがロック
する。
１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２ワンウェ
イクラッチがフリーになり、第１ワンウェイクラッチが
フリーになったときに第２ワンウェイクラッチがロック
する。
【００２２】
【作用】本発明によれば、前記のように電動射出成形機
の射出装置においては射出装置フレームに対して第１、
第２固定プレートが固定され、該第１、第２固定プレー
ト間に少なくとも１本の送りねじが架設される。そし
て、該送りねじにナットが螺合させられる。
の射出装置においては射出装置フレームに対して第１、
第２固定プレートが固定され、該第１、第２固定プレー
ト間に少なくとも１本の送りねじが架設される。そし
て、該送りねじにナットが螺合させられる。
【００２３】また、前記第１、第２固定プレート間に可
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。前記第１、第２ワンウェイクラッチ
は、いずれも可動プレートに対して回転自在に支持され
る。
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。前記第１、第２ワンウェイクラッチ
は、いずれも可動プレートに対して回転自在に支持され
る。
【００２４】そして、前記第１、第２ワンウェイクラッ
チは、第１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２
ワンウェイクラッチがフリーになり、第１ワンウェイク
ラッチがフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ
がロックする。したがって、電動モータが一方の方向に
回転すると、第１ワンウェイクラッチがロックし、か
つ、第２ワンウェイクラッチがフリーになり、電動モー
タの回転がスクリューに伝達され、計量を行う。この
時、第２ワンウェイクラッチがフリーであるので、可動
プレートはスクリューと共に後退する。
チは、第１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２
ワンウェイクラッチがフリーになり、第１ワンウェイク
ラッチがフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ
がロックする。したがって、電動モータが一方の方向に
回転すると、第１ワンウェイクラッチがロックし、か
つ、第２ワンウェイクラッチがフリーになり、電動モー
タの回転がスクリューに伝達され、計量を行う。この
時、第２ワンウェイクラッチがフリーであるので、可動
プレートはスクリューと共に後退する。
【００２５】また、電動モータが他方の方向に回転する
と、第１ワンウェイクラッチがフリーになり、かつ、第
２ワンウェイクラッチがロックして、電動モータの回転
はナットに伝達され、可動プレートはスクリューと共に
前進し射出を行う。この時、前記第１ワンウェイクラッ
チがフリーであるので、スクリューは回転しない。
と、第１ワンウェイクラッチがフリーになり、かつ、第
２ワンウェイクラッチがロックして、電動モータの回転
はナットに伝達され、可動プレートはスクリューと共に
前進し射出を行う。この時、前記第１ワンウェイクラッ
チがフリーであるので、スクリューは回転しない。
【００２６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す電
動射出成形機の射出装置の概略図、図４はワンウェイク
ラッチの作動説明図である。図４の（ａ）は第１ワンウ
ェイクラッチのロック時の状態を、（ｂ）は第１ワンウ
ェイクラッチのフリー時の状態を示している。
ながら詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す電
動射出成形機の射出装置の概略図、図４はワンウェイク
ラッチの作動説明図である。図４の（ａ）は第１ワンウ
ェイクラッチのロック時の状態を、（ｂ）は第１ワンウ
ェイクラッチのフリー時の状態を示している。
【００２７】図において、２０はスクリュー、２１は該
スクリュー２１を進退自在にかつ回転自在に支持する加
熱シリンダである。該加熱シリンダ２１は図示しない射
出装置フレームに支持される。また、５５，５６は、互
いに所定距離を置いて対向し、射出装置フレームに対し
て固定された第１、第２固定プレートであり、両者間に
送りねじとしてボールねじ５７が少なくとも１本架設さ
れる。そして、第１、第２固定プレート５５，５６間に
可動プレート５８が設けられ、前記ボールねじ５７に沿
って移動させられる。
スクリュー２１を進退自在にかつ回転自在に支持する加
熱シリンダである。該加熱シリンダ２１は図示しない射
出装置フレームに支持される。また、５５，５６は、互
いに所定距離を置いて対向し、射出装置フレームに対し
て固定された第１、第２固定プレートであり、両者間に
送りねじとしてボールねじ５７が少なくとも１本架設さ
れる。そして、第１、第２固定プレート５５，５６間に
可動プレート５８が設けられ、前記ボールねじ５７に沿
って移動させられる。
【００２８】前記スクリュー２０の後端において該スク
リュー２０と一体的に形成された駆動軸２０ａは、前記
可動プレート５８を貫通して延び、第１ワンウェイクラ
ッチ６０を介して電動モータ６１に連結される。該第１
ワンウェイクラッチ６０は、アウタレース６０ａ、イン
ナレース６０ｂ及びローラ６０ｃから成り、アウタレー
ス６０ａが電動モータ６１の出力軸に連結され、インナ
レース６０ｂが前記駆動軸２０ａに連結される。そし
て、前記インナレース６０ｂは、前記可動プレート５８
に対しベアリング６２によって回転自在に支持される。
リュー２０と一体的に形成された駆動軸２０ａは、前記
可動プレート５８を貫通して延び、第１ワンウェイクラ
ッチ６０を介して電動モータ６１に連結される。該第１
ワンウェイクラッチ６０は、アウタレース６０ａ、イン
ナレース６０ｂ及びローラ６０ｃから成り、アウタレー
ス６０ａが電動モータ６１の出力軸に連結され、インナ
レース６０ｂが前記駆動軸２０ａに連結される。そし
て、前記インナレース６０ｂは、前記可動プレート５８
に対しベアリング６２によって回転自在に支持される。
【００２９】前記第１ワンウェイクラッチ６０のローラ
６０ｃは、一定のねじれ角αを形成し、しかも、テーパ
状のインナレース６０ｂの外周に接線角βを形成するよ
うに配列され、ねじれ角αと接線角βによってころがり
食い込み楔（くさび）角を形成する。したがって、前記
電動モータ６１が駆動されて、アウタレース６０ａが矢
印Ａ方向に回転すると第１ワンウェイクラッチ６０はロ
ックされ、インナレース６０ｂに回転を伝達し、駆動軸
２０ａを同方向に回転させる。一方、前記電動モータ６
１が逆方向に駆動されて、図４の（ｂ）に示すようにア
ウタレース６０ａが矢印Ｂ方向に回転すると第１ワンウ
ェイクラッチ６０はフリーになり、ローラ６０ｃはころ
がり回転する。この時、電動モータ６１の回転は伝達さ
れない。
６０ｃは、一定のねじれ角αを形成し、しかも、テーパ
状のインナレース６０ｂの外周に接線角βを形成するよ
うに配列され、ねじれ角αと接線角βによってころがり
食い込み楔（くさび）角を形成する。したがって、前記
電動モータ６１が駆動されて、アウタレース６０ａが矢
印Ａ方向に回転すると第１ワンウェイクラッチ６０はロ
ックされ、インナレース６０ｂに回転を伝達し、駆動軸
２０ａを同方向に回転させる。一方、前記電動モータ６
１が逆方向に駆動されて、図４の（ｂ）に示すようにア
ウタレース６０ａが矢印Ｂ方向に回転すると第１ワンウ
ェイクラッチ６０はフリーになり、ローラ６０ｃはころ
がり回転する。この時、電動モータ６１の回転は伝達さ
れない。
【００３０】また、前記ボールねじ５７に螺合するよう
にナット６６が設けられ、該ナット６６が、第２ワンウ
ェイクラッチ６８を介し可動プレート５８に対して回転
自在に支持される。前記第２ワンウェイクラッチ６８
は、同様にアウタレース６８ａ、インナレース６８ｂ及
びローラ６８ｃから成り、アウタレース６８ａがベアリ
ング６９を介して可動プレート５８に回転自在に支持さ
れるとともに、インナレース６８ｂが前記ナット６６に
連結される。
にナット６６が設けられ、該ナット６６が、第２ワンウ
ェイクラッチ６８を介し可動プレート５８に対して回転
自在に支持される。前記第２ワンウェイクラッチ６８
は、同様にアウタレース６８ａ、インナレース６８ｂ及
びローラ６８ｃから成り、アウタレース６８ａがベアリ
ング６９を介して可動プレート５８に回転自在に支持さ
れるとともに、インナレース６８ｂが前記ナット６６に
連結される。
【００３１】さらに、前記第１ワンウェイクラッチ６０
の外周にドライブギヤ６３が、第２ワンウェイクラッチ
６８の外周にドリブンギヤ６４が固定される。前記構成
の電動射出成形機の射出装置において、射出工程におい
て前記電動モータ６１が駆動されて、前記第１ワンウェ
イクラッチ６０のアウタレース６０ａが矢印Ｂ方向に回
転すると、第１ワンウェイクラッチ６０はフリーにな
り、ローラ６３ｃはころがり回転する。この時、電動モ
ータ６１の回転は駆動軸２０ａには伝達されない。
の外周にドライブギヤ６３が、第２ワンウェイクラッチ
６８の外周にドリブンギヤ６４が固定される。前記構成
の電動射出成形機の射出装置において、射出工程におい
て前記電動モータ６１が駆動されて、前記第１ワンウェ
イクラッチ６０のアウタレース６０ａが矢印Ｂ方向に回
転すると、第１ワンウェイクラッチ６０はフリーにな
り、ローラ６３ｃはころがり回転する。この時、電動モ
ータ６１の回転は駆動軸２０ａには伝達されない。
【００３２】一方、前記第１ワンウェイクラッチ６０の
アウタレース６０ａの回転は、ドライブギヤ６３及びド
リブンギヤ６４を介して第２ワンウェイクラッチ６８に
伝達され、アウタレース６８ａが矢印Ｄ方向に回転す
る。この時、第２ワンウェイクラッチ６８はロックさ
れ、電動モータ６１の回転はナット６６に伝達され、ナ
ット６６は同方向に回転する。そして、前記可動プレー
ト５８はナット６６の回転に伴って図の左方向に移動
し、スクリュー２０を前進させる。
アウタレース６０ａの回転は、ドライブギヤ６３及びド
リブンギヤ６４を介して第２ワンウェイクラッチ６８に
伝達され、アウタレース６８ａが矢印Ｄ方向に回転す
る。この時、第２ワンウェイクラッチ６８はロックさ
れ、電動モータ６１の回転はナット６６に伝達され、ナ
ット６６は同方向に回転する。そして、前記可動プレー
ト５８はナット６６の回転に伴って図の左方向に移動
し、スクリュー２０を前進させる。
【００３３】また、計量工程において前記電動モータ６
１が駆動されて、前記第１ワンウェイクラッチ６０のア
ウタレース６０ａが矢印Ａ方向に回転すると、第１ワン
ウェイクラッチ６０がロックし、電動モータ６１の回転
を駆動軸２０ａに伝達し、スクリュー２０を回転させ
る。一方、前記第１ワンウェイクラッチ６０のアウタレ
ース６０ａの回転は、ドライブギヤ６３及びドリブンギ
ヤ６４を介して第２ワンウェイクラッチ６８に伝達さ
れ、アウタレース６８ａが矢印Ｃ方向に回転する。この
時、第２ワンウェイクラッチ６８はフリーになり、ロー
ラ６８ｃはころがり回転して電動モータ６１の回転をナ
ット６６に伝達しない。そして、前記可動プレート５８
はスクリュー２０が回転するのに伴って樹脂圧で後退す
る。
１が駆動されて、前記第１ワンウェイクラッチ６０のア
ウタレース６０ａが矢印Ａ方向に回転すると、第１ワン
ウェイクラッチ６０がロックし、電動モータ６１の回転
を駆動軸２０ａに伝達し、スクリュー２０を回転させ
る。一方、前記第１ワンウェイクラッチ６０のアウタレ
ース６０ａの回転は、ドライブギヤ６３及びドリブンギ
ヤ６４を介して第２ワンウェイクラッチ６８に伝達さ
れ、アウタレース６８ａが矢印Ｃ方向に回転する。この
時、第２ワンウェイクラッチ６８はフリーになり、ロー
ラ６８ｃはころがり回転して電動モータ６１の回転をナ
ット６６に伝達しない。そして、前記可動プレート５８
はスクリュー２０が回転するのに伴って樹脂圧で後退す
る。
【００３４】なお、前記ナット６６とボールねじ５７間
の抵抗は小さいため、前記可動プレート５８が後退する
のに伴い、前記第２ワンウェイクラッチ６８のアウタレ
ース６８ａが矢印Ｃ方向に回転する時、ナット６６は同
方向に回転し後退する。このように、一つの電動モータ
６１によってスクリュー２０を前進させて射出し、回転
させながら後退させて計量を行うことができる。
の抵抗は小さいため、前記可動プレート５８が後退する
のに伴い、前記第２ワンウェイクラッチ６８のアウタレ
ース６８ａが矢印Ｃ方向に回転する時、ナット６６は同
方向に回転し後退する。このように、一つの電動モータ
６１によってスクリュー２０を前進させて射出し、回転
させながら後退させて計量を行うことができる。
【００３５】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【００３６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
動射出成形機の射出装置によれば、射出装置フレームに
対して第１、第２固定プレートが固定され、該第１、第
２固定プレート間に少なくとも１本の送りねじが架設さ
れる。そして、該送りねじにナットが螺合させられる。
動射出成形機の射出装置によれば、射出装置フレームに
対して第１、第２固定プレートが固定され、該第１、第
２固定プレート間に少なくとも１本の送りねじが架設さ
れる。そして、該送りねじにナットが螺合させられる。
【００３７】また、前記第１、第２固定プレート間に可
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。前記第１、第２ワンウェイクラッチ
は、いずれも可動プレートに対して回転自在に支持され
る。
動プレートが移動自在に配設され、該可動プレートに電
動モータが固定されるとともに、可動プレートに対して
スクリューが回転自在に支持される。前記電動モータの
回転をスクリューに対して一方向にのみ伝達する第１ワ
ンウェイクラッチと、前記電動モータの回転を前記ナッ
トに対して一方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッ
チが設けられる。前記第１、第２ワンウェイクラッチ
は、いずれも可動プレートに対して回転自在に支持され
る。
【００３８】そして、前記第１、第２ワンウェイクラッ
チは、第１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２
ワンウェイクラッチがフリーになり、第１ワンウェイク
ラッチがフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ
がロックする。この場合、電動モータが一方の方向に回
転すると、スクリューが回転して計量を行う。この時、
可動プレートはスクリューと共に後退する。また、電動
モータが他方の方向に回転すると、可動プレートはスク
リューと共に前進し、射出を行う。この時、スクリュー
は回転しない。
チは、第１ワンウェイクラッチがロックしたときに第２
ワンウェイクラッチがフリーになり、第１ワンウェイク
ラッチがフリーになったときに第２ワンウェイクラッチ
がロックする。この場合、電動モータが一方の方向に回
転すると、スクリューが回転して計量を行う。この時、
可動プレートはスクリューと共に後退する。また、電動
モータが他方の方向に回転すると、可動プレートはスク
リューと共に前進し、射出を行う。この時、スクリュー
は回転しない。
【００３９】したがって、一つの電動モータによって射
出と計量を行うことができるので、構造が簡素化し小型
化することができる。また、前記第１、第２ワンウェイ
クラッチは機械的に作動するため制御する必要がなく、
作業性が向上するとともにコストを低減させることがで
きる。
出と計量を行うことができるので、構造が簡素化し小型
化することができる。また、前記第１、第２ワンウェイ
クラッチは機械的に作動するため制御する必要がなく、
作業性が向上するとともにコストを低減させることがで
きる。
【図１】本発明の実施例を示す電動射出成形機の射出装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図２】従来の電動射出成形機における射出装置の概略
図である。
図である。
【図３】従来の電動射出成形機における他の射出装置の
概略図である。
概略図である。
【図４】ワンウェイクラッチの作動説明図である。
２０ スクリュー ５５ 第１固定プレート ５６ 第２固定プレート ５７ ボールねじ ５８ 可動プレート ６０ 第１ワンウェイクラッチ ６１ 電動モータ ６６ ナット ６８ 第２ワンウェイクラッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）射出装置フレームに対して固定さ
れた第１、第２固定プレートと、（ｂ）該第１、第２固
定プレート間に架設された少なくとも１本の送りねじ
と、（ｃ）該送りねじと螺合するナットと、（ｄ）前記
第１、第２固定プレート間に移動自在に配設された可動
プレートと、（ｅ）該可動プレートに固定された電動モ
ータと、（ｆ）前記可動プレートに対して回転自在に支
持されたスクリューと、（ｇ）前記可動プレートに対し
て回転自在に支持され、前記電動モータの回転をスクリ
ューに対して一方向にのみ伝達する第１ワンウェイクラ
ッチと、（ｈ）前記可動プレートに対して回転自在に支
持され、前記電動モータの回転を前記ナットに対して一
方向にのみ伝達する第２ワンウェイクラッチと、（ｉ）
前記第１、第２ワンウェイクラッチは、第１ワンウェイ
クラッチがロックしたときに第２ワンウェイクラッチが
フリーになり、第１ワンウェイクラッチがフリーになっ
たときに第２ワンウェイクラッチがロックするものであ
ることを特徴とする電動射出成形機の射出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260474A JPH06106586A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動射出成形機の射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260474A JPH06106586A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動射出成形機の射出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106586A true JPH06106586A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17348455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4260474A Withdrawn JPH06106586A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電動射出成形機の射出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106586A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0861148A4 (en) * | 1995-11-17 | 1999-05-06 | Cincinnati Milacron Inc | DRIVE DEVICE FOR THE SYRINGE UNIT |
| EP1231043A1 (en) * | 2001-02-08 | 2002-08-14 | Negri Bossi S.P.A. | Injection assembly for injection moulding machines for plastics material |
| EP2266772A1 (en) * | 2008-03-13 | 2010-12-29 | South China University of Technology | Electric injection molding system with dual-driving function and injection molding method using the system |
| EP2960040A1 (en) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4260474A patent/JPH06106586A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0861148A4 (en) * | 1995-11-17 | 1999-05-06 | Cincinnati Milacron Inc | DRIVE DEVICE FOR THE SYRINGE UNIT |
| EP1231043A1 (en) * | 2001-02-08 | 2002-08-14 | Negri Bossi S.P.A. | Injection assembly for injection moulding machines for plastics material |
| US6682338B2 (en) | 2001-02-08 | 2004-01-27 | Negri Bossi S.P.A. | Injection assembly for injection moulding machines for plastics material |
| EP2266772A1 (en) * | 2008-03-13 | 2010-12-29 | South China University of Technology | Electric injection molding system with dual-driving function and injection molding method using the system |
| EP2266772A4 (en) * | 2008-03-13 | 2013-07-03 | Univ South China Tech | ELECTRICAL INJECTION MOLDING SYSTEM WITH DUAL CONTROL FUNCTION AND INJECTION MOLDING METHOD USING THE SYSTEM |
| EP2960040A1 (en) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine |
| CN105313263A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-02-10 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6517336B1 (en) | Injection molding machine having coaxial injection motor and transmission shaft | |
| EP0967064B1 (en) | Injection apparatus | |
| JPH11138598A (ja) | 射出成形機の射出装置 | |
| KR20170026095A (ko) | 사출 장치 | |
| KR100872323B1 (ko) | 성형방법 및 성형기 | |
| JPH06106586A (ja) | 電動射出成形機の射出装置 | |
| CN111186082B (zh) | 注射成型机 | |
| EP1000730B1 (en) | Injection apparatus | |
| JPH0839631A (ja) | 電動射出成形機の射出装置 | |
| JP2849292B2 (ja) | 射出装置 | |
| JPH0222025A (ja) | 射出成形機の電動射出装置 | |
| JPS61140363A (ja) | 電動機駆動射出成形機 | |
| JP7250980B2 (ja) | 射出成形機 | |
| JP4440140B2 (ja) | 射出装置 | |
| JP3338651B2 (ja) | エジェクタ装置 | |
| JP2893477B2 (ja) | 竪型射出成形機の射出機構 | |
| JP4184006B2 (ja) | 射出成形機の駆動装置 | |
| JPH08174612A (ja) | 型締装置 | |
| JPH0347165B2 (ja) | ||
| JP3353055B2 (ja) | 射出成形機 | |
| JP2020192814A (ja) | 射出成形機 | |
| JP4254920B2 (ja) | 射出成形機 | |
| JP2002018900A (ja) | ノズルタッチ機構を備えた射出成形機 | |
| JP4254917B2 (ja) | 射出装置 | |
| JPH05147084A (ja) | 電動式射出成形機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |