JPH044924A - サイドガイドの開度制御方法 - Google Patents
サイドガイドの開度制御方法Info
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- JPH044924A JPH044924A JP10678990A JP10678990A JPH044924A JP H044924 A JPH044924 A JP H044924A JP 10678990 A JP10678990 A JP 10678990A JP 10678990 A JP10678990 A JP 10678990A JP H044924 A JPH044924 A JP H044924A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 32
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/14—Guiding, positioning or aligning work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、熱間圧延等の圧延工程におけるストリップ巻
取機の前段に配置されるサイドガイドの開度をコイル巻
取の初期から終了まで適切に調節することができるサイ
ドガイドの開度制御方法に間する。
取機の前段に配置されるサイドガイドの開度をコイル巻
取の初期から終了まで適切に調節することができるサイ
ドガイドの開度制御方法に間する。
熱間圧延等の圧延工程においてストリップ巻取機により
コイルを形成する場合、該巻取機の前段に配置されたサ
イドガイドの開度が、コイルの巻き形状に大きく影響す
る９例えば、サイドガイドを締め過ぎるとコイル耳部に
損傷を与え、逆にサイドガイドを広げ過ぎるとコイル耳
部の不揃いやテレスコープか発生し、その結果、不良箇
所の切断除去による歩留り低下や巻き直しによる生産効
率の低下を来す、従って、コイル間はもとよりコイル内
においても、上記サイドガイドの開度を適切に調節する
ことか極めて重要である。 ところで、従来、サイドガイドの開度の初期設定やショ
ートストローク量（ビン千ロールにストリップ先端が噛
み込まれた後に幅方向に動かすサイドガイドの移動量）
は、計算機により所定の値に設定されていた。しかし、
コイル間及びコイル内で巻取るストリップの幅が変動し
た場合には、サイドガイドの開度補圧をオペレータが感
覚により手動で行っていたため、コイルの品質向上及び
コイル巻取りの自動化等を阻害していた。 以上の問題を解決するための技術として、例えば仕上圧
延機の出側に設けな幅計により板の実幅を検出し、該検
出値に基づ°く信号によりサイドガイドの開度を調節す
る方法（特開昭５５−１０３１６号公報）、及びストリ
ップ偏心量を測定し、ストリップセンターにサイドガイ
ドのセンターを一致させるストリップの巻取方法（特開
昭６１−２５３１２０号公報）が開示されている。
コイルを形成する場合、該巻取機の前段に配置されたサ
イドガイドの開度が、コイルの巻き形状に大きく影響す
る９例えば、サイドガイドを締め過ぎるとコイル耳部に
損傷を与え、逆にサイドガイドを広げ過ぎるとコイル耳
部の不揃いやテレスコープか発生し、その結果、不良箇
所の切断除去による歩留り低下や巻き直しによる生産効
率の低下を来す、従って、コイル間はもとよりコイル内
においても、上記サイドガイドの開度を適切に調節する
ことか極めて重要である。 ところで、従来、サイドガイドの開度の初期設定やショ
ートストローク量（ビン千ロールにストリップ先端が噛
み込まれた後に幅方向に動かすサイドガイドの移動量）
は、計算機により所定の値に設定されていた。しかし、
コイル間及びコイル内で巻取るストリップの幅が変動し
た場合には、サイドガイドの開度補圧をオペレータが感
覚により手動で行っていたため、コイルの品質向上及び
コイル巻取りの自動化等を阻害していた。 以上の問題を解決するための技術として、例えば仕上圧
延機の出側に設けな幅計により板の実幅を検出し、該検
出値に基づ°く信号によりサイドガイドの開度を調節す
る方法（特開昭５５−１０３１６号公報）、及びストリ
ップ偏心量を測定し、ストリップセンターにサイドガイ
ドのセンターを一致させるストリップの巻取方法（特開
昭６１−２５３１２０号公報）が開示されている。
しかしながら、上記公報に開示されている技術によって
は、ショートストローク量の設定の仕方如何により巻取
り開始時におけるコイル耳部に不揃いが発生することを
必ずしも防止できず、又、ストリップがキャンバ−等に
よってサイドガイドに片当りし、コイル耳部に損傷が発
生することも確実に防止できず、加えて、前記の如くス
トリップの幅を実測する幅計や偏心量を実測する装置を
必要とするため、コストが高くつく等の問題がある。 本発明は、特に高価な装置を用いることなく、コイル巻
取りの初期からコイルの巻取りを適切に制御し、しかも
サイドガイドに対するスト１・ツブの片当りを確実に防
止できるため最後までコイルの耳部に不揃いや損傷を生
じさせることなくコイルを巻取ることができるサイドガ
イドの開度制御方法を提供することを課題とする。
は、ショートストローク量の設定の仕方如何により巻取
り開始時におけるコイル耳部に不揃いが発生することを
必ずしも防止できず、又、ストリップがキャンバ−等に
よってサイドガイドに片当りし、コイル耳部に損傷が発
生することも確実に防止できず、加えて、前記の如くス
トリップの幅を実測する幅計や偏心量を実測する装置を
必要とするため、コストが高くつく等の問題がある。 本発明は、特に高価な装置を用いることなく、コイル巻
取りの初期からコイルの巻取りを適切に制御し、しかも
サイドガイドに対するスト１・ツブの片当りを確実に防
止できるため最後までコイルの耳部に不揃いや損傷を生
じさせることなくコイルを巻取ることができるサイドガ
イドの開度制御方法を提供することを課題とする。
本発明は、前記従来の問題を解決するべくなされたもの
で、圧延装置のコイル巻取機の前段に設置されたサイド
ガイドの開度制御方法において、回転周面が前記サイド
ガイドのガイド面に実質的に一致するガイドロールを設
置すると共に、コイル巻取り開始時には、先行の同種ス
トリップについて得られた開度実績情報を反映させてサ
イドガイドの開度を設定し、コイル巻取り開始後は、前
記ガイドロールの回転に基づいてサイドガイドの開度を
調節することにより、前記課題を達成したものである。
で、圧延装置のコイル巻取機の前段に設置されたサイド
ガイドの開度制御方法において、回転周面が前記サイド
ガイドのガイド面に実質的に一致するガイドロールを設
置すると共に、コイル巻取り開始時には、先行の同種ス
トリップについて得られた開度実績情報を反映させてサ
イドガイドの開度を設定し、コイル巻取り開始後は、前
記ガイドロールの回転に基づいてサイドガイドの開度を
調節することにより、前記課題を達成したものである。
【作用及び効果１
本発明においては、コイル巻取り開始時のサイドガイド
の開度を、先行の同種ストツプ１に関して得られた実績
データに基づいて設定するので、コイル巻取り開始時か
ら上記開度を適切に設定することができる。又、コイル
巻取り開始後は、ガイドロールの回転からサイドガイド
のガイド面に対するストリップ縁部の当り具合を判定す
ることができるため、適宜サイドガイドの開度を適切に
調節することが可能となる。従って、コイル巻取りの開
始から終了までサイドガイドの開度を適切に制御するこ
とが可能となり、コイルの耳部の不揃いや、スト１・ｙ
プの片当りに起因する損傷等を生じさせることなくコイ
ル巻取りを正確に行うことができる。又、特に高価な装
置を用いずに上記コイル巻取りを行うことができるため
、生産コストを低減できる利点らある。 【実施例】 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第１図は、本発明の一実１１Ｊに適用される圧延装置の
要部を示す概略構成図、第２図は、開度修正量とディス
クローラ回転数との関係を示すグラフである。 本実施例に適用される圧延装置は、ストリップ巻取機（
図示せず）の前段に設置されたサイドガイド１０を備え
ており、該サイドガイド１ｏと上記巻取機との間にはピ
ンチロール１２が設置されている。そして、上記サイド
ガイド１ｏには、左右それぞれの２個所にディスクロー
ラ（ガイドロール）１４が設置されており、該ディスク
ローラ１４の回転周面は上記サイドガイド１０のガイド
面１０Ａに実質的に一致するようになされている。 ス、上記圧延装置には、上記ディスクローラ１４の回転
数を検出する回転数検出器１６が配設されており、又、
サイドガイド１０の開度を変更するためのモータ１８と
、該モータ１８がらサイドガイド１０の開度の実績値を
検出する開度検出器２０とが配設されている。そして、
上記回転数検出器１６及び開度検出器２０はＤ Ｄ Ｃ
（Ｄｉｒｅｃｔ Ｄｇｉｔａｌ Ｃｏｎｔｒｏｌ）制鄭
部２２に接続され、該ＤＤＣ制御部２２にはプロセス制
御部（Ｐ／Ｃ）２４が接続されている。 本実施例においては、先に圧延を実施した各種ストリッ
プについて、その諸元（板厚、板幅、材質等）と共に、
圧延実施時に前記開度検出器２０で得られたサイドガイ
ド１０の開度設定実績値（開度実績情報）ＳＪをＤＤＣ
制御部２２に予め記憶させ、データファイルを作成して
おく。 そして、コイル巻取り開始時においては、前記プロセス
制御部２４から該当するストリップについてのサイドガ
イド開度の初期針Ｘ機設定値ＳＶＣを前記ＤＤＣ制ａｌ
１部２２に入力し、ｉ Ｄ Ｄ ＣＩＩＪ御部２２で下
記（１）式に基づく演算を行って初期設定値ＳＶＩを求
め、該ＳＶＩを前記モータ１８に出力することにより前
記サイドガイド１０の開度を設定する。 ＳＶＩ １＝ｓｖＣｉ ＋ （Ｓに−＋−Ｓ Ｖ Ｉ
、−、十α） ・・・・・・・・・（１）上記（１）式
で、ｉは同種（同一ロット）のストリップについての１
番目の圧延を意味し一αは補正量である。 即ち、開始時の開度設定においては、今回の圧延対象で
あるストリップと同種のストリップについて、前記ＤＤ
Ｃ制御部２２に記憶しである開度制卸情報のうち直近の
開度実績値Ｓ Ｊ ｔ−１を取出し、該実績値Ｓ Ｊ
ｉ−１とその時の初期設定値Ｓ Ｖ Ｉ ｒ−＋との差
に更に補正量αを加えたカッコ内の値（前回の誤差）を
先行の開度制御情報とし、該情報を今回の初期計算機設
定値Ｓ Ｖ Ｃｉに加えることにより、今回の初期設定
値５ＶＩｉとする。こうして初期設定値３ＶＩｉに先行
の開度実績情報を反映させることにより、それも直近の
情報を反映させることができるため、常に適切に初期開
度を設定することができる。 前記（１）式による演算において、開度実績値Ｓ Ｊ
；−＋として、例えばストリップ尾端から２０１部分の
開度を用いることができる。このようにストリップの尾
端近傍の開度を用いることにより、最新の情報に基づい
て初期開度を設定することができる。 上述の如くしてサイドガイド１０の開度を上記初期設定
値５ＶＩｉで設定した後、コイルの巻取りを開始するが
、巻取りが終了するまでのコイル内におけるサイドガイ
ド１０の開度の調節について以下に説明する。 前記ピンチロール１２を介してストリップ巻取機でコイ
ルの巻取りを開始すると、ストリップＡはその縁部でサ
イドガイド１０のガイド面１０Ａにより案内され、順次
矢印方向に移送される。そのとき、上記ストリップＡが
サイドガイド１０で適切に案内されていれば、即ち該ス
トリップＡの縁部がサイドガイド１０のガイド面１０Ａ
に適切に当っていれば、前記ディスクローラ１４の周面
が該ガイド面１０Ａに実質的に一致しているので、スト
リップＡの移動速度に相当する回転数で該ディスクロー
ラ１４が回転する。逆に、ストリーツブＡの縁部が上記
ガイド面１０Ａから離れ、当りが少なくなるに従って、
上記ディスクローラ１４の単位時間当りの回転数は減少
する。従って、上記ディスクローラ１４の回転数か小さ
い場合には、該回転数か適切な値になるまでサイドガイ
ド１０の開度を小さくすることにより、そのガイド面Ｉ
ＯＡとストリップＡの縁部との当り程度を調節すること
が可能となる。この関係を示したのが第２図のグラフで
あり、縦軸はサイドガイド１０の開度修正量（ΔＳＶ）
で、横軸はディスクローラ１４の回転数（ＤＮ）であり
、該両者間には逆比例の関係がある。 本実＃Ａ例では、コイル巻取りを開始した後は、上記第
２図の関係を利用してサイドガイド１０の開度の調節を
行う。即ち、コイル巻取りを行っている間は、前記回転
数検出器１６により、連続して又は適宜ディスクローラ
１４の回転数ＤＮを検出し、該回転数ＤＮを前記ＤＤＣ
制御部２２へ入力する。上記ＤＤＣ制御部２２では、予
め入力されている第２図のグラフの関係式により上記回
転数ＤＮに見合った開度修正量ΔＳｖが算出され、該開
度修正量ΔＳｖに基づく信号が前記モータ１８に入力さ
れ、該モータ１８によりサイドガイド１０の開度が設定
される。このような開度修正を左右のサイドガイド１０
について適宜行うことにより、コイル内におけるサイド
ガイド１０の開度を最適に調節することが可能となり、
左右両サイドガイド１０のガイド面１０Ａに対するスト
リップＡの縁部の当り具合を左右均等にすることが可能
となるため、サイドガイド１０のガイド機能を最大限に
発揮させることが可能となる。この状態でストリップＡ
を巻取ることにより、コイル耳部の揃った巻取りが可能
となる。 ここで、上記開度修正量ΔＳ■の最適値の算出基準とな
る回転数ＤＮの一例としては、ディスクローラ１４の周
速がストリップの移動速度と同一になる回転数を挙げる
ことができる。但し、これに限定されるものでないこと
はいうまでもない。 以上詳述した如く、本実施例によれば、任意種類のスト
リップについてコイル巻取り開始時から巻取り終了まで
サイドガイド１０の開度を適切に調節することが可能と
なる。このように、コイル間はもとより、コイル内にお
いてもサイドガイド１０の開度を適切に制御できるため
、常にテレスコープや耳部の不揃い等の形状不良や、耳
部の損傷のないコイルを巻取ることが可能となる。 以上、本発明を具体的に説明したが、本発明は前記実施
例に限られるものでない、 例えば、コイル巻取り開始時の開度設定には、同種（同
一ロット）ストリップについての直近の圧延から得られ
た開度実績値Ｓ Ｊ ；−＋に代えて、同種ストリップ
の特定の圧延におけるコイル巻取り結果から得られたＩ
＆適値を開度実績値として用いてもよい。 又、本発明に適用可能な圧延装置の具体的構成は前記実
施例に示したものに限らず、実質的に同等の機能を備え
ていれば種々の装置が適用可能である。
の開度を、先行の同種ストツプ１に関して得られた実績
データに基づいて設定するので、コイル巻取り開始時か
ら上記開度を適切に設定することができる。又、コイル
巻取り開始後は、ガイドロールの回転からサイドガイド
のガイド面に対するストリップ縁部の当り具合を判定す
ることができるため、適宜サイドガイドの開度を適切に
調節することが可能となる。従って、コイル巻取りの開
始から終了までサイドガイドの開度を適切に制御するこ
とが可能となり、コイルの耳部の不揃いや、スト１・ｙ
プの片当りに起因する損傷等を生じさせることなくコイ
ル巻取りを正確に行うことができる。又、特に高価な装
置を用いずに上記コイル巻取りを行うことができるため
、生産コストを低減できる利点らある。 【実施例】 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第１図は、本発明の一実１１Ｊに適用される圧延装置の
要部を示す概略構成図、第２図は、開度修正量とディス
クローラ回転数との関係を示すグラフである。 本実施例に適用される圧延装置は、ストリップ巻取機（
図示せず）の前段に設置されたサイドガイド１０を備え
ており、該サイドガイド１ｏと上記巻取機との間にはピ
ンチロール１２が設置されている。そして、上記サイド
ガイド１ｏには、左右それぞれの２個所にディスクロー
ラ（ガイドロール）１４が設置されており、該ディスク
ローラ１４の回転周面は上記サイドガイド１０のガイド
面１０Ａに実質的に一致するようになされている。 ス、上記圧延装置には、上記ディスクローラ１４の回転
数を検出する回転数検出器１６が配設されており、又、
サイドガイド１０の開度を変更するためのモータ１８と
、該モータ１８がらサイドガイド１０の開度の実績値を
検出する開度検出器２０とが配設されている。そして、
上記回転数検出器１６及び開度検出器２０はＤ Ｄ Ｃ
（Ｄｉｒｅｃｔ Ｄｇｉｔａｌ Ｃｏｎｔｒｏｌ）制鄭
部２２に接続され、該ＤＤＣ制御部２２にはプロセス制
御部（Ｐ／Ｃ）２４が接続されている。 本実施例においては、先に圧延を実施した各種ストリッ
プについて、その諸元（板厚、板幅、材質等）と共に、
圧延実施時に前記開度検出器２０で得られたサイドガイ
ド１０の開度設定実績値（開度実績情報）ＳＪをＤＤＣ
制御部２２に予め記憶させ、データファイルを作成して
おく。 そして、コイル巻取り開始時においては、前記プロセス
制御部２４から該当するストリップについてのサイドガ
イド開度の初期針Ｘ機設定値ＳＶＣを前記ＤＤＣ制ａｌ
１部２２に入力し、ｉ Ｄ Ｄ ＣＩＩＪ御部２２で下
記（１）式に基づく演算を行って初期設定値ＳＶＩを求
め、該ＳＶＩを前記モータ１８に出力することにより前
記サイドガイド１０の開度を設定する。 ＳＶＩ １＝ｓｖＣｉ ＋ （Ｓに−＋−Ｓ Ｖ Ｉ
、−、十α） ・・・・・・・・・（１）上記（１）式
で、ｉは同種（同一ロット）のストリップについての１
番目の圧延を意味し一αは補正量である。 即ち、開始時の開度設定においては、今回の圧延対象で
あるストリップと同種のストリップについて、前記ＤＤ
Ｃ制御部２２に記憶しである開度制卸情報のうち直近の
開度実績値Ｓ Ｊ ｔ−１を取出し、該実績値Ｓ Ｊ
ｉ−１とその時の初期設定値Ｓ Ｖ Ｉ ｒ−＋との差
に更に補正量αを加えたカッコ内の値（前回の誤差）を
先行の開度制御情報とし、該情報を今回の初期計算機設
定値Ｓ Ｖ Ｃｉに加えることにより、今回の初期設定
値５ＶＩｉとする。こうして初期設定値３ＶＩｉに先行
の開度実績情報を反映させることにより、それも直近の
情報を反映させることができるため、常に適切に初期開
度を設定することができる。 前記（１）式による演算において、開度実績値Ｓ Ｊ
；−＋として、例えばストリップ尾端から２０１部分の
開度を用いることができる。このようにストリップの尾
端近傍の開度を用いることにより、最新の情報に基づい
て初期開度を設定することができる。 上述の如くしてサイドガイド１０の開度を上記初期設定
値５ＶＩｉで設定した後、コイルの巻取りを開始するが
、巻取りが終了するまでのコイル内におけるサイドガイ
ド１０の開度の調節について以下に説明する。 前記ピンチロール１２を介してストリップ巻取機でコイ
ルの巻取りを開始すると、ストリップＡはその縁部でサ
イドガイド１０のガイド面１０Ａにより案内され、順次
矢印方向に移送される。そのとき、上記ストリップＡが
サイドガイド１０で適切に案内されていれば、即ち該ス
トリップＡの縁部がサイドガイド１０のガイド面１０Ａ
に適切に当っていれば、前記ディスクローラ１４の周面
が該ガイド面１０Ａに実質的に一致しているので、スト
リップＡの移動速度に相当する回転数で該ディスクロー
ラ１４が回転する。逆に、ストリーツブＡの縁部が上記
ガイド面１０Ａから離れ、当りが少なくなるに従って、
上記ディスクローラ１４の単位時間当りの回転数は減少
する。従って、上記ディスクローラ１４の回転数か小さ
い場合には、該回転数か適切な値になるまでサイドガイ
ド１０の開度を小さくすることにより、そのガイド面Ｉ
ＯＡとストリップＡの縁部との当り程度を調節すること
が可能となる。この関係を示したのが第２図のグラフで
あり、縦軸はサイドガイド１０の開度修正量（ΔＳＶ）
で、横軸はディスクローラ１４の回転数（ＤＮ）であり
、該両者間には逆比例の関係がある。 本実＃Ａ例では、コイル巻取りを開始した後は、上記第
２図の関係を利用してサイドガイド１０の開度の調節を
行う。即ち、コイル巻取りを行っている間は、前記回転
数検出器１６により、連続して又は適宜ディスクローラ
１４の回転数ＤＮを検出し、該回転数ＤＮを前記ＤＤＣ
制御部２２へ入力する。上記ＤＤＣ制御部２２では、予
め入力されている第２図のグラフの関係式により上記回
転数ＤＮに見合った開度修正量ΔＳｖが算出され、該開
度修正量ΔＳｖに基づく信号が前記モータ１８に入力さ
れ、該モータ１８によりサイドガイド１０の開度が設定
される。このような開度修正を左右のサイドガイド１０
について適宜行うことにより、コイル内におけるサイド
ガイド１０の開度を最適に調節することが可能となり、
左右両サイドガイド１０のガイド面１０Ａに対するスト
リップＡの縁部の当り具合を左右均等にすることが可能
となるため、サイドガイド１０のガイド機能を最大限に
発揮させることが可能となる。この状態でストリップＡ
を巻取ることにより、コイル耳部の揃った巻取りが可能
となる。 ここで、上記開度修正量ΔＳ■の最適値の算出基準とな
る回転数ＤＮの一例としては、ディスクローラ１４の周
速がストリップの移動速度と同一になる回転数を挙げる
ことができる。但し、これに限定されるものでないこと
はいうまでもない。 以上詳述した如く、本実施例によれば、任意種類のスト
リップについてコイル巻取り開始時から巻取り終了まで
サイドガイド１０の開度を適切に調節することが可能と
なる。このように、コイル間はもとより、コイル内にお
いてもサイドガイド１０の開度を適切に制御できるため
、常にテレスコープや耳部の不揃い等の形状不良や、耳
部の損傷のないコイルを巻取ることが可能となる。 以上、本発明を具体的に説明したが、本発明は前記実施
例に限られるものでない、 例えば、コイル巻取り開始時の開度設定には、同種（同
一ロット）ストリップについての直近の圧延から得られ
た開度実績値Ｓ Ｊ ；−＋に代えて、同種ストリップ
の特定の圧延におけるコイル巻取り結果から得られたＩ
＆適値を開度実績値として用いてもよい。 又、本発明に適用可能な圧延装置の具体的構成は前記実
施例に示したものに限らず、実質的に同等の機能を備え
ていれば種々の装置が適用可能である。
第１図は、本発明の一実施例に適用される圧延装置の要
部を示す概略構成図、 第２図は、開度修正量とディスクローラの回転数との関
係を示すグラフである。 Ｏ・・・サイドガイド、 ＯＡ・・・ガイド面、 ２・・・ピンチロール、 ４・・・ディスクローラ、 ６・・・回転数検出器、 ０・・・開度検出器。 第１図
部を示す概略構成図、 第２図は、開度修正量とディスクローラの回転数との関
係を示すグラフである。 Ｏ・・・サイドガイド、 ＯＡ・・・ガイド面、 ２・・・ピンチロール、 ４・・・ディスクローラ、 ６・・・回転数検出器、 ０・・・開度検出器。 第１図
Claims (1)
- （１）圧延装置のコイル巻取機の前段に設置されたサイ
ドガイドの開度制御方法において、 回転周面が前記サイドカードのガイド面に実質的に一致
するガイドロールを設置すると共に、コイル巻取り開始
時には、先行の同種ストリップについて得られた開度実
績情報を反映させてサイドガイドの開度を設定し、 コイル巻取り開始後は、前記ガイドロールの回転に基づ
いてサイドガイドの開度を調節することを特徴とするサ
イドガイドの開度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10678990A JPH044924A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サイドガイドの開度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10678990A JPH044924A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サイドガイドの開度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH044924A true JPH044924A (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=14442667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10678990A Pending JPH044924A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | サイドガイドの開度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044924A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104001754A (zh) * | 2013-02-26 | 2014-08-27 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种卷取机非对称侧导板的防塔形缺陷的控制方法及应用 |
| CN104259253A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-07 | 靖江市高新窑炉材料有限公司 | 一种热轧卷取机侧导板 |
| JP2021532992A (ja) * | 2019-02-21 | 2021-12-02 | エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | ストリップ材料、特に熱間ストリップを搬送するための装置及び方法 |
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1990
- 1990-04-23 JP JP10678990A patent/JPH044924A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104001754A (zh) * | 2013-02-26 | 2014-08-27 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种卷取机非对称侧导板的防塔形缺陷的控制方法及应用 |
| CN104001754B (zh) * | 2013-02-26 | 2016-03-30 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种卷取机非对称侧导板的防塔形缺陷的控制方法及应用 |
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