JPH0440980Y2 - - Google Patents

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JPH0440980Y2
JPH0440980Y2 JP13153986U JP13153986U JPH0440980Y2 JP H0440980 Y2 JPH0440980 Y2 JP H0440980Y2 JP 13153986 U JP13153986 U JP 13153986U JP 13153986 U JP13153986 U JP 13153986U JP H0440980 Y2 JPH0440980 Y2 JP H0440980Y2
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instrument panel
garnish
bracket
panel
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車室の前方に取り付けられる、自
動車のインストルメントパネル取付構造に関する
ものである。
(従来技術) 自動車の前部座席前方のダツシユパネルに、美
観および安全性を主目的とするインストルメント
パネルが取り付けられる。(たとえば実開昭54−
49037号公報) このインストルメントパネルは若干動かせるよ
うに仮止して、インストルメントパネルを動かし
ながら、ダツシユパネルやインストルメントパネ
ルの裏側に種々の部品を取り付けた後本締して固
定するものであるが、インストルメントパネルが
フロントガラスの際まであると、仮止してたイン
ストルメントパネルの動き幅が小さくなつて、部
品類の取り付けが困難となるため、インストルメ
ントパネルの前端をフロントガラスから少し離し
て幅を狭めたものとし、仮止状態での動き幅を広
めて部品の取り付けを容易にし、インストルメン
トパネルを固定した後、このインストルメントパ
ネルとフロントガラスとの間を細長い板状のガー
ニツシユを取り付けて塞ぐようにすることが一般
に行われている。
上記したインストルメントパネルとガーニツシ
ユとは、目に付きやすい位置にあるため合わせ目
に上下の段差や前後の隙間のないように取り付け
る必要があるが、従来インストルメントパネルの
取り付けは、ダツシユパネルに別の取付金具を固
定し、この取付金具に設けためねじに取り付け、
一方のガーニツシユの取り付けは、ダツシユパネ
ルに設けた取付穴に直接取り付ける方法が多く行
われており、この方法によると、取付金具の取り
付け誤差や寸法誤差があると、インストルメント
パネル取付用のめねじと、ガーニツシユ取付用の
取付穴との関係位置がずれて、取り付けられたイ
ンストルメントパネルとガーニツシユとの合わせ
目に段差や隙間が生じて見苦しくなるといつた問
題があつた。
(考案の目的) この考案は、上記した問題点を解消して、インス
トルメントパネルとガーニツシユとが段差や隙間
のない正しい取り付けができるようにすることを
目的とするものである。
(考案の構成) 上記の目的を達するためのこの考案は、車室と
車室前方のエンジンルームとを区画するダツシユ
パネルの上面に、前後方向に延びてインストルメ
ントパネルとガーニツシユとの取付座となるブラ
ケットを固定し、該ブラケットの後端に、固定手
段によりインストルメントパネルの前端を固定す
るとともに、該ブラケットの前端に該ブラケット
および上記固定手段を覆うガーニツシユを固定し
た、自動車のインストルメントパネル取付構造で
ある。
以上の構成によつてインストルメントパネルと
このインストルメントパネルの前方に接するガー
ニツシユの取付位置は、どちらも単一のブラケッ
ト上に定められるから相互の関係位置は工作上ほ
とんど狂いがない精密に位置が定まるため、イン
ストルメントパネルとガーニツシユは正確な取り
付けができて、両者の接合部分に段差や隙間のな
い美しい取り付けができるものである。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例にもとづい
て詳細説明する。
第1図〜第3図において、1はダツシユパネル
で、車室前方のエンジンルームと車室とを区切る
鋼板製の壁である。
2はインストルメントパネルで、ダツシユパネ
ル1の上方に車幅方向に長く装着されるもので、
合成樹脂成形品からなるインストルメントパネル
本体2aの表面に、緩衝のための発泡体からなる
パツド2bを介して化粧用の合成樹脂シートから
なる表皮2cが貼り合わせてある。
3はガーニツシユで、プラスチツク成形品から
なる板状物で、ダツシユパネル1の上方に、イン
ストルメントパネル2の前端とフロントガラス4
との間を車幅方向に長く塞いで装着される。
5はブラケットで、鋼板をプレスして、上面を
前後方向に延びる取付座としたもので、上面後端
にインストルメントパネル2の前端を固定するた
めの、めねじ5aを持ち、同じく上面前端にはガ
ーニツシユ3の前端を固定するための、タツピン
グねじ穴5bを持ち、下辺両側に張り出したフラ
ンジ5cをダツシユパネル1の上面の前方に前後
方向に長く固定される。
このブラケット5は第1図に車幅方向の中央と
左右両端部との合計3箇所に設けたものを示した
が、左右両端部の2箇所はダツシユパネル1と、
インストルメントパネル2およびガーニツシユ3
との熱膨張による伸縮差を許容できる他の取付構
造とする場合もある。
こうしてブラケット5の後端のめねじ5aにイ
ンストルメントパネル2の前端を固定手段である
取付ねじ6によつて固定し、前端のタツピングね
じ穴5bにガーニツシユ3の前端をタツピングね
じ7によつて固定すれば、めねじ5aとタツピン
グねじ穴5bは単一構成のブラケット5の同一面
に設けられるため関係位置が正確に工作でき、従
つてインストルメントパネル2とガーニツシユ3
とが正確に取り付けられ、インストルメントパネ
ル2とガーニツシユ3との合わせ部に段差や隙間
の無い美しい取り付けが得られるものである。
この点従来の取付構造は第4図に示す如く、イ
ンストルメントパネル2′はダツシユパネル1′に
固定した取付金具5′に取り付け、一方のガーニ
ツシュ3′はダツシユパネル1′に直接取り付けて
いたため、両者の取付位置は取付金具5′の寸法
誤差やダツシユパネル1′への取り付け誤差など
があつて、正確な関係位置とすることが困難であ
り、従つてインストルメントパネル2′とガーニ
ツシユ3′の合わせ部に隙間Gが生じたり、段差
が生じるといつた問題が起り易いものであつた。
なお、図中8はガーニツシユ3の取付部を取付
完了後に塞ぐめくら蓋、9はゴムを示す。
(考案の効果) 以上説明したこの考案に係る自動車のインスト
ルメントパネル取付構造によれば、インストルメ
ントパネルとガーニツシユを同じブラケットに取
り付けるようにしたことにより、インストルメン
トパネルとガーニツシユとの正確な取り付けがで
きて、両者の合わせ目に隙間や段差等の見苦しい
誤差の生じることのない美しい組み付けが得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すインストル
メントパネルの斜視図、第2図は第1図−線
における拡大断面図、第3図はブラケットの斜視
図、第4図は従来の取付構造の一例を示す第2図
同様の断面図である。 1……ダツシユパネル、2……インストルメン
トパネル、3……ガーニツシユ、5……ブラケッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユパネルの上面に、前後方向に延びるブ
    ラケツトを固定し、該ブラケツトの後端に、固定
    手段によりインストルメントパネルの前端を固定
    するとともに、該ブラケツトの前端に、該ブラケ
    ツトおよび上記固定手段を覆うガーニツシユを固
    定したことを特徴とする、自動車のインストルメ
    ントパネル取付構造。
JP13153986U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0440980Y2 (ja)

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JP13153986U JPH0440980Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13153986U JPH0440980Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Publication Number Publication Date
JPS6337343U JPS6337343U (ja) 1988-03-10
JPH0440980Y2 true JPH0440980Y2 (ja) 1992-09-25

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JP13153986U Expired JPH0440980Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4632139B2 (ja) * 2007-02-06 2011-02-16 スズキ株式会社 インストルメントパネルへのガーニッシュの取付け構造

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JPS6337343U (ja) 1988-03-10

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