JPH0446999Y2 - - Google Patents

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JPH0446999Y2
JPH0446999Y2 JP15365485U JP15365485U JPH0446999Y2 JP H0446999 Y2 JPH0446999 Y2 JP H0446999Y2 JP 15365485 U JP15365485 U JP 15365485U JP 15365485 U JP15365485 U JP 15365485U JP H0446999 Y2 JPH0446999 Y2 JP H0446999Y2
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cover
front bumper
license plate
fastening
mounting
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフロントバンパのカバー取付構造の改
良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車の前面に設けられるライセンス
プレート1の取付けは、第3図に示すように、フ
ロントバンパ2の前面中央部に取付部3を形成
し、この取付部3にライセンスプレート1をビス
4等で取付けるものであつた。上記取付部3は、
フロントバンパ2の前面中央部にライセンスプレ
ート1の取付スパンに対応させて穿設した取付孔
5からなるものであるが、従来、この取付孔5を
1箇所の取付部3に2個ずつ設け、国内の自動車
におけるライセンスプレート1の取付スパンとは
異なる北米向けの自動車にもライセンスプレート
1を取付けられるようにしたものである(実開昭
58−136847号公報参照)。
ところで、このようなフロントバンパ2を装備
した自動車にあつて、北米の一部の州のように自
動車の前面にライセンスプレート1を取付ける必
要のない地域では、フロントバンパ2の取付孔5
が露出してしまうことから、例えば第4図および
第5図に示すように、フロントバンパ2の前面に
プラスチツク製の板材からなるカバー6を配置
し、このカバー6をライセンスプレート1と同様
ビス4で固定することで、フロントバンパ2の取
付部3を隠して見映えを損なわないようにしてい
た。尚、第5図中符号70はビス4を固定するた
めのナツトプレートである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のようなライセンスプレー
トの取付部構造にあつては、ライセンスプレート
1を取付ける必要のない地域では、フロントバン
パ2の取付部3を隠すためにライセンスプレート
1の代わりにカバー6を取付けているが、このカ
バー6の取付手段は、ライセンスプレート1の場
合と同様、ビス4によつてカバー6の両端部を固
定するものであつたので、折角カバー6によつて
取付部3の目隠しをしたにもかかわらず、ビス4
の頭部は相変わらずカバー6の表面より突出して
しまうため、その分隠蔽効果が薄くなつてしま
う。また、ビス4による取付けでは、工具等を用
いるために作業が面倒である他、ビス4による締
め付けが不十分であつたり、走行振動等によつて
ビス4の締め付けが緩んでしまつたような場合に
は、カバー6が脱落するおそれもあつた。
本考案は上述の観点に立つてなされたものであ
つて、その目的とするところはフロントバンパに
カバーを取付ける場合に、簡易な手段でかつ確実
に取付けることができ、また取付部での見映えを
損なわないようにしたフロントバンパのカバー取
付構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的達成の手段として、本考案は、カバ
ーの両端部に止着孔を開設し、ライセンスプレー
ト非装着時には前記止着孔をフロントバンパに設
けられたライセンスプレートの取付孔に合致さ
せ、止着具によつて前記フロントバンパに固定し
てなるカバー取付構造において、前記止着孔の内
壁面に該止着孔の一部を覆う柱状部材を設ける一
方、前記止着具に、前記止着孔の表面側周縁部に
形成された凹所と略同一形状の頭部を設けると共
に、長軸方向に延び前記柱状部材を挟持するスリ
ツトが形成された係止脚部を設け、前記フロント
バンパの裏面に前記係止脚部を係合する係合部材
を設けるようにしたものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を詳細
に説明する。
第1図に示す本考案の一実施例において、フロ
ントバンパ2は、樹脂製のバンパ表皮2aと、こ
れを裏面側から補強するレインフオース(図示せ
ず)とで構成されており、バンパ表皮2aの前面
中央部には、従来例と同様、2個の取付孔5から
なる取付部3がライセンスプレートの取付スパン
に合わせて左右に1箇所ずつ形成される(第1図
では左側の取付部のみ示す。) このような取付部3が形成されたバンパ表皮2
aには、ライセンスプレート1を取付けない場合
に、上記取付部3を目隠しするためのカバー10
が取付けられるが、このカバー10は樹脂製の板
材からなり、その内部にカバー10と略同形状の
薄い鋼板11をインサートした構造となつてい
る。そして、カバー10の左右両側部には上記バ
ンパ表皮2aの取付孔5に対応して止着孔12が
開設されているが、この止着孔12は、カバー1
0の表面側周縁部に直径が一回り大きい凹所13
を有し、かつ、止着孔12の内壁面12aには鋼
板11の一部を左右に略矩形状に打抜き、この打
抜部11a,11bに挟まれた残部によつて形成
された柱部14が略中央部縦方向に差し渡されて
いる。
上記カバー10を固定するための止着具は、従
来のようなビスではなく、第1図および第2図に
示すようなクリツプ15が用いられる。このクリ
ツプ15は上記止着孔12の凹所13に嵌合する
円板状の頭部16と、外周面に螺子溝が形成され
た係止脚部17とからなり、この係止脚部17に
は該係止脚部17を左右方向に割り開くスリツト
18が長軸方向に形成されている。また、スリツ
ト18の股部には、クリツプ15の挿入量を規制
するためのストツパ片19が突出形成されてい
る。
従つて、上述のようなクリツプ15によつて、
バンパ表皮2aにカバー10を取付ける場合に
は、先ず、バンパ表皮2aの前面の所定位置にカ
バー10を配置し、バンパ表皮2aの一方の取付
孔5にカバー10の止着孔12を合致させる。そ
して、次にバンパ表皮2aの裏面側に上記取付孔
5に合わせてナツトプレート17を配設し、次い
でカバー10の表面側から止着孔12内にクリツ
プ15を挿入する。このクリツプ15の挿入は、
止着孔12の柱部14にクリツプ15のスリツト
18の方向を合わせて行なわれるため、クリツプ
15の頭部16を押し込むにしたがつて上記スリ
ツト18に柱部14が次第に割り込んでいき、係
止脚部17を左右方向に押し拡げていく。そし
て、止着孔12の凹所13内にクリツプ15の頭
部16が嵌り込み、その上面とカバー10の表面
とが略同一平面上となつたところでストツパ片1
9が柱部14に突き当たり、クリツプ15のスト
ツパが拘束される。また、この時、係止脚部17
は、バンパ2の裏面側に配置したナツトプレート
7のナツト7a内に先端部分から嵌り込んでい
て、かつ柱部14によつて左右に押し拡げられて
いるので、螺子溝がナツト7aの内周面に食い込
むようにして係合し、確実に保持される。
上記ストツパ片19の存在により、クリツプ1
5の挿入作業に節度感が生じる他、クリツプ15
の頭部16を止着孔12内に深く嵌め込み過ぎる
のを防止できる。また、このようにして取付けら
れたカバー10は、クリツプ15も含めて全体が
平滑となるために、その分見映えもよくなり、特
にクリツプ15の頭部16の色をカバー10と同
一系統にしておくことによつて更にその効果も大
きくなる。尚、バンパ表皮2aの前面をカバー1
0の形状に対応して凹ませて形成しておき、カバ
ー10配設時には、カバー10の表面をバンパ表
皮2aの前面と略同一平面上に設定することで見
映えを更に向上させることもできる。
上記実施例では、カバー10の止着孔12内に
設けた柱部14は、カバー10にインサートした
鋼板11の一部を打抜成形によつて形成したもの
であるが、別途柱状部材を止着孔12内に配設し
たものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るフロントバ
ンパのカバー取付構造によれば、カバー取付時に
は止着具を押し込むだけの簡易な手段でしかも確
実に取付けることができる他、取付けた後も止着
具が緩むといつたこともない。また、カバーの取
付状態においては、止着具の頭部をカバーの表面
と略同一平面上に設定することができるので、カ
バーの表面が見た目にもすつきりし、車体前面の
見映えが向上するといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフロントバンパのカバー
取付構造の一実施例を示す取付部付近の分解斜視
図、第2図はカバーを取付けた状態の水平断面
図、第3図は従来のフロントバンパのライセンス
プレート取付部を示す自動車の前面斜視図、第4
図はフロントバンパにカバーを取付けた時の斜視
図、第5図は第4図中−線断面図である。 1……ライセンスプレート、2……フロントバ
ンパ、5……取付孔、7……ナツトプレート(係
合部材)、10……カバー、12……止着孔、1
2a……内壁面、13……凹所、14……柱部
(柱状部材)、15……クリツプ(止着具)、16
……頭部、17……係止脚部、18……スリツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバーの両端部に止着孔を開設し、ライセンス
    プレート非装着時には前記止着孔をフロントバン
    パに設けられたライセンスプレートの取付孔に合
    致させ、止着具によつて前記フロントバンパに固
    定してなるカバー取付構造において、前記止着孔
    の内壁面に該止着孔の一部を覆う柱状部材を設け
    る一方、前記止着具に、前記止着孔の表面側周縁
    部に形成された凹所と略同一形状の頭部を設ける
    と共に、長軸方向に延び前記柱状部材を挟持する
    スリツトが形成された係止脚部を設け、前記フロ
    ントバンパの裏面に前記係止脚部を係合する係合
    部材を設けたことを特徴とするフロントバンパー
    のカバー取付構造。
JP15365485U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0446999Y2 (ja)

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JP15365485U JPH0446999Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JPS6261752U JPS6261752U (ja) 1987-04-16
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