JPH0447691Y2 - - Google Patents

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JPH0447691Y2
JPH0447691Y2 JP1428486U JP1428486U JPH0447691Y2 JP H0447691 Y2 JPH0447691 Y2 JP H0447691Y2 JP 1428486 U JP1428486 U JP 1428486U JP 1428486 U JP1428486 U JP 1428486U JP H0447691 Y2 JPH0447691 Y2 JP H0447691Y2
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JP
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optical fiber
fiber bundle
endoscope
curved
steel wire
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JP1428486U
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JPS62127519U (ja
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、内視鏡に係り、特に光源からの光を
内視鏡挿入部の先端部に導く為に用いられるライ
トガイドに好適な内視鏡に関する。
〔考案の背景〕
光学繊維束は、内視鏡に於いて光源からの光を
内視鏡挿入部の先端まで導くライトガイドとして
使用されたり、また内視鏡挿入部の先端対物レン
ズから観察光を接眼部まで導くイメージガイドと
して使用されている。このような光学繊維束は周
知のように無数の極細の光学繊維から構成されて
おり、光学繊維等が断線しないようにその取扱い
には細心の注意が必要である。しかしながら内視
鏡挿入部には、このような光学繊維束から成るラ
イトガイド、イメージガイドの他に鉗子チヤンネ
ル、送気、送水パイプ等が配置され、スペース的
に余裕はなく光学繊維束は湾曲操作に伴う前後移
動は容易ではない。即ち内視鏡挿入部は湾曲部と
軟性部とから構成され、湾曲部を湾曲させて所望
の被検体を観察するのであるが、この場合湾曲部
が湾曲されると、これに伴つて内視鏡挿入部の中
心位置から外れた位置にされている光学繊維束は
前後移動することになる。即ち光学繊維束は中心
位置から下方に配置されていると、湾曲部が上方
に湾曲する伴い前方に光学繊維束が移動し、また
下方に湾曲部が湾曲するに伴い、光学繊維束は後
退移動することになる。このような光学繊維束の
前後移動分は通常湾曲部に比して比較的距離の長
い軟性部の弛み分で吸収するようにしている。
しかしながらこの湾曲部と軟性部との接続部に
於いて一般に内視鏡は内径が絞られ狭く構成され
ている為、前記のようにスペース的に余裕が無い
と、他の部材との摩擦力により接続部に於いて光
学繊維束が固定された状態と同様になる。この場
合に湾曲部内での光学繊維の弛みにより光学繊維
束の移動量を吸収するようにすると、湾曲部は距
離が短い為この弛みにより湾曲部内の充填率が増
大し、光学繊維の断線等が生じ、光学繊維束の耐
久性がなくなる不具合がある。このような影響は
より細い光学繊維で構成されるライトガイドに於
いてその影響が著しくなる。
〔考案の目的〕
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、湾曲操作に於いて光学繊維が断線しない内
視鏡を提案することを目的としている。
〔考案の概要〕 本考案は前記目的を達成する為に、内視鏡挿入
部、手許操作部、連結部に亘つて光学繊維束が挿
通される内視鏡に於いて、挿入部の少なくとも湾
曲部に位置する光学繊維束中に長手方向に鋼線を
配置し、光学繊維を鋼線に沿わせると共に鋼線の
両端を光学繊維に固着したことを特徴としてい
る。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係る内視鏡の好
ましい実施例を詳説する。
第1図では内視鏡の概略形状が示されており、
10は内視鏡挿入部、12は、湾曲操作用ノブ、
送水ボタン、吸引ボタン、接眼部等を備えた手許
操作部、14は、光源等を備えたコントロールユ
ニツト16と手許操作部12とを結ぶ連結部であ
る。内視鏡挿入部10の先端部には湾曲部18が
形成されると共に湾曲部18に続いて軟性部19
が形成されている。
第2図では湾曲部18の構造が示されており、
湾曲部18は複数の節輪20,20……から構成
され、各節輪20は相互にピンを介して連結さ
れ、所望の方向に湾曲可能なように構成されてい
る。各節輪20,20……は操作ワイヤ21,2
1を引張り操作することにより、所望の方向に湾
曲させることができる。この湾曲部18には、ラ
イトガイドとして用いられる光学繊維束22が配
置され、この光学繊維束22は軟性部19、手許
操作部12、連結部14を通つてコントロールユ
ニツト16の光源に対向配置されている。
第3図では光学繊維束22の断面構造が示され
ている。光学繊維束22は極細の無数の光学繊維
24と、これを被覆するチユーブ26とから構成
されている。更に光学繊維束22内の湾曲部18
に位置する部分はその中心部にピアノ線等から成
る鋼線28が配置されている。光学繊維24は鋼
線28に沿わされると共に鋼線28の両端部28
A,28Bに於いて光学繊維24が固着されてお
り、これによりこの鋼線28が位置する範囲に於
いて突張り力を与え、湾曲部18以外の光学繊維
束22の弛み分が湾曲部18に引き寄せられるの
を防止する。
前記の如く構成された本考案に係る内視鏡の実
施例の作用は次の通りである。先ず第2図に示す
ように湾曲部18を湾曲させると湾曲部18は想
像線で示すように湾曲する。これに伴つて湾曲部
18に位置する光学繊維束22も湾曲する。この
場合、従来光学繊維束内の光学繊維は湾曲部18
内では弛みの為に充填率が高まり、湾曲時に圧迫
されて断線等を起こしていたのであるが、本考案
に係る実施例によれば湾曲部18に位置する光学
繊維束22に於いては鋼線28に沿わせて湾曲部
18に突張り力を与え、光学繊維24の弛み分が
引き寄せられないようにしてあるので、湾曲部1
8に於ける光学繊維24の充填率が従来に較べて
少なくなり、湾曲時に於いて断線するようなこと
はない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る内視鏡によれ
ば、湾曲部に位置する光学繊維束に鋼線を配置
し、湾曲部に位置する光学繊維はこの鋼線に沿わ
せると共に鋼線にその両端が固着され、湾曲部に
突張り力を与え、湾曲部以外の光学繊維束の弛み
分が湾曲部に引き寄せられないようにしているの
で、湾曲時に光学繊維が断線するようなことはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光学繊維束が用いられる
内視鏡装置の概略形状を示す斜視図、第2図は内
視鏡挿入部の湾曲部の断面構造を示す説明図、第
3図は光学繊維束の構造を示す断面図である。 10……内視鏡挿入部、18……湾曲部、22
……光学繊維束、24……光学繊維、28……鋼
線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内視鏡挿入部、手許操作部、連結部に亘つて光
    学繊維束が挿通される内視鏡に於いて、 挿入部の少なくとも湾曲部に位置する光学繊維
    束中に長手方向に鋼線を配置し、光学繊維束の光
    学繊維を鋼線に沿わせると共に鋼線の両端を光学
    繊維に固着したことを特徴とする内視鏡。
JP1428486U 1986-02-03 1986-02-03 Expired JPH0447691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1428486U JPH0447691Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JP1428486U JPH0447691Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62127519U JPS62127519U (ja) 1987-08-13
JPH0447691Y2 true JPH0447691Y2 (ja) 1992-11-11

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ID=30804126

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JP1428486U Expired JPH0447691Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JPS62127519U (ja) 1987-08-13

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