JPH0440022A - 中間中継局の補助信号の抽出挿入部の二重化同期方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要〕 中間中継局の受信側で前位局から受信した現用回線と予
備回線のデータから補助信号を抽出し分離して現用回線
と予備回線の状態を表すアラーム＾ＬＭ、、、　ＡＬＭ
。１により回線状態が良いと判定され選択された現用又
は予備の一方の回線の主信号データとタイミング信号に
より、中継局の送信側で新たに生成した補助信号のフレ
ームを前記主信号データのフレームに多重化し、同一の
補助信号を挿入し後位局へ送信する中間中継局の補助信
号の抽出挿入部の二重化方式に関し、 中間中継局の受信側で現用回線と予備回線の状態を表す
アラームにより状態が良いと判定され選択された一方の
回線の主信号のフレームに、送信側で後位局への補助信
号のフレームを多重化するフレーム多重部を簡単な回路
で二重化し、且つ受信側の補助信号の抽出１回線選択と
送信側の補助信号の挿入が同期する中間中継局の補助信
号の抽出挿入部の二重化同期方法の提供を目的とし、中
間中継局の受信側で状態が良いと判定され選択された一
方の回線の主信号データとタイミング信号を入力し送信
用にデータ処理する回路と該処理したデータを受信側の
回線選択と同時に両方に入力し個別に生成した補助信号
のフレーム多重用のタイミング信号を互に交換し相互の
同期をとる現用と予備のフレーム多重部と該現用と予備
のフレーム多重部の各機器の良否を判定し良い方を選択
する選択判定部とを具え、中間中継局の受信側で現用と
予備の一方の回線が障害となり他方の回線が選択された
時、送信側の選択判定部により送信側の現用と予備のフ
レーム多重部の一方を同期して選択し、送信用に新たに
生成した補助信号のフレームを前記の受信側で選択し回
線の主信号データのフレームに多重化して補助信号を挿
入し後位局へ送信するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はマイクロ波中継システムに係り、特に低速の打
合せ信号、監視制御信号等の補助信号を高速のＰＣＭ多
重信号等の主信号に挿入して伝送するシステムの中間中
継局における現用回線と予備回線で二重化された補助信
号の抽出部と挿入部の同期方法に関する。

マイクロ波中継システムの中間中継局は、山間僻地に設
置されることが多く、設置される装置は高い信頼性が要
求されるが、コスト低減の必要から複雑な回路構成は取
れない。然しなから、打合せ信号、監視制御信号等の補
助信号は、前位局からの受信入力が断となる等の障害時
でも、現用回線と予備回線とが同期した状態で二重化さ
れ、間違い無く正しい中間中継局の監視データや打合せ
信号データを後位局へ送出する必要がある。

〔従来の技術〕

従来の中間中継局は、第２図の如く、前位局から受信し
た現用回線１と予備回線Ｏの主信号と補助信号の複合さ
れた受信データＤ、、　Ｄ、から補助信号を抽出する現
用と予備の補助信号抽出部ＩＩ、１０と、そのフレーム
の同期をとり主信号と補助信号のフレームを分離するフ
レーム分離部２Ｉ、２゜と、その分離した回線の同期外
れ等のアラームＡＬＭ　＋　＊。

ＡＬＭ。□により１選択判定部３で両回線の状態を判定
して得た信号を選択信号ＳＥＬとして、前記補助信号を
分離したのちの現用回線又は予備回線の主信号のデータ
Ｄｌｌ＋　ＤＯｆｌとタイミング信号ｔｌｌ、　ｔＩｌ
ｌｍの一方を現用・予備選択部４で選択する。そして該
選択部４で選択した一方の主信号データのフレームに、
送信用の新しい補助信号のフレームをフレーム多重部５
Ａで多重化したのち、該多重化フレーム信号を２分岐し
並列の現用と予備の補助信号挿入部７３，７゜で、同一
の補助信号を挿入し、現用の制御線Ｃ１と予備の制御線
Ｃ０により後位局へ送信する構成となっていた。

［発明が解決しようとする課Ｂ］ 従来の中間中継局は、上述の如く、受信側１０の補助信
号抽出部１１，１０と補助信号フレーム分離部２１．２
゜と、送信側２０の補助信号挿入部７５１７゜は、現用
系と予備系で二重化されているが、送信側２０の補助信
号フレームを主信号フレームに時分割多重するフレーム
多重部５Ａは一重となっていた。

このため、送信側２０で現用系と予備系の制御線Ｃ１Ｃ
０に同一の補助信号を載せて後位局へ並列に送信する事
は出来るが、受信側１０と同期しない。また、−重のフ
レーム多重部５Ａが障害した場合は、二重化された現用
と予備の両系の制御線Ｃ＋、　Ｃｏの障害に直結すると
いう問題があった。本発明の課題は、中間中継局の受信
側で現用回線と予備回線の状態を表すアラームＡＬＭ、
ｌ、　ＡＬＭ。１により状態が良いと判断され選択され
た一方の回線の主信号のフレームに、送信側で後位局へ
送信するための補助信号のフレームを多重化するフレー
ム多重部を簡単な回路で二重化し、且つ受信側の補助信
号の抽出。

回線の選択と送信側の補助信号の挿入送出が同期する中
間中継局の補助信号の抽出挿入部の二重化同期方法の提
供にある。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は、本発明の基本構成を示す第１図の原理図の
如く、中間中継局の受信側１０で前位局から受信した現
用回線と予備回線のデータから補助信号を抽出部１３．
１０で抽出しフレーム分離部２．。

２゜で分離して、現用回線と予備回線の状態を表すアラ
ームＡＬＭ＋ｉ、　ＡＬＭｏｍにより回線状態が良いと
判定部３で判定され選択部４で選択された現用又は予備
の一方の回線、例えば予備回線の主信号データＤ。糞と
タイミング信号ｔｏｎにより、送信側２０で新たに生成
した補助信号のフレームを前記主信号データＤ。Ｒのフ
レームに多重化し、同一の補助信号を挿入部７１，７゜
で挿入し後位局へ送信する中間中継局の補助信号の抽出
挿入部の二重化方式において、該受信側１０で状態が良
いと判定され選択された一方の回線の主信号データＤｏ
ｔとタイミング信号ｔｅｌを入力し送信用にデータ処理
するデータ処理部８と該処理したデータを、前記受信側
の回線選択と同時に両方に入力し個別に生成した補助信
号のフレーム多重用タイミング信号ｊｌＴ＋　ｊＯＴを
互に交換し相互の同期をとる現用と予備のフレーム多重
部５６．５０と該現用と予備のフレーム多重部の各機器
アラームＡＬＭＩＴ、　ＡＬＭ。アにより９機器の良否
を判定し良い方を選択する選択判定部６とを具え、中間
中継局の受信側１０で現用と予備の一方の回線が障害と
なり他方の回線が選択された時、送信側２０の選択判定
部６により送信側の現用と予備のフレーム多重部５１，
５０の一方を同期した状態で選択し、送信用に新たに生
成した補助信号のフレームを前記の受信側で選択した回
線の主信号データのフレームに多重化して補助信号を挿
入し後位局へ送信するように構成した本発明によって解
決される。

〔作用〕 本発明で中間中継局の送信側２０に、新たに設けた現用
と予備の２つのフレーム多重部５Ｉ、５０は、受信側１
０の選択判定部３がフレーム分離部２Ｉ、２゜で分離し
たアラームＡＬＭ＋ｉ＋、　ＡＬＭ。８により、同期外
れ等が無く状態が良いと判定され現用・予備選択部４で
選択された一方の回線、例えば予備回線の主信号データ
Ｄ。３とタイミング信号ｔ。Ｉｌを、データ処理部８に
入力して送信用に処理し、処理データＤを受信側の現用
・予備選択部４の回線選択と同時に両方に入力する。そ
して、別々に生成したフレーム多重用のタイミング信号
ｔ＋７．　　ｔｏｙＺ互に交換し、相互の同期をとる。

そして、送信側２ｏの選択判定部６により、現用と予備
のフレーム多重部５Ｉ、５０のうちの機器障害ＡＬＭが
無いと判定され選択された方５１又は５０に接続された
補助信号挿入部７．又は７゜が、前記フレーム多重部５
．又は５０が送信用に新たに生成し互に同期した自局の
補助信号のフレームを前記の選択した主信号のフレーム
と多重化し、補助信号を挿入して後位局へ送信する。

従って本発明の中間中継局の補助信号の抽出挿入部の二
重化同期方法は、受信側１０が前位局がら受信した受信
データから抽出した現用回線と予備回線のアラーム信号
ＡＬＭ、、　ＡＬＭ。により回線状態が良いと判断し選
択された一方の回線の主信号のフレームに、送信側２０
のデータ処理部８．フレーム多重部５１，５０９選択判
定部６という簡単な構成の回路で、後位局への送信用の
補助信号のフレームを多重化するブレーム多重部を二重
化する。そして且つ受信側１０の現用・予備選択部４が
予備回線を選択した選択信号ＳＥＬに同期して二重化さ
れるので、受信側１０で受信入力断等の受信系の障害時
に、送信側２０は現用のフレーム多重部５Ｉと予備のフ
レーム多重部５０が同期した状態で自中継局の補助信号
のデータを送出する事が出来る。又前記の従来のフレー
ム多重部が一重構成である事に起因する問題も、本発明
では送信側２０が完全に二重化されているので解決され
る。

〔実施例〕

第１図の原理図はそのまま１本発明の実施例の中間中継
局の補助信号の抽出挿入部の二重化同期方法の構成を示
し、既に説明したが、更に詳細に説明する。

中間中継局の受信側１０の現用と予備の補助信号抽出部
１３，１０で、前位局から受信した現用回線と予備回線
の受信データより補助信号を抽出し、現用と予備のフレ
ーム分離部２１．２゜で夫々データのフレーム同期をと
り、主信号データＤ１ｍｌ、　００１の分離を行うとと
もに、タイミング信号ｔ１１．　ｔｌｌｍを出力する。

このフレーム同期の検出結果や機器障害等の受信アラー
ムＡＬＭ＋ｍ、　ＡＬＭ。１により、受信側の選択判定
部３が、現用回線と予備回線の状態を判定し選択する選
択信号ＳＥＬを出力し、この選択信号ＳＥＬにより、現
用・予備選択部４が障害の無い一方の回線、例えば予備
回線の主信号データＤｅｌｌとタイミング信号ｔ。、を
選択し、送信側２０のデータ処理部８へ入力する。送信
側２０のデータ処理部８は、このタイミング信号ｔｅｌ
を用いて、主信号データ処理部の入力と、送信用の現用
と予備のフレーム多重部５Ｉ、５０への出力とを行う。

送信側２０の現用と予備のフレーム多重部５０．５ｅは
、夫々の機器アラームＡＬＭ＋ｔ、　ＡＬＭｏｙを送信
側選択判定部６に送り、送信側選択判定部６は、現用と
予備のフレーム多重部５１．５０の機器の良否を判定し
、良の方を選択する選択判定信号を発生し、フレーム多
重部５０，５０へ出力する。現用と予備のフレーム多重
部５３．５０は、送信側選択判定部６の出力する選択判
定信号がフレーム多重部５Ｉ、５０の選択を要する状態
の時には、受信側１０の選択部４が送出する選択信号Ｓ
ＥＬである送受同期用タイミング信号ＳＥＴを選び、該
選択判定信号が選択を必要としない状態の時には、相手
のフレーム多重部５、又は５０が送出する同期用タイミ
ング信号ｔ１丁又はｔｏｙを選んで、送信用の新たな補
助信号の多重化のためのフレームを生成する。そしてフ
レーム多重部５１又は５０に接続された現用又は予備の
補助信号挿入部７１又は７゜にて、補助信号発生器から
の信号を挿入して後位局へ送信する。

従って、中間中継局の送信側２０の選択判定部６の出力
の選択判定信号により選択された現用又は予備のフレー
ム多重部５．又は５０に接続された補助信号挿入部７．
又は７゜は、受信側１０の現用・予備選択部４の選択信
号である送受同期用タイミング信号ＳＥＬに同期して選
択されて動作し、また、送信側選択判定部６の出力する
選択判定信号により選択されなかったフレーム多重部に
接続された補助信号挿入部７．又は７゜も、選択された
フレーム多重部、補助信号挿入部の出力と同様に、受信
側１０の受信側選択部４の選択信号である送受同期用タ
イミング信号ＳＥＬに同期して動作するため、受信側１
０の受信入力断等の受信系の障害時に、送信側２０の現
用系と予備系が同期した状態で自局からの補助信号のデ
ータを送出する事が出来るので、問題は無い。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば、比較的簡単な回路
で、中間中継局の送信系と受信系が共に完全な現用回線
と予備回線の二重化が可能となり、且つ受信系の一系の
障害時には、送信系の現用回線と予備回線が該受信系の
回線切替に同期した状態で、自中継局からの打合せ信号
や監視信号等の補助信号のデータを送出する事が出来る
ので、マイクロ波中継における補助信号の伝送の信軒性
を向上する効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の中間中継局の補助信号の抽出挿入部の
二重化同期方法の基本構成を示す原理図、第２図は従来
の中間中継局の補助信号の抽出挿入部の二重化方式のブ
ロック図である。 図において、ＩＩ、１０は補助信号抽出部、２４，２゜
は補助信号フレーム分離部、３は受信側選択判定部、４
は受信側現用・予備選択部、５０，５０はフレーム多重
部、６は送信側選択判定部、７３，７゜は補助信号挿入
部、８はデータ処理部、１０は中間中継局の受信側、２
０は中間中継局の送信側である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中間中継局の受信側（１０）で前位局から受信した現用
   回線と予備回線のデータから補助信号を抽出（１＿１、
   １＿０）し分離（２＿１、２＿０）して現用回線と予備
   回線の状態を表すアラーム（ＡＬＭ＿１＿Ｒ、ＡＬＭ＿
   ０＿Ｒ）により回線状態が良いと判定（３）され選択（
   ４）された現用又は予備の一方の回線の主信号データ（
   Ｄ＿０＿Ｒ）とタイミング信号（ｔ＿０＿Ｒ）により、
   送信側（２０）で新たに生成した補助信号のフレームを
   前記主信号データ（Ｄ＿０＿Ｒ）のフレームに多重化し
   、同一の補助信号を挿入（７＿１、７＿０）し後位局へ
   送信する中間中継局の補助信号の抽出挿入部の二重化方
   式において、該受信側（１０）で状態が良いと判定（３
   ）され選択（４）された一方の回線の主信号データ（Ｄ
   ＿０＿Ｒ）とタイミング信号（ｔ＿０＿Ｒ）を入力し送
   信用にデータ処理する回路（８）と該処理したデータを
   受信側の回線選択と同時に両方に入力し個別に生成した
   補助信号のフレーム多重用のタイミング信号（ｔ＿１＿
   Ｔ、ｔ＿０＿Ｔ）を互に交換し相互の同期をとる現用と
   予備のフレーム多重部（５＿１、５＿０）と該現用と予
   備のフレーム多重部の各機器の良否（ＡＬＭ＿１＿Ｔ、
   ＡＬＭ＿０＿Ｔ）を判定し良い方を選択する選択判定部
   （６）とを具え、中間中継局の受信側（１０）で現用と
   予備の一方の回線が障害となり他方の回線が選択された
   時、送信側（２０）の選択判定部（６）により現用と予
   備のフレーム多重部（５＿１、５＿０）の一方を同期し
   て選択し、送信用に新たに生成した補助信号のフレーム
   を前記の受信側で選択した回線の主信号データのフレー
   ムに多重化して補助信号を挿入し後位局へ送信すること
   を特徴とした中間中継局の補助信号の抽出挿入部の二重
   化同期方法。