JPH088551Y2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH088551Y2 JPH088551Y2 JP1989086021U JP8602189U JPH088551Y2 JP H088551 Y2 JPH088551 Y2 JP H088551Y2 JP 1989086021 U JP1989086021 U JP 1989086021U JP 8602189 U JP8602189 U JP 8602189U JP H088551 Y2 JPH088551 Y2 JP H088551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- rear end
- pair
- partition walls
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電気コネクタに関し、さらに詳しくは、プ
リント配線基板などに搭載し、外部回路と接続するため
の電気ポストヘッダー型コネクタに関する。
リント配線基板などに搭載し、外部回路と接続するため
の電気ポストヘッダー型コネクタに関する。
［従来の技術］ 従来、この種のコネクタとして、つぎの二つのタイプ
のものが実用に供されている。
のものが実用に供されている。
第１のタイプのコネクタは、第4A図および第4B図に示
すように、電気絶縁性保持体１の長さ方向に所定ピッチ
で配列する保持孔２に保持されたポストコンタクト３
と、保持体１の後端面から後方にかつポストコンタクト
３の各々の両側に延びる区画壁４とを有している。
すように、電気絶縁性保持体１の長さ方向に所定ピッチ
で配列する保持孔２に保持されたポストコンタクト３
と、保持体１の後端面から後方にかつポストコンタクト
３の各々の両側に延びる区画壁４とを有している。
第２のタイプのコネクタは、第5A図および第5B図に示
すように、電気絶縁性保持体１の長さ方向に所定ピッチ
で配列する保持孔２に保持されたポストコンタクト３
と、互いに隣合うポストコンタクト３の間における保持
体１の前後端面にほぼＶ字状の分割案内溝５とを有して
いる。
すように、電気絶縁性保持体１の長さ方向に所定ピッチ
で配列する保持孔２に保持されたポストコンタクト３
と、互いに隣合うポストコンタクト３の間における保持
体１の前後端面にほぼＶ字状の分割案内溝５とを有して
いる。
［考案が解決しようとする課題］ しかし、第１のタイプのコネクタは、互いに隣合うポ
ストコンタクト３の間に区画壁４を有するので、互いに
隣合うポストコンタクト３の間の短絡の危険がない反
面、保持体１を所要部位で容易に分割することができな
いので、換言すると、特定極数専用の保持体毎に成形す
る必要があるので、金型代がかさむ。
ストコンタクト３の間に区画壁４を有するので、互いに
隣合うポストコンタクト３の間の短絡の危険がない反
面、保持体１を所要部位で容易に分割することができな
いので、換言すると、特定極数専用の保持体毎に成形す
る必要があるので、金型代がかさむ。
また、第２のタイプのコネクタは、保持体１を所要部
位のＶ字状の分割案内溝５で画成される一つの単位保持
体（ブロック）毎に分割することができるので、特定極
数専用の保持体毎に成形するための金型を必要とせず、
第１のタイプのコネクタのように金型代がかさむことが
ない反面、互いに隣合うポストコンタクト３の間の短絡
の危険があるとともに、相補コネクタの挿抜時にポスト
コンタクト３のタイン部が変形するおそれがある。本考
案の目的は、前記二つのタイプのコネクタの欠点を除去
するとともにその利点を併有するコネクタを提供するこ
とにある。
位のＶ字状の分割案内溝５で画成される一つの単位保持
体（ブロック）毎に分割することができるので、特定極
数専用の保持体毎に成形するための金型を必要とせず、
第１のタイプのコネクタのように金型代がかさむことが
ない反面、互いに隣合うポストコンタクト３の間の短絡
の危険があるとともに、相補コネクタの挿抜時にポスト
コンタクト３のタイン部が変形するおそれがある。本考
案の目的は、前記二つのタイプのコネクタの欠点を除去
するとともにその利点を併有するコネクタを提供するこ
とにある。
［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するための本考案のコネクタは、電気
絶縁性保持体が、その長さ方向と高さ方向とに所定ピッ
チで配列され、その高さ方向の下に向かって略直角曲げ
される前記コンタクト用の保持孔と、該保持体の後端面
から後方にかつ前記コンタクトの各々の両側に延びて該
コンタクトの後端面から延出する部分の側面の略全体を
覆うコンタクト毎に一対をなす区画壁とを有している。
また、前記一対の区画壁の内側において、前記高さ方向
に配列されたコンタクト各々の曲げ位置に対応して前記
保持体の後端面が前記後方に延びて、前記曲げ位置に下
から当接し、前記保持体が、前記一対の区画壁とそれと
隣合う一対の区画壁との間における該保持体の前後端面
にほぼＶ字形の分割案内溝を有している。
絶縁性保持体が、その長さ方向と高さ方向とに所定ピッ
チで配列され、その高さ方向の下に向かって略直角曲げ
される前記コンタクト用の保持孔と、該保持体の後端面
から後方にかつ前記コンタクトの各々の両側に延びて該
コンタクトの後端面から延出する部分の側面の略全体を
覆うコンタクト毎に一対をなす区画壁とを有している。
また、前記一対の区画壁の内側において、前記高さ方向
に配列されたコンタクト各々の曲げ位置に対応して前記
保持体の後端面が前記後方に延びて、前記曲げ位置に下
から当接し、前記保持体が、前記一対の区画壁とそれと
隣合う一対の区画壁との間における該保持体の前後端面
にほぼＶ字形の分割案内溝を有している。
［実施例］ 図面を参照して、本考案のコネクタの実施例を説明す
ると、以下のとおりである。
ると、以下のとおりである。
第１図ないし第３図において、本考案のコネクタは保
持体（ハウジング）10と、ポストコンタクト11とを含ん
でいる。保持体10は、プラスチックなどの電気絶縁性材
料から作られ、上段部12と、この上段部よりも後方へ延
びる中段部13と、その上段部よりも前後方向D1において
短い下段部14とが形成されている。中段部13および下段
部14の後部上面は円弧状に形成されている。上段部12と
中段部13との間、および、中段部13と下段部14との間で
あって、長さ方向D2へ所定ピッチで前後方向D1へ貫通す
る保持孔15が形成されている。各保持孔15にはほぼＬ字
形の導電性ポストコンタクト11が貫通して保持されてい
る。各ポストコンタクト11の間にあって、上段部12およ
び中段部13の後面から後方と中段部13の上面から張出す
とともに、下段部14の下端へ張出す各一対の区画壁16が
形成されている。各一対の区画壁16の間には後方へ若干
拡開する間隙17が形成されているとともに、この間隙17
の中心を通る保持体10の前後端面にほぼＶ字状の分割案
内条溝18が形成され、これによって保持体10が単位保持
体（ブロック）101〜10nに画成されている。
持体（ハウジング）10と、ポストコンタクト11とを含ん
でいる。保持体10は、プラスチックなどの電気絶縁性材
料から作られ、上段部12と、この上段部よりも後方へ延
びる中段部13と、その上段部よりも前後方向D1において
短い下段部14とが形成されている。中段部13および下段
部14の後部上面は円弧状に形成されている。上段部12と
中段部13との間、および、中段部13と下段部14との間で
あって、長さ方向D2へ所定ピッチで前後方向D1へ貫通す
る保持孔15が形成されている。各保持孔15にはほぼＬ字
形の導電性ポストコンタクト11が貫通して保持されてい
る。各ポストコンタクト11の間にあって、上段部12およ
び中段部13の後面から後方と中段部13の上面から張出す
とともに、下段部14の下端へ張出す各一対の区画壁16が
形成されている。各一対の区画壁16の間には後方へ若干
拡開する間隙17が形成されているとともに、この間隙17
の中心を通る保持体10の前後端面にほぼＶ字状の分割案
内条溝18が形成され、これによって保持体10が単位保持
体（ブロック）101〜10nに画成されている。
前述のように構成された本考案のコネクタは、たとえ
ば、プリント配線基板（図示せず）に搭載して、ポスト
コンタクト11のタイン部を該基板のスルーホールに挿着
して接続し、該コンタクトの前後接触部を相補コネクタ
のリセプタクルコンタクトに挿入して接続するのに使用
される。
ば、プリント配線基板（図示せず）に搭載して、ポスト
コンタクト11のタイン部を該基板のスルーホールに挿着
して接続し、該コンタクトの前後接触部を相補コネクタ
のリセプタクルコンタクトに挿入して接続するのに使用
される。
［考案の効果］ 本考案のコネクタによれば、互いに隣合うコンタクト
の間に区画壁を有するので、それらコンタクトが短絡す
る危険がないとともに、相補コネクタの挿入時に印加さ
れる力がコンタクトのタイン部に集中することがなく該
タイン部が変形するおそれもない。
の間に区画壁を有するので、それらコンタクトが短絡す
る危険がないとともに、相補コネクタの挿入時に印加さ
れる力がコンタクトのタイン部に集中することがなく該
タイン部が変形するおそれもない。
また、保持体の前後端面における分割案内条溝に沿っ
て分割することにより、任意の極数のコネクタを得るこ
とができるので、多種の極数の保持体を用意する必要が
なく、低コストでコネクタを供給することができる。
て分割することにより、任意の極数のコネクタを得るこ
とができるので、多種の極数の保持体を用意する必要が
なく、低コストでコネクタを供給することができる。
加えて、各一対の区画壁の内側では各コンタクトの曲
げ位置に保持体の後端面が下から当接しているので、こ
の当接と区画壁とによって各コンタクトの半田付用タイ
ン部は取り付けられる基板に対して正確に位置合わせら
れる。
げ位置に保持体の後端面が下から当接しているので、こ
の当接と区画壁とによって各コンタクトの半田付用タイ
ン部は取り付けられる基板に対して正確に位置合わせら
れる。
さらには、前記分割案内条溝が一対の区画壁とそれと
隣合う一対の区画壁との間にあるから、コネクタをその
条溝で分割してもコンタクトの両側は常に区画壁で覆わ
れている。
隣合う一対の区画壁との間にあるから、コネクタをその
条溝で分割してもコンタクトの両側は常に区画壁で覆わ
れている。
第１図は、本考案のコネクタの保持体であって、コンタ
クトを保持していない状態の該保持体の一部の平面図、 第２図は、本考案のコネクタを一部切除した状態の斜視
図、 第３図は、本考案のコネクタの保持体の一部をその前後
端面の分割案内条溝に沿って分割した状態の斜視図。 第4A図および第4B図は、従来のコネクタの一部の平面図
および断面図、および、 第5A図および第5B図は、もう一つの従来のコネクタの一
部の平面図および断面図。 10……保持体、11……コンタクト 15……保持孔、16……区画壁
クトを保持していない状態の該保持体の一部の平面図、 第２図は、本考案のコネクタを一部切除した状態の斜視
図、 第３図は、本考案のコネクタの保持体の一部をその前後
端面の分割案内条溝に沿って分割した状態の斜視図。 第4A図および第4B図は、従来のコネクタの一部の平面図
および断面図、および、 第5A図および第5B図は、もう一つの従来のコネクタの一
部の平面図および断面図。 10……保持体、11……コンタクト 15……保持孔、16……区画壁
Claims (1)
- 【請求項１】電気絶縁性保持体およびこれに保持される
複数の導電性コンタクトからなる電気コンタクトであっ
て、 前記保持体が、その長さ方向と高さ方向とに所定ピッチ
で配列され、前記高さ方向の下に向かって略直角曲げさ
れる前記コンタクト用の保持孔と、該保持体の後端面か
ら後方にかつ前記コンタクトの各々の両側に延びて該コ
ンタクトの前記後端面から延出する部分の側面の略全体
を覆う各コンタクト毎に一対をなす区画壁とを有し、 前記一対の区画壁の内側において、前記高さ方向に配列
された前記コンタクト各々の曲げ位置に対応して前記保
持体の後端面が前記後方に延びて、前記曲げ位置に下か
ら当接し、 前記一対の区画壁とそれと隣合う一対の区画壁との間に
おける前記保持体の前後端面にほぼＶ字形の分割案内溝
を有することを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086021U JPH088551Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086021U JPH088551Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0326073U JPH0326073U (ja) | 1991-03-18 |
| JPH088551Y2 true JPH088551Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31635434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989086021U Expired - Lifetime JPH088551Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088551Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1599104A1 (en) * | 2003-02-19 | 2005-11-30 | Berge Holding As | Process for treating meat |
| JP3929946B2 (ja) * | 2003-07-29 | 2007-06-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62103174U (ja) * | 1985-12-20 | 1987-07-01 | ||
| JPH0443982Y2 (ja) * | 1987-01-09 | 1992-10-16 | ||
| JPS6431275A (en) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 | Canon Kk | Picture information processor |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1989086021U patent/JPH088551Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0326073U (ja) | 1991-03-18 |
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