JPH04363015A - レジスト処理装置 - Google Patents
レジスト処理装置Info
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- JPH04363015A JPH04363015A JP4045291A JP4045291A JPH04363015A JP H04363015 A JPH04363015 A JP H04363015A JP 4045291 A JP4045291 A JP 4045291A JP 4045291 A JP4045291 A JP 4045291A JP H04363015 A JPH04363015 A JP H04363015A
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- Japan
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- nozzle
- resist
- rinse
- semiconductor wafer
- scan arm
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Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 34
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレジスト塗布装置に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレジスト液およびリンス液を供給
するノズルを備えたレジスト塗布装置としては図8に示
すような装置が実施されている。図8において、1は半
導体ウエハ、2はウエハ載置台、3はウエハ載置台2を
回転させるスピンモータ、4はカップ、5は廃液パイプ
、6はレジスト液を滴下するレジストノズル、7はレジ
スト液を供給するレジスト液供給パイプ、8はリンス液
を吐出するリンスノズルであり、ウエハ載置台2上に吸
着固定した半導体ウエハ1をスピンモータ3の駆動によ
って回転させる。ウエハ載置台2に固定された半導体ウ
エハ1の中心部上方にはレジストノズル6が設けられ、
このレジストノズル6を介して所定量のレジストを半導
体ウエハ1の中心部に滴下し、スピンモータ3の駆動に
より半導体ウエハ1を回転駆動することにより半導体ウ
エハ1の表面全体に所定厚さのレジストを塗布する。
するノズルを備えたレジスト塗布装置としては図8に示
すような装置が実施されている。図8において、1は半
導体ウエハ、2はウエハ載置台、3はウエハ載置台2を
回転させるスピンモータ、4はカップ、5は廃液パイプ
、6はレジスト液を滴下するレジストノズル、7はレジ
スト液を供給するレジスト液供給パイプ、8はリンス液
を吐出するリンスノズルであり、ウエハ載置台2上に吸
着固定した半導体ウエハ1をスピンモータ3の駆動によ
って回転させる。ウエハ載置台2に固定された半導体ウ
エハ1の中心部上方にはレジストノズル6が設けられ、
このレジストノズル6を介して所定量のレジストを半導
体ウエハ1の中心部に滴下し、スピンモータ3の駆動に
より半導体ウエハ1を回転駆動することにより半導体ウ
エハ1の表面全体に所定厚さのレジストを塗布する。
【0003】この場合、半導体ウエハの周辺部のレジス
ト膜は中央部よりも厚くなっているために、搬送時等に
半導体ウエハ1の周辺部と接触し、レジストがはがれ飛
散し処理系の雰囲気を汚染する、またこのレジストが剥
離するとウエハ表面のパーティクルとなり、歩留まりが
悪化する、さらに半導体ウエハ処理時にこの半導体ウエ
ハが帯電する等の害悪を与える。したがって、上記半導
体ウエハ1の周辺部上方部にリンスノズルを設け、上記
レジストノズルで塗布されたレジスト膜のうち半導体ウ
エハ1の周辺部のレジスト膜を溶解除去するようにして
いる。
ト膜は中央部よりも厚くなっているために、搬送時等に
半導体ウエハ1の周辺部と接触し、レジストがはがれ飛
散し処理系の雰囲気を汚染する、またこのレジストが剥
離するとウエハ表面のパーティクルとなり、歩留まりが
悪化する、さらに半導体ウエハ処理時にこの半導体ウエ
ハが帯電する等の害悪を与える。したがって、上記半導
体ウエハ1の周辺部上方部にリンスノズルを設け、上記
レジストノズルで塗布されたレジスト膜のうち半導体ウ
エハ1の周辺部のレジスト膜を溶解除去するようにして
いる。
【0004】このように、通常の塗布装置には、レジス
トノズルとリンスノズルを配設しているが、近年、半導
体の集積度が上がるにつれて、より微細な加工プロセス
が要求されるようになり、この塗布工程も複雑化してき
ている。従って、同一装置内に複数のレジストノズルや
リンスノズルを設けて、所望の工程に対応して上記各ノ
ズルを選択して使用することにより多種類の機能を持た
せることも必要になってきている。
トノズルとリンスノズルを配設しているが、近年、半導
体の集積度が上がるにつれて、より微細な加工プロセス
が要求されるようになり、この塗布工程も複雑化してき
ている。従って、同一装置内に複数のレジストノズルや
リンスノズルを設けて、所望の工程に対応して上記各ノ
ズルを選択して使用することにより多種類の機能を持た
せることも必要になってきている。
【0005】この点を考慮した装置例に図9に示すもの
がある。これは、複数のレジストノズルを取り付けたア
ーム9を有するレジスト塗布装置を示す図である。図9
において、2つのレジストノズル10、11を取り付け
たアーム9は基台13に取り付けられたエアーシリンダ
14の駆動手段によって移動するように構成される。2
つのレジストノズル10、11はレジストを噴射しない
ときは点線のように基台13の端に待機している。レジ
ストを供給するとき、すなわち、レジストノズル10、
11を使用するときはレジストノズルが半導体ウエハ1
2の中央にくるようにアーム9をエアーシリンダ14に
よって移動させる。レジストの供給が終わるとエアーシ
リンダ14はアーム9を図の点線のように基台13の端
に再移動させる。
がある。これは、複数のレジストノズルを取り付けたア
ーム9を有するレジスト塗布装置を示す図である。図9
において、2つのレジストノズル10、11を取り付け
たアーム9は基台13に取り付けられたエアーシリンダ
14の駆動手段によって移動するように構成される。2
つのレジストノズル10、11はレジストを噴射しない
ときは点線のように基台13の端に待機している。レジ
ストを供給するとき、すなわち、レジストノズル10、
11を使用するときはレジストノズルが半導体ウエハ1
2の中央にくるようにアーム9をエアーシリンダ14に
よって移動させる。レジストの供給が終わるとエアーシ
リンダ14はアーム9を図の点線のように基台13の端
に再移動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
ようなレジスト塗布装置においては、リンスノズル機構
(図示なし)とは別にレジストノズル機構を設けている
ので、機構自体が複雑化する問題がある。また、このよ
うな塗布装置においては、使用していないノズル中のレ
ジスト液が半導体ウエハの上に落下する危険性があった
。また、使用していないノズル中のレジスト液が乾燥し
粘度が変化し一様なレジスト膜が得られず、塗布むらが
発生する弊害も有していた。本発明は、上記の問題点に
鑑みて開発したものであり、ノズルの位置決めを高精度
かつ容易に可変できるようにするとともに、レジストノ
ズル機構とサイドリンス機構を極力共用することにより
構造を簡略化することを目的としている。
ようなレジスト塗布装置においては、リンスノズル機構
(図示なし)とは別にレジストノズル機構を設けている
ので、機構自体が複雑化する問題がある。また、このよ
うな塗布装置においては、使用していないノズル中のレ
ジスト液が半導体ウエハの上に落下する危険性があった
。また、使用していないノズル中のレジスト液が乾燥し
粘度が変化し一様なレジスト膜が得られず、塗布むらが
発生する弊害も有していた。本発明は、上記の問題点に
鑑みて開発したものであり、ノズルの位置決めを高精度
かつ容易に可変できるようにするとともに、レジストノ
ズル機構とサイドリンス機構を極力共用することにより
構造を簡略化することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト塗布装
置は、半導体ウエハにレジスト塗布液を供給するレジス
トノズルとレジスト膜の周縁部を溶解除去するリンス液
を供給するリンスノズルを備えたレジスト塗布装置にお
いて、上記レジストノズルおよびリンスノズルを隣接し
て収容し待機させるノズル待機機構と、上記レジストノ
ズルまたはリンスノズルを選択的に取り出すノズルスキ
ャンアームと、上記ノズルスキャンアームを移動させる
ノズルスキャン機構とを備えるように構成される。また
、リンス液を脱気する機構を設けることもできる。
置は、半導体ウエハにレジスト塗布液を供給するレジス
トノズルとレジスト膜の周縁部を溶解除去するリンス液
を供給するリンスノズルを備えたレジスト塗布装置にお
いて、上記レジストノズルおよびリンスノズルを隣接し
て収容し待機させるノズル待機機構と、上記レジストノ
ズルまたはリンスノズルを選択的に取り出すノズルスキ
ャンアームと、上記ノズルスキャンアームを移動させる
ノズルスキャン機構とを備えるように構成される。また
、リンス液を脱気する機構を設けることもできる。
【0008】
【作用】本発明においては、ノズル待機機構にレジスト
ノズルおよびリンスノズルを隣接して収容し、これらを
ノズルスキャンアアームが選択的に取り出し、ノズルス
キャン機構がノズルスキャンアームを移動させ、半導体
ウエハ上にレジスト液およびリンス液を選択的に供給す
る。従って、ノズル待機機構やノズルスキャン機構ある
いはノズルスキャンアームを共用することができるので
、構造を簡単にすることができる。、
ノズルおよびリンスノズルを隣接して収容し、これらを
ノズルスキャンアアームが選択的に取り出し、ノズルス
キャン機構がノズルスキャンアームを移動させ、半導体
ウエハ上にレジスト液およびリンス液を選択的に供給す
る。従って、ノズル待機機構やノズルスキャン機構ある
いはノズルスキャンアームを共用することができるので
、構造を簡単にすることができる。、
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のレジスト塗布装置
を上から見た説明図である。図1において、21はレジ
スト塗布装置、22はチャックトップ22aに吸着固定
した半導体ウエハ、23は回転する半導体ウエハ22の
遠心力によって振り切られるレジスト液およびリンス液
が外部に飛散するのを防止するカップ、24はノズルス
キャンアーム25を移動させるノズルスキャン機構、2
5はリンスノズル27とレジストノズル28とを選択的
に取り出すノズルスキャンアーム、26はリンスノズル
27とレジストノズル28とを収容するとともに、ノズ
ル先端部が乾燥しないように対処するノズル待機機構、
27はリンスノズル、28はレジストノズルである。
を上から見た説明図である。図1において、21はレジ
スト塗布装置、22はチャックトップ22aに吸着固定
した半導体ウエハ、23は回転する半導体ウエハ22の
遠心力によって振り切られるレジスト液およびリンス液
が外部に飛散するのを防止するカップ、24はノズルス
キャンアーム25を移動させるノズルスキャン機構、2
5はリンスノズル27とレジストノズル28とを選択的
に取り出すノズルスキャンアーム、26はリンスノズル
27とレジストノズル28とを収容するとともに、ノズ
ル先端部が乾燥しないように対処するノズル待機機構、
27はリンスノズル、28はレジストノズルである。
【0010】上記の構造を具体的に説明すると、図2乃
至図4において、内部に溶剤31を充満する容体状のノ
ズル待機機構26の上部に3個のレジストノズル28を
収容する開口部29と1個のリンスノズル27を収容す
る開口部30を設けている。このノズル待機機構26は
、シリンダーあるいはモータ駆動するボールスクリュウ
等の進退機構によりを図1中における矢印のように移動
可能に設けられて、ノズルスキャンアーム25が所望の
ノズルを握持するように設けている。
至図4において、内部に溶剤31を充満する容体状のノ
ズル待機機構26の上部に3個のレジストノズル28を
収容する開口部29と1個のリンスノズル27を収容す
る開口部30を設けている。このノズル待機機構26は
、シリンダーあるいはモータ駆動するボールスクリュウ
等の進退機構によりを図1中における矢印のように移動
可能に設けられて、ノズルスキャンアーム25が所望の
ノズルを握持するように設けている。
【0011】レジストノズル28は、ホルダ32とレジ
スト供給パイプ33とノズルチップ34と下部に保持筒
35aを有する保持部35よりなる。また、リンスノズ
ル27は、ホルダ36とリンス液供給パイプ37と注出
針38と下部に保持筒39aを有する保持部39よりな
る。この場合、供給パイプ37より溶剤を注入するので
、リンスノズル27をノズル待機機構26に装着した状
態で溶剤を注入すると、ノズル待機機構26の内部に溶
剤を充満するための供給路を共用することができる。 更に、ノズル待機機構26には、保持筒35a、39a
を挿入して位置決めするための位置決め孔40、41を
設けている。
スト供給パイプ33とノズルチップ34と下部に保持筒
35aを有する保持部35よりなる。また、リンスノズ
ル27は、ホルダ36とリンス液供給パイプ37と注出
針38と下部に保持筒39aを有する保持部39よりな
る。この場合、供給パイプ37より溶剤を注入するので
、リンスノズル27をノズル待機機構26に装着した状
態で溶剤を注入すると、ノズル待機機構26の内部に溶
剤を充満するための供給路を共用することができる。 更に、ノズル待機機構26には、保持筒35a、39a
を挿入して位置決めするための位置決め孔40、41を
設けている。
【0012】図5及び図6において、ノズルスキャン機
構24は、シリンダーあるいはモータ駆動するボールス
クリュウ等の進退機構によりを図中における矢印のよう
に移動可能に設けられ、かつ上下動可能に設けられて、
ノズルスキャンアーム25が握持したノズルを半導体ウ
エハ22の上方に移動させるように設けている。このノ
ズルスキャンアーム25の先端部にノズルの保持部35
、39を握持する握持部42を設け、この握持部42は
、シリンダ等の駆動機構により握持できるように設けら
れている。
構24は、シリンダーあるいはモータ駆動するボールス
クリュウ等の進退機構によりを図中における矢印のよう
に移動可能に設けられ、かつ上下動可能に設けられて、
ノズルスキャンアーム25が握持したノズルを半導体ウ
エハ22の上方に移動させるように設けている。このノ
ズルスキャンアーム25の先端部にノズルの保持部35
、39を握持する握持部42を設け、この握持部42は
、シリンダ等の駆動機構により握持できるように設けら
れている。
【0013】このレジスト塗布装置において、半導体ウ
エハ22にレジストを塗布する場合はノズルスキャンア
ーム25はノズル待機機構26に収容されたレジストノ
ズル28を選択的に取り上げ、ノズルスキャン機構24
によってノズルスキャンアーム25を半導体ウエハ22
の中央まで移動させ、その位置に於いてレジスト溶液を
半導体ウエハ22に滴下する。そして半導体ウエハ22
は高速で回転させられてレジスト液は半導体ウエハ22
の全面に一様に塗布され、半導体ウエハ22上にレジス
ト膜が形成される。
エハ22にレジストを塗布する場合はノズルスキャンア
ーム25はノズル待機機構26に収容されたレジストノ
ズル28を選択的に取り上げ、ノズルスキャン機構24
によってノズルスキャンアーム25を半導体ウエハ22
の中央まで移動させ、その位置に於いてレジスト溶液を
半導体ウエハ22に滴下する。そして半導体ウエハ22
は高速で回転させられてレジスト液は半導体ウエハ22
の全面に一様に塗布され、半導体ウエハ22上にレジス
ト膜が形成される。
【0014】レジスト膜形成後、ノズルスキャンアーム
25はレジストノズル28を再びノズル待機機構26に
待機させる。リンス液を噴射する場合は、まずノズルス
キャンアーム25はノズル待機機構26に収容されたリ
ンスノズル27を選択的に取り上げる。その後ノズルス
キャン機構24はノズルスキャンアーム25を半導体ウ
エハ22の周辺の内周部に移動させ、そこの位置に於い
てリンス溶液を半導体ウエハ22に噴射し、半導体ウエ
ハ22の周辺に塗布されたレジスト膜を溶解し剥離する
。なお、使用していないノズルをノズル待機機構中でノ
ズルが乾燥しないように対処すれば、レジスト液および
リンス液が乾燥することがないので、粘度が変化せず一
様なレジスト膜が得られ、塗布むらが発生しないように
できる。
25はレジストノズル28を再びノズル待機機構26に
待機させる。リンス液を噴射する場合は、まずノズルス
キャンアーム25はノズル待機機構26に収容されたリ
ンスノズル27を選択的に取り上げる。その後ノズルス
キャン機構24はノズルスキャンアーム25を半導体ウ
エハ22の周辺の内周部に移動させ、そこの位置に於い
てリンス溶液を半導体ウエハ22に噴射し、半導体ウエ
ハ22の周辺に塗布されたレジスト膜を溶解し剥離する
。なお、使用していないノズルをノズル待機機構中でノ
ズルが乾燥しないように対処すれば、レジスト液および
リンス液が乾燥することがないので、粘度が変化せず一
様なレジスト膜が得られ、塗布むらが発生しないように
できる。
【0015】また、図7は、レジスト除去の精度を向上
させるためにレジスト溶剤(リンス液)中の気泡を脱気
するための方法を説明した図であり、43はリンスノズ
ル27から吐出されるリンス液の量を調整する空気式自
動制御弁、44はリンス液45を貯蔵するタンク、46
は液面を一定に保つための液面センサ、47は3方弁、
48はガス供給パイプ、49は吸引パイプである。本例
においては、真空吸引ポンプを使用することなく、エア
ーを供給することによって真空吸引可能な真空吸引器(
商品名エジェクタ)50を用いることにより従来起きて
いた気泡等の吸引によるポンプの損傷を防止している。
させるためにレジスト溶剤(リンス液)中の気泡を脱気
するための方法を説明した図であり、43はリンスノズ
ル27から吐出されるリンス液の量を調整する空気式自
動制御弁、44はリンス液45を貯蔵するタンク、46
は液面を一定に保つための液面センサ、47は3方弁、
48はガス供給パイプ、49は吸引パイプである。本例
においては、真空吸引ポンプを使用することなく、エア
ーを供給することによって真空吸引可能な真空吸引器(
商品名エジェクタ)50を用いることにより従来起きて
いた気泡等の吸引によるポンプの損傷を防止している。
【0016】図7においてリンスノズル27から噴射さ
れるリンス液に気泡が含まれていると、リンス液吐出時
に噴出流が広がるのでレジストのカット状態が悪くなる
。また、リンス液中の気泡がウエハの中心部に向かって
飛散しレジスト膜に付着する。さらに、リンスノズルの
動作休止時にリンス噴射ノズルの先端からリンス液がボ
タ落ちし易く易くなる等の弊害があった。これらの弊害
を除去するために、図7に示す方法によりリンスノズル
から吐出されるリンス液に気泡を含まないような構成が
取られている。
れるリンス液に気泡が含まれていると、リンス液吐出時
に噴出流が広がるのでレジストのカット状態が悪くなる
。また、リンス液中の気泡がウエハの中心部に向かって
飛散しレジスト膜に付着する。さらに、リンスノズルの
動作休止時にリンス噴射ノズルの先端からリンス液がボ
タ落ちし易く易くなる等の弊害があった。これらの弊害
を除去するために、図7に示す方法によりリンスノズル
から吐出されるリンス液に気泡を含まないような構成が
取られている。
【0017】すなわち、リンス液供給時には3方弁47
をガス供給パイプ48に切り替えてN2ガスをガス供給
パイプ48から供給しタンク44中のリンス液45を空
気式自動制御弁43を介してリンスノズル27から圧送
により吐出する。リンス液供給休止時には空気式自動制
御弁43を閉じるとともに、3方弁47を吸引パイプ4
9に切り替えて真空吸引器(商品名エジェクタ)50を
介してタンク44を減圧することによってリンス液45
中の気泡を除去する。
をガス供給パイプ48に切り替えてN2ガスをガス供給
パイプ48から供給しタンク44中のリンス液45を空
気式自動制御弁43を介してリンスノズル27から圧送
により吐出する。リンス液供給休止時には空気式自動制
御弁43を閉じるとともに、3方弁47を吸引パイプ4
9に切り替えて真空吸引器(商品名エジェクタ)50を
介してタンク44を減圧することによってリンス液45
中の気泡を除去する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レジストノズルおよびリンスノズルを隣接して待機させ
、これらのノズルをノズルスキャンアームによって選択
的に取り替えて使用する。したがって、本発明において
はノズルスキャンアームおよびノズルスキャン機構が1
個で済むので、装置の構成が簡単になる。また、レジス
トノズルの移動、停止動作をプログラムによって精度よ
く可変させることができるので精度よくレジスト膜を除
去できる。また、リンスノズルは通常先端が細く機械的
強度が小さいためノズル待機機構に収容することにより
、メンテナンス時に誤って人が触れたりしてリンスノズ
ルが変形することを防止できる。また、レジストノズル
をレジスト溶剤の中に待機させて置く場合、リンスノズ
ルから溶剤を供給させて使用できるので雰囲気形成用の
溶剤供給機構を別に設ける必要はない。
レジストノズルおよびリンスノズルを隣接して待機させ
、これらのノズルをノズルスキャンアームによって選択
的に取り替えて使用する。したがって、本発明において
はノズルスキャンアームおよびノズルスキャン機構が1
個で済むので、装置の構成が簡単になる。また、レジス
トノズルの移動、停止動作をプログラムによって精度よ
く可変させることができるので精度よくレジスト膜を除
去できる。また、リンスノズルは通常先端が細く機械的
強度が小さいためノズル待機機構に収容することにより
、メンテナンス時に誤って人が触れたりしてリンスノズ
ルが変形することを防止できる。また、レジストノズル
をレジスト溶剤の中に待機させて置く場合、リンスノズ
ルから溶剤を供給させて使用できるので雰囲気形成用の
溶剤供給機構を別に設ける必要はない。
【図1】本発明の一実施例のレジスト塗布装置を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明のレジストノズルおよびリンスノズルの
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明のノズル待機機構の断面図である。
【図4】本発明のノズル待機機構の断面図である。
【図5】本発明のレジスト塗布装置を示す一部切欠き拡
大平面図である。
大平面図である。
【図6】本発明のレジスト塗布装置を示す一部切欠き拡
大正面図である。
大正面図である。
【図7】本発明のレジスト塗布装置におけるリンス液の
脱気方法を示す説明図である。
脱気方法を示す説明図である。
【図8】従来技術におけるレジスト塗布装置の一例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】従来技術におけるレジスト塗布装置の他の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
21 レジスト塗布装置
22 半導体ウエハ
23 カップ
24 ノズルスキャン機構
25 ノズルスキャンアーム
26 ノズル待機機構
27 リンスノズル
28 レジストノズル
Claims (2)
- 【請求項1】半導体ウエハにレジスト塗布液を供給する
レジストノズルとレジスト膜の周縁部を溶解除去するリ
ンス液を供給するリンスノズルを備えたレジスト塗布装
置において、上記レジストノズルおよびリンスノズルを
隣接して収容し待機させるノズル待機機構と、上記レジ
ストノズルまたはリンスノズルを選択的に取り出すノズ
ルスキャンアームと、上記ノズルスキャンアームを移動
させるノズルスキャン機構とを備えたことを特徴とする
レジスト塗布装置。 - 【請求項2】前記リンス液を脱気する機構を設けたこと
を特徴とする請求項1記載のレジスト塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3040452A JP3016211B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | レジスト処理装置 |
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