JPH10294261A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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JPH10294261A
JPH10294261A JP10180297A JP10180297A JPH10294261A JP H10294261 A JPH10294261 A JP H10294261A JP 10180297 A JP10180297 A JP 10180297A JP 10180297 A JP10180297 A JP 10180297A JP H10294261 A JPH10294261 A JP H10294261A
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JP
Japan
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cleaning
spin chuck
semiconductor wafer
photoresist
resist coating
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Application number
JP10180297A
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English (en)
Inventor
Shuji Akune
秀志 阿久根
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハを真空吸着する基板ホルダの洗
浄に伴う稼働率低下を抑制したレジスト塗布装置を提供
する。 【解決手段】 レジスト塗布装置のスピンコート部1
に、スピンチャック11を洗浄するブラシ51aと、ア
セトンおよびN2 ガスを噴出させる噴出口を有する洗浄
ヘッド部51と、洗浄ヘッド部51に接続する洗浄アー
ム52と、洗浄アーム52を垂直方向および水平方向に
移動させる駆動部53と、アセトンの噴出制御、N2
スの噴出制御および駆動部53の駆動制御をする制御部
54とを有して構成される自動スピンチャック洗浄装置
50を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレジスト塗布装置に
関し、さらに詳しくは、スピンコート部に、半導体ウェ
ハを真空吸着させるスピンチャックの自動洗浄機構を付
加したレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程で用いられるレジ
スト塗布装置は、半導体ウェハを基板ホルダ、所謂スピ
ンチャックに載置し、その後半導体ウェハを真空吸着
(真空チャック)により吸着させた後、フォトレジスト
を滴下し、その後スピンチャックを高速回転させ、遠心
力でフォトレジストを広がらせ、半導体ウェハ上全面に
フォトレジストを均一に塗布する、所謂スピンコーティ
ング法を用いて半導体ウェハ上にフォトレジストを塗布
する。
【0003】一般のレジスト塗布装置は、露光装置と連
結されて使用され、フォトレジスト塗布前の半導体ウェ
ハは、半導体ウェハを多数収納したウェハキャリアが載
置されるローデング部のウェハキャリアからウェハ搬送
系により搬送されて、スピンコート部に送られ、更にス
ピンコート部よりフォトレジストのプレベーク部に送ら
れ、その後プレベーク部より露光装置へと送られる構成
となっている。このレジスト塗布装置におけるスピンコ
ート部の従来例を、図3および図4を参照して説明す
る。
【0004】レジスト塗布装置のスピンコート部1は、
図3に示すように、半導体ウェハ10を真空チャック
し、モータ13により回転するスピンチャック11と、
スピンチャック11と連結した回転軸12と、モータ1
3と、半導体ウェハ10を真空チャックするための排気
ポンプ14と、スピンチャック11外の周辺部に設置さ
れ、遠心力により飛散するフォトレジスト等を受けとる
カップ15と、フォトレジストを半導体ウェハ10上に
滴下する際、半導体ウェハ10の中央上方部に移動して
くるフォトレジスト用ノズル16で概略構成されてい
る。
【0005】スピンチャック11の表面構造は、図4に
示すように、円形の真空チャック溝部11bとこの真空
チャック溝部11bと交叉する十字状の真空チャック溝
部11cが設けられ、この十字状の真空チャック溝部1
1cの中央がスピンチャック11中心部の排気孔11a
に接続した構造となっている。半導体ウェハ10のスピ
ンチャック11への真空チャックは、排気管18の途中
に設けられたバルブ19が開き、スピンチャック11表
面に設けられた真空チャック溝部11bに接続している
スピンチャック11中心部の排気孔11a、回転軸12
の排気孔12a、回転軸12の周囲に、回転軸12の回
転を妨げないように取り付けられたバキュームチャック
17の排気孔17aおよび排気管18を通した、排気ポ
ンプ14の排気により行われる。
【0006】カップ15の底部には、飛散したフォトレ
ジストを集めて排出する廃液配管20と、遠心力により
飛散したフォトレジストで、半導体ウェハ10周辺の雰
囲気に浮遊するレジストやリンス液の微粒子が半導体ウ
ェハ10に再付着するのを防止するため、半導体ウェハ
10周辺の雰囲気を下方に流す、排気系の排気管21と
が取り付けられている。
【0007】半導体ウェハ10の上方にあるフォトレジ
スト用ノズル16は、フォトレジスト用の配管23を介
して、フォトレジストの滴下量を制御するバルブ22に
接続されており、配管23途中より分岐した場所には、
フォトレジストを半導体ウェハ10上に滴下後、フォト
レジスト用ノズル16先端のフォトレジストを供給側に
引き戻し、半導体ウェハ10上へのフォトレジストのボ
タ落ちを防ぐためのサックバック部24が接続されてい
る。
【0008】上記のレジスト塗布装置のスピンコート部
におけるフォトレジストの塗布動作は、まず半導体ウェ
ハ10が、レジスト塗布装置の搬送系(図示省略)によ
って搬送され、スピンチャック11上に載置される。次
に、排気管18のバルブ19が開き、半導体ウェハ10
がスピンチャック11に真空チャックされる。その後、
配管23に接続したフォトレジスト用ノズル16が、駆
動部(図示省略)により水平方向に移動して、半導体ウ
ェハ10の中央部上方に設置され、その後バルブ22が
所定時間だけ開き、フォトレジスト用ノズル16先端よ
り所定量のフォトレジストを半導体ウェハ10中央部に
滴下する。フォトレジスト滴下後、自動的にサックバッ
ク部24が動作して、フォトレジスト用ノズル16先端
のフォトレジストを供給側に引き戻す。その後フォトレ
ジスト用ノズル16は、駆動部(図示省略)により水平
方向に移動して、半導体ウェハ10の中央部上方の位置
より元の位置に戻る。
【0009】次に、モータ13によりスピンチャック1
1が回転し、半導体ウェハ10上にほぼ均一な所定膜厚
のフォトレジストを塗布した後、スピンチャック11の
回転が停止する。その後、排気管18のバルブ19が閉
じ、半導体ウェハ10のスピンチャック11による真空
チャックが解除される。更にその後、フォトレジストが
塗布された半導体ウェハは、レジスト塗布装置の搬送系
(図示省略)により、スピンコート部1よりプレベーク
部に搬送され、プレベーク後は、また搬送系により、露
光装置へと送られる。
【0010】上述したスピンコート部1のスピンチャッ
ク11に半導体ウェハ10を真空チャックする際、スピ
ンチャック11表面にダストやフォトレジスト等が付着
していると、半導体ウェハ10の真空チャックが不完全
となり、スピンチャック11が回転で半導体ウェハ10
がスピンチャック11から離脱して、半導体ウェハ10
を破損させたり、カップ15に触れて半導体ウェハ10
を汚染させたりする。また、ダストが固いものである
と、半導体ウェハ10を真空チャックする際、半導体ウ
ェハ10が割れてしまう虞もある。更に、スピンチャッ
ク11表面に付着したフォトレジストが半導体ウェハ1
0裏面に転写される形で付着すると、ベルト搬送による
搬送系が使用される場合に搬送ベルトにフォトレジスト
が付着して、搬送系の故障の原因となったり、レジスト
塗布装置に接続された露光装置の搬送系等の故障の原因
となったりする。また、スピンチャック11表面からの
半導体ウェハ10裏面への汚染物は、後工程で半導体ウ
ェハ10に拡散し、半導体装置の製造歩留を低下させる
という問題もある。従来、上述した様な問題発生を抑制
するため、スピンチャック11をスピンコート部1より
取り外した後、スピンチャック11を洗浄する方法が採
られているために、レジスト塗布装置の稼働率低下とい
う問題が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した半
導体製造装置における問題点を解決することをその目的
とする。即ち本発明の課題は、半導体ウェハを真空チャ
ックするスピンチャックの洗浄に伴う稼働率低下を抑制
したレジスト塗布装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト塗布装
置は、上述の課題を解決するために提案するものであ
り、半導体ウェハを真空吸着する基板ホルダを有するレ
ジスト塗布装置において、基板ホルダを洗浄するブラシ
と、洗浄液および気体を噴出させる噴出口を有する洗浄
ヘッド部と、洗浄ヘッド部に接続する洗浄アームと、洗
浄アームを垂直方向および水平方向に移動させる駆動部
と、洗浄液の噴出制御、気体の噴出制御および駆動部の
駆動制御をする制御部とを有して構成される自動スピン
チャック洗浄装置を有することを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明によれば、レジスト塗布装置のスピ
ンチャックを洗浄する、上述した自動スピンチャック洗
浄装置によるスピンチャック洗浄が、自動的に行えるの
で、従来のようにスピンチャックをスピンコート部より
取り外した後、スピンチャックを洗浄する作業を行う必
要がない。従ってレジスト塗布装置の稼働率が向上す
る。また、上述した自動スピンチャック洗浄手段によ
り、スピンチャックの洗浄を定期的に行えば、スピンチ
ャック表面のダストやスピンチャック表面に付着したフ
ォトレジストによる真空チャックの不良に起因した、フ
ォトレジスト塗布時の半導体ウェハ破損を軽減でき、ま
た半導体ウェハ裏面へのスピンチャック部でのダスト付
着に起因する半導体装置の製造歩留の低下が軽減でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施の形態
例につき、添付図面を参照して説明する。なお従来技術
の説明で参照した図3および図4中の構成部分と同様の
構成部分には、同一の参照符号を付すものとする。
【0015】本実施の形態例は、半導体ウェハを真空吸
着する基板ホルダを有するレジスト塗布装置に本発明を
適用した例であり、これを図1および図2を参照して説
明する。ここで、図1はレジスト塗布装置のスピンコー
ト部1の概略図で、図2は、自動スピンチャック洗浄装
置50の洗浄ヘッド部51の概略図で、図2(a)は洗
浄ヘッド部51の概略断面図、図2(b)は、洗浄ヘッ
ド部51を下方より見た、概略平面図である。まず、レ
ジスト塗布装置のスピンコート部1の基本構成は、図1
に示すように、従来例のレジスト塗布装置のスピンコー
ト部1とほぼ同様なので、同様な部分の説明は省略し、
特徴部分の説明を詳述する。
【0016】スピンチャック11上に載置させた半導体
ウェハを真空チャックするための排気系は、スピンチャ
ック11の排気孔11aと、回転軸12の排気孔12a
と、バキュームチャック17の排気孔17aと、排気管
18と、バルブ19および排気ポンプ14にて構成され
ているが、この排気系の排気孔17aとバルブ19間の
排気管18には、スピンチャック11表面の洗浄時にス
ピンチャック11の排気孔11aより上方に気体、例え
ばN2 ガスを放出させるための配管31が接続され、こ
の配管31の途中にはバルブ30が設けられている。
【0017】スピンチャック11を洗浄する自動スピン
チャック洗浄装置50は、洗浄ヘッド部51と、洗浄ヘ
ッド部51に接続する洗浄アーム部52と、洗浄アーム
部52を垂直方向および水平方向に回転移動させる駆動
部53と、洗浄液の噴出制御、気体の噴出制御および駆
動部の駆動制御をする制御部54とで概略構成されてい
る。洗浄ヘッド部51には、洗浄液供給部(図示省略)
よりフォトレジスト等を溶解する洗浄液、例えばアセト
ンを送る、配管55が接続されており、この配管55の
途中には、制御部54によって制御されるバルブ56が
設けられている。また、洗浄ヘッド部51に気体、例え
ばN2 ガスを送り込むための配管57が、洗浄ヘッド部
51とバルブ56との間の配管55に接続する形で設け
られ、この配管57の途中には、制御部54によって制
御されるバルブ58が設けられている。
【0018】洗浄ヘッド部51は、図2(a)および図
2(b)に示すように、スピンチャック11の半径より
少し大きい長辺を持つ、中空部を持つ直方体状の噴出部
51bと、噴出部51bに取り付けられた洗浄用のフッ
素樹脂製繊維によるブラシ、例えばテフロン製繊維によ
るブラシ51aと、洗浄液、又はN2 ガスが送られてく
る配管55と接続する配管部51cとで構成されてい
る。直方体状の噴出部51bは、図2(b)に示すよう
に、噴出部51bの洗浄用のブラシ51aが噴出部51
bの長辺に沿って取り付けられていて、この洗浄用のブ
ラシ51aに平行する形で、口径の小さな複数の噴出口
51dが設けられている。なお、洗浄ヘッド部51の下
方にあるスピンチャック11の回転方向、例えば図2
(b)に示す矢印Cの回転方向とした時、噴出部51b
とブラシ51aとの位置関係は矢印C方向に噴出部51
b、次にブラシ51aの順とする。
【0019】洗浄アーム52は、洗浄ヘッド部51を支
持し、洗浄アーム52の駆動部53に接続していて、駆
動部53により、矢印Aに示すような垂直移動と矢印B
に示すような水平方向の回転移動をする。
【0020】次に、本発明の実施の形態例のレジスト塗
布装置における、スピンコート部1の動作について説明
する。まず、半導体ウェハへのフォトレジスト塗布前
に、スピンチャック11の洗浄を行う。この洗浄動作
は、まずモータ13を回転させ、N2 ガスの配管31に
取り付けられたバルブ30を開けて、N2 ガスをスピン
チャック11の排気孔11aよりスピンチャック11表
面の上方に放出させる。このN2 ガスのスピンチャック
11表面上方への放出により、後述する洗浄ヘッド部5
1によるスピンチャック11の洗浄時に、真空チャック
の排気系である、排気口11a、12aや排気管18等
にアセトン等の洗浄液の流入を防止する。
【0021】次に、制御部54によりスピンチャック1
1の洗浄開始の指示を出す。洗浄開始の指示で、制御部
54より駆動部53に信号が送られ、駆動部53が動作
して、洗浄アーム52を水平方向に回転移動(矢印Bの
移動)し、スピンコート部1のカップ15の外側にあっ
た洗浄ヘッド部51がスピンチャック11の上方に移動
し、その後洗浄アーム52が下方向に移動(矢印Aの移
動)する。上記の洗浄アーム52の下方向の移動が開始
されると、洗浄ヘッド部51にアセトンを送り込む配管
55のバルブ56を開くための信号が制御部54よりバ
ルブ56に送られ、バルブ56が開いて、洗浄ヘッド部
51の噴出口51dよりアセトンがスピンチャック11
表面に向かって噴出し始める。
【0022】洗浄アーム52が下方向に移動し、洗浄ヘ
ッド部51のブラシ51aがスピンチャック11に接す
る位置で、洗浄アーム52の下方向への移動は停止す
る。この状態において、回転しているスピンチャック1
1表面は、アセトン溶液とブラシ51aにより洗浄が行
われる。アセトン溶液とブラシ51aによる所定時間の
洗浄後、制御部54より信号が駆動部53に送られ、駆
動部53が動作し、洗浄アーム52が上方向に移動(矢
印Aの移動)する。この洗浄アーム52の上方向への移
動が開始し、ブラシ51aがスピンチャック11から離
れると、制御部54よりバルブ56およびバルブ58に
信号が送られ、バルブ56が閉じ、バルブ58が開き、
洗浄ヘッド部51の噴出口51dよりN2 を噴出させ、
スピンチャック11表面の洗浄液の乾燥およびダストの
吹き飛ばしを行う。
【0023】洗浄アーム52が上方向に移動し、所定の
位置になった時点で、制御部54よりバルブ58に信号
が送られ、バルブ58が閉じる。その後洗浄アーム52
が水平方向に回転移動(矢印Bの移動)し、スピンコー
ト部1のカップ15の外側の洗浄アーム52の元の位置
に戻る。その後、N2 ガスの配管31に取り付けられた
バルブ30を閉じ、モータ13の回転を停止させる。な
お、上述したスピンチャック11の洗浄プロセスにおい
ては、バルブ30の動作やモータ13の動作を制御部5
4からの信号指示で行わなかったが、バルブ30の動作
やモータ13の動作も制御部54からの信号指示で動作
する構成としてもよい。
【0024】上述したスピンチャック11の洗浄終了後
に、従来例と同様にして、半導体ウェハをスピンチャッ
ク11上に載置し、真空チャックを行い、フォトレジス
ト用ノズル(図3参照)を半導体ウェハの中央部上方に
移動させ、フォトレジストを半導体ウェハ上に滴下し、
スピンチャック11を回転させてフォトレジストを塗布
する。
【0025】上述した自動スピンチャック洗浄装置50
を設けたレジスト塗布装置によれば、フォトレジストを
塗布しようとする所定数量の半導体ウェハ(単位ロッ
ト)毎にフォトレジストの塗布前にスピンチャック11
の洗浄を行う等の、定期的洗浄が容易となり、スピンチ
ャック表面のダストやスピンチャック表面に付着したフ
ォトレジストによる真空チャックの不良に起因した、フ
ォトレジスト塗布時の半導体ウェハ破損を軽減でき、ま
た半導体ウェハ裏面へのスピンチャック部でのダスト付
着に起因する半導体装置の製造歩留の低下が軽減でき
る。また、上述したレジスト塗布装置は、従来のように
スピンコート部1よりスピンチャック11を取り外した
後、スピンチャック11の洗浄作業をするものに比べ、
レジスト塗布装置の稼働率が向上する。
【0026】以上、本発明を実施の形態例により説明し
たが、本発明はこの実施の形態例に何ら限定されるもの
ではない。例えば、本発明の実施の形態例では、洗浄ヘ
ッド部に取り付けたブラシをテフロン製の繊維によるブ
ラシとしたが、使用する洗浄液によっては、ナイロン等
の樹脂製繊維によるブラシでもよい。また、本発明の実
施の形態例では、洗浄液にアセトンを用いて説明した
が、シンナー等のフォトレジストの溶剤を洗浄液として
もよい。その他、本発明の技術的思想の範囲内で、スピ
ンチャックの洗浄における、自動スピンチャック洗浄装
置の動作手順は適宜変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自動スピンチャック洗浄装置を設けたレジスト塗布装
置は、半導体ウェハを真空チャックするスピンチャック
の洗浄に伴う稼働率低下を抑制することができる。ま
た、本発明のレジスト塗布装置を半導体装置の製造に用
いれば、スピンチャックの定期的洗浄が容易となり、真
空チャックの不良による半導体ウェハの破損が軽減さ
れ、また半導体ウェハ裏面へのスピンチャック部でのダ
スト付着に起因する半導体装置の製造歩留の低下が軽減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のレジスト塗布装置にお
ける、スピンコート部の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態例のレジスト塗布装置にお
ける、自動スピンチャック洗浄装置の洗浄ヘッド部の概
略図で、(a)は洗浄ヘッド部の概略断面図、(b)は
洗浄ヘッド部を下方より見た概略平面図である。
【図3】従来例のレジスト塗布装置における、スピンコ
ート部の概略図である。
【図4】従来例のレジスト塗布装置における、スピンコ
ート部のスピンチャックの概略平面図である。
【符号の説明】
1…スピンコート部、10…半導体ウェハ、11…スピ
ンチャック、11a,12a,17a…排気孔、11
b,11c…真空チャック溝部、12…回転軸、13…
モータ、14…排気ポンプ、15…カップ、16…フォ
トレジスト用ノズル、17…バキュームチャック、1
8,21…排気管、19,22,30,56,58…バ
ルブ、20…廃液配管、23,31,55,57…配
管、24…サックバック部、50…自動スピンチャック
洗浄装置、51…洗浄ヘッド部、51a…ブラシ、51
b…噴出部、51c…配管部、51d…噴出口、52…
洗浄アーム部、53…駆動部、54…制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハを真空吸着する基板ホルダ
    を有するレジスト塗布装置において、 前記基板ホルダを洗浄するブラシと、洗浄液および気体
    を噴出させる噴出口を有する洗浄ヘッド部と、 前記洗浄ヘッド部に接続する洗浄アームと、 前記洗浄アームを垂直方向および水平方向に移動させる
    駆動部と、 前記洗浄液の噴出制御、前記気体の噴出制御および前記
    駆動部の駆動制御をする制御部とを有して構成される自
    動スピンチャック洗浄装置を有することを特徴とするレ
    ジスト塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラシは、フッ素樹脂製繊維による
    ブラシであることを特徴とする、請求項1に記載のレジ
    スト塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液は、アセトンであることを特
    徴とする、請求項1に記載のレジスト塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記気体は、空気およびN2 ガスのう
    ち、いずれか一方のガスであることを特徴とする、請求
    項1に記載のレジスト塗布装置。
JP10180297A 1997-04-18 1997-04-18 レジスト塗布装置 Pending JPH10294261A (ja)

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