JPH0443982Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0443982Y2
JPH0443982Y2 JP1987001802U JP180287U JPH0443982Y2 JP H0443982 Y2 JPH0443982 Y2 JP H0443982Y2 JP 1987001802 U JP1987001802 U JP 1987001802U JP 180287 U JP180287 U JP 180287U JP H0443982 Y2 JPH0443982 Y2 JP H0443982Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
modular jack
mounting bracket
groove
groove portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987001802U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63109459U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987001802U priority Critical patent/JPH0443982Y2/ja
Publication of JPS63109459U publication Critical patent/JPS63109459U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0443982Y2 publication Critical patent/JPH0443982Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はモジユラジヤツクの固定構造に関する
ものである。
(従来の技術) 電子機器では、該電子機器と他の電子機器等と
を必要に応じて電気的に接続し、または、切離す
ために、電子機器とコードとの間にモジユラコネ
クタが採用されている。
第6図は、そのような電子機器として電話機を
示している。この電話機1では、上記モジユラコ
ネクタAが電話機本体2とハンドセツト3とを接
続するため、また電話機本体2と図示しない局線
とを接続するために使用されている。
第6図は、そのうちの電話機本体2とハンドセ
ツト3とを接続するためのモジユラコネクタAを
示しており、モジユラコネクタAのモジユラジヤ
ツクA1は電話機本体2内の回路基板4に固定さ
れ、モジユラプラグA2は一端をハンドセツト3
に接続させたコード5の他端に取付けられてい
る。
このモジユラジヤツクA1は、第7図および第
8図に拡大して示したように、モジユラジヤツク
本体6の側壁外方へ張出した板状壁6aの取付面
6bにボス状片6cを突出形成している。そし
て、このモジユラジヤツクA1は、上記ボス状片
6cを回路基板4の孔4aに嵌入させることによ
つて、回路基板4に支持させる。このようにして
回路基板4に塔載されたモジユラジヤツクA1は、
ボス状片6cの先端の膨出部6dによつて、回路
基板4から離脱するのが防止される。なお、モジ
ユラジヤツクA1のリード端子7も回路基板4の
孔4bに挿通され、その先端に半田付け8を施す
ことによつて、リード端子7と回路基板4の導体
パターンとが電気的に接続される。
ところで、このモジユラジヤツクA1では、ボ
ス状片6cがモジユラジヤツク本体6と一体に形
成され、かつ第8図bに示したように、ボス状片
6cの膨出部6dと取付面6bとの距離lが回路
基板4の厚み誤差を考慮して十分な大きさをもつ
て設定されている。
したがつて、モジユラジヤツクA1が厚みの薄
い回路基板4に搭載された場合には、ボス状片6
cの膨出部6dと回路基板4との間にギヤツプ
Δlを生じてしまう。このような状態でモジユラ
プラグA2をモジユラジヤツクA1に対して抜差し
を繰返すと、モジユラジヤツクA1はその都度第
7図において矢印Bで示したように揺動され、そ
の結果リード端子7と回路基板4の導体パターン
との間が非導通状態となつてしまう場合がある。
そこで、出願人は先にモジユラジヤツクを回路
基板に強固に定着させることのできるモジユラジ
ヤツクを提供した。
先に提供したモジユラジヤツクは、第9図に示
すように、モジユラジヤツク本体10の翼部11
に、取付面12に対して平行に広がる第1の溝部
分と取付面側に開口を有し、かつ前記溝部分に会
合する第2の溝部分とによつて構成される溝13
を形成し、さらに該溝の端部を外部に開口させ、
その端部開口13aから、上部に舌片を側方に向
けて突出させて成る取付金具20の上部を嵌入し
て、取付金具20を前記溝13内に係止させると
ともに、前記取付金具20の下部20aを前記取
付面12の開口から外部に突出させている。
このモジユラジヤツクは、第10図に示したよ
うに、取付金具20の下部21を回路基板30の
孔31に挿通させ、その先端22に半田付けCを
施すことによつて回路基板上に保持される。この
ように回路基板30上に保持されたモジユラジヤ
ツクは、モジユラジヤツク本体10と取付金具2
0とが取付面12に平行な溝部分と舌片とによつ
て確実に係合され、また取付金具が回路基板30
へ半田付けCによつて強固に定着されるので、モ
ジユラジヤツクに外力が作用しても、リード端子
14と回路基板30の導体パターンとの結合部に
は影響を与えない。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、先に提供したモジユラジヤツク
では、取付金具20は、その上部がモジユラジヤ
ツク本体10の開口13aから嵌入され、舌片に
形成した爪を溝13の側壁に喰込ませることによ
つてモジユラジヤツク本体10に係止させている
ため、モジユラプラグを抜差しする際にモジユラ
ジヤツク本体10に加わる第10図における矢印
D方向の力に対しては、必ずしも万全とはいえな
い。
そこで、本考案は、モジユラジヤツクに作用す
る全ての方向の外力に対し、モジユラジヤツク本
体と回路基板との結合を確実に保障し得るモジユ
ラジヤツクの固定構造を提供することを目的とし
ている。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るモジユラジヤツクの固定構造で
は、モジユラジヤツク本体の内部に、回路基板と
の取付面に対して平行に広がる第1の溝部分、お
よびこの第1の溝部分から延在して前記取付面に
開口する第2の溝部分を有し、かつ前記モジユラ
ジヤツク本体の側方に挿入開口を有した溝を形成
するとともに、前記取付面に突起を形成し、さら
に前記取付金具の一端部に前記第1の溝部分に嵌
合するべく舌片を形成し、前記取付金具を前記挿
入開口から前記溝に挿入して前記舌片を前記第1
の溝部分に嵌合することにより、該取付金具を前
記溝内に係止させるとともに、前記取付金具の他
端部を前記第2の溝部分に嵌合することにより、
その先端部を前記取付面から外部に突出させたモ
ジユラジヤツクと、 前記モジユラジヤツクの取付金具を嵌挿させる
孔および前記突起を密嵌させる凹部を有した回路
基板とからなり、 前記モジユラジヤツクの取付金具および突起を
それぞれ前記回路基板の孔および凹部に嵌入さ
せ、前記回路基板の裏面において前記取付金具に
半田付けを施すことにより、前記モジユラジヤツ
クを前記回路基板に固定するようにしている。
(作用) 本考案に係るモジユラジヤツクの固定構造で
は、モジユラジヤツク本体に作用する外力のう
ち、モジユラジヤツク本体を回路基板の表面から
離反させようとする力に対しては、取付金具によ
つて抗し、回路基板の表面と平行な力に対して
は、突起によつて抗する。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案に係るモジユラジヤ
ツクと回路基板60を示したものである。このモ
ジユラジヤツクは、モジユラジヤツク本体40に
取付金具50を備えている。
モジユラジヤツク本体10は、側壁41に外方
へ張出した板状壁41aを有しており、該板状壁
41aの片面が取付面42となつている。そし
て、この板状壁41aには、その取付面42に円
柱状の突起43が形成され、肉厚部にL字状の溝
44が形成されている。この溝44は、第3図a
に示したように、取付面42に対して平行に広が
る溝部分44aと、取付面42側に開口44bを
有し、かつ溝部分44aに会合する溝部分44c
とによつて構成されている。さらに、この溝44
は、その一端に開口(挿入口)44dを有してい
る。
取付金具50は、第2図に示したように、上部
に側方へ突出した舌片51を有し、下部に2本の
脚片52を有している。この取付金具50は、プ
レス成形された板状金具で、舌片51は上部を折
曲げることによつて形成されている。そして、舌
片51の側端面には、爪53が形成されている。
このように形成された取付金具50は、その上
部をモジユラジヤツク本体40の開口44dから
溝44内へ挿入させることによつてモジユラジヤ
ツク本体40に係止される。即ち、溝44に挿入
された取付金具50の爪53は、溝部分44aの
両側端壁に喰込み、取付金具50をそこに保持す
る。また、取付金具50の脚片53は、溝部分4
4cから取付面42の外方へ突出した状態に位置
される。
回路基板60は、モジユラジヤツク本体40の
下部を収容する切欠61を有しており、該切欠6
1の周囲には、取付金具50を嵌挿させる孔6
2、突起43を収容する孔(凹部)63およびリ
ード端子45を嵌挿させる孔64が夫々貫設され
ている。
そして、上記モジユラジヤツクは、第1図に示
した回路基板60の切欠61にモジユラジヤツク
本体40を嵌合させ、孔62に取付金具50の脚
片52を挿入するとともに、回路基板60の孔6
3に突起43を嵌入させ、さらに第3図に示した
ように回路基板60の裏面に突出した脚片52に
半田付けCを施すことによつて回路基板60上に
固定される。なお、同様にモジユラジヤツク本体
40のリード端子45も回路基板60の孔64に
挿入され、その先端と回路基板60の導体パター
ン65との間に半田付けCが施される。
このようにして回路基板60に搭載されたモジ
ユラジヤツクは、そのモジユラジヤツク本体40
が取付金具50の舌片51と回路基板60とによ
つて挟持され、モジユラジヤツク本体40を回路
基板60の表面から離反させようとする外力に対
してその移動が阻止され、突起43と孔63とに
よつてモジユラジヤツク本体40を回路基板60
の表面に平行な方向に移動させようとする外力に
対してその移動が阻止される。
なお、上記実施例に示した突起43は、第4図
に示したように、溝44の開口44bの周縁部に
形成してもよい。このようにすれば、突起43を
孔63に嵌入させる際に、取付金具50の脚片5
2がガイドとして働き、モジユラジヤツクの回路
基板60への取付け作業が極めて容易となる。第
5図は、モジユラジヤツクを回路基板60に固定
した状態を示したものである。
また、上記実施例では、取付金具50の上部を
折曲げ、該折曲げ部を溝部分44aに嵌入させる
ことによつて取付金具50が取付面42の外方へ
抜け出るのを防止しているが、本考案はこのよう
な係止構造に限定されることなく、例えば取付金
具50の上部を折曲げることなくL字形に形成す
ることによつて舌片を構成するとともに、溝44
の奥にさらに凹部を形成して溝部分を構成し、取
付金具のL字形突出部を上記凹部に嵌入させて、
取付金具50の抜けを防止することもできる。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案に係るモジユラジヤツ
クの固定構造では、取付金具の一端部に側方へ突
出する舌片を配設し、この一端部をモジユラジヤ
ツク本体に形成した溝に嵌入させ、その取付金具
を回路基板に挿通させ、その先端に半田付けを施
すので、モジユラジヤツク本体は回路基板に強固
に定着され、モジユラジヤツク本体に該モジユラ
ジヤツク本体を回路基板の表面から引離す方向の
外力が作用しても、十分に対抗でき、またモジユ
ラジヤツク本体の突起が回路基板の孔(凹部を含
む)に嵌入しているので、モジユラジヤツク本体
に該モジユラジヤツク本体を回路基板の表面に平
行な方向に移動させようとする外力が作用しても
モジユラジヤツク本体はその移動が阻止される。
したがつて、如何なる方向の外力がモジユラジヤ
ツク本体に作用しても、リード端子に影響を及ぼ
すことはなく、リード端子と回路基板の導体パタ
ーンとの電気的接続は長期に亘つて保障される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るモジユラジヤ
ツクの固定構造を示したもので、第1図はその分
解斜視図、第2図は取付金具の斜視図、第3図は
モジユラジヤツクが回路基板に固定された状態を
示した一部断面正面図および側面図、第4図およ
び第5図は、本考案に係るモジユラジヤツク固定
構造の他の実施例を示したもので、第4図はその
分解斜視図、第5図は、モジユラジヤツクが回路
基板に固定された状態を示した一部断面側面図、
第6図はモジユラコネクタが使用されている電話
機を示した斜視図、第7図はその電話機における
従来のモジユラジヤツクの設置状態を示した断面
図、第8図は従来のモジユラジヤツクを示した正
面図および側面図、第9図および第10図は先に
提供したモジユラジヤツクの固定構造を示した分
解斜視図および設置状態を示した断面側面図であ
る。 40……モジユラジヤツク本体、41……側
壁、41a……板状壁、42……取付面、43…
…突起、44……L字状の溝、44a……溝部
分、44b……開口、44c……溝部分、44d
……挿入開口、45……リード端子、50……取
付金具、51……舌片、52……脚片、60……
回路基板、62……孔、63……孔または凹部、
C……半田付け。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モジユラジヤツク本体の内部に、回路基板との
    取付面に対して平行に広がる第1の溝部分、およ
    びこの第1の溝部分から延在して前記取付面に開
    口する第2の溝部分を有し、かつ前記モジユラジ
    ヤツク本体の側方に挿入開口を有した溝を形成す
    るとともに、前記取付面に突起を形成し、さらに
    前記取付金具の一端部に前記第1の溝部分に嵌合
    するべく舌片を形成し、前記取付金具を前記挿入
    開口から前記溝に挿入して前記舌片を前記第1の
    溝部分に嵌合することにより、該取付金具を前記
    溝内に係止させるとともに、前記取付金具の他端
    部を前記第2の溝部分に嵌合することにより、そ
    の先端部を前記取付面から外部に突出させたモジ
    ユラジヤツクと、 前記モジユラジヤツクの取付金具を嵌挿させる
    孔および前記突起を密嵌させる凹部を有した回路
    基板とからなり、 前記モジユラジヤツクの取付金具をおよび突起
    をそれぞれ前記回路基板の孔および凹部に嵌入さ
    せ、前記回路基板の裏面において前記取付金具に
    半田付けを施すことにより、前記モジユラジヤツ
    クを前記回路基板に固定することを特徴とするモ
    ジユラジヤツクの固定構造。
JP1987001802U 1987-01-09 1987-01-09 Expired JPH0443982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987001802U JPH0443982Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987001802U JPH0443982Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63109459U JPS63109459U (ja) 1988-07-14
JPH0443982Y2 true JPH0443982Y2 (ja) 1992-10-16

Family

ID=30780048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987001802U Expired JPH0443982Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0443982Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088551Y2 (ja) * 1989-07-21 1996-03-06 日本エー・エム・ピー株式会社 電気コネクタ
JP5093824B2 (ja) * 2011-04-13 2012-12-12 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743341U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147091U (ja) * 1984-03-07 1985-09-30 ミツミティ−ア−ルダブリュ株式会社 コネクタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743341U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63109459U (ja) 1988-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4040699A (en) Female connector and escutcheon plate combined therewith for telephone equipment
JPH08339861A (ja) コネクタソケット
JP2549341B2 (ja) 通信用アウトレット
JPH06333632A (ja) 電気コネクタ組立体
JP3092060B2 (ja) 多機能基板ロックを有するプリント回路基板取付型電気コネクタ
US6210226B1 (en) Electrical connector having enhanced sideward impact resisting structure
US5445528A (en) Electrical connector with improved mounting
JP2002151191A (ja) 電気コネクタ
JP2000067959A (ja) プリント基板用コネクタ
JP2547381Y2 (ja) 多極コネクタ
JPH0443982Y2 (ja)
EP0005594A1 (en) A multi-contact electrical plug connector
US5244414A (en) Boardlock system for electrical connectors
JP3194215B2 (ja) 電気コネクタアッセンブリとその嵌合保持力調整方法
JPH0555456U (ja) バスバーのタブ接続端子
JPH0443981Y2 (ja)
KR100332036B1 (ko) 전기핀필드
JP3258745B2 (ja) コネクタ及びコネクタ取付具
JPH081583Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0511662Y2 (ja)
JPH0515746Y2 (ja)
JPH0126064Y2 (ja)
JPH0140143Y2 (ja)
JP2542233Y2 (ja) 電気コネクタ構造
JP2564278Y2 (ja) フレキシブル導体接続用コネクタ