JPH0450196Y2 - - Google Patents

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JPH0450196Y2
JPH0450196Y2 JP12273487U JP12273487U JPH0450196Y2 JP H0450196 Y2 JPH0450196 Y2 JP H0450196Y2 JP 12273487 U JP12273487 U JP 12273487U JP 12273487 U JP12273487 U JP 12273487U JP H0450196 Y2 JPH0450196 Y2 JP H0450196Y2
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JP
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push button
hole
switch
gap
retaining wall
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JP12273487U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スイツチ部品の取付け構造に関す
るものである。
(従来の技術) 自動車には各種電装品が搭載され、インストル
メントパネルにはこれらの操作用押しボタン類が
設けられている。こういつた押しボタンをもつた
スイツチ部品の組付けは、従来、第3図および第
4図に示すような構造となつている。
20が押しボタン21をもつたスイツチ部品で
あり、押しボタン21が設けられている面の反対
側の面には、取付け用のフランジ面22が張り出
し形成され、ビス孔23が貫通している。このス
イツチ部品20は、まず取付けプレート24の裏
面側に装着される。取付けプレート24における
取付け予定箇所には押しボタン21が若干の隙間
をもつて嵌め込まれる透孔25が開口し、その両
側には前記両ビス孔23に対応して所定高さのボ
ス部26が突出している。
しかして、スイツチ部品20の取付けは、押し
ボタン21を透孔25に差込んだもとで、両ボス
部26に対するビス27のねじ込みによつてなさ
れる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記のような取付け構造の場合、ビス
27のねじ込みに伴い、スイツチ部品20には回
転トルクが作用するため、僅かではあるがスイツ
チ部品20全体が回転してしまう。このことに起
因して、押しボタン21が透孔25の孔縁と接触
することがあり、操作時にこすれ合い、操作不良
を招く。また、取付けプレート24をさらに他部
品に組付ける場合、これがねじ締めであれば、取
付けプレート24自体が変形し、上記と同様にし
て押しボタン21との接触による操作不良を招
く。こうしたことの対策として、従来は、押しボ
タン21と透孔25との間の隙間を大めに取つて
おり、外観を損ねる結果となつていた。
そこで、本考案は従来のスイツチ部品の取付け
構造を改良することによつて、外観を損ねずに押
しボタン操作の円滑化を図ることを目的としたの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案はスイツ
チ操作用の押しボタンがその一面に突設されたス
イツチ部品を、前記押しボタンが遊挿される透孔
が開口された取付けプレートに対しねじの締込み
によつて取付ける形式のスイツチ部品の取付け構
造であつて、前記スイツチ部品には押しボタンの
回りに、同押しボタンと所定の間隙をもつて保持
壁を配設する一方、前記取付けプレートの透孔の
回りにはスイツチ部品が相対回転した際に、前記
保持壁と係合可能な係止部を突設し、しかもこの
係止部が保持壁と係合するに至るまでの両間の隙
間を押しボタンと透孔との間の隙間よりも小さく
設定することとしたのである。
(作用) したがつて、上記の構成によれば、スイツチ部
品を取付ける場合、押しボタンが透孔に嵌込ま
れ、この状態でビス締めされることで、取付け作
業が完了である。このとき、ビス締めに伴い、ス
イツチ部品に所定の締付けトルクが作用し、全体
が僅かに回転する場合がある。この場合、まず保
持壁と係止部との係合により、これ以上の回転が
規制されるため、押しボタンと透孔との間の隙間
が確保される。すなわち、押しボタンは取付けプ
レートに対し無接触の状態が確保される。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
まず、第1図に基いてスイツチ部品SWと取付
プレートPの構造を説明する。
スイツチ部品SWのケーシング1は例えば合成
樹脂材にてボツクス状に形成されており、その一
面に取付け用のフランジ面2が張り出し形成され
ている。そして、この面2における左右両張り出
し部分にはビス孔3が貫通している。また、ケー
シング1の両側部はそれぞれ断面弧状に抉られて
おり、取付けプレートP側のボス部4との干渉が
回避されている。さらに、ケーシング1における
フランジ面2との反対側の面には操作用の押しボ
タン5が突出されている。そして、この押しボタ
ン5の四周を取囲むようにして保持壁6が一体に
形成されている。この保持壁6は押しボタン5よ
りも低く形成されるとともに、押しボタン5との
間には全周に沿つて所定の間隙Sが設けられてい
る。
一方、取付けプレートP側におけるスイツチ部
品SWとの対向面には、押しボタン5を遊挿可能
な透孔7が方形状に開口している。そして、この
透孔7の回りには前記保持壁6を外嵌可能な係止
部8が形成されている。係止部8は本例では所定
高さの壁体よりなり、保持壁6とは所定の間隙W
を全周にもつて嵌り合う。但し、この間の間隙W
と、前述した透孔7と押しボタン5との間隙Sと
の関係は、(W<S)の関係となるように設定さ
れている。
また、係止部8の両サイドにはビス孔3と整合
しうるボス部4がそれぞれ突設されている。
本例は上記のような構成によるものであり、ス
イツチ部品SWは次のようにして取付けられる。
まず、スイツチ部品SWの押しボタン5を透孔
7に嵌込んで、両ボス部4をビス孔3に適合させ
ておく。そして、スイツチ部品SWの裏面側から
ビス孔3を通してビス9を差込み、両ボス部4に
ねじ込む。このねじ込みに伴い、スイツチ部品
SWには所定の締付けトルクが作用するため、ス
イツチ部品SW全体が僅かに回転することがあ
る。この場合、保持壁6が係止部8に接触する
が、押しボタン5と透孔7との間には未だ、隙間
が保持される。これは、前述したように、保持壁
6と係止部8との間隙Wが押しボタン5と透孔7
の間の間隙Sよりも小さく設定されているからで
ある。したがつて、締付けトルクが作用し続けて
も、押しボタン5と透孔7の間には(S−W)の
間隙が確保されることになる。
加えて、取付けプレートPをさらに他の部品に
締付け固定する場合にあつても、取付けプレート
Pが回転すれば、上記同様、係止部8と保持壁6
とが接触し合い、押しボタン5と透孔7との間の
隙間は確保される。
いずれの場合においても、押しボタン5が取付
けプレートPと接触することがないため、ボタン
の円滑な操作が確保できるわけである。また、押
しボタン5と透孔7との間の隙間を必要以上に大
きく取らなくてすむため、見栄えがよい。
なお、本例では保持壁6を全周に設けた例を示
したが、一部に配したものであつてもよい。この
ことは、係止部8についても同様である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、スイツチ部品の取付けがねじの締め込による
方式のものにおいて、押しボタンと取付けプレー
トの透孔との隙間が確保されるため、締付けに伴
う押しボタンのこすれ合いを回避して、操作を円
滑ならしめている。また、上記こすれ合いを回避
すべく、透孔との隙間を必要以上に大きくしなく
てすむため、外観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例の分解斜視図、第2図は組付け後
における要部を示す断面図、第3図は従来の分解
斜視図、第4図は同組付け状態における要部の断
面図である。 5……押しボタン、6……保持壁、7……透
孔、8……係止部、SW……スイツチ部品、P…
…取付けプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ操作用の押しボタンがその一面に突設
    されたスイツチ部品を、前記押しボタンが遊挿さ
    れる透孔が開口された取付けプレートに対しねじ
    の締込みによつて取付ける形式のスイツチ部品の
    取付け構造であつて、前記スイツチ部品には押し
    ボタンの回りに、同押しボタンと所定の間隙をも
    つて保持壁を配設する一方、前記取付けプレート
    の透孔の回りにはスイツチ部品が相対回転した際
    に、前記保持壁と係合可能な係止部を突設し、し
    かもこの係止部が保持壁と係合するに至るまでの
    両間の隙間を押しボタンと透孔との間の隙間より
    も小さく設定したことを特徴とするスイツチ部品
    の取付け構造。
JP12273487U 1987-08-10 1987-08-10 Expired JPH0450196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12273487U JPH0450196Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12273487U JPH0450196Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS6426564U JPS6426564U (ja) 1989-02-15
JPH0450196Y2 true JPH0450196Y2 (ja) 1992-11-26

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JP12273487U Expired JPH0450196Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722815Y2 (ja) * 1989-07-12 1995-05-24 池田物産株式会社 車両用スイッチのスイッチカバーの取付構造

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Publication number Publication date
JPS6426564U (ja) 1989-02-15

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